沖縄市議会 > 2004-03-25 >
03月25日-08号

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  1. 沖縄市議会 2004-03-25
    03月25日-08号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第276回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│   平成16年                              ││           沖縄市議会定例会会議録                ││   第276回                              ││                                      ││         平成16年3月25日(木)午前10時開議         │└──────────────────────────────────────┘議  事  日  程   第 8 号平成16年3月25日(木)                午前10時 開議第1 一 般 質 問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件(議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名) 1 番 小 浜 守 勝 議員    16 番 江 洲 眞 吉 議員 2 番 仲宗根   弘 議員    17 番 宮 城 一 文 議員 3 番 仲 眞 由利子 議員    18 番 新 垣 萬 徳 議員 4 番 瑞慶山 良一郎 議員    19 番 内 間 秀太郎 議員 5 番 花 城 貞 光 議員    20 番 大 嶺 秀 光 議員 6 番 阿多利   修 議員    21 番 新 田 保 友 議員 7 番 浜比嘉   勇 議員    22 番 島 袋 勝 元 議員 8 番 喜 納 勝 範 議員    23 番 仲宗根 義 尚 議員 9 番 仲 村 未 央 議員    24 番 仲宗根 国 夫 議員10 番 玉 城 デニー 議員    25 番 新 里 八十秀 議員11 番 島 袋 邦 男 議員    26 番 照 屋 寛 徳 議員12 番 桑 江 朝千夫 議員    27 番 比 嘉 清 吉 議員13 番 喜友名 朝 清 議員    28 番 普久原 朝 勇 議員14 番 照 屋   馨 議員    29 番 棚 原 八重子 議員15 番 与那嶺 克 枝 議員    30 番 池 原 秀 明 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (な し)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名市  長    仲宗根 正 和    市民部長   根路銘 一 郎助  役    高 良   武    福祉部長   山 下   泉収入役     山 田   勝    経済文化部長 平 良 正 吉総務部次長   伊志嶺 和 成    建設部長   新 城 清 弘                 総務部次長   仲宗根 義 勝    東部海浜   渡 口 正 美                   開発局長総務部副参事  仲宗根 秀 雄    水道局長   冨 里 隆 也兼総務課長企画部長    上 原 秀 雄    水道局部長  具志堅 康 秀企画部参事   石 川 盛 弘    消防長    亀 浜 朝 雄企画部参事   内 間 安 彦    教育長    渡嘉敷 直 勝企画部参事兼  島 袋 芳 敬    教育部長   津波古   保振興開発室長     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名事務局次長  喜 瀬 照 夫    議事課長補佐  久 高 久 雄                  兼調査係長議事課長   平 田 嗣 巳    議事係長    盛 島 秀 紀 ○浜比嘉勇議長 おはようございます。これより本日の会議を開きます。 本日の出席議員数、29名であります。23番 仲宗根義尚議員が遅刻の届けが出ております。従いまして、29名で会議を開きます。 本日は議事日程第8号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 仲宗根国夫議員。 ◆仲宗根国夫議員 おはようございます。一般質問をトップバッターで行います。これまで、昭和57年ですね市会議員に当選して以来、今日まで22年間、最後の一般質問になると思うんで一つよろしくお願いしたいと思います。 会場には最愛の女房が来ています。そして今日は胡屋自治会、それから同級生、皆、思いを込めて、特に自治会では胡屋公民館の建設が大きな課題になっておりまして、市長のしっかりとした答弁を引き出すために応援に来ていただいた次第であります。 質問に入る前にちょっと私見を述べますが、今定例会は三位一体に始まって、三位一体に終わる議会じゃないかなと思っております。小泉総理の三位一体改革ということは、地方公共団体を始め、国を揺るがすほどの大パニックに陥り、沖縄県でも連日新聞を、マスコミを騒がしております。三位一体改革は地方分権の理念の下、税源移譲による税源配分の抜本的な見直しを主軸に、国庫補助負担金の廃止、縮減及び地方交付税の見直しを一体に進めようとしているものであると言われております。 ところが三位一体の語源というのは、聖書の中にございますキリスト教で父なる神、子なるキリスト、そしてよみがえった聖霊としてのキリストが宿る聖霊、これが三位一体、一体のものであるという教理でございまして、完全なる三位一体というのは神を現すということを女房に調べていただきました。 それでは通告に従いながら、一般質問を行います。まず1番目、三位一体改革について、お伺いします。 日米地位協定の改定については、県知事の稲嶺さんを先頭に全国的な運動となっており、市長も一生懸命やるということで、この件は取り下げます。 三位一体改革について、お伺いをいたします。沖縄市議会は今定例会で意見書第17号として三位一体改革に伴う地方交付税の削減に反対する意見書を全会一致で採択いたしました。一方、県議会でも昨日、国と地方財政の三位一体改革が地方の痛みだけを先行させているとして軽減と税源移譲要求の意見書を全会一致で可決しております。最近の新聞紙上では依存財政型の沖縄県の窮状が連日のごとく報道されており、財源の基盤となる地方交付税国庫補助金の削減を受け、多くの市町村で歳入不足が生じるなど、非常事態下での予算編成を余儀なくされております。県内52市町村で財源負担が約 200億円増加し、県内自治体の当初予算案でも32市町村が減額編成、更に、47自治体が大幅な基金の取り崩しを行うなど、市長が代表質問の答弁でおっしゃっておられました「三位不一体の改革」だと、これが沖縄県民を直撃しているのはまぎれもない事実であります。 三位不一体の弊害は新聞紙上で見ますと、公共料金のアップ、市長を始め、議員や特別職の報酬カットなどを始め、一般職の職員の給料にもメスをいれた市町村もあるようです。更には、各種手当てのカット、臨時職員の解雇、超勤の禁止、おまけに合併を視野に入れた特別補助金をもくろむ市町村でも2005年ですぐ赤字財政に陥るとの報道もございます。 そこでまず市長にお伺いをいたします。三位一体改革についての市長の見解をお示し下さい。 2番目、本市の財政への影響について、教えていただきたいと思います。 3番目、県内11市の財源不足の状況についても教えて下さい。 それから、4番目、三位一体改革は平成16年から平成18年までに国庫補助金 4兆円の削減を掲げておりますが、平成18年度までに正常なる予算が組めるような財源の移譲が出来るのか。当局の見解を示して下さい。 5番目、平成16年度から平成18年度までの経常収支比率、公債費比率、そして起債制限比率について、見込みの数字を教えていただきます。 (3)市町村合併については、市長が一貫して中部広域圏を統合した県都那覇市と匹敵する30万都市を目指したいと答弁がございました。私が議員になったときの、確か経済の2眼レフ構造というのが大きく取り上げられたんですが、今や那覇中心でございます。どうぞ30万都市を構築して、2眼レフ構想が再度、出てきますように、しっかり頑張っていただきたいと思います。 それでは三大プロジェクト事業について、お伺いをいたします。 まず、中城湾港泡瀬地区開発事業、すなわち東部海浜開発事業について、お伺いいたします。当事業の目的は中部圏経済の活性化、新たなる雇用の確保、集客性の高い観光や商業の拠点などで、平成12年12月公有水面埋立承認、いわゆる免許を取得しております。3カ年以上が経過した今、本格工事前の橋梁の工事でさえ、もたついております。 そこで、ズバリお伺いをいたします。一つ目、なぜ、第一次本格的埋立工事が遅れているのか。 2番目に、このままで推移しますと、第二次埋立計画は現在のままでは予想もつきません。当初の計画どおり、推移していけるのか、当局の見通しを教えて下さい。 3番目、地元優先発注について、お伺いいたします。私達の議会でも度々、地元優先発注の意見書採択をして参りましたが、その効力があまりないように見受けられるんですね。そこでまず国が工事主体となる東部海浜開発事業では、勢いゼネコン形式の発注になり、地元の建設事業関係のメリットのない事業にならないか、大変心配をしております。その対策について、当局でございましたら教えて下さい。 中の町A地区第一種市街地再開発事業について、お伺いをいたします。 当事業は、島田懇談会事業振興プロジェクトの一つとして、中の町ミュージックタウン整備事業として進められているわけでございますが、コザの音楽文化とアメリカの文化が一体となったチャンプルー文化が世界へと羽ばたいている現実を見ておりますと、コザの力、どんどん素晴らしい音楽家達が巣立っていくのが目に見えるようで、大変な期待をしている一人でございます。 そこで質問に入ります。一つ、平成16年3月1日、国土交通省から事業計画の認可が下りたわけですが、今後の計画について、具体的に教えて下さい。 二つ目、イメージ図を見ますと地上9階、そして地下1階の施設として、総事業費約 70億円で整備活用するわけなんですが、その中にございます公益施設、いわゆる音楽広場、それから、商業業務施設、それから、駐車場、この3ヶ所の運営、管理方法について教えて下さい。 ここでも地元優先発注が出て参ります。沖縄市と地域整備公団で進める再開発事業なんですが、国の三位一体改革では本当に公共工事もどんどん減少していく現状で、地元の企業が残れません。地元優先発注がここでも出来るかどうか、当局の見解をお聞かせ下さい。 次に、こども未来ゾーン整備事業について、お伺いいたします。沖縄市のみならず、全県民が大いに期待をし、子ども達の夢を乗せたこども未来ゾーンがいよいよ今年の4月15日、リニューアルオープンをいたします。県内でたった一つの本格的動物園も立派に整備する予定だと聞いており、多くの子ども達が体験学習をし、更には、動物とのふれあいで自然学習がなされ、子どもから大人まで全県民の期待を担ってオープンするわけですが、1点目、チルドレンズセンター、ワンダーミュージアムについては事業内容と有効活用方法について、お尋ねをします。 2点目、動物保護センターの建設計画。いわゆる、これは動物園舎の配置について、お尋ねをいたします。 現在の動物園は起伏が激しく、幼い子ども達にとりましては、危険な個所も多く、動物にとっても狭い環境で窮屈そうでございます。新しくやってくるゾウ2頭、これはインドからの寄付をいただいておりますが、ゾウ2頭の園舎を始め、ライオンやトラ、カバ、あるいはヒョウ、キリン等の再配置について、バリアフリー化も含めて建設計画を教えて下さい。 3点目、こども未来ゾーンの運営に対して、毎年毎年、チャリティー等でご寄付をいただいております。そういう方々のボランティアの団体の数と、それから、個人の数、そして活動内容について、教えて下さい。 4点目、地元胡屋自治会でも、この間、自治会長にお会いしましたら、青年会、婦人会、老人会を動員して、ボランティアで花いっぱい運動、又、大掃除等を計画し、積極的に応援をしたいという話をお伺いいたしました。それで胡屋自治会との連携について、どういう形でやられるのか。要望も含めてお伺いしたいと思います。 教育行政について、お伺いいたします。教育行政となっておりますが、経済文化部にも、市民部にもつながるかもしれませんので、よろしくお願いします。 最近のマスコミの報道を見ておりますと、実の父や母が我が子に食事を与えず、衰弱させて死に追いやったり、殴る、蹴るの虐待、ドメスティックバイオレンスですね。あるいはたばこ等を押しつけて108ヶ所も火傷を負わすという、実に常識では考えられないこのような事件が連日報道され、胸のはり裂ける思いをしているのは私一人じゃないと思います。人間の尊厳は生まれたときから幸せな家庭で十分な教育を受け、立派な社会人に育てるのが、私達親としての最低限の務めだと思っております。 そこで出来るだけ多くの子ども達に、いわゆる沖縄市がいろいろ援助をしてやっておられます事業について、ちょっとお伺いします。 平和大使について、これまでの実績について、教えて下さい。そして最初に送り出した平和大使がもう恐らく二十歳を超えていると思いますけれども、その平和大使としての事業を通して、どういう大人になっていっているのか。もし当局で答えられるのであれば教えて下さい。 それから小学校、中学校の交流事業について。これは沖縄市・米沢市小学生交流事業実施要綱について、掲げられておりますけれども、その内容と市の予算について、お尋ねします。どれ程の予算が使われているのか。 それから沖縄市・東海市中学生交流事業実施要綱について、これの事業内容、そして又、予算についてお尋ねをいたします。と申しますのは、長野県の南信州阿智村というところへ、視察費を使いまして今年の2月に視察に行って参りました。大変素晴らしい土地で、街でありまして、村長さん始め、議員の皆さん、助役の皆さん、議員は18名ですが、17名の方々が集まっていただいて、いろんな話を聞いて。そうすると、これは向こうの南信州新聞なんですが、「沖縄の児童らが冬を体験。阿智村を訪れ、スキーやそばを打ち、楽しむ」と。この子ども達の交流事業ですね。これを増やしていただけないのかと。これは大変な子ども達の生きた学習として、そして素晴らしい経験として生きてくると思いますので、これについて、これからも市長にどんどんお願いしたいんですが、阿智村の議員の皆さん、それから村長、助役含めて20名ほど、市長を表敬訪問したことがあると思います。どうぞ、その子ども達のために予算が組めるのかどうか、お伺いをしたいと思います。 建設行政について、お尋ねをいたします。シンボルロード、いわゆる庁舎前から県道20号線までの道路の拡幅について、お伺いいたします。どんどん進んでおりますけれども、用地取得及び物件補償の進捗状況について教えて下さい。 次に、完成までの具体的計画を教えて下さい。これは40メートルの道路拡幅をする予定だと聞いております。40メートル、そして、約150メートルですか、その間を休みの日には市民広場として交通遮断をして活用できるのか。それが出来るのであれば、沖縄市の今、フリーマーケットが問題になっております。そこの純然たる沖縄市内の方々がそこで月に1回、日曜日にフリーマーケットをすると。役所前でそういうような形が取れたら、活性化につながって行くんじゃないかなということでお伺いをしたいと思います。 次に、県道20号線の高原までの拡幅事業について、お尋ねいたします。事業認可の予定年を教えて下さい。そして物件補償、用地買収、工事着工の年次スケジュールを教えて下さい。 3番目に、国道329号沖縄バイパスについて、現在の進捗状況について、教えていただきたいと思います。 新炉建設について、お尋ねをいたします。現在、機種の選定について、委員会で論議をつくし、3月18日答申がなされたと伺っていますが、結果について、今、公表できるのであれば教えて下さい。 それから、新炉建設の進捗状況、今後の計画について、教えていただきたいと思います。これは迷惑施設だという位置付けでございますから、関係自治会等からの要望、そしてそれに対する還元方法が計画案がありましたら、教えていただきたいと思います。 それでは今日のメインの胡屋公民館建設について、お尋ねをいたします。どうぞ自治会長等、応援も沢山来ていますから、市長が市長である間に絶対に実現させるように、強く要望したいと思います。 胡屋の公民館は昭和33年に建設がなされ、およそ50年近くが経過をいたし、現在では冷房施設もなく、集会場の窓は至る所でガラスが割れ、夏は蒸し風呂状態、冬はその隙間から寒い風が入り放題で、代議委員会やその他の各種行事などで、大変な不便をかこっております。10年ほど前に防衛庁の9条予算で建設計画を立てたことはあるんですが、基本事業費の75パーセントしか補助金は貰えず、およそ 1億円の地域負担を余儀なくされ、いわゆる断念をした経緯がございます。那覇防衛施設局に提出されております建設計画書によりますと、平成17年は池原公民館、平成18、19年は学習等供用施設の補修工事、それから平成20年は海邦公民館、平成21年が諸見里公民館、平成22年に胡屋公民館の予定となっております。 しかしながら、これも予定の範囲を超えず、7、8カ年先の見通しは全く立っておりません。 そこで現在、胡屋に住んで、市長をなさっております仲宗根正和さんに提案をいたします。市長の勇気ある決断をいただき、ゴーサインをいただくならば、恐らく平成19年には建設が可能だと本員は信じておりますので、明快なご答弁をお願いいたします。 まず、現在の公民館跡地を公園として位置付けます。現在地には、恐らく樹齢100年以上だと思うんですが、名木に指定されておりますガジュマルやデイゴの木がございます。ですから当然、保全が義務づけられます。更に、現在地には信仰の対象として、地域の人はもとより、多くの県民が拝みに参ります歴史ある井戸、ミーガーと呼ばれている井戸がございます。これも当然、立派に保全する必要があるわけです。現在でも多くの方が拝みに参っております。よって、速やかに公園整備法による補助金を受け、現在の公民館土地・建物を買っていただきたい。 次に、胡屋郷友会からはメーヌマーチューと言うんですが、メーヌマーチューの土地を提供していただき、そこに先の土地・建物の物件補償費で胡屋公民館の建設を行うのであります。いとも簡単なことです。その際、メーヌマーチューにあるガジュマルも(仮称)胡屋公民館跡公園へ移設をすれば、益々、内容充実の解決策だと思います。 市長、出来る、出来ない。本音を聞きたいと思います。 そして関連して、部長にお伺いいたします。最短で実現をするための手続きを教えて下さい。これは都市計画決定有り、そしてローリング、いわゆる実施計画有り。それをちゃんと市の基本計画に則っていけば、平成19年には出来上がると思っているわけでございます。 そして又、法的に言う公園として多少狭くなるんですが、これはクリアできるかどうか。一つ、教えて下さい、そして国土交通省公園補助事業が復活できるか。教えていただきたいと思います。 第1回目の質問を終わります。 ○浜比嘉勇議長 市長。 ◎仲宗根正和市長 まず三位一体改革の問題につきましては、議員もご指摘の通り、全く三位一体になっていないというのが私の評価でございます。去った議会の意見書の中にも言われておりますけれども、交付税と臨時財政対策債で 15億 3,200万円減になっております。その中で特に、臨時財政対策債については、このように減額しますという話は全くなかったんですね。それが35パーセント台の削減になっている。これも全くなっていないわけでございます。 それから、国庫補助負担金が確か 3億 500万円の減ですけれども、8割は税で地方に返しますと言うんですが、それが 1億 9,000万円ですから約54パーセント程度なんですね。そういう面からすると、全く財務省の言いなりに、総務省あたり地方財政計画を作ったのではないかなということで、この件については議会の意見書も出ておりますし、又、各市町村、強力に国にこのような在り方は間違っていますよということを明確に申し上げておりますので、その運動を強力に展開することによって、平成16年度、その間違っている箇所の修正をしていただく、そういう努力が是非、必要だと考えている次第でございます。 あと、細かい数字等につきましては担当部局長の方から答弁をさせたいと思います。 それから、市町村合併の問題につきましては、一応、当面の合併特例法は平成17年ということになっていますけれども、これがあと5カ年くらい延長されるというふうな動きも現在ありますので、そういうものにのっかりながら、やはり広域的な視点で出来る限り幅広い合併、第2ラウンドの合併を考えていくべきではないかと、こういうふうな基本的な考え方を持っておりまして、その線に沿って強力に取り組んで参りたいというふうに考えている次第でございます。 三大プロジェクトの問題につきましては、こどもの国を始め、中の町、東部海浜、強力に今、取り組んでいるわけでございますが、特に東部海浜問題につきましては8月に工事が本格的に再開されるかどうかということが非常に大きな課題でございます。その件に向けまして現在、総合事務局にも強力に要請をしていますし、又、議会終わりましたら4月の早いうちに国土交通省、それから内閣府あたりにも参りまして、あるいは関係する国会議員とも会いまして、それが間違いなく8月に再開をされて、第1期工事の本格的な始動がされるという方向で努力をして参りたい、そのように考えております。現時点では第1期工事を強力に推進をする、そしてその暁に第2期工事に向けての第2ラウンドの策を講じていく。そういうふうなステップを踏むべきではなかろうかというふうに考えている次第でございます。 それから、5番目に阿智村との児童交流の問題もございますが、非常に大事なことでございますので、この件につきましては教育行政の中で是非、緻密な計画を練って対策を講じてもらうように今後、是非、教育長を通して取り組んで参りたいなと考えている次第でございます。 役所の庁舎前のシンボルロード、これは県道20号線の拡幅をやって貰うための一つのステップでございますので、これについても是非、平成18年度の完成を目指して強力に取り組んで参りたい、そのように考えております。 県道20号線につきましても、県の方では昨年の12月19日に都市計画決定をしました。そしてそれにつきましては、今年の2月の確か24日だったと思うんですが、国土交通大臣の認可もいただいております。ですから、平成17年度からは工事費が予算化されるように、その方向で全力を挙げて取り組んで参りたいというふうに考えている次第でございます。 更に、7番目の新炉建設につきましては、去った3月18日に委員長の正田先生にお越しいただきまして、答申をいただきました。これは中身につきましては、まず倉浜衛生施設組合の議会にご説明を申し上げるのが先でございますので、そのご説明を申し上げた後で一般には公表したい。このように考えておりますので、是非、ご理解お願いしたいと思います。 私共、北谷町、宜野湾市、沖縄市の3首長といたしましては、委員会のご答申の中身を最大限に尊重する、そういう基本的な姿勢を持っておりますことは、申し上げておきたいと思います。 それから、胡屋公民館の建設の問題でございますが、公民館建設の話をする前に、まず、現在の公民館の敷地、公民館の建物、その場所をどうするかということが基本ではなかろうかとこのように考えております。 議員もご指摘のように、現在の公民館の場所には名木ガジュマルもございます。それから、デイゴもございます。それから、これは終戦直後、胡屋全体が米軍の野戦病院であったときに、多くの方々がこの野戦病院でお世話になっております。そういう方々が今でもこの井戸を拝みに参っていると、そういう状況もあるようでございまして、そういう場所を今後、一般の方々が自由に使えるような場所にするということは非常に大事だと思っております。 ですから、まず公民館敷地と建物を出来る限り行政の方に譲っていただいて、その場所を多目的広場にする。公園という面では恐らく面積の面で、国土交通省の補助の対象にはならないと思いますので、行政の方に譲っていただいて多目的広場にして、そして、そこから公民館を撤去してもらう。 