南砺市議会 > 2013-02-05 >
03月01日-01号

  • "消防指令業務共同運用"(/)
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  1. 南砺市議会 2013-02-05
    03月01日-01号


    取得元: 南砺市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-15
    平成25年  3月 定例会(第2回)南砺市告示第17号          南砺市議会3月定例会の招集について 地方自治法(昭和22年法律第67号)第101条第1項の規定により、平成25年第2回南砺市議会3月定例会を、次のとおり招集する。  平成25年2月5日                          南砺市長 田中幹夫                 記 1 期日   平成25年3月1日(金) 2 場所   南砺市役所福光庁舎 議場議事日程(第1号)                  平成25年3月1日(金)午後2時30分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 議案第2号 平成25年度南砺市一般会計予算     議案第3号 平成25年度南砺市バス事業特別会計予算     議案第4号 平成25年度南砺市国民健康保険事業特別会計予算     議案第5号 平成25年度南砺市国民健康保険診療所事業特別会計予算     議案第6号 平成25年度南砺市後期高齢者医療事業特別会計予算     議案第7号 平成25年度南砺市介護事業特別会計予算     議案第8号 平成25年度南砺市訪問看護事業特別会計予算     議案第9号 平成25年度南砺市工業用地造成事業特別会計予算     議案第10号 平成25年度南砺市簡易水道事業特別会計予算     議案第11号 平成25年度南砺市病院事業会計予算     議案第12号 平成25年度南砺市水道事業会計予算     議案第13号 平成25年度南砺市下水道事業会計予算     議案第14号 平成24年度南砺市一般会計補正予算(第7号)     議案第15号 平成24年度南砺市バス事業特別会計補正予算(第2号)     議案第16号 平成24年度南砺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第17号 平成24年度南砺市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第2号)     議案第18号 平成24年度南砺市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)     議案第19号 平成24年度南砺市介護事業特別会計補正予算(第2号)     議案第20号 平成24年度南砺市訪問看護事業特別会計補正予算(第2号)     議案第21号 平成24年度南砺市工業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)     議案第22号 平成24年度南砺市簡易水道事業特会計補正予算(第3号)     議案第23号 平成24年度南砺市病院事業会計補正予算(第2号)     議案第24号 平成24年度南砺市水道事業会計補正予算(第3号)     議案第25号 平成24年度南砺市下水道事業会計補正予算(第3号)     議案第26号 南砺市山間過疎地域振興条例の制定について     議案第27号 南砺市埋蔵文化財センター条例の制定について     議案第28号 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について     議案第29号 南砺市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について     議案第30号 南砺市上平農林業振興センター条例の制定について     議案第31号 南砺市道路の構造の技術的基準等を定める条例の制定について     議案第32号 南砺市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の制定について     議案第33号 南砺市道路に設ける案内標識等の寸法を定める条例の制定について     議案第34号 南砺市準用河川管理条例の制定について     議案第35号 南砺市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の制定について     議案第36号 南砺市水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の制定について     議案第37号 南砺市公共下水道の構造の技術上の基準等に関する条例の制定について     議案第38号 南砺市立保育園条例の全部改正について     議案第39号 南砺市行政組織条例の一部改正について     議案第40号 南砺市税の徴収の特例に関する条例の一部改正について     議案第41号 南砺市積立基金条例の一部改正について     議案第42号 南砺市城端農業者集会施設条例の一部改正について     議案第43号 南砺市国見公園条例の一部改正について     議案第44号 南砺市五箇山和紙の里条例の一部改正について     議案第45号 南砺市民謡の里条例の一部改正について     議案第46号 南砺市道路占用料条例の一部改正について     議案第47号 南砺市都市公園条例の一部改正について     議案第48号 南砺市営住宅条例等の一部改正について     議案第49号 南砺市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例及び南砺市下水道事業受益者分担金徴収に関する条例の一部改正について     議案第50号 南砺市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について     議案第51号 南砺市消防団条例の一部改正について     