川島町議会 > 2022-03-16 >
03月16日-06号

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  1. 川島町議会 2022-03-16
    03月16日-06号


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    最終取得日: 2023-05-18
    令和 4年  3月 定例会(第1回)          令和4年第1回川島町議会定例会議事日程(第6号)                令和4年3月16日(水曜日)午前9時30分開議---------------------------------------議事日程(追加)※以下日程の変更日程第27 議提第1号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議について日程第28 議員派遣の件日程第29 議会運営委員会の閉会中の継続調査の件---------------------------------------出席議員(14名)     1番  加藤 進議員     2番  渋谷幸司議員     3番  矢内秀憲議員     4番  粕谷克己議員     5番  柴田一典議員     6番  稲村美代子議員     7番  新井悦子議員     8番  爲水順二議員     9番  森田敏男議員    10番  菊地敏昭議員    11番  石川征郎議員    12番  道祖土 証議員    13番  小高春雄議員    14番  小峯松治議員欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長      飯島和夫     副町長     石島一久 教育長     中村正宏     政策推進課長  藤間 隆 総務課長    鈴木克久     税務課長    片岡信行 健康福祉課長  内野修一     子育て支援課長 関 吉治 農政産業課長  伊原郷史     まち整備課長  石川和貴 上下水道課長  小澤寿男     教育総務課長  石川 勉 生涯学習課長  小久保 聡    会計管理者   島村明子---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長  山崎勝義     書記      町田厚美 △開議 午前9時30分 △開議の宣告 ○小峯松治議長 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員数は14名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。---------------------------------------委員長報告小峯松治議長 委員会の審査報告を求めます。 去る3月4日の本会議において付託いたしました各常任委員会への付託案件について、各常任委員長より審査の報告を求めます。 初めに、総務経済建設常任委員長より報告を求めます。 爲水委員長     〔爲水順二総務経済建設常任委員長 登壇〕 ◆爲水順二総務経済建設常任委員長 皆さん、おはようございます。 議長の命によりまして、令和4年第1回川島町議会定例会において総務経済建設常任委員会に付託されました議案の審査について、その概要と審査の結果をご報告申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第2号、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第10号、議案第11号、議案第14号、議案第18号、議案第19号の9議案であります。 本委員会は、3月7日、8日の午前9時30分から委員会室1において、出席者は委員7名、執行部より飯島町長及び所管課長8名出席の下、開会いたしました。 署名委員に石川委員、矢内委員を指名し、飯島町長の挨拶を受け、議事に入りました。 以下、議論のありました主なものについて申し上げます。 初めに、議案第2号 川島町廃校施設の開放及び管理に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。 旧小見野小学校貸出可能面積を減少している理由は。また、旧小見野小学校の占用面積を1階、2階に分けているが、旧出丸小学校はそのような取扱いにはならなかったのか。また、公民館の移設について、地域の声を聞いているのかとの質疑に対し、旧小見野小学校2階の3部屋に文化財施設の資料を置くとの申出が教育委員会からあったため、貸出可能面積が減少しました。そのため、今回の条例改正を行い、料金の再設定をさせていただきました。旧出丸小学校は3階までありますが、各階の総面積が同様であり、面積の減少がなかったことから、同様の設定としました。また、公民館の移設については、活動の場を移設するという考えで、地区で説明会を開催し、部屋の貸出方法等について説明し、ご意見をいただきましたとの答弁がありました。 廃校の貸出しによる収益はどれくらいかとの質疑に対し、廃校の利用実績は令和2年度は、旧出丸小学校が259万1,965円、旧小見野小学校が198万3,278円、合計457万5,243円です。令和3年度は、年度の途中ですが、旧出丸小学校が130万3,250円、旧小見野小学校が480万450円、合計610万3,700円ですとの答弁がありました。 附則で令和4年3月31日から令和6年3月31日の2年間延長しているが、その間で公民館として、条例改正と消防法が適用されるように進めていくのかとの質疑に対し、2年間で方向性を決めますが、小学校として建てられた施設であることから、用途変更する場合は、消防法や建築基準法に合致するような適合施設にしていく必要があります。用途をしっかりと検討した上で、できるだけ費用を抑え、地域で利用できる施設にしていきたいと考えていますとの答弁がありました。 旧出丸小学校は、堤防と一体になった高台避難場所の整備に向けた計画があるが、地元によく説明をお願いしたいとの質疑に対し、来年度、高台避難場所の整備に向けた測量業務等を行う予定であり、方向性が定まることから、避難所としての施設を踏まえ、手戻りがないよう整備を進めてまいりたいと思いますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、賛成多数をもって、議案第2号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第3号 川島町水防団条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。 水防団員は、危険な状況下で活動しているにもかかわらず、増額が1,000円と少額過ぎるのではないか。また、算出根拠はとの質疑に対し、消防庁から消防団の処遇改善についての通達があり、国が示した報酬基準額は、年額で団員が3万6,500円、1日出動で8,000円となっていますが、現在、団員への年額報酬は6万9,000円で、基準を上回っているため改定せず、出動手当については、現行の3,000円から4時間まで4,000円に見直し、4時間を超える場合は4,000円を加算する改定をするものです。町では、これに合わせて水防団員の出動手当を3,000円から4,000円に増額するものです。 なお、県内の水防管理団体の中では高い金額であり、処遇改善がされていると考えていますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって、議案第3号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第4号 川島町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。 育児休業について職員からの申出があった場合、社会保険料育児給付金制度についての説明機会はあるのかとの質疑に対し、町からも積極的に休業取得できるよう意向を確認し、共済組合から育児休業手当金の支給の件及び会計年度任用職員の雇用保険からの支払いのことを伝えていますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって、議案第4号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号 川島町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。 対象者の人数はとの質疑に対し、令和4年度当初予算積算上の人数では、軽減なしの世帯の未就学児が30名、7割軽減の世帯が20名、5割軽減の世帯が10名、2割軽減の世帯が10名、合計70名を見込んでいます。2月1日現在では、軽減なしの世帯の未就学児が20名、7割軽減の世帯が14名、5割軽減の世帯が4名、2割軽減の世帯が10名、合計48名となりますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって、議案第5号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第10号 埼玉県市町村総合事務組合規約の変更についてを議題とし、審査に入りました。 特に質疑なく、採決の結果、全員賛成をもって、議案第10号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 令和3年度川島町一般会計補正予算(第9号)を議題とし、審査に入りました。 5名の方の営農面積について、1人当たりの面積はどのくらいか。耕作をやめた方の耕作地はどうなるのか。また、担い手育成の方1名は新規就農の補助金対象となるのかとの質疑に対し、5名の方の面積は、トマト9アール、水稲1,600アール、露地栽培200アール、レンコン70アール、露地野菜320アールです。担い手育成塾の方については、来年度、就農前の準備型での交付金制度の対象者として考えています。耕作をやめた方の耕作地は中間管理に登録されていますので、農地中間管理機構において耕作者を探すのも一つの方法となります。耕作地ではレンコンを栽培していましたが、元の耕作地に戻すことは可能であると思われますとの答弁がありました。 旧出丸小学校駐車場舗装面積はどの程度の面積になるのか、また、トイレ改修費について、55万円ほど執行残となっているが、設計と異なったのかとの質疑に対し、駐車場の整備については約250平米となります。トイレ改修費の執行残は、執行率が95%程度になっています。入札による執行残に加え、設計段階で図面等がなく、配管のやり直しや電気取り回し分を含め、多く見積もっていたことが要因ですとの答弁がありました。 