あとの問題は、これは地域との問題でございますので、公民館建設をいつやりたいか、これについてはまず現在の敷地を多目的広場にすることによって、次のステップとして考えていくべきだろうと、このように基本的には考えておりますので、是非、そのように地域でもまとめていただくようにお力添えをお願いしたいなというように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 残余の問題につきましては、各部長の方から答弁させますのでよろしくお願いいたします。 ○浜比嘉勇議長 企画部長。 ◎上原秀雄企画部長 1ページの(2)国の三位一体改革について、イについてございますが、只今、市長からご答弁がございましたが、仲宗根議員からも今日の混迷する地方行財政について、縷々ご心配され、ご指摘がございました。今日の地方財政の置かれている状況はかつてない厳しい財政運営を余儀なくされております。ある意味では危機的な状況下にあると言っても言い過ぎでは決してございません。これはご承知のとおりでございます。 平成16年度においては三位一体改革の影響を受け、地方交付税が前年度実績比較で 8億 5,300万円の減額、それから臨時財政対策債が 6億 7,900万円の減、又、国庫補助負担金の削減により 3億 500万円の減となり、合計で 18億 3,700万円の大幅な減収となりました。税源移譲として 1億 9,300万円の所得譲与税の移譲があり、差し引き 16億 4,400万円の財源不足となって、厳しい予算となっております。  本市はこれまで、このような大幅な削減はかつて経験したことがございませんでした。今後、予測される市民需用への対応、それから、事務事業の抜本的な見直しなど、これから増大する財政事情も踏まえまして、義務的経費の人件費、物件費、扶助費等の推移に多大な影響が出るものと考えております。 それから、ロについてでございますが、三位一体改革による県内11市の財政不足の状況ですが、先程、申し上げましたように沖縄市の財源不足が対前年度実績比較で約 16億 4,400万円となっておりまして、少ないところの市で 2億 4,300万円。大きいところの市で 31億 7,800万円。11市全ての市において三位一体改革による財源の大幅な削減等が生じております。その合計額が約 112億 6,000万円にのぼっております。 それから、ハについてでございますが、財源移譲による歳入の見通しにつきましては、平成18年度までに所得税から個人住民税への本格的な税源移譲を実施するということで予定されております。それまでの間の暫定措置として、平成16年度に税制改正がございまして、その一部を、使途を限定しない一般財源として、地方へ譲与する所得譲与税が出来ました。しかしながら、十分な財源移譲にはなっておりません。 それから、補助金カットによる影響ですが、平成18年度までに、概ね 4兆円の補助負担廃止、縮減等の改革をする予定でございますが、平成17年度以降につきましては、現段階では削減対象補助負担金が明確になっておりませんので、本市における影響額につきましても推測しかねる状況でございます。 ニについてでございますが、平成16年度当初予算の見込みで、経常収支比率が93.9パーセント、公債費比率が16.4パーセント、起債制限比率が12.2パーセントとなる見込みでございます。それから、平成17年度の経常収支比率が93.3パーセント、公債費比率が16.6パーセント、起債制限比率で12.7パーセントとなる予定でございます。平成18年度は経常収支比率が94.5パーセント、公債費比率が17.2パーセント、起債制限比率が13.3パーセントと見込んでおります。以上でございます。 ○浜比嘉勇議長 東部海浜開発局長。 ◎渡口正美東部海浜開発局長 おはようございます。質問事項の三大プロジェクトについて、東部海浜開発についてでございますが、市長の方からもお答えがございました。 そして現在、工事が遅れた理由というのがございましたので、その件について、お答えいたします。 この第1期の埋立工事につきましては、平成14年10月に海上工事が着工し、3月までは護岸架設橋梁等の工事が行われております。引き続き、トカゲハゼの保護期後の8月から工事再開を予定しているということの事業者の説明でございましたが、事業区内及びその周辺区域で新たに藻類・貝類等が発見されまして、その調査、保全措置等で事業者と県の環境部局の方で調整に時間を要しまして、工事が遅れたという理由でございます。その後、環境監視委員会等を経まして、先月、2月5日から架設橋梁の延長工事が始まっておりますが、護岸等の海上工事を行うためには汚濁防止膜等の展張工事が必要でございまして、その施工に約1ヶ月間かかるということ。又、4月までには汚濁防止膜を撤去しなきゃいけないということで、その撤去作業にも約1カ月かかるということで、今年度の海上工事は行われていません。そういうことでございます。 全体計画の実現性でございますが、その件についても市長の方からご答弁がございましたが、本事業計画は東部海浜の特性を活かしまして、余暇、文化、交流拠点等の集客性のある都市機能施設を導入しようということで、経済の活性化、新たな雇用の創出を図るという事業目的で、約185ヘクタールを全体を1件として公有水面埋立承認及び免許取得が行われております。現在、全体計画全体に第1工区から工事が行われているわけでござますが、第2工区につきましては、平成20年を予定しております。この間、社会経済状況の変化とか環境問題等に配慮しながら、柔軟に対応することが必要ということは県との共通認識でございまして、市長からもございましたとおり、第1工区の早期完成に向けて、全力を挙げていくということが確認されているところでございます。 あと、地元企業の発注については、又、後程、市長の方からお答えがございますが、現在、平成12年から平成14年度までの工事の受注状況を説明申し上げますと、全体で工事の発注受注件数18件ございます、その中で市内業者の受注でございますが、12社で12件、あと県内市外業者ですが、2社で3件ございます。大手の県外業者でございますが、JV4社で2件の受注と、あと1社で単独の受注がございます。以上でございます。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事。 ◎島袋芳敬企画部参事 まず、1ページの三大プロジェクトの中の、中の町市街地再開発事業について、お答えします。 今後の具体的な計画ということになるわけですが、これについては、これまで地域公団と基礎調査を進めて参ったわけですが、3月1日付で事業認可をいただいたということであります。今後、地権者が所有する商業業務テナントの誘致、同時に又、権利者が持っておられるその財産を新しいビルに、建物に置き換える権利変換計画、あるいはその計画の大臣認可をいただいて、建物の除去及び本工事の着工というふうな運びになります。 2点目の公益施設等の管理運営についてであります。基本的に今、考えていますのは公益施設については公設民営ということで考えております。これにつきましては、施設管理及び事業運営に関する調査を今現在、平成15年度、16年度でまとめる予定でありまして、公設民営を基本とするということで進めております。 更に、商業施設等については、それぞれ所有者がいますので、その所有者で構成する管理組合が詳細を決めることになるということであります。 3点目の地元優先の発注についてであります。これにつきましては、これまで沖縄商工会議所、あるいは沖縄市の建築事務所会等々から地域公団に対する要請、あるいは市長に対する要請もいただいてます。そういうことで施工者は地域公団であっても、地元の要望を十分伝えていくというふうに基本的には思っています。 それと、2ページのこども未来ゾーンについてであります。これまでいろいろ議会の皆様始め、いろいろご心配おかけしたところがありました。ただ幸い、平成16年4月15日ということで今、落成式の準備をしております。これについてはひとえに議会、更に市民、県民のご支援ご理解があったお陰で15日を迎えることが出来るということで、非常に感謝を申し上げます。 更に、この事業の途中において駐車場、更に多目的広場を整備したわけですが、その際に仲宗根国夫議員のご家族を始め、いろんなことでお世話になりました。この場を借りて感謝を申し上げます。 まず質疑の事業内容であります。今回、チルドレンズセンターであります。これにつきましてはITセンター、あるいは市民活動室、あるいは会議室ということで整備しております。基本的には運営財団が運営するわけでありますけれども、人材育成、特に人材育成というところで力を入れて、あとは相談事業、あるいは交流事業、3つの軸を柱に今、考えております。 それから、ワンダーミュージアムであります。これについては科学技術、あるいは芸術をテーマとしてワークショップを取り入れて体験学習をする場として整備をしております。口で説明するよりは4月15日にオープンしますので、是非、その中身をご覧になっていただきたいということでご要望申し上げます。 3点目の動物園。動物園は、特に保護センターというご質問と、それから、全体の計画というお話ですけれども、動物園につきましては大分老朽化していますので、一部、既に先行してやっているところもございますが、今後、動物保護センターにつきましては平成15年度、現在実施設計をまとめているところでありまして、平成16年度に工事をやる予定であります。その中身につきましては、傷病鳥獣保護、あるいは調理室、あるいは学習室。これまで動物園の学習室がなかったということで、これを主に整備していくということであります。 なお、バリアフリー化という問題もございましたが、全て100パーセントというわけにはいかないんですけれども、エレベーター設置とか、そういう形で車椅子でも動物園に入れるというふうな整備を目指しているところでございます。 更に、3点目にボランティア活動のご質問であります。これにつきましては、運営財団が新しく募集を行っておりまして、ご報告を受けているところでありますけれども、これは平成16年2月末現在で個人で124名、更に団体で2団体、更に、いろいろお聞きしますと、団体の方からいろいろ申し込みの予定もあるということを伺っております。なお、活動内容でありますけれども、園内の美化、あるいは展示物の作成、あるいは通訳、アドバイザー、指導員としての参加ということであります。 更に、ご質問があった、地域との連携であります。特に、所在地が胡屋地区ということで、私、自治会長さん始め、いろいろお願いをしているところですが、非常に自治会の方も全面的に協力したいということで伺っています。現在、4月15日のオープンに向けて園内はほぼ整備を終わっているところですが、今後、周辺道路含めて、自治会、あるいはボランティアの力を借りながら15日のオープンに向けて取り組んでいきたいというふうに思っていますのでよろしくお願いします。以上です。 ○浜比嘉勇議長 教育長。 ◎渡嘉敷直勝教育長 それでは2ページの市内小中高校生の県外派遣について、特に姉妹都市との交流等についてでございますが、現在、市内の小学生の交流としては、姉妹都市であります山形県の米沢市との交流が行われております。その概要ですが、沖縄市、米沢市とも小学校6年生で交流をして、年2回行っています。夏場は米沢市の方からこちら沖縄市に、冬はこちらから米沢市の方に出向いていきます。米沢市からは10名の児童が3泊4日でやってきます。冬場はこちら15校ありますので、7校、8校と隔年毎に、7校行く場合もありますし、8校の児童8名で行く場合もあるし、7名で行く場合もあるんですが、そういう隔年毎に分けて派遣をしています。7名行ったり、8名行ったりということになります。 それから、主な事業としましては、首里城の見学とか歓迎の夕べ、沖縄市児童による沖縄紹介、それから東南植物園の見学、各家庭引き取り交流、それから、海水浴体験、これは水納島あたりでやっています。それから、美ら海水族館の見学など、父母会主催のふれあい会、南部戦跡見学等が主なものとして夏場行われています。冬場、向こう米沢に行きましては、市長主催の歓迎レセプションとか、米沢市児童による米沢紹介、あるいは米沢の名所見学、ホームステイ、それから、スキー体験、父母会、教育委員会合同での送別会、こういった内容の事業を行っております。 これまで米沢市の交流の場合は平成元年から行われていまして、米沢市から150名の児童がこちらに参っております。沖縄市からは111名の児童が派遣をされています。その費用ですが、 128万 3,000円、その年度によって増減はありますが、 128万 3,000円の費用が今年はかかっています。 それから東海市の交流。これは中学生でやっていますが、各学校2名。8校ありますので16名でちょうど夏場、冬場に分けて、夏場は東海市から、冬場はこちらから東海市の方に出向いて16名で、各学校2名ずつでやっています。大体事業の内容としては米沢市と同じような内容でやっています。質はちょっと違いますが、そういうことでやっています。 その費用が 198万 6,000円。今年はそういう費用でございます。 東海市との交流は昭和62年度から行われて、今回で17回目を迎えております。 それから、新しく長野県の阿智村との交流をやっていただきたいということですが、これは一つ、市長からもご答弁がありましたが、これも教育委員会としても検討していきたいとこのように思っていますので、よろしくお願いします。 ○浜比嘉勇議長 建設部長。 ◎新城清弘建設部長 質問事項(6)の建設行政についてでございますけれど、まず1点目のシンボルロードについてでございますが、用地買収の進捗状況といたしましては全16筆のうち9筆でございます。そして進捗率が56パーセント。そして、物件補償につきましては全19件のうちの12件を完了しています。そして進捗率が63パーセントとなっております。 今後の具体的計画といたしましては、整備計画といたしまして幅員が40メートルの2車線道路でございますが、道路中央部に約23メートルの広場を設けます。広場につきましては市民の憩いの広場として位置づけまして、イベントにも活用できる場として整備をしたいというふうに考えております。 今後につきましては、現在、事業認可期間が平成16年度となっておりますけれど、平成18年度までの事業認可の延長を今、検討しているところでございます。 更に、広場のフリーマーケット等への利用についてというご質問でございましたけれども、広場の具体的活用につきましては、それぞれ個別に利用計画が出た時点で、例えば道路法にかかる管理上の問題でありますとか、更には公共性、公益性の問題等を勘案して対処して参りたいというふうに考えております。 それから、次に県道20号線についてでございますけれど、先月2月24日に告示がなされまして、都市計画の決定を見ております。スケジュールといたしましては、平成16年度に県の方で概算要求をしていきまして、そして平成17年度に事業認可を取り、本格的な事業着工は平成18年度、用地買収、物件補償等につきましては平成18年度頃になると思われます。 それから、国道329号バイパスの進捗状況についてでございますけれど、現在、環境アセスメントにおきまして県知事から追加調査事項が出されておりまして、その修正が行われて本省の技術検討委員会というところで議論されているということでございます。 今後のスケジュールといたしましては、平成16年度に県との事前協議を行いまして、そして住民説明会に入りたいと。そして平成17年度に環境アセスメント評価書の作成及び公告、そして平成18年度が都市計画決定、平成19年度に事業認可及び事業着手というスケジュールのようでございます。 それから、胡屋公民館の件でございますけれど、胡屋公民館の敷地につきましては、自治会の方からもガジュマルやデイゴ、そしてウブガーと申しますか、井戸の保全等に関する要請も受けております。部内でもいろいろ検討をいたしておりますけれども、まず国土交通省の都市公園としての採択基準には少し面積が小さすぎると。標準的な面積が0.25ヘクタールでございます。これは街区公園でございますけれど、そして街区公園につきましては、国土交通省の補助は入れられないということで、その辺、資金面とか、あるいは面積の問題とか、そういった面からもう少し別の方法での整備方法はないかということで、もう少し検討させていただきたいというふうに考えております。 ○浜比嘉勇議長 市民部長。 ◎根路銘一郎市民部長 まず、2ページ目の平和大使でございますけれども、被爆地の長崎と広島に市内8つの中学校から交互に派遣をいたしております。1991年から1999年までの間は親子平和大使として派遣をいたしておりまして、134名を派遣いたしております。それから、2000年は広島と長崎から中学生をお迎えいたしまして、沖縄市の方でピースフォーラムを開催しております。その時は24名の沖縄市の平和大使が参加をいたしております。それから、2001年以降は中学生のみの平和大使の派遣をいたしておりまして、48名を派遣いたしております。合計これまで206名の大使を派遣しております。 この平和大使につきましては、8月からの平和月間を中心に、平和行事に積極的に参加して貰っている他、平和の事前学習の講師としても頑張って貰っております。 又、それから初代の平和大使の中から市の職員として採用されまして、現在、保健士として活躍中でございます。 それから、次の新炉建設についてでございますが、還元施設につきましては、いろいろ先進地におきましてもいろいろな方法があるようでございまして、現在、池原自治会、登川自治会、それから倉敷ダム流域振興促進協議会の関係団体と倉浜の新炉建設の方で協議中のようでございます。 それから、今後のスケジュールでございますが、現在、環境アセスをやっております。そして、平成16年度中に施設の整備計画の作成と、それから、都市計画の知事同意と縦覧を経まして、平成17年12月頃から着工の予定でございます。完成は平成21年3月を予定いたしております。以上です。 ○浜比嘉勇議長 市長。 ◎仲宗根正和市長 中の町の再開発事業を含めまして、沖縄市内で行われる諸々の工事について、極力市内業者を最優先するということはこれは行政に課された大きな責務でございます。先だって、議会の議決もいただきまして、泡瀬ゴルフ場の移設先の旧東恩納弾薬庫のゴルフ場建設につきましても強力にその要請活動の展開をいたしておりますし、又、それ以外の国の事業、あるいは県の事業等につきましても、市内で行われる事業については何としても地元業者を最優先をするということが大前提でございますので、その件につきましては、全力を投球して努力をして参りたいというふうに考えております。 それから、胡屋の現在の公民館敷地の問題につきましては、先程、建設部長からありました、国道交通省の補助金の対象にはならないということは明確でございます。現在、池原の方で防衛庁の8条予算を使ってあしびなーの整備をしておりますけれども、私、8条ないしは9条も含めまして、出来ることなら平成17年度あたりにその用地物件の補償が出来るように、最大限の努力をしてほしいということを担当部長の方には申し入れをして参りたい。それが平成17年度に不可能であっても、出来るならば平成18年度までにはちゃんとけじめをつける。そういう努力をして参りたいと思っておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
    浜比嘉勇議長 仲宗根国夫議員。 ◆仲宗根国夫議員 ありがとうございます。2回目は時間もございませんので、要望をして終わりたいと思います。 まず、胡屋公民館建設について、私はこの諸々のクリアできますかということについては、いろいろ担当と相談、話を聞きますと、ローリング、都市計画決定、あるいは公園補助事業、あるいは狭隘だという形でクリア出来るかということでは、クリア出来るという形で伺ったんですが、今、部長とのくい違いがあるような気がしたんで。 しかし、市長は積極的に、一生懸命、胡屋公民館の新建設事業についてはフォローしていくという言葉をいただきましたので、私は自治会と一緒になって一つ一つクリアして、早めに解決できるように努力をしていきたいと思っております。 それから、こども未来ゾーンについて、いろいろといただきました。私も毎週、孫と一緒にこどもの国に行っています。そして毎日毎日、この進捗状況を見ているんですが、やはりまだまだ4月15日のリニューアルオープンにしては整備されていないんじゃないかなという感がとっても強くしております。そして又、動物園舎ですね。本当に昔のとおりですと、本当に狭隘で子ども達が起伏の激しいところを、特に低幼児、2,3歳の方々は大変危険な思いをする箇所がございます。どうぞそこら辺も含めて、早めに島懇事業の金をどんどん、ぶんどってきてやれるような状況づくりをしていただきたいと。 そしてその他、入園パスポートですね。例えば、このこども未来ゾーンに多くの方々、あるいは地域の方々がいつでもどこでも自由に入れるような入園パスポート、あるいは回数券、そういったのが発刊できたら、私共、特に胡屋自治会、近くの方々は孫をあやしながら、そういう利用しながら、いわゆる運営の手伝いが出来るということで、是非、積極的にいろんな方策を取っていただきたいと心からお願いします。 それから、これも提案なんですが、園の周回道路を作っていただきたい。こども未来ゾーンですね。こどもの国には大きな駐車場がございます。そして今、市が、あるいは県が提言しております運動、病気にならないような事前の運動をしていくということではジョギングの方々が大変多いんです。県の総合運動公園に行きますと、僕の父も母もいつも行っているんですが、お年寄りがジョギングをしながら健康の維持に努めている。であるならば、総合運動公園まで行くんじゃなくして、旧コザの方々はこどもの国の一周道路を作って、 100円を入れて走っていただく。駐車場も大きいですから。あるいは駐車場に 100円入れる。いろんな形で還元方法もあると思います。まして、医療費が年々高騰している現状、医療にかからない施策も大変、必要じゃないかなと。そういう意味では是非、周回道路も作っていただきたい。心から提案を申し上げたいと思います。 最後の一般質問だということですが、特に沖縄市議会におきましては、毎回のごとく小さな手続きミスで空転をしている。これは市の職員がしっかり勉強をして、本当に目を通して、更には市長を中心に、市長をトップに、部長、課長、係長、職員までしっかりした連携を取っていただきたい。このままですと議会が本当に味のないものになってきます。毎回、資料の差し替えでしょう。そういうことの無いように、しっかり横の連携、縦の連携を取って、13万沖縄市民の生活向上のために、財産を守るためにしっかり頑張っていただきたい。心から提言します。 そして、議員の皆さんにもしっかり勉強しながら、この議会で論陣を張っていただいて、休憩、休憩はしないで、ここで正々堂々と論陣を張って解決をしていただければ、大変素晴らしい議会になると思います。提言して一般質問を終わります。 ○浜比嘉勇議長 以上をもちまして、仲宗根国夫議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前11時09分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時19分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 新垣萬徳議員。 ◆新垣萬徳議員 皆さん、こんにちは。私は最愛の奥さんじゃなくて友人が来ています。それでは一般質問します。 始めに、お礼から申し上げます。今まで人間ドックは2,000名プラス予備として200名の申し込みを受け付けて、実施をしていましたが、しかし現実は約200名近くの人々が検査を受けずにいます。 そこでそのシステムの矛盾を解消するために、来年度から申込者全員が検査を受けることが出来たことや、1992年度より国、県、市の指定を受け、指定終了後は沖縄市単独補助事業として実施し、要保護、要援護者に対する訪問や見回りなど、一人暮らしや寝たきり高齢者世帯や障害者世帯が地域の中で孤立することなく安心して生活できるように、地域住民による支え合う助け合い活動を展開している小地域ネットワーク事業があります。私も活動報告会に数回行きましたが、毎回、どの報告者からも指定終了後、補助金がなくなるので事業運営が困難になるので指定終了後も補助金の要求があり、本年度からその要求も補助金がついたことに対し、当局にお礼を申し上げてから一般質問にいたします。 平和行政について、市長にお尋ねします。1月26日、2月15日の1ヶ月間に沖縄県を始めとして、中部市町村会が基地経済から脱却して自立経済を目指して作った中城湾港に2回、自衛艦が入港しました。