議案第52号 南砺市城端林業者集会施設条例の廃止について     議案第53号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び規約の変更について     議案第54号 新市合併まちづくり計画の変更について     議案第55号 過疎地域自立促進計画の変更について     議案第56号 辺地総合整備計画の変更について     議案第57号 財産の無償譲渡について     議案第58号 市道路線の認定について     議案第59号 市道路線の変更について     議案第60号 市道路線の廃止について     議案第61号 南砺市五箇山和紙の里(南砺市五箇山和紙里物産館等)の指定管理者の指定について     報告第1号 専決処分の報告について-----------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ-----------------------------------出席議員(24人)      1番  石川 弘議員        2番  高橋佳寿江議員      3番  竹田秀人議員        4番  得永忠雄議員      5番  古軸裕一議員        6番  岩崎 修議員      7番  赤池伸彦議員        8番  水口秀治議員      9番  脊戸川義之議員      10番  山本勝徳議員     11番  助田幸雄議員       12番  長井久美子議員     13番  榊 祐人議員       14番  中島 満議員     15番  齊藤光一議員       16番  向川静孝議員     17番  池田庄平議員       18番  川邊邦明議員     19番  山田 勉議員       20番  石崎俊彦議員     21番  才川昌一議員       22番  浅田裕二議員     23番  片岸 博議員       24番  城岸一明議員欠席議員(なし)-----------------------------------説明のため出席した者 市長        田中幹夫     副市長       中山繁實 教育長       浅田 茂     教育委員長     石岡敬夫 代表監査委員    山崎昭夫     会計管理者     山畔勝博 市長政策室長    高山博文     総務部長      下田正佳                    地域包括医療・ 民生部長      三谷直樹               仲筋武智                    ケア局長 産業経済部長    大浦章一     建設部長      上坂吉明 教育委員会理事   永井 厳     市長政策室次長   長澤孝司 総務部次長     一二三敦司    総務部次長     豊川 覚 民生部次長     清水哲郎     民生部次長     大西毅彦 産業経済部次長   裏田 親     産業経済部次長   原田 司 建設部次長     宮本博之     建設部次長     浦田昭一 監査委員事務局長  中川 正職務のため出席した事務局職員                    局長補佐 事務局長      松田泰彦               小森 典                    議事調査係長 議事調査係主任   松本 恵----------------------------------- △開会 午後2時30分 △開会及び開議の宣告 ○議長(浅田裕二議員) ただ今から、平成25年第2回南砺市議会3月定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。 議事日程は配布しました日程のとおりであります。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(浅田裕二議員) これより、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定により、会期中の会議録署名議員に10番 山本勝徳議員、11番 助田幸雄議員、12番 長井久美子議員、以上3名を指名いたします。----------------------------------- △会期の決定 ○議長(浅田裕二議員) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月19日までの19日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(浅田裕二議員) ご異議なしと認めます。 よって、会期は19日間と決定いたしました。----------------------------------- △議案第2号から議案第61号、報告第1号の上程、説明 ○議長(浅田裕二議員) 次に、日程第3 議案第2号 平成25年度南砺市一般会計予算から、議案第61号 南砺市五箇山和紙の里の指定管理者の指定について まで、及び報告第1号 専決処分の報告について、以上61案件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 田中市長。   〔田中幹夫市長登壇〕 ◎市長(田中幹夫) 本日ここに、3月定例会を開催いたしましたところ、議員各位には何かとご多忙の折にもかかわらずご出席を賜り、厚くお礼申し上げます。 提案理由の説明に入ります前に、最近の情勢や市政に関する所信の一端を申し述べ、議員の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 今日から3月、いよいよワールド・ベースボール・クラシックが開幕いたしますが、木製バットの産地、福光地域では日本代表選手等のバットを製造する各工場がフル稼働を続けております。しかしながら、強い冬型の気圧配置が続き、断続的に雪が積もって路面が凍結するなど、まだ春の訪れは遠いようであります。 緊急経済対策を盛り込んだ13兆円を超える国の大型補正予算は、先月14日に衆議院で可決され、26日には「ねじれ」となっている参議院において、わずか一票差で可決成立しました。