立山町議会 2018-03-01 平成30年3月定例会 (第2号) 本文
黒岩町長は、火口周辺のシェルターの設置など、早くから火山防災対策を進めておられました。 しかし、今回の噴火で町長のコメントに全く想定もしていなかったとの報道がありましたとおり、観測体制が整っている白根山ではなく、別の噴火口の本白根山によるものだったこともあり、気象庁の噴火速報も発令されることもなく、多くの方が噴石に巻き込まれる結果となりました。
黒岩町長は、火口周辺のシェルターの設置など、早くから火山防災対策を進めておられました。 しかし、今回の噴火で町長のコメントに全く想定もしていなかったとの報道がありましたとおり、観測体制が整っている白根山ではなく、別の噴火口の本白根山によるものだったこともあり、気象庁の噴火速報も発令されることもなく、多くの方が噴石に巻き込まれる結果となりました。
草津町では、噴石対策として、噴火口付近の山小屋の屋根の補強や火口周辺のシェルターの設置をいち早く進めておられ、弥陀ヶ原火山対策に大変参考となりました。また、本町の防災担当・観光課職員につきましては、平成27年度に草津町を訪れ、火山観測所等を視察してきており、今後も必要に応じて関係職員の視察・研修等を検討してまいりたいと考えております。
まず初めに、神奈川県箱根山では火山性地震が続いていることから、5月6日に噴火警戒レベルを2に引き上げ、火口周辺の立ち入りを規制しています。 5月29日には鹿児島県口永良部島で爆発的な噴火があり、噴火警戒レベルを最高の5に引き上げ、全島避難となりました。 また、6月16日には群馬・長野県境の浅間山で小規模な噴火が観測され、噴火警戒レベルが2に引き上げられました。
また、この1カ月前には、神奈川県箱根町の箱根山において火山活動が活発化し、さらに5月6日には、噴火警戒レベルが2の「火口周辺規制」に引き上げられ、観光面においても多大な影響を受けておられます。 箱根町長とは、全国観光地所在町村協議会における役員会において同席していることもあり、なおさら他人事ではないと強く受けとめております。