私は県管理施設に自衛艦が入港するのには反対ですので、抗議集会には2回参加しました。何故、市長は県管理施設である中城湾港に入港した自衛艦を歓迎したのかや平和行政などを教えて下さい。 福祉行政について、お尋ねします。福祉部は今後、病気の治療より予防に力を入れるために名称も健康福祉部に変えますが、私は健康増進には学習も大変必要であるが、しかし、学習だけでは十分な成果を得ることは出来ないと思っています。十分な成果を得るためには健康増進施設も必要である。 そのためにも例えば、安慶田小学校と室川小学校を合併する考えがありますか。ちなみに、安慶田小学校は1994年に810名の生徒がおりましたが、2003年度には632名となり、10年間で178名減であり、又、室川小学校は595名から332名となり、263名減である。この二つの学校は10年間で441名の減であり、今後とも両自治会の生徒数が増える要素がないので、安慶田小学校と室川小学校を統合して、余った施設を有効利用する考えがあるかを教えて下さい。 人事行政について、お尋ねします。役所の仕事はチームワークが重要であり、そのチームワークを上手く機能させるためには、上司は部下からの信頼が必要だと思っています。今までのように昇進を上司だけの指名では十分な信頼を得ることは不可能であり、人事行政を少しでもスムーズに行うためには、今までの発想を変えて、部下の推薦の多い人を上司に昇進させる考えがありますか。 例えば、本年度は6名の部長級の職員が退職しますが、そのうちの1名でもいいですから、部下の推薦の多い人を部長に昇進させる考えがありますか、教えて下さい。 環境行政について、お尋ねします。今まで廃車の処分には所有者は金を払って処分していましたが、今は鉄の需要が多くなったために、値段が上がったために、逆に所有者に金を払っています。鉄の需要がいつまで続くことか分からないので、早めに不法投棄されている廃車処分が出来るように、事務手続きを行うべきであると思っていますが、当局の考えを教えて下さい。 それから、事業者のごみ出しについて、お尋ねいたします。ごみを分別しないで出している事業者を見たので、ごみ分別の指導があったのかを聞いてみたら、分別方法の指導を受けたことがないと言っていました。又、倉浜衛生施設組合で働いている人からも事業者のごみ分別は十分ではないと言っています。 今まで事業者は市指定ごみ袋で出していましたが、4月以降、透明袋でよいことになりますので、なおさら分別が困難になると思います。どのような指導を行う予定があるか、教えて下さい。 以上で1回目を終わります。 ○浜比嘉勇議長 経済文化部長。 ◎平良正吉経済文化部長 こんにちは。平和行政の1点目についてでございますけれども、ご指摘のように練習艦隊が1月26日、そして又、護衛艦が2月15日に中城湾港に入港いたしております。 その自衛隊の歓迎についてでございますけれども、地域商店街の活性化という立場から1月26日には一番街商店街振興組合のアーケードの中で歓迎会を行っております。そして又、2月15日には隣のサンシティ商店街のアーケードで歓迎会をいたしております。その歓迎会につきましては、商業活性化推進協議会の中で、その商店街の活性化につなげようということで、歓迎会を催す計画をいたしております。 そういうことで、諸商店街そのものへの経済効果ということを考えた場合に、夕方ということで若干の経済効果はあったわけですけれども、居酒屋とか社交業組合、レストラン、それからタクシー業、お土産品等の経済効果があったと思われております。 更に又、入港期間中の野菜とか、果物、肉、魚類等、そういう食品の調達も沖縄市の方で購入をされているというふうに聞いておりまして、そういう経済効果を考えた場合に、それを理由といたしまして、歓迎をしてきたことがございます。 それから、更に又、その滞在期間中、5日間で市内の観光バス25台も利用をしていただいたというようなことで報告を受けております。 ○浜比嘉勇議長 教育部長。 ◎津波古保教育部長 福祉行政についての学校を統合しての施設利用ということで、安慶田小学校と室川小学校の統合についてのご質問でございますけれども、安慶田小学校については、現在、普通教室26学級のうち6学級が、現在、余裕教室でございます。現在、20の学級で今、使用しているということでございます。それから、室川小学校につきましては13学級ございますけれども、全て使用しておりまして余裕はございません。 そういうことで、現在、市内では小学校15校、中学校8校のうち、島袋小学校はそういう適正規模校から外れて、現在、7学級でございます。そういうことでそれ以外の学校につきましては、ほとんど12学級から24学級前後の、そういうふうな適正な学級ということで、当面、そういうふうな統合については厳しいと考えております。 しかしながら、そういう余裕教室が市街地を中心に増えておりますので、その余裕教室の活用を図るべく、現在、この余裕教室検討委員会を立ち上げておりまして、その中でやはり社会教育関係、それから、福祉の向上のために地域に開放できるように、只今、そういう作業を進めておりますのでそういう観点から福祉の方にも学校を活用できるように検討して参りたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。 ○浜比嘉勇議長 市民部長。 ◎根路銘一郎市民部長 まず、放置自動車の件でございますけれども、平成15年4月1日から平成16年2月20日まで、266台の放置自動車の調査をやっております。その内、161台が撤去済でございまして、現在、105台が残っております。その処分につきましても早めに指導を強化して処分できるようにやっていきたいという具合に考えております。 それから、2番目の事業者のごみの問題でございますが、これは事業系の一般廃棄物につきましては、市が指定をした許可業者が収集をしております。これはもし、これに燃えるごみ、燃えないごみなどが混ざっていた場合には、この許可業者が直接、シールを貼って、次回に収拾を回すなり、指導を強めておりますけれども、今年の4月からは直接、計量を倉浜衛生施設組合の方でやることになっております。そういうことで倉浜の方とも連携を深めながら、より分別が徹底されるようにやっていきたいという具合に考えています。 ○浜比嘉勇議長 助役。 ◎高良武助役 人事行政についてでございますけれども、ご提案の上司の昇進については、部下の評価、そういうふうな一つの視点だろうというふうに思いますけれども、やはり行政の場においては、新採用をされたときから、新採用職員の研修をスタートに、あるいは自治体、あるいはアカデミー、県、あるいは関係市町村とのいろんな研修、係長研修、課長研修、そういうふうな研修も踏まえながら、その職員の一人ひとりの状況を見ているわけです。そういう中で人事考課ということでいろんな検討をしているわけですが、やはり年齢、経験年数、あるいは経験年数の過程におけるご本人の能力、そういうこと等も十分検討しながら、適材適所にやはり配置すべきという方針で職員の配置、あるいは昇進なりを検討してやっているわけです。 ですから、まだまだ人事課における、あるいは総務部における人事考課もまだハッキリと、どういう角度で、どういうふうに評価をして行くべきかというふうな視点もなかなか難しいわけで、そういう意味についても職員組合との細かい、やはりコミュニケーション、検討等も図りながら、職員の決定的な人事評価については、やはり今後も検討していかなくちゃいけないというふうな状況にありますが、今の段階で人気投票みたいに自分の上司を皆で評価してやるというふうなものはどうかなというふうに思います。 一般企業においては確かにそういうのもありますけれども、一般企業における評価の在り方もある程度のやはり役職の上で、いろいろとやっているような実績等もありますので、こういうことについてはしっかりと担当課の方で人材育成の計画の在り方、基本方針等を検討しながら、検討を進めて参りたいとそういうふうに思っております。 ○浜比嘉勇議長 市長。 ◎仲宗根正和市長 平和行政に関してでございますが、議員もご承知のとおり、中城湾港新港地区は県管理の流通型物流加工港でございます。それに加えまして、昨年度はリサイクルを目的とした静脈物流港としての指定も受けているようでございますが、ご存知のようにまだまだ航路の浚渫等、あるいは泊地の浚渫等で港湾整備が十分でない関係もございまして、フル稼働いたしてございません。 そういうこともございまして、市の商工会議所を中心として、十分に機能していない港湾を有効に活用することが必要ではないかと、そうすることによって地域の活性化に少しでもつなげたいというふうな強い要請が県に対してあったようでございます。それを受けて、県の方では護衛艦、あるいは海上自衛隊の入港を認めたようでございますが、そのことによって、先程、経済文化部長からもございましたけれども、地域の活性化に一時的にではあるにせよ、かなりの貢献をしているということもございますので、その点は是非、行政の立場としても評価をしていきたいなというふうに考えている次第でございますので、よろしくお願いします。これは港湾がフル稼働いたしますれば、そういうことはなくなるものでございます。 ○浜比嘉勇議長 新垣萬徳議員。 ◆新垣萬徳議員 地域の活性化には私も賛成なんですよ。私が言うのは、さっき言ったように、これを作った時点の発想が基地経済からの脱却であって、自衛隊というのは僕らに言わせれば基地同様のものだと思っています。今、市長は港がまだ十分機能してないからと言っていましたが、作った目的自体が基地からの脱却で、自立経済ですよね。そこに入ってきた自衛隊を歓迎したという実態に対して、大変疑問を持っているし、市長の平和行政と矛盾しないかなと思っています。 と言うのは、基地からの脱却として、又、基地から来るような人を認めるという、これについて、もう一度、平和行政についてを教えて下さい。 それから、福祉行政として、今、教育部長は安慶田小学校は26学級あって4つ空いていると言いましたよね。もし、それでは統合が無理でしたら、室川小学校には安慶田の地域の1丁目の子ども達が42名通っています。その子ども達を安慶田小学校に統合して、4つ空いていますから。室川小学校はある程度、空きますから、そこに是非、健康増進のような施設を。体育館も空くし、運動場もその分空くと思うんですよ。室川小学校は先程言ったように、1994年には595名から332名となって、263名の減で、今度、もし安慶田1丁目の子ども達42名が安慶田小学校に行けば、300名。前の約半分になるんですよね。子ども数としては。但し運動場とか、体育館は同じ施設なんですよ。大きさは。教室だけでなく、そういう施設も空くから、その運動場とか、あるいは体育館などを利用して、その地域の人たちの健康増進のような施設、そういうものを作ってもらえないかと思っています。先程も言ったように、健康増進は学習だけでも効果はあると思うんですが、学習以外に健康増進施設を作れば、なお一層の効果が期待されていると思いますから、そういう考えがあるかどうか。統合が出来なければ、先程言ったように、安慶田1丁目の子ども達を安慶田小学校に通わせて、そういう健康増進の施設を作る考えがあるかどうか。それをお尋ねします。 それから、人事行政について、今、助役はやっぱり一般企業ではそういうこともやっていると言っていましたが、私は人事行政について、100パーセント有効なものはないと思っているんですよ。必ず職員から不満が出ると思っています。だからその職員の不満を少しでもやわらげるためには、例えば、部長を課長以上の人たちに投票だったら、もう投票でたくさんの人の推薦とか、そういうものは、僕に言わせれば、助役よりはこの人を課長級が沢山見ていると思うんですよ。この人に能力があるか、つき合いなどをやって、助役よりは沢山、見る機会があるし、そういうもの、沢山の人が見た人を部長にさせれば、そして自分らが推薦した人が部長になれば、それなりに心も分かるというか、従ってやるということがないかなと僕は思うんですが、一度、今度は期間的に遅ければ、もし来年でもいいですから、3分の1、あるいは4分の1でもやってみてはどうですか。そうすれば、自ずと効果があるかどうか見ればいいんじゃないですか。そういうものを提案したいと思っていますが、どう考えているかどうか。教えて下さい。 それから、廃車についてですが、今、市民部長は105台ありましたと言っていますが、僕は担当課から聞いたら、この処分をするためには皆さんの手続きは早いときで半年、遅いときは1カ年かかると言っていました、担当課が。先程言ったように今、鉄の需要があって逆有償になっていますから、早めに手続きを取って、今、やるべき廃車を今やれば、無料で出来ますから、この手続きを早めにする考えがあるかどうか。それを教えて下さい。 それと事業者について。まだ皆さんは指導をやっていると言っていますが、現に事業者のごみは、一般家庭に比べれば、可燃物の中に燃えない缶が入っていたり、ビンが入っている、このような状況が大変あると言って、僕らの友人が倉浜に勤めていますが、言っていますから、もっと指導をどのような方法でするか。先程も言ったように4月1日からは、今まで指定ごみ袋だったものが透明な袋で出来ますよね。透明の袋になればもっと分別の方法が困難になると思うんですよ。だから指導を今後、どのような方法でするか。それを再度、お尋ねいたします。 ○浜比嘉勇議長 助役。 ◎高良武助役 ご指摘している面も良く理解します。ですから、私共は今、議員が指摘されている面も十分含めて、所管の人事課で、あるいは部長、課長のヒアリングもしながら、私共も課長他、職員の評価も十分聞きながら、そういうことを全体的に活かしていくというふうな視点でやっているということを、一つご理解いただきたいというふうに思います。 ○浜比嘉勇議長 教育部長。 ◎津波古保教育部長 安慶田小、室川小の統合の件ですけれども、通学区域の設定につきましては、これまでは新設校以外は30年前の合併時、そのままの通学区域で現在、そのように設定をしておりますけれども、やはり新たに通学区域の変更をするということにつきましては、やはりいろいろな慎重な対応が求められると思います。それにつきましては、今後、検討して参りたいと思いますが、ただ市民の健康づくりにつきましては、普段から運動場の開放、それから、体育館の開放などをずっとやっております。そういうことで更に又、余裕教室等についても検討して参りますので、当面、その通学区域の変更については暫く時間をいただきたいと思いますので、その辺をご理解の程、よろしくお願いいたします。 ○浜比嘉勇議長 市民部長。 ◎根路銘一郎市民部長 まず、放置自動車の件でございますが、これはご指摘のように早めに撤去できるように頑張っていきたいと思います。 なお、これは警告文を発してからある一定期間を置かないといけないような事例も出てくるわけなんですね。そういう意味で、出来るだけ早めに撤去できるようにやっていきたいという具合に考えております。 それから、事業系のごみの分別でございますが、ご指摘のように一般家庭のごみと比べるとやはりまだごみの分別が徹底していない面もあると思います。 それで2市1町の倉浜の運営委員会などでも、この事業系ごみの分別の徹底方について、十分、又、議論をしていきたいという具合に考えております。 ○浜比嘉勇議長 市長。 ◎仲宗根正和市長 中城湾港新港地区への自衛艦の入港の件についてでございますが、先程も申し上げましたけれども、具志川から勝連よりのFTZ地域、航路がまだまだ掘り下げなければいけない。泊地も掘り下げなければいけない。それは沖縄市の東部海浜開発の関係もあるわけでございますけれども、そういう関係で工事が遅れている。未整備になっている。ですから、まだまだ中城湾港が本来の、議員がご指摘のような基地経済からの脱却という意味でのフル稼働はしていない。そういう中において、特にホワイトビーチの方でも工事中でございます。そういうこともあって、これは一時的にせよ、是非、そういう船を入港していただいて、多くの方々が市内に足を踏み入れる。そして社交街を活性化する。あるいは物流を活性化する。観光バスも活性化する。そういう意味での一時的な措置でございますので、そのようにご理解をお願いしたい。恒常化するものではないということを是非、ご理解お願いしたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 新垣萬徳議員。 ◆新垣萬徳議員 人事行政から。助役は今、課長の意見を十分聞いていると言っていましたが、やはり職員の中には、聞いたら、大変、人事行政あるいは昇進について、不満を持っている人が沢山職員にいるんですよ。だからどうしてもこの職員の不満を少しでも減らす為には、やはり直接、上司から指名で昇進するよりは、少しはその人達の意見も聞いて、昇進させた方が不満のはけ口としてあるいは組織として僕はできると思っていますが、要望として、来年にでも一人でもやってみてもらえませんか。テスト的にでもいいですから。そのようにやってもらえますかどうか、要望しておきます。やって下さいということを要望しておきます。 それから、今、市長は中城湾港について、これはフル稼働していなくて一時的なものだと言っていましたが、是非、この港湾の目的を果たすように、こういうことを是非、今後ともやっていってほしいということを要望しておきます。 それから、廃棄自動車についても要望しておきます。是非、鉄の需要があるうちに、この廃棄自動車を処分して、お金のかからないような方法で早めに処分するような行政手続きをやってほしいことをお願いいたします。 それから、教育部長にもお願いしておきます。是非、空き教室、あるいはそういうものを統合して、と言うのは、地域によっては今から子ども達は多くならないし、そしてその地域はお年寄りが沢山多くなるんですよね。是非、子ども達が多くならない、この今までの学校は子ども達が使う施設だったが、今後、子ども達が多くならない地域はお年寄りが多くなりますから、お年寄りの健康増進のための施設として使えるように検討してほしいことを要望して終わります。どうもありがとうございます。 ○浜比嘉勇議長 以上をもちまして、新垣萬徳議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前11時51分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 与那嶺克枝議員。 ◆与那嶺克枝議員 こんにちは。では一般質問をさせていただきます。 始めに、施政方針の中から市長は三位一体改革による財政運営の危機を全力で受け止め、自己決定、自己責任に基づいた新たな市制行政の在り方を意識改革と創意工夫により、住民サービスの提供を行うとありました。市民がいきいきと活動をし、夢と希望を抱く沖縄市づくりの決意を述べられていらっしゃいます。市長は「元気印の仲宗根市長」と私は思っております。又、国際感覚と沖縄のチムグクルを持ち、不屈の精神を持った市長だということを思っております。その市長の心意気が私達市民に安心と信頼を寄せるものと思っております。これからも市長、三役を始め、職員の皆さんの強力な体制の下で頑張っていただきたいと思います。 では最初に、沖縄市の未来を作る三大プロジェクトの推進について、幾つもの山を乗り越えてきました。更なる市長のご決意をお伺いいたします。 次に、福祉行政について。1点目に、児童虐待防止法が施行して4年目になりますが、依然として悲惨な事件事故が起こっております。現場では通告件数は多く、その対応する職員不足や一時保護の手続きなど、支援体制の不備な点に困っているのではないかと思います。本市の現状について、内容、件数等をお伺いします。 2点目に、マスコミ報道でご承知のとおり、新たな虐待が起こっております。人間尊重の観点から高齢者の虐待防止法の確立が急務であります。本市の実態について、調査や相談など、どのように対応しているのかお伺いします。 3点目に、障害児のデイサービス支援事業について、内容と利用件数がお分かりでしたらお伺いします。 又、中学生、高校生は支援費制度が利用出来ないと聞いておりますが、その理由と長期休暇の過ごし方について、状況を把握していると思いますが、対応策について、お伺いします。 4点目に、昨年から重度障害児の学童保育ができ、保護者の皆さんから大変に喜ばれております。仕事をしながら子育てをするのは想像以上に重労働であります。周囲の手助けが必要であり、特に障害児は一人で学童に通うことは困難であります。是非、送迎を検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。社協のハンディキャブを活用させるなど、当局の協力もお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 次に、5点目に、乳ガン検診におけるマンモグラフィの導入について、お伺いします。このマンモグラフィにつきましては、先程、1時半から仲宗根市長に地域の女性の皆さん、又、男性の皆さんの協力を得まして、3,945名の署名を添えて、是非とも、この女性の生涯を通じた健康施策の充実を求める要望書としてマンモグラフィの導入について、先程、要請をさせていただきました。 乳ガン検診で早期発見に効果があるとされるマンモグラフィの導入をしていますのは、県内では2003年度は52自治体の中で16自治体、又、今年は更に、12自治体が導入を予定検討しているようであります。県総合保健協会はマンモグラフィを登載した健診車両があり、市町村からの健診の受託を行うようになっております。 本市はまだ予定にも入ってなく、又、職員からお聞きしましたところ、財政上厳しい、又はそういった専門家がいないと聞いておりますが、どうなっているのでしょうか。お伺いします。 次に、子育て家庭支援対策の充実について、お伺いします。厚生労働省は急速な少子化の進行等を踏まえ、次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ、かつ育成される環境の整備を図る次世代育成支援に重点的に取り組むとされております。 このため子育て家庭支援対策の充実を図ると共に、多様な保育サービスの推進、子育て生活に配慮した働き方の改革、児童虐待防止策、母子保健対策、母子家庭等の自立への支援、又、不妊治療の経済的支援及び新たな小児慢性特定疾患対策の確立など、各種の施策を総合的に推進すると謳われております。 誰もが安心をして子育てができる。又、働ける環境づくりを1日も早く推進していただきたいものです。 では1点目に、子育ての親子が気軽に集い、相談や交流ができる集いの広場の事業の推進について、本市はどのように考えていらっしゃるか。又、この沖縄市において、身近に親子が集える広場と思われる箇所はどのようなところがあるとお考えでしょうか。お伺いします。 2点目に、新たな事業として、育児支援家庭訪問事業の創設があります。出生後、間もない時期や様々な原因で養育が困難になっている家庭に対し、育児、家事の援助や育児に関する技術指導を行うことにより、個々の家庭の抱える養育上の諸問題の解決、軽減を図る事業となっております。既に、これに似た事業は本市は実施されていると思いますが、具体的に家庭に入り、育児支援の強化を図るため、どのような取り組み、又、充実を考えてらっしゃるのか。人材の確保等を踏まえ、検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 次に、子どもの健康の確保と母子医療体制等の充実を図る点から今回、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、高額の医療費がかかる体外受精と顕微受精を対象として、2年を限度に 10万円程度、年1回支給する助成制度ができました。 このことは私達公明党が2000年4月に全国規模で署名運動を展開し、約55万人の声を国へ届けました。不妊に悩む夫婦は10組に1組はあるとされております。患者への助成制度創設を市民に幅広く周知徹底をする必要があると思いますが、その方法について、お伺いいたします。 2点目に、今年、又、4月から小児救急電話相談の設置が全国に配置されることになりました。本市ではどのように小児科の電話相談が行われているか、お伺いします。 次に、児童手当の拡充について。本年4月より児童手当の支給対象年齢を就学前から小学校3年生修了まで引き上げられることになります。対象となる人数と保護者への周知徹底をどのようにしているのか。又、万が一、申請が遅れた場合はどうなるのか、お伺いいたします。 次に、教育行政について、お伺いします。