防災・減災のためのインフラ整備の充実、地域経済の活性化や雇用対策が盛り込まれ、公共事業では地方の財源確保に配慮して、1兆3,980億円に及ぶ「地域の元気臨時交付金」が創設されました。経済対策に「緊急」という文字がくっついておりますが、地域経済が活性化するには、少なくとも3年や5年の継続的な経済対策が必要だと私は思っております。 南砺市の今回の補正予算も国と同様、3年前に次ぐ規模となっており、国のいわゆる「15か月予算」の考え方から、補正予算と新年度予算を一体的に運用するなど、国や県の政策と連携しながら、しっかり取り組んでまいります。また、ほぼ全額を新年度へ繰り越すこととなりますが、平成25年度中には完了しなければなりません。建設業界では、緊急経済対策が絶好のチャンスではあるものの、人員や機材を減らしてきており、1年間で施工できるのかという心配の声もあります。市としては、できるだけ早期に発注し、あるいは年間を通じて事業量を平準化するなど、十分な配慮が必要だと考えております。 安倍首相は、先頃オバマ大統領とホワイトハウスで日米首脳会談を行い、環太平洋戦略的経済連携協定いわゆるTPP交渉をめぐり日米共同声明を発表しました。参加する場合は全ての物品が交渉対象となるものの、一方的に全ての関税撤廃が前提でないことを確認したとのことです。これにより日本が交渉参加に向けて大きく加速することが予想されます。今後、交渉次第では「国益に反する結果」も想定され、農業面の課題についても、国民が納得できる対策を講じる必要があり、「交渉の中味」を十分検討して、慎重に判断いただきたいと思っております。 さて、北陸新幹線の開業まであと2年となりました。新年度政府予算案整備新幹線事業費で、今年度までと財源の仕組みが変わり、地元負担額が大幅に減少することとなりました。JRからの新幹線貸付料当該年度分が、平成23年度から整備財源に充当されておりますが、新年度からはさらに「将来の貸付料を前倒し活用」するというもので、新年度の富山県負担額は、当該年度貸付料分の50億円と前倒し分140億円の合計190億円になり、最終年度の60億円を合わせると2年間で200億円も軽減されます。また、3カ月ほど前には、開業に伴う北陸本線の県内区間、いわゆる並行在来線に係る新型を含む車両や駅舎など、鉄道資産の譲渡価格も県の想定230億円に対し、半分以下の約110億円でJR西日本と合意されました。その分第三セクターに対する南砺市の出資や拠出金も軽減されますし、開業後の経営面でも大きなプラス要因となっております。第三セクターと県対策協議会は、市民を対象に、来る6日の晩にア・ミューホールで「並行在来線に関する意見交換会」を開きます。現行より19パーセント程度値上げするとした運賃や運行予定など経営計画概要を聞かせていただき、意見交換する中で「我々県民の鉄道」という意識を持って、積極的に北陸線を利用したいものです。議会の皆様にも多数ご参加いただきたいと思います。 ところで、いじめや体罰が引き金となって、子どもの尊い命が失われたことが全国で問題となっております。そして誠に残念なことですが、市内の小学校でも体罰がありました。事実関係を確認し、先月7日に臨時教育委員会で、今後絶対にこういうことが起きないよう対策が協議されました。あってはいけない行為が現実となり、私も大変悔しい思いでいっぱいでした。学校の子どもたち、保護者の皆さん、そして市民の皆様にも心よりお詫び申し上げます。ただ、指導と体罰との線引きが難しく、教育現場を預かる教職員にもどう指導すればいいのか戸惑いもあり、教育委員会・校長会で申し合わせておりますが、現場の判断に委ねる場合もあるかと思います。とにかくあらゆる場面での指導を想定し、迅速に対応できるような仕組みづくりをして、今後子どもたちの体や心を傷つけることが絶対無いよう、再発防止に努めなくてはなりません。 また一方では、城端中学校の生徒たちが、休日に高齢者のご家庭を回り除雪をしてくれたという記事を読んで、大変幸せな気分になりました。今回のいじめや体罰の問題でも、家庭と教育委員会教育センター、学校、PTA、地域の皆さん、そして児童生徒本人たちが、共に心を通わせて、素晴らしい南砺の子どもを育てていけるように、これまで以上に透明で、相互に信頼できる関係を築いていかなくてはなりません。「子どもは家庭で育て、学校で鍛え、地域で磨く」という言葉の重みを、今しみじみと感じております。 さて、総合計画後期5カ年基本計画をスタートさせて1年になりますが、平成24年度はそれを実現する個別分野の計画策定が目白押しです。南砺市環境基本計画、第2次南砺市民健康プラン南砺市農業振興地域整備計画エコビレッジ構想エコビレッジ再生可能エネルギー導入基本計画福光IC周辺企業立地基本構想南砺市道路整備5箇年計画など、その進捗状況については議会で説明いたしておりますが、市民会議やパブリックコメントを経て今年度中に出来上がる予定です。南砺市交流観光まちづくりプランと南砺市五箇山世界遺産マスタープランは、新年度での事業実施と同時に、さらに踏み込んだ具体的な事業計画となるアクションプランを策定いたします。 また、本日の定例会に議案として提出しております「南砺市山間過疎地域振興条例」につきましては、山間過疎地域の現状や課題、条例の主旨等について、議会の皆様にご説明申し上げ、いただいたご意見をもとに最終条例案として今回提出させていただきました。その公益的機能南砺市民みんなの共有財産であり、市民みんなで守っていく必要があります。この条例を制定することにより、山間過疎地域を振興する基本理念や施策の基本方針を定めて、総合的かつ計画的に実施し、本市の一体的な発展を図ることを目的としております。10月にはパブリックコメントを行い、個人から2件6項目の意見をいただきました。また、1月後半には、対象予定地域7カ所で意見交換会を開催し、区長さんをはじめ合計約190名に参加いただき、それぞれの地域が抱える課題等について、率直に意見交換させていただきました。パブリックコメントの中には、「合併して8地域の平準化を進めているのに、差別的な政策でないか。」とのご意見もいただきました。市では合併から8年、平準化を進めてきましたが、山間部の過疎化は平野部よりも速く進んでおり、極めて深刻な状況です。