宮古島市議会 > 2021-09-02 >
09月02日-02号

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  1. 宮古島市議会 2021-09-02
    09月02日-02号


    取得元: 宮古島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 3年  9月 定例会(第7回)          令和3年第7回宮古島市議会定例会(9月)議事日程第2号                           令和3年9月2日(木)午前10時開議 日程第 1    議案第67号 令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)     (市長提出) 〃 第 2     〃 第68号 令和3年度宮古島市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)                                          (  〃  ) 〃 第 3     〃 第69号 令和3年度宮古島市港湾事業特別会計補正予算(第2号) (  〃  ) 〃 第 4     〃 第70号 令和3年度宮古島市介護保険特別会計補正予算(第1号) (  〃  ) 〃 第 5     〃 第71号 令和3年度宮古島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)                                          (  〃  ) 〃 第 6     〃 第72号 令和3年度宮古島市水道事業会計補正予算(第1号)   (  〃  ) 〃 第 7     〃 第73号 令和3年度宮古島市公共下水道事業会計補正予算(第1号)                                          (  〃  ) 〃 第 8     〃 第74号 令和3年度宮古島市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)                                          (  〃  ) 〃 第 9     〃 第75号 令和3年度宮古島市漁業集落排水事業会計補正予算(第1号)                                          (  〃  ) 〃 第10    〃 第76号 宮古島市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関               する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の               一部改正について                   (  〃  ) 〃 第11    〃 第77号 宮古島市税条例の一部改正について           (  〃  ) 〃 第12    〃 第78号 宮古島市固定資産税の課税免除の特例に関する条例の一部改正について                                          (  〃  ) 〃 第13    〃 第79号 宮古島市手数料徴収条例の一部改正について       (  〃  ) 〃 第14    〃 第80号 宮古島市児童館条例の一部改正について         (  〃  ) 〃 第15    〃 第81号 宮古島市城辺世代間交流複合施設設置条例の制定について (  〃  ) 〃 第16    〃 第82号 宮古島市歴史文化資料館設置条例の制定について     (  〃  ) 〃 第17    〃 第83号 宮古島市立体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について                                          (  〃  ) 〃 第18    〃 第84号 辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画(総合整備計               画)の変更について                  (  〃  ) 〃 第19    〃 第85号 平良港総合物流センター建設工事(建築)請負変更契約について                                          (  〃  ) 〃 第20    〃 第86号 字の区域の変更について                (  〃  ) 〃 第21    〃 第87号 和解及び損害賠償の額を定めることについて       (  〃  )日程第22   議案第88号 令和2年度宮古島市水道事業会計処分利益剰余金の処分について                                          (市長提出) 〃 第23    〃 第89号 令和2年度宮古島市公共下水道事業会計処分利益剰余金の処分について                                          (  〃  ) 〃 第24    〃 第90号 令和2年度宮古島市農業集落排水事業会計処分利益剰余金の処分につい               て                          (  〃  ) 〃 第25   報告第16号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度宮古島市一般会計補正               予算(第3号))                   (  〃  ) 〃 第26    〃 第17号 令和2年度宮古島市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について                                          (  〃  ) 〃 第27    〃 第18号 令和2年度宮古島市水道事業会計継続費精算の報告について(  〃  ) 〃 第28   諮問第 2 号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   (  〃  ) 〃 第29    〃 第 3 号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   (  〃  ) 〃 第30    〃 第 4 号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   (  〃  ) 〃 第31    〃 第 5 号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   (  〃  ) 〃 第32   認定第 1 号 令和2年度宮古島市一般会計歳入歳出決算認定について  (  〃  ) 〃 第33    〃 第 2 号 令和2年度宮古島市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について                                          (  〃  ) 〃 第34    〃 第 3 号 令和2年度宮古島市港湾事業特別会計歳入歳出決算認定について                                          (  〃  ) 〃 第35    〃 第 4 号 令和2年度宮古島市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について                                          (  〃  ) 〃 第36    〃 第 5 号 令和2年度宮古島市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について                                          (  〃  ) 〃 第37    〃 第 6 号 令和2年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計歳入歳出決算認               定について                      (  〃  ) 〃 第38    〃 第 7 号 令和2年度宮古島市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について                                          (  〃  ) 〃 第39    〃 第 8 号 令和2年度宮古島市水道事業会計決算認定について    (  〃  ) 〃 第40    〃 第 9 号 令和2年度宮古島市公共下水道事業会計決算認定について (  〃  ) 〃 第41    〃 第10号 令和2年度宮古島市農業集落排水事業会計決算認定について(  〃  ) 〃 第42    〃 第11号 令和2年度宮古島市漁業集落排水事業会計決算認定について(  〃  ) ◎会議に付した事件    議事日程に同じ            令和3年第7回宮古島市議会定例会(9月)会議録 令和3年9月2日(木)                                     (開議=午前10時00分) ◎出席議員(24名)                          (散会=午後3時16分)┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議   長(10番)  山 里 雅 彦 君  議   員(13番)  前 里 光 健 君 ┃┃ 副 議 長(12〃)  高 吉 幸 光 〃    〃  (14〃)  下 地 信 広 〃 ┃┃ 議   員(1 〃)  下 地   茜 〃    〃  (15〃)  砂 川 辰 夫 〃 ┃┃   〃  (2 〃)  仲 里 タカ子 〃    〃  (16〃)  我如古 三 雄 〃 ┃┃   〃  (3 〃)  島 尻   誠 〃    〃  (17〃)  下 地 勇 徳 〃 ┃┃   〃  (4 〃)  友 利 光 徳 〃    〃  (18〃)  粟 国 恒 広 〃 ┃┃   〃  (5 〃)  狩 俣 勝 紀 〃    〃  (19〃)  上 地 廣 敏 〃 ┃┃   〃  (6 〃)  新 里   匠 〃    〃  (20〃)  平 良 敏 夫 〃 ┃┃   〃  (7 〃)  平   百合香 〃    〃  (21〃)  佐久本 洋 介 〃 ┃┃   〃  (8 〃)  平 良 和 彦 〃    〃  (22〃)  棚 原 芳 樹 〃 ┃┃   〃  (9 〃)  上 里   樹 〃    〃  (23〃)  濱 元 雅 浩 〃 ┃┃   〃  (11〃)  狩 俣 政 作 〃    〃  (24〃)  眞榮城 徳 彦 〃 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎欠席議員(0名) ◎説 明 員┏━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓┃ 市       長 │ 座喜味 一 幸 君 │ 上 下 水 道 部 長 │ 兼 島 方 昭 君┃┃ 副   市   長 │ 伊 川 秀 樹 〃 │ 会 計 管 理 者 │ 與那覇 勝 重 〃┃┃ 企 画 政 策 部 長 │ 垣 花 和 彦 〃 │ 消   防   長 │ 羽 地   淳 〃┃┃ 総  務 部  長 │ 宮 国 泰 誠 〃 │ 企 画 調 整 課 長 │ 石 川 博 幸 〃┃┃ 福  祉 部  長 │ 下 地 律 子 〃 │ 総  務 課  長 │ 砂 川   勤 〃┃┃ 生 活 環 境 部 長 │ 友 利   克 〃 │ 財  政 課  長 │ 国 仲 英 樹 〃┃┃ 観 光 商 工 部 長 │ 上 地 成 人 〃 │ 教   育   長 │ 大 城 裕 子 〃┃┃ 産 業 振 興 局 長 │ 宮 國 範 夫 〃 │ 教  育 部  長 │ 上 地 昭 人 〃┃┃ 建  設 部  長 │ 大 嶺 弘 明 〃 │ 生 涯 学 習 部 長 │ 楚 南 幸 哉 〃┃┃ 農 林 水 産 部 長 │ 平 良 恵 栄 〃 │           │          ┃┗━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛ ◎議会事務局職員出席者  事  務 局  長  友 利 毅 彦 君   次  長 補  佐  砂 川 晃 徳 君  次       長  与那覇 弘 樹 〃   議  事 係  長  川 満 里 美 〃 ○議長(山里雅彦君)   これより本日の会議を開きます。                                     (開議=午前10時00分)  本日の出席議員は24名で、全員出席であります。  本日の日程は、お手元にお配りした議事日程第2号のとおりであります。  この際、日程第1、議案第67号から日程第42、認定第11号までの42件を一括議題とし、質疑に入ります。  まず、日程第1、議案第67号から日程第31、諮問第5号までの31件について質疑の発言を許します。 ◆仲里タカ子君   では、1点だけ。議案第73号、令和3年度宮古島市公共下水道事業会計補正予算(第1号)、実施計画明細書の4ページ、委託料ですね、2,432万1,000円、宮古島市公共下水道事業効率的な計画策定業務についての説明をお願いします。 ◎上下水道部長(兼島方昭君)   宮古島市公共下水道事業効率的な計画策定業務についての説明ということでございます。今回の公共下水道事業会計補正予算では、し尿処理及び社会情勢の変化の状況により下水道事業計画の変更を行う必要があることから、主に宮古島市公共下水道事業効率的な計画策定業務に係る補正予算の提案となっております。  業務の内容としましては、観光客や人口の増加に伴うホテルやアパート等の増加等により、汚水処理事業を取り巻く環境は大きく変化しており、現在における宮古島市のし尿処理の状況及び現在の計画である伊良部佐和田計画におけるし尿の一部は現在の下水道処理施設で併用処理する計画となっております。これらの状況を踏まえて、今回補正予算で提案している計画策定業務で、現在のし尿処理施設下水道処理施設としての位置づけを含め、公共下水道事業として整備に必要な全体の計画、下水道法事業計画都市計画法事業認可の一連の検討を行うこととなっております。