自治会等の運営費助成金について執行残があるが、コロナ禍で事業中止となったと記載されているが、また、どのような事業ができず更正減となったのかとの質疑に対し、自治会運営費助成金90万円更正減の内訳ですが、自治会活動費消防設備点検等集会所整備の主に3つがあります。その中で、特に集会所整備について、100万円程度の執行残がありましたが、友二集会所の浄化槽修繕が令和5年度に延びたことが要因ですとの答弁がありました。 地方交付税の増額補正だが、交付税財源不足よる臨時財政対策債の発行措置が緩和されていくのか、一時的なものなのかとの質疑に対し、今年度については、国の当初の税収より多かったことから、その分で各自治体の割合が増えたということです。令和4年度は今のところ、前年対比0.7兆円の増額で国は算出しています。令和4年度の方向性としては、現状よりも少し増えると伺っていますとの答弁がありました。 会計管理費の切手について、販売数量が少なかった要因はとの質疑に対し、補正の理由は日本郵便業務委託契約規則の改正とパスポート用の印紙の売上げの減少によるものです。令和2年度までは、各課の予算で切手を購入する場合、出納室が販売していましたが、改正により、出納室を経由せず郵便局で購入することとなり、町の歳入ではなくなりました。パスポート用の印紙の売上減少については、コロナの影響によるものとなっていますとの答弁がありました。 用排水路整備事業は5%の更正減であり、河川改良事業は30%程度の更正減となっているが、どのような要因によるものかとの質疑に対し、用排水路整備事業については入札結果の執行残となります。河川改良事業については、当初、山ケ谷戸地内において水路整備を計画していましたが、荒川堤防沿いであり、国との協議や地権者との境界の調整に時間を要したことから、令和4年度当初予算において再計上していますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって、議案第11号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第14号 令和4年度川島町一般会計予算を議題とし、審査に入りました。 入間川流域緊急治水対策受託事業収入の内訳は、また、どういうものが受託となっているのかとの質疑に対し、荒川上流河川事務所より委託を受けているもので、土地取得に係る事務費であり、対象となる土地の取得費及び補償費が約1億5,000万円で、被補償者が約45名となっていますとの答弁がありました。 消防債の高台避難場所整備事業債の起債対象となるものは、また、消防債は補助率2分の1とのことだが、交付税対象となるのかとの質疑に対し、消防債については、補助対象事業費として7,600万円とし、補助額50%を引いた起債対象の90%を想定しています。また、現行では交付税措置の対象とはなっていませんとの答弁がありました。 地方創生推進交付金の充当先はどのようになっているのかとの質疑に対し、充当先はKJブランドPR事業委託料50万円、稼ぐ力向上支援業務委託料1,300万円、自動車借上料360万円、行政系地域全体構想策定業務委託料1,000万円、行政系地域サウンディング調査業務委託料400万円となっており、当該年度2分の1が国庫補助で、残りの2分の1は後年度に交付税算入されるものとなっていますとの答弁がありました。 埼玉県ふるさと創造資金はどのように利用されるのかとの質疑に対し、県の事業として、住むなら埼玉移住促進事業費460万円、これは埼玉版の地域おこし協力隊であり、今年度6月から1人採用していますが、令和4年度はさらにもう一人採用し、2名分を充てる金額となり、3分の2の県費補助となっていますとの答弁がありました。 令和4年度の町税が伸びている中、法人町民税固定資産税が増加している理由はとの質疑に対し、法人町民税は、本年度当初予算の11月時点での収入見込みをベースに、均等割が9社程度増える見込みで算出しました。固定資産税は、令和3年度に限って適用された中小企業を対象としたコロナの影響に伴う課税標準の特例がなくなったことなどにより、増額になりましたとの答弁がありました。 町内で法人町民税を納めている会社は何社あるのか。中小企業の特例が令和3年度限りと言っていたが、中小企業とはどのような企業なのかとの質疑に対し、所得に関係なく、資本金や町内の事業所の従業員数で課税される法人町民税均等割の1号から9号の区分ごとになりますが、合計では645社を見込んでいます。中小企業については、資本金または出資金の額が1億円以下の法人、常時使用する従業員数が1,000人以下の個人などとなっていますとの答弁がありました。 戸別受信機負担金46万8,000円について、普及率を上げられるような対策はとの質疑に対し、令和3年度はコロナ禍でもあったため、普及啓発ができないこともありましたので、来年度は各種説明会等にも出向き説明し、また、自主防災会での説明会においても、区長にも依頼し、少しでも普及啓発を図れるよう進めていきたいと考えていますとの答弁がありました。 郵便ポストラッピング業務委託料は、どのような事業で、いつ頃実施予定かとの質疑に対し、町制施行50周年の記念事業であり、庁舎南側にある郵便ポストのラッピングを予定しています。時期については検討中ですとの答弁がありました。 八幡緑地公園平板撤去工事は、どのような事業で、いつ頃実施予定なのかとの質疑に対し、高木の根によって、歩道に敷き詰められている平板が凸凹になっているので、根や平板を撤去して歩道を補修する工事です。工事の時期は、なるべく早く実施したいと考えていますとの答弁がありました。 外国語概要版ハザードマップガイドブック作成業務委託は、どのような事業で、いつ頃実施予定か、また、配布の方法はとの質疑に対し、翻訳代であり、英語版などA3サイズ1枚程度を予定しています。また、町のホームページに掲載し、役場の窓口や出先機関で外国人の目にするような場所で周知したいと考えています。また、メールを使った周知や国際交流クラブ等にもお願いして配布できればと思いますとの答弁がありました。 行政系地域サウンディング調査業務委託料行政系地域サウンディング調査について、どのような調査で、どのような結果を求めているのかとの質疑に対し、サウンディング調査とは、民間活力を積極的に取り入れ、調査及び意見交換を行い、民間による事業の可否や市場性の有無等を調査するものです。今後、町単独で公費を投入することは厳しく、民間活力を積極的に取り入れたいということで調査をしたいと考えていますとの答弁がありました。 稼ぐ力向上支援業務委託料行政系地域全体構想策定業務委託料については、どのような内容かとの質疑に対し、稼ぐ力向上支援業務については、今までKJブランドを推進してきました。さらなる戦略という形で、ブランド力向上を図っていきたいと考えています。また、KJブランド品が1か所で購入できる場所がないという課題もありましたので、キッチンカーを導入し、実験的に移動販売的な調査分析もしたいと考えています。また、行政系地域全体構想策定業務については、昨年実施した東武東上線沿線大学TJ-UP加盟校による政策研究成果を参考にしながら、地方創生の取組の一環として、平成の森公園の拡張も視野に入れ、全体構想を検討していきたいと考えていますとの答弁がありました。 行政系の全体構想は、周辺のほとんどが田んぼであるが、行政系以外の住宅を張りつけるのか、それとも小中一貫校を含む行政系だけをまとめていくのかとの質疑に対し、行政系地域農業振興地域農用地区域になりますので、基本的には住宅の建設は厳しいと考えています。都市公園や小中一貫校等、行政系を中心に、10年、20年先を見据えて、手戻りになることがないよう、エリア全体の方向性を出していきたいと考えていますとの答弁がありました。 避難所用鍵管理箱設置工事はどのようなものか。また、自主防災組織資機材整備及び活動支援事業補助金は、救命胴衣を熱心にそろえている自治会や、町外避難だからあまりそろえていない自治会もあるようだが、整備状況についてどうなっているかとの質疑に対し、避難所用鍵管理箱設置工事は、町内の避難場所となっている8か所の小・中学校の外壁に鍵のボックスを設置する工事であり、暗証番号により開くボックスを設置するもので、1か所当たり8万円となっています。また、ライフジャケットの補助は令和2年度から実施しており、全ての自主防災会でそろえている状況ではなく、令和2年度21団体、令和3年度23団体という状況となっています。そろえていない自主防災会については、補助金を活用していただくよう周知してまいりますとの答弁がありました。 水路機械しゅんせつ事業補助金は、どの程度の距離を見込んでいるのかとの質疑に対し、距離は令和4年度の用排水路で合計3万8,040メートルを見込んでおり、令和3年度の実績を3万6,170メートルと見込み、年々増加していることから1.1倍した数値とし、要望箇所に対応していきたいと思いますとの答弁がありました。 農地耕作条件改善事業費補助金国庫補助事業の対象になっているのか。また、埼玉県農林公社に委託できない農地に対する補助金なのか。さらに、申請者及び補助対象者は誰を想定しているのかとの質疑に対し、国庫補助事業対象ではありません。また、補助対象者については、耕作者で中間管理機構を利用している人が対象となりますとの答弁がありました。 高台避難場所測量業務委託料について、どのように予算を積算したのか。また、内容は何を予定しているのかとの質疑に対し、測量業務は、予算の積算は過去に前例がない事業であることから、業者見積りで積算しています。また、事業内容は、用地測量を含む測量一般、地質調査と解析業務、それらのデータを基にした設計業務となっていますとの答弁がありました。 高台避難場所については、土砂の搬入等、工事の施行予定はどのように考えているのか。また、国土交通省から盛土用の土砂をもらうということも必要になると思うが、どのように考えているのかとの質疑に対し、令和4年度に調査及び設計を行い、令和4年度末から令和5年度に用地買収を進めていきたいと考えています。高台本体の工事に入るためには、まずアクセス道路の整備(搬入路)が必要となりますので、それらも同時進行で進めていき、令和6年度頃での本体工事着手を目指しています。また、盛土用の土砂については、荒川上流河川事務所などから前向きな返答もいただいておりますので、早期に計画を固めて、関係機関と具体的な調整を行っていきたいと考えていますとの答弁がありました。 定住促進事業については、どのような内容なのかとの質疑に対し、定住促進事業は結婚新生活支援事業補助金として、結婚に伴う住宅取得費用または賃貸費用や引っ越し費用等について支援するもので、対象は、39歳以下かつ世帯所得が400万円未満の方が対象となっています。補助額は、29歳以下の方が60万円、30歳から39歳以下の方が30万円となり、県費補助が3分の2となっていますとの答弁がありました。 