赤磐市議会 2019-06-07
06月07日-03号
令和 元年 6月第3回定例会
令和元年6月第3回
赤磐市議会定例会会議録令和元年6月7日(金曜日)
~~~~~~~~~~~~~~~ 議 事 日 程(第3号)午前10時0分開議 第1
一般質問 ~~~~~~~~~~~~~~~ 本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1
~~~~~~~~~~~~~~~ 出 席 議 員(18名) 1番 永 徳 省 二 君 2番 大 森 進 次 君 3番 佐 藤 武 君 4番 佐 々 木 雄 司 君 5番 光 成 良 充 君 6番 保 田 守 君 7番 大 口 浩 志 君 8番 治 徳 義 明 君 9番 原 田 素 代 君 10番 行 本 恭 庸 君11番 松 田 勲 君 12番 北 川 勝 義 君13番 福 木 京 子 君 14番 佐 藤 武 文 君15番 岡 崎 達 義 君 16番 下 山 哲 司 君17番 実 盛 祥 五 君 18番 金 谷 文 則 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 欠 席 議 員 な し
~~~~~~~~~~~~~~~ 説 明 の た め 出 席 し た 者市長 友 實 武 則 君 副市長 前 田 正 之 君副市長 川 島 明 昌 君 教育長 内 田 惠 子 君
総合政策部長 安 田 良 一 君
総務部長 塩 見 誠 君
財務部長 藤 原 義 昭 君
市民生活部長 作 本 直 美 君
保健福祉部長 入 矢 五和夫 君
産業振興部長 有 馬 唯 常 君
建設事業部長 杉 原 洋 二 君
会計管理者 末 本 勝 則 君
赤坂支所長 土 井 常 男 君
熊山支所長 矢 部 恭 英 君
吉井支所長 是 松 誠 君 消防長 井 元 官 史 君
教育次長 藤 井 和 彦 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 事 務 局 職 員 出 席
者議会事務局長 元 宗 昭 二 君 主幹 黒 田 未 来 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時0分 開議
○議長(
金谷文則君) おはようございます。 ただいまの
出席議員数は18人であります。したがいまして、定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。 6月6日の本会議に引き続き、本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付済みのとおりでございます。 本日は昨日と同様、
一般質問を行います。 質問は質問席で発言願います。初回は
一括質問とし、再質問以降は一問一答といたします。
質問回数は、
赤磐市議会会議規則第56条ただし書きの規定により、3回を超えることを許可いたします。質問については、
赤磐市議会会議規則第55条の規定により、全て簡明にするものとしております。1人の質問時間は30分以内であります。
質問順序は、お手元に配付した
一般質問通告表のとおりであります。
報道関係者の議場内での撮影及び電子機器の使用を許可しておりますので、御報告いたします。 それでは、これより日程に入ります。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第1
一般質問
○議長(
金谷文則君) 日程第1、
一般質問を行います。 通告順に従いまして
一般質問を許します。 まず、2番
大森議員の質問を許します。 2番
大森議員。
◆2番(
大森進次君) おはようございます。 それでは、通告に従いまして、2点、質問をさせていただきたいと思います。 1点目といたしましては、
桜が丘地内の道路の
対策についてということと、それから2点目といたしまして市内の通学路の安全
対策について、この2点について質問をさせていただきたいと思います。 まず、1点目といたしまして、
桜が丘地域内の市道についてということで、車道と歩道の段差があり過ぎて、主に高齢者や
子供たちの散歩に支障があると聞いている。市はどのように考えているのか、お聞かせください。 また、
中央分離帯があることによって、
メリット、
デメリットもあるという以前の
一般質問の答弁がありましたが、各町内会でも検討してもらうとあったが、その後検討はされたのでしょうか。そこら辺を教えていただきたいというふうに思っております。 2点目といたしまして、赤磐市で小学生が亡くなるという痛ましい事故がありました。 今は
ガードパイプがついている状況ですけども、通学路の安全
対策に努めていると思いますが、最近他市でもまた痛ましい事故が起こっている状況でございます。 1つとして、通学路の
ガードパイプの設置は進んでるのか、2点目といたしまして、特に信号待ちをする交差点には必要であると考えているんですけども、市としてのお考えをお聞かせ願いたいなというふうに思いますので、どうぞよろしくお尋ねをいたします。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。
◎市長(友實武則君) 皆さんおはようございます。本日もよろしくお願い申し上げます。 それでは、
大森議員の御質問に順次お答えをさせていただきます。 まず、
桜が丘地内の道路
対策についてのお尋ねでございます。 高齢者、
障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律に基づく
赤磐市道の構造の基準を定める条例により、歩道と車道の高さに関する基準を定めております。町内会から歩行者の通行に支障があるという申し出を受け、
現地確認の結果、基準から著しく逸脱した段差がある場合には、個別に対応していきたいと考えております。
中央分離帯の大きな
デメリットである
転回事故の多発を緩和するため、短期、中期、長期の
対策案を検討しております。今年度は短期
対策を実施するため、町内会との調整を進めております。実施に際しては、町内会の意向を聞きながら、短期
対策としてできる最も有効な
対策案を決定し、進めていきたいと思っております。 次に、市内の通学路安全
対策についてのお尋ねにお答えします。 後を絶たない
交通事故の報道、これに私だけではなく、
赤磐市民皆さんが胸を痛めていることと思います。通学路の安全
対策については、赤磐市
通学路交通安全プログラムに沿って整備を行ってまいります。 整備状況について、この後、教育長のほうから答弁をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。 私からは以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 続いて答弁を求めます。
内田教育長。
◎教育長(内田惠子君)
大森議員の通学路の安全
対策についての御質問にお答えします。 昨年、赤磐市の子供が犠牲となった
交通死亡事故を受け、
事故現場の県道には
ガードパイプの設置が一部完了し、現在も継続して事業が進められております。 特に有効であると考えられる
ガードパイプの設置につきましては、専門家の意見も取り入れながら、赤磐市
通学路交通安全プログラムに基づき、
危険箇所を抽出し、
対策案の協議、検証を行い、関係機関に対し粘り強く要望してまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、
桜が丘地内の道路
対策についての再質問はございますか。 2番
大森議員。
◆2番(
大森進次君) ありがとうございます。 答弁書には
現地確認をされたということであるんですけども、いつされたんでしょうか。 それとまた、歩道と車道の基準っていうのが、私はちょっとよくわからないので、教えていただきたいなというふうに思います。 それとあと、3点目として、基準から逸脱した段差がある場合には個別に対応していきたいと考えておりますということなんですけども、どういったことをされるのでしょうか。道をまた直すのか、修理されるのかというようなことも聞きたいので、よろしくお願いをします。 それと、きょうもここに来る前に道を見てきたんですけども、やはりでこぼこがあって、子供が通学する場合に長靴を履いてる子もおりますけども、普通の靴を履いてる子もおって、水たまりがあります。そういったことも含めて、もう1回現状を見ていただいて、歩道の整備とかというのをやっていただきたいなというふうに思っております。 それとあと、
プラタナスの葉が、剪定はされてきれいにはなっておるんですけども、やっぱり上をとめますと下から出てきます。で、根元から歩道を半分ぐらい塞ぐぐらいのもう現状になって出てきております。そういったことも含めて、整備をもう少しやっていただきたい。 それからあと、
中央分離帯なんですけども、前、
メリット、
デメリットって言われてるんですけども、いいのであれば
赤磐市内に全部つけたらええと思うんですけども、やはり
中央分離帯は必要ないというふうに考えております。あそこを通ってますと、保護者の方が保育園の子供を後ろに乗せて
中央分離帯のところを走っているという光景も見受けられます。私も現に見ました。何であんなとこ走っとんかなっていうふうな光景でした。写真も撮ろうかと思うたんですけど、そういう時間もなかって見過ごしたっていうふうなこともあります。やはりそれが分離帯があることによって、そういった
危険行為をされている。また、これから夏休みに入りますと、中学生が夜2人乗りをして、あそこの間からぴゅっと出てくるとか、事故に遭いかけたようなこともあるということを聞いておりますので、早急に分離帯っていうものは固定費もかかりますし、なくなったほうが非常にいいんじゃないかなというふうに思いますし、あそこで歯医者さんとか、法慶寺さんとか、いろんな方が商売をされておりますけども、分離帯があることによって出入りしにくいっていうようなことも言われておりました。希望としては、なくしてほしいというようなことも言われております。 それからまた、認知症の人ですね、夜中ですけども、11時半ぐらいに私のとこに電話がありまして、本当にそうなのかなということで現地に行きましたら、やはり真冬でしたけども、高齢者の方が、女性の方でパジャマで
中央分離帯のとこに手をこう置きながら歩いてきてるという状況でした。で、すぐ警察を呼んで、来てもらったんですけども、現地で確保しといてくれということで、立ち会いをするというんか、見守りながら動いておったんですけども、何分高齢者の方でも女性ですので、体に触れるわけにいきません。で、こっちの歩道に行ってくださいということでお願いして、こっちですよって言ったんですけど、そのときは歩道の高さが段差があり過ぎて、女性の方がその歩道と道路の間につまずいてこけました。そうしたこともあったんで、もう少し、基準はあると思うんですけども、そういったことも含めて早急な改修、改善が必要じゃないかなというふうに思いますので、対応のほうをよろしくお願いしたいというふうに思いますので、聞かせてください。よろしくお願いします。
○議長(
金谷文則君) 続いて答弁を求めます。
杉原建設事業部長。
◎
建設事業部長(杉原洋二君)
大森議員の再質問にお答えをさせていただきます。 まず、道路の現状調査をいつしたのかということでございます。 御指摘の箇所につきましては、平成30年9月から約3カ月かけて現状把握の調査を行ったところでございます。 続きまして、歩道等の基準でございます。これは、先ほど市長の答弁にもありましたように、高齢者、
障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律に基づく赤磐市の道路の基準を定める条例、これによりまして道路の勾配、歩道と車道との分離の形態、舗装路面の状況、歩道の高さ、こういったものを具体的に数値を明確化しているところでございます。 また、雨天時の
水たまり等の状況でございます。現在、
道路パトロールを
シルバー人材センターに委託して巡回点検のほうを行っております。こういった雨天時の観点からの
パトロールも必要と考えております。今後はそのような点も踏まえまして、
パトロールの強化充実を安全性を確保するために図りたいと認識をいたしております。 続きまして、街路樹の根が歩道を盛り上げているという件でございます。 これにつきましても、
歩行者目線での
パトロール、こういったものも充実をしていきたいと考えているところでございます。 次に、