それと、特にし尿浄化槽汚泥の受入れに当たり、広域化・共同化計画の利活用や位置づけについても検討を行うこととなっており、工期を令和4年3月の予定としております。  本来であれば、当初予算での対応が望ましいことなのですが、本市のし尿を取り巻く状況に変化が生じたため、その対策を早急に図る必要があるとして、今回の補正の要求となっております。 ◆仲里タカ子君   この委託による計画策定業務は、ごめんなさい、何月までということだったかということと、本来4月に行うべき業務であったけれども、今度補正でやるということですか。ここ2つ確認。 ◎上下水道部長(兼島方昭君)   工期のことですよね。令和4年3月を予定しております。  もう一つ何でしたっけ。                 (議員の声あり) ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午前10時08分)  再開します。                                     (再開=午前10時08分) ◎上下水道部長(兼島方昭君)   今年度、令和3年度においては行う予定ではなく、令和4年度以降に行うものだという計画をしておりましたけど、情勢の変化によって、今度の補正予算の要求となっております。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆新里匠君   議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、4ページをお願いします。公立幼保連携型認定こども園整備事業繰越明許費なんですけれども、これの予算の割合、以前やったかなと思うんですけれども、これを教えてほしいのと、あとは一括交付金が入っていたと思うんですけれども、これは繰越しをした場合、来年度いっぱいで使わないといけないのかという確認をお願いします。  続きまして、33ページ、4款衛生費、2項清掃費の3目し尿処理費の説明で、し尿等処理施設整備事業委託料、これの目的を教えていただきたい。  もう一つ、議案第85号、平良港総合物流センター建設工事(建築)請負変更契約についてですけれども、これの説明の資料がついているんですが、変更理由書にですね、くい工事は順調に進められていたのですが、途中20本のくいがアースオーガーで掘削時に掘削穴が崩壊し、既成コンクリートくいが埋め込められない状況が発生したとあってですね、その下に17本は何とか工夫をして施工することができたと、けれども、3本は崩壊の程度が大きいからいろいろ処置をして、計画していたくいの施工が可能になったって書いてあるんですけれども、これは17本は既定の金額の範囲内で終わってですね、3本の追加の金額をもって施工が完了したと考えていいですか。それとも、17本についても何らかの影響があって、セメント及び安定液を使うことに対する追加も入っていたのかを教えていただきたい。  それともう一つなんですけれども、その他という部分が書いてあって、地業工事では既設の材料を再利用することで費用を減額し、塗装工事でも外部塗装の仕様を変更し、費用の減額を図ると書いてあるんですけれども、外部塗装の仕様の変更というのの、仕様って何ですかというところで説明をいただきたい。地業工事の再利用についても教えていただきたいなと。どのぐらいの金額の幅が外部塗装とか既設の材料で減額されたのかというのを確認したいと思います。よろしくお願いします。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の4ページ、繰越明許費でございます。公立幼保連携型認定こども園整備事業の繰越しのほうで、事業費の内訳、財源の内訳ということでございますが、当初予算に計上しております財源の内訳といたしまして、国庫補助金が8,410万円、県の沖縄振興特別推進交付金で1億5,463万5,000円、起債のほうで3億9,146万5,000円、市の一般財源単独で1,184万8,000円となっております。  また、一括交付金を繰り越した場合に、来年度いっぱいで使用できるかというご質疑でございますが、今国のほうとも繰越しの申請について調整を進めているところでございます。確認しましたところ、繰越しした財源については、来年度、それをさらに延ばすということはできないというふうに聞いております。 ◎生活環境部長(友利克君)   し尿等処理基本計画検討業務の目的についてでございます。観光客などの増加に伴いまして、し尿浄化槽汚泥が増加をしております。その中で受入れ施設の能力、そして下水道施設の能力などの懸念がされているところでございます。し尿浄化槽汚泥安定処理に当たっては、将来を見据えた施設規模の適正化が必要となっております。そのような現状を踏まえまして、予定しております検討業務では、市の社会情勢変化を踏まえて、効率的かつ効果的な市におけるし尿浄化槽汚泥の処理に関する基本検討を行おうというものでございます。中でも、本業務においては、受入れから水処理、汚泥処理までの一連の流れについて検討を行いたいというものでございます。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第85号の平良港総合物流センター建設工事(建築)請負変更契約に係るご質疑についてお答えいたします。  まず、くい工事の17本は終了したか、それから3本については追加かということについて、これ現在資料は持っていませんので、後ほどお答えしたいと思います。  それで、また別の質疑でありました変更概要の中のその他ですね、その他の中で外部塗装を一般的な塗装へ変更したことによる変更額でございますけれども、これは752万5,000円余でございます。その他での総額は、変更概要でのその他の変更の総額は1,000万円余で、今お答えしました大きなものが外装塗装の変更、それから暑中コンクリートへの強度変更などが大きな額となっております。 ◆新里匠君   繰越明許費公立幼保連携型認定こども園整備事業の件なんですけれども、これは伊良部のこども園と佐良浜の保育園、幼稚園の統合といいますか、1つにして造るというものだと認識をしていますけれども、来年には造らないといけないということです。それでですね、これは前回の議会で伊良部と佐良浜の中間に統合したこども園を造るというものだったんですけれども、人里からちょっと離れているので、佐良浜のほうに造ったらどうかという話をして、伊良部のほうは民間が使うんだったら、民間に使わせて、使わせる状況があれば協力をしてくれという話があって、その上で一番大事なのは、この予算がこれを動かしてはならないのかどうかという部分が一番大事なんで、そこを確認してくれということを聞きましたら、これは利用できないと、場所も違う。物は一緒ですけれども、場所が違うということで、これ予算の流用ができないという話だったんですけれども、これは今も変わらないですか、確認を願います。  もう一点のし尿等処理基本計画検討業務の件ですけれども、これは、では今し尿等処理施設整備事業に関する調査特別委員会ですね、との関係性はないということでいいですか。一般的な今後のし尿処理、下水に対する影響を調査して、今後の基本方針を決めるということで、今市長が進めていこうとなされている事業には関係ないものでしょうか、お答えをお願いします。  そして、これもし関係しているものであれば、方針を言っていただかないと、この予算は議論できないと思われます。なので、関係あるんであれば、方針をお願いいたします。  議案第85号、平良港総合物流センター建設工事(建築)請負変更契約についてですけれども、先ほど建設部長の説明においては、その他の部分、くいの部分は後から説明をいただければと思うんですけれども、その他の部分でお答えがあったので確認しますけれども、全体で1,000万円ぐらいと、既設の材料の利用と外部塗装の変更の総額で1,000万円ぐらい。その中でも、752万円が塗装の変更ということでしたけれども、塗装の変更というのは当初幾らで、その752万円減額になって、どのような塗装から今の変更の塗装になったのか、確認をいただきたいと思います。 ◎福祉部長(下地律子君)   場所を変更した場合の一括交付金の活用についてでございますが、一括交付金のほうを取りまとめしております企画調整課のほうを通して県のほうに確認をいたしましたが、場所の変更となりますと計画の大幅な変更になるということで、それは認められないということと聞いております。 ◎生活環境部長(友利克君)   宮古島市し尿等処理施設整備事業に関する調査特別委員会で取り上げられている計画との関連性はないのかというご質疑でございます。現在し尿処理施設の計画につきましては、見直しを進めているということを委員会でも述べているところでございます。現在計画といいますか、見直しを進めている内容としましては、汚水の最終処分を下水道処理施設で行う予定となっておりますので、そのし尿処理の共同化が下水道処理にどのような影響を与えるかなどについて、基本的な検討業務が必要となっている。その調査費用を今定例会に補正予算として計上しているということでございます。  業務の内容としましては、生活排水に係る基礎資料の収集及び整理、次にし尿等処理を適正に行うための基本方針の検討、3番目にし尿など処理の在り方に主眼を置いた基本計画の検討、4点目に検討結果に基づく最適施設計画案による概略施設の検討、そして既存の下水道施設への影響評価、もう一点ですね、そして市の財政状況を勘案した事業スキームの検討などを予定しているところでございます。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   まず、先ほどの質疑の中で、変更理由の中でですね、くい工事の17本、それから3本のくい工事の件がありましたけれども、17本については終了していて、3本が追加工事ということでございます。  それから、その他での外壁塗装の変更についてですけども、当初の額について今調べていますので、調べた後にお答えしたいと思います。 ◆新里匠君   建設部長、この17本については、通常の金額の範囲内という説明でしたかね。これですね、セメントとかもですね、安定液とかもプラス要素なのかなと思ったりするんですけれども、これまだ工事終わっていないと思うので、これも検討のほうをしたほうがいいのかなと。後でですね、業者さんのほうから、本当はこれもなんだということで、セメント高いですから、そこら辺も検討の中に入れてもらえたらなと思います。  次にですね、繰越明許費の先ほどの答弁ですけれども、場所の変更による予算流用については計画の大幅な変更になるということで、この予算は動かせないということです。これは当然かなと思ったりするんですけれども、私は伊良部島の住民として、地域にはこども園ぐらいは一つ一つあるべきだと思っています。3月定例会、6月定例会と市長にお話合いをお願いしながら、市長もその話に協力して、部長のほうもお話合いに乗っていただいて、いろいろ検討をしてもらいました。結果として予算が動かせないということで、これは中休みに今現段階でなっている状況だと思っているんですけれども、これはなぜかというと、予算が動かないんだけれども、佐良浜の施設があまりにも古いというか、子供たちの日々の園生活に支障を来すということで、早く造らなければいけないということで、この予算を使わなければ早く造れないというところにおいて、動かせないんだったらしようがないだろうと苦渋の選択を伊良部島の議員はあのときしたわけなんですよね。なので、コロナ禍の中で再三説明会を市がですね、地域の人たちや保護者も含めてですね、やるという努力をしながら、コロナ禍の中でできないという状況が続いていますけれども、ぜひこの説明会はちゃんと開いて、こういう状況があったということを伝えてほしいなと思います。  さらにもう一つ、伊良部、佐良浜を含めて、中休みの一体型にするということですけれども、私は佐良浜は施設が古いから、もうしようがないと、先ほど苦渋の選択をしたと言いました、私らはですね。選択というか、了承せざるを得ないという話をしましたけれども、伊良部の施設はまだ使えるという状況なので、例えば民間がやりたいということであれば、ぜひ協力してほしいということは再度申し上げておきます。  次、行きますけれども、議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の33ページのし尿等処理施設整備事業の話なんですけれども、友利克生活環境部長の話だと、やはりこれは将来に対する方針とかを決めるという部分においては、今の調査特別委員会と関係していると思われます。現にこの業務があるから、最近、先週ですかね、民間主導で行うといった実証実験がありましたけれども、それは市長名で市のホームページにも出ていましたけれども、これは市がちゃんとやりますから、もうやりませんよと、民間のものは取り下げるということを市長と部長と課長ですか、それで決めて、取り下げたという話ですからですね、しっかり今後の方針を決めるものであれば、今の調査特別委員会の内容を踏まえて、やはりこの予算を通すんであれば、あらかたの市の方針は示したほうが私はいいと思います。  答弁は、市長、公立幼保連携型認定こども園整備事業の件、答弁お願いをいたします。し尿等処理施設整備事業の件は、その方針をいただければいただきたいと思っております。建設部長のやつは、平良港総合物流センター建設工事の外壁塗装の件、後ほどでも……いないですね。じゃ、お願いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   公立幼保連携型認定こども園整備事業の件ですが、いろいろと地元とのコミュニケーション、意見交換が不十分だったという議会の指摘等も受けまして、地元説明会をやらせていただきました。アンケート調査等もやらせていただきまして、願わくば地元の意向に沿ったような形で、場所の移動も含めてお願いしたいという方向で予算の執行を検討してきましたけれども、当初の場所の若干の移動は許されるものの、大幅な移動は予算執行上好ましくないというような方針をいただきまして、できれば令和5年度4月からの供用開始に向けた予算執行を進めてまいりたい。これまでの経緯についても、また私も地元に行きまして、地元の意向が必ずしも十分じゃなかったけれども、大きな立場からぜひ幼保連携の施設供用開始に向けて協力をいただきたいという旨は、しっかりと地元にも私自ら説明会を開いて、理解をいただきたいなという予定をしております。                 (議員の声あり) ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午前10時34分)  再開します。                                     (再開=午前10時34分)