道路新設改良事業側溝整備工事について、中山地区の町道3393号線の工事内容は、また、土地購入費は何か所ぐらいで用地買収を予定しているのかとの質疑に対し、中山地区上廓地内で工事延長は約130メートル、道路南側に長尺U字溝を設置する工事となります。土地購入費は、1か所が出丸中郷地区で、埼玉県の横塚川の整備工事に合わせて用地買収費用となっています。もう一か所が上八ツ林地区で、町道1-2号線(さくら通り)の用地買収費用となっていますとの答弁がありました。 災害対策費について、本年度の財源内訳で、750万円の諸収入はどこから入るのかとの質疑に対し、サマージャンボハロウィンジャンボ宝くじ市町村振興協会市町村交付金となりますとの答弁がありました。 交通安全施設事業の修繕費について、一級町道と産業団地が交差する箇所は、大型車両等により、交差点周辺が二、三回壊されているところがある。その件ついて、どのように考えているのかとの質疑に対し、車両等が安全施設を破損した場合、基本的には、当事者が判明しているときは当事者の保険等で直してもらいます。しかし、当事者が不明なときは、町で確認の上、修繕していますとの答弁がありました。 農家組合長謝金について、農家組合長は既に廃止され、報酬はなくなったと思うが、このまま使用していくのか。前に農家組合長は88人いたと思うが、今後も維持していくのかとの質疑に対し、農家組合長は町の非常勤特別職ではなくなっていますが、農協で委嘱している役職でありますので、ご理解いただければと思います。また、次年度以降、予算書へ記載するに当たり、農協と調整させてもらいますとの答弁がありました。 かんたん窓口システム導入業務委託料は、運用開始はいつ頃になり、どのようなシステムを考えているのかとの質疑に対し、マイナンバーカードをお持ちであれば、住民票、印鑑登録書、課税証明書非課税証明書については、タブレットに沿って操作すれば即座に発行できるものとなっています。運用時期については、極力早く導入できるように努めてまいりますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって、議案第14号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第18号 令和4年度川島町水道事業会計予算を議題とし、審査に入りました。 収益的収入について、令和4年度の配水量は267万立方となっている。配水量は過去の推移で計上していると思うが、考え方についてはとの質疑に対し、令和3年度の総配水量は、当初予算と比較して4万8,000立方ほど減少しており、人口減少などを想定し、昨年度の当初予算と比較して、令和4年度予算は8万2,000立方ほど減少を見込んだ267万立方を総配水量としましたとの答弁がありました。 有収率は97%を計上しているが、令和3年度の有収率の見込みについてはとの質疑に対し、令和3年度の有収率については、96%程度で推移していますとの答弁がありました。 水道料金または下水道料金の減免措置という工夫をしている自治体がある。川島町においても、子育て世帯や急激に所得が減少した方に対して減免などを行っているかとの質疑に対し、減免措置は、町の水道料金は他市町村と比較して安価なことや経営状況も大変激しいことから、減免措置は行っておりません。ただし、使用者の申出による支払期限の延長措置を行っており、相談については常時受け付けていますとの答弁がありました。 令和4年1月から上下水道課が本庁舎に移転したことで、事務所に係る経費が少なくなると考える。経費をどのように見込んでいるのかとの質疑に対し、事務所に係っていた経費の主なものは警備員の宿日直に係る費用で、例年500万円程度を計上していましたが、本庁舎への移転に伴い減額とし、20万円としています。 なお、この20万円については、水道施設の警備も本庁舎と併せて依頼しており、警備員の休憩時間内に水道施設の警報などが出た場合、対応していただく費用として計上しているものですとの答弁がありました。 営業外収益の長期前受金戻入とは、どういった収入なのかとの質疑に対し、長期前受戻入は、固定資産税取得財源のうち、補助金や受益者負担金を固定資産の減価償却割合に基づいて一定額を収益に計上するものです。配水管工事等で国から補助金を頂いていれば、その補助額の相当分を償却年数の割合に応じて収益に繰り入れるものとなっていますとの答弁がありました。 年間総配水量と給水収益を昨年の予算書と比較すると、企業体質が改善されたということかとの質疑に対し、昨年に比べますと、実績により総配水量が減少し、給水収益の増額を見込んでいますが、今後も人口減少に伴う配水量の減少などにより、経営状況も大変厳しいことから、料金改定等を含めた検討を行い、持続的な運営ができるようにしてまいりますとの答弁がありました。 職員給与費が昨年に比べると147万5,000円ほど少ない理由はとの質疑に対し、人事院勧告に基づき、期末手当及び勤勉手当の支給割合が変わったことで減となっていますとの答弁がありました。 キャッシュ・フロー計算書の資金期末残高が前年対比で1億1,193万6,000円少なくなっていることについてはとの質疑に対し、主な理由としては、配水管布設工事などにより固定資産の取得による支出の増加と純利益の減額を見込んでいることから、前年度と比べて1億1,193万6,000円の減になっていますとの答弁がありました。 資本的支出の工事請負費に1億2,000万円が計上されているが、予定している工事の概要と民地通過の解消を行う費用がこの工事費に含まれているかとの質疑に対し、配水管の耐震化工事を計画しており、工事場所は川島消防署の南側から国道254号線の手前までで、町道2-4号線に耐震用の配水管を798メートル布設します。重要配水管であるため、口径250ミリと200ミリの配水管を布設する計画です。また、民地通過解消に係る費用ですが、この工事請負費に含まれており、前年度と比較して400万円増の1,000万円を計上していますとの答弁がありました。 民地通過の解消に予算を増額しているが、まだ民地通過をしている件数はどのくらいあるのかとの質疑に対し、民地通過の件数は、町で把握している数は120件ほどで、随時解消を行っていきますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって、議案第18号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第19号 令和4年度川島町下水道事業会計予算を議題とし、審査に入りました。 企業債だが、令和4年度の借入額が2億9,470万円で計上され、今後の償還額が高額になってくると思う。飯島3号及び6号の工事が進んだ場合、償還額が一番高額となるのは何年ぐらい先なのかとの質疑に対し、過去に借入れを行った企業債の償還額については減少傾向にありますが、令和4年度が現整備計画の最終年度で、借入期間30年間のうち5年間据置きであることから、令和9年度に元金の償還が始まるため、その年度以降、飯島雨水幹線に伴う償還額が高くなると思いますとの答弁がありました。 飯島雨水幹線と安藤川の流化能力はとの質疑に対し、安藤川下流部の流化能力は1秒当たり80立方、飯島1号が安藤川に合流する箇所で1秒当たり26.9立方となりますとの答弁がありました。 令和4年度に予定する飯島雨水幹線の工事だが、施工箇所が西中学校の通学路に当たるため、作業時間を9時から16時までとすることはできないか。また、工期についても、3月31日ではなく、3月中旬に工事を完了させることはできないかとの質疑に対し、工事を請け負った業者と協議をしたいと思いますが、工事期間中は工事箇所を通行止めにしますので、中学生の通学路をバリケードなどで囲い、確保できるか検討します。また、工期については、できるだけ早期に発注を行い、3月中旬には工事が完了できるように努力しますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって、議案第19号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 全ての議案の審査を終了し、飯島町長の挨拶、矢内副委員長の閉会の挨拶の後、3月8日午前10時45分に閉会いたしました。 以上、総務経済建設常任委員会に付託されました議案の審査結果とその概要の報告といたします。 総務経済建設常任委員長、爲水順二。 ありがとうございました。 ○小峯松治議長 ご苦労さまでした。 ただいまの委員長報告について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 次に、文教厚生常任委員長より報告を求めます。 道祖土委員長     〔道祖土 証文教厚生常任委員長 登壇〕 ◆道祖土証文教厚生常任委員長 皆さん、おはようございます。 議長の命によりまして、令和4年第1回川島町議会定例会において文教厚生常任委員会に付託されました議案の審査について、その概要と審査の結果をご報告申し上げます。 議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第14号、議案第15号、議案第16号、議案第17号の11議案であります。 本委員会は、3月7日、8日の午前9時30分から委員会室2において、出席者は委員6名、執行部より石島副町長、中村教育長及び所管課長4名出席の下、開会いたしました。 署名委員に小高委員、森田委員を指名し、石島副町長、中村教育長の挨拶を受け、議事に入りました。 以下、議論のありました主なものについて申し上げます。 初めに、議案第6号 川島町保育園経営改革審議会条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。 子ども・子育て会議の保育園運営に関する提言の中身はとの質疑に対し、町内の保育を必要とする全ての子どもを受け入れるとともに、これまでに個々に個別の対応が必要な児童の保育も継続する必要があり、保育士についても年齢的なバランスに配慮し、保育の質の向上と人材育成についても議論を進め、今後、保育園の運営が公立以外となり、少子化による受入れ児童の減少により経営が困難となった場合に、運営主体の支援体制を構築するなど、保育を必要とする町民にとって負担が少なく、子どもの育成環境を主体に置いた魅力的な保育園となるよう審議会で検討いただくことが、川島町子ども・子育て会議からの提言ですとの答弁がありました。 