1点目に、施政方針の中に新たな特別支援教育事業として、障害児介護支援の取り組みが載っておりますが、内容と、新年度の就学児童の対応はどのような状況かお伺いします。 2点目は、障害児を持つ保護者は普通学級で健常児と一緒に交流させたいと願っております。将来を思うと多少厳しい環境でも小さいときから社会の中で生活することによって、心身共に成長する姿が見えてきます。今年も就学時の児童生徒、幼稚園、小学校、中学校における障害児の入学決定について、本人の希望等を含み、この数年間増えているのか。実態をお伺いします。 3点目に、誰もが学び、心の栄養を得ることのできる新図書館建設に多くの声があり、待ち望んでおります。この図書館建設について、いつ頃予定をしているのか、お伺いします。 次に、子どもの居場所づくり新プランについて、お伺いします。最近は子ども達に関わる重大事件の続発など、青少年の問題行動の深刻化や地域や家庭の教育力の低下と様々な緊急課題が直面しております。日本の未来を担う子ども達を心豊かでたくましい子ども達に成長させるよう、社会全体で育てなければなりません。そのために学校等を活用し、緊急かつ計画的に子ども達の居場所、又、活動拠点を整備し、地域の大人達の教育力を結集して、安全管理員や活動アドバイザーを配置し、子ども達の放課後や週末におけるスポーツや文化活動などを支援する新プランを国が打ち出しております。 又、地域子ども教室推進事業の委託などの予算も組まれておりますので、まず、1点目に本市の取り組みはどのような計画があるのか。お伺いします。 2点目に、新規事業として家庭教育支援総合推進事業として、全ての教育の出発点である家庭教育を支援するため、子育てサポーターの資質向上を図るリーダーの養成と親に対する学習機会の提供を推進すると国が謳っております。その点についても具体的な考えをお伺いします。 3点目は、問題行動を起こす児童生徒一人ひとりに対応した地域支援のシステム作りについて、その取り組みをお伺いします。 関連をして、不登校児童、生徒の通学支援対策として、どのように対策をしているのか、お伺いします。 又、5点目に、不登校児童の現状、人数、対応方について、お答え下さい。 6点目に、教育相談体制について、スクールカウンセラーの活用事業が更に重要になっております。本市の小学校、中学校のスクールカウンセラーの配置と相談状況をお伺いします。 更に、問題行動など、未然防止早期発見、早期対応を保護者との連携の元に推進する子供と親の相談員の配置も考えるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。 7点目に、問題を抱える青少年のための継続的活動の場や居場所づくりの構築について、国も真剣に捉えております。沖縄県の少年犯行の状況を見ますと、平成14年の刑法犯少年は1,557名で、中学生の割合は47パーセントとなり、全国や九州の比率から見ても沖縄がトップであります。又、低年齢化の傾向にもあります。深夜徘徊の補導は3万3,173名で、全国の2.5倍。飲酒による補導は何と全国の9.5倍になっております。イチャリバチョーデーの住みよい沖縄と言われている、この沖縄が青少年の犯罪の状況が著しいのは何故なのか。家庭や学校は何をしているのかと疑問視されているのではないでしょうか。もっと青少年の心の居場所と癒しを考えなければならないと思います。 現在、本市ではこのような子ども達の居場所はあるのでしょうか。今後の計画などお伺いします。 次に、奨学金制度について、お伺いします。今回、平成16年度から新たに法科大学院生を対象とした奨学金や、海外留学を希望する方の奨学金制度、又、入学時特別増額貸与奨学金について、新たな制度が出ております。奨学金の種類や申請方法について、市民に分かりやすい説明や相談体制の充実ができているのか、お伺いします。 次に、街頭犯罪、侵入犯罪対策の一環として、緊急時に警察署に通報できるスーパー防犯灯、いわゆる街頭緊急通報システムの本市の状況について、お伺いします。今後も増設の予定があるのか、あわせてお聞かせ下さい。 次に、悪臭対策について、お伺いしますが、今回、畜産衛生問題に関する調査特別委員会が設置をされることになりました。設置の目的は悪臭問題解決のための委員会であり、全庁挙げて心して早期解決に取り組んでいただくことを強く要望いたします。 今回は観光産業の視点から悪臭問題を取り上げていきたいと思います。まず、政府は観光産業振興のため、外国人観光客を誘致するビジットジャパンキャンペーンを各地の官民挙げて取り組んでおります。ビジットジャパンキャンペーンはアメリカや中国本土、香港、台湾、韓国、更に、2004年度からはイギリス、ドイツ、フランスなど、8ヶ国の地域を重点市場に年間1千万人の外国人観光客を日本に、又、2010年までには誘致をしようということで国家プロジェクトとして取り組んでおります。ちなみに、日本人の海外旅行者の数は約1千600万人と言われております。 そして、この観光立県懇談会報告書の中にも観光の核心ということで、観光について大切なことが載っておりました。そのポイントとして、その地域に住む人たちが住むことに誇りを持ち、又、幸せを感じる、そういったことが観光の一番のポイントとなる。そういったことを光という形で表現をしながら、その光を私達、地域に住んでいる皆さんが自覚をし、更にこの沖縄県で住んでいるという喜びを形に表していく。その光となるものを観光客が訪れたときによく地元の光と合体をしていく。そういったときに再び、又、沖縄に来たいという大きな観光のメリットにつながり、再度又、観光客が増えて来るというふうにお話があります。文化の魅力を再活性化させ、心と頭にいい旅を再び創造させていくということがこの懇談会の報告書に載っておりました。又、住んで良し、訪れて良しの国づくりということを観光立県との総合的な戦略としてシナリオが書き上げられているようであります。 このシナリオを具体化するには、プロデューサーとなる行政と、出演者の地域住民、舞台装置については、独自の歴史文化や自然などの地域資源と言われております。そのために財源の課題については、地域資源を再発見しながらグリーンツーリズムとの関連が出てくるのではないかと思います。そこで本市ではどのようなところがあるのかと考えました。まず、この沖縄市におきましては内喜納原の地域を今後の観光資源としてグリーンツーリズムが可能な地域であり、最適の場所であると思いますが、いかがでしょうか。 先日、私は九州地区の税理士協会会長を始め、数名の方を東南植物園に案内をしました。天気も良く、空気も良く、大変に喜んでいただきました。近々、ドイツのお客さんが30名ほど沖縄に来るので、是非、植物園に案内をしたいと言われました。しかし、従業員曰く、「不愉快な思いをさせなければいいと思いますが」と不安そうに返事をしておりました。観光というものは安全、安心、そして快適な気分を味わってもらえることが基本であります。観光地でありながら客の予約が思いきってOK出来ない状況は皆さん、よくお分かりだと思います。このように、お客さんに損害弁償している観光地は、もう観光地として今後、やっていけるのでしょうか。疑問であります。観光地として代表する東南植物園における悪臭問題については県リゾート局も関わり始めておりますが、沖縄市はどのような対策を取っているのか、よくわかりません。毎回、答弁では悪臭調査をしているのでその後に解決につながると言っておりますが、現実問題、20数年間、畜産団地等の悪臭は全ての市民が認知をしております。又、畜産団地における悪臭問題の解決を図る意味では、決議もいたしました。 以上の点を踏まえ、諸々言いましたけれども、市長の具体的な取り組みについて、ご答弁をお願いいたします。 あわせて質問事項の観光地としての条件は何なのか。グリーンツーリズムについて、どう考えていらっしゃるのか。 又、2点目に、大切であります畜産関係者との協議会の開催を行ったのか。その内容について、お伺いします。 最後に、子どもの文化芸術体験活動の推進について。伝統文化子ども教室の申請について、行われているのか。最後にお伺いして、1回目を終わります。ありがとうございます。 ○浜比嘉勇議長 市長。 ◎仲宗根正和市長 施政方針についての市長の決意をということでございますので、私の不退転の意を込めての決意を述べさせていただきたいと存じます。 まず1点目に、中城湾港泡瀬地区の東部海浜開発事業の件でございますが、この事業につきましては、いずれ沖縄から基地がなくなった場合に、いかにすればその受け皿を作れるかということが、大きな課題であります。そのために先人の皆さん方がこれは是非進めるべきであるということで取り組んで参っております。私もその先人の皆さん方のご意志を受け継いで、強力にこの問題の1日も早い実現を目指して取り組んでいるところでございます。 東部海浜開発事業を強力に推進することによりまして、引いては中城湾港新港地区における127ヘクタールに及ぶ自由貿易地域、この自由貿易地域の活性化にもつながって参ります。今の航路は非常に浅いんです。それをもっともっと深くして、掘り下げて、大きな船が入ってくるようにする。そのために、そこから出てくる土砂を東部海浜開発の方で受けてあげましょうということで、平成14年度からスタートいたしておりますので、これを強力に推進することによって両方が生きてくる。そういう視点で是非、ご理解をお願いしたいなと思っている次第でございます。 そこが完成しました暁には、この中城湾港の埋立地の中に四季折々の花が咲く、そういう素晴らしい緑の街になります。そして、残る干潟、82パーセントぐらいの干潟が残りますので、その干潟をもっときれいにする。あのテトラポットを取っ払って、そして陸域から流れてくる汚水も出来るだけ速やかに、あの地域の下水道を整備することによって、いい水を流してくれる。そうすることによってビーチも生きて参ります。干潟も生きて参ります。そうすると、東部海浜開発事業の地域を中心とする、本当のエコツーリズムが楽しめる素晴らしい場所になります。そういう夢を描きながら、強力にこの件については取り組んで参りたいというふうに考えている次第でございます。 こどもの国の問題につきましては、こども未来ゾーンの新しい組織が出来まして、4月15日にはオープンいたします。素晴らしい施設が出来ております。ただ動物園の部分につきましては、保護センターの問題とか、あるいはゾウ舎の問題等々、まだ少し時間がかかるものがございますけれども、これについても強力に取り組んで参りたい。そして、こども未来ゾーンとしての、こどもの国全体、ワンダーミュージアム、チルドレンズセンター、そして動物園、全てが一体となって多くの県民から喜んでいただけるような素晴らしい施設にして参りたい。このように取り組んでいる次第でございます。 それから、中央公園もございますけれども、公園のリニューアルにつきましても、引き続き、強力に取り組んでいきまして、そして花いっぱいの緑いっぱいの素晴らしいこどもの国にしていきたいなというふうな決意を持って取り組んでいる次第でございますので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。 中の町の再開発の面でございますが、2月には事業認可をいただきました。平成16年度は10月を目標に権利変換計画の作成をいたしまして、そして地権者の合意形成を図る。そういたしますと、平成17年度からは着工をする。そして、あの空港通り全体の開発につなげていく。そういうでかい夢を持って、強力に取り組んでいるところでございます。 幸い、昨年の12月19日には、県の方が県道20号線の都市計画決定もしてきました。30メートル道路が空港通りからずーっと泡瀬の国道329号までつながって参ります。そうしますと、港と嘉手納空港、返還された後の嘉手納空港を結ぶ素晴らしい路線も出来ます。そして空港通りが沖縄市のまつりの中心地になるという、そういう夢を描きながら、今後、強力にこの開発についても取り組んで参りたいという決意をいたしていますので、そのように一つ、ご理解をお願い申し上げまして、議員諸賢のお力添えも、バックアップも是非、お願いしたいなということを申し上げまして、ご答弁にさせていただきます。 ○浜比嘉勇議長 福祉部長。 ◎山下泉福祉部長 福祉行政の1番目でございます。児童虐待の調査は一つは、児童扶養手当の現況届などでもアンケート調査のような形でやっておりますし、現在、実施中でございます次世代育成に関するニーズ調査の中でもそういう把握も努めております。 人数ですけれど、平成15年度の1月現在、要するに平成15年4月から平成16年1月までで39名が虐待、ないしは虐待の疑いがあるということで報告されております。これにつきましては、虐待防止ネットワーク推進会議を5回、それから、緊急会議40回とか、こういった形で対応をしてございます。 それから、2番目でございます。高齢者虐待の問題でございますけれど、昨年12月に国から調査依頼がありまして、それに報告した数値では22名、沖縄市で22名が虐待、ないしは虐待の疑いがあるということで報告をしてございます。 これ以外に、在宅介護支援センターの方から基幹型の方で、平成13年度、平成14年度、平成15年度と毎年、虐待の数字が出ておりますけれども、平成13年が4件、平成14年が5件、平成15年が7件ということですね。こういったものについてはケア会議等を開いて、いろんな形でサービスに結びつけたり、あるいは緊急避難、いわゆる措置をしたり、そういう形で対応をしてございます。 それから3番目でございます。障害児のデイサービスの件数でございますが、小児発達センターの方で10名、デイサービスセンター、てぃんくるという施設がございますけれども、そこで10名。それから、平成16年度から沖縄市のつくし園で24名を予定してございます。 この中学生、高校生が出来ない理由でございますが、これは国から通知がございまして、児童デイサービスにかかる居宅生活支援費の支給等の対象になる児童についてということで、これを読みますと、基本的には小学校入学以前と。ただし、小学生までは対処できるというふうな形で、これが根拠になっているわけでございます。 それから、4番目でございます。障害児学童保育の件でございますけれども、まず件数でございます。いわゆる民間施設での学童で障害児を10名、現在受け入れてございます。それから、市立の方で定員4名に対して4名の受入を予定してございます。 送迎の件でございますけれど、民間の施設の場合は当然、送迎がございます。ただ公立の場合は送迎がないわけでございますが、現在、定員4名に対して、4名の予定者はお二人は小児発達センターに通っていて、そこからのバスがあるということですね。あとお二人は父兄が送り迎えが出来るという状況で、市立の方に入っている状況でございます。 それから、5番目のマンモグラフィの件でございます。これにつきましては、最近、新聞等でも盛んに報道されていますように、やはり非常に大事な健診でございますので年度中にでも方法を検討しまして、実施できるような形で、財政当局とも調整を図っていきたいというふうに考えております。 それから、子育て家庭支援対策の充実についての1番目でございます。集いの広場事業でございますけれど、これとほぼ似たような子育て支援センターというものが、まず市立の方であけぼの子育て支援センターということで、胡屋あけぼの保育所の2階にございます。それから、私立の方でも1ヶ所、登川の方にございます。それから、児童センターですね、福祉文化プラザの児童センターで月曜から金曜まで午前中、障害児の通所クラスの部屋を子育てサークル等に開放しているという状況でございます。 2番目でございますけれど、これも平成16年度から新しい事業が始まるということでございますけれど、現在、既に市民健康課の方で新生児の訪問指導とか、乳児の訪問指導をやっておりますが、これとの違いは育児家事の援助があるか、ないかの違いでございまして、これについては市民健康課の現在やっている業務とも調整を図りながら、検討をさせていただきたいと思います。 それから、子どもの健康の確保と母子医療体制等の充実についてでございますが、これの1番目でございます。特定不妊治療の支援についてでございますが、特定というのはいわゆる体外受精と顕微鏡受精のことを指して特定と言うわけでございますが、この助成事業につきましては、県や指定都市、あるいは中核市ということになっておりまして、沖縄県の方では平成16年度はいわゆる不妊専門相談センターをまず開所していきたいということで、まだ県の方にその予定がないようでございます。又、この 10万円の支援について、半分は国から来るということでございますが、なにしろ対象市が中核市までということでございます。 それから、2番目でございますけれど、小児科救急電話相談でございますが、市の方の対応としましては、まず母子健康手帳の中で市内の相談できるような医療機関の紹介をしているということと、それから、子育て支援センター、それから、市民健康課で電話相談に応じていると。 それから、全国的にはいわゆる8000番に電話すれば、小児救急電話相談ができると。それから、国が県を主体にこの救急電話相談を設置するようにという形でやっていますけれども、沖縄県の方では今のところまだその予定がないというふうに、照会したところでは聞いております。 それから、児童手当の拡充についての1番目でございます。1年生から3年生までの対象者が、今、見込みですけれども、4,206名を見込んでございます。周知の方法については、広報おきなわ、それから対象者に葉書等で通知をしておりまして、申請されない方は再度、葉書通知をしているということでございます。 それから、申請の遅れた方でございますけれど、今回、新しい拡充ということで、特例として4月から9月までに申請をされた方は4月1日に遡って支給できますと。ただ10月1日以降は制度がスタートして一定期間が過ぎておりますので、その後は申請した月からということでございます。 ○浜比嘉勇議長 教育長。 ◎渡嘉敷直勝教育長 それでは4ページの教育行政の①につきましてですが、沖縄市認定就学委員会におきまして、特殊諸学校等と判定された児童生徒が普通学級に希望する場合においては、医療面、安全面、施設面等の諸条件を勘案し、普通学級への就学認定を行っています。 新年度の就学児童の対応につきましては、就学が認められた児童生徒には介護者やあるいは教育補助者の配置やトイレ、それから、スロープ等の設置の改善による支援等を行っていきたいとこのように思っております。 次に、同じ4ページの②についてですが、幼稚園に現在10名、7校に在籍しております。小学校につきましては、特殊学級が適正とされたんですが、普通学級に在籍している児童が6名おります。それから、盲、聾、養護学級が適正とされたんですが、公立の小学校特殊学級に在籍している児童が3名、在籍をしております。それから、特殊学級が適正とされている児童が、小学校普通学級に在籍している児童が4名、平成15年度はおります。 中学校につきましては、特殊学級が適正とされていましたが普通学級に、現在、2名在籍をしております。 それから、平成16年につきましては、幼稚園が9名、障害児学級に予定をしています。障害児保育が1名ですね。小中学校に知的障害学級が29名。それから、情緒学級に4名。それから、特殊養護学校の知的養護学校に14名ですね。肢体不自由養護学校に12名。病弱養護学校に2名。盲学校に1名ということでやっておりますが、在籍をする予定であります。 実態としましては、毎年増えているという、そういう状況がございます。 それから、5ページの③につきまして、沖縄市サポートチーム推進会議の組織体制は沖縄市不登校問題等対策会議を推進母体として、当該児童生徒や保護者の支援、助言、指導等を行い、実施体制に関わる事務局は教育委員会に設置をして対応しております。平成15年度は23名の不登校の児童生徒がおりましたが、10名が学校復帰をしております。 次に、同じく5ページですが、⑤ですね。教育相談の体制等についてですが、現在、カウンセラーや心の教室相談員の配置によって、教育相談体制の充実に努めております。教職員向けにもカウンセリングの講座を開設して、教職員のこういう関係の資質の向上に努めているところでございます。 それから、同じく⑥につきましては、現在の青少年の問題行動に対応していく上で、子どもの居場所づくりは重要な課題であると思っております。沖縄市としても強力に推進をしていきたいと思っております。学校の中での居場所づくりはもとより、地域やいろいろな機関などの協力を得て、地域での居場所づくりも進めていきたいと、このように思っております。 地域ではこれまでに長期休暇などには、エイサー等にも青年会と一緒になって、そういう場でいろいろな指導をされているという、そういうことも聞いております。 それから、地域と連携する担当教諭をおいて、地域との連携を積極的に図ってもらい、子どもの居場所づくりに今後、強力に取り組んでいきたいと。居場所、空間的なものと、それを対応する人的な配置ですね。そういったところで居場所づくりをきちんとやっていきたいなとこのように思っております。以上です。よろしくお願いします。 ○浜比嘉勇議長 教育部長。 ◎津波古保教育部長 4ページの教育行政についての③でございますけれども、図書館の新館建設計画についてでございますけれど、平成14年度に作成をしました沖縄市図書館づくり基本構想の原案を踏まえまして、第3次総合計画の第1次基本計画に基づきまして、この中で新図書館の建設に向けて検討を行うというのを踏まえまして、基本計画の策定に向けて調査研究を進めているところでございます。 それから、5ページの子どもの居場所づくり新プランについてでございます。①につきましては、これは只今、議員からご説明がありましたように、国の文部科学省からの事業で、県の子どもの居場所づくり協議会に委託をされる事業でございます。それを市町村にも子どもの居場所づくり協議会を設置をしまして、それに県から直接、協議会に取される委託費によって運営をされていくと。従いまして、市の一般会計には入らないような事業でございます。 このために教育委員会の方で、そういう協議会を作るべく、今、準備をしておりまして、更に又、この地域子ども教室につきましては、ある一定の学校の、あるいは又、公民館の中に場所を決めて、週1回以上、年間50回以上。更に放課後、又は週末に実施をしていくというような固定された、一つの居場所として活動していく事業でありますので、慎重に、これは又、この事業そのものが去った2月27日に説明を受けたばかりです。そういうことで、これに向けて、現在、検討をしているところでございます。 それから、②の家庭教育につきましては、これまでも乳幼児健診における家庭教育、あるいは又、公民館でも家庭教育学級など、いろいろ取り組んでおりますけれども、この居場所づくりに関連しましては、学校の保護者会、あるいは就学時検診などを利用して、それと一緒にそこでの子育て講座、それから思春期の子育て講座、そういうものを開催すべく、これも市の地域家庭教育推進協議会を立ち上げて対応していく予定で、現在、検討を進めているところでございます。 それから、同じく5ページの奨学金の申請等についてでございますけれども、教育委員会に関連したものとしましては、財団法人沖縄市育英会がございます。育英会の方では、経済的な理由によって学業の継続不可能な学生に対しての予算の範囲内において、選抜して対応しているということで、県内の学生に対しては月額 3万円、県外につきましては月額 5万円を今、貸与しております。その募集の広報につきましては、毎年3月号の広報に掲載をして、その募集をしているところでございます。ただ、入学時の奨学金の拡充等については、財政が厳しいということもありまして、拡充については今のところ、予定はないということでございます。 それから、海外留学時の奨学金制度の創設につきましては、現在、育英会の細則によりますと、県内と県外に在学する学生というふうに限られているようでございますので、その辺はご理解の程をよろしくお願いしたいと思います。 それから、5ページの子どもの文化芸術体験活動の推進についての窓口については、これは教育委員会の生涯学習課でございます。それでこの事業につきましては、財団法人の伝統文化活性化国民協会が文化庁の委嘱を受けて実施をしている事業でございますので、昨年、平成15年度については2団体を推薦しましたけれども、不採択ということで、但し県内では11団体から11教室が採択されたというふうに伺っています。 それから、平成16年度につきましては、2団体から50教室分を現在、県を通して推薦をしているところでございます。 ○浜比嘉勇議長 市民部長。 ◎根路銘一郎市民部長 5ページの街頭緊急通報システム、スーパー防犯灯の整備事業でございますけれども、この方は警察庁のモデル指定を受けまして、歩いて暮らせるまちづくり事業ということで取り組まれております。