黒部市議会 2020-03-09 令和 2年第1回定例会(第2号 3月 9日)
次に、鳥獣被害防止総合対策事業補助金、有害鳥獣侵入防止柵設置工事補助金の新年度に向けた拡充内容についてでありますが、鳥獣被害防止総合対策事業補助金につきましては、今年度クマの目撃が相次ぎましたが、現場ではクマの誘引物であるカキの実が除去されていないケースが散見されました。
次に、鳥獣被害防止総合対策事業補助金、有害鳥獣侵入防止柵設置工事補助金の新年度に向けた拡充内容についてでありますが、鳥獣被害防止総合対策事業補助金につきましては、今年度クマの目撃が相次ぎましたが、現場ではクマの誘引物であるカキの実が除去されていないケースが散見されました。
このため本市では、柿の実の早期摘取りや不要な柿の木の伐採といった誘引物の除去が人身被害を防ぐ上で重要と考えており、地域住民の方々にチラシの配布などを通して、不要な果実は早目に取り除くことをお願いしてきたところであります。 しかし、高齢者世帯では柿の摘取りや伐採などを個人で行うことが困難な場合が多いことから、地域で協力し合ってこれらの作業を行うことが重要であると考えております。
その計画の具体的な取り組みといたしましては、広報等による、有害鳥獣の餌となる不用な誘引物の除去の呼びかけや、水と緑の森づくり税を活用した里山林整備を実施し緩衝帯を設けるなど、地域住民が主体となった維持管理を行っております。 侵入防止対策といたしましては、国の交付金事業による鳥獣被害防止総合対策支援事業や上市町有害鳥獣対策協議会からの補助金等により、集落ぐるみによる電気柵等の設置に努めております。
そのほか、熊の餌となる不要な柿などの誘引物の除去、里山と集落の間に熊の出没しにくい空間(緩衝帯)をつくる、移動ルートとなる河川敷の草むらの刈り払いなどの対策が考えられておりまして、これにつきましては、逐次実施をいたしております。
熊による人身被害を防止するための対策といたしましては、熊が好む柿、クリなどの果樹の適切な収穫、野菜などの収穫後の未収穫のものを畑に残さないなど、誘引物の除去、地域ぐるみによるやぶや河川敷などの草むらの刈り払い、熊に存在を気づかせるため、鈴やラジオなど音の出るものの携行、遭遇に備えたヘルメットの着用や熊撃退スプレーの携行などなどが挙げられます。
人が食べられないものでも、猿にとっては魅力的な餌になることがあることから、地域住民の皆様には、畑の野菜くずなども含め、誘引物となっている不要な農作物などの早目の撤去、集落ぐるみによる追い払いややぶの草刈りといった集落周辺の環境整備など、引き続きご協力をお願いいたしまして、答弁といたします。
そのための対策として、本市では、クマが出没しやすい地区において、1つには、当該地区の里山林が集落とクマとの緩衝地帯として機能するよう、間伐などによる整備保全、2つには、当該地区が自主的に行う河川周辺や遊休地の草刈り、柿などの誘引物の撤去活動の支援などを実施しております。
被害防止対策といたしましては、電気柵の設置や誘引物の除去、爆竹などによる追い払いといった対策を推進していますが、必要に応じまして、有害鳥獣捕獲隊と連携し、捕獲にも努めているところであります。 以上であります。 ○議長(砂原 孝君) 高橋議員。 ○12番(高橋久光君) 私もそのとおりだと思います。まことに型どおりの答弁だと思っています。
このほか、クマとサルについては、県保護管理計画に基づき、柿や野菜などの誘引物の撤去を実施しており、また、イノシシにつきましては、近年、被害が増加していることから、猟友会と連携して、さらに捕獲体制を強化してまいりたいと考えております。
具体的に、人里においてはクマの誘引物となる生ごみ等の保管、放置果樹や野菜くず等を適正に処理するよう指導していくとともに、捕獲隊や警察、消防等と連携を図り、緊急時に適正な対応を図るとともに、市民等から寄せれた目撃、痕跡情報については、従来どおり防災無線やチラシ配布、マスコミを通じた周知を図りたいと考えております。