白山市議会 > 2021-11-29 >
11月29日-01号

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  1. 白山市議会 2021-11-29
    11月29日-01号


    取得元: 白山市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-01
    令和 3年 11月会議---------------------------------------        令和3年白山市議会11月会議会議録第1号---------------------------------------               令和3年11月29日(月曜日)---------------------------------------出席議員(21人)   1番  山本佳裕       2番  上田良治   3番  谷 健一       4番  原 卓二   5番  木谷和栄       6番  池元 勝   7番  中野 進       8番  大屋潤一   9番  田代敬子      10番  山口俊哉  11番  吉本史宏      12番  澤田昌幸  13番  石地宜一      14番  小川義昭  15番  北嶋章光      16番  村本一則  17番  宮岸美苗      18番  岡本克行  19番  寺越和洋      20番  藤田政樹  21番  西川寿夫---------------------------------------説明のため議場に出席した者の職氏名市長山田憲昭 副市長井田正一市長安達志郎 総務部長選挙管理委員会事務局長横川祐志企画振興部長中 英俊 市参事兼デジタル課長川田成人健康福祉部長福祉事務所長岡田和典 市民生活部長村田久美産業部長米林 歩 観光文化スポーツ部長山下浩雅建設部長東元清隆 市参事兼都市計画課長喜多悟史上下水道部長高橋由知 総務部次長総務課長選挙管理委員会事務局次長東 俊昭総務部次長財政課長松田 宏 会計管理者会計課長真砂光子美川支所長濱屋雄茂 鶴来支所長中田 悟監査委員事務局長卯野恵子 教育長田村敏和教育部長山内満弘   ---------------------------------------職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事務局長     佐々木 満  議事調査課長   酒井誠一 議事調査係長   荒地美幸   専門員      山岸朗子 手話通訳士    堀口佳子   手話通訳士    長谷川智美---------------------------------------            議事日程(第1号)                        令和3年11月29日(月曜日)                        午前10時 開議  日程第1 諸般の報告  日程第2 会議録署名議員の指名  日程第3 議案第95号ないし議案第101号       (説明)---------------------------------------本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)のとおり---------------------------------------          午前10時0分開議 ◎佐々木満議会事務局長 御起立願います。礼。着席願います。 ○藤田政樹議長 これより令和3年白山市議会11月会議を開きます。 今11月会議審議期間は、本日から12月17日までの19日間といたします。 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △日程第1 諸般の報告 ○藤田政樹議長 日程第1諸般の報告を行います。 地方自治法第121条第1項の規定に基づき、11月22日付にて、市長及び教育委員会教育長に対し出席を要求しておきました。 11月22日付にて、市長から説明員の委任及び嘱託についての通知がありました。 11月29日付にて、市長から議案の提出がありました。 今11月会議において本日までに受理した陳情は、お手元に配付の文書表のとおりであります。 以上をもって諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △日程第2 会議録署名議員の指名 ○藤田政樹議長 日程第2会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、小川義昭議員北嶋章光議員を指名いたします。--------------------------------------- △日程第3 議案第95号ないし議案第101号(説明) ○藤田政樹議長 日程第3議案第95号ないし議案第101号を一括して議題といたします。---------------------------------------提案理由の説明 ○藤田政樹議長 市長から提案理由の説明を求めます。 山田市長。     〔山田憲昭 市長 登壇〕 ◎山田憲昭市長 おはようございます。 