    ◎市長(座喜味一幸君)   この公立幼保連携型認定こども園整備事業の件については、地域ごとに1か所というようなこれまでの方針等もありますので、ちょっとこれはどういう方向でできるのかという大きな課題になるかというふうに思っております。検討はしてまいりたいと思っております。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第85号、平良港総合物流センター建設工事(建築)請負変更契約変更概要の件について、外部塗装の件ですね、これは当初の設計額が4,171万950円でございまして、これから変更概要の5に記載されております塗装工事、外部塗装の仕様見直しによる費用の減がマイナス3,418万5,390円で、残りが752万5,000円となりますので、その額がその他の⑤での外部塗装を一般的な塗装へ変更ということで記載されております。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午前10時36分)  再開します。                                     (再開=午前10時36分)  ほかに質疑はありませんか。 ◆高吉幸光君   まず、議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の28ページですね、3款民生費、2項児童福祉費の1目児童福祉総務費、18節負担金、補助及び交付金の下のほうですね、保育所等におけるICT化推進等事業の説明をお願いいたします。  それと、議案第87号、議案書の43ページになります。和解及び損害賠償の額を定めることについてについての説明と、これの管轄、所管はどこになるのか教えてください。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の28ページ、児童福祉総務費の負担金、補助及び交付金の保育所等におけるICT化推進等事業の補助金でございます。こちらは、保育所等におけるICT化推進等事業、これ国のほうから2分の1の補助金が出ている事業でございます。法人保育施設のほうにですね、要望調査を実施いたしまして、業務のICT化を行うためのシステム導入、翻訳機能の導入、認可外の保育施設の機器の導入、一時預かり等の業務の予約とかキャンセル等の管理をするシステムの導入ですね、こちらのほうに全部で21施設……ごめんなさい。ICT化が21施設、認可外のほうが1施設、一時預かり事業のほうが1施設の合計23施設のほうに補助金を出す事業でございます。保育の周辺業務ですね、保育の補助業務をシステムを導入することによりまして、コロナ禍で通常の保育業務に加え、消毒作業など感染防止対策を行う保育士の業務の負担軽減を図るという目的で導入される事業でございます。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   議案第87号です。このたび、議案第87号、和解及び損害賠償の額を定めることについて、議員の皆様のご同意をお願いするに当たり、一言ですね、けがをされたお子さんとご家族、市民の皆様にご不安をおかけしましたことをおわび申し上げたいと思います。事故が起きましたのは、3月25日でありました。高野漁港内にある宮古島市が管理する多目的広場内の遊具施設において遊んでいました2歳8か月のお子さんにけがをさせたこと、その治療期間が72日に及び、休園により友達と自由に遊ぶことができなかった。けがをされたお子さん、付添いや介助、コロナ禍の中で通院等、不安を強いられたご家族には、重ね重ねおわびを申し上げます。  さて、このたび損害賠償をお支払いするに当たりまして議会の議決が必要となりますので、議案第87号についてご説明いたしたいと思います。議案第87号、議案書の43ページです。和解及び損害賠償の額を定めることについてということです。令和3年3月25日に高野漁港で発生した事故について、下記のとおり和解し、損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、次のとおり議会の議決を求める。  1、和解及び損害賠償の相手方、沖縄県宮古島市在住となっております。  2、和解の内容、宮古島市は上記1の相手方に対して、下記3の額の損害を賠償する。なお、本件損害賠償のほか、宮古島市及び相手方の間には一切の債権債務関係がないことを確認し、今後いかなる事情が発生しても、双方とも異議の申立てをしないことを確約する。  3、損害賠償額、17万738円。  4、事故の概要としましては、事故の発生年月日、令和3年3月25日となっております。 ○議長(山里雅彦君)   農林水産部長、もう少し簡潔にお願いします。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   事故の状況としまして、先ほど申し上げましたとおりでございます。  それで、提案理由としましては、市が管理する高野漁港遊具の管理瑕疵により損害を受けた者と和解し、損害賠償の額を決定するに当たり、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決を必要とするため、本案を提出する次第であります。  内容としましては、和解をすることによってですね、双方とも異議申立てがないことを確約するということをですね、この本議会で確認することと、損害賠償の額ですね、17万738円をお支払いすることを決定していただくという内容になっております。よろしくお願いいたします。 ◆高吉幸光君   ありがとうございます。保育所のICT化というのは、業務のお手伝いをするというような部分だと思いますので、これはいい事業ですし、国のほうからも2分の1補助が出ているということで、ぜひまたよろしくお願いしたいというふうに思います。  議案第87号、和解及び損害賠償の額を定めることについてのほうですけれども、これは農林水産部の所管ということでよろしいですね。ほかにも所管するところがあるかと思いますけれども、公園ですね、公園に係る遊具、例えばこの事故を受けて、ほかの公園にある遊具とかの施設点検をしたのか、それについてお聞かせください。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   建設部所管も都市公園が幾つかございます。その中で遊具等もございますので、遊具等についても再度チェック、点検などを行っております。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   農林水産部所管の施設の安全点検につきましては、事故が発生した後、各課に対して安全点検を行うように、安全点検を実施しまして、その対処を行っているところであります。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。                 (議員の声あり) ○議長(山里雅彦君)   教育部の話も聞きますか。じゃ、準備しているので。 ◆高吉幸光君   こういうふうな事故というのは点検がしっかり行われることが大事だというふうに思いますので、各所管のほうに抱える遊具の点検を行った上で、例えば市のほうとして何件点検をして、どういう問題があって、こういうふうに今後やっていきますというふうなものをぜひ発表していただきたいというふうに思います。そうすれば、利用する子供たち、また大人のほうも安心して使えるかなというふうに思いますので、その辺をしっかりとやっていただきますようによろしくお願いします。 ○議長(山里雅彦君)   教育部は、進める中で説明しましょうね。  ほかに質疑はありませんか。 ◆粟国恒広君   何点か質疑していきたいと思います。  まず、議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)です。5ページの債務負担行為ですが、焼却施設運転業務、この業務というのは、私は議会のときに地元の業者ができないのかということを何度か質疑しましたけど、その委託先ですね。  それと、リサイクルセンター工場棟運転管理業務、その説明もお願いします。委託先ですね、管理。  そして、歳出の35ページです。目の農業振興費ですね、備品購入費、誘殺灯管理事業、備品購入ということで、何基の誘殺灯の購入があるのか、この説明もお願いしたいと思います。  それと、沖縄離島型畜産活性化事業、工事費ですね、127万9,000円の説明もお願いします。  それと、40ページ、道路維持費ですね、道路維持費の工事費が1,519万4,000円計上されていますけど、この説明と道路新設改良費の中で委託費と公有財産購入費が計上されています。その説明もお願いします。  そして、52ページ、体育施設管理費、その中で修繕費、委託料についての説明と、その下のキャンプ誘致促進事業についての修繕費、工事請負費についてもお願いします。 ○議長(山里雅彦君)   教育部長、先ほどの件について大丈夫ですか、公園の。 ◎教育部長(上地昭人君)   教育部所管の遊具の管理についてお答えします。  例の遊具の事故が起きた後に、各学校に指示して調査をしまして、その結果も受けまして対処しているところでございます。 ◎生活環境部長(友利克君)   議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の5ページの債務負担行為補正についてでございます。表でいきますと、まず下から4番目の焼却施設運転業務、リサイクルセンター工場棟運転管理業務についてでございます。この2つの施設につきましては、今年度で委託期間が終了いたしますので、令和3年度以降、令和6年度までですね、令和6年度までの運転管理業務を今後公募して、業者を選定するわけでございますけれども、令和3年度から令和6年度にかけての債務負担を補正するというものでございます。スケジュール的には、これから債務負担の補正が通り次第ですね、告示あるいは公募をしていくという流れになりまして、現在議員から業者はというお尋ねでございますけれども、今後公募していくということになります。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   まず初めに、議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、35ページですね、17節の備品購入費680万9,000円についてでございます。これは、誘殺灯管理事業において機械器具費680万9,000円となっております。補正理由としましては、アオドウガネの捕殺状況が増加傾向にあることから、今年度は100基の誘殺灯を購入予定でした。ただ、増加傾向にあるものですから、追加で100基を導入したいというふうに考えて今回の補正ということになりました。  次に、沖縄離島型畜産活性化事業127万9,000円についてでございます。これは、令和2年度に完成した牛舎の環境整備事業として、雨水タンク設置場所の土間の排水対策と、管理棟の壁の防水対策や排水工事となっております。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、40ページ、まず2目の道路維持費の1,519万3,000円の補正増の説明でございます。まず、工事請負費の中で、この内訳は400万円と1,119万4,000円ですけれども、このうちの400万円は下地小中学校周辺の転落防止柵及びガードレールを整備する補正でございます。市民からの要請を受けまして現場を確認しましたところ、どうしても緊急性あるいは早急に対応することが必要であると判断したために、今回の補正を計上しております。  それから、1,119万円余についてですけれども、これは当初予算でも計上してあるんですが、城辺17号線の擁壁改修工事ですね、これに計上するものでありまして、当初予算で計上した額よりも、測量をしましたところ、当初予算では厳しい状況であるために、今回の1,100万円余の補正をお願いしているところでございます。  次に、3目の道路新設改良費の委託料700万円でございますが、これは東環状線道路整備事業に係る件でございまして、現在測量設計を行っておりますが、測量設計事業を進める中でですね、用地買収、それから物件補償において困難な箇所があったために法線を変更いたします。その法線に伴い、委託料が発生しますので、今回の予算計上となっております。  それから、公有財産購入費の320万円ですが、これは盛加越2号線道路改良工事に伴う用地及び補償費の予算の増額でございます。 ◎生涯学習部長(楚南幸哉君)   議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、52ページをお願いします。体育施設管理費の中の体育施設管理事務費の12の委託料、これは総合体育館の耐力度調査を行います。耐力度調査は、平成30年度に1度耐力度調査を行っております。あれから台風が何遍か来ておりますので、総合体育館の建て替えか修繕かは別として、耐力度調査を行い、これから考えていきたいと思います。  それから、もう一つ、キャンプ誘致促進事業の修繕費でございます。これは、市民球場の防球ネットワイヤーが破損しており、強風時に下げることができないので、それの修繕費といたします。よろしくお願いします。 ◆粟国恒広君   まず、債務負担行為ですけど、これから公募をかけるという答弁でしたけど、この施設というのは非常に金額が大きいんですよね。ですから、もし地元の企業でできるものであれば、ぜひ地元でね、公募をかけて、その業務を地元の業者にやってもらいたいなということを強く要望いたします。  それと、体育施設管理費、これは耐力度調査をやるということですけど、これは今後建て替えという考えの下での耐力度調査という理解でいいですか、それとももう修繕と、その辺の確認をお願いします。 ◎生涯学習部長(楚南幸哉君)   今回の耐力度調査は、粟国恒広議員がおっしゃるように、建て替えなのか、修繕なのか、これ両方ですね、調査してから考えたいと思います。 ◆粟国恒広君   体育施設に関しては、これまでもいろんな感じで建て替えに向けて動いているのかなという理解で来ていますけど、基本的に雨漏り等もやっぱり、いろんな感じで修繕しても何度か、修繕が進んでいる中で、ぜひ私としては建て替えという感じで調査を終えて進めてもらえればなと思っています。  