江戸川区議会 2014-03-10
平成26年 3月 建設委員会-03月10日-13号
平成26年 3月
建設委員会-03月10日-13号平成26年 3月
建設委員会
平成26年3月
建設委員会会議録
■ 江戸川区
情報公開条例第7条第2号(個人に関する情報)等により不開示とする部分は、「・・・・・・」で表示し、非公開としました。
●日時 平成26年3月10日(月)
●開会 午前10時00分
●閉会 午前10時52分
●場所 第5
委員会室
●
出席委員(7人)
片山知紀 委員長
堀江創一 副委員長
金井 茂 委員
田島鐵太郎 委員
小俣則子 委員
中道 貴 委員
鵜沢悦子 委員
●
欠席委員(1人)
川口俊夫 委員
●執行部
新村義彦
都市開発部長
髙井 聖 土木部長
外、関係課長
●事務局
書記 佐藤 剛
●案件
1
陳情審査…継続(第154号、第169号、第182号、第184号、第185号、
第186号、第189号)
結論に至らず(第92号、第94号、第96号)
2
所管事務調査…継続
3
執行部報告
(1)平井二丁目
付近地区防災まちづくりニュース(第3号)について
(2)松島三丁目地区・平井二丁目
付近地区不燃化特区助成制度等説明会の開催について
(3)東京都
通称道路名の設定について
(4)平成26年春の
全国交通安全運動実施について
(5)
新川人道橋⑦について
(6)
新川さくらまつりについて
(7)
江戸川さくらまつり2014について
(8)江戸川区の環境展示(東京区政会館)について
(9)
北小岩甲和亭 春の催し物について
(10)
一之江抹香亭の春の催し物について
(午前10時00分 開会)
○
片山知紀 委員長 おはようございます。ただいまから、
建設委員会を開会いたします。
署名委員に、
田島鐵太郎委員、中道委員、お願いをいたします。
なお、
川口委員より所用により欠席との連絡がありましたので、ご報告いたします。
これより
陳情審査に入ります。
本日の
陳情審査の進め方ですが、はじめに第1回定例会で新たに付託されました第182号、第184号、第185号、第186号及び第189号陳情について審査を行います。
これらの陳情は本日はじめての審査となりますので、慣例では陳情文の朗読と
資料要求を行うところですが、現在の委員による委員会は次回4月で終了となります。
よって、本日は陳情文の朗読にとどめ、
資料要求は
次期委員に委ねたいと思いますが、よろしいでしょうか。
◆
小俣則子 委員 基本的に今、委員長がお話された状況になるかというのは承知しているのですけれども、4月は
陳情審査はしないということになるということでしょうか。
○
片山知紀 委員長 最後のあれですからね。引き継ぎのためのあれですから。審査はちょっと、新たに付託をされたやつについて、これについては
資料要求も次期にと今申し上げたように、変わっちゃうわけでしょう。そうすると委員が変わるということは、またその会派での中でうまく連携をしていただければいいんだけど、できないところがあったりしたりすると、また新たに
資料要求というような形で出るということは好ましくないだろうと。
したがって、その判断において、できるだけ一本化という形の中でのそういうことで、
次期委員に委ねるというそのやり方をとりたいと思っているんですよ。
◆
小俣則子 委員 委員長のそういう委員会の進め方の方向ということは十分理解はできるんですけれども、陳情者にとってみれば、審査する回数が減るということが非常にそういう思いの中では、ちょっとどうなのかなという疑問がありまして、それで。
○
片山知紀 委員長 疑問は疑問でね。
◆
小俣則子 委員 1回でも
陳情審査を、メンバーがチェンジするという事実というか経過はあるんですけれども、そう思ったんですが。やっぱりそうやって進めるということでしょうか。
○
片山知紀 委員長 そうですね。どうでしょうか、ほかの委員さんで今の進め方について、ご異議がなければそのようにさせていただきますが。
小俣委員の発言をとるかな、検討しますか。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 それでは、今、申し上げたような進め方でいきたいと思いますので、一つご了承願いたいと思います。
じゃあ、そういうことでよろしくお願いをいたします。
次に、今定例会が
審査期限である第92号、第94号、及び第96号の各陳情について審査を行います。これらの3件の陳情は、本日結論が出なければ、
議会運営委員会の申し合わせにより、
議会閉会中の
継続審査の申し出はいたしませんので、ご承知おきをいただきたいと思います。