中央分離帯のあり方についてでございます。 長期的な視点で全部撤去になるのかというのは、今後また町内会などとも協議をしながら、慎重に考えていかなければならないと認識をいたしております。当面できる
対策といたしまして、一部
改修工事等に向けて、現在町内会と協議を進めているところでございます。協議が調い次第、今年度何らかの形での工事発注を予定しているところでございます。 それから、
中央分離帯付近を自転車、歩行者が通行するという件でございます。これにつきましては、やはり市民の
交通ルールのマナーの意識の向上、これが必要ではなかろうかと考えます。
ハード面の
対策では、全て解消するわけには現実的にいかないと考えております。市民の
交通意識の向上、モラルの向上、こういった
注意喚起も
ソフト事業と一体的になって進めていきたいと考えております。 また、認知症の件につきましてでございますが、地域の見守り、これがやはり必要であります。また、障害者の方、高齢者の方につきましての
バリアフリー化、これも予算の範囲内で公平性を保ちながらやっていかなければならない問題と認識をしております。 以上であります。
○議長(
金谷文則君)
大森議員、よろしいか。
◆2番(
大森進次君) はい、よろしいです。
○議長(
金谷文則君) それでは続きまして、市内の通学路の安全
対策についての再質問はございますか。 2番
大森議員。
◆2番(
大森進次君) ありがとうございます。よろしくお願いをします。 再質問ですけども、
事故現場で県道には
ガードパイプがついたということを聞いて、私も見たんですけども、よかったなと、事故前にしとけばよかったのかなあと、そういったことも懸念されます。現在も継続して事業を進められてると言われるが、以前
一般質問で質問をさせていただいたときに、56カ所だったということで聞いておるんですけども、それ以降点検をしてそれがふえたのか、
進捗状況はどうなっているのかというのをお聞かせ願いたいなというふうに思います。それが1点とあと、信号機のある交差点にはやっぱり
ガードパイプをつけたほうがいいんじゃないかなというふうに思います。例えば今、
山陽東小学校に桜が丘東のほうから通っておるんですけども、西山商店があったところ、今はAコープの
商品引き渡し所になっておるんですけども、そこら辺とか東の6丁目の辺とか、大きく言えば下市のローソンの、今は
ローソンはもう潰れちゃってないんですけど、あそこも歩行者にとってはフリーな状態になってると思います。そういった大きなところは、パイプじゃなく大きなポールのほうがいいのかもしれませんけども、やはり車が通りやすいところにはそういった
ガードパイプも必要じゃないかなというふうに思います。 それとあと、
ネオポリスからおりてきたところ、中島の交差点ですけども、あそこで
交通事故がありまして、お釜を掘った車が分離帯を乗り越えて中央で亀のようになってとまっているというような状況もありました。そういったことを踏まえて見ますと、信号機の手前とかにはそういった大きな
ガードパイプが絶対必要じゃないかなというふうに考えます。対応として、事故があったからかもしれませんが、
バス通学になるとかということもされとるみたいですけども、基本的には小さい
子供たちが学校に通うのは、歩いて通ったほうが体力もつきますし、給食もよく食べれると思いますので、そういったことを考えながら言いますと、やはり
ガードパイプが必要なところ、
安全点検をされるところはきちっと早急にやってほしいなというふうに思っております。 それから、専門家に聞いて話を進めるということなんですけども、専門家とは誰なんでしょうか。 それと、これは私が見とる中で感じたことなんですけども、やっぱり歩道を渡るときの旗がないところもありますし、もう薄くて見えなくなっている、色があせてるというとこがあります。それとあと、30キロ制限の
グリーンベルトっていうのもあるんですけども、そこが消えてなくなっている、縁だけあるような、けども
グリーンベルトのとこが薄くなってる。赤いベルトにかわるのかもしれませんけども、そういったところも点検をしていく必要があるんじゃないかなというふうに思います。 それと、先ほどの質問と同じなんですけども、やはり
中央分離帯があるところ、その通りだけじゃないですけども、落葉樹があるところは非常に排水溝のところも詰まりますし、近所の奥さんが毎日朝掃くとかというような、落葉樹のやつは大変ですということを言われておりますんで、
プラタナスの葉の歩道のところとかですね。そういったものは早目に撤去していただいたほうが住民のためになるんじゃないかなというふうに感じてますので、その点についてお答えを願いたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。
藤井教育次長。
◎
教育次長(藤井和彦君) 通学路の安全
対策につきましての再質問にお答えをいたします。 まず、
危険箇所の
進捗状況でございます。 平成29年度に通学路の
危険箇所の緊急点検を行いまして、56カ所上がっておりました。これらの
対策の
進捗状況につきましては、
ハード面での
対策が完了しているものにつきましては43件、その他につきましては継続協議しながら
安全教育の充実や見守りの継続等、ソフト面で対応を行っているところでございます。 各課の取り組みといたしまして、
学校教育課では、通学路の
ルート変更が有効とされる
危険箇所につきまして、学校へ検討の依頼、また
駐車場出口の改修について企業への依頼、学校での
安全教育の推進等を行っております。
くらし安全課のほうでは、カーブミラーの調整、
赤磐地域企業への安全
対策の要望の申し入れ、
注意喚起看板の設置、
ガードパイプの設置、防犯灯の設置などの対応を行っております。また、建設課のほうでは、
ポストコーンの設置、
外側線標示による車道との区別、
路面標示などの対応を行っております。その他、
赤磐警察署では取り締まりの強化、
備前県民局建設部のほうでは
路面標示、
ガードパイプの設置など、
対策を進めていただいております。 新たに
危険箇所が上がってきたのではないかということでございますけども、平成30年度にも調査をしておりまして、新たに30カ所が上がってきております。これらにつきましては、
ハード面で対応が完了したものは5件でございます。その他につきましては現在対応を協議中でございます。 続きまして、信号機のある
交差点等の対応でありますとか、
グリーンベルトが薄くなっている場所がある、それらの対応についての御質問がございました。 これらにつきまして、
危険箇所として学校から上がってきたものにつきましては、
通学路安全プログラムの中で対応しまして、それ以外の個別の案件につきましては、基本的には
くらし安全課でありますとか建設課の対応となりますけれども、相互に連携しながら早期に対応をさせていただきたいと考えております。 それから、専門家というのはどういう人かということでございますけれども、これらにつきましては赤磐市の
通学路交通安全プログラムの中で、都市計画の中で交通網に見識のある大学の先生にお願いをして、検討をお願いしている状況でございます。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(
金谷文則君)
大森議員、よろしいか。 2番
大森議員。
◆2番(
大森進次君) ありがとうございました。 いろいろなことがあって、金もかかることで大変ですけども、やっぱり
子供たちを守るという意味では、有効なことは早く進めていただきたいなというふうに思います。 それと、赤磐市
通学路交通安全プログラムというのがあると言われとったんですけども、そうしたものを早急に進めていただいて、
子供たちが安全で通えるような通学路、都市にしていただきたいなというふうに思います。答弁は結構でございます。ありがとうございました。
○議長(
金谷文則君) それでは、以上で2番
大森議員の
一般質問を終わります。 次に、6番
保田議員の質問を許します。 6番
保田議員。
◆6番(保田守君) よろしくお願いいたします。 きょうは久しぶりの雨で、農家の人にとっては恵みの雨かと思います。 通告に従い、3問の
一般質問を行いたいと思います。 まず、1問目ですけども、交通安全についてということで出しております。 近年、悪質な運転による事故や高齢者の
誤操作運転による悲惨な事故が多く発生しております。交通安全について啓発するための
赤磐ルールをつくってはどうかという質問を出しております。これは、全国で一般的に皆さんがテレビで聞いたことがあるかと思いますが、
名古屋走りとか、松本走り、伊予の早走り、
茨城ダッシュね、もうとりあえず悪いことが有名になっております。ほんまに割り込むこと、ばっと曲がること、信号無視すること、そんなことが全国でとんでもない数、有名になっております。岡山県に限って見ますと、穏やかでいいのかなと思いますけど、
岡山ルールというのがありまして、香川県も
香川ルールという感じであるんですけど、
岡山ルールというたら何かといいましたら、岡山の人は奥ゆかしいのか、動作が面倒くさいのか、ウインカーを出さない、
方向指示器を出さない。よそのとこから来た人が言います、怖いというて。どっちへ行くんじゃろうか。私は、こういう状況の中で
岡山ルールというのも、岡山県もわかってます。平成16年でしたかね、岡山へ行って大きい交差点を駆けっとったら、全国にはない印があります。道路へ星のマークを描いてますよね、道路の道の真ん中へ。それで、県ももっと宣伝が足らんのかと思うんですけども、これは
方向指示器を出しなさいよって、早くということだと。あの星のマークを見たときに、よそへ行ってないもんで、私尋ねたんですよ、あれ何ですかという話で。そしたら、
方向指示器を県人は出さないから、早目に
方向指示器を出してもらうためのあれが印というかね、横じゃなしに道路へ、下へ描いたら見えるだろうということだったです。岡山の県警にしても、機動隊にしても、もっと宣伝して、ぱっと見たらというのをまだ知らん人が多いから、やればいいんだと思うんですけども。赤磐市でも僕はこんだけ悪い言葉が流行しとる中で、これは
赤磐走りとか
赤磐ルールとかというたら、悪いほうにとられるかもしれんけども、最初は。岡山県の中でも我が町は
赤磐ルール、これをつくって頑張っとんだというて、
赤磐ルールって何ならというたら、
方向指示器は早目にきちっと出すとか、それから、外国人の友達が3人か4人おるんですけど、日本へ来て一番怖かったことはと言うたらね、
横断歩道なんですって。外国では
横断歩道でとまるんですよね、車が。人が立てって、渡りかけとんじゃなしに立てっとったら。だから、安心して渡るんですって。安心して行きかけたら、車がどっと来るもんだから、飛んで帰って、怖いと。だから、岡山市内を駆けりょうても思うんですけども、学校のそばなんかでは比較的子供が立てっとったら、
横断歩道を渡ってなくても、とまる車は随分見ます、このごろ。だから、これはルールでいけばとまるということなんだから、そこら辺を年寄りや子供に優しい運動を、みんなでできる運動を何か盛り上げていけばいいんじゃないかと思うんです。
赤磐市内の中で道路へ描いていいものか、悪いものか、法的なものは私にはわからんのですけども、できればそういうものもやり、それから
赤磐ルール、キャッチフレーズは考えていただきゃあいいんですけど、横断陸橋なんかには、こういう思いやりのある
赤磐ルールを実行しとんだというような横断幕とか、一人一人が全ての行政の中でこういう運動をやり、赤磐の子供も大人も若い人も高齢者も、安全にみんながこう日々過ごせるために全力で取り組んで、明るく、楽しく生きていくんだというようなことをぜひ中心の行政としてやってほしいと。 今回、本当にぜひ日本のここに、こういう町があると、日本中の人が振り返るようなことをきっちり我々でやっていきたいと、そんなふうに思って、きょうは
一般質問させていただいております。これから見解も聞かにゃおえんのですけども、絶対にこれから我々がやっていく、安全にするためには機械とかそういうもんじゃなしに、自分自身の思いやりとか心の余裕、そういうものが事故を防いでいくんだと思います。ぜひこの点、御見解をお聞かせください。 2問目には、こっちの答弁書の順番でいかせてもらいますわ。赤磐市で、入札でこれからちょっと変えていったらいいということを、
暴力団の事件に……。
○議長(
金谷文則君)
保田議員、太陽光発電に関しての条例のあれはよろしいですか。