本日、ここに令和3年市議会11月会議が開会されるに当たり、最近の市政の状況と提案いたしました諸議案につきまして、その大要を御説明申し上げます。 初めに、今年度の新型コロナウイルス感染症への対応についてであります。 国内の新規感染者数が過去最多を記録いたしました第5波が収束をし、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の解除がなされた10月以降、全国的に新規感染者数の減少が続き、現在も低い水準で推移をいたしているところであります。 本市におきましても、感染者数ゼロの日が続くなど、11月の感染者数は1人となっております。 改めまして、これまでの市民の皆様、事業者の皆様の感染症対策への御理解と御協力に心からお礼を申し上げますとともに、医療・福祉関係者の皆様の御尽力に深く感謝を申し上げる次第であります。 さて、石川県におきましては、第4波及び第5波の感染拡大を受け、県独自の石川緊急事態宣言を発出され、国のまん延防止等重点措置の適用を踏まえ、不要不急の外出・移動の自粛や飲食店の時短要請等に加え、県有施設の閉館やイベントの延期・中止など、必要な対策が講じられてきたところであり、本市も県の要請に沿って感染拡大防止への対応を図ったところであります。 なお、政府によるイベントや飲食等に関する行動制限の緩和策を含む基本的対処方針の改定を受け、県は先週の24日、飲食店での人数制限を撤廃することや、感染拡大傾向時にも認証店においては営業時間の制限をしないなど、行動制限を緩和することを決定いたしましたことから、本市におきましても、基本的な感染対策の徹底をしっかりと継続した上で、25日より市有施設の利用時間や利用人数等の制限など、コロナ禍における制限を解除いたしました。 加えまして、本市独自の支援策として、白山市新型コロナウイルス感染拡大防止協力金や白山市感染防止対策強化奨励金、白山市事業継続月次支援金など、感染拡大により甚大な影響を受けております市内飲食店及び事業者等への支援を行うとともに、地域経済の回復と消費喚起を目的に、市民1人当たり2,000円分の白山市地域応援券を全戸配付いたしたところであります。 さらには、市議会にも御協力をいただき、保育所や小・中学校抗原検査キットを配付し、感染症に対する不安解消を図ったところであります。 このほか、これまでに感染防止対策として、公共施設トイレ洋式化や手洗いの自動水栓化を進めるとともに、感染症を踏まえた避難所運営を行うため、若宮公園体育館美川スポーツセンター及び白山郷公園体育館の3体育館で進めてまいりました空調設備工事が先週末で全て完了をいたしました。 また、コロナ禍でも安心して本を借りることができるはくさん電子図書館の運用を、10月1日から開始いたしたところであります。 感染状況は落ち着きを見せておりますが、本格的な冬を迎え細心の注意が必要と考えており、引き続き国・県の動向を踏まえつつ、感染防止対策及び必要な支援策を講じてまいりたいと考えております。 次に、新型コロナワクチン接種につきましては、本市では、市医師会等の御協力を得て、5月8日より高齢者の皆様への接種を開始し、順次、対象年齢を拡大しながら進めてきたところであります。 県の大規模接種センターでの接種や企業等の職域接種の実施も合わせ、昨日時点で12歳以上の83.2%の方が2回目の接種を終えることができました。 現在、新たに12歳になられる方やワクチン接種ができていない方への接種を進めているところであります。 そして、3回目の追加接種につきましては、12月より医療従事者の皆様を対象に開始し、2月からは高齢者の皆様を対象に順次実施をしていく予定といたしております。2回目の接種完了から8か月以上経過した方が追加接種の対象となりますので、接種券は8か月が経過する2週間前までに届くよう発送を行ってまいります。 この3回目の接種は、これまでどおり、市民交流センターでの集団接種及び市内協力医療機関での個別接種により実施をしてまいります。 ただ、予約につきましては混乱が生じることのないよう、インターネット予約コールセンター予約の2つの方法で行い、コールセンターにつきましては人員を増やし、対応することといたします。 いずれにいたしましても、これから年末に向けて人の集まる機会や行事等が増え、社会経済活動の活発化が予想されます。第6波を防ぐためにも、市民の皆様お一人お一人の基本的な感染防止対策の徹底が大切でありますので、引き続きの御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。 次に、経済情勢等についてであります。 11月10日に発足をいたしました第2次岸田内閣におきましては、新型コロナウイルスへの対応、経済対策、外交・安全保障について、スピード感を持って政策実行に全力を挙げるとし、19日には経済対策閣議決定がなされ、来月の臨時国会での早期成立を目指し、準備が進められております。 地方6団体におきましても、社会経済活動の維持と再生に向けた大胆な経済支援等を含め、実効性のある対策をスピード感を持って講ずるよう求めたところであり、政府には、全国の声を受け止め、しっかりと対応をしていただきたいと思っております。 