次に、継続している陳情について、番号順に審査を進めていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 今のよろしいですね。92、94及び96号。
継続審査の申し出はいたしませんので、よろしくお願いいたします。
それでは、番号順に審査を進めていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 それでは、そのように進めます。
それでは、各陳情の審査に入ります。
はじめに、第182号「江戸川区
スーパー堤防整備方針」の撤回を求める陳情について審査をいたします。事務局に陳情文を朗読させます。
◎
区議会事務局
「江戸川区
スーパー堤防整備方針」の撤回を求める陳情
(
建設委員会付託)
受理番号 第182号
受理年月日 平成26年2月12日
付託年月日 平成26年2月20日
陳情者 ・
・・・・・・・・・・・・
・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
陳情原文 平成18年12月に発表された「江戸川区
スーパー堤防整備方針」では、区内全河川の堤防を
スーパー堤防化する必要性について、江戸川区は江戸川・荒川の最下流の都市、区内の7割がゼロメートル地帯のため風水害による浸水被害を受けやすい、過去に甚大な被害を幾たびも被っていることなどを挙げています。
しかし、一方で、平成24年4月の「江戸川区における気候変動に適応した治水対策について(
最終とりまとめ)」には、以下3点の課題が明記され、
スーパー堤防整備そのものの実現性に大きな疑問が投げかけられています。
1 事業費に関する課題
総事業費として約2兆7千億円が必要であり、特に「
まちづくり事業費」として約9千億円が必要となることから、区として膨大な財政負担となる。
2 時間に関する課題
整備にあたっては、調整に要する期間・区の
まちづくり事業費確保から勘案して、200年以上の長期間を要する。
3
住民合意の課題
計画範囲には、およそ4万世帯9万人の住民が居住していると想定されるが、住民の合意を得なければ進まない事業であることから、合意形成には時間を要する。
今、緊急に必要なことは、巨額の費用が掛かり、完成する見通しもなく、住民に大きな痛みを伴う
スーパー堤防整備を進めることよりも、高潮などの新たな災害対策や
内水氾濫対策の
抜本的強化であり、緊急に安価でできる堤防の
耐震対策等であると考えます。
以上の理由から、私たちは下記2点を陳情するものです。
記
1 「江戸川区
スーパー堤防整備方針」の撤回を求めます。
2 洪水・防災対策の根本からの見直しを求めます。
なお、この182号陳情につきまして、3月6日付で364人の署名の追加がありましたので、あわせて報告いたします。陳情名の後の括弧内の人数が、合計で707人となっておりますので、よろしくお願いいたします。
○
片山知紀 委員長 それでは、これについて審査をするところでありますけれども、前段申し上げたようなことでございますので、できればこれについては付託されましたので、これを継続としたいと思いますけども、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 じゃあ、本日のところは、
議会閉会中の
継続審査を申し出たいと思います。よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 次に、第184号、「なぜ、江戸川区だけ警報が発令されなかったのか」の疑問の上、
スーパー堤防構想に反対し中止を求める陳情について審査をいたします。
事務局に陳情文を朗読させます。
◎
区議会事務局
「なぜ、江戸川区だけ警報が発令されなかったのか」の疑問の上、
スーパー堤防構想に反対し中止を求める陳情
(
建設委員会付託)
受理番号 第184号
受理年月日 平成26年2月12日
付託年月日 平成26年2月20日
陳情者 ・・
・・・・・・・・・・・・
・
・・・・・・・・・
陳情原文 平成25年10月25日午後、台風27、28号が伊豆半島、関東地方に接近中、東京23区に「
大雨洪水警報」が発せられました。しかし、江戸川区だけは発令されませんでした。これはなぜなのでしょうか。考えられるのは、
1 江戸川区と市川市の川幅(堤防間隔)が広い。
2 北小岩側には広い河川敷がある。
3 江戸川は毎秒4,000tまでの流量に耐えられる。その流量に達しない、の判断。
4 平成21年3月末まで北小岩4~7丁目間に「増水に対する大きく安全な堤防」が造られたこと。さらに8丁目でも工事が行われていること。
これらを考慮した結果ではなかったか。つまり、国も北小岩は安全、と認識している証左ではないか、と思われます。