沖縄県を含めまして、10ヶ所の都道府県がモデル事業を実施いたしております。沖縄県では沖縄市の中心市街地地区がモデル事業の指定を受けておりまして、中の町小学校線に15基、それから、中の町18号線に2基、それから、上地第一児童公園へ1基、計18基が設置されております。平成14年4月1日から運用が開始されておりまして、今後の増設につきましては、このモデル事業の成果も見ながら、警察の方と調整をして行きたいという具合に考えております。 それから、次に悪臭対策の2番目の畜産関係者との話し合いでございますが、現在、悪臭防止法に基づく指定地域の調査が、当初、2月で終わる予定で3月までずれ込んでおります。そういうことで、まだ、話し合いは持っておりませんけれども、これが成果が出次第、4月からそういった事業者との話し合いを進めていきたいという具合に考えております。 なお、庁内にも悪臭対策連絡会議を設置いたしておりまして、平成15年12月、それから平成16年2月と、2回ほど会議を重ねているところでございます。その結果が出次第、調査結果が出次第、庁内会議につきましても開催をいたしまして、解決策を見出していきたいという具合に考えております。 ○浜比嘉勇議長 経済文化部長。 ◎平良正吉経済文化部長 5ページの悪臭対策の1点目でございますけれども、議員ご指摘のように観光に求められている条件は安心、安全、快適ということで理解をいたしております。沖縄観光での人情に対する評価は高く、一層のホスピタリティ、もてなしの心の醸成が必要であり、この市民のもてなしの心を醸成し、来訪者が安心して楽しい観光とレクレーション活動の出来る環境づくりを作り上げていくのが重要であるというふうに考えております。 又、観光に対する悪臭対策も、大変重要な問題であり、今後、関係部署との連携を取って、その環境づくりに取り組んで参りたいと考えております。 それから、グリーンツーリズムの取り組みといたしまして、県農林水産部の取り組みの一つで、グリーンツーリズム実践者要請活動促進事業がございますけれども、沖縄型グリーンツーリズム実践者の要請のために、その講座が開催されております。本市からも農家の女性を4名、受講させております。 ○浜比嘉勇議長 与那嶺克枝議員。 ◆与那嶺克枝議員 最初に、市長から三大プロジェクトについての細かい内容とご決意をいただきましたけれども、更に、その中で1点、中の町再開発事業につきましては、今回、音楽ミュージックタウンということが掲げられておりますけれども、この件について、商工会との意見交換等がどのようになっているのか。地元の皆さん、現場でなさっている皆さんたちとの意見調整を行っているのかどうか、お聞かせ下さい。 それと福祉部の特定不妊治療の助成事業については、まだ県は返事をしていないということなんですけれども、これは大変、沖縄県においてもこういった特定不妊治療を受けている皆さんは多いわけでありますので、是非、市の方から県に働きかけて、是非、今年の新しい事業でありますので、積極的に取り組みの方をお願いしたいと思います。 次、教育行政について。図書館建設については、具体的な期日等ありませんでしたけれども、策定のみに終わってしまっているような気がします。具体的にいつ頃というふうな、やはり、時期を設けることが大切じゃないかと思いますけれど、その件について、時期についてはどうなっているのか、お聞かせ下さい。 それから、悪臭対策につきまして、市民部長の方から協議会の開催については、4月というふうなご答弁がありました。これは毎回、引き延ばし、引き延ばしでいまだに行っていないのが現状であります。もしかしたら6月にも、7月というのかなというふうに思ってしまって、大変に不安であります。本当にやる気があるのかどうか。これは去年の大きな各議員からの指摘もありまして、又、助役の方からも12月でやりますというふうに答弁をいただいております。何故、こういう状況なのか。3月の悪臭調査がなければこれは出来ないのか。これとは関係ないと思いますけれども、その点について、再度、お聞かせ下さい。 それと経済文化部長がこの観光ということについて、安全、安心、快適、これが一つの基本になるということでありますけれど、やはりこの沖縄市において、観光地として今、多くの皆さんが訪れている植物園においては本当に快適さを失っております。この現状、畜産団地の皆さんと環境づくりに取り組むというふうな答弁であります。いつまで取り組むのか。これは終わりがないのか。大変にこの問題については大きな課題であります。苦しいとは思いますけれども、更なる経済文化部長のご決意、どうしていきたいのかをハッキリとお示し下さい。 それと、市民部の方でも今回、悪臭対策の調査をしておりますけれども、現場の植物園の方では毎回行っております。毎月、毎月行っており、私もその状況を資料をいただいておりますけれども、何と今年1月、31日間ありましたけれども、この悪臭があったのが24日です。もうほとんど臭いのある大変な状況であります。その中で沖縄に行きたいということで、多くの皆さんが今、観光立県として沖縄県が更に注目をされているときに、何としてもこの沖縄市に立ち寄ってもらいたい。じゃ、何処を見せるか。プラザハウスに行ったり、植物園に行ったりという方が多いわけです。一番、この亜熱帯地域としては、この植物園に対するお客さんが多いわけでありますけれども、なんと1月2日からもう大変な悪臭があったようであります。この度合いとしましては1から5までありますけれども、最高の5になっております。これからずっと3日間は3、あとは4とか、もう毎日、毎日、この臭いとの闘い。臭いの中で仕事をしている。又、観光の人を迎える。これで本当に観光地と言えるのかどうか。大変に疑問でありますけれども、この現状を市長はどう考えてらっしゃるのか。お聞かせ下さい。 又、2月もあります。2月の調査を伺いましたら、2月は29日までありましたけれども、何と18日間、この悪臭問題で悩んでいらっしゃいます。 それと最初に質問をしましたけれども、最近では植物園に団体で来た皆さんからは、もう大変に臭いがあるので、これは入場料を払い戻しして欲しいというお客さんが多いようであります。それを実際に去年、21世紀養成塾、これは160名の方がわざわざ台湾とか、中国とか、あっちこっちから、もう県外からお客さんが160名来たそうでありますけれども、ここで講演会があって、又、食事会があったそうでありますが、この皆さんの被害が大変に大きくて、この入場料を全て払い戻しをしたというふうな、そういったこともあるようであります。又、今年の2月15日にも内地の方から15名の方がいらっしゃったそうであります。これについても全く観光地ではないんだよということで、大きなお叱りをいただきながら、職員の皆さんは大変に嫌な思いをしたと思いますけれども、その中においても入園費の払い戻しの請求をされており、又、そういうようになっております。今後、そういった状況でありましたら、県に申請をして、植物園は一時外してもらった方がいいんじゃないかなというふうに思ったりもしますけれども、やはり150名の方が働いていますし、又、これまでも市長も、市も一生懸命取り組んでおりますので、本当にこの問題について、積極的に早期実現に向けて、早期解決に向けて取り組んでいくということを、本当に具体的に動かなければ何も進んでいかないと思います。 今日は観光立県というところから、国からやはり、沖縄県も510万人の方が沖縄にいらっしゃっているわけですね。その何名の方が沖縄市に来るか。それによって、私達沖縄市の活性化、経済の効果も大きく現れてくるわけであります。 そして、今後、グリーンツーリズムと、又、いろんな角度からそういった対策が取られている中で、やはり自然環境を大事にしながら、そういった自然環境の資源を大切にしながらやるという意味では、あの内喜納原は大変に最適な場所ではないかと思います。しかし、それがいろんなやりたくても、悪臭があるために出来ないんですね。だから、それは本当に解決できないのか。しかし、やっているところもあるわけですから、何故、他は解決できて、ここは解決できないのか。そういう根本的なものをもうちょっと具体的に、しっかりと対策をしなければ、どんなにこれから沖縄市が舞台を作っても、演出を作っても、やはりここに香りというものが、本当に快い快適な香りを置かなければ全て台無しになって来るんじゃないかと思いますけれども、市長、今回、私達議会においても畜産団地のいろんな問題等を踏まえながら、今回、新たな特別委員会が設置されるわけでありますけれども、その委員会に対して市長はどのようなことを要望するのか。又、当局はどのようなことを今回、この委員会の中でいろいろ意見を言っていただきたいと思いますけれども、その件について、お聞かせ下さい。 やはり又、市長の方から、又、助役の方からもその協議会について、畜産団地関係者との協議会の開催について、本当に具体的に4月にやるのかどうか。どうなっているのか。再度、お聞かせ下さい。よろしくお願いします。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事。 ◎島袋芳敬企画参事 中の町の再開発事業でございますけれど、その中に音楽によるまちづくりということで、いわゆる島田懇談会事業で整備する中の町ミュージックタウン整備事業が中核施設になります。現在の取り組みの状況でございますけれど、特に地域の音楽関係者の声を反映させるということでありまして、現在、音楽の専門家、あるいは実際にスタジオを経営している方々を含めて、平成15年度で検討しているところです。その中には一部基本設計の見直しを含めて、特に今後の管理運営の基本方針を、今、まとめているところであります。これにつきましては出来るだけ、市民から支持されるような施設づくりに努めていきたいと思っております。 ○浜比嘉勇議長 教育部長。 ◎津波古保教育部長 図書館の新館建設についてでございますけれども、現在、第一次基本計画の中では、調査研究をしながら、図書館づくりの基本計画までは作り上げたいというふうに考えております。従いまして、建設等については第2次基本計画の中で検討して参りたいというふうに考えております。以上です。 ○浜比嘉勇議長 経済文化部長。 ◎平良正吉経済文化部長 悪臭対策についての取り組みでございますけれども、当該地区につきましては5つの畜産団地が集中しているわけでございます。再三、機会あるごとにお答えしているわけですけれども、その悪臭そのものは家畜糞尿の処理過程において発生するということでございますので、各団地には畜種や畜舎構造、飼養形態、それから又、経営形態が異なっておりまして、環境対策そのものは個別に指導をしており、又、その方針を持っているわけでございます。肉用牛団地、それから酪農団地はもう既にご承知のとおり整備済でございまして、昨日も農林水産省の課長補佐がお見えになって、酪農団地の視察をしていただいて、非常に喜んでいただきました。それから、養豚団地につきましては、一部は整備済でございますけれども、次年度以降、県単事業でその農家との整備について、話し合いをし、その整備をする予定をしております。養鶏団地につきましては、県と連携をいたしまして、施設の改修やその鶏糞の処理、悪臭対策について、一緒になって指導をしているところでございます。 ○浜比嘉勇議長 助役。 ◎高良武助役 毎回、議会で悪臭問題についてはご指摘を受けて、非常に頭を痛めているし、心も痛いなというふうな課題をずっと引っさげているわけでございますが、まず①と②分けて、②から行きますけれども、この畜産関係者との協議会の開催については、いわゆる市民部長がお答えしているのは、ずっとお答えしているとおり、科学的にあの一帯を悪臭の立場から、どういうふうな課題があるかということで、今、専門機関に委託をしてその調査をしているわけですね。その結果が、若干、遅れているということなんだけれども、やはり、その成果が出てきたならば、当然、その成果をもって関係者と話し合いをしていかなくちゃいけない。そういうときにやはり、協議会というよりは、関係者集まっていただいて、そういうふうな地域の問題点をしっかりと話し合いをしながら、整理をしていかなくちゃいけないということで、その作業が、若干遅れているということについては、ご理解をいただきたいなという格好であります。当然、その成果が出てきて時期が来れば、それは当然やっていかなくちゃいけないことだろうというふうに思っています。 ①についてですが、今、経済文化部長の方から実際は個々に、今、部長の方からお答えをしたとおり、私も含めて、議会でいつも指摘をされておりますので、議会が終了次第、いつも現場を担当職員と一緒に見て回っております。 ですから、今、一部、豚舎関係で若干、かなり改善をしていかなくちゃいけないなと、垂れ流しも若干あるなと、大雨降りに葬祭場の隣からちょっと流れてくる恐れがあるなということで、そういう面については、しっかりと今、対処の仕方を逐次やっているし、関係者との話し合いも持っているわけです。ですから、一方、養鶏団地についても、いろいろと当事者同士、どういうふうにやっていけば悪臭が退治できるかということでやっているし、私共も行政が現段階で出来る範囲内はこの辺ですよと、こういうふうな努力をまずやっていこうというふうな問題提起をしながらやっているわけで、更に、保健所の方からも大きな指摘があれば改善すべきだということで指摘も行っているわけで、これは当事者の問題も又、あるわけです、正直な話。ですから、私共は当然、関係者とお話し合いをして、まず、悪臭の原因は何なのか。これを出さないためにどういう対策をやらなくちゃいけないのかということで、関係課もしっかりとそういうふうな策を検討しながら、お話し合いを今日までも続けてきているわけです。 ですから、そういうのは行政が出来るのは、行政の出来る範囲内でどう協力してやっていくか。あるいは経営者自らがやらなくちゃいけない責任はどういう責任の範疇なのか。そういうふうなものも、当然、お互い協力しながら、その問題をやっていかないと、毎回そういう格好でお叱りを受ける質問をいただかなくちゃいけないというふうなことですので、当然、引き続き、これについては決定的にどうすれば悪臭対策が整理できるのか。引き続き、検討をしていきますし、いろいろな協議会を持っていきたいと思います。 もうちょっと加えますと、実は、ずっと去年、一昨年来、協議会関係者とお話し合いをしようということの対策はずっとやっておりまして、その時点では例えば建設部は建設部で倉敷環境、その他の施設が出来ておりまして、それが法基準の問題とか、あるいはその稼働について問題がないかということで、建設部は建設部で個々にアプローチをしていろんな指導をやりながらやっているわけですね。ですから、経済文化部は経済文化部の、畜産関係を自分達でしっかりと指導しながら計画を逐次進めていきますと。市民部は市民部で今の科学的な作業をしているわけですから、そういう時点では個々には各部がやっておりますけれども、一堂に集めてやってないということで、若干お叱りを受けているわけですが、今後、今、市民部長がお答えしたとおり、その調査の成果が出たら、やはり早い内にそういうことを関係者と話し合いをして、その対策を進めて行かなくちゃいけないだろうとそういうふうに受け止めておりますので、これも少々時間がかかるでしょうけれども、努力を一生懸命させていただきたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 与那嶺克枝議員。 ◆与那嶺克枝議員 最後に、この畜産関係者の皆さんとの協議会については、是非、行っていただきたい。又、これは畜産関係だけじゃなくて、今、助役がおっしゃったみたいに倉敷環境の皆さん、又、そこでは農家の皆さんもいらっしゃるわけですね。これからどうしても、平成16年度に新しい法律もできてきますので、それに向けてきちんと、この地域をどういった形で、今後、整備をしていくのか。ゾーニングに対してもハッキリとそこで示せる。それはだから、各個々でやるんじゃなくて、全体的に一度は集まっていただいて、その協議をやるべきじゃないかと思います。そのゾーニングの問題、今後、この内喜納原がどういう方向性で、今後、その地域を作り上げていくのかという市の方針もその中でハッキリと明確に示していただかなければ、やはり地域でお仕事をしている皆さん方も大変に困ると思います。これは是非、4月に悪臭の調査を踏まえながら、更に、ゾーニングの問題についてもしっかりと助役、市長を中心として、早期にそういった協議会、新たな形の協議会というものも設立してもらいたいと思います。是非、これをやっていただきたいと思いますが、出来ましたら市長の方からこの件について、ご答弁をいただいて終わります。 それから、今年、めでたく卒業なさる皆さんも多くいらっしゃると思いますので、本当にお疲れさまでございました。これからも市民と一緒になって、又、沖縄市行政のために頑張っていただきたいことをお願いをし、3月定例会一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○浜比嘉勇議長 市長。 ◎仲宗根正和市長 観光施設、地域が安全で快適で安心できるという、それはもう常識だと思うんですね。そういう中で、今、悪臭が大きな阻害要因になっているというわけですから、その悪臭の原因は何かということは既に突きとめられていると思うんです。であれば、その悪臭を消すためには、行政は何をすべきかということも既に分かっていると思うんです。それを処理する施設を作るべきだと思うんですよ。ですから、それを早めに計画をしなさいというのが私の常々、指示を出しているわけですが、その計画がまだ出来ていない。それを速やかに作って、一つひとつの畜産団地の悪臭を消すための処理施設を早急に対策を講じる。それに対して、県の補助金が付けられるものは県の補助金を使う。あるいは防衛施設局の補助金を使えるものは、その補助金を使うと。そういう形でピシャッとした整理をしていく、そうすることによって、一つひとつ課題を解決する。そして、悪臭の原因を除いていく。そういう努力を、是非、やって参りたい。それをするための協議会も是非、有効に活用できるように頑張って参りたいというふうに考えております。 ○浜比嘉勇議長 以上をもちまして、与那嶺克枝議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後3時10分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後3時20分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 喜友名朝清議員。 ◆喜友名朝清議員 こんにちは。一般質問を始める前に一言。 いよいよ別れや出会いの時期になりました。この議場の中にも3月31日を最後に役所を退職される方が5名いらっしゃいます。ちょっと席を外しておりますが、島袋議会事務局長が38年余に渡って、長きに渡ってお務めになったそうであります。それから普久原総務部長、新城建設部長、根路銘市民部長、具志堅水道部長、長い間のお務め大変ご苦労さまでした。好きな趣味でも楽しみながら、身も心もリフレッシュして、健康に十分留意して頑張っていただきたいと思います。 それでは通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。 まず1番目に、市民健康推進本部、健康推進市民会議の設置、健康福祉部への組織改革、健康は市民の幸福の原点、健康づくりはまちづくりについて、お尋ねをいたします。 公立久米島病院院長、平良健康氏の基調講演の中から健康づくりはまず肥満を解決し、それによって生活習慣病を減らすこと。食生活改善推進委員を増やし、弁当作りに携わる人たちや診療所を含めた地域の連携が求められる。全国国民栄養調査によると、男性の30代から50代の3割が肥満であるが、沖縄の男性は4割から5割が肥満であるとのことであります。肥満は何故、問題なのか。糖尿病の増加が問題になっているが、糖尿病の圧倒的多数は肥満によるもの。肥満は又、高血圧、高脂血症の原因にもなり、更に、喫煙とストレスが加われば、脳梗塞や心筋梗塞も引き起こす。住民検診の結果では、男性の1割前後が高血圧で、3割が境界期高血圧である。これは生活習慣を改め、体重をコントロールすることで正常に戻すことが可能であるという講演をなさっております。 そして、長野県は減塩運動など、県民を挙げた取り組みで脳卒中を減らし、長寿県を達成したとのことであります。そういう内容の基調講演をなさっております。 本市の国保一人あたりの療養諸費は平成12年度で 22万 6,000円。平成13年度で 23万 5,000円で 9,000円のアップになります。それから、老人保健一人あたりの医療諸費が平成12年度で 73万 2,000円。平成13年度が 74万 8,000円で、 1万 6,000円のアップ。 それから、当初予算で見てみますと、国保医療諸費、平成15年度が 66億 2,900万円。平成16年度が 66億 9,800万円で、 6,900万円の増。それから、老健医療諸費、平成15年度が 68億 4,600万円。平成16年度が 69億 6,100万円で、 1億 1,500万円の増となっております。 この数字からいたしましても、病人が年々増えている計算になるわけであります。 沖縄市の健康づくりの課題に給付行政から予防行政へ、市民健康推進本部、健康推進市民会議の設置、健康は市民の幸福の原点、健康づくりはまちづくりについて、お尋ねいたします。 次、健康福祉行政の②は、次とやや似ておりますので割愛させていただきます。 次に2番目、居宅介護住宅改修事業支援について。ある家庭に介護の必要な病人がおられて、住宅改修をしなければならなくなったので、介護支援センターに施工業者を紹介してもらい、改修することになったそうです。バリアフリー化に向けて改修見積もりを出してもらい、工事を進める中で見積もりに指定してある以外の材料を使用しているのに気づいたが、途中だったので工事を続行させて完了させた。請求書を受け取ってみたら訂正もされないで、最初の見積もり通りの請求書であった。又、風呂場のタイル工事で全く納得のいかない仕上げをしてあるので、家主はどのくらい経験を積んでいるのか尋ねてみたら、ほとんど経験がなかったとのことであります。そういうことで、役所の係やケアマネージャーがその現場を見て、やり直しをさせたそうであります。 このように納得のいかない改修工事をされても泣き寝入りをしている人がいるのではないか。又、このような業者は是非、排除させてほしいというようなことから、私に電話をしたと言っておりましたが、このような工事を施工する業者がいるのでしょうか。ご説明をいただきたいと思います。 3番目に、高齢者外出支援サービスについて。施政方針の中に在宅で医療機関への通院が困難な高齢者に対して、外出支援サービスを行うとあります。このサービス内容について、教えて下さい。 4番目、指定管理者制度について。2003年9月、地方自治法の一部改正に伴って、指定管理者制度が導入されました。公共施設の管理は従来、自治体や自治体が出資する公共施設管理公社等が行ってきましたが、これからは自治体が設置する一定の施設の管理については、民間事業者に代行させることが可能になったわけであります。浦添市では指定管理者制度を適用して、新設された温水プールの管理を民間事業者に代行させることになったそうであります。 本市は市営住宅の家賃の滞納未納額が、相当額になっております。これは民間事業者に委託することによって、解決されるものと思いますが、いかがでしょうか。民間指定管理者制度を活用して、民間に委託することが出来るかどうか、お尋ねいたします。 それから、今回のこの地方自治法一部改正では、既に管理委託している施設については施行後3年の間に指定管理者制度に移行するか、直営とするかを判断する経過措置が取られているようであります。現在、ほとんどの管理を委託されている公共施設管理公社は、今後、どうなっていきますか。お尋ねいたします。 5番目、むつみが丘公園の再整備について。都市公園の役割として、都市公園の美しい景観は訪れる人にゆとりと潤いを与えます。緑に囲まれた公園の広場や施設はスポーツやレクレーションの場として快適な空間となります。自然の緑は砂ぼこりや騒音をやわらげ、大気の浄化、都市気象を調節する機能を持っています。又、災害時には安全な避難地として人々を守ります。公園は街を心地良く彩り、人の心と体の健康を支える皆のための大切な空間ですとあります。 それから、むつみが丘公園については、繁華街に位置する当公園は中の町交番、沖縄市文化センターに隣接し、ホルトの木や市木のビローが植栽され、児童や付近住民の親しみの場所として利用されています。 