あと、農業関係でもう一点だけ。これ今回、100基の誘殺灯導入と、備品をね、言っていたけど、これ今宮古島全体で何基ぐらいの保有をしているのか、その辺のお答えお願いします。やっぱり区域があると思うんです、誘殺灯の設置の区域がですね。その辺も含めて、例えば下地地区、上野、平良、城辺、伊良部を含めてどれくらいの割合で設置されているか、その辺も答弁をお願いします。                 (議員の声あり) ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午前11時01分)  再開します。                                     (再開=午前11時01分) ◎農林水産部長(平良恵栄君)   今現在、誘殺灯の数は1,439基となっております。今年度当初予算で100基購入予定で、今追加で100基という形になっております。ただ、計画ではですね、1,800基を目標として、今現在年度ごとに計画的に導入を行っているという状況ではあります。  それと、今現在どの地域にどれぐらいの形で配分しているかということについては、今資料を持ち合わせておりませんので、後で提供いたしたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆上地廣敏君   一、二点質疑したいと思いますが、議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)であります。その中の歳入、16ページ、基金繰入金の中の4目合併振興基金繰入金は、既決予算が1億700万円でありますが、今回補正減で、200万円が補正減されております。この振興基金の目的というのは、市民の連帯の強化、または地域振興に資することを事業に充てるというふうな目的がありますけれども、今回の200万円の減について、どの事業に充てるために予算計上したけれども、今回減にするのかですね、その減の理由についてお尋ねをいたします。  それから、質疑と言えば質疑になると思いますけれども、今回のこの補正予算を見ていますとですね、あまりにも細かいというか、1,000円の補正減だとか、二、三千円の補正減がたくさん見られます。これについては、私は予算書を作成するときに、できれば10万円単位に、あるいは1万円未満については歳出予算で不用額で決算のときに出してもいいというふうに思っておりますけれども、これについてですね、補正増であれば、これは予算が立たないから、1,000円の増をしてもいいと思いますけれども、1,000円の補正減というのは事務の煩雑化になりかねないというふうに思いますが、その件についての見解をお願いいたします。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   合併振興基金繰入金のマイナス補正です。200万円ですけども、これにつきましては当初ですね、全国離島交流中学生野球大会に充当するために確保しておりましたけども、ご承知のとおり新型コロナの影響でですね、その大会が中止になったということで、その部分についての200万円の減額となっております。 ◎財政課長(国仲英樹君)   少額の補正については、資料を基に正確な金額を補正するためにやっていることでありますけれども、ただいまご質疑があったように事務の煩雑化につながるものであれば、今後検討していきたいと思っております。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆我如古三雄君   1点ばかり質疑したいと思います。  議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の21ページ、6目企画費の中のエコアイランド宮古島人材育成プログラム開発事業、この225万円の補正がありますが、事業の説明含めてよろしくお願いします。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)でございます。21ページになります。企画費の中のエコアイランド宮古島人材育成プログラム開発事業225万円の補正増でございますが、委託費でございます。これにつきましては、宮古島市はエコアイランドということで様々な関連事業を実施してございますが、この人材育成事業につきましては、将来宮古島のエコアイランド事業の推進に関わる人材の育成事業として、小学校5年生と中学校2年生を対象としたSDGsや宮古島のエコ事業に関する副読本を作成いたしまして、これ学校現場で活用しながら子供たちを育成していくということで、人材育成プログラム事業ということで計上させていただいております。この事業につきましては、前年度以来、学校現場の先生方といろいろ話をしながら、どういう形で学校現場で人材育成ができるかということで話合いを進めてきましたけれども、今年度補正を組みまして副読本を作成して、それを活用しながら、エコに関する子供たちの教育をぜひ推進していきたいということで、今回計上させていただいております。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。よろしいですか。 ◆平良敏夫君   まず、議案第87号、和解及び損害賠償の額を定めることについて、議案書の43ページですね、さっき質疑、高吉幸光議員からありましたけど、その中の事故の状況をもうちょっと詳しく知りたいというのは、遊具のステンレスハンドルが何で脱落したのか、そしてその遊具って今どうなっているのか、修理してあるのか、使用中止にしてあるのか、そこら辺をもう少し詳しく説明してほしいと思います。  もう一つ、議案第85号、平良港総合物流センター建設工事(建築)請負変更契約についてのさっき質疑あったんですけども、再度質疑しますけど、議案第85号の説明資料の5番目の変更概要の増減書いてありますけど、これの金額、もう一度説明できますか。  それと、議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)で、31ページ、目でいうと環境衛生費の説明で生ごみ処理機設置補助金というのが10万円計上されていますけど、それの説明をよろしくお願いします。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   ハンドルがどのような状況であったかということなんですけれど、事故の原因としてステンレス製のハンドルを固定するナットが外れていたことによります。これは、母親が事故の様子を撮影した動画で確認しております。ナットがいつから外れていたかということについては、原因については不明となっています。  再発防止策として、事故が発生した船型の遊具は現在も使用禁止にしております。徹底した劣化箇所等の確認と修繕が完了した後に供用を再開する予定です。脱落したハンドルは、ナットが緩まないように溶接する予定となっております。 ◎生活環境部長(友利克君)   議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の31ページ、環境衛生費の13節生ごみ処理機設置補助金10万円についてでございます。これは、2つの機材ですね、2タイプの機材といいますか、まず処理機の購入に係る予算と、あと生ごみの処理容器ですね、容器の購入費に対して2分の1以内の補助をすると、併せて上限を2万円とすると。上限2万円は処理機ですね。あと容器は3,000円以内ということになっております。それぞれ5基ずつですね、購入に対して補助するという補正予算の計上となっております。再度、処理機購入5基分、1基2万円ですね……それぞれ5基分ですね、5基分についての補正予算ということになります。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第85号、平良港総合物流センター建設工事(建築)請負変更契約の中で、変更概要が幾つかありまして、それぞれの変更概要についての金額でございます。まず、くい工事、くい工の改良費用の増額は3,109万2,000円余、それから2つ目の仮設土留め鋼矢板設置後オーガー掘削作業追加の増は4,535万3,000円余、3つ目の倉庫内部大型シャッター上部の間仕切り壁下地変更の増が920万1,000円余、それから4つ目の排煙窓アルミニウム製建具からステンレス製建具への変更の増が1,021万3,000円余、それから5つ目の塗装工事、外部塗装の仕様見直しによる費用の減がマイナスの3,418万5,000円余、それから地業工事、既設材料を使用したための費用の減がマイナスの384万7,000円余となっております。 ◆平良敏夫君   ナットが脱落したということで、溶接することになると言っているんですけど、私、専門から言わせると、ああいうところで使う機械というのは、多分ステンレスを使っているもんだから、ステンレスってね、やっぱり滑りやすいんですよ、普通に、中もさびないし。こういうときに使うのが、まぁ、事業の話なんですけどね、ねじロックとかいろんな方法あるんですけど、ちょっとそういうところも一回しっかりとほかの遊具のことも点検してほしいなと思っておりますよ。  それと、議案第85号、平良港総合物流センター建設工事(建築)請負変更契約について、説明資料の中でですね、さっきもちょっとあったんですけど、塗装工事の減が3,418万円と、何であんな大きな減になるのかということをちょっと思いましてですね、これ大丈夫かと、そういう塗装のやり替えして、仕様見直しして大丈夫かということありますけど、ちょっと説明できるんだったら、それをちょっとお願いしたいと思います。大丈夫という保証ですね。  それともう一つですね、同じく議案第85号、平良港総合物流センター建設工事(建築)請負変更契約についてですけど、議案書の37ページの仮契約書の件なんですけど、3番のうちの変更増額が7,842万円ほどついているんですけど、そのうちの地方消費税が712万円余になっていますけど、これの説明、消費税がかからないのがあるのか。本来だったら784万円余になりそうなんですけどね、712万円余ということの説明ですね、それもお願いしたいと思います。 ◎生活環境部長(友利克君)   先ほど31ページの生ごみ処理機設置補助金についての答弁をいたしました。全部訂正をいたしたいと思います。  現在既決予算としてごみ処理機設置に係る補助金としまして、4万円が既決予算で計上されております。今回10万円の補正をしておりますけども、これは設置補助の要望が多く上がっているということで、今回5基ですね、2万円掛けるの5基ということで、5基分の10万円を補正で計上するというものでございます。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第85号、平良港総合物流センター建設工事(建築)請負変更契約についての中の質疑の件で、塗装工事を減にして大丈夫かということですね、この塗装工事の減の理由ですが、まず塗装工事につきましては、当初建物外部塗装及び屋根塗装を塩害に強いとされる塩害抑制表面含浸材を計画しておりましたけれども、既設の上屋倉庫の仕様に合わせて変更するということで、建物の規模が大きいため、面積または変更額も大きくなっているということで、変更しても丈夫な塗装工事であるというふうになっております。  消費税の700万円について、今資料を準備しておりますので、整い次第説明させていただきます。 ◆平良敏夫君   生ごみ処理機の設置する場所というか、どういうことになっているの。個人なの、それとも施設なの。それの説明をお願いします。  塗装の件なんですけどね、塩害用のやつから、あとよく聞こえなかったんですけど、塩害用の塗料を別のものに替えたという話なんですけど、やっぱり心配するのは、大きな減になっているものだから、塩害対策はちゃんとされているのかどうか、その点だけよろしくお願いします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   塩害対策については、しっかりと対策できる仕様となっております。 ◎生活環境部長(友利克君)   生ごみ処理機の設置について、個人あるいは事業主、どちらでもいいかということでありますけども、基本的には個人を対象としているものでございます。対象の内容としましては、市に住所を有し、現に居住している者、処理機を設置できる場所を有し、隣接する居住者などに迷惑のかからない者、生ごみを自己処理できる者、そして堆肥化された生ごみを自家処理できる者ということになっております。基本的には個人を対象としているところでございます。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆狩俣政作君   議案第72号、令和3年度宮古島市水道事業会計補正予算(第1号)の実施計画明細書の3ページをお願いします。3ページの節にある土地購入費1,040万6,000円、この土地の場所の所在と面積、また利用目的を教えてください。  もう一点、議案書の59ページ、報告第16号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第3号))ですけども、この理由にですね、当初想定の対象事業者数が大幅に増加したということで、令和3年度の一般会計予算に補正の必要が生じたが、議会を招集する時間がなかったと言っております。これに対して補正が財政調整基金から1億8,200万円ほど出ておりますが、ちょっと金額が大きいのですけども、この時間的余裕がないという根拠というか、対象事業者数が増加してきたと認識できたのはいつ頃か教えてください。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   専決処分についてお答えをいたします。  今回の専決処分につきましては、宮古島市事業者応援助成金事業と新型コロナウイルスワクチン接種対策費ということで、2つの項目で専決をさせていただきました。その根拠ですね、臨時会に諮らなかったということですけども、これについては応援事業、事業者応援助成金事業の締切りが7月30日までということで事業を進めておりました。我々としては、応募者の数、必然的に必要額が確定するということで、7月30日をもって額の確定をし、速やかに支給するという大きな目的もありますので、専決処分を行ったということでございます。 ◎上下水道部長(兼島方昭君)   議案第72号、令和3年度宮古島市水道事業会計補正予算(第1号)の実施計画説明書の3ページ、この中の土地購入費ということですが、この土地については我々が計画している水道のタンクを造る予定にしております。