集落、自治振興会、地域が抱える現状や課題はそれぞれ異なっております。今後は、南砺市の一体的な発展のため、地域毎の個性や特性に合った施策に取り組むことが重要であると考えております。具体的な振興策につきましては、今後地域や市民の皆さんと対話しながら進めてまいりたいと考えますが、新年度予算の中にも「民間バス運賃格差是正事業」や「地域おこし協力隊」の配置など、早急に対応すべき事業を盛り込んでおります。 それでは、提案いたしました議案について、提案理由とその概要を説明申し上げます。 議案第2号から議案第13号までは、一般、特別及び企業の12会計について、平成25年度当初予算を調製し議会の議決を求めるものであります。 新年度予算の編成にあたっては、まず第一に、後期基本計画の2年度目であり、積極的に事業を推進することとし、平・上平地域の統合小学校建設継続事業の2年目として8億8,739万円、福光中部・福光東部地区統合保育園整備に8億3,564万円、井波地域大型貯水槽建設工事に4億6,479万円など事業の着実な進捗に努めました。 第二には、過疎化や少子高齢化が地方の活力を低下させており、このような時こそ、住みたい・行きたいまち事業による定住対策、山間過疎地域対策、「誇り、元気、共生」をキーワードに、地方から“新たな暮らし方”を提案し、誇れるふるさと南砺市を世界に発信する「なんと元気なまちづくり事業」に2億626万円を引き続き特別枠として予算化いたしました。昨年11月に「もてもてナインティナイン」で全国の花嫁候補を歓迎した婚活支援事業AIP48には引き続き1,000万円を、主な元気事業として、意欲ある都市住民が山間過疎地域に定住しながら活性化に取り組む「地域おこし協力隊」2名分として864万円、協働のまちづくりを進める地域リーダーとして幅広い世代を養成する「五十の手習い塾」に289万円、増える空き家をデータベース化し需給双方を支援して空き家解消をめざす「空き家バンク活用促進事業」に210万円などを盛り込んでおります。 第三には、多数寄せられている市民要望に、対応状況をネット上で確認いただけるよう準備を進めております。新年度も身近な要望にきめ細かく対応するため、合併まちづくり基金を2億4千万円取り崩して、道路・側溝・消融雪施設や林道の改修などを進めてまいります。 第四に、協働のまちづくり推進につきましては、地域内分権を進める地域づくり交付金8,592万円や支援センター2施設の運営費873万円をはじめ、協働のまちづくり推進会議の開催や、地域内分権制度検討委員会を新たに設置するなど、各種施策を充実させるとともに、引き続き明日の南砺市を担う若い地域リーダーを育てる“七転び八起き塾事業”364万円などにより協働のまちづくりを推進してまいります。 第五には、活気あるまちづくりとして、あと2年に迫った北陸新幹線の開業と東海北陸自動車道(仮称)南砺スマートインターの開設を見据え、広域連携による交流観光まちづくりに積極的に取り組み、交流人口を拡大していきます。このため、南砺市の宝である伝統や文化を連綿と伝える重厚なまつりやイベントの開催補助金として7,245万円、南砺里山博補助金に500万円を計上いたしました。また五箇山世界遺産マスタープランが2年がかりで出来上がりましたが、次のステップとしてアクションプラン(個別計画)策定に140万円を、20周年記念となる日中韓合同BeSeTo演劇祭に1,000万円を計上し、3年ぶりの東京開催に先立ち利賀会場でも公演が予定されております。農業関係では、JA福光乾燥調整貯蔵施設補助金に1億5,119万円、JAなんと自動袋詰出荷施設補助金として1,212万円を、また林業関係では、林業専用道法林寺線開設に6,850万円を計上したほか、工業用地造成起業家支援により雇用を創出し、活力と魅力あるまちづくりに配慮いたしました。 第六には、安全・安心づくりとして、上平・利賀庁舎など公共施設耐震補強に3億9,165万円、高岡市・氷見市との消防指令業務共同運用消防団車両動態監視装置に1億9,028万円、防災拠点施設実施設計と造成工事に1億6,611万円、消防ポンプ車積載車購入に3,092万円を計上しました。少子高齢化に対応する医療・健康・福祉事業として、砺波医療圏電子カルテを共有するシステム更新に両病院と診療所を合わせて3億220万円を、継続事業南砺市民病院耐震化事業には8億1,000万円を計上しております。また、デイサービスセンターいなみ増築工事に1億172万円、児童手当7億3,567万円、(仮称)井波児童館の実施設計に1,300万円、特別養護老人ホームきらら改修工事補助金として3,574万円、こども医療費助成年齢を入院では中学校3年生までに拡大し1億2,218万円を計上しました。 第七には、平成27年度から交付税の減額が始まることから、行財政改革を進め、南砺市の身の丈に合った財政規模に圧縮しなくてはなりません。約800項目に及ぶ事務事業評価により経費節減を図ったほか、定員適正化計画に基づく人件費の削減は順調に進んでおり、繰上償還により実質公債費比率も適正な状況にあります。公共施設再編計画に基づくスキー場の廃止については、代替案となる地域振興計画をふまえて進めてまいりますが、人件費・公債費や指定管理料の減を含め前年度予算に比べて1億4,236万円を削減しております。また、保育園・小学校・市営住宅など施設の統廃合に伴う旧施設の解体に2億3,779万円を要しており、補助金などの財源を活用して計画的に実施してまいります。 第八に、社会資本整備事業としては、今年度道路整備5箇年計画を策定中ですが、道路事業につきましては、市民要望も多いことから合併地域振興基金を取り崩して、平年度よりも工事費を上積みして22億5,095万円を計上し、事業の進捗を図りたいと思っております。水道事業では、高度浄水処理施設整備老朽管更新を計画的に進めるため4億1,293万円を、下水道事業では、城端市街地の雨水管渠、市内の汚水管渠の整備やマンホールポンプの更新などを進めるため2億1,543万円を計上しております。 