なぜ、安全な地を盛り土までして改造しなくてはならないのか疑問です。
よって、
北小岩地域の
スーパー堤防構想の中止を求め陳情します。
○
片山知紀 委員長 今の朗読のとおりですが、特にこれについては今日は審査は。次回という形ということでございますので、
議会閉会中の
継続審査をこれも同じようにいたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第185号、
北小岩地域での
スーパー堤防事業の計画撤回を求める陳情について審査をいたします。
事務局に陳情文の朗読させます。
◎
区議会事務局
北小岩地域での
スーパー堤防事業の計画撤回を求める陳情
(
建設委員会付託)
受理番号 第185号
受理年月日 平成26年2月12日
付託年月日 平成26年2月20日
陳情者 ・
・・・・・・・・・・・・
・
・・・・・・・・・
陳情原文 この計画は昭和61年のバブル期に、当時の建設大臣から
河川審議会に諮問があり、翌年「全国6河川の両岸に110万戸の住宅を供給する」を基本に答申が出ました。それ以降30年近くたった今も、進捗率は1.1%、投下総額は6,311億円にも達しています。 江戸川は破堤・決壊の歴史もなく、また大正・昭和と二度にわたる大規模な引堤や、
関東大震災級の地震にも耐えられる堤防強化がなされています。何故このような安全な地に荒川沿岸より優先して計画がもたれたのでしょうか。
スーパー堤防構想が発表されて以来、私
たち北小岩の住民に納得できる説明は何もないのです。例えば、
1
地球温暖化で東京湾の水位が上昇する。
2
北小岩地域には
液状化現象がみられる。
3 今、実施すれば住民税を使わなくて済む。
4 最近では津波対策に有効、とも説明しています。
およそ実態に伴わない説明ではないでしょうか。2011年3月の
東日本大震災に際しでも
液状化現象は見られませんでした。また、北小岩は区内でも最も標高が高いところにあります。
北小岩の堤防は昭和22年の
カスリン台風でも決壊せず、同24年の
キティ台風以降、出水はすべて内水氾濫でした。
内水氾濫対策が急務なのではないでしょうか。最近でも河川敷側へ緩傾斜堤防が整備され、頑丈な堤防となったのはご承知のとおりです。構想する2.2kmに予算は1,700億円と膨大な金額です。
住民を犠牲にしない他の方法はいくらでもあります。土木部も答弁しているように、
スーパー堤防も絶対ではありません。ならば、費用と効果を考慮し、かつ住民に犠牲を強いない安全な計画をつくるのが行政ではないでしょうか。それらに応えるべく、堤防の強化を望みます(
TRD工法や鋼矢板等々)。
私たちは合理的な説明もなく、住民に犠牲を強いるこの
スーパー堤防事業の撤回を求め陳情します。
○
片山知紀 委員長 それでは、同じというか
スーパー堤防絡みのあれでございますが、そういうことで、これも
議会閉会中の
継続審査を申し入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 じゃあ、そのようにいたします。
次に、第186号、144号線沿道30mの
不燃化事業を
住民合意で
不燃化特区まちづくりは6m
道路拡幅を優先させず、住み続けることのできる「
まちづくり」を進めるための陳情について審査をいたします。
事務局に陳情文を朗読させます。
◎
区議会事務局
144号線沿道30mの
不燃化事業を
住民合意で
不燃化特区まちづくりは6m
道路拡幅を優先させず、住み続けることのできる「
まちづくり」を進めるための陳情
(
建設委員会付託)
受理番号 第186号
受理年月日 平成26年2月13日
付託年月日 平成26年2月20日
陳情者
・・・・・・・・・・・
・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
陳情原文 補助144号線を
特定整備路線として15mに拡幅する事業にともない、区が行う沿道30mの不燃化に当たって、車道でなく歩道を拡幅し、さらにその沿道に公園、緑地、防災設備などを策定し、それに沿う建物の耐震化、不燃化の促進のための丁寧な説明と十分な補助を行ってください。
不燃化特区としての
まちづくりに当たっては、先行している144号線
道路拡幅・強制収用などの手法をとることなく、住民の暮らしを守り、住み続けたい願いを大切にして、住民のための「みちと
まちづくり」を進めるよう下記のとおり陳情する次第です。
記
1 「
木密地域不燃化10年プロジェクト」として沿道30m不燃化を行うに当たって、車道でなく、歩道を大きく拡幅し、さらに可能な限り広場・公園・防災施設などを作ることを基本として、