◆6番(保田守君) 先のほうがいいですか。答弁書がちょっと順番が……。
○議長(
金谷文則君) 一応、先ほども申し上げましたけど、会議規則の55条の規定というのがありますので、よく見てお願いをいたします。
◆6番(保田守君) はい、わかりました。 太陽光発電に関する条例ということで、2問目はやらせていただきます。 この条例の中で、条例が制定されたわけですけども、20キロワット以上の太陽光発電設備に適用するとあります。私は、10キロ以上に適用すると委員会の中で修正すべきではないかと動議を出しました。県とか国のあれが20キロということで、20キロでいかせてもらうということで議会も20キロを了解したという形になったんですけども、まず条例を制定するということで、20キロに賛成された方も多いんだと思います。その後、問題があれば10キロなり、それに修正するということで皆さん考えておるんじゃないかと思うんで、問題が起きたら。昨日も2人の同僚議員さんがいろいろ言っておられました、安心と安全と地域と調和するかとかという、いろんな問題で言われとったけども、ぜひ私は、これはいろいろなことを調査して、修正すべきとこは修正していただきたい。別にこれが20キロ、10キロにこだわらず、悪いとこを直さにゃおえんとこが出たときには、やっぱり審議会なりを開いて早急に
対策をしてほしいと思っております。この点についてお伺いします。 3つ目の質問ということで、赤磐市の入札に参加する業者の指導についてということで、
暴力団逮捕事件に関係した業者に対する処分はどうなっているのか。 前の議会で市長は、事実がわかり次第、厳しく対応していくということであったので、その後どういうふうな対応をされたのかということをお聞きします。 そして、赤磐市も合併して14年、土木業者さんとか建築業者さん、入札に参加しとるそれぞれの業者さんですけども、この14年の間にやはり年をとる者はとって、代がかわる新しい事業主の方も随分出ております。やはり新しい人がどんどん入れかわっていく中で、ちょっと指導体制が徹底できてないんじゃないかと思うわけです。市が主導で、私はもう一遍、入札に参加してる業者は集まっていただいて、市のほうから指導講習をすべきじゃないかなというふうに考えております。それはプロ野球であれ、相撲協会であれ、変わっていってます。古いことにとらわれず、事件が起きたらそれに対応して、そして業界のことをまだ詳しく知らない人、必ず若い人にはそういうわからん問題に対して、わかりやすく講習会をして指導をするというのが一つの形です。だから、赤磐市の業者の方にも悪い慣例が残ってやってる人もいるかもしれないし、これがきちっとしたやり方だというものを、マニュアルを示すべきときが来てるんじゃないでしょうか。それは、やっぱり行政のほうが、毅然とした態度で指導講習をするということを一遍ここでやるべきではないかと思います。こういうことに関して、市長の考え方をお聞きいたします。よろしくお願いいたします。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。
◎市長(友實武則君) それでは、
保田議員の御質問にお答えいたします。 まず、交通安全についてのお尋ねでございます。 悪質な運転による交通違反や事故に対しまして、議員の皆様方にも御協力をいただいております春の交通安全県民運動のように、交通違反や事故を減らすための啓発活動を行うとともに、警察への取り締まりの強化を要望しております。順次実施されているところでございます。 高齢者に対しましては、出前講座で指導や安全運転サポート車体験会の実施、そしておかやま愛カードの普及による免許証自主返納の啓発等を行っております。 市内で発生いたします
交通事故では、特に交差点の追突事故、出会い頭の事故が多いことから、
赤磐警察署と協力しながら、それを減らすための啓発を進めたいと思っております。 議員御提案の
赤磐ルール、これにつきましては、
交通事故撲滅に向け、多方面の切り口から検討が必要と思っております。赤磐市では、例えば無謀運転等に対しまして、啓発の意味を含めて各地に出向いていって、交通安全を願う寸劇を上映したり、そういったこともさせていただいて、高齢者の方あるいは
子供たちにも交通安全意識を高揚する働きかけもさせていただいております。これらについても御注意をいただきたいと思います。 私のほうからは以上でございます。そのほかは、担当からお答えをさせていただきます。
○議長(
金谷文則君) 続いて、太陽光発電に関する条例についての答弁をお願いいたします。 作本
市民生活部長。
◎
市民生活部長(作本直美君) 私のほうからは、
保田議員の太陽光発電に関する条例についての御質問にお答えさせていただきます。 赤磐市太陽光発電設備の適正な設置及び管理に関する条例は、議員御承知のとおり市民の皆様からもいろいろな御意見をいただきながら制定しており、本年4月に施行したところでございます。その適用範囲につきましては、現在、国のガイドラインにおいて標識掲示などの義務づけが行われていることから、20キロワット以上とさせていただいております。 また、現状として建築物に設置された太陽光発電設備を除きますと、20キロワット未満の設備は非常に少ないものと認識をしております。 市といたしましては、現在さらなる現状把握に努めているところでございまして、状況によりましては修正の検討が必要になってくることも考えられると思っております。引き続き設備の設置状況を調査しながら、注視してまいります。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 藤原
財務部長。
◎
財務部長(藤原義昭君) 赤磐市の入札に参加する業者の指導についての御質問に御回答いたします。 反社会的勢力との関係につきまして、
暴力団排除条例により関係を有する者を入札に参加させない措置を講ずることとされており、関係性が明確になった場合は、条例に基づき対処していきます。 入札に参加している事業者につきましては、今後、
令和元年度の名簿公表時に対象事業者全てに法令遵守に向けた
注意喚起を行うように準備を進めているところでございます。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、交通安全についての再質問はございますか。 6番
保田議員。
◆6番(保田守君) ありがとうございました。 交通安全についてのこういう赤磐署と協力しながらそれを減らすためにやっていくということで、撲滅に向けて多方面の切り口から検討してまいりたいと考えておりますということなので、このルールづくり、キャッチフレーズを皆さんから募集してもいいんですけど、これをぜひ進めてもらいたい。これを検討する、やりたいと、どのあたりのものか、ひとつ担当者の方に聞きたいんですけどね。 それから、高齢者の事故が多いということで、市長が答えてもいいですよ。誤作動防止機というのがありますよね、今。発売されてますよね、アクセルとブレーキの間違いを防止する、間違うたときにはとまるとか、防止する機械が。それとか、ドライブレコーダーみたいなもん、これは事故をしたときに相手の状態もわかるわけですけども、自分自身の状態もわかるわけで、自分自身も安全運転をしようという心構えになります。こういうものに誤作動防止機なんかは高齢者の方が必要、つけるという人には幾らかの助成をしてあげて、事故防止に役立てていただけりゃあと思うんですけども、この辺もぜひドライブレコーダーも事故の防止につながると思います。含めて検討していただきたいと、そのように思うわけですけども、どのようにお考えでしょうか。よろしくお願いいたします。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。
◎市長(友實武則君) 交通安全のキャッチフレーズと申しますか、そういったものを独自で定めてはどうかということにお尋ねがありました。 今、赤磐市警察署管内の交通安全
対策協議会というのがありまして、交対協と呼ぶんですけども、交対協と一緒に啓発活動を強めているところです。その中で赤磐市独自のスローガンを定めて、これをここ1年、2年、連呼をさせていただいております。それは「あなたの行動・運転、見られてますよ!」、そういったスローガンを掲げております。このスローガンについて運動してくださっている交通安全
対策協議会の皆さんに、共通認識でこのスローガンを訴えることがもう既に始まっているところでございます。 それから、高齢者の誤動作、こういったことに対する御提案もございました。 これについても今技術が日進月歩の状況でございます。有効なものについては、そういった装置を装着して安全に努めていただくことは有効なことかと思います。残念ながら、まだそれが極めて有効という技術が一般化しているとは言いがたい状況でございます。こういった技術に対しては今後もしっかり注視をしながら、赤磐市の交通安全に努めていくべきと考えます。よろしくお願いいたします。
○議長(
金谷文則君)
保田議員、よろしいか。 6番
保田議員。
◆6番(保田守君) ぜひ検討していただきたい。それから、ようわかります、警察管内でやっとるキャッチフレーズね。私の言うのは、もっとそれをわかりやすく、みんなで盛り上げてできるような、警察任せではない、この赤磐市を挙げて取り組むという、交通安全
対策協議会とは別に、がつっとやるようなことが可能ならしてほしいと思ってます。 それから、道路の専門の担当課の方に聞くんですけど、道路へ星のマーク、あれは道路標識の中にないんですけど、どういう扱いになっとんかなと。単独で赤磐市が交差点の左折レーンに勝手に描いていいもんじゃないと思うんで、そこら辺をもし御存じなら教えていただきたいし、赤磐署と話をして、設置できるもんなら設置してほしいと思うわけですけども、その辺どうでしょうか。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。
◎市長(友實武則君) 先ほどのキャッチフレーズの説明が少し欠けてたかもしれません。このキャッチフレーズを考えたのは、警察主導ではございません。赤磐市の交通安全
対策協議会あるいは赤磐市の交通警察協助員、この皆様で考えて提案したものが、このキャッチフレーズになっていったということでございます。お間違えのないようお願いいたします。
○議長(
金谷文則君) 交通標識のあれは、道路の。
杉原建設事業部長。
◎
建設事業部長(杉原洋二君) 御指摘の点についてお答えをさせていただきます。 具体的には、法定外表示等設置指針というものがございます。道路交通法等に定めのない、このような法定外の表示につきましては、国のほうからこの指針が出されております。具体的にはゾーン30であるとか、ハンプの
路面標示でありますとか、減速マークというようなものが該当してるところでございます。このような基準に従いまして、必要性、道路管理者並びに警察等と調整をしながら、有効な策のほうを講じていきたいと考えております。 以上です。
○議長(
金谷文則君)
保田議員、よろしいか。 6番
保田議員。
◆6番(保田守君) 必要ならできるということですね、手続を踏んだら。 よろしくお願いいたします。答弁は結構です。
○議長(
金谷文則君) それでは続きまして、太陽光発電に関する条例についての再質問はございますか。 6番
保田議員。
◆6番(保田守君) 修正をしていただけるということで理解いたしました、事情によればということですね。 問題が起きたときに、20キロワット、今条例でいえば20キロワットのやつで問題が起きたら、審議会を設置して云々というようなあれがあるんですけども、10キロワット以下は適用外になるんでしょうか。どういう形で、20キロワット以下で問題が起きたときにとんでもない問題が起きないとも限りません。起きたときに、その審議会の対象というのになるんでしょうか、どうでしょうか。20キロワットは明記されてますからわかるんですけども、その辺をよろしく。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 作本
市民生活部長。
◎
市民生活部長(作本直美君)