以上のことから、平成25年度の予算規模は、一般会計 346億1,000万円、特別会計 90億4,970万円、企業会計 159億8,143万円、合計 596億4,113万円となり、平成24年度当初予算と比較して、一般会計では1億8,000万円、0.5パーセント増、特別会計で1億8,240万円、2.0パーセント減、企業会計で3億9,977万円、2.6パーセント増、予算総額では3億9,737万円、0.7パーセント増となりました。なお、国の緊急経済対策に基づき、3月補正予算で計上する中学校の耐震改修工事等、約16億円、国の予備費補正に係る小学校改修等、約4億円、既定予算の明許繰越、約11億円や小中学校整備の逓次繰越、約7億円を加えますと平成25年度一般会計の実行予算は384億円規模となります。新幹線やスマートインターの開通を目前に控え、『未来につなぐ安全安心予算』として編成いたしました。 次に、一般会計の目的別歳出ですが、議会費では、議員定数削減や会期中の費用弁償が廃止されたこと等により、5,220万円、15.9パーセントの減となっております。 総務費では、「そくさいネットふれiTV」普及業務委託料として6,487万円を計上し、2カ年で山間地域や高齢者世帯などに整備いたします。また、外国人を住民基本台帳ネットワークに登録し、カードによる各種サービスを利用できるシステム改修に1,963万円を計上しました。庁舎の耐震化、防災拠点造成や施設解体工事などにより、5億9,619万円、19.5パーセント増となっております。 民生費では、10月中旬に市内で開催する「介護保険推進全国サミット」の開催負担金として3,192万円、高齢者緊急ショートステイ2床確保負担金365万円、富山大学と連携した児童発達支援事業に827万円などに新規に取組みますが、統合保育園整備で5億2,944万円減となったことなどから、4億702万円、4.6パーセントの減となりました。 衛生費では、ごみの分別収集が市内全域で実施されたため、回収運搬委託料が1,426万円の増、新しく城端墓地造成測量設計委託に245万円、市民病院耐震化に伴う繰出金2億4,511万円の減などにより、2億188万円、7.5パーセントの減となっております。 労働費では、震災等緊急雇用と重点分野雇用事業を合わせて3,000万円で前年度より減となっておりますが、新規に起業10年以内の法人を支援する「起業支援型地域雇用創造事業」に300万円を計上し、31万円、0.4パーセントの増となりました。なお、若者の就職活動を支援する「就活・雇用促進事業補助金」は、前年度と同額の400万円をみております。 次に、農林水産業費では、旧保育園3カ所の解体に伴い福野地域農村公園整備事業に3,291万円、エコビレッジ推進事業として、構想実施支援委託、小水力発電をはじめとする事業化計画や再生可能エネルギー電気設備実施設計などに2,364万円を、環境省のモデル事業として県西部で広域的に取り組む「LED街路灯等導入促進事業調査委託」に800万円を計上しました。JA施設整備補助金もあり、1億5,289万円、10.6パーセントの増となりました。 商工費では、新規に「全国木彫刻コンクール井波補助金」として200万円を、「井波地域歴史と文化が薫るまちづくり事業」は、今年度補正予算で計画を策定中ですが、新年度からハード事業を2,000万円で3年間実施いたします。 また、スマートインター周辺で企業団地立地基本計画を506万円で策定し、特別会計では工業用地を造成します。今年度から取り組んだ「FB良品システム」の管理運営費として249万円を、「交流観光まちづくりプラン」をさらに推し進め、608万円でアクションプランとして個別計画を策定し、観光施設の維持管理関係では、クアガーデンのホテルシステムを更新するほか、スキー場の災害復旧工事をはじめ修繕工事を計上しましたが、中小企業向け預託金や企業立地助成金の減などにより、3億4,617万円、16.2パーセントの減となっております。 土木費では、スマートインター関連用地費や遊部住宅建設費が大きく減となりましたが、道路整備5箇年計画の初年度であり、道路新設改良や補修工事に基金を充てて増額を図ったほか、谷今町線など都市計画街路事業でも4億円の増となっております。また、旅川・梅ヶ島団地の外断熱や防水工事に8,359万円、福野駅公衆トイレ新築に1,800万円、除雪対策費で1億7,627万円を増額し、要望の多い地域ぐるみ除排雪機械の購入費を5,131万円計上するなど、大型貯水槽工事を含めて克雪対策予算を充実させた結果、974万円、0.2パーセントの減に留まりました。 消防費では、再編署所2の用地測量・造成設計に636万円、街路事業に伴う消防専用配管工事1,270万円を計上しました。消防指令共同運用施設整備負担金の増などにより、2億346万円、19.8パーセントの増となっております。 教育費では、(仮称)井口屋内グラウンド整備に1億984万円、井波歴史民俗資料館を耐震補強し埋蔵文化財センターとして2か年で整備する初年度として4,400万円、福光美術館の常設展示・収蔵庫増築の実施設計に2,236万円を計上しました。ソフト事業では、小中学校のいじめや不登校などを未然に防止する生活アンケート調査に80万円、新規の元気事業として公民館で親子交流などを行う家庭教育支援交付金135万円を計上しております。(仮称)平・上平統合小学校新築事業などの大型事業により、3億9,836万円、11.9パーセントの増となりました。 災害復旧費では、平成24年度の大型事業であった利賀地域の林道災害復旧事業がないことから、2億293万円、63.1パーセントの減となっております。公債費は、償還元金が増え5,267万円、1.1パーセント増、諸支出金では、基金利子積立金が増となるものの、利賀舞台芸術施設整備基金がなくなったことから、393万円、6.6パーセント減となりました。 次に一般会計の性質別歳出ですが、人件費は、職員数が602人から13人減少し、議員定数が削減され9,433万円、1.9パーセント減、公債費は元金償還が増えることから5,267万円、1.1パーセント増え、扶助費は、障害者自立支援給付など7,481万円、2.7パーセント増となり、今後も増加傾向が続くと思われます。それらを合わせた義務的経費は0.3パーセント増えました。