延焼遮断帯を形成してください。土地・家屋の強制収用は決して行わないでください。
2
不燃化特区としての
まちづくりは、住民の住み続けたいという意思を尊重し、道路の6m拡幅を優先させるのではなく、現在の空き地、空き家などを広げ、公園・防火施設・設備などを各所に設置することを基本としてください。
3 住み続けられるまちとして、「
まちづくり協議会」(仮称)には
希望者全員を参加させ、土地建物の強制的な収用・取り壊しなどがないかたちで進めてください。
4 耐震補強、
不燃化工事には大幅補助を行ってください。
○
片山知紀 委員長 それでは、今、朗読をしてもらいましたが、これも同じく本日の審査については、
議会閉会中の
継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第189号、江戸川区議会に
地方自治法第100条
委員会実施の陳情について審査いたします。
事務局に陳情文を朗読させます。
◎
区議会事務局
江戸川区議会に
地方自治法第100条
委員会実施の陳情
(
建設委員会付託)
受理番号 第189号
受理年月日 平成26年2月13日
付託年月日 平成26年2月20日
陳情者 ・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・
陳情原文 江戸川区
区画整理課職員の説明による、
西篠崎土地区画整理組合理事長が借地権の契約書等が無いということについて、組合施行で行う
土地区画整理事業とは、土地の権利(借地権含む)なくして、組合員になり、理事になり、理事長にまでなることが可能なのでしょうか。
無資格無権利者が理事長になって、国、都、区、組合員から資金を集め、資格がない人が
コンサルタント会社と契約書を作成し、印鑑を押印して、組合に入った資金を動かせるものなのでしょうか。
その無資格無権利者が申請した4m未満の
建築基準法第42条の指定や、無資格無権利者の自宅を
組合事務所等と定款に記載して行われた事業は、有効といえるのでしょうか。
江戸川区民の税金や国民、都民の税金が、無資格無権利者の理事長によって費消された、前代未聞の
区画整理事業を装った刑事事件の疑義がある事案の可能性もあります。
また、そもそも存在しない借地権を申告して、その借地権を不法取得した場合は刑法第246条「詐欺罪」に該当する恐れもあるはずです。
つきましては、本事業が認可された際のおもな区の職員に対して、恐れながら
地方自治法第100条委員会の開催と、
特別委員会開催により本事件についての解明と今後の対応を求め陳情いたします。
○
片山知紀 委員長 それでは、これも同じく
議会閉会中の
継続審査にいたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第92号、第94号、及び第96号陳情について一括審査しますが、本日は
審査期限となりますので、よろしくお願いをいたします。
それでは、一括審査願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 それでは、ただいまの3本については結論を出すということはちょっと無理だろうと。したがって、意見開陳も今までの経緯としてやってきたわけでありますので、特にこれといった意見がなければ、これについて、この審査はこの程度にとどめておきたいと思いますが、まず、これについてはこの程度にしておきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
次に、第154号陳情について審査願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 154号陳情については、これも特になければ、本日は継続として
議会閉会中の
継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第169号、陳情について審査願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 特にこれについてもなければ、
議会閉会中の
継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 それでは、そのようにいたします。
以上で本日の
陳情審査を終わりたいと思います。
次に、
所管事務調査については、本日は継続とし、閉会中の継続調査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 それでは、そのようにいたします。
それでは、
執行部報告がありますので、お願いをいたします。
はじめに、都市開発部お願いします。