保田議員の再質問にお答えさせていただきます。 先ほど来の条例につきましては、適用範囲というところで、こちらの条例の規定は原則、発電出力20キロワット以上ということで整備させていただいております。しかしながら、状況によりまして10キロワット以上のものでいろいろな事故等、大きなこと等が起きてきた場合には、こちらのほうでいろいろと協議をいたしまして、市長の考える範囲の中で審議会を開くということになるかもしれませんが、今ちょっとこちらではっきりしたことを申し上げることはできかねます。検討はさせていただきます。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君)
保田議員、よろしいか。
◆6番(保田守君) よろしい。
○議長(
金谷文則君) それでは続きまして、赤磐市の入札に参加する事業者の指導についての再質問はございますか。
保田議員。
◆6番(保田守君)
注意喚起を行うということなんですけども、
注意喚起とはどのようなことを具体的に、書面によるものなのか、どういうもんなんでしょうかね。そこら辺を具体的に教えてほしいと思います。 それから、やっぱりどうなんでしょうか、もう何カ月かがたち、わかればはっきりするというようなことなんですけども、調査のほうは、これに関しての調査ということは一切されてないんでしょうか。本来ならもう私が
一般質問をしなくても、報告という形でこの議会ぐらいにとか、それは全員協議会で入るもんで、そんな中で報告が、こういうふうに対応しましたとか、処分しましたとかということがもうあってしかるべきだと思うんですけども。実際にもう事なかれ主義で、もうこれはみんなが騒がんようになったから、もうほっときゃええんじゃということにはならんと私は思うんですけども、けじめをきちっとつけてほしいと思うんで、そこのところの報告を、今はここまでで調査が進んでる、ここまでの段階ですということがあるんならはっきり言ってほしいと思うし、やってないんなら、これからやりますでもいいんですよ。ちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。
◎市長(友實武則君) この件に関しての再質問でございますが、昨年末の事件につきましては、警察あるいは検察のほうから情報提供、開示もございました。これについては、議会のほうでも共有がなされていると思っております。この情報以上のものは、残念ながら持ち合わせているところではございません。しかしながら、この事件は大いなる反省も必要、そしてこれから将来に向かって、こういった事件が再発しないよう努めなければならないということは、議員の御案内のとおりと思っております。そのために赤磐市といたしましては、赤磐市建設業協会、業界団体がございます、ここに対しましてコンプライアンス、そういったことの遵守を呼びかけをしているところでございます。それに対しましてつい先日、建設業協会の会長以下幹部の方がおいでになって、このコンプライアンスの遵守に対して、今後これらを徹底していく、業界団体も徹底していく、そして行政も徹底してほしいと、そういう協議をさせていただいたところでございます。今後もその趣旨に従って、このコンプライアンスに対しては遵守していくことを業界、行政、ともにしっかりと意識を高めているということでございます。 以上です。
○議長(
金谷文則君)
保田議員、よろしいか。 6番
保田議員。
◆6番(保田守君) 建設業協会のほうもやっぱりこの事件を重く見て、コンプライアンスの徹底ということを幹部の方は相談してやろうと、それで市長のほうへそういう形になったんだと思います。建設業協会にしても会員さん、幹部だけじゃなしに随分おられます。行政に関係する、入札に関係する人は、やっぱり私は小さな工事をしとるような人でも、こういう大きなコンプライアンスの形で仕事をみんなもらってやっていくんだというような、それをきちっとした形で、これは外部の人を呼んでもええと思うんです、外部の講師に。それで1度、それは建設だけで起こるという問題じゃなしに、行政、役場のことに関してはいろんな業者が入札に参加してくるわけですから、きちっとそういうなのを建設だけじゃなしに、
注意喚起するんなら全部にせにゃおえんわけで、それをやっぱり入札に参加する業者を集めて、きちっとした専門家を招いて指導講習をしていただきたい、やるべきだと考えております。そのことを強く言いたいわけですけども、今の現状の考え方でいいです、市長の考え方はわかりました。担当の方の考えを聞きたいと思います。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 藤原
財務部長。
◎
財務部長(藤原義昭君) 議員の
注意喚起の内容等につきまして御回答いたします。
注意喚起の内容につきましては、関係法令の遵守、
暴力団等の反社会勢力の
排除、品質の確保、安全管理の徹底などを考えております。方法といたしましては、指名願の提出業者は全部で1,600以上ございますので、ホームページ等での掲載を考えております。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君)
保田議員、よろしいか。 6番
保田議員。
◆6番(保田守君) インターネットで千何百の業者にとりあえず発信するだけなんですか。赤磐市の募集要項みたいな感じで入札にはこれを網羅したら、それに適用する者は参加してくださいよみたいなもんなんですか。こういうことが起きて、やっぱりこういう職種の業者の人はこの金額までぐらいをやりょうる人は、一律にやるべきとは思いますけど、1,600というて聞いたら、それは私も同じように講習せえというのは無理だと思います。ただ、ある程度の金額で、ある程度の工事なんかに入ってきょうるとこは、分けて指導講習、それから一般的なインターネットで流しとるのは、これは手間の要ることじゃあないんでしょう。発信すればいいだけなら、そりゃそんなに手間はかからんので。市の中枢の仕事に入ってきょうる業者ぐらいは、やっぱりどうしても指導講習をきちっとやって、それを理解された方が参加してくるという形にせねばならんと思うんです。その点についてどう思われますか。もう当たり前の決まりは、こうこうだというのはいいですけん、自分自身の考えをちょっとさらけて見せてください。書いとるんじゃなしに、今回の事件はこんなことが起きて、やっぱりここが問題点じゃったなあとか考えとる、そこを言うてもろうたら、私との話ともかみ合うてくるんじゃないんかと思うんで。どうですかね、やっぱり指導講習というのはやる気はないんでしょうか。あるのか、ないのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 藤原
財務部長。
◎
財務部長(藤原義昭君) 議員の御質問にお答えいたします。 まず、今回の件につきましては、業者とか業種すら判明されておりません。その関係で、全事業所にお伝えする必要があると考えておりますので、全体交付として、まずはホームページからの掲載をさせていただきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君)
保田議員、よろしいか。
◆6番(保田守君) よろしい。
○議長(
金谷文則君) それでは、以上で6番
保田議員の
一般質問を終わります。 (6番保田 守君「ありがとうございました」と呼ぶ) ここで、11時20分まで休憩といたします。 午前11時5分 休憩 午前11時20分 再開
○議長(
金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、5番光成議員の質問を許します。 5番光成議員。
◆5番(光成良充君) それでは、私のほうから今回
一般質問の通告を2項目しておりますので、それについて
一般質問をさせていただきたいと思います。 私、今回
一般質問について通告しているものについては、子育てのこととか、いろいろかかわってくるんですけれども、それに関連していくと、やっぱり移住・定住とか、市の人口増加にもかかわってくるのかなと思います。そのこともちょっとは触れるかなと思いますので、どうぞお許しいただいて、
一般質問に入らせていただきたいと思います。 まず、子育てするならあかいわ市というスローガンのもとに赤磐市総合計画の重点戦略2に、安心して子育てができ、次代を担うひとが育つまちを創るとございます。その中に戦略プログラムがありまして、安心して家庭を築ける、安心して出産・子育てができる、子供が健やかに育つ教育と、3つの環境創出プログラムがございます。今回の
一般質問は、この中の安心して出産・子育てができる環境創出プログラムに関係している内容となっております。 さきの3月の赤磐市議会の定例会で、市長の施政方針でもこの総合計画に基づいて述べられておられました。その前段で、総務省がまとめた2018人口移動報告についてのお話がございました。中国地方の全市町村のうち8割が転出超過であるが、赤磐市は3桁に及ぶ転入超過、中国地方107自治体で5位で、岡山県では2位というものでございます。まさにこれまでの施策の成果があらわれたものと確信しているという内容で間違いはないと思います。 これにつけ加えまして、4月12日に総務省から公表された人口推計では、15歳未満の人口割合について、全国では12.2%、岡山県では12.6%、そして赤磐市ですが、同時期ではちょっとわからなかったので、30年3月31日現在の数字で申しますと、13.3%となっていると決算関係資料から読み取ったんですが、岡山県は全国で13位ということで、赤磐市は何位でしょうかと思ってこれを調べていったんですけれども、済いません、わかりませんでした。また、これについて後ほどでもいいんですけど、わかれば教えていただきたいと思います。 とはいえ、そんなに赤磐市は低くなっているとは思っておりません。その人口移動報告では、岡山県では2位となっておりますが、市長は2位でいいと思っておられるのかどうか。ある参議院の先生は、2位じゃだめなんですかとおっしゃって、いろいろ言われて、先日、岡山駅の前で演説をされておりましたが、私は2位ではいいとは思っておりませんので、その辺、市長、ちょっと
一般質問の通告とは違うんですけど、そのほうをお答えいただければありがたいと思います。 前置きが長くなりましたが、通告の内容です。 まず、不妊治療のサポート体制についてですが、現在、赤磐市の不妊治療の助成は、県支出金に対応しての助成でございまして、赤磐市独自では助成はしていないというふうに思っております。子育てするならあかいわ市として、さまざまな施策を行ってきていて、成果を上げている中、もう一歩を踏み込んで、不妊で困っておられる方のサポートを考えてみてはどうかと思っております。 3月の赤磐市議会定例会、31年度一般会計当初予算の中で、母子保健事業で不妊治療の助成を行うとして305万円が計上され、可決されております。可決された後にこういうのをやいやいやいやい言うと、余り言うなとお思いかもわかりませんが、ちょっとお聞きいただければと思います。この事業につきましては、厚生常任委員会でも質問させていただき、事業内容がわかったと思っております。そのときの説明では、不妊治療のうち治療が高額である体外受精及び顕微授精について医療費の一部を助成するものであり、対象者は県の不妊に悩む方への特定治療支援事業の助成が決定された方であること、まずこの県の支援事業の助成対象者にならないといけない。この助成対象者というのが4項目ほどありまして、治療開始時に婚姻をしていて、岡山県内に住んでいるとか、この体外受精や顕微授精以外の治療法では妊娠の見込みがない、極めて少ないと医師が判断をした方、また御夫婦の前年の所得の合計金額730万円未満である方、それから指定医療機関で特定不妊治療を受け、助成回数の基準を満たす方という、この4つ全てに当てはまることが対象になりまして、そしてまた赤磐市の対象者になるには、こちら3項目ありまして、全てに当てはまって初めて市の助成対象者になるということでございます。助成額については、県からの助成は1回の治療につき15万円まで、初回のみ30万円というふうに聞いております。仮に1回の不妊治療が50万円かかったとしましたら、体外受精、顕微授精の費用が30万円から50万円かかると言われております。これを県の助成と赤磐市の助成に当てはめますと、まず50万円、初回かかったとしたら、初めは30万円助成されまして、残りの20万円の2分の1以内で10万円が上限で助成されるということなので、自己負担は手元から10万円支払わなければいけないというふうになっています。助成回数は6回までで、43歳を超えると対象から外れ、最大で60万円が助成されるという事業内容だと思います。この不妊の原因は女性だけではなく、約半数は男性側にもあると言われておりまして、県では男性不妊治療にも特定不妊治療の一環として行った場合、助成を上乗せするというふうになっています。