また、普通建設事業費は、補助事業の小学校建設や単独事業の大型貯水槽整備など前年度に続き約8億円、11.3パーセントの大幅増となっており、これに災害復旧費を加えた投資的経費は、総合計画事業を着実に推進することから、約6億円、8.1パーセントの増となっております。その他経費として、まず物件費は原則ゼロシーリングとしているため、横ばいで570万円、0.1パーセント増、維持補修費は除雪委託料を増額したため、1億6,032万円、40.6パーセント増、補助費等は、井波社会福祉センター耐震化補助金1億2,000万円や企業立地推進助成金等1億円が減となり、合計2億1,962万円、3.6パーセント減、投資及び出資金では、市民病院耐震化出資金の減などで1億7,622万円、19.6パーセント減、貸付金では、中小企業向けの融資で減額し、2億円余りの減となりました。これらその他の経常経費合計では、4億4,926万円、率にして3.1パーセントの減となりました。 次に歳入の状況ですが、市税では3,600万円、0.5パーセントの減を見込んでおります。これは、県たばこ税から市たばこ税へ税源移譲があり4,500万円の増、個人市民税の所得割で4,180万円増を見込むものの、法人税割が9,740万円、40.7パーセント減と市内企業にまだ明るい兆しが見込めない状況であり、固定資産税でも2,120万円の減となったためであります。利子割交付金等については、実績によりほぼ前年度と同額を見積もっておりますが、地方特例交付金は自動車取得税減税分がなくなり、住宅ローン減税分だけとなるため、2,400万円、63.2パーセントと大きく減少し、地方交付税は、給与削減による減額が見込まれるものの、合併特例債償還額等の増額要因もあることから、前年度同額を見積りました。国庫支出金では、公立学校施設整備補助金が2億円増えたことなどから2億8,469万円、12.6パーセントの増、県支出金では、JAカントリーエレベータ整備補助金などの増要因もありますが、林道災害復旧補助金等の減により、7,248万円、3.9パーセントの減となりました。財産収入では、土地売払収入で3,668万円の増や基金利子3,537万円の増により、7,115万円、51.6パーセントと大幅増となっております。繰入金では、市民要望事業、道路整備5箇年計画や屋内グラウンド整備事業などに特定目的基金を活用したほか、不足する一般財源9億7,578万円は、財政調整基金を取り崩して補填することといたしました。市債は、「緊急防災・減災事業債」7億3,890万円や合併特例債24億1,140万円などを活用し、5億6,900万円、12.7パーセントの増となりました。平成26年度まで起債残高は増加いたしますが、実質公債費比率が18パーセントを超えないように、過疎・辺地債など後年度地方交付税で元利償還金が措置される有利な起債事業を厳選しており、平成25年度末残高見込のうち、償還金が交付税措置される割合は約70.8パーセントと見込んでおります。また、合併特例債の5年延長により、限度額である320億円をフルに活用することとしておりますが、合併特例債の借入期限に向けては、過疎債の活用を拡大してまいりたいと思っております。また、臨時財政対策債については、国の出口ベースで前年度予算額が確保されたことから、市でも前年同額を計上いたしました。 次に特別会計ですが、バス事業特別会計では、新年度から利賀と平地域も加え全路線を民間に運行委託し、また、利賀地域内の路線ではオンデマンド運行を予定しており、180万円、1.4パーセントの減、国民健康保険事業特別会計では、医療費の伸び等により2.3パーセント増となっております。今年度と新年度の2段階で国保税率を引き上げさせていただき、医療費アップに対応してまいります。国民健康保険診療所事業特別会計では、電子カルテシステム更新や上平の送迎車両更新などで12.0パーセントの増となりました。後期高齢者医療事業特別会計につきましては、広域連合へ納付する保険料分が伸びており、2.6パーセントの増、介護事業特別会計では、平デイサービスセンターの屋上防水工事などで12.2パーセントの増、訪問看護事業特別会計は、県内で最も事業を充実させておりますが、職員増により4.9パーセント増となっております。工業用地造成事業特別会計では、(仮称)南砺スマートインター周辺で用地造成いたしますが、福野の二日町地内の造成が完了したため、76.8パーセントの大幅減となりました。簡易水道事業特別会計では、五箇山地域の施設整備が増え、9.5パーセントの増となっており、8特別会計の合計では2.0パーセントの減となりました。 次に企業会計ですが、病院事業会計では、砺波医療圏電子カルテ連携事業のほか南砺市民病院の耐震工事に伴う医療機械器具の整備費が増えております。水道事業会計では、老朽管更新工事は増えておりますが、高度浄水処理施設整備事業の減により26.7パーセント減となりました。下水道事業会計では、流域下水道維持管理負担金の単価が引き下げられるため、収益的支出では2.9パーセントの減となっております。資本的支出では、城端市街地の浸水対策雨水管渠整備工事、マンホールポンプ更新や農業集落排水事業の下梨処理場機能強化工事に取組みます。 議案第14号から議案第25号までは、一般会計、8特別会計及び3企業会計の全会計について、平成24年度補正予算を調製し議会の議決を求めるものであります。 今回の一般会計補正予算では、国の緊急経済対策による大型補正予算に対応した公共事業として約16億円を、前政権での予備費補正に係る事業として約4億円など合わせて20億円を計上したため、例年にない大型補正となっております。このほかスマートインター用地費など事業費の確定により約8億円を減額し、除雪対策費や共済費など4億円余りを追加いたしました。 その結果、補正予算の規模は、一般会計 18億729万円の増額、特別会計 1億7,191万円の減額、企業会計 5,091万円の減額となりました。 まず、一般会計補正予算について、主なものを申し上げます。 国の大型補正による事業約16億円のうち、新規事業が3億4,105万円、平成25年度からの前倒し事業が12億5,275万円となっております。地方負担分は、通常の起債のほか、今回補正予算債を充当しており、その元利償還の半分が普通交付税の公債費で、残り半分は単位費用で措置されます。