これ防衛省の予算なんですけども。これが今ある野原タンク、既設の野原タンクの隣に予定をしております。それから配水管が行っている土地が必要ということで、この土地の購入費用ということになります。面積については770.86平米、金額は1,040万6,000円ということになっております。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆眞榮城徳彦君   今回の補正予算のですね、特徴といいますか、見てみますと歳入歳出総額はそれぞれ4億4,632万5,000円になっておりますけれども、その中で歳入に関しては国庫支出金の2億4,022万9,000円、大きなものですね、繰入金の1億6,378万3,000円、歳出の主なものは民生費の1億1,272万円、それから衛生費の1億7,117万5,000円、それから教育費の1億5,665万3,000円となっているようですけども、ちょっと不思議に思ったのが、歳入の繰入金の1億6,378万3,000円、これ財政調整基金からの繰入れですね、その下の市債は1,890万円、意外と少ないなと思って見ているんですよ。本来補正予算の特徴といいますか、最近あまりにも財政調整基金からの繰入金を簡単に執行しているんじゃないかという、そういった傾向があるなというふうにちょっと危惧しているんですね。財政調整基金というのは、これは市の貯金ですから、よっぽどどうしても必要なときに、歳入が足りないときに、これを繰り入れて補填をするというものなんですけどね、普通だったら財政調整基金からの繰入金を少なくするために、ある意味市債を計上していると思うんですよ。これ財政課に聞きたいんですけどね、こういった傾向というのは誰の指示で、市長の指示でやっているんですか。ちなみに、財政調整基金が今年度スタートする前に、令和3年度がスタートする前に幾らあって、6月補正の段階で財政調整基金が幾ら残っているか、ちょっと聞かせてください。 ◎財政課長(国仲英樹君)   起債充当については、事業費によって起債対象、対象外というのがありますので、今回の起債についても起債対象の部分に充当してございます。財政調整基金については、令和2年度末で基金残高が91億5,430万円となっております。令和3年度当初予算で16億2,665万1,000円、6月補正で5億208万8,000円、8月の専決処分で1億8,220万円、9月補正において1億6,378万3,000円を予算化しており、9月末時点の財政調整基金残高が66億7,957万8,000円となっております。 ◆眞榮城徳彦君   分かりました。でもね、一番ピーク時で財政調整基金というのは100億円を超えていたんですよ。それが今66億円ですか。決算の実質収支が黒字ですから、20億円ぐらいの黒字ですからね、ちょっと積み立てていって増えてはいくと思うんですけども、ただし今コロナ禍においてですね、どうしてもお金が必要、国からの補助金、助成金がもちろん入ってくるんでしょうけども、座喜味一幸市長のカラー出すために市独自の助成金というのを幾つもやっているじゃないですか。これね、財政調整基金というのを簡単に取り崩してもらっては、ちょっとどうかなというふうに思うんですよ。市債というのは、計画的に向こう5年、10年間、あるいはそれ以上のスパンで払っていくものですから、市債がそんなに増えても、財政がしっかりしていれば問題はない。ただ、問題は何かあったときに、取り崩して使わなければならない財政調整基金をもっともっと大事にしてほしいなというのが私の感覚なんですよ。今回の補正で見えた、市債が少ない、4億4,000万円の必要なお金のうち、市債が少ないなと。これ、市長、あなたの考え方がこれに反映されているんですか。つまり財政調整基金は使ってもいいけども、市債はなるべく増やしたくないと。つまり前政権との比較でもって、市債をできるだけ抑えて、財政調整基金を繰入金として使うと。こういう傾向というのは誰の発想なんですか。これをお聞きしたい。 ◎財政課長(国仲英樹君)   先ほども申し上げたように、起債については対象事業、対象ではない事業というのがありまして、起債が活用できる事業については起債を充当しているところです。財政調整基金については、財源の不足分において取り崩して予算化をしているところです。 ◆眞榮城徳彦君   それは分かりますよ。財源が不足するから財政調整基金を取り崩して繰入金として使う、これ当たり前の話ですよ。その傾向を聞いているんですよ、宮古島市の財政の傾向を。使い方の。だから、市長の指示があったのか、あるいはあなた方が財政でこれを、財政調整基金を崩して繰入金にして使いましょうということを誰が決めるんですか。市長が決めるんじゃないですか。財源不足のときに何を活用するかというのは、これは当然の話であって、財政課は誰かの指示がなければこういった傾向を、どういうふうにやりましょうというふうな決定は誰がするんですか。指示があるからやるんでしょう。じゃ、あなた方は財政調整基金をどのくらいまで減らしても宮古島市の財政は安定的に運営できると、大丈夫だというふうに考えているんですか。その辺聞かせてくださいよ。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   我々としては、補正予算であったり、当初予算であったり、当然のように各課から、各部局から上がってきた事業を査定して、予算を編成していきます。その中で、どうしても一般財源が不足しているという場合に限り、財政調整基金を活用しているのが現状です。これについては、誰が決定するかということでありますけども、これは事務方である程度のあらあらの骨組みを立てまして、私、そして市長、副市長を交えて、どうしても財源不足は財政調整基金から崩さないといけないというふうな説明をして、最終的には市長が判断をして、予算を編成するということになります。  それから、今後ですね、財政調整基金についてもいろんな償還が始まってきます、宮古島市未来創造センターであったりですね、これまで行ってきた公共事業の起債分の償還が始まってきますので、今後も財政調整基金を活用する場面が出てくるというふうに捉えております。ただ、財政調整基金ですね、安定的なといいますか、今後の緊急な対応をするためには、市としては、基金の額としては50億円程度は確保していかないといけないというふうに考えております。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆島尻誠君   1点だけちょっと教えてください。議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の35ページ、畜産業事務費の中の真ん中ぐらいになります、説明のほうですね。優良繁殖山羊導入補助金とありますが、140万円程度。これ新規の事業だと思うんですけども、ちょっと概要を教えてください。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   優良繁殖山羊導入補助金については、宮古島市におけるヤギ肉のですね、生産能力の向上や農家の収益改善として、ヤギの大型化に向けた改良、取組に向けて、島外からボア種などの大型品種を導入して、繁殖用の優良ヤギを増やすための費用に対する補助ということで今回上程しております。よろしくお願いいたします。 ◆島尻誠君   需給バランスというか、島内での消費も含めて需給バランスが非常に大事になってくると思うんですね。導入をして、増頭あるいは肥育経営していくということは、その基本が大事だと思うんですが、まず加工ラインまでの計画があるかどうか、ちょっとお聞かせください。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   まず、ヤギですね、ヤギ肉については、食肉センターでの屠畜という形で実施されております。ただ、二次加工ですね、二次加工としましては今山羊生産流通組合が立ち上がっておりますので、流通に向けて今研究を重ねているというところでございます。今後ですね、ヤギ肉の消費拡大に向けて生産振興を図っていきたいなというふうに考えております。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆狩俣勝紀君   議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、20ページになります。1目一般管理費、この中で人件費、一般職給の7,783万9,000円の減になっている理由と、もう一点、5目財産管理費の光熱水費2,128万円のちょっと内容を伺います。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、20ページのですね、7,700万円余の一般職給の減ということでございますが、これにつきましては総務課のほうでですね、新規採用者の給与あるいは再任用職員の給与を当初予算では我々のほう、総務課のほうで計上しております。4月1日以降はですね、おのおのの部署に配属が決まりますので、それを割り振ったというふうなことで、今回補正減をして、各課にその人件費、給与分について割り振ってあるということでございます。  それともう一つ、5目の財産管理費の中の2,128万円の光熱水費ですけども、これについては当初見込んでいた総合庁舎のですね、光熱水費がかなりかかっているということで、大部分ですね、この庁舎の光熱水費が不足しているということで、補正を計上しているところです。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。よろしいですか。 ◆上里樹君   1点だけお伺いします。議案第87号、和解及び損害賠償の額を定めることについてお伺いします。  これまで施設点検のことが質疑でもありましたけども、この問題について、いつこの脱落があったのか分からないということから、市が管理している遊具関係の定期的な点検が行われているのかどうか、お伺いします。 ○議長(山里雅彦君)   農林水産部も建設部もやりますか。教育部も。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   農林水産部の遊具関係につきましては、まず芝刈りとかそういったものを委託しているところに関しては、高野漁港のほうに関してはですね、月1でですね、委託しているところに対してお願いしたりとか、また職員が見回ったりとかですね、そういった形で点検を行っているところであります。他の施設についてもですね、随時点検を行いながら、安全点検を実施しているところであります。 ◎教育部長(上地昭人君)   教育施設、学校関係におきましては、常に遊具だけではなくて、危険箇所の点検を実施するように指示しておりまして、学校から逐一、その場、その場で危険箇所の指摘がございます。それに伴いまして、うちの教育部主管の教育施設課のほうでですね、現場を確認して対応をしているところでございます。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   建設部所管の都市公園などについても、そこにあります遊具等の施設についても定期的にパトロール、それから点検を実施しておりますので、もし不具合等があれば早急に対処するように対処しております。 ◆上里樹君   農林水産部が月1回の定期点検を行っているということでしたけども、ほかの部署につきましても定期的にということを言われましたけども、これからは月1回の点検でよいのか、要するにいつ脱落したか分からなかったということもありますし、そこら辺のもう一度点検整備の在り方をそれぞれ検討していただきたいと思います。というのは、この間、港湾施設関係を見ても、かなりの施設でこれでよいのかなって思うようなものがありますので、点検を進める中で、例えば川満漁港の入り江で木造の橋が崩れる事故もありました。それから、自動車が道路の整備が不十分で脱輪するというような事故もありました。最近の新聞報道では、まさに市街地、中央縦線で穴が空いたまま放置されていると新聞で指摘されるような事態もあります。ですから、これは起きてしまってからでは遅いんで、こういう施設管理についてはしっかりと管理を行っていただきたいと思います。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。  ちょっと休憩します。                                     (休憩=午前11時51分)  再開します。                                     (再開=午前11時51分)  午前の会議はこれにて休憩し、午後の会議は1時30分から再開します。  休憩します。                                     (休憩=午前11時51分)  再開します。                                     (再開=午後1時30分)  午前の粟国恒広君と平良敏夫君の質疑に対する答弁があります。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   先ほどの粟国恒広議員のご質疑の件に関しましてお答えいたしたいと思います。  各地区ごとの誘殺灯の配分についてという件でございます。先ほど宮古島市の保有する令和3年度の誘殺灯の数は1,493基と申し上げました。誘殺灯は、平良地区282基、城辺地区608基、下地地区95基、上野地区135基、伊良部地区345基で、1,465基となっております。誘殺灯の数と配分に関して若干の差があります。28基ほどですね。これは、故障により修繕を余儀なくされた誘殺灯が28基発生したことによるものです。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   午前中、平良敏夫議員への答弁漏れがございましたので、お答えいたします。  議案第85号、平良港総合物流センター建設工事(建築)請負変更契約の仮契約書の中で、消費税額712万9,121円の根拠ということでございました。この消費税額は、変更の税抜き変更価格が7,129万1,205円でございますので、これに対する消費税額は712万9,121円でございまして、税抜き価格の7,129万1,205円にこの消費税額を、712万9,121円をプラスしたものが変更増額後の7,842万326円となります。 ○議長(山里雅彦君)   午前に引き続き、日程第1、議案第67号から日程第31、諮問第5号までの31件について質疑を行います。  質疑の発言を許します。 ◆前里光健君   3件ほど質疑させていただきます。  