赤磐市では、女性に対してだけの助成なのか、男性にも助成があるのかどうか、これをお聞きしたいと思います。 そして、特定不妊治療は高額で自己負担が多いので、助成は必要と思っております。しかし、その前段階での助成制度を考えてみてはどうかと思っておりますが、いかがでしょうか。 まず、この前段階の治療法としては、人工授精というものがございます。こちらは費用が1万円から3万円と、体外受精や顕微授精に比べはるかに安価でできておりますが、こちらはやっぱりお若い方が多いそうで、お若い方で子供を望んでおられるのに恵まれない方たちもおられると思います。何回も挑戦して、できない方たちは途中で諦められる方もおられると聞いておりますので、その方たちに少しでも支えとなるよう助成を赤磐市として考えてもいいのではと思いますし、またその方たちに何度も治療をするのに心のケアも必要かと思いますので、そういったことは考えていかれないのかどうか、お聞きします。 不妊治療は、金銭的にも精神的にも大変苦労するものであると聞いております。私は見聞きしただけで経験はなく、身をもって知ってるわけではございませんが、子育てするならあかいわ市、でも子供がいないと子育てはできないので、子供を産んでいただくことから整備をする必要もあるかと思います。市内、市外で不妊症で悩んでおられる方たちに応えることで、赤磐市はこういった助成がある、こういったサポート体制があるとわかれば、赤磐市に住んでみよう、引っ越しして、子供を産んで育ててみようとなってくると思うのですが、どう思われるか、御答弁をお願いいたします。 そして次に、保育士不足の解消についてでございますが、ことしの10月より3歳児から5歳児は保育料が無料となり、ゼロ歳児から2歳児は市民税非課税世帯は保育料が無料となることが発表をされております。今後、考えていくべきこととして、保育所施設の整備とあわせて保育士の確保ですが、今まで何度となく保育士確保について話が上がってきておりますが、どのように保育士を確保するのか、考えをお聞かせいただきたいと思います。 保育士の確保については、いろいろと御苦労されているとお聞きしていますし、これからも問題になってくることが考えられます。医師の確保、看護師の確保と同様、困難な問題であると認識はしておりますが、新卒での保育士の確保はどのような状況なのか、潜在している保育士の掘り起こしをして確保に努めておられることもお聞きしておりますが、二の足を踏む方もおられて、そうそう確保につながるものではないと思いますし、そう聞いております。 そこで、奨学金制度の導入を考えてみてはいかがですかという提案でございます。 保育士になろう、なりたいと考えて、大学、短大、専門学校などに進学をされる学生さんの中には、経済的に不安を抱えておられる方もおられると思います。現在、赤磐市では保育士の離職の問題もあると思いますが、3月議会では原田議員の
一般質問の答弁で、市長は保育士の皆さんが働きやすい環境づくりに努めてまいりますと答えておられます。ただ、働きやすい環境づくりに努めたとしても、その保育士が環境に合わない場合もございます。そのためにも、赤磐市のスタイルに合った保育士の確保のために、新卒で入ってもらう、そして園全体で保育士の指導、育成をして、よりよい園となるようにしていくことが離職率を下げることにつながっていくのではないかと思います。ただ、新卒だけで園が回っていくものではないので、園長を中心にベテランの職員さん、中堅の職員さん、新人の職員さんと、バランスよく保育士の各配置ができればと思いますが、そのためにも市として奨学金の制度を設けていくことも必要と思います。他市では導入しているところもありますが、政令都市などの一部の都市だけで、まだまだ少数であると聞いております。厚生労働省では、保育士修学資金貸付制度があり、保育士の育成と確保のためにこういう制度を設けておりますが、貸付事業実施の主体は都道府県または指定都市、そして都道府県市町村社会福祉協議会となっておりまして、赤磐市はこれには入っておりません。そこで、赤磐市独自の施策として保育士確保のために奨学金制度を設けることができないということであります。いかがお考えでしょうか、御答弁をお願いします。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。
◎市長(友實武則君) ありがとうございます。お尋ねにお答えをさせていただきます。 まず、人口の推移で2位でいいのかということをお尋ねでございますが、この2位でいいのかということではなく、私どもはこの社会の評価が赤磐市政の施策の成果という面もございまして、この評価がいい評価をいただいたということでございます。これからは、この総合計画の方向性が間違っていない、正しいんだということが証明されましたので、さらなる推進を行わねばならないということが、今私が言えることだと思います。 そういったことで、順次お答えをさせていただきますが、私のほうからは保育士不足の解消についてのお尋ねにお答えさせていただきます。 現在、公立の各保育園、こども園につきましては、何とか必要職員数を確保はできている状況ではございます。しかしながら、議員御指摘のとおり、幼児教育の無償化によって、本市でも保育の需要の増加が予想されます。待機児童問題とも関連して、保育士不足に対する課題解決が急務になってくると予想されます。この保育士確保のために適正な職員採用とあわせて、就業の継続支援、再就職支援、働く職場の環境改善等を基本施策と捉え、各施策を確実に実施していきたいと考えております。その一つとして、昨年度、平成30年度に実施いたしました採用試験でございますけども、新卒採用は従来どおりに行いましたが、やはり議員御案内のように十分な数を確保するに至りませんでした。そこで、いわゆる潜在保育士の掘り起こしということで、採用試験を年齢制限を撤廃しての実施をし、
赤磐市内にお住まいの潜在保育士を何とか採用できないかということで、試験を行わさせていただきました。これが成功いたしまして、ことし4月からそういったいわゆる潜在保育士の方々を正規採用することができております。これによって、必要な職員数が確保できたということでございます。こういったことも含めて、これからも推進をしてまいります。 詳細及びほかの質問には、各担当のほうからお答えをさせていただきます。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 入矢
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(入矢五和夫君) それでは、まず不妊治療のサポート体制について答弁いたします。 現在、市の制度といたしましては、不妊症のため子供を持つことができない夫婦に対しまして、赤磐市不妊に悩む方への特定治療支援事業実施要綱に従いまして、医療費の一部を助成しております。対象は、県の助成が決定した方で、県の助成額を控除した額の2分の1以内、1回10万円を限度としております。回数は6回までで、全額市の一般会計より支出しており、高額な特定不妊治療である顕微授精と体外受精治療を対象としております。 男性にもあるのかという御質問ですが、県の制度では特定不妊治療の一環として、男性が精巣等から直接精子を採取する男性不妊治療を行ったときは、15万円以内の上乗せ助成がございますが、市からも県の助成後の額の2分の1以内、1回5万円を限度で上乗せをしております。 厚生労働省の25年8月、不妊に悩む方への特定治療支援事業等のあり方に関する検討会の報告書によりますと、妊娠、出産リスクが少ない年齢で、治療により出産確率のより高い年齢に妊娠、出産の希望をかなえること、また長期間不妊治療を繰り返すことによる身体的、精神的な負担への配慮が重要とされております。医学的見地からも年齢は43歳未満とすることが適当とされております。助成回数につきましては、6回までは回数を重ねるごとに明らかに分娩割合が増加する傾向にあり、分娩に至った約90%は6回までの治療であるという研究報告から、6回が適当であるとされております。対象者の年齢及び回数は、現制度が妥当というふうに考えております。 一方で、本市では高額な治療のみを対象とさせていただいております。一般不妊治療を対象とする自治体も確かにございます。このあたりを含めまして、今後とも他市の動向を注視し、財政面もあわせて検討してまいりたいと考えているところでございます。 続いて、保育士不足の解消についての具体策について説明させていただきます。 まず、職員採用につきましては、指定の保育士養成施設に対しまして、採用情報などの情報提供を行いながら実習生の受け入れなど、今後とも連携強化を図ってまいります。 就業の継続支援としましては、各種研修への積極的な参加を促し、就労意欲を促進、またひいては離職の防止につなげてまいりたいと考えているところです。 再就職の支援としましては、県の保育士・保育所支援センターと連携して求人情報の周知により、育児等で現在職についていない潜在保育士の掘り起こしを図っているところでございます。先ほど市長が申しましたように、市の採用では採用年齢の緩和等も実施をしているところでございます。 働く場所の環境改善においては、保育の現場で従事する職員が日ごろ感じることを同僚や上司と何でも話し合えるような環境とし、よい意見は積極的に取り入れていくことで、各保育士のモチベーションを向上させ、保育士の定着率向上にもつなげたいと考えております。 それから、議員が御案内の保育士育成奨学金制度でございます。こちらは、待機児童を多く抱える都市部の一部で実施されているところでございます。在学中に奨学金を貸し付け、卒業後、その自治体に数年以上従事することで返済が免除されるというような制度でございます。確実に保育士確保につながることが想像されます。ただし、赤磐市の規模では全員の方を採用はできません。返済が必要になる方もございます。社会情勢の変化によっては返済困難者がふえるような可能性もございます。また、貸付額にもよりますが、財政的負担も大きいものがあるというふうに考えます。施策として実施する上では、さらなる検討が必要と考えます。今後の検討課題というふうに考えております。 以上です。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、不妊治療のサポート体制についての再質問はございますか。 5番光成議員。
◆5番(光成良充君) 御答弁ありがとうございました。 不妊治療の場合、これを行う際、女性だけ治療を行うのではなく、男性も同時に治療を行うほうが効果的であると言われておりますので、治療を行う際にはぜひ男性も同時に行っていただきたいと思います。そのとき気にかかるのが治療費で、県も赤磐市も同様に助成があると今お聞きしましたので、安心いたしました。ぜひ夫婦で行っていただいて、御懐妊というふうになっていただければと思います。 そこで、赤磐市では対象となっていない人工授精の補助について、今後他市の動向を注視して、財政面もあわせて検討していくとの御答弁でございましたが、平成29年度の実績、これは決算書をいろいろ見て調べますと、事業予算が400万円ございまして、給付延べ件数が28件、事業費が173万4,864円となっておりまして、給付者数は22人、そのうち13人が御懐妊されたということで、効果が出ているのですけれども、そこでちょっと大変申しわけないんですが、急に数字のことを申しますが、そこで平成30年度の予算として360万円計上されております。これに対しての実績がわかればで結構なので、御答弁いただきたいのですが、いかがでしょうか。 それと、最初の質問で言いましたサポート体制について、市のほうでは健康増進課が多分担当になると思うんですけれども、そちらのほうではそういったことを考えていくっていうことは今後どのように思われるか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(入矢五和夫君) 御質問にお答えします。 30年度の実績でございます。予算は360万円というのは、議員御案内のとおりでございますが、給付の実人員数が28人、延べの給付の件数としましては40件になります。事業費は290万1,998円の事業費となっております。年々増加傾向にあるというふうに考えております。 続いて、サポート体制ですが、当然健康増進課の保健師のほうで相談等も受けますし、子育て支援課のリンクステーション、子育ての支援センターのほうでも当然しっかりサポートをさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