また、地方負担額の8割相当が「地域の元気臨時交付金」として交付されますが、南砺市では新年度の市単独建設事業に充当いたしたいと考えております。 新規事業では、総務省の全額補助事業として2事業あり、エコビレッジ構想を推進する「地域経済循環創造事業」に1億円、利賀地域で取り組む「過疎集落等自立再生緊急対策事業」に2,700万円を計上しました。また、農林道整備や土地改良事業に1億700万円、道路橋梁・トンネルの点検修繕や道路舗装に8,000万円などとなっております。 前倒し事業では、福野中学校耐震改修工事に8億4,282万円、都市計画街路整備に1億4,800万円、道路改良舗装に9,400万円、耐震性貯水槽設置に3,240万円、林道整備に3,200万円を計上いたしました。 前政権の予備費補正に係る前倒し事業では、福光東部小学校大規模改修工事が3億3,880万円、道路新設改良事業が5,369万円となっております。その他の補助事業では、林道仙野原線災害復旧工事に1億3,300万円を、障害者自立支援給付費に6,530万円を追加しました。 その他では、除雪対策費として1億7,659万円、基礎年金拠出金の負担率アップに伴う職員共済費の追加4,217万円、井波社会福祉センター耐震事業を単年度で完了するため2,480万円、市税還付金1,000万円などを追加し、過疎対策ソフト事業に充てるため「過疎地域自立促進基金」8,210万円を新たに積み立てることといたしました。 一方、事業費の確定により減額するものとして、スマートインター用地など道路事業で3億2,669万円、都市計画街路事業で8,767万円、特別会計繰出金6,446万円、選挙費3,989万円など、それぞれ減額いたしました。 補正予算の歳入では、市民税の個人で5,100万円追加し、法人では3,380万円減額いたしました。固定資産税1,320万円、市たばこ税3,075万円など市税合計で6,157万円を追加し、地方特例交付金では自動車取得税の減税分がなくなり2,388万円減額、普通交付税6億1,190万円、国の大型補正などにより国県補助金5億9,371万円と市債17億8,749万円、基金利子などの財産収入2,037万円、繰入金で8億9,451万円減額、諸収入では、中日本高速道路スマートインター負担金など3億4,554万円を減額いたしました。 次に特別会計補正予算の概要を申し上げます。 人件費の調整を除き、バス事業特別会計では、バス購入費の精算700万円、国民健康保険事業特別会計では、今年度の決算見込みにより一般療養給付費等で9,770万円、共同事業拠出金で2,743万円それぞれ減額しております。国民健康保険診療所事業では医療機器購入費の精算を、後期高齢者医療事業特別会計では、保険料分の増により広域連合納付金を3,355万円追加いたしました。介護事業特別会計では、デイサービスセンター修繕に伴う調整を、訪問看護特別会計では、車両購入の精算を行い、工業用地造成事業特別会計では、売却に伴う事業費の精算を行い、簡易水道事業特別会計では、五箇山地域の工事費等を減額精算いたしました。 次に企業会計について、ご説明いたします。 病院事業会計では、収益的支出で人件費の調整や不納欠損金を計上し、資本的支出で償還金の精算や看護学生修学資金貸付金の減額精算を行いました。水道事業会計では、収益的支出で受託工事費の減額を、資本的支出で工事費等を減額しました。下水道事業会計では、収益的支出で流域下水道負担金等を減額し、資本的支出で企業進出に伴う汚水管渠工事や農業集落排水で下梨処理場機能強化の設計費を国の補正に伴い前倒しいたしました。 最後に、条例など予算以外の議案についてご説明申し上げます。 議案第26号 南砺市山間過疎地域振興条例の制定につきましては、基本理念及び施策の基本事項を定めて、山間過疎地域を総合的に振興し、市の一体的な発展を図るため、制定するものであります。 議案第27号 南砺市埋蔵文化財センター条例の制定につきましては、南砺市立井波歴史民俗資料館を南砺市埋蔵文化財センターに転用するものであります。 議案第28号 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定につきましては、障害者自立支援法の法律名等の改正に伴い、関係条例を改正するものであります。 議案第29号 南砺市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定につきましては、関係法令の規定に基づき、対策本部の組織や運営の基本方針を定めるものであります。 議案第30号 南砺市上平農林業振興センター条例の制定につきましては、上平林業振興センターを南砺市民謡の里条例から削除し、新たに条例を制定するものであります。 議案第31号から37号までの7件につきましては、国の地方分権改革推進計画に基づく第1次一括法及び地域主権戦略大綱に基づく第2次一括法による関係法律の整備に伴い、法令の基準を参酌して条例で規定するものであります。 議案第31号 南砺市道路の構造の技術的基準等を定める条例の制定につきましては、道路法の改正に伴い道路構造の技術的基準を定める省令を参酌して条例で規定するものであります。 議案第32号 南砺市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の制定につきましては、高齢者、障害者等が円滑に移動できる歩道や立体横断施設等の構造を定めるものであります。 議案第33号 南砺市道路に設ける案内標識等の寸法を定める条例の制定につきましては、道路標識の基準を定めるものであります。 議案第34号 南砺市準用河川管理条例の制定につきましては、準用河川に係る河川管理施設等の技術的基準について、河川管理施設等構造令の規定を準用するものであります。 議案等35号 南砺市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の制定につきましては、高齢者、障害者等が円滑に移動できる都市公園の園路、広場等の特定施設の設置基準を定めるものであります。 議案第36号 南砺市水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の制定につきましては、法令の規定を参酌して条例で規定するものであります。 