議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、こちらの33ページの衛生費のし尿処理費について、これ委託料でございますが、先ほど部長の答弁の中では、今現在進めている見直しの案も含む予算と、委託料ですね、というふうになっているという答弁をされておりましたが、この予算から読み解きますと、新たな見直し計画をもう決定している方向での予算づけだというふうに読み取れるんですが、それでいいのかということの確認をお願いします。  次に、議案書ですね、議案第81号です。宮古島市城辺世代間交流複合施設設置条例の制定について、14ページの第6条、「市長は、次の各号のいずれかに該当する者に対し、入館を拒み、又は退館を命ずることができる」ということになっています。それで、第1号、第2号とあるんですが、第3号の感染症疾患が疑われる者という、こちらだけ少しテイストが違うような気がします。こちらについてのご説明をお願いいたします。  続いて、報告第16号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第3号))、議案書の59ページですね。専決処分の件なんですが、先ほど総務部長の答弁では、締切りが7月30日ということで、それでいとまがなかったというようなお話なんですが、締切りが7月30日で、臨時会というものが台風で延期されて、29日になったというふうに記憶しておりますが、その間にですね、恐らく7月30日、締切り間近なので、その間にある一定の数というのが把握できたのではないかという認識なんですが、それの中で予想以上の件数の申込みがあったと、2倍以上ですよね。500の事業者を対象としていたところ、1,200以上ですね。ということであれば、ある一定の段階で、この段階で増額が見込めたんじゃないか、それが当局側では把握できたんじゃないかという思いがあるんですが、それに対しての答弁をお願いいたします。 ◎生活環境部長(友利克君)   補正として上げている業務について、これは見直しを決定した上での業務に係る予算計上かというお尋ねだったというふうに思っております。調査特別委員会でも説明、答弁をしておりますとおり、見直しについては、見直しの方法でもって諸作業を進めているところでございます。その見直し作業を進める中で、今回の調査業務、検討業務ですか、検討業務が必要だということでもって補正を計上しているところでございます。 ◎福祉部長(下地律子君)   宮古島市城辺世代間交流複合施設設置条例の第6条第3号の感染症疾患が疑われる者という部分についてでございますが、例えば今でいいますと新型コロナウイルス感染症であったり、インフルエンザであったり、人がたくさん交流するために集まる場所でございますので、体調が悪い、体調不良のときとかはやっぱり利用を控えてもらうということで条例のほうに載せてあります。 ◎観光商工部長(上地成人君)   前里光健議員のご質疑は、申込み、7月30日現在の申込件数ということですけども、手元にですね、支払件数しかございませんので、申込件数を調べてからお答えいたしたいと思います。 ◆前里光健君   それでは、生活環境部長のほうから、再質疑をさせていただきたいと思います。これは、もちろん調査特別委員会のほうでも議論されているんですが、その中では現行案、そして見直し案の両方の可能性を秘めているというようなニュアンスの答弁なんですが、実質この予算をつけるということで動いているということであれば、現状の現行施設は締切りがありますから、その点に関しての予算ではなく、見直し案の決定がなされて進んでいるという予算としか読み取れないんですが、その件に関して再質疑させていただきます。  それでですね、あと先ほどの14ページの福祉部長の答弁なんですが、もちろん新型コロナウイルス感染症またはインフルエンザの件が今話題となっています。それでいうと、理由を伝えるということなんですが、それをどういう段階で、誰が判断をして、その入館を拒み、または退館を命ずることができるという判断を下すのか。あえて書く必要があるというものなのか、もしくは第4号の管理運営に支障を及ぼすおそれがある者という形で内包されているんではないかという考えもあるんですが、その点に関してぜひ答弁をお願いいたします。  すみません。観光商工部長、先ほど件数ということではなくて、先ほどの午前中の総務部長の答弁の中においては、いとまがなかったのは締切りが7月30日であった、しかしながら臨時会は7月29日だったと記憶しています。そのときにはある一定の数の推移が見られたと思うんですね。残りの数日で一気に駆け込みでその数が把握されたということではないと思うんですが、そういったことでいうといとまがあったのではないか、そういった考えもできたのではないか、早めにですね。大きな予算です。ですから、それは一度、専決処分ということではなく、承認を求めるということをまず前提として考えることもできたのではないかということに対しての、こちらは総務部長のほうになりますかね、その見解についてぜひ答弁をお願いします。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   専決処分についてのお答えをいたします。  確かに7月29日と8月2日という、非常に間が短いというのもあるかと思いますけども、この臨時会については当初は7月21日に予定しておりまして、議案の送付等々が7月14日というときで、その時点で、14日時点で申請者数を把握するのは大変厳しいという状況がありましたので、たまたま台風で順延したと、開催が延びたということでありますけども、午前中にもお答えしたとおり、我々としては数を確定した上で速やかに応援助成金を支給したいというふうな考えがありましたので、仮に応援助成金のほうが不足した場合、また議会を開いて、招集してということよりも、予算を確定して支給したいというふうな考えで専決処分を行っております。 ◎福祉部長(下地律子君)   誰が入館のときにその確認をするのかというご質疑だったかと思いますが、施設のほうで職員を配置することになると思います。予定といたしましては、指定管理ということでの予定もしておりますが、いずれにいたしましても職員を配置して、現在でも児童館のほうでは利用するお子さんは、児童生徒の方は、登録制となっています。事前に登録をして利用する。来たときにカードで、来たということが分かるようになっているので、その辺は施設に入るときに職員のほうで確認はできるかと思っております。  前里光健議員おっしゃるように、第4号の管理運営に支障を及ぼすおそれがある者、こちらに読み取れるんじゃないかという話もございますが、この施設、児童館も含めて子育て支援センター、交流施設ということで、たくさんの児童生徒も集まる施設でもありますので、やはりそういった、今は新型コロナの感染が言われておりますけれども、その前からでもインフルエンザだとか、いろんな感染症がはやったりすることもありますので、あえてこちらのほうを別で、第3号として記載させていただいております。 ◎生活環境部長(友利克君)   見直しはもう決定しているのではないかというようなお尋ねだと思います。先ほども答弁をいたしましたけども、見直しの方向でもって諸作業を進めているところでございます。今現在の段階は、施設の概要、あるいは防衛局との調整、協議の進め方などについて、庁内でもって詰めの段階に来ているものというふうに考えております。 ◆前里光健君   それでは、生活環境部長のほうに、詰めの段階という方向でのお話をされております。また、これは調査特別委員会のほうでもその話、詰めの段階ですということでありますが、調査特別委員会も今継続をされているということでありますので、その詰めの段階で、どこがどの段階で、決定ですね、決定はいつ下されるということの表現ができるのであれば、ぜひお答えいただきたいというふうに思います。これは、日が迫っていますので、ある一定のスケジュールは見込まれると、考えられると思いますので、ぜひご答弁をお願いいたします。  そして、先ほどの報告第16号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第3号))の総務部長の答弁でございますが、もちろん事業の申請者数の確定ですね、それを待ってからでないとやはり正確な数値がはかれないんではないかということは重々理解できます。しかし、締切りが間近で、ある一定の数、例えば急に300とか500とか増えるというふうには考え切れないので、それは予想ができたのではないのかという考えがありました。その中で、すみません、ちょっと、これは少しずれる質疑になるかもしれませんが、前回の6月定例会のほうで予備費というものがあったと思うんですね。積み上げがされていました。その予備費というものを使わずに、それが専決処分で、これは基金のほうからですね、財政調整基金から出されたということなんですが、なぜ予備費の活用がなかったのかということをお聞かせください。  そして、最後なんですが、感染症疾患の疑われる者に関してなんですけど、登録制ということで、ある職員の配置がされて、入館される際に体温チェックというものとか、体調はどうですかというような聞き取りがあって、それで体温が高かったりとかというふうに調べた中で判断するということになるということで、特定の資格を持った方が配置されるのか、その点に関して最後質疑させていただいて終わります。よろしくお願いします。 ◎福祉部長(下地律子君)   特別な資格を持った職員ということではなくてですね、例えば児童館だとか子育て支援センターにつきましては、保育士だとか児童厚生員という制限があるんですが、城辺世代間交流複合施設に配置する職員については特に資格のほうは考えておりません。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   専決処分についてでございます。前里光健議員ご質疑のとおり、予備費の活用というのを十分考慮に入れておりましたが、基本的には予備費というのは突発的な事業のために確保しておくものというふうな考えで我々はおりましたので、直近で数の確定を行った上で予算措置をしたほうがよりいいのだろうということで、専決処分ということを行っております。 ◎生活環境部長(友利克君)   見直しがいつ決定をするのかというお尋ねです。9月30日が防衛省防衛局への今年度の補助金の申請期限となっておりますので、少なくともその前には、先ほど申し上げた施設の概要でありますとか、また既に補助金の内定を得ております予算についてですね、その活用について少なくとも決定をする必要があるものというふうに考えております。つまり9月30日前までには決定をする必要があるというふうに考えております。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆濱元雅浩君   それではですね、まずは議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)のほうですね、これの16ページの歳入で、財政調整基金繰入金1億6,578万3,000円ですね。これ午前中も眞榮城徳彦議員からもご指摘があった内容なんですけれども、これ補正がこの額というよりも、その横にある合計額、ここまでで、3月から9月まで半年間で、24億7,672万2,000円、財政調整基金からの繰入れがございます。これ令和2年度の決算額で、財政調整基金からの繰入金というのは22億2,561万1,000円なんですね。昨年度の財政調整基金の額を半年で上回っている状態です。令和3年3月に立てました長期財政ビジョンの財政調整基金の部分の数値とも大きくかけ離れているというふうに感じられるんですね。相当額が、財政調整基金が動いているというふうに見えます。決算で、単年度黒字で20億円ぐらいというふうに新聞報道されているので、そこから計算すると10億円ぐらいは財政調整基金に戻ると計算をしたところでも、現在残高66億7,957万円という先ほど答弁があって、10億円戻っても76億円ですね。まだ半年間残っている中でです。ということは、このね、長期財政ビジョンの中では、令和3年度の残高として75億円って書いてあるんですね。この流れから考えていくと、本当はこれ戻しの金額なしでだと思いますよ。あったとしても、76億円なんですよね。ということは、このビジョンにしっかりと沿っていくとすれば、財政調整基金は動かせないというような財政状況なんですよ。だから、財政調整基金はしっかりと議論をして運営をしていかなきゃいけないというところなんですけれども、この長期財政ビジョンの流れも踏まえて、財政調整基金、今回の1億6,500万円の繰入れで24億7,600万円、もう既に繰入れしているということに対しての見解をお伺いいたします。  続いて、同じ補正予算の33ページ、これのし尿処理費の中でですね、まずお聞きしたいのが、この委託料、一番右の説明を読みますと、し尿等処理施設整備事業委託料というタイトルであります。これは、当初予算のし尿等処理施設整備事業、3億200万円ついている事業名と同一事業なんですけれども、同一事業と捉えていいのか私としてはよく、これまで調査特別委員会をやった中でも定かではないですけれども、何を言いたいかというと、今回も例えば平良港総合物流センターなんかはですね、変更契約について、このように変更が行われます、それに対してこれだけの予算が必要になってくるのですという流れの中で予算審議がされるわけですよね。今回2,700万円の費用を使って何が出来上がってくるのか。これタイトルが変わっていないということは、見直しがないと、現段階で見直しはしていないと調査特別委員会でご答弁なさっている事業は、佐和田へのし尿処理施設の建設事業ですよ。それに対する変更の2,700万円の増額なのか、先ほど来言っているように、前里光健議員も聞いていますけれども、という理解でいいのか。そうでないのであれば、どのような全体的な変更があって2,700万円の不足が出ているのか。これ全く内容が分からないまま私たちがこれを通すわけにはいかないと思うんですけれども、そういう意味で幾つか。  この委託事業、これ事業期間いつなんですか。いつこの事業が完成するか。それは何を言っているかというと、先ほど生活環境部長が答弁されたように、9月30日までに変更するのであれば、変更を防衛省に言わなきゃいけないという中で出てきている事業であれば、急がなきゃいけないが、それとは関係ない事業に思われますよね、時期的に考えれば。そうであれば、なぜこんなに急いで出しているのかが分からないです。これも説明いただきたい。  もう一個確認したいのは、同じ事業名の事業ですよ。