○議長(
金谷文則君) 光成議員、よろしいか。 5番光成議員。
◆5番(光成良充君) ありがとうございました。 急な数字のことで申しわけございません。1回目で言っておけばよかったんだと思うんですけれども。そこで、今事業費のほうを教えていただきましたので、29年度は400万円の予算、30年度が360万円、31年度が305万円と予算を3月にお聞きしております。年々、今言われたんですが、年々利用者というか、件数、給付者数はふえておりますと言われておるんですけれども、事業予算は年々下がってきているというふうになっておりますよね、これ。下がった理由は、もう今さら予算のことを言っても仕方ないんでいいんですけれども、最初の29年度の部分については400万円あって、事業費が170万円なんで、結局不用額が220万円ぐらい出てるというふうに思うんです。30年度、今おっしゃっていただいた290万円、30年度の予算が360万円で、ここで70万円ほど不用額が出ているというふうになってくるんですが、そのことを考えると、人工授精に対しても補助ができるのではないかと思ってしまうんですが、その辺についてはいかがでしょうかということと、このサポート体制について今健康増進課や子育て支援課のほうでも、リンクステーションのほうでも対応させていただくということなんですが、今まではそれはなかった、今回からというか、これからあるんなら、そこで受け付けますよということなのでしょうか。それとも、今までも御相談があって、そのほうでは対応してきておりますよということなのか、お聞かせください。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(入矢五和夫君) 予算額が下がっているというようなことで、不用額が出ているということですが、全体にも言えるんですけども、財政的にも厳しい中で、予算のほうはなるべく実勢に近いものという形で縮減をさせていただいております。当然不足というような事態になりましたら、補正等も検討しなくてはいけないというふうには考えております。 それから、不妊治療の額を一般不妊治療のほうにというような御意見もございました。現在、岡山県では笠岡市さん、また鏡野町さん、勝央町さん等が一般不妊治療にも助成をしているというようなお話も聞いております。そちらのほうにもしっかり情報をいただきながら、今後の検討をさせていただきたいというふうに思います。 それから、サポート体制ですが、先ほどのリンクステーション、また赤ちゃん訪問等もしている保健師、いろいろ知識もございます。今までも当然相談は受けさせていただいているところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
金谷文則君) 光成議員、よろしいか。
◆5番(光成良充君) はい、よろしいです。
○議長(
金谷文則君) それでは続きまして、保育士不足の解消についての再質問はございますか。 5番光成議員。
◆5番(光成良充君) 保育士の問題に入っていくわけですけれども、奨学金制度を利用しての保育士免許を取得されている方は今現在いらっしゃると思うんです。この赤磐市に保育士として勤務する年数はいろいろですけれども、決められた年数を市の保育士として勤務すれば返済が免除されるという、この制度を数年続けていくようになれば、保育士確保に困ることはなくなってくる、少なくなってくるのではないかと思っております。また、市内にある私立保育園にも枠を広げて、勤務先を広げていけば、今後起こり得るであろう待機児童問題にも対処はできてくるのではないかと思うのですが、答弁にあった採用数の問題に対処できると思いますし、しかし誰でも彼でもこの奨学金制度を利用したからといって採用するわけにはいかず、採用基準というものがあって、不採用になった場合は個人的に返さないといけないというふうになってくるんですが、これは本人が在学中にしっかり勉強していただいて、その採用基準に合うようなスキルを持って採用試験に臨んでもらえればいいと思いますので、それはいたし方ないのかなというふうには思っておりますが、また違う補助の方法としまして、今岡山市が実施しておられます市内の民間保育所に就職する場合、保育士らに対して奨学金の返済を補助するという制度を導入されております。これは、月1万円を3年間、最大で36万円補助をするというようになっております。これに対して岡山の大森市長は、自治体間の保育士の獲得競争は望ましくないのだが、背に腹はかえられないとおっしゃっております。赤磐市にもこのような制度がなく、隣の岡山市にあれば、ひょっとしたらそちらのほうに流れていかれる可能性もございますので、その辺を考えていければいいのかなあと、いろんな制度がありますので、その辺も考えていっていただければと思っております。 ちょっと調べてみますと、岡山県の社会福祉協議会では、保育士の就職準備金の貸付制度がございまして、最大40万円を貸し付けしますと。その場合、就職してれば利子等は無利子でお貸ししますというようなものもございますし、岡山県の保育士の支援情報では、保育士の修学資金貸付事業というのがありますし、未就学児童を持つ母親の方に対しても保育士に対する保育料の一部貸付制度とか、いろいろな施策をされておられますので、その辺をちょっといろいろ見ていただいて、赤磐市に合うような制度ができればと思っておりますので、お願いしたいと思います。 そこで、もう1個違う観点から、なぜ保育士確保が必要かというのを言わせていただきますと、待機児童を出さないため、これもございますが、隣の岡山市ではこの
令和元年度、少し待機児童が緩和されたと、減少して改善されたと聞いておりますが、まだまだ多くの待機児童がいらっしゃいます。その待機児童を赤磐市で受け入れられるように保育士を確保して、移住・定住をしてもらうとか、赤磐市に来てもらうっていうような施策もできないかと。赤磐市は以前から岡山市のベッドタウンとして言われるように、多くの方が岡山市のほうへ働きに行かれておりますので、人口増を目指していく上でも重要なことと思いますが、この観点から保育士確保についてはどう思われるか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(入矢五和夫君) 御質問にお答えいたします。 岡山市の返還助成、また各種県の社会福祉協議会の就職準備金の貸付制度、いろいろ制度がございます。しっかり活用して、市としてどういう制度をしていけるかというのを今後とも検討させていただきたいと思います。 それから、近隣市町からの待機児童等の受け入れでございます。 現在、民間の保育所等は100%を超えているようなところもございます。当然職員をしっかり確保いただいて、そういう受け入れも図っているところでございます。御案内のように近隣の待機児童を受け入れられるような状況ができれば、体制ができれば市の人口増にもつながっていくと思います。そのあたりも民間の事業者等ともしっかり連携をとって研究を重ねていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
金谷文則君)
友實市長。
◎市長(友實武則君) 済いません、少し訂正と補足をさせてください。 近隣市町の保育待機児を赤磐市で受け入れることについてでございます。 これは、自治体間の協定等が必要になってまいります。現状でいいますと、岡山市と赤磐市ではそういう協定が締結できておりません。これについては、何年か前から協議はさせていただいているところでございますが、協定を結ぶというところに至っていないのが現状でございます。でも、お困りのお父さん、お母さん方がいらっしゃるということは事実ですので、個別に協議をさせていただいているところでございます。 今後、議員御提案のようにできるようになれば、一つの不安解消にもなろうかと思います。前向きに取り組んでいこうということでございます。少し補足をさせていただきました。
○議長(
金谷文則君) 光成議員、よろしいか。 5番光成議員。
◆5番(光成良充君) 昼までに終わると言ったんで、あと3分しかないんですけれども、先ほど私の聞き方が悪かったのかなと。岡山市で待機されている児童を赤磐市で受け入れるということではなく、岡山市に住んでおられる方が赤磐市に住めば、保育園に入れるんじゃないかという、移住をしてもらって、赤磐で保育所に入っていただくっていう意味で言ったんですけど、私の言葉足らずでちょっと勘違いで答弁をされたんで、それは申しわけなかったんですけど、市長の言われるとおり、岡山市との待機児童の受け入れについては、以前からその協定ができてないので受け入れができないよっていうのは、話は聞いておりますので、その辺は十分理解はしております。 ここで、市長として一番最初に2位とかトップとかという話もございました。別に2位が悪いわけではないんですけれども、やはりいろんな方からの評価で、赤磐市は子育てするならいいところだよっていうのは言っていただければいいことなんで、そのためにも赤磐市の議員として私たちが協力できることがございましたら、協力は惜しまないというふうに思っておりますので、そういうことができて、いろんな方からの評価で、子育てするなら赤磐市がいいよっていうふうに胸を張っていただけるような市になっていけばいいと思いますので、それを強く市長にはお願いしたいと思っております。 そこで、そのためにどういったことを行えばいいのかっていうのを、移住していただけるとか、定住していただけるとか、子供を出産していただいて育てていただくとか、きょう私は2つの
一般質問になっておるんですけれども、そのための施策っていうのが赤磐市の総合計画に盛り込まれておりまして、いろいろと実施されております。今回提案させていただいてる内容については、検討していくと答弁をしていただき、前向きに考えていくと言っていただいたので、検討していくのには十分な内容であったのかなあと、自分の
一般質問ではございますが、自分でよう言ったなと思っておるんですけれども、全く箸にも棒にもかからないような提案をしていたのかなというふうに思うんですけれども、その辺、市長、今回のこの私の
一般質問、2つの項目について、どのように考えておられるのか、最後に御答弁をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。
◎市長(友實武則君) 今回の光成議員の御質問に対するコメントでございますが、やはり赤磐市はこの子育てについて重点的に施策を取り組むべきという御提案でございます。 赤磐市が目指す、子育てするならあかいわ市の、この路線にしっかりと従ったものと受けとめさせていただいております。これを励みに今後もより一層推進ができればと思います。議員の皆様方にも御理解、御協力がいただけるようにお願いをさせていただきます。ありがとうございます。
○議長(
金谷文則君) 光成議員、よろしいか。
◆5番(光成良充君) はい、よろしいです。
○議長(
金谷文則君) 以上で5番光成議員の
一般質問を終わります。 (5番光成良充君「ありがとうございました」と呼ぶ) ここで、午後1時まで休憩といたします。 午前0時0分 休憩 午後1時0分 再開
○議長(
金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、7番大口議員の質問を許します。 7番大口議員。