しかし、現在のむつみが丘公園はこの説明にあった公園ではなくなっております。朝から浮浪者がたむろしていて、誰も近づかない公園になっております。整備が急がれるところでありますが、この再整備について、お尋ねいたします。 6番目、葬祭場周辺の悪臭について。沖縄葬祭場の告別式に参列したとき、ひどい悪臭をかがされ、これはどうにかしないといけないと思い、平成8年3月定例会において悪臭問題について、一般質問で取り上げたのが最初でありました。その後、機会あるごとに改善策を切望して、13回に渡り当局に質して参りましたが、いまだにその改善が見られません。 平成8年から現在まで6年という歳月が経過してきているわけであります。6カ年の間、何故、悪臭に対する改善策が講じられなかったのか。その理由について、お尋ねいたします。 7番目、植樹祭と植樹された樹木の維持管理について。知花にある馬場都市緑地は緑豊かな公園であった。1999年頃まで900本の琉球松が生えていたが、2003年には500本にまで減少し、緑地の至るところに被害を受けて切り倒された切り株が点在している。松くい虫の被害を受け、数が減っている市内の琉球松を再び取り戻そうと、市では2003年から植樹祭が行われております。馬場都市緑地に2003年は150本、2004年も150本の松の苗が植樹されました。2,3日前、そこに行ってみましたら、今のところ順調に育っているように見えました。そこで、施肥や水かけ等、管理についてはどうなっているか、お尋ねします。 それから、この沖縄市の植樹祭はこれからも継続して行われるのでしょうか。 8年前、戦後50年事業として、県民100本植樹運動が実施されました。その時、諸見里公園に寒緋桜90本が植樹されております。しかし、現在、この90本の桜は20本しかありません。その20本のうちでも本当に桜らしく育っているのが10本ぐらいであります。こういう記念事業の中で植樹された桜でありますが、どうしてこうなったのか。これまでの管理等について、お尋ねいたします。 8番目、トカゲハゼの保全、生息及び繁殖状況について。中城湾港泡瀬地区埋立事業で、沖縄総合事務局は昨年4月以降、中断していた埋立のための架設橋梁設置工事を約10カ月ぶりに再開しました。今回は埋立資材を運搬する仮設道路を150メートル延長する工事である。工事終了後は4月から7月までトカゲハゼの産卵期にあたるということで、工事は中断されることになっております。トカゲハゼの生息、繁殖状況について、お尋ねいたします。来年も4月から7月の間はトカゲハゼのために工事は中断されるのでしょうか。この橋梁工事が完了するまで、トカゲハゼを余所へ移しておく計画はありませんでしょうか。お尋ねいたします。 9番目、新年名刺交換会の開始時間について。平成13年9月定例会で新年名刺交換会の開始時間の見直しについて、質問をいたしました。実行委員会の事務局では検討したところ、他市の状況、会場の設営や後片づけ、あるいは職員の動員体制について、課題があるとの答弁をいただきました。 先日、中の町社交業組合の組合長さんと会合で同席する機会がありました。そこで新年名刺交換会のことに話が移ったのでありますが、開始時間については何回か関係者にお願いしたことがあるそうであります。しかし、会場の準備や後片づけが問題だったようであります。そこで会場の準備や後片づけはどこにお願いしておりますでしょうか。それは外部に委託することが出来ませんか、お尋ねいたします。 10番目、太陽の家、かけこみ110番、こどもタクシー110番について、お尋ねいたします。市の広報2月号に教育委員会発行の折り込みチラシが入っておりました。「安全な生活を送るために、みんなで一緒に考えよう」「保護者の皆さんへ、そして地域の皆さんへ。」又、「自分を守るため、こんな時は君ならどうする?」マンガ風に描かれておりますが、「知らない人がついてきたり、じっと見つめられたりしていて、恐いと思ったらすぐ近くのお店などに逃げ込もう」その太陽の家、かけこみ110番、こどもタクシー110番へとあります。 太陽の家、前回も質問いたしましたが、太陽の家、かけこみ110番、こどもタクシー110番について、お尋ねいたします。 又、児童生徒への周知についてはどうなっておりますか。 それから、その太陽の家、かけこみ110番、こどもタクシー110番に指定された皆さんの認識はどうなっているか、お尋ねいたします。駆け込んだところで、この指定された皆さんが、その意識がなければ駆け込みは出来ないわけでありますので、その認識について、お尋ねいたします。 これで1回目、終わります。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後3時41分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後3時42分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 福祉部長。 ◎山下泉福祉部長 1番目の福祉行政の①でございます。肥満の話が出て参りましたけれども、肥満はいわゆる成人病のだんご4兄弟と言われている、その4兄弟の長男が肥満でございます。そういった肥満を、先の新聞で浦添市が健康10カ年戦略の中できちんと3キロ減量してきたという画期的な記事もございましたけれども、我が沖縄市も一応組織体制は整えましたので、これからやはり、市民健康推進本部、これを是非、立ち上げていかなくちゃいけないんではないかと考えております。何故、市民健康推進本部かということでございますが、単なる委員会とか、そういったものでは全庁的、全市的な取り組みが出来ないわけでございまして、ですからこの推進本部制をすることによって、全庁的、全市的な取り組みが出来ると。本土あたりでは市長を本部長として、副本部長に助役、収入役プラス教育長が入っている、そういうところもございます。是非、この推進本部を立ち上げて、沖縄市の健康づくりの戦略、アクションプランを作っていきたいというふうに考えてございます。 それから、③でございます。これにつきましては、まず話を整理しますと、住宅改修の場合は介護で見られている住宅改修と、それから介護で見て、それで足りない場合に市と県で半分ずつ出しています、あと 30万円プラスできる。介護で 20万円、それから、プラス 30万円の事業がございまして、今、議員がおっしゃる件は、介護の範囲内での事業でございます。 これまで平成15年度でいきますと220件、平成14年度でいきますと197件、介護の住宅改造がございますけれども、今の話にありました件、このようなトラブルは本市では初めてでございまして、私も詳しい状況を報告受けております。 ただ、これは介護保険の制度上、ひとつの課題が残っておりまして、介護保険での住宅改修につきましては、実は当事者からケアマネージャーに相談しまして、そこで話が決まって、施工されて、工事が進んで、いったん被保険者が、依頼した人が業者に支払いして、後で市からその本人にお金の9割を払うという、こういう仕組みなんですよ。従いまして、行政が現段階では関与できないんです。事前に関与出来ないと。ですから、これを制度上、そういう問題がありますから、いったん、この工事が終わった段階で行政の方に請求してもらって、行政がチェックして、問題がなければ支払う、その業者に直接支払うという、そういう方法を取ればそういった問題は改善されるんじゃないかということで、今、そういうふうなものになっております。 今回の件につきましては、事後になりましたけれども、そういうトラブルがあったということで、担当職員もそれから担当課長も何度も足を運んで、業者とも、再三、調整いたしまして、一応は納めてございますけれども、今、申し上げましたように、制度的な問題があるということですね。今後は、この制度が改正されるまでは、行政としてはケアマネージャーの研修等を、そういったところでしっかりこういったトラブルを未然に防ぐような形での研修等を強化していきたいという具合に考えております。 それから、④の方でございます。これは平成16年度から新たにやる事業でございまして、65歳以上の方を中心に、筋力等の低下で日常的に車椅子を利用する高齢者に対して家族による介助の下、車椅子のままで乗れる車両で医療機関への通院を支援するサービスということで、平成16年度にこの事業の予定をしています。 ○浜比嘉勇議長 暫時、会議時間の延長をいたします。 建設部長。 ◎新城清弘建設部長 質問事項2.公共施設管理についてでございますけれど、指定管理者制度につきましては、平成15年6月に地方自治法の一部改正がなされまして、公の施設の管理につきましては、指定管理者制を導入するか、直営にするか、各施設ごとに判断しなければなりませんと、そうなっております。市営住宅の件につきましても公の施設でありまして、指定管理者制度を導入することは可能であります。ただ現在、担当部署におきましては、指定管理者制度について、いろいろ情報を収集したり、内部で検討をしているような状況でございます。 それから、3番目の建設行政についてでございますけれど、むつみが丘公園の再整備についてでございますけれど、むつみが丘公園につきましては、平成14年度にいろいろとワークショップ等を始めまして、平成16年度から工事着工を予定しております。その実施設計の段階には、ワークショップでいろいろ出された意見等も反映して、実施設計を作成いたしております。それを着工する前に、再度、地元説明会を開始して、着工に持っていきたいというふうに考えております。 浮浪者の件でございますけれど、それにつきましても、出来るだけ周辺から見通しのきくような公園にしたいということで、地域の方々とも連携を図りながら対応を図っていきたいというふうに考えております。 それから、5点目の沖縄市の植樹祭の件でございますけれど、平成14年度から平成16年度まで、450本の松の幼木の植栽を予定いたしております。これの管理につきましては、水かけ等でございますけれど、1年間は造園業者の方と契約をいたしまして、管理を見ていただいております。今後も継続するかということでございますけど、出来るだけ継続していきたいというふうに考えております。 それから、諸見里公園の桜の木でございますけれど、おっしゃるように県民100万本植樹祭の運動の一環として、平成7年に植え付けられたようでございますけれど、植えた場所が法面の高いところで、台風等、風当たりの非常に強い場所に植えたために、おっしゃるように20本程度しか残っていないというような状況がございまして、今後、そういった植樹をする際には、場所等も十分念頭に入れて、又、残された樹木については育つように十分管理面を徹底していきたいというふうに考えております。よろしくご理解の程、お願いいたします。 ○浜比嘉勇議長 経済文化部長。 ◎平良正吉経済文化部長 悪臭対策についてでございますけれども、議員からご指摘があるように、毎議会のたびごとにお叱りを受けているわけなんですが、先程、ご答弁申し上げましたように、肉用牛団地、それから、酪農団地、それから、パイロット養豚団地、現在、建設中であり、建設して試運転をしているというような状況にあります。又、内喜納団地についても県単事業を導入して、その畜舎の改修を予定をしているところでございます。又、養鶏団地につきましても、県と一緒になってこれまでその対策に向けて指導してきているところでございますけれど、その糞の処理施設の適正な維持管理が一番大事ではないのかなと。更には又、鶏糞の外部への処理委託、それをすることによっても緩和できるんではないのかなというふうに思っています。 それから又、オガ粉等の副資材の積極的な活用、そういうふうな指導をしながら、悪臭緩和を対策を取っているわけでございますけれど、この悪臭をどうしても消すためには、やっぱり完全に消すというのは非常に難しいかもしれませんけれども、糞尿処理施設の建設が大事ではないのかなというふうに思っております。この糞尿処理施設を建設するためには、補助事業等の導入を図ってでも、その対策に取り組んでいきたいというふうに思っております。 ○浜比嘉勇議長 市民部長。 ◎根路銘一郎市民部長 6ページの悪臭対策について、市民部の立場からちょっと述べてみたいんですが、これまでこの悪臭問題に関しましては、特に内喜納原地域は畜産施設、それから廃棄物処理施設、工場等、そういった悪臭の原因になるような施設が沢山集中しております。そういうことで、これまでも悪臭がひどいときには、市や、あるいは又、保健所連携でその悪臭の防止に対策を取ってきたわけでございますが、なかなか解決するに至っておりません。 そういうことで、現在、基地を除いた市域の約61パーセントがその悪臭防止法に基づく規制地域に指定されております。そういうことで、この内喜納原地域につきましては、農振白地地域ということもございまして、これまで悪臭防止法の規制地域からは外されておりましたけれども、やはり今後、そういった悪臭問題を解決していくためには、この防止法の規制地域に指定するということも是非、検討して行かなければいけないんじゃないかということで、現在、調査を行っているわけでございます。 それで3月いっぱいにこの調査結果が出次第、これらの畜産関係事業者、それから廃棄物処理事業者、それから、工場等の事業者といろいろ問題解決について、話し合いを進めていきたいと考えております。 ○浜比嘉勇議長 企画部長。 ◎上原秀雄企画部長 6ページの2.公共施設管理の①でございます。現在、施設管理公社は委託した公共施設の円滑な管理運営を行ってきておりまして、施設の効率的かつ効果的な活用ということで、市民サービスの向上に向けて、大きく寄与して参りました。 先程も建設部長からお話がありましたように、公の施設の管理に関する制度の改正がございまして、今後、その新しい指定管理制度に向けて、スムーズに移行できるように実状をしっかり踏まえて、施設の今後の在り方、それから基本方針等をしっかり整理をして取り組んで参りたいというふうに考えております。 ○浜比嘉勇議長 東部海浜開発局長。 ◎渡口正美東部海浜開発局長 質問事項6.東部海浜開発事業のトカゲハゼ保全期間の工事中断についてでございますが、沖縄県の中城湾港トカゲハゼ保全計画によりますと、繁殖期の4月から7月までは生息地やその近傍での海上工事は行わないということになっておりますので、今後もその期間の工事については制約は受けるということになると思います。 それから、人工的な移動についてでございますが、県の方では既に、中城湾の新港の方で、生息地の人工干潟の造成、そして繁殖技術も確立されておりまして、生息数は増えている状況にあるようでございますが、人工的な移動につきましてはまだその予定がないということでございます。 ○浜比嘉勇議長 総務部次長。 ◎伊志嶺和成総務部次長 質問事項7番目の名刺交換会ということでございますが、ご案内のとおり、新年初頭に新年祝賀会、沖縄市、あるいは議会も含めて、市内の各種団体で構成した実行委員会で祝賀会を開催させていただいておりますけれども、今現在、時間に関わる問題として、準備や片付けにつきましては、その構成する実行委員会の職員、メンバーでやっておりまして、この度、平成16年2月1日からこの事務局を、更に、市民相互の連帯を図ると、こういう観点から、商工会議所から沖縄市の方へ事務局を移行した経緯がございます。 従いまして、外部委託等々も片づけることも含めて、開催時間についてはその質問の趣旨にもございましたように、あわせて幹事会において協議し検討して参りたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○浜比嘉勇議長 教育部長。 ◎津波古保教育部長 同じく6ページの8番でございます。青少年の健全育成についてでございますけれど、太陽の家、それから、こどもタクシー110番につきましては、平成9年、こどもを犯罪から守る運動の一環として、こどもの緊急避難場所として、通学路を中心とした太陽の家の設置、それから、こどもが危険な場面とか、あるいは又、助けを求めてきた場合にこどもを拾って乗せて、更に又、相手の特徴とか車のナンバー等も控えて、警察に通報すると。そういうふうなこどもタクシー110番を県警の方で全国的にそれを立ち上げているわけでありますけれども、太陽の家につきましては、毎年、自治会とか防犯協会などの推薦で継続的にお願いをしているようでありますけれども、平成16年2月24日現在で575ヶ所が市内に設置をされているようであります。 それでこども達への周知につきましては、各学校でこういう太陽の家のマップを作りまして、これはA4に縮小してございますけれども、太陽の家のマップを作って、それをこども達が実際に歩いてみたり、あるいは又、その太陽の家のその委嘱を受けた方と対面式をしたりして、そういうふうな交流も図っているようであります。更に又、その太陽の家に関するチラシなどもそういうふうに学校によっては対応しているというふうに聞いています。 それから、委嘱を受けた方の認識度はどうなのかということでありますけれども、やはりそういう方々というのは、青少年指導員、防犯連絡所以外にもコンビニであるとか、あるいは又、商店などもあるわけですけれども、なるべく、常時そこに人がいるというような条件が整うところに、更に又、意識の高い方にお願いをして委嘱をしているというようであります。 そういうことで、この太陽の家について、確かに駆け込んでどなたもいらっしゃらなかったということもあるようです。しかしながら、そういう事例はほんの一部だと思いますので、できるだけ、そういう委嘱をした方にはなるべくどなたかが居て対応していただくと。警察の方ではそういう対応マニュアル、例えば、こどもに変わって110番する場合にはどういうふうに対応したらいいかという、そういうマニュアルなどもいろいろ細かく作って、お配りしているようであります。 それから、こどもタクシー110番につきましては、シール、ステッカーを作って、そのタクシーに貼ってもらうようにお願いをし、そして各会社にそういうふうな自主的に協力をしてもらうようにお願いをしているということでございます。 それとあわせまして、教育委員会の方では2月から3月にかけて、表は大人に、そして裏の方は子ども向けのチラシを作って、これを6万部作りまして、各自治会に4万部、それから、各小中学校にあわせて23校に1万6,000部。それから、関係機関に4,000部ほど置いて、そういうふうな不審者による拉致未遂事件、あるいは声かけ事案への対応をしているところでございます。よろしくお願いします。 ○浜比嘉勇議長 喜友名朝清議員。 ◆喜友名朝清議員 只今の太陽の家、駆け込み110番。教育部長の答弁の中で、それにこういう意識の高い人ということでありますが、やはりそういった必要なときに留守にしていたということもあるわけです。そういうことで、以前からそれは問題になっていたと思いますが、そういった通りに、皆の通学路と言いますか、そういうところのお店、コンビニとか、そういうお店が一番適当な場所だと思うんですね。そういうところが大分委嘱されているようでありますので、素晴らしいことだと思います。 是非、こういう子ども達が事件事故にあったときに、すぐ駆け込めるというそういうところ、そして又、その委嘱された皆さんがそれを認識していて、すぐ受け入れてくれるというそういう体制作りも、お互いの顔合わせというのも大事だと思いますので、これからも是非、そういう新入児童とかとの交流する機会も作っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 名刺交換会の開始時間でありますが、これは時間が4時開始ということで、5時半頃に終わりますと、そこでいろいろ集まって会に参加した皆さんはもう家に帰るしかないんですよね。それは社交業組合の組合長さんも大変気にしているところでありました。今、そこのロビーにも貼られていますが、海上自衛隊の練習艦隊の訓練生の歓迎会というのがありますね。これは前に1回参加したときには、確か4時頃だったと思います、開始時間が。それで6時ですから、まだ終わるのが早くて、少し向こうで延長して中の町の時間に少し合わすとか、又、社交業組合の組合長さんはそのチラシを各店に配ったと言っていましたので、店は早めに開けるようにということで。しかし、今日の時間帯を見ますと7時から8時半になっているんですね、ここの歓迎会の時間が。それぐらい、地域商店街活性化をそれを目的にしているわけですから、名刺交換会はそうではないんですが、やはりそういった時間帯の設定というのは、この後、どれだけ集まった皆さんに対する経済効果と言いますか、そういった地域に対しても還元できるかというのも、これは是非、考えていただかないと。こんな社会情勢ですから、もう集まった皆さんが家に帰るんじゃ、何の集まりだったかわからんということでありますので、是非、この開始時間については十分検討していただいて、効果のある時間帯設定にしていただきたいと思います。 トカゲハゼの保全、生息及び繁殖状況についてでありますが、これは新港の方の人工干潟では増えているということでありますので、繁殖状況というのをちょっとお尋ねしたんですが、どれぐらい繁殖しているのか。沢山、繁殖しているのか。その点ももう1回、お願いします。 最近、又、新聞によりますと、オサガニヤドリガイというのが新聞等に報じられておりますが、これは石垣、西表でしか生息が確認されていないと。なんであんな遠いところから沖縄市に来たのかなということになるんですが、そういった海に潜ったり、そういった仕事をしている人の話なんですが、このいろいろ東部海浜あたりでの生息状況の調査というのは相当経費を掛けていると思うんですね。そういう沢山の経費を掛けると、こういう希少種のいろんな生物が出てくると言うんですよ。それはいると言うんですよ。それだけ詳しく金を掛けて、本当に詳しく調査をすると、だから何処にでもいるよと言う、こういう人もいました、こういった希少種が。もう一度、お願いいたします。 指定管理者制度についてでありますが、先程申し上げましたように、3年間には指定管理者に移行するか、直営にするかということでありますので、現在の公共施設管理公社はどうなるんでしょうかという質問をしたんですが、それも是非、お聞かせ下さい。 この市営住宅もそういうふうに指定管理出来るということでありますので、この普通のアパートでもそうですが、不動産屋さんに管理させますと、家賃は入らなくても保証してくれるんですよね。その月分は、払ってくれます。その借家人からは家賃は取れなくても、管理を引き受けている人はその月分は払います。だから、そういうことで責任を持って管理させるわけですから、こういう滞納未納というのは出てこなくなりますね。 そういうことで是非、これが可能であるんでしたら、この辺も慎重に検討していただいて、それに移行していただけたらと思うんですが、もう一度、お願いします。 葬祭場の周辺の悪臭ですが、これまで10何回か質問してきて、本当に改善策が見あたらない。じゃ、なんだったんだろうと私は思うんですが、前にも申し上げたことがあります。これはやはり、やる気がないと出来ないという、経営者も。又、市もそうじゃないですかね、当局も。やる気がないから出来なかったんじゃないかと思うんですが、もうこれ以上、私も最初は熱意があったんですが、これだけ6カ年続けても、そういう効果がないということで熱が冷めてしまいました。 この家畜排泄物処理に関する法律が今年の11月から施行されます。又、議会においても畜産衛生問題に関する調査特別委員会が4月より調査活動を開始します。そういうことで、その経過を見て、悪臭問題については、しばらく休むことにいたします。そういうことで、畜産衛生問題に関する調査特別委員会の委員の皆さんの頑張りをお願いしたいと思います。 高齢者外出支援サービスについてでありますが、このサービス内容、これはそういった高齢者の外出を支援するということですので、やはりそういった福祉タクシーと言うんですかね、そういった車両を使わないといけないと思うんですが、今、既存のタクシー会社にもそういった福祉タクシーというのが走っておりますよね。その辺の利用というのは出来ないのか。その1点、ちょっとお伺いいたします。 これは新しく車を購入して、そういった委託をするということであれば、これも可能じゃないかなと思ったりするんですが、一言、お聞かせ下さい。 沖縄市の健康づくりということでありますが、やはり、これだけ三位一体と言いますか、いろいろ自治体の予算でも相当厳しい中に、今、医療費は毎年増加しているわけですね。これはやっぱり、今のそういう状況からしましても医療費も削減するという努力は大事だと思うんですね。