また、先週25日、内閣府が発表いたしました月例経済報告では、景気は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和されつつあるものの、引き続き持ち直しの動きに弱さが見られるとの判断をいたしており、先行きにつきましては、経済社会活動が正常化に向かう中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、景気が持ち直していくことが期待されるとしております。 北陸の景気につきましては、11月の日銀金沢支店の発表では、全体判断を持ち直しているとし、本年5月以来、6か月ぶりに引き上げており、北陸経済は全体として循環し始めているといたしております。 先行きにつきましては、現在、感染状況は落ち着いておりますが、今後の感染症の状況や内外経済に与える影響、政府の経済対策の効果を踏まえ、動向を注視していく必要があります。 それでは、最近の市政の状況について御説明を申し上げます。 初めに、今年度の市政運営についてであります。 市長に就任して以来、これまで市民の幸せを第一に考え、対話と参加を基本とし、「健康で笑顔あふれる元気都市 白山」の実現に向けて、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御支援をいただきながら、誠心誠意市政運営に取り組んでまいりました。 また、昨年来、新型コロナウイルス感染症という、これまでに経験したことのない未曽有の事態に直面をし、全国に緊急事態宣言が発出されるなど、市民生活及び地域経済が多大な影響を受ける中、市民の安全・安心を守るため、感染症対策に全力を傾注してきたところであります。 しかしながら、コロナ禍にあっても、本市の持続的発展と将来へのさらなる飛躍に向けた主要施策は、確実に進めていかなければなりません。 まず、白山総合車両所等を活用した観光・産業振興につきましては、9月に(仮称)白山総合車両所ビジターセンター施設概要をお示しさせていただきました。今後、しっかりと実施設計を仕上げ、事業の進捗を図ってまいります。 あわせまして、在来線新駅の整備につきましては、令和6年春の開業に向け、引き続き、JR西日本をはじめとする関係機関と連携して取り組んでまいります。 白山手取川ジオパークにつきましては、国内の新型コロナウイルスの感染が落ち着く一方で、世界的には感染が再拡大の傾向にある地域も見受けられ、ユネスコ世界ジオパーク認定のための現地審査の実施時期が未確定の状況が続いております。引き続き、関係機関と連絡を密にし、審査の動向を注視してまいります。 次に、市民協働まちづくりにつきましては、今年度、新たに4つのモデル地区が加わり、昨年度の6地区と合わせ10地区で取組を進めているところであり、その他の地域につきましても、地域コミュニティー組織の設立に向けて順次、事前協議を始めていただいております。 また、これまで各地区で多くの特色ある事業が実施されてまいりました、市民提案型まちづくり支援事業につきましては、今後とも継続して支援をし、新たなまちづくりの展開につなげてまいりたいというふうに考えております。 健康づくりにつきましては、先月24日、スマートウエルネスシティ首長研究会の御協力を得て、健康フォーラムを開催いたしました。「健康都市 白山」の実現に向け、決意を新たにいたしたところであります。 また、現在、白山市健康づくり推進条例の策定を鋭意進めており、その中で健康づくりの推進に関する基本的事項を定め、年齢や性別を問わず全ての人が健康であり、100歳になっても元気で暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。 さらには、保育所や放課後児童クラブ小・中学校における子育て・教育環境の充実を図るとともに、本市の豊かな自然、交通アクセスのよさなどを通して、新工業団地の整備や定住の受皿となる土地区画整理事業を進めているところであり、住みよさランキングでは、3年連続して10位以内という評価をいただいております。 引き続き、市民の皆様に住みよさを実感していただける市政運営に全力を尽くしてまいる所存であります。 次に、都市計画区域区分の見直しについてであります。 本市では、令和2年3月に第2次白山市都市計画マスタープランを策定し、恵まれた自然や地域特性観光資源等を生かし、都市の魅力と活力をさらに高め、持続可能で人もまちも元気なまちづくりに取り組んでおります。このマスタープランに基づき、新たな企業進出既存工場の拡張等の工業需要への対応並びに定住促進や良好な居住環境保全形成等を図る観点から、市街化区域と市街化調整区域区域区分の見直しにつきまして、関係機関との協議を進めているところであり、協議が調い次第、今会議中にもお示しをいたしたいと思っております。 また、居住や都市機能の誘導によるコンパクトな市街地の形成を目指す、立地適正化計画につきましても、区域区分の見直しと併せて公表してまいりたいと考えております。 次に、コミュニティーバスめぐーるについてであります。 めぐーるにつきましては、通院や買物の足として、できる限り市民の皆様の要望に沿う形でルートやダイヤの見直しを行いながら運行をいたしております。 