審議会のメンバーはとの質疑に対し、民営化や保育園の経営改革事業に取り組んだ経験のある方、行政に携わった方や大学の教授などを考え、今選定を進めている状況ですとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、賛成多数をもって、議案第6号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第7号 川島町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。 特に質疑なく、採決の結果、全員賛成をもって、議案第7号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第8号 川島町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。 町内では対象となる保育園はとの質疑に対し、町内での事業所については1か所、あすか川島保育園ですとの答弁がありました。 今後、この条例が出た後に、あすか川島保育園と公立保育園の間で協定のようなものを結んでいく方向になるのかとの質疑に対し、そのような方向で進めますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって、議案第8号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第9号 川島町子育て支援医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。 働いている人、結婚している人も含め、18歳までの人に医療の支援を支給していくのかとの質疑に対し、子育て支援医療費の支給に関する条例第3条に、医療費の支給の対象となる者は、川島町の区域内に住所を有し、国民健康保険法による被保険者または社会保険各法による被扶養者である子どもの保護者とするということになっています。仕事あるいは結婚ということで、親の養育を受けず、生計を別にしているというような場合については、支給の対象外ということで規定されていますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって、議案第9号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 令和3年度川島町一般会計補正予算(第9号)を議題とし、審査に入りました。 保育士人材派遣業務委託料について、1人当たりの保育士の賃金及び人材派遣会社への手数料はとの質疑に対し、人材派遣会社と契約すると、保育士1人当たり1か月約38万円で、会計年度任用職員になって1年目で18万5,500円が町の定めている1か月当たりの給料ですので、約2倍近い費用がかかっているような状況ですとの答弁がありました。 幼稚園教育推進事業について、子育てのための施設等利用給付費補助金が約1,500万円減額になった理由はとの質疑に対し、施設利用料は、令和3年度の当初予算のときに230人を見込んでいましたが、現在は186名となっているため、令和3年度当初予算見込み人数に対する実績として44人減となっています。また、預かり保育料についても、令和3年度の当初予算のときは80人を見込んでいましたが、現在は50人となっているため、令和3年度当初見込み人数に対する実績として30人減と、想定より利用者が少なかったため、減額が大きかったということですとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって、議案第11号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号 令和3年度川島町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、審査に入りました。 特に質疑なく、採決の結果、全員賛成をもって、議案第12号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第13号 令和3年度川島町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、審査に入りました。 コロナ禍の中で、介護に関する健康維持が十分に行われていないという状況にあるのかとの質疑に対し、今年度に入り、昨年度より介護サービスが増え、コロナ禍においてもできることを行っている状況です。緊急事態宣言中やまん延防止措置の期間中は、感染のリスクを考えると、体操教室は休止せざるを得ない状況ですが、毎月、体操や栄養等に関するチラシの配布や、自宅でできるDVDも配布していますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって、議案第13号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第14号 令和4年度川島町一般会計予算を議題とし、審査に入りました。 一般廃棄物焼却処理受託事業収入について、桶川市からのごみの受入れ量と受入単価はとの質疑に対し、来年度の収入は令和3年度と同額の2,500万円で、ごみの受入れ量は週に20トンで、50週あるので年間1,000トンです。処理料金は、令和2年度までは1キロ23円でしたが、令和3年度から1キロ25円、1,000トンで2,500万円を計上しています。週に20トン、パッカー車で約18台分の搬入になりますとの答弁がありました。 多子世帯応援クーポン事業補助金について、1万1,000円を計上しているが、内容はとの質疑に対し、令和4年度に出生した児童のうち、第3子以降のインフルエンザ予防接種料を補助する事業ですとの答弁がありました。 障害者福祉施設整備等支援事業補助金について、施設を整備する場所はとの質疑に対し、社会福祉法人ウイングが三保谷地区にグループホームを新設する予定で、それに対する補助となっていますとの答弁がありました。 公民館の解体とはとの質疑に対し、公民館主事と相談しながら物品の搬入を進め、活動自体は4月から旧出丸小学校で行っていただきながら、各種団体の物品の調整を行い、公民館を解体できるような体制となったら工事を進めたいと考えています。また、消防法等の関係法令との調整も必要となっていますので、関係法令との調整を図りながら、条例改正も含め進めたいと考えていますとの答弁がありました。 旧出丸小学校の図書室からコンピューター室を一つの空間にするのか、また、図書室の図書とコンピューター室のコンピューターはいつ頃撤去するのかとの質疑に対し、図書室は広いスペースが取れるよう、隣の特別支援教室との間の壁を既に撤去している状況で、コンピューター室のコンピューターと図書室の図書は3月中に撤去したいと考えていますとの答弁がありました。 小中一貫教育推進事業についての内容はとの質疑に対し、事業費として396万8,000円を計上しています。主な経費は会計年度任用職員に係る人件費で、小中一貫教育について、より具体的な検討を行っていく必要があるため、令和4年度から学校統合・学校教育指導幹として1名任用することを考えています。そのほかには、小中一貫教育推進協議会の委員の謝金等の経費を計上していますとの答弁がありました。 小中一貫教育推進事業についてまとめたものをいつ頃発表する予定かとの質疑に対し、広報の5月号か6月号で概要版の形で提示できないか、広報担当と調整しています。また、該当の児童・生徒と保護者に対しても、学校を通じて提示させていただきたいと考えていますとの答弁がありました。 マイナンバーカード普及促進事業について、町民にとって利便性はとの質疑対し、本籍地が遠隔地にあっても近隣の市町村で戸籍抄本の取得が可能になり、婚姻届の戸籍の提出の際に戸籍謄抄本の提出が不要になるなど、利便性の向上が図られます。そのほかにも、日曜日に印鑑証明が必要になった場合でも、役場に行くことなく、コンビニでマイナンバーカードを使用して簡単に取得することができ、非常に利便性が向上されると思いますとの答弁がありました。 マイナンバーカードの普及により、情報はどのように活用されるのか、また、情報が漏れることはないのかとの質疑に対し、今、社会はオンライン、テレワーク、働き方改革と非常に目まぐるしく環境変化し、デジタル化が進む中、マイナンバーカードを推進しているところです。個人情報については、厳密に国や行政がしっかり管理した中で進めていますので、安心面についてしっかり説明していきたいと考えていますとの答弁がありました。 町制施行50周年記念給食トレー製作事業とはとの質疑に対し、給食のトレーは、一般的には7年で更新するものとなっていますが、現在使用しているものは本年度で8年目を迎えるため、来年度更新を考えています。町制施行50周年記念事業として、給食用トレーに50周年記念ロゴマークをレーザーで加工して製作することで、埼玉県ふるさと創造資金の活用が図れ、経費の2分の1が補助され、町負担が減るという考えで計上していますとの答弁がありました。 埼玉新聞で、川島町学校給食の食育の取組が紹介されていた。学校と地域との関わりで、食育についてどのように行っていくのかとの質疑に対し、食材は地場産の食材を使うということが非常に重要なことで、町でも地元の伝統料理などを取り入れ、例えば「かてめし」や「すったて」もメニューに取り入れ、伝統的なものを子どもに教えるように町の食材を提供しています。地場産食材の使用率について、米は100%川島産ですが、野菜などは、令和2年度は県内産の食材は29%、町内産は14.6%使用しました。令和3年度については、1月末現在で、埼玉県産が23.5%、川島町産が8.1%ですが、年度末までには、川島町産の使用率は令和2年度より少し上回る予定ですとの答弁がありました。 後期高齢者医療事務について、令和4年10月から後期高齢者の2割負担が始まった場合の対象人数、対象者1人当たりの負担増になる額はとの質疑に対し、対象人数が560人程度、窓口負担の月平均の試算では2,000円程度の増となっていますとの答弁がありました。 小学校・中学校就学援助事業について、予算増は新型コロナウイルス感染症の影響かとの質疑に対し、新型コロナウイルスの影響が長引けば長引くほど、就学援助の申請は増える傾向にあり、認定者数は増えています。2月の時点で、小学校が122人、中学校が55人、合計で177人、小学校の中には小学校入学前支給の人数も含んでいます。また、令和3年度から、家庭と学校のオンライン通信費などの費用も就学援助認定世帯に扶助しています。令和4年度予算では、小学校80世帯分、中学校は20世帯分について予算計上していますとの答弁がありました。 保育園保育士人材派遣委託料について、何人分計上しているのかとの質疑に対し、1名分を計上していますとの答弁がありました。 保育園経営改革審議会について、審議会のスケジュールはとの質疑に対し、まだ具体的には、1年で終わるものなのか、2年以上かかるものなのか分からない部分もあります。来年度予算については、保育園の在り方や、よりよい方向性を決めるまでの期間でありますので、スケジュールについては、会議5回分の計上をしている状況ですとの答弁がありました。 