これまでにも、し尿処理構想や計画やいろいろなことに4年間で8,000万円使ってきましたというふうに答弁されているんですね。そこで得たデータを基本に変更計画案を立てて、変更計画案がこうです、それに足りないデータがあるので、それを収集するために費用がかかります、このぐらいの説明がないと私は予算を通すのはおかしいと思っております。この辺りしっかりと説明をお願いいたします。  そして、もう一つ、専決処分の案件です。報告第16号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第3号))、総務部長の答弁では、予備費を使うことではなくて、しっかりとした数字を踏んだ上で財政調整基金から出すのが当然のようにお話しされていますけれども、それであればちゃんと議会議決を通していただきたい。これスタートするときの金額、1億円ですよ。今の補正、1億8,000万円ですよ。こんなにかけ離れているんですよ。当初予算よりも約2倍になっている補正をつけなきゃいけない。それは、議会を通さないで専決処分でやっていく。これを当然のように考えている行政であれば、非常に危機を感じます。それも7月29日に臨時会やっているんですよ。8月2日に専決処分ですよ。今総務部長おっしゃいましたよね、本来は7月21日だったので、その後7月29日のために差し替えしていますよね、資料ね。私、差し替えされましたよ。その差し替えの中に入れることは可能ですよね。何が問題かというと、議会を通して、議会の承認を得て、これだけの事業をやらなきゃいけないはずですよね。その意識がないんじゃないかと私は思うんです。  そこで聞きますけれども、観光商工部長はね、これが予算をオーバーするなというふうに気づいたのはいつですか。それをどういうふうに処理しようと考えて、市は全体で動いて、この専決処分まで至ったかなんです。8月2日にやらなければいけなかった理由もあると思うので、それも聞きたいです。ここ説明してください。これはね、募集要項にはね、その後どう流れたか分からないんですけども、募集要項には給付日は記載されていないんですね。締切りだけです。この給付日を書いていないというのは、これこそ予算がどう動くか分からない、募集がどれだけ来るか分からないから確定できなかったのであれば、この1案件だけでも、それこそ倍以上の金額になっているものをしっかり議会を通してもらわないと困ります。ご答弁お願いします。 ◎生活環境部長(友利克君)   まず、業務名がし尿等処理施設整備事業になっている、変わっていないということについてでございます。これは、予算の節でありますとか、細節でありますとかという分け方になってくると思いますけども、細節をさらに細かくしたもので、細々節というものがございます。その中では、し尿等基本検討業務委託事業ということになっております。ですから、新たに事業化するというものになります。                 (「同じ事業か別事業か」の声あり) ◎生活環境部長(友利克君)   別の事業になります。  それから、事業の工期についてですけども、今定例会において補正を議決していただいた後、作業に入りますけども、1年程度を見込んでいるところでございます。  そして、防衛局との協議、調整に必要ではないか、9月30日の申請期限に間に合わせた形での計画の策定が必要ではないかということについてはですね、今回、これからですね、9月30日期限とする補助金の申請の協議に当たってはですね、し尿等基本検討業務というのは特に調整に必要な資料とはならないというふうに思っております。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   まず、1つ目の財政調整基金繰入金の件ですけども、濱元雅浩議員ご指摘のとおり、確かに半年でですね、前年度を上回って24億7,000万円余の繰入れを行っているということであります。これについては、合併算定替えの交付税の減であるとか、新型コロナ対策費ということで、私ども財源の確保は財政調整基金に頼らざる得ないというのが現実的にございます。ただ、確かに財政調整基金は貴重な財源でありますので、これをむやみやたらに繰入れするという考えではございません。精査をした上で繰入れして、予算編成を行っているところです。  それから、専決処分の件ですけども、濱元雅浩議員ご指摘のいとまがあったんじゃないかということでございます。予備費に関して言えば、7月27日現在で予備費の残高が1億1,000万円余でございました。当然のように、1億8,200万円が応援助成金となっておりましたので、やはり確実な予算措置をして、申込みの終了をもっていきたいというふうな考えで専決処分を行った次第です。 ◎観光商工部長(上地成人君)   この事業は、申込期間が7月5日から7月30日までとなっておりました。500件を超えると思ったのはいつ頃かというご質疑でございます。500件を超えると思った時期は7月15日以降ですね、その頃かと考えております。 ◆濱元雅浩君   総務部長にはですね、ですから財源ないんで、新型コロナでいろいろあるのでというのは分かります。長期財政ビジョンも今年の3月につくってあるんですよ。そのとき総務課長をやられていたと思うので、いろいろこれでまた推移、変わっていくわけですよね。それに対する点ではどういうふうに思っているのかということも聞きたいんですよ。この勢いでいくと、先ほど50億円はキープしたいというのがすぐそこに見えてきてしまっているんですね。今年の目減りで、補助金が減っていく、それはずっと前から分かっていて、そのために積み増しもしていたわけですよね、財政調整基金ね。だから、この長期財政ビジョンというのは出来上がっているわけですよね。これを見ると、非常に危機感を感じるんですよね。来年度も減りますよね。だから、大事にすべきであると言っているわけですね。これ今の半年で去年1年間のものを超えていっている。今年は、年度決算が20億円黒字なので、10億円はここに戻せる。だけど、来年は、そうなる可能性は非常に薄いですよね。そういう状況の中で、この長期財政ビジョンと財政調整基金のバランスをどのように考えているかという質疑なので、ぜひ市長でも、副市長でも、総務部長でもいいですけど、現段階において去年の1年間の財政調整基金を超えているという問題をどのようにお考えかというのを整理してお答えいただきたい。  それと、今観光商工部長からあったように、募集かけてすぐに予算オーバーするのは見えてきたというお答えですよ、7月15日の段階でと言っているんであれば。それこそ7月21日の臨時会にも、検討はすべきだし、それが7月29日に延びてくれたら、もっと詳細な数字を補正に上げることなんていうのはできるはずです。今答弁で、7月27日の時点で1億1,000万円しか予備費がなかったという現実が分かっているなら、7月27日の時点で補正に組み込むという決定もできたんじゃないですか。オーバーして取っておいてもいいじゃないですか、何があるか分かんないんだから。それをしっかりと計画として出して、審議させてもらいたいんですよ。それが当然だと私は思っているんです。なぜやらないのかが分からないんです。それを、何日も先じゃないですよ、4日後には専決処分でやる。こんなことをずっと続けているんだったら、議会は要らないですよ。私はそう思います。それも先ほど来言っている、大事な財政調整基金ですよ。専決処分に対する、私の今の意見に対するお考えをどなたか、できれば市長、副市長、お答えいただきたいと思います。  し尿等処理施設の委託料ですけれども、現行の事業とは別事業であって、現在9月のその折衝には必要ない事業を、目的も定まっていないまま、なぜ今補正で獲得しなきゃいけないのかが全く分かりません。こんな無駄なお金を使う必要がどこにあるのかが全く分かりません。再度これはお答えください。なぜ必要なのか、なぜ今やらなきゃいけないものなのか、説明願います。  もう一点、午前中に新里匠議員の質疑に福祉部長が、こども園の用地の変更があるだけでも大きな変更なので、予算の流用はできませんというふうに、補助金のね、流用ができないという回答をいただいていたという話をされましたね。いただいていると。今回のし尿等処理施設の移転事業、これ用地も違いますね。造る設備も違いますね。予算規模も違いますね。予算規模が違うというのは補助金額が違うということですね。やる内容全体が違いますね。それでも防衛省と折衝をなさっているということですよね。私からすると、可能性は非常に薄いと思います。これ1か月間、調査特別委員会で言い続けていますが、大丈夫というふうに言っていますよね。福祉部長の答弁から考えても、圧倒的に不利な状況だと思うんですよね。それでも大丈夫ということに対するお答えをいただきたい。 ◎副市長(伊川秀樹君)   濱元雅浩議員おっしゃるとおり、財政調整基金、家庭で言えば預貯金に当たる、非常に大切な大切な財源でございます。ご承知のように、財政推計ということでですね、今年度の当初予算をベースに、今ある制度を制度として、それを基本として将来の財政推計を行っている中において、コロナ禍といえども財政調整基金の崩し方、一般家庭で言えば預貯金の崩し方がちょっと早いんじゃないかというご意見、ごもっともだと思います。そこら辺踏まえてですね、今後コロナ禍とはいえ、どのような財源がほかにあるのか、そこも含めて、事業する際には財源を確保、財政調整基金の使途等についてはきちんと対応してまいりたいと思っております。 ◎生活環境部長(友利克君)   事業の目的が定まっていない事業をやる必要があるのかということでございますけども、事業の目的は将来的な下水道とし尿汚泥処理の共同化というのが大きな目標、目的であるということについては、ご承知のことだというふうに思っております。ですから、この将来的な共同化に向けて、今のうちから諸調査、検討業務というものをやっておかなければならない。例えばし尿汚泥関係の調査検討、あるいは下水道関係のですね、調査あるいは計画づくりといったものは今から手がけておかなければならないというところで、今回し尿処理関係の補正、それから下水道関係の補正があるというふうに考えております。  9月30日期限の防衛局との協議についてはですね、そのようなし尿と下水道との共同化を将来実現するためのですね、見直し作業を進めているところであるといったところを中心にですね、協議がなされるものと、協議をしていくものというふうに考えておりますけども、先ほど来申し上げておりますように、その最終の詰めの段階だというところでありますので、その辺についてはご理解いただきたいというふうに思っております。先ほども申し上げましたとおり、9月30日期限の協議に必要な資料として、このし尿等基本検討業務があるかといいますと、今のところそれはない。ただ、し尿関係の調査、それから下水道関係の調査、こういうものを共同化に向けて予算を確保したところ、今後進めていくというような説明はしなければならないというふうに考えております。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   専決処分の在り方についての考え方ということでございます。確かに臨時会と専決処分の期間があまりにも短かったというのは、我々としても今後は注意していかないといけない部分だろうというふうに思っております。しっかりとそういった予算措置に関しては原課との相談もしながら、適切な提案をさせていただきたいというふうに思っております。                 (議員の声あり) ◆濱元雅浩君   まず、し尿処理からいきますけれども、生活環境部長ね、普通に共同化に向けていくのはご承知のとおりですと、今日そんなこと一言も言っていないと思うんですよ。まるでみんなが知っていることのように話を進めましたけども、この事業の目的が共同化に向けたもので、今下水道の補正にも出ている下水道計画の変更に係る、そのための事業なんですか。だということを私は今気づきましたけど。だから、下水道課からこういう資料があって、もらって、それで下水道計画の変更になるので、必要だからつくってくださいということで委託を出すという事業なんですか。だから、目的分かりづらいって、分からないんですよ。分かりづらいんじゃなくて。さっきの答弁、答弁が二転三転するから分からないって言っているんです。                 (何事か声あり) ◆濱元雅浩君   だから、共同化に向けて下水道がね、今下水道計画の変更の予算を出していますよね。それに必要だから下水道課が環境衛生としてこれを、数字を出してくれというような内容で、別事業として新しくやっていますなら分かりますよ。それならそれで、そう説明してください。それなのか、し尿処理施設のね、今変更案を考えています、そこに、変更するために必要なデータなんですなのか、分からないって言っているんです。別事業だと言うんで、今私が言ったような変更案に対する事業ではないんですよね。であれば、下水道課から発注が来ている内容ですよねとしか理解ができないんですね。それとも、それでもない、全く何に向かっているのか分からない事業なのか。分からないんです。今後ね、文教社会委員会でね、やられると思うんで、そこはしっかり議論になると思いますけど、私たちはそこに参加できないので、この場でまず知りたいんですよね。  もう一点、6月定例会前ですけど、変更、見直しを市長は表明しましたよね。それから防衛省といろいろな調整をされているとずっと言っていますよね。根本の問題ですよ。場所も変わります、物も変わります。調査特別委員会の中ではね、今の防衛省周辺整備予算のし尿処理施設という補助項目ではなく、下水道整備事業という別の項目でこれを流用するんだという話まで出ているんです。場所も違う、予算も違う、目的も違う、補助金の項目も違う、こんなの使えるんですか、本当に。逆に言うと、そんなものに時間をかけている必要があるんですか。ほかの補助金を探しに行ったほうがいいと思いますよ、私は。だから、聞いているんです。そういうあらゆる条件が違うものでも大丈夫ですという中で今交渉されていて、それが9月30日に提出したら大丈夫だろうと、そういうお考えなんですよねというのを確認したいんです。これ調査特別委員会でもご答弁いただけていないから、この議場でお願いしますと、そういうことを言っているんです。ぜひお答えください。  専決処分ですけどね、はっきりしたいので、観光商工部長はですね、これオーバーするので、予算確保をしたい旨、総務部長ですかね、市長ですよね、結局はね、にこれ多くなるので補正組まなきゃいけないよねという話はいつされましたか。7月30日の募集期限を過ぎてこの話をされたの、それ以前にされたのか。それを受けた市長は、どのような判断で7月29日の臨時会をスルーして8月2日に専決をされたのか。ここはっきりしたいので、ぜひご答弁願います。 ◎市長(座喜味一幸君)   事業支援金の専決処分の件でございます。この件につきましては、私も報告を受けまして、件数、事業費ともに大きくなるという報告を受けたことは事実であります。その中には若干問題等があって、法律上ちょっと検討しなければ支給の対象となるや否やというような課題等があるんで、速やかに整理をしたいというようなことで、できれば早めに議会に上げたほうがいいぞという話は形では残しておきました。ただ、今後反省しなければならないことは、新型コロナ関連については、議会のほうもスピード感を持ってやれということに理解をいただいているというような部分が、少し甘えの部分もあったのではないか。今ご指摘を受けて、速やかな専決処分等に対しては議会の承認を取っていく必要があるというふうに思います。                 (議員の声あり)