そういうことで、部長は冊子の中でも「給付行政から予防行政へ」ということで謳っておりますので、是非、その辺、健康づくりにいろいろ制度を設けていると思いますが、その辺も、是非、これからも真剣に取り組んでいただいて、医療費の削減等についても、又、市民の健康の面からも頑張っていただきたいと思います。 以上で終わります。答弁をいただいて、終わります。大変ありがとうございました。 ○浜比嘉勇議長 東部海浜開発局長。 ◎渡口正美東部海浜開発局長 トカゲハゼの生息及び繁殖の状況についてでございますが、平成15年度の第1回環境監視委員会に報告されました県の資料によりますと、平成17年から平成14年度まで、毎年3回から5回の生息調査が実施されているということでございます。生息数につきましては、年月で変動がございまして、平成14年度の調査結果でございますが、4回調査を実施いたしまして、生息数の一番の多い月、4月と12月で各14匹。少ない月、3月と9月で各2匹ということが報告されております。又、新港地区では平成15年度3月時点でございますが、1,523匹で、中城湾全体では3,116匹の確認があるという報告がございました。以上でございます。 どうも失礼いたしました。平成7年から平成14年度の誤りでございます。訂正してお詫びいたします。 ○浜比嘉勇議長 助役。 ◎高良武助役 指定管理者制度については、新しい法が出て参りました。確かに全国の大きな市町村においては管理公社という公社を作って、そういう公共施設の管理を委ねているというふうなことがあるわけですね。多分に小さな市町村においては直営でやられているでしょうから、そういう意味でもやはり、これをいかに民間にも与える業務を分けてやれるのか。あるいは行財政改革の立場から、その効率性はどうだろうということで、そういう法律が当然、出て参ったと思うんです。ですから、私共、役所においても各部門毎に管理公社に委ねている業務があるわけですから、今一度、新しい事業年度、スタート、始まりましたら、この管理者制度というもの、あるいは従来ある公共施設管理公社の法的な位置づけ、在り方、そういうこと等も十分検討しながら、個々の業務の管理制度を検討して参りたいとそういうふうに思います。 ○浜比嘉勇議長 福祉部長。 ◎山下泉福祉部長 1番目の福祉行政の④でございます。福祉タクシーもございまして、中部地域に13社。本市にも1社、福祉タクシーが営業しております。 ただ、今、市の方で計画しています外出支援サービスは付き添う方の資格を問いませんけれども、介護の場合はヘルパーの資格を有する方を同行させないといけない。そうじゃないと介護サービスの対象にならないと、そういう点で違いがございます。 ○浜比嘉勇議長 以上をもちまして、喜友名朝清議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後4時18分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後4時28分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 仲宗根 弘議員。 ◆仲宗根弘議員 こんにちは。一般質問に入る前に、ちょっと平成15年度の市制懇談会の報告書の目次なんですけれども、これはちょっといい勉強になるものですから、読ませていただいたんですけれども、地域懇談会の連絡先一覧の中の地域対象団体の中の自治会の「区長」というふうに目次の中で謳われているんですけれども、どうも沖縄市は区長制度を取っているのか。自治会長、区長というのはどういう身分なのかもこれから勉強させていただきたいと思うんですけれども、是非、その辺をもう一度、確認していただければ、素晴らしい市政懇談会の報告書でありますので、是非、その辺もしっかり市民にご覧いただけるような、もっと更なるいい冊子にしていただきたいというふうに思います。 それでは通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。 最初に、中学校施設についてですけれども、美里中学校のグラウンドの夜間照明、素晴らしい、凄く広いグラウンドがあるんですけれども、どうも夜間照明、今、一般の市民が恐らく日曜日以外か、ほとんど毎日、利用していただいていると思うんですけれども、広すぎて暗いのか。それともその照明器具が少なくて暗いのか。その辺がどうなのか。もしお分かりでしたら教えていただきたいというふうに思います。 それと学校施設の照明のルクス、それの基準等があれば教えていただきたいというふうに思います。 それと市民、学校現場等から暗いとか、光の加減でボールが見えにくいとかというような、現場よりの要望があったかどうか。僕の方にはかなり来ているものですから、直接、役所の方にもそういう要望があるのか。教えていただきたいと思います。 それとこれは多分ケガの報告なんですけれども、ソフトボールで一瞬、ボールが全く見えなくて、かなり打撲とかという報告も聞かれるものですから、その辺のケガの報告等がないか。もしあれば教えていただきたいというふうに思います。 次に、住居表示についてですけれども、これは昨年の何月でしたか、区画整理が終わりました登川の2丁目の26番の11号という住所が地主も全く違うんですけれども、2筆ぐらい離れている場所同士で、同じような同一の住所が存在したわけなんですよ。それでいろんなトラブル等で、その当時、役所の方にも間に入っていただいて解決していただいたんですけれども、まだ聞きますとそういうような状況、同一住所がかなりあるというふうに聞いているものですから、もしその辺があるのかどうか。教えていただきたいということと、先程、新垣萬徳議員と喜友名朝清議員にもそういうふうなところがあるというふうに伺ったものですから、もしそういうところがあれば教えていただきたいというのと、そういうことが起こった原因がもし分かれば、教えていただきたいと思います。 そして、同一住所が発生する中で、考えられる市民同士のトラブルというのはないかどうか。 そして、今後どういうふうに対処していくのか、教えていただきたいというふうに思います。 次に、道路行政についてですけれども、具志川環状線、登川2丁目から県道36号バイパスの方に向け、具志川向けですけれども工事が始まっております。そして、国道329号バイパス。現在、池原の後原まで石川バイパスで伸びてきて、それから、329号バイパスという形で沖縄市内を通りまして、具志川通ってという計画。これは具志川市民、沖縄市民を含めて、早期実現等の決起大会も持ったわけですけれども、その国、県の事業の計画と当局の考えを教えていただきたいということなんですけれども。 結果的に国と県に対して、市の考え方が後手後手に回っていった場合に、いろんな取付とか付帯工事等で、又、市民からの要望が余り反映されなくならないような形を、是非、市としてもそういうふうな考えで進んでいきたいというのと、そういうことを計画なされているのかどうか。教えていただきたいというふうに思います。 次に、保育行政ですけれども、認可保育園に兄弟同一入所の状況ということですけれども、これも5年ぐらい前に一般質問で質問させていただいたんですけれども、兄弟二人いるところですと、何とか2ヶ所の保育園でも対応できるんですけれども、3名の兄弟とかとなりますと、一人の子は認可保育園、もう一人は無認可、もう一人はというふうにバラバラに預けているというお子さんをお持ちの家庭がよくそういう形で、同じ保育園で、同じ環境で、同じ栄養で、こどもの情操を含めて育てたいんですけれども、どうして認可保育園に兄弟一緒に入所できないかというふうな相談が多々あるものですから、その辺の状況を教えていただきたいというのと、市の考えとして、もしそういう家庭がある場合に、本当に親の負担とこどもの教育、保育、子育ての環境の中で、どういう状況が起こっているんだろうという、市民に対する子を持つ親に対してどういうふうなことが、様々な弊害が予想されるのか。もしその辺のお考えがあれば是非、聞かせていただきたいというふうに思います。 そして今後、その対応について、もしお考えがあればお聞かせいただきたいというふうに思います。 そして次に、各自治会にあるカー、泉、カー、ウブガー等の整備保存についてですけれども、これも議員になりまして6年前に一般質問をさせていただきまして、多分与儀自治会内にあるカーだったと思うんですけれども、ブロックで箱状態で積み上げて、これが水道局から発行している冊子の表紙の中に「与儀のカー」というふうに載っているのがありまして、何処から見てもカーには見えない。ただのブロックの箱状態の写真が載っているものですから、やっぱりその辺のことを考えた場合、今の時期ですから、水に対する市民の意識向上も含めて、是非、活用等もできれば、地元の癒しの文化財として活用できないかということで、まず個数と活用状況。なければ、活用されてなければされてないでいいと思うんですけれども。 そして又、今後、市の文化財として整備する考えもあるのか。順次、一斉にではなくても、そういう考えがあるのかどうか。教えていただきたいというふうに思います。 次に、最後ですけれども、カラーコピー機設置についてですけれども、郷土博物館に設置してはどうかということで、これがこの間、1948年でしたですか、米軍がカラーで作成した市内を含めての地図がカラーであるんですけれども、これは大変貴重な資料になると思いまして、コピーをお願いしましたら、白黒しかないものですから。出来ればそういう郷土博物館等、資料館も含めてですけれども、いろんな生の色で見れるカラーコピー機をカウント式でもいいと思いますので、是非、そういうふうに市民サービスの一環として、そういうカラーコピー機等の設置が出来ないかどうか。教えていただきたいというふうに思います。 以上、1回目、終わります。 ○浜比嘉勇議長 教育部長。 ◎津波古保教育部長 まず、美里中学校のグラウンドの夜間照明についてでありますけれども、美里中学校は、市内8中学校の中で現在7中学校にナイター設備があるわけですが、その中で一番最初に昭和53年に設置された学校でございます。 そこで、照明のルクスにつきましては、これは学校体育施設の照明補助実施要綱がございまして、その中で基準を謳ってあります。その中で見てみますと、100ルクス以上であるということがひとつの基準になっていますけれども、現在、美里中学校の基準は101.43ルクスで、この基準は満たしております。 これにつきましては、市民や学校現場からのこの要望等があるかということでございますけれども、文書等では今のところございませんけれども、ただやはり、ルクスが低いこともありまして、利用者からは他の学校に比べて暗いという声はございます。 それから、ケガの報告についてでありますが、これまで2件いただいておりまして、突き指が1件ですね。これはボールに当たっての突き指と伺っています。それから、つまづいて転倒した際に、鎖骨を折ったというような事件がありました。そういうふうなことでございます。 それから、7ページの各自治会にある泉、カー、ウブガーの整備状況、保存についてでございますけれども、現在、確認されたところでは、この湧泉の形をしたカーは、例えば室川ガーのような形態と、それから掘り込みのカーですね。チンガーがありまして、それらの総数は今、88ヶ所を確認してございます。 活用状況としましては、地域自治会の祭祀の対象となっているということでございます。若水取りなど、そういうふうなものが含まれているということであります。博物館としましては、文化財巡りなどをするときに、それらの湧泉、あるいは井戸をそのコースに入れて、やはり湧泉やカーのいわれとか、歴史を知ってもらうことによって、その重要性を理解をしていただこうというような、そういうふうな状況でございます。 それから、文化財としての整備につきましては、やはり先程、述べておられましたように、コンクリートで覆われているというような、これは安全上の問題、あるいは衛生上の問題からそうされているというふうに考えますけれど、それ以外にやはり室川ガーとか、登川のムートゥガーですか、そういうふうにカーの全体像が把握できて、石造建築物としても評価できるものもございます。 そういうふうな、今後、調査成果を踏まえて、地域住民の了解を得て、今後、指定やあるいは整備を考えていきたいなというふうに考えています。民俗文化財という、昔からそこで生活に関わった場所としての民俗文化財という観点から、あるいは又、有形文化財としての石造建築物としての観点から検討していきたいというふうに考えております。 それから、博物館へのカラーコピー機の設置についてでございますけれども、現在、博物館ではパソコン対応のカラープリンタとか、あるいは又、近くのラミネックスセンターなどを活用して、企画展であるとか、そういう事業等に対応している状況ではあります。これは財政上の問題もございまして、なかなかそういう機種を購入するのはなかなか厳しいところがありますので、ただ、文化センター全体として、その使用頻度等も考慮しながら検討して参りたいと考えています。 ○浜比嘉勇議長 建設部長。 ◎新城清弘建設部長 7ページの質問事項の住居表示についてでございますけれど、同一住所があるのかということでございますけれど、現在、10件ほどございます。その原因といたしましては、住居表示が実施された建物に対する住居番号の付番を建物を新築した場合に届け出をするわけでございますけれども、現在、この同一番号で表示されている建物につきましては、付番の届け出をしないまま、土地の番号などで住所登録をしてしまったというものでございます。 例えば、先程、登川26番の11というのがございましたけれど、これは区画整理区域内で、登川と山内地区にございますけれど、換地番号が、例えば26番地の11というのを、そのまま住所として登録してしまうというケースで起こっているのが原因でございます。 そして、考えられるトラブルといたしましては、新築建物の付番を行う場合には、住居表示を実施する場合は基礎番号を右側に付けて行くわけですけれど、その地番がそのまま住所となった場合は、その基礎番号が不規則となって、その結果として住所がわかりにくくなりまして、郵便物の誤配とか、そういったトラブルが起こる可能性がございます。ですから、住民登録、登記関連書類などの住所部分の訂正が必要となってきます。 今後の市の対応ということでございますけれど、これは当然、市内部は当然でございますけれども、例えば新築に絡むものですから、建築確認の時点でありますとか、あるいは資産税あたり、更には市民課とか、そういった部署にいろいろご協力もお願いし、今後は広報等でも定期的に周知を図ると。そして、現在はいろんな建築事務所の方でありますとか、あるいは建設業者の方々にもいろいろチラシを配ったりということでやっておりますけれど、ここ最近はそういうのは出ておりませんけれども、以前、山内と登川地区の箇所で10軒ほどのだぶっている住所が出ている状況でございます。 それから、道路行政についてでございますけれども、具志川環状線と国道329号バイパスの国、県の事業計画と市の考え方ということでございますけれど、市のそういった計画、取付等はどうなっているかということかと思いますけれど、具志川環状線につきましては、総延長、沖縄市域内の延長といたしましては、1,050メートルほどございますけれど、その内、310メートルが整備済となっております。 そして、国、県の事業計画につきましては、市としても当然、その進捗状況を見ながら調整を図っていくということでございますけれど、ちなみに具志川環状線への市道の取付につきましては、現在、工事中の区間については協議済みでございます。以上でございます。 ○浜比嘉勇議長 福祉部長。 ◎山下泉福祉部長 保育行政についてでございます。認可保育園の兄弟同一の入所状況でございますが、私立認可保育園で327組、市立保育園で150組、併せて477組になってございます。 それから、別々の入所の組数は1組でございます。ただ、この数字に出てこないものは、要するに上の子は入れたけれども、下の子は入れなくて認可外にいるとか、そういったものの数字がまだ把握できておりません。やっぱりこういったものを今後、なくしていくために、今、275名、3月1日現在で待機児童がおりますので、これをやはり減らすという形で、認可を促進していくという形での対応が、やはり一番必要ではないかと考えております。 保護者の負担の件でございますけれど、やはり保護者は送迎が一番大きな負担になるんじゃないかと。子どもにとっては、やはり心理的な負担があるんじゃないかというふうに考えています。 ○浜比嘉勇議長 仲宗根 弘議員。 ◆仲宗根弘議員 ありがとうございます。美里中学校の夜間照明は、是非、業者からの指摘とか、そういう意見があるというのは、かえって専門的な立場から来ているのかなという気がいたします。是非、早めの対応、いい形での対応が出来れば。これはすぐは出来ないと思いますので、要望に代えて、是非、取り組んで、しっかりとした中学校施設を作っていただきたいというふうに、これは要望といたします。 住居表示については、実際、どうなんでしょう。10軒、これは解決済みということで受け取ってよろしいですか。それをもう一度、解決済みであるのかどうか、教えていただきたいというふうに思います。 そして、もう少し、市の対応として、そういうトラブルがないように、そういう業者担当も含めて指導等もしっかりやっていただければというふうに思います。 次、道路行政ですけれども、どうしても後手後手に回ってしまうことによって、ここには信号が欲しいなというのをきっちり今の内、沖縄市側の意見等を、是非、まとめておけば、今後の沖縄市のまちづくり云々も含めて、道路行政等で、国、県でも後から後からということになると、予算というのは付けにくくなるというのは、これは行政の皆さんが、一番ご存知だと思いますので、早めの、もう既に北部国道事務所さんとか、県の中部土木事務所さんもきっちり図面等もできているわけですから、是非、ここには沖縄市としてはこういうのも欲しい、こういうのも欲しい、こういうふうにして欲しいというのは、是非、まとめていただいて、しっかり国、県とこっちから出向いていってもいいなと思うんですけれども、しっかりとその辺のことを、是非、計画の中で入れてやっていただきたい。これも要望に代えておきたいというふうに思います。 次に、この保育行政ですけれども、切実ではあるんですよ、確かに。上の子が入って、下の子が入れないというのは。親としてもどういうふうに子どもに対応していいのか分からないぐらい、帰ってきて子ども達の遊び方が全然違うし、いろんなそういう中で、一番困るのが母親の対応がかなりちょっと厳しいなという意見が聞かれるものですから、是非、市民サービスの一環として、是非、今後でもいいと思いますけれども、是非、これも市民のニーズに対応できるような保育行政を、是非、考えていっていただきたいというふうに思います。これも要望に代えたいと思います。 そして、カラーコピーの件ですけれども、業者の方に逆にお願いしていただいて、カウント式、コンビニ等にある1枚50円 ぐらいでカラーコピーが取れるような機種というのは、あれはもしかしたら業者に設置していただいているのかなと思うんですけれども、別にわざわざこちらで買う、揃える必要もなくて、そういう形で業者側とも相談しながら、普通の人だと 50円出せばカラーコピーできるというような対応も可能だと思いますので、その辺も研究していただきたいというふうなことで要望に代えたい。是非、検討していただきたいというふうに思います。いい資料を市民に提供できるような形での要望に代えたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 建設部長。 ◎新城清弘建設部長 その10件については全て通知をして、所定の手続きを早めに取っていただくようにということで連絡してございます。 ○浜比嘉勇議長 以上をもちまして、仲宗根 弘議員の一般質問を終わります。 花城貞光議員。 ◆花城貞光議員 こんにちは。お疲れだと思いますが、私の方はさらっと終わりますので、よろしくお願いします。今日のアンカーですから、アンカーは一番早いのがアンカーだそうですから。お付き合いよろしくお願いします。本当は先程の仲宗根弘さんの15分もいただきたいんですけれども、そうはいかないでしょうから。 まず、一般質問の前に挨拶をさせていただきたいんですが、来る4月1日は旧コザ市、美里村が合併し、新生沖縄市がスタートし30年の記念を迎える、そういう素晴らしい節目の日を迎えるわけであります。少し早いんですが、ここで改めてお祝いを申し上げたいと思います。30周年、本当におめでとうございます。 同時に、この30年間、沖縄市の発展に長きに渡り専念してこられた全市職員の皆様のご尽力に感謝を申し上げたいと思います。どうか今後とも13万市民のため、次の40周年、50周年を目指し、ご奮闘下さいますよう、お願い申し上げたいと思います。 すぐ一般質問に入りたいと思います。 まず始めに、内喜納原地域における悪臭公害対策について。この件については既に今朝からお二人の議員が取り上げられて、様々な議論を展開されました。本当に毎回、議会のたびにこの問題が取り上げられているわけなんですが、なかなか解決を見てないと。そういうことがやっぱり議論になる原因だと思うんですね。そういうこともありまして、とうとう本議会で議員の特別委員会を設置しようという決議がされたわけであります。議会も行政も、又、関係者の方々も、皆でこれは解決に向けて努力をしないとこの問題は解決しないということでございますので、これについての今後の関係各位の努力を、是非、お願いしたいと思っております。 それで質問でございますが、「悪臭防止対策規制地域指定に向けた調査」が昨年9月から行われて、当初予定は2月いっぱいの予定が3月いっぱいまで1カ月延びたようであります。それだけ慎重に調査はやって下さっているものと思いますが、既に12月末には中間報告が出ておりますので、その内容から分かるものについて、お伺いをさせていただきたいと思います。 当地域における悪臭発生の原因と考えられる施設は何カ所か。又、その施設名をあげて下さい。これはもちろん、ごみ焼却施設とか、畜産施設に限らず、発生の原因と考えられる施設は大分数があるようですので、教えて下さい。 次に、畜産団地施設の飼養頭数及び月当たり糞・尿の発生量と、その処理方法、処理能力、規模を教えて下さい。 これは何故、そういうかと言いますと、ここで皆さん、頭の体操でちょっとクイズを申し上げたいと思うんですが、畜産家畜の頭数羽数と言いますか、家畜の数は沖縄市の人口より上か、下か、わかる方。上か、下か、半々のようですが、これは実はこちらの方に資料がありますけれども、牛が980頭、豚が1万5,400頭、鶏が11万9,000羽。合計13万5,380頭ということで、ほとんど人口とトントンというか、少し多いんじゃないですかね。これだけの数の家畜がいらっしゃるんです。その糞尿たるや、大変なものがあるんですね。そういう意味で、ここでハッキリ数字として教えていただきたいと思いますので、お願いいたします。 次、2番、他府県先進地例として農業振興白地地域に悪臭防止規制地域指定されたところがあるかどうか、そういう先例がありましたら教えて下さい。 それから、3番目。これは悪臭対策協議会、行政を主導に、関係者の皆さんでこの協議会を、是非設置をして、徹底した話し合いをしていきたいと、そのようにおっしゃってから、これが平成14年12月議会ですから、既に1年3カ月経っております。その状況、立ち上げがどうなったのか。又、その内容を教えて下さい。 最後に、今日一番私が聞きたい件はこの件ですが、悪臭公害根絶に向けた市の方針を教えて下さい。ゾーニングをどうするか。対策の計画書はどうするか。また、悪臭発生施設への規制はするのか、しないのか。公害防止協定の締結はするのか、しないのか。今まで全くその返事を聞いておりませんので、今日は是非、明快なお答えをお願いいたします。 次、2番目の都市計画行政に参ります。この1番目の中の町A地区については、仲宗根国夫議員さんが取り上げられて、明快な答弁がありましたので、1番は割愛いたします。 2番目の中の町B・C地区再開発の住宅改良事業、これの正式名称は住宅地区改良事業だそうですが、この事業についての着工の方針が市長を始め、担当部局が相当一生懸命にこの件に取り組んでおられるようです。その件について、少し申し上げたいわけなんですが、中の町B・C地区の再開発の改良事業の計画内容などを、又、見通しを教えていただきたいと思います。 中の町B・C地区、いわゆる空港通りの西側にあたる地域は30年も前、都市計画地域としての網が被せられたにも関わらず、これまで何度も計画が出ては消え、出ては消えして、なかなか実施が出来ず、現在まで手つかずの状態であります。