認知症検診は70歳と75歳の町民全員が対象となるのかとの質疑に対し、対象者は町内の70歳と75歳の方が全員となり、令和4年度から実施しますとの答弁がありました。 認知症検診の具体的な実施方法はとの質疑に対し、検査方法は比企医師会が採用した浦上式もの忘れスクリーニング検査を医療機関で検査し、検査結果により認知機能の低下があると認められた方は、その後、専門の医療機関への受診勧奨を行っていきますとの答弁がありました。 ショートステイ事業(子育て短期支援事業)について、夜間養護等を目的としたトワイライトステイ事業も実施されるのかとの質疑に対し、ショートステイ事業のみ実施します。保育園、幼稚園、学校等の終了後、翌日の登園・登校まで児童を預かりますとの答弁がありました。 ショートステイ事業は、土・日・祝日、年末年始の利用も可能かとの質疑に対し、ショートステイ事業には宿泊が伴い、利用可能日は、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日の4日間です。金・土・日・祝日、年末年始は利用できませんとの答弁がありました。 新型コロナウイルスワクチン接種について、1回目、2回目のワクチン接種を済ませていない方が接種を希望した場合の対応とその人数はとの質疑に対し、新型コロナウイルスワクチン接種はオミクロン株の流行により、1回目のワクチン接種を新たに希望する人数は約100人程度で、今後も数名接種すると思われます。可能な範囲で希望者が接種できるよう対応してまいりますとの答弁がありました。 当町の5歳児から11歳児の新型コロナウイルスワクチン接種券の発送状況はとの質疑に対し、5歳児から11歳児へのワクチン接種は、比企医師会管内で、ワクチン接種可能な医療機関はとても少ない状況です。現在、町内外の医療機関と、接種可能な体制の構築に向け、最終調整を行っています。接種券については3月中旬の発送を予定していますとの答弁がありました。 新ごみ処理施設の建設候補地が決定した後の説明会の実施方法はとの質疑に対し、住民説明会の前に、川島町一般廃棄物処理施設建設候補地検討委員会の会議内容を広報紙等に掲載することで、町民への周知を図る必要があります。そして、その後に住民説明会を開催することになると思います。議会の特別委員会の意見も踏まえ、住民説明会の対象者や実施方法については慎重に検討しますとの答弁がありました。 地域活動センター(仮称)開設準備事業について、地域活動センター(仮称)開設準備検討委員会の構成メンバーはとの質疑に対し、検討委員会の構成メンバーは、学識経験者として大学教授等、会社経営者など、PTA関係者、公民館関係者、地域学校協働活動のコーディネーター、大学生、未来塾の塾生などを予定しており、様々な立場の方から意見をいただきたいと考えていますとの答弁がありました。 検討委員会には公民館関係者もいるとのことだが、公民館関係者が不在であっても、地域活動センター(仮称)施設の貸出し等の業務に当たる管理者がいればよいと思うが、町の考えはとの質疑に対し、地域活動センター(仮称)は、公民館に代わる施設として、必ずしも6か所設置するということではありません。町民全ての方が利用できる施設を考えています。地域活動センター(仮称)は地域の方のと関わりが重要であり、また、これまでの公民館的な活用も想定されることから、公民館関係者は必要だと考えていますとの答弁がありました。 公民館については、これまで教育部局で管理していたが、地域活動センター(仮称)については町長部局の管理となる予定かとの質疑に対し、施設の管理部署については、どこの部署が管理するのがふさわしいか、検討していければと考えていますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、賛成多数をもって、議案第14号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第15号 令和4年度川島町国民健康保険特別会計予算を議題とし、審査に入りました。 最近の国民健康保険の加入者状況の推移はとの質疑に対し、年度平均の被保険者数ですが、平成30年度は5,476人、令和元年度は5,268人、令和2年度は5,145人です。令和3年度の現時点までの被保険者数は5,076人です。令和4年度については5,000人未満になると想定しています。 また、国民健康保険加入者の中の前期高齢者の割合の推移ですが、平成30年度は51.6%、令和元年度は53.0%、令和2年度は55.5%、令和3年度は56.9%であり、国民健康保険加入者の高齢化も進んでいる状況ですとの答弁がありました。 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、国民健康保険の保険料が減免対象となった方の状況はとの質疑に対し、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で国民健康保険の保険料減免対象者は16件です。 なお、介護保険料減免対象は15件、高齢者医療の減免対象は2件ですとの答弁がありました。 加齢性難聴の早期発見・早期治療につながるような検査の考えはとの質疑に対し、加齢性難聴の早期発見・早期治療につながるような検査の実施については、国における今後の動向を踏まえ、検討しますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成でもって、議案第15号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第16号 令和4年度川島町介護保険特別会計予算を議題とし、審査に入りました。 特に質疑なく、採決の結果、全員賛成をもって、議案第16号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第17号 令和4年度川島町後期高齢者医療特別会計予算を議題とし、審査に入りました。 令和4年度の負担割合ごとの被保険者数と令和3年度の長寿健診の受診者数はとの質疑に対し、令和4年度の負担割合ごとの人数は、1割負担は2,558人、2割負担は560人、3割負担は228人で予算計上しています。令和3年度の現時点までの長寿健診受診者数は752人で、約25%の方は受診している状況ですとの答弁がありました。 長寿健診の受診率を向上させるための取組はとの質疑に対し、町では長寿健診費用を無料としています。今後も国民健康保険の特定健診と併せて受診勧奨を進めてまいりますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、賛成多数をもって、議案第17号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 全ての議案の審査を終了し、石島副町長、中村教育長の挨拶の後、午前10時35分に閉会いたしました。 以上、文教厚生常任委員会に付託されました議案の審査結果とその概要の報告といたします。 文教厚生常任委員長、道祖土 証。 ありがとうございました。 ○小峯松治議長 ご苦労さまでした。 ただいまの委員長報告について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 休憩いたします。 なお、11時5分より再開いたします。 △休憩 午前10時42分 △再開 午前11時05分 ○小峯松治議長 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第2号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第2号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第2号は総務経済建設常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第2号 川島町廃校施設の開放及び管理に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案どおり可決することに決定いたしました。---------------------------------------
    △議案第3号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第3号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第3号は総務経済建設常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第3号 川島町水防団条例の一部を改正する条例を定めることについては原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第4号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第4号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第4号は総務経済建設常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第4号 川島町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第5号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第5号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第5号は総務経済建設常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第5号 川島町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについては原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第6号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第6号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第6号は文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議がありますので、挙手により採決を行います。 委員長報告は原案可決であります。文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することに賛成の方は挙手願います。     