また、70歳以上の方や65歳以上の運転免許証を自主返納された方、障害のある方の運賃を無料とし、利用促進外出支援を図ってきたところであります。 めぐーるの運行につきましては、令和4年度より新たに5年間の長期継続契約による業務委託を行うことといたしており、これに併せて、効率的な運行を図るとともに、より一層の利便性の向上と利用促進に向け、土曜日の運行を開始いたしたいと考えております。 この委託契約を今年度内に締結をする必要があることから、今会議におきまして債務負担行為の設定をお願いするものであります。 次に、新野球場の整備についてであります。 新野球場につきましては、救援物資の集積や救援活動の拠点としての機能を併せ持つ、防災拠点広場として位置づけており、規模や設備、整備内容等を議会と協議を行いながら実施設計を進めてきたところであります。 今年度内に契約を締結し、工事に着手するため、今会議におきまして令和4年度分及び令和5年度分の工事費に係る債務負担行為の設定をお願いするものであり、令和5年度の早い時期に供用を開始できるよう、整備の進捗を図ってまいります。 次に、パートナーシップ宣誓制度についてであります。 12月10日の世界人権デーに合わせて、パートナーシップ宣誓制度を開始いたします。 この制度は、人生のパートナーとして相互に協力し合うことを宣誓したお二人に、市がパートナーシップ宣誓書の受領証を交付するなど、お二人のパートナーとしての思いを尊重し、自分らしく生き生きと生活されることを白山市が応援するものであります。 市民の皆様が日常生活の中で人権を意識し、お互いに多様な個性・違いを認め合い、行動ができる共生社会の実現を目指してまいります。 また、パートナーシップ宣誓制度の開始に合わせ、既に制度を導入いたしております金沢市との都市間連携協定を締結することといたしており、これにより、転入・転出時の手続を簡略化するなどの負担軽減を図ってまいります。 次に、共生フェスタはくさんについてであります。 イオンリテール株式会社との地域貢献連携協定の下、年明けの1月16日に、イオンモール白山におきまして、共生フェスタはくさんを開催いたします。 このフェスタでは、東京パラリンピック車いすバスケットボールで銀メダルを獲得いたしました宮島徹也選手岩井孝義選手を招聘し、トークとパフォーマンスショーを行うほか、市内の障害福祉サービス事業所の製作品の販売やパネル展示大型ビジョンでの動画の上映などを行うことといたしております。 このフェスタを通して、共生のまち白山プラン基本理念であります、障害の有無にかかわらず、誰もがお互いを尊重し、安心して暮らせる「共生のまち白山市」の実現に向け、一層の理解、啓発に努めてまいります。 次に、いいとこ白山魅力発信についてであります。 恋人の聖地を有する18市町村が参加をいたします広域市町村連携事業におきまして、先月、華道家の假屋崎省吾さんと一緒に白山市を紹介する映像の収録があり、本市の豊かな自然や食などの魅力を全国に情報発信できるよい機会となりました。 収録された映像は、12月中旬に動画投稿サイトユーチューブの恋人の聖地チャンネルで公開される予定であります。 加えまして、今月16日には、恋人の聖地に選定をされております白山一里野温泉を中心として、市内全域地域資源の活用による観光誘客の拡大に関するこれまでの取組が評価され、恋人の聖地第2回地域活性化大賞におきまして、3位に相当するJTB賞を受賞いたしました。 今後とも、恋人の聖地広域連携による効果的なプロモーションを展開してまいります。 また、令和元年度及び令和2年度に続き、年明けの1月20日から26日までの期間、観光フェア「いいとこ白山 自然と文化と発酵街道」を開催いたします。 東京・銀座にあります県アンテナショップ、いしかわ百万石物語江戸本店におきまして、白山菊酒やフグの卵巣の糠漬けをはじめとする発酵食品等地域産品を販売するほか、牛首紬などの伝統工芸白山手取川ジオパークの自然など、白山市の魅力を丸ごと発信することといたしており、いいとこ白山認知度向上と観光・交流人口のさらなる拡大を図ってまいりたいと考えております。 さて、いよいよ本格的な冬の到来となります。 昨年度の記録的な大雪では、国道、県道、市道それぞれで、昼夜を問わず市内全域で除雪が行われ、一時的に除雪が間に合わない状況はありましたが、おおむね適切に実施できたところであります。 今年度におきましても、最新の気象情報を注視しながら、国・県等の関係機関と連携を強め、除雪作業に万全の体制を整え、市民生活に大きな影響が出ないよう努めてまいります。 なお、市内全ての道路を除雪することは困難でありますので、町内の生活道路などにつきましては、地域ぐるみの対応をお願いするものであり、今年度におきましては4つの町内会から、また個人では60台の除雪機の購入補助の申請があり、今会議に追加の補正予算を計上いたしたところでもあります。 また、この冬、1月27日、28日に、本市の松任文化会館ピーノ及び白山郷公園体育館を会場として、ゆきみらい2022in白山を開催いたします。 