◎吉澤太良
まちづくり調整課長 よろしくお願いいたします。私からは1枚目の資料、平井二丁目
付近地区防災まちづくりニュース、第3号の発行についてご報告をさせていただきます。
開いていただきまして、3ページ右側でございますが、こちらの点線で囲まれたエリア、平井二丁目
付近地区の
街づくりを今後進めていこうということで、現在はこのエリア内の五つの町会の会長さんはじめ、役員の方等々で準備会を結成しておりまして、その中で今後の具体的な
街づくりの方向を意見をいろいろいただいているところでございますけれども、先月第2回の準備会を開催しまして、その中で現在のこの町の問題点でありますとか、課題、そして、これからどういうことを検討していく必要があるかなというようなお話を区のほうからもさせていただきまして、それについての報告ということで、今回ニュース第3号を作成し、地域の方にまた全戸配付をさせていただくということでございます。
本日、これを区域の方全員に
ポスト投函をさせていただき、地区外の権利者の方には郵送をさせていただくということでございます。なお、3回目の準備会を3月17日に予定してございます。また、当委員会の中でも経過報告をさせていただきたいと思っております。
◎須田賢治
まちづくり推進課長 続きまして、私からは
不燃化特区の
助成制度等説明会のお知らせでございます。
この4月1日に松島三丁目と平井二丁目
付近地区の二地区について
不燃化特区が指定されます。指定と同時に助成申請の受け付けを開始いたします。これに先立ちまして説明会をそれぞれの地区で開催をいたします。松島三丁目は、3月27日木曜日、6時半より
文化センター2階会議室で。平井二丁目は、3月25日火曜日、午後7時より
小松川区民館2階ホールでということで、周知方法は説明会のパンフレットを
ポストインで配付いたします。松島のほうはもう3月3日に配付をいたしまして、平井のほうは、先ほどのニュースと一緒に今日配付をいたします。
助成期間は、平成32年度いっぱい。平成33年3月31日までとなっております。2番には助成支援の内容をまとめております。対象は昭和56年以前の
木造建築物、助成は取り壊し費用全額と
戸建て不燃化建て替えの場合は、
設計費用等の45%ということでございます。加えて
固定資産税の減免がありまして、土地については
建物取り壊し後、更地で管理する場合に、建物がある状態での減額、6分の1程度になるんですけれども、これが5年間継続ということでございます。建物は耐火、準耐火で建て替えた場合に5年間免除というふうにされております。それぞれ所有者が
都税事務所に申告をすることで減免が受けられます。
なお、平井二丁目
付近地区では、補助144号線の両側沿道の30メートルの範囲について、
都市防災不燃化促進事業が実施されますけれども、助成開始が平成27年度からとなり、助成の内容も異なるため、この範囲の方々に対しては別途5月初旬に説明会を設けましてご説明をいたします。今回のニュースにもこの旨を載せております。また、改めて周知の際はご報告いたします。
○
片山知紀 委員長 次に、土木部。
◎田中正淳
施設管理課長 私のほうから2点ご報告させていただきます。1点目は、東京都道の東京都
通称道路名の設定についてでございます。目的としましては、都民をはじめとする
道路利用者にわかりやすく親しみやすい名称を設定し、都内交通の利便を図るために行っております。
今回、新たな通称名の設定が42路線でございます。それから既に設定しております路線の起終点の変更、経路の変更が12路線ございます。参考といたしまして、東京都における過去の
通称道路名の設定でございますが、主な国道都道129路線を昭和37年、38年並びに昭和59年に設定しております。江戸川区内におきましては、12路線が既設の路線となっておりまして、奥戸街道、蔵前橋通り、千葉街道、京葉道路、新大橋通り、葛西橋通り、湾岸道路、船堀街道、平和橋通り、環七通り、柴又街道、篠崎街道が既に名前がついております。裏面をごらんいただきたいと思います。
今回、新たな通称名がつきましたのが二路線でございます。一つは、平井のゆりのき橋通りでございます。水戸街道の四ツ木橋南交差点墨田区のそこから京葉道路の交差点まで約4キロ、これをゆりのき橋通りと呼ぶようになります。それから南側ですね。清砂大橋通りでございますが、江東区の清砂大橋西詰交差点より江戸川区の旧江戸川まで、延長4.3キロを清砂大橋通りと呼ぶようになります。それから新たに設定している路線の起終点の変更、経路の変更でございますが、二路線ございまして、1点、柴又街道、終点が千葉街道でございましたが、その終点が特例都道450号線に変更になります。延伸約5.1キロになります。それから新大橋通りでございますが、終点が環七であったものを千葉県境にまで0.9キロ延伸いたします。