議案第37号 南砺市公共下水道の構造の技術上の基準等に関する条例の制定につきましては、排水施設及び処理施設の構造基準並びに終末処理場の維持管理に関する基準を定めるものであります。 議案第38号 南砺市立保育園条例の全部改正につきましては、題名を南砺市保育園条例に改め、認定こども園及び保育の実施基準に関する規定を追加し、南砺市保育の実施に関する条例を廃止するものであります。 議案第39号 南砺市行政組織条例の一部改正につきましては、新年度の組織改編に伴い、「環境保全」に関する事務を民生部から市長政策室へ移管し、民生部の分掌事務を「環境衛生」に改めるものであります。 議案第40号 南砺市税の徴収の特例に関する条例の一部改正につきましては、市税の納期に係る南砺市国民健康保険税条例からの引用条項を改正するものであります。 議案第41号 南砺市積立基金条例の一部改正につきましては、「電源立地交付金基金」など4基金が目的を終えたため廃止し、後年度ソフト事業に充てる「過疎地域自立促進基金」を創設するものであります。 議案第42号 南砺市城端農業者集会施設条例の一部改正につきましては、大鋸屋会館など5施設を地元へ譲渡するため、削除するものであります。 議案第43号 南砺市国見公園条例の一部改正につきましては、キャンプ場の廃止など所要の改正を行うものであります。 議案第44号 南砺市五箇山和紙の里条例の一部改正につきましては、指定管理に伴い五箇山和紙の里施設に物産館及びたいら郷土館を加え、所要の改正を行うものであります。 議案第45号 南砺市民謡の里条例の一部改正につきましては、合掌造り家屋の利用料金規定を追加し、上平林業振興センターを削除するものであります。 議案第46号 南砺市道路占用料条例の一部改正につきましては、関係法令の改正に伴い、占用許可物件に太陽光発電設備等及び津波避難施設を追加するものであります。 議案第47号 南砺市都市公園条例の一部改正につきましては、第2次一括法により、都市公園の設置基準及び公園施設の建ぺい率の基準を条例で規定するものであります。 議案第48号 南砺市営住宅条例等の一部改正につきましては、第1次一括法により、入居収入基準及び整備基準を条例で規定し、天神住宅を廃止するものであります。 議案第49号 南砺市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例及び南砺市下水道事業受益者分担金徴収に関する条例の一部改正につきましては、関係法令の改正により、国有林野事業を最後に全ての国営企業がなくなるため、減免規定から国を削除するものであります。 議案第50号 南砺市病院事業の設置等に関する条例の一部改正につきましては、病院耐震化事業の実施に伴い、補助金交付要綱の規定により、南砺市民病院の一般病床を5床減ずるものであります。 議案第51号 南砺市消防団条例の一部改正につきましては、消防団員の減少に伴い、消防団員経験者を災害活動に限定した「災害支援団員」として活動していただくため、所要の改正を行うものであります。 議案第52号 南砺市城端林業者集会施設条例の廃止につきましては、吉松集会場及び上原林業者会館を地元に譲渡するため、廃止するものであります。 議案第53号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び規約の変更につきましては、富山県東部消防組合及び新川地域消防組合の加入に伴い、規約を変更するものであります。 議案第54号 新市合併まちづくり計画の変更につきましては、合併特例債の発行可能期間が5年間延長されたため、計画期間を平成31年度まで延長するものであります。 議案第55号 過疎地域自立促進計画の変更につきましては、今年度までの事業変更や新年度の事業計画に伴い、計画を変更するものであります。 議案第56号 辺地総合整備計画の変更につきましては、平辺地において道路及び林道の整備事業費等を変更し、利賀辺地においては林道及び観光レクリェーション施設整備事業費等を変更し、消防施設整備事業を追加するなど計画を変更するものであります。 議案第57号 財産の無償譲渡につきましては、京都利賀享友会館の土地及び建物を一般社団法人京都南砺利賀享友会へ無償譲渡するものであります。 議案第58号 市道路線の認定につきましては、瀬戸1号線など4路線を認定するものであります。 議案第59号 市道路線の変更につきましては、県道改良工事に伴う安居七村線など3路線を変更するものであります。 議案第60号 市道路線の廃止につきましては、県道井波城端線の振替により出丸理休線を廃止するものであります。 議案第61号 南砺市五箇山和紙の里(南砺市五箇山和紙里物産館等)の指定管理者の指定につきましては、新たに物産館及びたいら郷土館を追加して、新年度から2年間、財団法人五箇山和紙の里を指定管理者として指定するものであります。 報告第1号は、100万円以内の損害賠償に係る損害賠償額の決定及び和解について1件の専決を行いましたので、地方自治法第180条の規定により、これを報告するものであります。 以上、本定例会に提出いたしました議案について提案理由を説明いたしましたが、慎重ご審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。----------------------------------- △休会について ○議長(浅田裕二議員) お諮りいたします。議案調査のため、3月4日から6日までの3日間を休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(浅田裕二議員) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。----------------------------------- △散会 ○議長(浅田裕二議員) 以上で本日の日程は終了いたしました。 次回の本会議は、3月7日午前10時に再開し、市政一般に対する質問、並びに提出案件の質疑を行います。 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午後3時26分...