ゆきみらいは、全国へ雪国の情報発信を行うことにより、雪国の未来を展望し、地域の活性化を図ることを目的として、北海道、東北、北陸において順番に開催をされており、今年度は「古代から現在、白山の恵みを世界へ」をテーマに、シンポジウムや研究発表会除雪機械展示・実演会などを行うことといたしております。 自然豊かな地域において、雪がもたらす恩恵を再認識し、これからの雪との関わりにつきまして議論をするなど、ゆきみらいを通して白山の恵みを世界へ発信をするものであります。 次に、令和4年度当初予算編成についてであります。 新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、まずは市民の安全・安心を守ることを最優先に、引き続き新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すとともに、今後の感染状況に応じた対策を適時適切に講じてまいります。 また、市医師会等と連携をし、ワクチン接種体制を確保してまいりますとともに、ウィズコロナ・ポストコロナ社会を見据え、国・県の対策等を踏まえつつ、市民生活地域経済活動の回復に向けた施策を展開してまいりたいと考えております。 そして、令和4年度は、本市のまちづくりの指針となる第2次白山市総合計画後期基本計画のスタートとなる年であります。前期5年における取組の成果を後期基本計画につなげ、将来都市像「健康で笑顔あふれる元気都市 白山」の実現に向け、健康、笑顔、元気を基本とする各種施策を着実に実践するとともに、SDGsの取組や健康づくりの推進、デジタル化など、脱炭素社会に向けた取組を念頭に、将来を展望した施策への重点的・効率的な予算配分に努め、めり張りのある予算編成を行ってまいりたいと考えております。 このコロナ禍を乗り越え、市民の皆様が将来にわたって住んでよかったと思えるふるさとづくりに向け、邁進してまいる所存であります。 それでは、提案いたしました諸議案につきまして御説明を申し上げます。 初めに、議案第95号から第100号までの令和3年度補正予算案についてであります。 まず、一般会計につきましては、新型コロナウイルス感染症対策関連を含む補正予算総額13億8,231万円余となるものであります。 その主なものといたしましては、総務費では、感染症の拡大に伴い、各担当部局においてオンラインによる会議等が増えていることから、当該専用の事務室を整備することとし、所要の経費を計上するものであります。 また、高齢者運転免許証自主返納に係る支援費及び定住促進奨励金に不足が生じたため追加補正を行うほか、税制改正に伴う令和4年度課税対応に係るシステム改修費を計上するものであります。 民生費では、心身障害者医療給付費及び障害者自立支援給付事業について、医療給付金などに不足が生じるため追加補正をするものであり、また、子育て支援医療給付金及び法人保育園運営費負担金などの追加補正を行うものであります。 衛生費では、予防接種状況や検診結果等の電子情報を適正に管理し、自治体同士がお互いに情報連携できるよう、健康管理システムの改修費を計上するものであります。 農林水産業費では、環境保全型農業支援対策事業費を計上するほか、森林環境譲与税を活用した森林経営管理事業について、現地調査により対象面積が増えたことから追加補正をするものであります。 商工費では、公衆浴場施設改善事業費補助金及び市民工房うるわしの空調の設備改修に係る実施設計費を計上いたしております。 土木費では、生活道路の区画線の引き直しについて、年度当初より補修整備を行ってまいりましたが、さらに入学式シーズンの前に安全な通行を確保し、通学時の児童の安全を守るため、令和4年度の整備分を一部前倒して実施することとし、補正計上をするものであります。 また、除雪機械の購入について、町内会及び個人からの補助申請に対応するため、追加の補正を行うものであります。 消防費では、感染症対策として、避難所に配備する災害対策用テントを購入する経費を計上いたしております。 教育費では、中学校の部活動等において、全国大会など上位大会への出場に伴い、体育連盟及び文化連盟への補助金を補正するものであります。 災害復旧費では、本年5月に広瀬町地内におきまして斜面崩壊が発生し、さらに8月の豪雨により土砂が農地へ流入をいたしましたことから、農地及び農業用施設の復旧に係る工事費について、また、同じく8月の豪雨により、林道白尾1号線におきまして路肩崩壊が発生したため、林道の復旧に係る工事費について、それぞれ災害査定に基づき補正をするものであります。 なお、人件費につきましては、今年度の人事異動などに伴う給与等の補正を行うものであります。 また、先ほども申し上げましたとおり、コミュニティーバスの運行委託及び新野球場の整備に係る債務負担行為をそれぞれ設定するものであります。 次に、特別会計及び事業会計につきましては、人件費の補正を行うとともに、介護保険特別会計におきましては、県からの補助金内示に伴い、地域介護・福祉空間整備事業補助金などを計上するものであります。 次に、議案第101号の条例案について御説明を申し上げます。 白山市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、健康保険法施行令等の一部を改正する政令の公布に伴い、出産育児一時金の額について関係規定を改正するものであります。 