今後、東京都による周知の方法でございますが、平成26年4月1日付の東京都広報への登載、それから関連自治体や公共機関に関する広報活動、商店街、その他観光業務、報道機関への説明、それから道路標識の設置、道路路案内標識の設置、それからカーナビゲーション等そういった地図、民間発行物への情報の提供、それから東京都ホームページやツイッターなどを活用した広報活動を行ってまいります。
今後の
通称道路名の設定でございますが、道路整備の事業段階から
通称道路名の設定について検討を行い、関係自治体との合意形成を図りながら、開通前に当該道路の
通称道路名を決定し、公表するような手続としていきたいということでございます。
もう1点が、平成26年春の交通安全運動実施についてでございます。期間は、平成26年4月6日、日曜日から4月15日、火曜日までの10日間でございます。なお、4月10日木曜日は、交通事故死ゼロを目指す日でございます。目的としましては、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけ、みんなの力で悲惨な交通事故を防止していくことを目的としております。
今回の全国交通安全運動の要点でございますが、子どもと高齢者の交通事故防止を主な基本としております。その中で重点項目といたしましては、自転車安全利用の促進、それから全ての座席のシートベルト、チャイルドシートの正しい着用の徹底。3番目としまして、飲酒運転の根絶。4番目として、二輪事故の防止。交通事故防止を挙げております。
期間内の主なPR活動でございますが、区の広報板、施設、小中学校にポスターを掲示いたします。各施設、小中学校に交通安全運動実施中の垂れ幕の掲出をお願いいたします。関係機関へ推進要綱の配布をいたしまして、全庁用車に交通安全運動実施中のマグネットシールを取りつけいたします。また、庁内放送や広報えどがわでPRも行ってまいりまして、本庁舎前の荒川河川水位表示塔で春の全国交通安全実施中の情報を表示いたします。
印刷物もお手元に届いておりますが、A4のカラー両面刷りで今年の運動の基本、それから重点、そういったものが記載されております。1件でも交通事故がなくなるように努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎佐京達也 街路橋梁課長 私のほうは、新川人道橋が一橋完成しましたので、こちらのご報告でございます。お手元には小さいリーフレット、白黒になってございますけれども、配付させていただいております。
こちら、
新川人道橋⑦ということでございまして、江戸川五丁目と東葛西一丁目の間、もともと新川東人道橋という鉄の橋がかかってございました。こちらを今回、木の橋、木橋に架けかえたということで工事が完成しました。こちら二之江第三小学校の通学路になっております関係で、ちょうど今日、学校関係者と安全の確認をして、3月12日から、子どもたち、また一般の方に使っていただくというような形で準備をさせていただいております。
あと、名前がまだ決まっておりません。こちらにつきましては、よく地域と通学路ということがありますので学校と話し合いながら、今後名前を決めていきたいというところでございます。よろしくお願いいたします。
◎多賀美代 水とみどりの課長 続きまして、
新川さくらまつりの資料をごらんください。こちらは生活振興部の所管になりますが、ご報告させていただきます。
昨年7月に新川千本桜の拠点となります、新川さくら館が開館いたしました。この春、はじめての桜の時期を迎えるに当たりまして、新川さくら館をはじめ、その沿川を会場に
新川さくらまつりが開催されます。日時につきましては、4月6日、日曜日午前9時から会場は新川さくら館及びその周辺沿川になります。主宰につきましては、新川千本桜の会及び江戸川区、協力は新川げんき会ほかになります。
内容につきましては、さくら館の館内でホールになりますが、新川の歴史、歌舞伎衣装等の展示、また屋外ではさくら館の前庭・広場橋につきましては、模擬店を新川げんき会、江戸川遊漁船組合、また隣接町会による模擬店の出店が行われます。また、ほかアトラクションも行われる予定になっております。
その他、ご要望をいろいろいただいておりました和船の運行に関しましても、このたびはじめて行われます。こちらの和船につきましては、3月29日、30日、4月5日、6日。2週の土日にわたりまして行われます。運航につきましては、江戸川の遊漁船組合とNPO法人和船の会に分かれて実施する予定になっております。皆様、ご都合つきましたら、ぜひ会場のほうによろしくお願いいたします。