〔賛成者挙手〕 ○小峯松治議長 賛成多数であります。 よって、議案第6号 川島町保育園経営改革審議会条例を定めることについては原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第7号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第7号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第7号は文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第7号 川島町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについては原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第8号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第8号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第8号は文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第8号 川島町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについては原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第9号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第9号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第9号は文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第9号 川島町子育て支援医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第10号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第10号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第10号は総務経済建設常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第10号 埼玉県市町村総合事務組合規約の変更については原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第11号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第11号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第11号は総務経済建設、文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第11号 令和3年度川島町一般会計補正予算(第9号)は原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第12号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第12号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第12号は文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第12号 令和3年度川島町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第13号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第13号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第13号は文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第13号 令和3年度川島町介護保険特別会計補正予算(第2号)は原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第14号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第14号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。 渋谷議員 ◆渋谷幸司議員 議席番号2番、日本共産党、渋谷幸司です。 私は、令和4年度川島町一般会計予算に反対の立場で討論します。 まず、令和4年度予算については、第6次川島町総合振興計画の実現に向けた内容となっております。その中で、未来に続く安全・安心な暮らしを守る施策の中では、高台避難場所整備事業が具体的に進められます。 大規模な洪水が起きた場合に、町内でも浸水深が一番高くなり、避難が困難になることが予想される地区に、住民の命を守るための高台を整備することは重要な施策です。また、未来へはばたく人材を育てる施策では、子育て支援医療費支給事業が拡充され、18歳までの医療費無料化やゼロ・1・2歳児子育て支援用品支給事業が新年度からスタートするなど、子育て世帯の経済的負担の軽減施策が行われることになりました。これらの施策は大変に評価できる内容です。 しかし、次に反対意見について、5つのことで意見を述べます。 学校給食費の無償化・一部補助について。 県内で学校給食費の無償化を実施している自治体は4、一部補助をしている自治体は17、最近では、春日部市が第3子の無料化、嵐山町が第2子を半額、第3子の無料化に取り組み始めました。群馬県では35自治体のうち26の自治体で、子育て世帯の負担軽減、少子化対策等で、学校給食費の無償化や一部補助に取り組んでいます。 川島町の給食費は、小学生が月4,000円、年間では4万4,000円、中学生が月4,900円、年間では5万3,900円、小学生と中学生がいる家庭では年間の給食費が約10万円になり、コロナ禍も重なり、子育て世帯への経済的な負担はかなり大きくなります。 学校給食費の無償化や一部補助に関しては、少子化対策として子育て世帯の経済的な負担の軽減、食育は教育の一部という考えから公費負担を実施している自治体、学校給食を地域経済の活性化につなげる取組として、地産地消につなげ、地場産業である農業と関わりながら、地域で食育の取組を推進している自治体もあります。学校給食の食材購入費を地域に還元したり、ふるさと納税の一部を子育て応援基金として活用し、学校給食費の補助に取り組んでいる自治体も全国にあります。 財政負担については、それぞれの自治体で、財政状況に応じて、無償化や一部補助などを実施しています。自治体によっては、学校給食の食材を地域農家等から積極的に購入することで、地域の活性化につなげているところもあります。町の基幹産業である農業と学校給食をつなぐ取組は、川島町の食育の特色にもなり、日本中に町をアピールすることにもなるのではないでしょうか。 マイナンバーカード普及促進事業について意見を述べます。 デジタル社会の形成に向けて、様々な整備が急ピッチで進んでいます。誰一人取り残さない社会へ、一人一人に個人番号が割り当てられ、マイナンバーカードの普及が進んでいます。川島町の普及率は県内でも1位と、マイナンバーカードの普及に力を入れています。 しかしながら、マイナンバーカードに対して、個人情報保護の観点から心配する人はたくさんいます。町民の皆さんは、町行政に税、社会保障、災害対策等に関して個人情報を提供し、町はその提供された個人情報を独自のシステム内で管理をしていました。しかし、発足したデジタル庁の下で、地方自治体の独自のシステムの標準化が進められ、保管している情報が一元管理に変わります。 マイナンバーカードの活用が広まると、マイナポータルを通じて自治体が保管していた個人情報や、民間機関を利用した際の様々な個人情報も集められることになります。官民データ活用推進基本法では、集められたデータをオープンデータにして、民間事業者やマーケティングに利活用しようとしております。 住民の皆さんは、町が個人情報はしっかり守ってくれるとの信頼関係でマイナンバーカードに協力していますが、個人情報の保護に関する心配はより大きくなっています。しかし、町は、カードを取得することで利便性が向上すること、ポイントがつくことなど便利になることばかり宣伝して、個人情報保護を心配することへの説明等が不足しております。 保育園経営改革事業について。 子ども・子育て会議から、保育園の経営改革についての提言が町へ出されました。子ども・子育て会議の議論を見てみると、経営改革の理由として、川島町公共施設個別施設計画による施設の維持管理や運営費の問題、少子化による子どもの数の減少予想などのために、民営化を含めた検討が必要となっております。 町の公立保育園は、長い間、地域の保育を必要とする子どもを受け止め、町の保育の水準の維持と向上を図り、基幹的な役割を果たしてきました。また、特に配慮が必要な子どもを対象とする特別な支援など、セーフティネットとしての役割も担ってきました。川島町の保育園では、1園当たり8.5人の加配児童を受け入れ、職員も加配していますが、他地域の公立保育園では、1園当たり3.9人、民間の保育園では1園当たり1.0人が現状になっています。他地域の公立保育園の2倍、民間保育園の8倍も多く、加配児童の受入れを行っています。 また、就学前保育、学びの充実を目指して発達を促すリズム・リトミック遊び、心身の成長を促す体育指導、外国人講師による英語指導など、5つのプログラムを保護者の費用負担なしで取り組んでいます。町の未来を担う子どもたちをすばらしい自然環境の中で、公立の責任で、みんなの手でしっかりと育てていくことが必要です。 高齢者の健康と命を守る取組について。 75歳以上の後期高齢者医療費の窓口2割負担が10月から始まります。現在、窓口負担が1割の方のうち、20%の方が該当します。後期高齢者医療保険は、町内の75歳以上の方が加入する保険制度で、町内の3,082人の方が加入しています。現在は窓口での負担割合は、現役並みの所得がある方3割負担、7%の方、228人と1割負担の方、93%の方、2,818人です。 高齢者の方は、生活の中で医療費の占める割合が高く、医療費負担の増額は生活に大きな影響を及ぼします。そのために医療費負担が大きくなると、食費等を切り詰めることになるため、通院を控えることにつながります。