◆7番(大口浩志君) お食事後の眠くなりそうな時間になりましたが、よろしくお願いいたします。 それでは、通告に従いまして3点お尋ねをさせていただけたらと思います。 まず、防災についてでございます。 基本的には、防災については想定外という単語が多々聞かれると思いますが、想定外を一つでもなくするためにという視点でお尋ねをしたいと思いますので、そのような視点で御答弁をいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 まずは、昨年、県内での豪雨災害を受けての取り組み、見直しを赤磐市でもやられとるんではないでしょうか。それを教えてください。 次に、具体的な連携はできておるんでしょうか。 続きまして、ISOという概念がございますが、その中に事業継続、BCPというような考え方がございますが、これは防災だけに限らず、事業継続という考え方でございますが、そういった考え方は先ほど申し上げた想定外という考え方を一つでもなくするために参考になることが多々あろうかと思います。いかがでしょうか。 続きまして、公有財産(土地、建物)の活用計画は。 これは、明かりがつき、人の出入りがあるようにするにはの視点でお尋ねをしたいと思います。これもそのような視点でお答えをいただけたらと思います。 その中でまず、補助金適正化法に対する考え方をお尋ねいたします。 次に、何年か前にもいろいろ整理整頓されとると思いますが、そのうちプラスとして法人移譲、企業誘致、企業に活用していただくというような考え方はいかがでしょうか。で、最終手段になりますが、売却ということに関しての考え方はどのようにお持ちでしょうか。 続きまして、消防になりますが、来年度からの操法訓練について。 先日も県大会の応援に多くの議員で行かせていただきましたが、来年度から県大会の内容が変わるようにお聞きしとりますが、それに向けての赤磐市での準備はどのように進んでおるか、お尋ねをいたします。 以上3点、よろしくお願いします。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見
総務部長。
◎
総務部長(塩見誠君) それでは、大口議員の防災についての御質問にお答えをさせていただきます。 昨年の豪雨災害を受けての今年度の取り組みにつきましては、まず市職員の防災体制の見直しといたしまして、各支所の防災体制を2班体制から3班体制にすることで災害の長期化に備えることといたしております。 また、支所の課長級職員が減員になったこと、減ったことに伴いまして、現地での指揮命令系統の充実と本庁災害
対策本部との連絡調整の強化のため、本庁より課長級職員を各支所へ2名ずつ配置するようにいたしております。本庁の災害
対策本部では、県との連携強化のため、県職員2名が本市の災害
対策本部に配置される予定となっております。 次に、各種団体との連携につきましてでございますが、現在、応急生活物資供給、災害応急
対策、福祉避難所施設利用、緊急一時避難所等に関しまして、67の団体や事業所と各種の協定を締結をいたしております。有事の際には、これらの協定先と連携を図りまして、避難生活や復旧などに対応していく計画といたしております。 次に、ISO、BCP、MSの概念は参考にならないかという御質問でございますが、本市におきましては、平成30年3月に赤磐市業務継続計画を策定いたしております。また、本年度予定をいたしております赤磐市地域防災計画の改定等につきましても、議員御提案のこの概念が反映できる項目につきましては、反映するよう検討をしてまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 藤原
財務部長。
◎
財務部長(藤原義昭君) 公有財産の活用計画についての御質問にお答えします。 赤磐市公共施設等総合管理計画の中でも、遊休資産は積極的に民間への貸し付けや売却を図り、まちの活性化を実現する旨、計画されており、有効活用が可能な未利用の公共施設につきましては、民間活力の活用を含め、有効に活用できるよう検討していきたいと考えております。 施設によっては、その整備に係る財源により補助金等適正化法を受けて、目的外の活用に返還金が生じる場合もありますが、そういった場合は施設の資産価値も見込まれるため、売却益も含めて検討する必要があると考えております。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 井元消防長。
◎消防長(井元官史君) それでは、大口議員の来年度からの操法訓練についての御質問に答弁させていただきます。 平成31年2月14日に開催されました岡山県消防操法訓練大会第3回実行委員会におきまして、来年度に水出し操法の第1回目の岡山県大会の訓練実施が決定となりました。 このことから、従来のポンプ操法から、より実戦に近い水出し操法に移行するため、従来の学校内での訓練はグラウンドの保全整備の観点から困難をきわめるため、アスファルト舗装をした訓練施設が必要となります。現状におきましては、当消防本部の敷地内に1コースのみですけれども、訓練施設の整備は完了しております。 今後の訓練等の方針といたしましては、地区大会及び市の大会までは従来どおりとさせていただきまして、市の代表チームが水出し操法の訓練を実施するものと考えております。そのチームが県大会へ駒を進める予定とさせていただきたいと思います。 また、水出し操法に必要な資機材の整備並びに訓練用地にありましても各方面隊で水出しの訓練ができるよう関係部署と調整をしながら進めてまいりたいと考えております。現在におきまして訓練の候補地としましては、立川地区の山陽浄化センター、沢原地区の熊山運動公園、草生地区の吉井B&G海洋センター、周匝地区の吉井川河川敷となっております。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(
金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、防災についての再質問はございますか。 7番大口議員。
◆7番(大口浩志君) ありがとうございました。 昨年の豪雨の後に一晩中災害本部へ詰め、その後、雨が上がった後に特に災害復旧の現場確認に土木建築の関係の部署の方を中心に寝ずの番で飛び回られとるようなこともお聞きしとりまして、このように2班体制から3班体制になるように、継続的に余り身体的にも無理がかからないようなシステムづくりが1つずつできているのかなあというふうに確認をさせていただいております。 また、支所課長の人数が減っているということで、課長級の職員を応援に2名ずつ出すというようなことというふうに決まっておりますとなっておりますが、先日も吉井草生地区で防災訓練が自主的に住民の方々を中心にやられましたけども、その際にその課長級2名さん、行かれたんでしょうか、吉井支所へ。その辺もまずお答えください。 それから次に、各種団体との具体的な連携はできているかという中に、67の団体というふうに先ほど御説明がございましたが、その中であえて3つ、4つお尋ねをしてみたいと思います。 まずは、赤磐市社会福祉協議会。なぜかといえば、こちらに置いてある赤本の中にも、ボランティアセンターの開設は赤磐市社会福祉協議会が行うというふうに書いてございますが、これだけで実際にできるんでしょうか。マンパワーの件も含め、場所の問題等々があろうかと思います。災害
対策本部は、まず第一に本庁へ開設する。本庁が無理な場合は消防署、次が赤坂支所のような順番であったかと記憶しておりますが、ボランティアセンターの開設の順番は、決まってないようにもお聞きしております。現場を預かる社協の職員さん等とお話をしますと、場所的な問題、進入路の問題等で赤磐市社会福祉協議会の本所で行うのは無理があるんではなかろうかというふうにお話をしとられました。現実はこの間の昨年の豪雨で上道公民館もしくは真備町のほうへ見学に行かれたり、勉強に行かれたり、大分意識は上がっておるというふうにお聞きしとります。それを捉まえて、ぜひより連携というのが、まずは社会福祉協議会と会議の場でも設定していただいて、まずは開設場所を1番、2番、3番、それぐらいをまずは決めていただくのも一つではないかなあというふうに思います。 それと、人のことはよく出るんですが、わんちゃん、猫ちゃん、ペットのことがなかなか余り単語として上がってきません。その中で獣医師会、もしくは我が家からいえばここへ来るより近いところにある岡山県動物愛護センター、そういったところとの連携はできているんでしょうか。 それと、一番大事なことですが、職員間の連携ができているんでしょうか。職員間の連携ということでお聞きをしてみるんですが、この赤本を中心に部長会が開かれたことはあるんでしょうか。課長会が開かれたことはあるんでしょうか。その点が一番の連携の一歩目ではないかなというふうに考えますが、いかがでしょうか。 また、先日の豪雨の際に中国銀行さん、県内の支店4カ所が水没されたそうでございます。そのうちの3カ所は月曜日から営業を始めたと。さすがに真備支店だけは無理だったそうでございます。平島地区だけをとってみても金融機関が何カ所か水没しております。月曜日から店があいていたのは中国銀行さんだけだったと記憶しております。周辺の職員さんを中心にマニュアルに従い、相互応援をし、一番気になることではございますが、コンピューターの関連の業者さんもすぐ駆けつけて、月曜日の開店に間に合わせたと。コンピューターの関係は、月曜日の朝4時半に何とか終わり、後の準備は朝7時半に何とか終わり、9時の開店を迎えることができたというふうにお聞きをしております。実際に復旧に携わった経験のある方が近くにもおられます。いろんな知恵を拝借するのも一つではなかろうかなあというふうに思いますが、いかがでしょうか。 次のISOのBCP、MSの概念はということは、要するに事業継続プランのことでございます。防災だけではありません。いろんなリスクがあるときに、どのように事業を継続していくか。読みかえれば、住民福祉の向上というのが我々市役所に課せられた使命でしょうから、住民生活が滞りなく送れるというようなことと読みかえれば、参考になることは多々あろうかと思います。中でも取引先の倒産であるとか、インフルエンザの蔓延であるとか、助けてくれる生産委託会社を探しておく。もう既に私がお聞きした会社は新潟のほうへ準備をしとるそうでございます。その中で、私も知りませんでしたが、水で膨らむ土のう袋があるそうでございます。これは、乾いたらもう一度使えるらしいです。そういったものも備蓄品としてやっておられるそうでございます。なかなか日常業務に追われて、こういった会議はなかなかやりにくいというようなことも本音でおっしゃっておられましたが、ISOを御存じの方は、年に1回は審査会がございます。どのようになっとるか、それを審査会を勉強会と考えて、勉強会が、審査会が近くなっとるからやっとかにゃいけんなあというようなことで取り組んでおられるそうでございますが、生意気な言い方をいたしますと、このような赤本、これだけのものをつくれといったら、私にはようつくりません。ですけど、せっかくつくってあるんであれば、よく言われる言葉で、仏つくって魂入れずということになっとりはしませんでしょうか。せっかくあるんでしたら、これを少しでも生きるように活用していただけたらと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見
総務部長。
◎
総務部長(塩見誠君) 大口議員の再質問にお答えをさせていただきます。 まず、今回6月5日にございました水害特別防災訓練の折に吉井支所に課長級の職員を配置したのかという御質問でございますが、今回吉井支所につきましては、B&Gと草生の住民の避難活動を主に業務をさせていただいておりましたので、職員の派遣はいたしておりません。 また次に、社協のボランティアセンターとのかかわり合いでございますが、現在、社会福祉協議会とは災害時におけますボランティア活動に関する協定を結ばせていただいております。先ほど御指摘がございました場所の問題もございますし、社協の人員の問題もあります。その前提といたしまして、市の災害
対策本部から社協に対してどういうふうな情報を流して、ボランティアセンターをどういうふうに運営するかという根本の問題もその前にございますので、このあたりは現実のシミュレーション等を踏まえまして、社協と十分内容を精査した中で現実的な運用ができますように検討をさせていただければと思います。 次に、ペットの件でございますが、獣医師会との連携協定につきましては、現在市のほうでは締結はいたしておりませんが、ペットに関しましてはよその自治体の例を見た場合でも、避難所にペットを連れてきたときにどういうふうにペットの取り扱いをするか、これはペットだけじゃなくて、乳幼児の問題であったり、体が不自由な方を避難所においてどういうふうな配置をするかというようなことになろうかと思います。ですから、ペットについてもどこが受け入れができるか、受け入れができないかを含めまして、今後現代の問題としては必要でございますので、検討させていただきます。 あと、職員間の連携はできているかという御質問でございますが、通年台風が来る場合は、ある程度1週間弱ぐらいから予想ができます。そうした折には職員間で会議を持ちまして、どういうふうな形で災害