長谷川和男土木部副参事 おはようございます。それでは環境財団のイベントにつきまして、私のほうからご案内を申し上げます。
まず
江戸川さくらまつり2014でございます。これは、既に恒例となっておりますけれども、開催期間は3月21日から4月は第2の日曜日までということで、今年は4月13日まで24日間でございます。今、本当に真冬に戻ってしまったような寒さが続いておりまして、非常に開花予報もおくれております。もう3月の末のほうに移行してしまっているという状況でございますが、いずれにせよ、必ず咲きますので楽しみにしていきたいと思っております。
共催としまして、もともとこのさくらまつりのほうを立ち上げたときから、商店街の商業まつりということで一緒にやっております。内容でございますが、商業まつり、それから小松川千本桜まつり2014、これは3月30日でございます。それから、水と緑の区民カレッジ講座、小松川千本桜の撮影会、それからホームページによる開花情報サービスの提供、6番目としまして、今年はじめてですが、小松川千本桜でのケータリングカーの出店をしましょうということでございます。
あと、ライトアップにつきましては、平成庭園のしだれ桜、雷公園の御衣黄に対するライトアップ、そして3番目としまして、ボンボリの設置でございますが、これ区内9カ所の桜の多いところでやっておりますが、これにつきまして、は経費が480万かかりますが、その半分を何とか地域の皆さんの寄付を仰いでやっていこうということで、今日締切にしておりますが、いろいろ地域の皆さんの心意気をいただけたということでございます。
一緒につけておりますのが、チラシでございます。
江戸川さくらまつり2014ということでございますが、こちらをごらんください。左上のほうに小松川千本桜のさくらまつり2014とありまして、その下に小松川千本桜音頭のCDが完成ということで、今、これは愛する会のほうで販売してございます。500円で手づくりでやっております。手づくりの作詞・作曲、CDもそういうことで格安で販売ということでございますので、ぜひともよろしくお願いをいたします。
中段にはお花見マップということで、今、水とみどりの課長からのお話もありました新川を含めまして、33カ所のさくらの多い場を紹介するとともに、商業まつりも赤丸のところで行うということでございます。まず、
江戸川さくらまつりのご案内は以上でございます。
それから、次の資料でございます。江戸川区の環境ページということで、区政会館の1階のロビー、これは各23区の自治体のいろいろPRのコーナーとしておりますが、今回は江戸川区の自然環境と、特に自然動物園のポニーの紹介をしてほしいという依頼が特別協議会からございました。そのいろいろ設営の経費は、全部この協議会のほうで負担ということでございます。
展示期間につきましては、3月12日の水曜日から3月29日の水曜日までということでございます。ぜひともそちらお立ち寄りのときは、現場のほうを見ていただければなと思っております。
3点目、
北小岩甲和亭の春の催し物ということで、3月につきましては、もうおひなさま展とおはなし会は既に終了してございます。大変大勢の方がこの企画に、260人ほどの方がいらっしゃったということでございます。4月には、小岩公園も桜が多いということで、これにちなみまして桜茶の無料サービスということで4月5日、12日、13日に予定してございます。5月には、5月の五月人形とおはなし会とを予定してございます。
4枚目でございます。
一之江抹香亭の春の催し物ということで、これも4月と5月の展示は、五月人形の展示、それからさくら草の展示、さつきの展示、それからふれあい茶席がこれが4月6日、5月4日、抹香亭の愛好会というボランティア団体がございまして、ここが独自に開催する、そういうものでございますが、お菓子等は実費負担ということでございます。下段の琴の調べとお茶を楽しむ会も同様でございます。よろしくお願いいたします。
○
片山知紀 委員長 以上、
執行部報告が終わりましたが、何かご質問等ございますか。
◆
小俣則子 委員 新たな陳情にもあったんですが、平井二丁目付近の防災
まちづくりニュースに関してなんですけど、ここの開いて真ん中に不燃領域率ということがあるんですが、今現在この地域はどのぐらいの不燃領域率なのか、それで70%になれば、大体焼失率はほぼゼロになるとなっているんですが、イメージとして、どういうふうになれば70%というか、いろいろな計算の仕方があると思うのですが、そのことをちょっとお聞きしたいのと、もう1点関連して、先ほど松島と平井二丁目付近の不燃化特別助成制度の説明会の開催についてなんですけども、前にもお聞きしたとは思うのですが、松島三丁目地区ではどれぐらいの世帯数と人が住んでいるのか。平井二丁目もどのぐらいなのかということを教えていただければと思います。