最後に、先般、谷本正憲石川県知事におかれましては、任期満了となります来年3月をもって退任する意向を表明されました。7期28年にわたり県政のかじ取り役を担われ、この間、石川県が日本海側のトップランナーとして飛躍すべく、北陸新幹線等の交流基盤の整備をはじめ、産業、文化、教育の各種施策に全身全霊を尽くされてこられました。人生100年時代であり、まだまだという感もありますが、健康なうちに余力を持って退かれるとのことであります。 改めまして、今日の石川を築いていただきました谷本知事の御功労に深く敬意を表す次第であり、これまで賜りました白山市に対する御指導、御支援に心から感謝を申し上げる次第であります。 以上をもちまして、11月会議に提出いたしました議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願いをいたします。 ○藤田政樹議長 提案理由の説明は終わりました。---------------------------------------藤田政樹議長 本日の議事はこれをもって終了いたしました。 次に、休会の件についてお諮りいたします。議事の都合により、明日30日から12月7日までの8日間は、本会議を休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田政樹議長 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会とすることに決しました。 次の本会議は8日午前10時から開きます。 本日はこれにて散会いたします。          午前10時38分散会---------------------------------------(参照)     令和3年白山市議会11月会議予定表(審議期間19日間)日次月日曜区分開議時刻議事第1日11月29日月 午前9時議会運営委員会本会議午前10時 諸般の報告  会議録署名議員の指名  議案上程   説明 本会議終了後全員協議会第2日11月30日火休会  第3日12月1日水休会 (一般質問締め切り 午前10時まで)午前11時広報広聴委員会第4日12月2日木休会  第5日12月3日金休会午前10時鉄道のまちの振興に関する特別委員会午後4時まちづくりに関する特別委員会と町会連合会との意見交換会第6日12月4日土休会  第7日12月5日日休会  第8日12月6日月休会  第9日12月7日火休会  第10日12月8日水 午前9時議会運営委員会本会議午前10時  質疑  一般質問第11日12月9日木本会議午前10時 一般質問   委員会付託 本会議終了後議員協議会第12日12月10日金休会  第13日12月11日土休会  第14日12月12日日休会  第15日12月13日月休会午前9時総務企画常任委員会午前9時文教福祉常任委員会午前9時産業建設常任委員会第16日12月14日火休会 (3常任委員会予備日)第17日12月15日水休会午前10時予算常任委員会第18日12月16日木休会 (委員会予備日)第19日12月17日金 午前11時議会運営委員会 午後1時全員協議会本会議午後3時 諸般の報告
      委員長報告、質疑、討論、表決令和3年白山市議会定例会  会期 3月8日(月)~令和4年2月22日(火)352日間---------------------------------------     令和3年白山市議会11月会議提出事件一覧表事件の番号        件名議案第95号 令和3年度白山市一般会計補正予算(第7号)議案第96号 令和3年度白山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)議案第97号 令和3年度白山市介護保険特別会計補正予算(第3号)議案第98号 令和3年度白山市水道事業会計補正予算(第2号)議案第99号 令和3年度白山市工業用水道事業会計補正予算(第1号)議案第100号 令和3年度白山市下水道事業会計補正予算(第2号)議案第101号 白山市国民健康保険条例の一部を改正する条例について陳情第2号 体育施設整備に関する要望書陳情第3号 令和4年度税制改正に関する要望書---------------------------------------     令和3年白山市議会11月会議陳情書一覧表陳情番号受理月日件名及び要旨提出者送付委員会211月17日体育施設整備に関する要望書  白山市の体育施設は建設から30年以上経過している施設が多く、競技に支障を来しているものもあります。そのような施設については、早急に整備していただきますよう要望します。白山市体育協会 副会長  大西康正    外5人産業建設常任委員会311月26日令和4年度税制改正に関する要望書  毎年税制改正に関し、政府・政党・関係省庁等に対して建設的な意見を提言しており、本年も下記の提言について、御配慮を賜りますよう要望します。        記 1 税・財政改革のあり方 2 経済活性化と中小企業対策 3 地方のあり方 4 震災復興等 5 その他公益社団法人松任法人会 会長  二木喜則    外1人総務企画常任委員会...