該市街地の住宅は密集しており、日照や通風も悪く、道路は車さえ入れない状態で、道路というより通路と言った方がいいようなものばっかりであります。消防車がほとんど入れなくて、万が一の火事や地震時の危険度は計り知れないものであります。又、当地域の住宅は30年から40年前と老朽化し、設備も古くなり、生活環境としては決して良好とは言えない地域であります。 通常、該地域のような場合ですと、これまでは市街地再開発事業や区画整理事業の手法が取られてきましたが、それにそぐわない場合が多々あるようです。この二つの手法の間に立ち、住宅密集地にふさわしい、新しい事業として、この住宅地区改良事業が、最近クローズアップされ、既に県内では石川市や具志川市で先例実績があるようです。このような先例の内容も含めて、教えていただきたいと思います。 次、3番目の文化・芸術・芸能振興策について、お伺いさせて下さい。 去った、今月の第1土曜日、3月6日、文化議員連盟の呼びかけによりまして、国立組踊劇場におけるこけら落としの一環であるアジアの弦楽器演奏公演を観ることができました。ほとんどの方がおいで下さいましたが、本当に素晴らしい演奏であったと思います。中には日頃の疲れのせいか、目を閉じて静かに疲れを癒している方も、誰かとは言いませんが、おられたようですけれど。本当に東南アジア、中国、各地の様々な弦楽器の演奏があったわけなんですが、どういうわけか、やっぱり沖縄の三線民謡がやっぱり最高でしたですよね。本当にしっくり聞いていられるというか、そういう形があると思うんですが、そういう意味も含めまして、沖縄市の文化・芸術・芸能振興については、私共が先頭になってこれを引っ張って行かなくてはならないのではないかと、そのように思うわけであります。そのような観点から、この振興策について、お伺いさせて下さい。 まず、文化・芸術・芸能振興の一環で、団体等への寄付促進策として、課税特別措置はいかがでしょうか。お願いいたします。 次、伝統文化・芸能の後継者育成については、どう取り組んでおられるでしょうか。 又、芸術家、芸能人の養成及び確保にどう取り組まれるでしょうか。 それから、文化・芸術振興のマスタープラン作成、これについては以前から検討したいということで担当部署の方で取り組んでおられるようですので、現在の進捗状況を教えて下さい。 最後の質問ですが、IT推進に関してであります。本市は早くからITに対する取り組みに関心を持って、様々な政策を取り上げてきております。中央地区のテレワークセンター、又、最近出来た泡瀬のITインキュベート施設、又、郵便局での各証明書の発行や市内公共施設や自治会での地域イントラネットが利用できるような状況、このような観点から見ても本市のITの基盤というものは、私は非常に高度なもの、又、各市町村に比べてもトップクラスの位置にあると、そのような自負を持っていたわけでありますが、担当部署の方にその辺をお伺いしに行って、ある資料を見せられてびっくりしております。 これは民間ではありますが、日経パソコンという本がありますけれども、その中にe-都市ランキング2003、全国2,640自治体の情報化ランキングというものが発表されております。その中で沖縄全県のものが載っているわけなんですが、やっぱり那覇市がこのランキング1番であります。2番が石垣市、3番が読谷村と。なかなか沖縄市が出てこないんですね。浦添市、宜野湾市、平良市、7番目にやっと沖縄市が位置づけられているわけです。この情報化ランキングというものは、その自治体における情報のサービスの状況とか、又、アクセシビリティ、又、庁内の情報化の状況、それから、その市町村の自治体の情報化政策、それから、セキュリティ、このようなものを点数化いたしまして、それの総合点で順位付けをやっているわけなんですが、離島の平良市の次に沖縄市が来るというような、この情報化の沖縄市の基盤整備の状況、利用状況、非常にショックであります。是非、私は改めて本市のIT政策に対する取り組みを考え直すべき時期に来たのではないかなというふうに思いますので、その観点から質問をさせていただきます。 電子自治体を目指した取り組みについて。イ.市内通信インフラ整備状況と課題は何でしょうか。 ロ.パソコン普及率及びインターネット加入率、これは市民、または市職員、学校等に分けて、もし資料がありましたら教えて下さい。 ハ.電子申請、電子調達(入札等)、電子投票等、どのようなシステム導入を目指す予定でしょうか。 ニ.情報化とそのセキュリティについては、非常に両方大事なものでありますが、今、新聞紙上でもいろいろな情報が外部に流れるような件について、指摘をされておりますが、この件についての情報セキュリティポリシー制定に向けた取り組み状況はどうなっておりますでしょうか。 以上の点について、1回目の質問を終わります。 ○浜比嘉勇議長 市民部長。
    ◎根路銘一郎市民部長 まず、8ページの内喜納原地域における悪臭公害についてでございますが、現在、中間報告は出ましたけれども、最終報告に向けて、現在、最後の詰めを行っておりますので、あと2,3日で報告が上がってきます。 これまでの中でも特にあの一帯につきましては、畜産施設関係で9ヶ所、それから廃棄物処理施設関係で7ヶ所、工場等で4ヶ所の悪臭の発生する恐れのある施設がございます。そういうことで調査地点も3ヶ所ほど絞って、やっておりますけれども、最終報告が出次第、畜産事業者、あるいは又、廃棄物事業者、それから、工場事業者等の皆さん方と話し合いを進めていきたいという具合に考えております。 それから、2番目の農振地域などの指定の状況でございますが、他府県でも農振白地を指定しているところがございます。例えば、新潟県の新潟市などは農振地域を一部含んだ指定区域をやっております。それから、静岡県浜松市などは農振地域を含めた市の全域を指定しているところもございます。その他にも一部指定した自治体はかなりございます。又、本市におきましても、北中城村と与儀の境目あたり、こっちは0.1平方キロの面積でございますけれども、農振白地が悪臭防止地域として指定をしております。 次に、行政関係の対策会議でございますけれども、これは県とそれから、沖縄市含めまして、これまで会議を第1回目が平成15年12月、それから、2回目が平成16年1月、3回目が平成16年2月という具合にして3回開いております。メンバーといたしましては、県の観光振興課、それから、畜産課、環境整備課、環境保全課、それから、中部福祉保健所、中央家畜保健所、それから、沖縄市からは環境課と農林水産課、文化観光課、こういったメンバーで内喜納原一帯の悪臭問題の解決に向けて、どうしたら解決が出来るのかといったことを話し合っております。なお、今後とも引き続き、解決に向けて話し合いを進めていきたいと考えております。 なお、庁内におきましても環境課と農林水産課、文化観光課、企画課、都市計画課をメンバーとしたような庁内連絡会議を12月と、それから、今年の2月の2回開いております。この調査結果が出次第、又、更に会議を開いて、問題解決にあたっていきたいという具合に考えております。 そして、4番目の根絶に向けた市の方針でございますが、この悪臭防止法に基づく規制をかけたにしても、これはA地域、それから、B地域、A地域は主に住宅地域、それから、B地域は準工業地域でございますが、先程申し上げましたように、市域の基地を除いた61パーセントぐらいが、その悪臭防止法の規制をかけているわけなんですが、それでも一番規制の厳しいA地域、住宅地域関係でございますと、臭気強度で2.5以内というようなことでございますので、この6段階の臭気強度からいたしますと、2が何の臭いであるかわかる弱い臭いと。それから、3が楽に感知できる臭いと。こういったものの真ん中あたりが住宅地域における規制値でございます。それから、B地域におきますと3相当ということでございますが、楽に感知できる臭い。それまでしか法的には規制できないわけなんですね。 そういうことで、今後もやはり根本的な解決策というのは、まずそういった範囲内に収めるということと、それから又、更にはあと一歩進めて、関係者がどうすればそういった臭いが感じられなくなるようなところまで持っていくかといったような、普段からの努力というものが、今後、一番、市としても力を入れていかなければいけないことだと思っております。 ○浜比嘉勇議長 経済文化部長。 ◎平良正吉経済文化部長 8ページの1点目、①のロ、畜産施設の飼養頭数等でございます。まず、パイロット養豚団地、農家戸数が3戸、飼養頭数、肉豚719頭、それから繁殖豚170頭、子豚が320頭でございます。月当たりの糞尿が188.3トンでございます。処理方法といたしましては、2戸の農家は自己資金で活性汚泥法による糞尿浄化処理施設を建設し、現在、試運転中でございます。又、他の1戸はオガ粉利用等によって、堆肥化処理をしております。 それから、内喜納養豚団地でございますが、農家数が6戸、飼養頭数、肉豚で4,169頭、それから繁殖豚で285頭、子豚が740頭。それから、月当たりの糞尿が831.6トンでございます。処理方法といたしましては、豚舎下部貯蔵槽にて処理をしたあと、畑地への還元を行っております。次年度には、県単事業でオガ粉豚舎への改修及び簡易処理施設を整備する予定でございます。 それから、肉用牛団地でございますが、繁殖豚が136頭、肉用牛が10頭、子牛が77頭、糞尿発生量が161.6トンでございます。それから、処理方法が堆肥舎において堆肥化をして、順調に販売している状況でございます。 酪農団地、飼養頭数が経産牛86頭、未経産牛が68頭、育成牛が4頭、糞尿発生量が750.2トンでございます。処理方法といたしましては、堆肥化施設において堆肥化して、順調に販売をしております。 養鶏団地でございますが、飼養頭数が成鶏8万8,346羽、雛が2万9,935羽、糞尿発生量が303トンでございます。 3棟の処理施設が2,400立米の堆肥処理をして販売をしておりますが、処理施設内外に鶏糞が滞留して、悪臭がある状況でございまして、現在、県と連携をしながらその対策に向けているところでございます。 それから、次のページ、9ページの3.文化・芸術・芸能振興についてでございますが、②伝統芸能に親しんでもらうために、そのプログラムといたしまして、三線学級を実施いたしております。今年で17年目を迎えますけれども、小学校3年生から中学校3年生まで、大体3カ年を目処にして毎週日曜日、午前10時から1時まで練習をしていて、毎年3月にはその発表会をしている状況でございます。 ③についてでございますけれど、本市で実施している人材育成事業といたしましては、あしびなーキッズ、それから、小中学校のミュージカルへの挑戦を支援しており、又、沖縄の大衆芸能の継承を目的としている沖縄芝居の若手育成事業や戯曲大賞の作品の上映による若手演劇人の育成事業をいたしております。 4点目でございますけれども、平成13年度に沖縄市文化振興ビジョンの策定調査を実施いたしておりまして、その国の文化芸術振興基本法の動向や県の方向性と整合性を取る必要性から、現在、調査研究をしているところでございます。その過程を踏まえまして、マスタープランの作成を検討していきたいというふうに考えています。 ○浜比嘉勇議長 建設部長。 ◎新城清弘建設部長 8ページの質問事項2の都市計画行政についてでございますが、②の中の町B・C地区再開発の住宅改良事業としての計画内容と見通しということでございますけれど、ご承知のように中の町地区と、それから安慶田地区につきましては、昭和36年に区画整理区域の網が被さっておりまして、その後、いろいろ整備計画を検討してきておりますけれど、なかなかいい手法が見つからないということで、今日に至っております。 今回、住宅地区改良事業を検討していこうということでございますけれど、これはあくまでも区画整理区域内での住宅地区改良事業を導入するわけでございまして、合併施行というのを念頭に入れてやっております。それで平成16年度に整備プログラム案を作成する予定でございますけれど、これまでの一般的な住宅地区改良の手法と申しますか、内容につきましては、具志川市の報告書を見てもそうですけれど、大体、区画整理区域内に住宅地区改良事業を導入する地区を、区画整理区域内に設定していくと。その地区を設定する場合には、不良度の高い区域を絞り込んで、その中に住宅地区改良事業地区を設定していくという段取りになるかと思います。そして、その地区内で一般的には公営住宅みたいなものを改良住宅として建設いたしまして、その地区内の方々を優先して、そこに入っていただくと。その後、周辺の残された区画整理区域を施行していくというのが、一般的な手法でございます。 今年度は細かい現況調査とか、建築物の現況でありますとか、それから、公共施設等の状況、いろんな接道状況とか、そういったものを調査も細かくいたしまして、そして、合併施行による事業推進効果等も検討して参ります。そして、事業スケジュールでありますとか、そういったのを基に整備プログラムを検討していく。そして、それが完了しましたら、平成17年度あたりからはその案を基に、地元説明を行いながら、その住宅地区改良地区の地区指定を検討していくという段取りになるかと思います。同時に、当然、それを地元に下ろしながら、区画整理事業の計画も別途、又、計画を検討していくというような手法になるかと思います。 ○浜比嘉勇議長 企画部長。 ◎上原秀雄企画部長 9ページの4.IT推進に関してでございます。①についてでございますが、①のイ.について、本市は平成13年度に地域イントラネット基盤整備事業を導入しております。これは公共施設、自治体、学校等の市内120の施設に高速光ファイバーケーブルを整備しております。このことによって、今、インターネットや電子メールの他、今後の電子自治体構築に向けた様々な導入が図られるようになっております。同施設については、大量のそういう通信回線でありますから、今後、デジタル画像の大量データを扱うシステム、それから議会放送、自動交付機の通信回線、民間通信事業者への開放を模索するなど、あらゆる分野で、今後、有効活用を図っていかなければならないものと考えております。 それから、ロ.についてでございますが、普及率と加入率は、現在、県の平成14年12月にまとめた県内のパソコン保有率は中部が51.5パーセント、県全体で51.1パーセントという報告がございます。それからいたしますと、パソコンの普及率はこういうことで、年間増加傾向にありますので、市の半数の世帯が保有しているということになるかと思います。 パソコンを必要とする市職員数、平成16年3月現在で1,024名であるのに対して、設置済の台数が693台であります。普及率は69.4パーセントとなっております。但し、これは職員数は現業職を除いております。今後、電子行政の実現に向けた一人1台のパソコン配布の目標として、業務の必要性などを考慮しながら配布計画を行っていく予定でございます。 学校については、市内全ての小中学校にパソコン教室と普通教室、それから、特殊学級、図書館、幼稚園等に各1台設置をしております。合計1,165台となっておりまして、普及率は施設への配置状況をひとつの目標としておりますので、ほぼ100パーセントというふうに言えると思います。 それから、ハ.の電子申請等でございますが、電子自治体に対する具体的に取り組む事業や実施時期については、今年度の3月末を目処に、今、アクションプランを作成しておりますので、県の方も来る4月からパスポート申請、それから、道路占用許可、それから、職員採用試験等の申し込み等が電子申請の実施を検討しております。県内の市町村に対しても、県の電子申請の共同利用が持ちかけられているところでございます。電子申請については、本市でも出来るだけ早い時期での導入を検討していきたいというふうに考えております。 電子調達等については、国の実施経過や県の動向を見ながら判断していきたいというふうに考えています。 それから、ニ.の情報セキュリティポリシーの制定についてでございますが、これは平成16年度の新年度予算に予算化をして、今、策定を進めていくことにしております。具体的な作業として、庁内に仮称のセキュリティ委員会を設置するなど、その基本方針の策定、それから、セキュリティ対策に関する基準の策定、それから、リスクの分析等を行った対策マニュアルを策定することにしております。 昨年、IT推進室を設置いたしまして、その電子自治体に向けて、今現在、その推進体制の強化を図っているところでございますので、ご了承の程、よろしくお願いしたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 総務部次長。 ◎仲宗根義勝総務部次長 9ページの質問事項3の①の件ですけれど、寄付金控除の件だと思いますけれども、寄付金控除につきましては、地方税法314条の第1項5の規定によって、都道府県、市町村、そういうふうに限定されておりますので、よって現在の地方税法では、残念ながら団体等への寄付金に関しましては、そういう控除は該当しませんということでございますので、一つ、よろしくお願いいたします。 ○浜比嘉勇議長 花城貞光議員。 ◆花城貞光議員 まず、1番の悪臭公害対策についてでございますが、規制地域指定はAでいくのか、Bでいくのか、この辺は検討していませんでしょうか。 それから、糞尿処理施設は11月の畜産排泄物法の施行までに、各施設とも間に合うのかどうか。教えて下さい。 それから、都市計画の中の町B・C地区、これは数字だけ教えていただけませんか。この事業を予定している地区は、何ヘクタールで、地区内の不良住宅の戸数、それから、地区内の不良住宅率、それから、住宅密度、それと最後に、国の補助率がどれくらいなのか。それぞれ違うと思うんですが、教えて下さい。 それと、恐れ入ります。公害対策についての④の市の方針、先程、市民部長がお答えになられたようですが、どうもよく意味が聞こえなくて申し訳ないんですが、ゾーニングの件も、対策計画も、規制の件も全然答弁がなかったように思うんですが、規制についてはやっていくということがハッキリお答えいただきましたからいいんですけれども、公害防止協定の締結とか、又、それに対する市の方針としての抜本的な考え方というものがお伺いしたかったんですけれど、この方を教えて下さい。 以上、お願いします。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後5時39分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後5時40分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 市民部長。 ◎根路銘一郎市民部長 まず、規制区域の問題でございますが、これはA区域、B区域にするかについては、これまでの調査結果と、それから、市の公害対策審議会、あるいは又、県の公害対策審議会、そういった県の方とも十分、調整をしながら、又、各事業者とも調整をしながら、どういう地域にしていくかについては今後の課題になると思います。 それから、公害協定の件でございますが、現在、他の廃棄物処理施設関係とは結んでおりますが、まだ、農業関係とはちょっと結んでおりませんので、今後、そういった協定についても検討していきたいという具合に考えております。 ○浜比嘉勇議長 経済文化部長。 ◎平良正吉経済文化部長 まず、指導事項、基本方針でございますけれども、抜本的な改善には多額の費用がかかるわけでございまして、まずは現在の施設について、改善、改修を行って、適切に維持管理をするというようなことでございます。 それから、処理施設の処理能力、飼養能力に見合った数量以外につきましては、地域の堆肥センターなどに搬出をして、その施設外での天日干しをしないという処理の仕方をするべきだというふうに思っています。それから、その悪臭防止のためのオガ粉等の副資材等を積極的に活用していく。又、悪臭を低減及びその周辺環境との調和を図るために、敷地周辺の植栽も大事であるというふうに考えております。 11月の法施行に向けましては、農家の方に指導をこれまでしてきておりますけれども、引き続き、指導をしていきたいというふうに思っています。 ○浜比嘉勇議長 建設部長。 ◎新城清弘建設部長 中の町地区の区域で面積でございますけれど、区画整理区域が3ヘクタールで、それから、調査区域は4.5まで拡げてございます。それと不良住宅率でございますけれど、これは平成16年度調査で細かい調査をやっていきますので、そこでハッキリした数字が出て参ります。そして、国の補助率の件でございますけれど、住宅地改良事業の補助率といたしましては、不良住宅の買収除却費で2分の1補助ですね。それから、公共施設等の整備で3分の2ですけれど、これは沖縄県につきましては4分の3となっております。それから、改良住宅建設費ですね。これも沖縄県は4分の3と高率補助になっています。それから、改良住宅用地取得造成費、これも沖縄県は4分の3でございます。あと、改良住宅の共同施設整備費が3分の1ですね。一時収容施設設置費等ございますけれど、これが2分の1の補助でございます。 ○浜比嘉勇議長 花城貞光議員。 ◆花城貞光議員 最後に1点だけ、お伺いさせて下さい。市長、助役でも結構です。今日、昼間も喜友名朝清議員が13回の議会に渡って、この件を取り上げてこられ、又、6年間もこの問題にずっと取り組んで来られたと。その先輩のこれまで努力したものが現在、全く変わっていないということをおっしゃりながら、しばらくこの件についてはもう取り上げませんとおっしゃったのが、私はショックなんですね。 前回、私、地域の調査を回ってきたときに、その地域の住民の方、又、各学校やポリテクカレッジの大学の学生や、又、地域の人たちが最後に言った言葉がいまだに耳に残っているんですが、共通したことがあったんです。「この地域はこんなところだから」と諦めていると。「この地域はこんなところだから」と、そういうふうに言って、皆さんは納得しておられるんですね。 それでいいんでしょうか、市長。沖縄市はこんな夢も希望もないような、こうやって取り組んできた皆さんに対して、何の手だてもない。そういう解決策も方策も見えないんです。これでいいんでしょうか。 この方針に関しては、今までも何名もの議員が伺っておりますし、又、聞いてきております。市の方としてはそう簡単な問題ではないので、すぐ短兵急に方針を決めるわけにはいかないと、そういうふうにおっしゃいますけれども、これは30年前からの長い問題ではなかったんでしょうか。もう一度、市長、この方針に関してハッキリと明快なお答えをいただけると思いますのでよろしくお願いします。 ○浜比嘉勇議長 助役。 ◎高良武助役 先程、市民部長の方から市民部が所管している、いわゆる調査の結果を踏まえて、それぞれに対処の仕方を考えていくと。それから、経済文化部長の方から11月頃に法が出て参ります畜産糞尿処理法、こういうものが来るわけですから、ですから、それに向けて、それがやはり経営している皆さんが、あるいは団地の状況がクリア出来ないと、それも大変な問題になるわけですから、やはりそれに向けて、先程も取り組みをお答えしていたんですが、行政は経営者とそういう面を検討しながら、行政が出来る範囲はどの程度まで行けるのか。あるいは経営者が責任を持たなくちゃいけない面はどういうところなのか。そこらあたりを十分、やはり分析しながら、持ち場、持ち場でそういう努力をして、11月にクリア出来るような努力は、当然、やっていかなくちゃいけない。それをほったらかされてしまうと、結局、法に抵触しているものが出て来たら、それは経営者の責任が問われるし、いろんな角度から指摘が出てくるわけですから、そういうことのないように、努力をさせていただきたいとそのように思います。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後5時49分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後5時50分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 以上をもちまして、花城貞光議員の一般質問を終わります。 これをもちまして日程第1 一般質問を終結いたします。 お諮りいたします。本日はこれをもちまして、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって本日は延会することに決定いたしました。次の本会議は明日3月26日金曜日午前10時より会議を開きます。 本日はこれをもちまして延会といたします。大変、ご苦労さまでした。ありがとうございました。  延 会 (午後5時51分)...