    ◎観光商工部長(上地成人君)   500件を超えると考えたのは7月15日以降だったと思いますので、日にちというのがはっきりと覚えてはおりませんけども、7月15日から20日ぐらいの間だったと考えております。 ◎生活環境部長(友利克君)   共同化に向けて、市が説明をしたことがないということでございました。それはちょっと、いささか意外な点もありますけども、改めて見直しを進める……進めている方向ですね、方向はし尿汚泥処理と下水汚泥等処理ですね、これを共同化するという方向での見直しを進めているところでございます。その共同化に向けては、上下水道といいますか、下水道関係、それからし尿処理関係がそれぞれで取り組まなければならないことがある。これが今回補正として上程してありますし尿処理関係の補正、それから下水道関係の補正が一つの第1弾的な事業であると、取り組まなければならない事業だというふうに考えております。                 (「これ方針転換しているんでしょう。そういうふうに                   答えていましたよ、市長」の声あり) ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時32分)  再開します。                                     (再開=午後2時35分) ◎市長(座喜味一幸君)   基本的にはですね、これまで検討を進めてまいりました。その前に少し、これまでの事業の経緯、引継ぎ状況、管理等々の件において、ちょっと十分じゃない部分があって、議会の提案資料も混乱させた部分はおわびを申し上げないといけないと思っております。  それで、基本的にはですね、考え方がほぼ整理されてきておりますが、まずこれまでのし尿処理の方向性、非常に量が増えてきたんだけれども、これまでバキュームカーが並んだりしたというような、いろんな問題があったではないかというようなこと等から、し尿処理施設の整備の検討が進んできて、伊良部案というのが確定したところはご案内のところでございますが、要約して説明申し上げます。1つは、今までのし尿処理の大きな受皿の課題でありましたOD槽の問題、都市下水の処理センターの話ですが、そこで躯体のほうが出来上がっております。3基目でございますね。それで、早急にこのOD槽の供用開始を急ぐために機械類等の整備を急ぐということで、それについては速やかに予算を確保するという県との調整を鋭意進めてまいるというような考え方であります。  もう一つの既存のし尿等処理施設を活用した施設の整備ということで、今ほぼ方針を固めておりまして、維持管理等から含めて、やはり将来の受益者負担等々を考えましたときに、既存のし尿処理の機能の増進、整備等々、その中には大きな固形物の除却に係ること、それから脱水に係ること、それから油性分の除却に係ること、併せてこれまでの議論の中には単価という話等々もあったかと思いますが、大きくは今までし尿処理施設が運営されてきたこの4省協定の広域共同化という計画の見直し作業がありますので、基本計画等の浄水に係る分、下水に係る分の基本計画というものを整理をし、共同化に向けた作業を進めること。それから、各諸元等のこれから詰めに入っていくわけですが、基本的な設計諸元というものを整理していく、そういうものを通して、防衛省の予算についても大きなフレームを示しながら、この投入施設を中心とした整備の方針についてご説明をし、理解を求めて予算を確保していく、そのことが基本的な方針となっておりまして、基本的な設計諸元、将来にわたる処理計画等の再チェック等含めて、これまでの事業の、いろいろと変遷してきておりますから、一時期は既存の投入施設に脱水装置等を造って十分ではないかという案で役所内が固まっていた時期もあります。それから、新たな方向として、この伊良部でのし尿等処理施設の建設も入っておりますが、そういうもの等も整理をして、一つの形が見えてきたので、速やかにそれを整理して事業の具体的な工程、事業費の明確化、それを進めていきたいと思っております。                 (「休憩お願いします」の声あり) ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時40分)  再開します。                                     (再開=午後2時41分) ◎市長(座喜味一幸君)   私も直接、大方の方針については防衛局とちょっと話をさせていただきましたけれども、この伊良部案を見直させていただく中で、行政としては事業の投資効率、それからできればイニシャルコストを考慮し、投資経費を下げていくというのは行政としては基本的には理解できる部分がある、速やかな方針を示してくださいというような話合いで、理解はある程度いただけておりますんで、より具体的な設計方針を示しながら、ご理解をいただいて、できれば現在内示いただいております予算の流用等も含めてですね、検討をいただきたいなと思っております。                 (議員の声あり) ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。よろしいですか。                 (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(山里雅彦君)   これで日程第1、議案第67号から日程第31、諮問第5号までの31件についての質疑を終了します。  次に、日程第32、認定第1号から日程第42、認定第11号までの11件について質疑を行いますが、議会運営に関する申合せ事項により、認定第1号、令和2年度宮古島市一般会計歳入歳出決算認定についてに対する質疑は本会議では行わないこととなっておりますので、ご了承願います。  それでは、質疑の発言を許します。よろしいですか。認定に対する質疑はよろしいですか。                 (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(山里雅彦君)   これで日程第32、認定第1号から日程第42、認定第11号までの11件についての質疑を終了します。  以上で全議案の質疑を終結します。  ただいま議題となっております42件のうち、日程第1、議案第67号から日程第24、議案第90号までの24件及び日程第32、認定第1号から日程第42、認定第11号までの11件の計35件については、お手元にお配りした議案付託表のとおり、各所管委員会に付託します。なお、議案第67号の歳出については、歳出款項別審査委員会表により所管委員会のご審査をお願いいたします。  お諮りします。日程第28、諮問第2号から日程第31、諮問第5号までの4件については、委員会付託を省略し、最終本会議において処理したいと思います。これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(山里雅彦君)   ご異議なしと認めます。  よって、そのとおり決しました。  お諮りします。日程第25、報告第16号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに処理したいと思います。これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(山里雅彦君)   ご異議なしと認めます。  よって、そのとおり決しました。  これより討論に入ります。  日程第25、報告第16号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第3号))に対する討論の発言を許します。 ◆濱元雅浩君   私は、反対の立場で討論をいたします。  これ専決処分するまでの間に議会を開催するいとまがなかったというふうには私は考えられませんので、反対をいたします。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに討論はありませんか。 ◆仲里タカ子君   では、私は賛成の立場で討論をいたします。  これは、事業者の支援のために宮古島市が独自に新型コロナ対策として予算を計上して、事業者を支援していきたい、これまで支援を受けることのなかった事業者に支援をしていきたいということが当局から提案をされて、その中で行われてきたものだと考えています。当初10万円だった応援助成金を1事業者20万円にすることが妥当だということが議会の意思でもありました。そのことから、早めにこれを支援して、事業者の支援をしていきたいという当局の、これが専決処分につながったものと考えます。よって、賛成いたします。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに討論はありませんか。 ◆新里匠君   報告第16号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第3号))、反対の立場で討論いたします。  新型コロナ対策は確かにやれと、やってくれと言いました。10万円を20万円にしてくれということは確かに言いました。これは、やはり迅速に、新型コロナで苦しんでいる市民を、事業者を助けるということでですね、10万円を20万円にして、その20万円を平等性の観点から広げたというところは評価をします。けれども、行政手続を飛ばしていいということは言っておりません。しっかりと行政手続を経て、議会で審議をして、お互いに責任を持って、やはりその運営はしていくべきだと私は思うので、反対をいたします。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに討論はありませんか。 ◆下地茜君   賛成の立場から討論させていただきます。  これは、6月定例会で10万円の給付を市が提案していたところを20万円にしたらどうかというところで、委員会を開いていろいろ議論を出したところ、当時は20万円にするというところ、私は反対をする立場でですね、発言をさせていただきました。当時は財政調整基金を使って1億円にしたらどうかという話を、財政調整基金は限りがあるということもそのときにお話しさせていただいて、結局これ20万円で通すということになってきた際には、市長の執行権を侵すことにもなりかねないので、当初の予定10万円を守る形でやってもらえないかという立場でしたけれども、これが通って、今500業者の想定が1,200業者、そして予備費の予定だったところが、1億1,000万円超えるということで1億8,000万円ですね、になるということで、今回財政調整基金という、いろいろな変更が起こってきて現状になっていると思うんですね。これをまたここで通さないということになると、6月定例会でも混乱する形、今回も混乱する形で、つながるような変遷で来ていますので、これ以上の混乱がない形で、行政運営に影響がないような進め方をしていただきたいと思いますので、これに関しては、私はぜひ通していただくというところで、賛成の立場でお願いしたいと思います。 ○議長(山里雅彦君)   これにて討論を終結します。  これより報告第16号を挙手により採決します。                 (「議長、休憩お願いできませんか」の声あり) ○議長(山里雅彦君)   どれぐらい休憩しますか。                 (議員の声あり) ○議長(山里雅彦君)   今午後2時50分ですから、午後3時5分まで休憩します。                                     (休憩=午後2時51分)  再開します。                                     (再開=午後3時13分)  市長より発言したい旨の申出がありますので、これを許します。 ◎市長(座喜味一幸君)   議案第67号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の宮古島市事業者応援助成金事業、この事業につきましては、大変効果があるという評価を受けているところであります。今日討論がなされていた中で、やはり私どもスピード感を持って事業者を支援するという前のめりの部分があったことは、ちょっとおわびしなければならない。大きな事業効果があるとはいえ、議会の十分な了解を受けながら、理解を受けながら予算執行することは当然だというふうに思っております。こういう意味で、今回専決処分といたしましたけれども、できる限りスピード感を持って、できるだけ議会に上程する、審議をいただく、そういうことを旨として、議会運営を進めてまいりたい。これをよろしくご理解をいただきたいと思います。 ○議長(山里雅彦君)   これより報告第16号を挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  本件は承認することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手多数) ○議長(山里雅彦君)   挙手多数であります。  よって、報告第16号は承認されました。  お諮りします。本日議決された議案について、会議規則第43条の規定による条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、これを議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(山里雅彦君)   ご異議なしと認めます。  よって、そのとおり決しました。  これで本日の日程は全部終了しました。  よって、本日の会議はこれにて散会します。                                     (散会=午後3時16分)...