政府の試算でも、年間で1,000億円以上の受診抑制が起こるとされております。 政府は、影響が大きくならないように3年間の経過期間を設けましたが、負担増に該当する高齢者にとっては、健康維持と命に関わる大きな問題です。町としても、後期高齢者医療費の2割負担を中止するように、国に対して意見を上げるべきです。 持続可能な町を未来へ引き継ぐために気候変動への取組について意見を述べます。 近年の異常気象は、温室効果ガスによる地球温暖化が原因です。私たちが社会活動を行う中で発生する温室効果ガスを削減することは、人類が持続可能な社会を形成していく上で最も重要な課題になっています。 川島町にとっても、異常気象によって周囲の堤防が決壊するような大洪水が発生した場合には、町内全域が浸水してしまい、未曽有の事態に見舞われてしまいます。自然災害によって甚大な被害を受けやすい川島町にとっては、気候変動に対する取組を積極的に行うことが必要です。 町では、川島町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)を作成して、庁舎等を中心にした温室効果ガスの排出削減対策に取り組んでいます。しかし、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする政府のカーボンニュートラル宣言を達成するには、2025年までの期間にできる施策を総動員して取り組む必要があります。政府も脱炭素先行地域づくりに取り組み、地域での再生可能エネルギー普及と温室効果ガスの削減対策の推進に力を入れています。 町は、重要な課題である気候変動に対する取組を早急に開始するために、川島町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を作成して、再生可能エネルギーの普及、省エネ、温室効果ガスの発生抑制等、地域の課題解決のために、地域の皆さんと力を合わせて取り組むことが必要ではないでしょうか。 令和4年度一般会計予算案では、地球温暖化の防止に関する予算が不十分と考えます。 以上、反対討論とします。 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。 矢内議員 ◆矢内秀憲議員 議席番号3番、矢内秀憲です。 議長のお許しをいただきましたので、議案第14号 令和4年度川島町一般会計予算案について、賛成の立場から討論をいたします。 討論に先立ちまして一言申し上げます。 川島町議会は、予算・決算につきましては常任委員会に付託され、審議の上、本会議で採決を行う委員会主義を取っております。このような中、各委員会が所管し、慎重審議された予算案について反対討論がありましたので、賛成討論をさせていただきます。 本予算案につきましては、定例会初日に所管する各常任委員会へ審査が付託され、審査結果は委員長報告のとおりでございます。本来、私たち議会は、地方自治法において、予算書における款項の議決権を有するとされております。つまり、個別の事業についての議決権は及ばず、その方法、手段について、その詳細については判断しておりません。それは執行権の範囲であり、その状況に応じて、予算の範囲内で適切に執行すべきと考えております。 令和4年度一般会計予算案の総額は75億1,300万円となり、前年度当初予算額に比べて5億7,800万円、8.3%の増となっております。この予算は、厳しい財政状況の下、新型コロナウイルス感染症による危機を乗り越え、ウィズコロナ、アフターコロナに向け、新しい社会の実現を目指し、持続可能な行財政運営に主眼を置きつつ、各施策を計画的かつ効果的に展開するものとして、第6次川島町総合振興計画における4つの戦略目標「まもる」「つなぐ」「つくる」「そだてる」のほか、集中的に取り組むものとして集中戦略を加えた5つの戦略目標の実現に向け、重要施策に沿った事業について重点的に予算配分し、編成されたものになっております。 主な予算の内容としては、集中戦略の1つ目として、新型コロナウイルス感染症への対応になります。 新型コロナウイルスワクチン接種事業、学童保育トイレ改修事業、小・中学校特別教室エアコン設置事業は、命を守る事業として有効と思われます。 続いて、集中戦略2つ目として、デジタル化の推進、新たな行政サービスの導入になります。 マイナンバーカード普及促進事業、書かない・待たない窓口推進事業、マイナポイント手続支援事業、比企地区電子図書館導入事業、保育園緊急連絡システム導入事業、粗大ごみ受付システム導入事業、公共施設デジタル予算システム導入事業、公共施設Wi-Fi環境向上事業、そしてペーパーレス会議推進事業は、事務の効率化や利便性向上に有効と思われます。 続いて、集中戦略の3つ目として、町制施行50周年記念事業、ご当地ナンバープレート製作事業、給食トレー製作事業は、町民の地域愛着の促進に有効と思われます。 次に、戦略目標の1つ目「まもる」の重要施策。 災害に備える環境整備として、高台避難場所整備事業があります。令和4年度は設計及び測量調査等を行っていくものです。 また、協働による循環型社会の実現として、ゼロ・ウェイスト推進事業があります。プラスチックごみの削減をより一層推進していくもので、ごみの減量化について大学生と共同研究を行うものです。これらは、著しい社会情勢の変化に対応するための取組を行うものであります。 続いて、戦略目標2つ目「つなぐ」の重要施策。 集いの場の創出として、地域活動センター(仮称)開設準備事業、地域学校協働活動推進事業があります。これらは、町民同士が助け合って生活する基盤づくりになります。 続いて、戦略目標3つ目「つくる」の重要施策。 川島インターチェンジ周辺整備の推進として、川島インターチェンジ南側地区開発事業があります。また、地域資源の総動員による稼ぐ力の向上として、地域創生推進事業があります。そして、輝け!農業イノベーション応援事業として、農業分野へのロボット技術やICT等の先端技術を活用した機器導入等へ支援するための補助金を創設するものであります。これらは、産業振興及び稼ぐ力の向上を魅力的に創出するものです。 続いて、戦略目標4つ目「そだてる」の重要施策。 夢を育む新たな学校づくりとして、学校統合推進事業があります。また、社会を生き抜く人材の育成として、学力向上推進事業があります。これらは、子どもたちが大きな夢や志を持ち、豊かに力強く生きていくことができるための教育の充実を図ります。 以上のように、少子高齢化による人口減少が進む中、住民ニーズを的確に捉え、時代の先を読み、20年、30年後を見据えた持続可能な町づくりに向けた取組を推進するため、限られた財源の中で事業の選択と集中を行っていく適切な予算編成となっております。 このようなことから、議案第14号 令和4年度川島町一般会計予算案に賛成をいたします。 議員各位におかれましては、ただいま申し上げました賛成討論にご賛同いただき、本予算に賛成くださるようお願いいたします。 以上です。 ○小峯松治議長 ほかに発言はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第14号は総務経済建設、文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議がありますので、挙手により採決を行います。 委員長報告は原案可決であります。総務経済建設、文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することに賛成の方は挙手願います。     〔賛成者挙手〕 ○小峯松治議長 賛成多数であります。 よって、議案第14号 令和4年度川島町一般会計予算は原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第15号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第15号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第15号は文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第15号 令和4年度川島町国民健康保険特別会計予算は原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第16号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第16号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第16号は文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第16号 令和4年度川島町介護保険特別会計予算は原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第17号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第17号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第17号は文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議がありますので、挙手により採決を行います。 委員長報告は原案可決であります。 文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することに賛成の方は挙手願います。     〔賛成者挙手〕 ○小峯松治議長 賛成多数であります。 よって、議案第17号 令和4年度川島町後期高齢者医療特別会計予算は原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第18号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第18号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第18号は総務経済建設常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第18号 令和4年度川島町水道事業会計予算は原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第19号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第19号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第19号は総務経済建設常任委員長報告どおり、原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第19号 令和4年度川島町下水道事業会計予算は原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程の追加及び変更 ○小峯松治議長 本日、議員より議提第1号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議についてが提出されました。 