◎須田賢治
まちづくり推進課長 最初のご質問が、平井二丁目の今の不燃領域率ですね、平成23年時点でございますが約56%ということでございます。70%というのは、もちろんこの不燃領域率の根拠が空き地と道路とか、あとは燃えにくい建物の割合、床面積の割合でございますので、そういったものは、例えば公園等の空き地、道路等の空間が整備されていって、古い木造住宅がどんどん建て替わることによって、結果として70%に近づいていくというイメージでございます。
それから松島三丁目と平井二丁目
付近地区でございますが、現在のところ松島三丁目は、3,100世帯余り、世帯数ですね。それから、平井が2,800世帯余りということでございます。
◆
小俣則子 委員 すみません、その中で承知しているかと思うのですが、昭和56年以前の建物というのはどのぐらいあるのでしょうか、今の世帯で。
◎須田賢治
まちづくり推進課長 現在、築年次につきましては調査をしている最中でございます。ちなみに、木造建物の割合ということで申し上げますと、平井二丁目
付近地区でございますと62%程度という割合でございます。
○
片山知紀 委員長 ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 よろしいですか。
それでは、以上で
執行部報告を終わりまして、その他です。何かほかにありますか。
◆
田島鐵太郎 委員 その他でお願いします。
先ほど、春の交通安全運動週間の話がございましたけれども、自転車レーンについてちょっと教えていただきたいんですけど、今まで私は自転車レーン、今、車道を自転車も通行していいということになっていますけども、ブルーレーンというのが自転車を優先的に走るということだと思っているんですけども。
過日、ちょっと一之江のほうを走行していましたら、悪い意味じゃないんですよ、自転車のマークを車道の横のところに色抜きでやっていまして、非常に簡素化というかいいんじゃないかなと思っています。費用面でも。今後、あの方法を広げていくのか、ちょっとその辺のブルーレーン、自転車レーンについてちょっとご説明をお願いできればと。
◎立原直正 計画調査課長 自転車のレーンに関しましては、今、委員のお話のありました左側端を青く塗るブルーレーンですね。それからあと、3年ほど前に西葛西地区で駅周辺をということで、警視庁のモデル事業ということで一緒に取り組みましたが、自転車ナビマーク矢印及び自転車への左側端に印をしまして、ご誘導するという方法をとってきております。全体では区内1万5,000メートルほど、その自転車のブルーレーン並びにナビマーク表示の路線を整備してきております。
今年度、特に船堀の駅周辺で今年度は取り組んでおりまして、都市計画道路の道路の幅員が非常に広いところ、都市計画道路289号線、船堀のスポーツ公園の前あたりになりますが、こちらのほうは幅員も広いということもございまして、ブルーレーンの整備を進めています。また、それ以外の船堀の駅の駐輪場のほうに向かうような自転車の主要路線につきましては、自転車ナビマークですね、今、委員からお話がありました自転車のマークと矢印、費用のほうも当然ブルーレーンよりは安価で済みますので、できる限り多くの路線に誘導していきたいということから、そうした取り組みもあわせてしております。
◆
田島鐵太郎 委員 私ども運転していると、今、自転車の走行の乱れというんですかね、逆走が一番怖いんですよね。そういう意味では、今度、このナビマークって非常に左側通行になっていますから、なんかこれだと自転車が走っているのも逆走がしづらくなるのかなと思いまして、ブルーレーンよりもなんかこのほうがわかりやすくて今お話があったように費用も少なく済むということであれば、積極的に進めていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○
片山知紀 委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
片山知紀 委員長 それでは、今後の委員会ですが、4月11日(金)、午前10時を予定しております。また、5月の日程については、本日開催される委員長会で正式に決定をいたしますけども、5月9日(金)、午前10時からを予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本日の
建設委員会を閉会をいたします。ご苦労さまでした。
(午後10時52分 閉会)...