これについて、議会運営委員会で協議されておりますので、議会運営委員長より報告を求めます。 小高議会運営委員長     〔小高春雄議会運営委員長 登壇〕 ◆小高春雄議会運営委員長 それでは、議長の命に従いまして、議会運営委員会の会議の経過と結果をご報告申し上げます。 本定例会に、議員提出議案として議提第1号が提出されました。これにつきまして、議会運営委員会は本日午前10時45分より委員会室1において、委員全員、小峯議長、議会事務局長出席の下に、種々協議をさせていただきました。 今定例会に追加されました議提第1号を日程に追加し、日程第27、議提第1号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議について、日程第28、議員派遣の件、日程第29、議会運営委員会の閉会中の継続審査の件に変更することに決定をいたしました。 なお、追加されました議提第1号につきましては、委員会付託を省略し、本会議即決とさせていただきます。 議会運営委員会は午前10時55分、閉会をいたしました。 以上のように、議会運営委員会においては協議、決定させていただきました。この上は、議長において、よろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げます。 以上で報告とさせていただきます。 ○小峯松治議長 ご苦労さまでした。 ただいまの議会運営委員長報告どおり、日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議提第1号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 お諮りいたします。 この際、日程を変更し、日程第27、議提第1号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議について、日程第28、議員派遣の件、日程第29、議会運営委員会の閉会中の継続調査の件に変更したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、ただいまの報告どおり、日程の順序を変更いたします。 お諮りいたします。 ただいま追加上程されました議提第1号については、会議規則第39条第3項の規定により、常任委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議提第1号については常任委員会への付託を省略することに決定いたしました。--------------------------------------- △議提第1号の上程、質疑、討論、採決 ○小峯松治議長 日程第27、議提第1号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議についてを議題とし、事務局より朗読します。 事務局長     〔事務局長朗読〕
    小峯松治議長 提出者の説明を求めます。 小高議員     〔小高春雄議員 登壇〕 ◆小高春雄議員 これより、議長の命に従いまして、議提第1号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議について、提案理由を申し上げます。 この決議については、決議文にありましたとおり、ロシアはウクライナへの軍事侵攻を開始いたしました。ロシア軍によるウクライナへの侵攻は、力による一方的な現状変更を認めないとの国際秩序の根幹を揺るがすとともに、ウクライナの主権と領土の一体性を侵害する明白な国際法、国連憲章違反であり、断じて容認することはできません。 よって、川島町議会は、今回のロシアによるウクライナへの侵攻に対し強く抗議するとともに、軍の即時撤収、国際法の順守を強く求めることを川島町議会として決議するものであります。 議員の皆様におかれましては、趣旨をご理解いただき、ご賛同いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 以上です。 ○小峯松治議長 本案について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 質疑を終結し、討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 議提第1号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議については原案どおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議提第1号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議については原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議員派遣の件 ○小峯松治議長 日程第28、議員派遣の件を議題とし、事務局より朗読します。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○小峯松治議長 ただいま事務局長が朗読しましたとおり、議員派遣については、川島町議会会議規則第122条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議員を派遣することに決定いたしました。 なお、結果報告については、後に議長の諸般の報告と併せて報告することといたします。---------------------------------------議会運営委員会の閉会中の継続調査の件 ○小峯松治議長 日程第29、議会運営委員会の閉会中の継続調査の件を議題とし、事務局より朗読します。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○小峯松治議長 ただいま事務局が朗読しましたとおり、議会運営委員会委員長から、会議規則第75条の規定により、次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項については、閉会中の継続調査を行いたい旨の申出がありました。 委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △町長挨拶 ○小峯松治議長 次に、町長より発言を求められておりますので、これを許します。 飯島町長     〔飯島和夫町長 登壇〕 ◎町長(飯島和夫) それでは、議長のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、3月2日から本日まで15日間の長きにわたりまして、令和4年度当初予算をはじめ、その他各種の重要案件につきまして十分ご審議をいただき、全議案とも議決を賜り、熱く御礼を申し上げます。定例会中、議員各位よりいただきましたご意見、ご提案を踏まえ、着実に事務執行に当たってまいります。 施政方針では、「愚公山を移す」と述べさせていただきましたが、令和4年度も山積する課題に真正面から向き合い、全力で取り組んでいく所存であります。引き続きご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。 また、議員各位にも大変お世話になりましたが、片岡税務課長、関子育て支援課長、渡辺ゼロ・ウェイスト推進室長の3名につきましては、この3月31日をもって定年退職となります。改めて、私からも御礼を申し上げさせていただきます。大変ありがとうございました。 さて、先程、ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議が可決されたところでありますが、ロシアによる軍事侵攻により都市が破壊され、市民の犠牲が増え続けているという断じて許すことができない事態に、激しい憤りを感じております。一刻も早いロシア軍の攻撃停止と即時撤退を強く求め、そして、早く平和な世界が戻ってくることを切に願っております。 町では、ウクライナ人道危機救援金として、役場庁舎、コミュニティセンター、ふれあいセンターフラットピア川島、老人福祉センター、やすらぎの郷に募金箱を設置し、あわせて、職員に対しましても救援金の募集をお願いしたところであります。引き続き、温かい支援の輪を広げてまいりたいと考えております。 また、新規感染者数が高止まりの傾向にある新型コロナウイルスでありますが、まん延防止重点措置について、政府から新たな考え方が示されるなど、第6波の出口に向け、次の展開を迎えようとしております。 いずれにいたしましても、社会経済活動と感染拡大防止の両立に向け、気を緩めることなく、皆様と力を合わせて感染防止対策の徹底を図ってまいりたいと思います。ご理解とご協力をお願いいたします。 結びになりますが、新年度にかけて、公私とも何かとお忙しい時期かと存じます。議員各位におかれましては、健康に十分ご留意をいただき、引き続きご指導、ご協力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。 大変にありがとうございました。 ○小峯松治議長 ご苦労さまでした。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○小峯松治議長 以上をもちまして、令和4年第1回川島町議会定例会の会議に付された事件は全て議了いたしました。 慎重審議いただきまして、誠にありがとうございました。 なお、片岡税務課長、関子育て支援課長、渡辺ゼロ・ウェイスト推進室長におかれましては、3月31日をもちまして退職になります。大変ご苦労さまでした。長年、町の発展のため、職員の立場から御尽力をいただきました。どうか今後もお体をご自愛され、川島町議会発展のため、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。意は尽くせませんが、今までのご労苦に対してお礼の言葉といたします。 以上をもちまして、令和4年第1回川島町議会定例会を閉会いたします。 大変ご苦労さまでした。 △閉会 午前11時55分地方自治法第123条の規定により署名する。 令和  年  月  日        議長      小峯松治        署名議員    森田敏男        署名議員    爲水順二...