対策本部を持っていくかというのは、適宜会議をさせていただいております。 また、6月5日にありました防災訓練については、大変有意義なものでございまして、雨季の前に実際の行動シミュレーションができ、県との連携ができたということで、今回会議以上に大きい意味があったかなと思っております。 次に、中国銀行との連携でございますが、現在、特別な協定は結んでおりませんが、先ほど言われましたBCP、業務継続契約との関連もございますので、そのあたりは今後協議のほうも行ってまいりたいと思います。 最後に、BCPの業務継続計画でございますが、今赤磐市のほうでは30年3月付で赤磐市業務継続計画を策定いたしております。主な項目といたしましては、業務継続の目標の設定であったり、非常時にどの業務を優先して行うかというような整理も行っております。この一応計画書ができておりますので、これを踏まえた中で実際どういうふうに動いていくかというのは今後精査をしながら、いざというときに業務が継続できるように万全を期したいと思います。よろしくお願いいたします。 私の回答は以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 大口議員、よろしいか。 7番大口議員。
◆7番(大口浩志君) まずは、職員間の連携という1点に絞ってお尋ねをしたいと思います。 会議はよくやっておるというふうな御答弁でございましたが、先ほど申し上げた社会福祉協議会、ボランティアセンター、ペットのこと、多分会議をやっとったら、当たり前に出てくるお話の一つではないかなあというふうに思います。私自身は、犬も猫も飼っておりませんから、ペットということに関してはちょっと疎いです。ですけど、これだけ部長級、課長級の職員さんがおられたら、室内犬を飼っておられる方もたくさんおられるんではなかろうかと思います。実際に現場を経験された山陽西小学校、高陽中で学ばれた方が講師で来ていただいて、ペットのことは普通には外で預かる。ですけど、夏のことであったから、ある学校は校長先生の配慮でエアコンがきくところへペットを入れたところもあるというふうなこともお聞きしましたが、それをお聞きしたときに、現場の裁量、例えば学校でしたら学校長が管理者になると思いますが、現場の裁量だけに全てを委ねておくのはトラブルのもと。先ほど塩見部長も答弁をしていただきましたが、前もって決めといていただいて、住民に周知徹底していただいとくと、現場現場でのトラブルが1つでも減るんではないでしょうか。今の時代ですから、A小学校は入れさせてくれた、B小学校は基本にのっとってだめでした、どうしてなんでしょうかと。特に今、ネットですぐ横の情報が流れます。そういうトラブルを未然に1つでも防いであげるために、備えあれば憂いなしという言葉もございますが、ぜひ想定されることは早目早目に決定をしていただいて、住民に周知をしていただけたらと思います。 私も存じませんでしたが、先ほど申し上げました御津の伊田にある岡山県動物愛護センター、ペット絡みの備蓄品はそれ相当の量があるようにお聞きしております。赤磐の場合は地の利がございます。より連携ができるんではなかろうかというふうにも考えますので、このことに限らずいろんな知恵があると思います。前もってできることは前もってぜひ決まり事をつくっていただいて、住民に周知徹底をしていただくということをお願いしたいんですが、いかがでしょうか。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見
総務部長。
◎
総務部長(塩見誠君) 大口議員の再々質問にお答えをさせていただきます。 まず、ペットの問題でございますが、避難所一覧の中にペット持ち込み可とか不可とかというような表示は現在できておりません。今後、ペットの取り扱いにおきまして、その施設施設でどういう取り扱いをするかというのを検討しまして、ある程度のラインを出した後には市民の方にも公表させていただければと思います。 また、県動物愛護センター等の備蓄品の活用とかというお話もございました。これにつきましても、どうしてもペットがおれば食餌が必要だというのは当然のことでございますので、この県動物愛護センターがどういうふうに活用できるかというのは、今のところ不明な点もございますが、話し合いをさせていただきまして、市町村とどういうふうな連携ができるかというのも研究させていただければと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
金谷文則君) 大口議員、よろしいか。
◆7番(大口浩志君) はい。
○議長(
金谷文則君) それでは続きまして、公有財産(土地、建物)の活用計画はについての御質問はございますか。 7番大口議員。
◆7番(大口浩志君) ありがとうございました。ぜひ早急に対処していただいて、まずは顔を合わすだけでもよろしいかと思いますので、お願いします。 なぜこのようなこと申し上げると申しましたら、先ほどの動物の関係でいえば、岡山県にあった災害の際、1週間前にたまたま岡山県の場合は獣医師会との連携会議をやったそうでございます。お互いの顔がわかっとるからこそ初期対応がうまくいったというふうなこともお聞きしておりますので、まずは顔を合わせることから始めていただけたらと思います。 続きまして、公有財産の活用計画なんですが、今ちょうど町苅田にひまわりこども園ができ、それの関連で今年度、3保育園の解体予算が組まれております。こうなるんですよっていうお話をしますと、まずはほんなら更地になったら、ちょっと駐車場ででも貸してもらおうというようなお声があったりもいたします。大体小学校の近所に赤坂の場合は保育園がございます。スポ少の大会であるとか、駐車場のことでなかなか呼べなかった者が呼べるかなあというようなこともおっしゃっておられる方がおられましたので、何かが動けば空気が変わるというような視点でお願いできたらと思います。 この中で、先ほどの答弁にも触れていただきましたが、補助金適化法も場合によっては繰り上げもというようなことも考えるようにおっしゃっていただきましたし、法人移譲ということに関しては、ぜひ企業誘致の視点も入れて御検討をいただけたらと思います。その際に、よく次の課題として上がってくるのが、財政上の問題ということが出てこようかと思います。前もって準備しても、来る人がいなかったら無駄なお金ということになりますので、まずは相手を決めて、そこからよくこの春からマスコミ等で有名になっておりますけども、ふるさと納税の法人版の利活用を御検討いただけないでしょうか。ある町が何かを購入する際に財源をお聞きしたら、ふるさと納税の法人版を利用するんだというようなことを教えていただくこともございましたし、赤磐市はまだまだ取り組みとしてはこれからではなかろうかなあと思います。仮に1,000万円なら1,000万円納税をしていただいて、そのお金をもって受け入れ準備をする。払うほうによっては、A地へ払う法人税か、赤磐市へ払う法人税か、払うほうにとってはほとんど変わりません。このような使い方がルール上、許されとるかどうかまでは私自身も検証できておりませんが、いろんな財源確保の方法はあるんではなかろうかと思います。皆様もよく御存じだと思いますけども、徳島県のほうにサテライトオフィスがたくさんできとります。ITの関係が何十者というふうにできておると思いますし、先ほどの防災の関係というか、危機管理の関係からサテライトオフィスをどこかへつくっておこうと、バックアップ拠点としてというような考え方をしとられる企業さんもたくさんあるように聞いております。そういった視点とあわせて公有財産の利活用、財政面も含めて御検討をいただけたらと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 藤原
財務部長。
◎
財務部長(藤原義昭君) 議員の御質問にお答えします。 施設修繕に企業版ふるさと納税を活用しないかという御質問だと思います。 企業版ふるさと納税につきましては、志のある企業の皆様が寄附を通じて地方公共団体が行う地方創生の取り組みを応援してくださる制度でございます。本制度の活用条件といたしましては、市町村の策定されます、まち・ひと・しごと創生総合戦略に募集を行う事業についての記載があること、また寄附を募集することについて国の認定を受けていることなどがございます。今後の地方創生を目的とした事業において企業の皆様の思いが重なり、寄附をいただける事業がございましたら、財源確保の手段として有効と考えておりますので、引き続き研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 大口議員、よろしいか。 7番大口議員。
◆7番(大口浩志君) すぐ近くに実際にもうやっておられる市がございます。ノウハウを学んでいただいて、財源確保の観点からも早急に取り組んでいただけたらと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 藤原
財務部長。
◎
財務部長(藤原義昭君) 議員の御質問に御回答いたします。 早急に調査研究して、実施したいと考えております。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 大口議員、よろしいか。
◆7番(大口浩志君) はい。
○議長(
金谷文則君) それでは続きまして、来年度からの操法訓練についての再質問はございますか。 7番大口議員。
◆7番(大口浩志君) ありがとうございました。 今月号だったと思いますが、防災に関して消防団の御活躍ということで表彰も受けとられるニュースが広報あかいわにもたしか載っておったと思います。いろんな面で市民生活を支えていただいておりますので、消防団の方々とよく連携をとりながら今後の方向性を決めていただけたらと思います。 1点ちょっと気になりますのが、将来的に訓練用地の確保をということでございましたが、各方面隊の中で赤坂方面隊だけがなかったように思います。これは、先ほどの御説明の中にあった消防本部に1コースございますと、これを赤坂方面隊は使ってくれというような理解でよろしいんでしょうか。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 井元消防長。
◎消防長(井元官史君) 大口議員の再質問にお答えさせていただきます。 赤坂方面隊でもいろいろ現在模索しております。まずもって公の用地のところで検索をしてるところなんですけれども、今現在、候補地に浮かぶところが思いつかないところが現状ですが、赤磐市の消防本部で訓練をしていただきたいということで、団長とも協議を進めてまいっている次第です。 今後の展開次第では、用地があるようでしたら、またそこは
現地確認をさせていただいて、協議のほうを進めていきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
金谷文則君) 大口議員、よろしいか。
◆7番(大口浩志君) はい、ありがとうございました。
○議長(
金谷文則君) それでは、以上で7番大口議員の
一般質問を終わります。 次に、4番佐々木議員の質問を許します。 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) 失礼いたします。 本日、最後になりました。しっかりと元気よく意見交換を皆さんとさせていただけたらと、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。 私ごとなんですが、体調のことを申し上げたら余りよくないのかもしれない、血圧が最近もう高くて、余り大きな声を出しましたら、ちょっと頭に響くようなところもありまして、ちょっとそんな感じでぼそぼそとしゃべってしまいますが、聞こえてますかね、大丈夫ですか。大丈夫ですね、はい。こんな感じでしゃべることになると思いますので、済いません、御容赦いただきたいと思います。 じゃあ、今回通告をさせていただいておりますのが4項目ということで、市長の市政運営についてということ、答弁書によりましたら、ことしのことについて書いていただいてるようですけども、実は昨年の中学生の海外研修先、スリランカをお選びいただいて……。
○議長(
金谷文則君) 佐々木議員、質問を先にしてください。答弁はまだ、答弁書っちゅうのは後の話ですので…… (4番佐々木雄司君「続けていいですか」と呼ぶ) 質問してください。
◆4番(佐々木雄司君) していただいてるようなんですが、昨年の中学生の海外研修先のリサーチについて、どのようにリサーチされたのかというところについてお尋ねをしたいと思います。 続きまして、市役所内でのコンプライアンス遵守の取り組みについて、どのような取り組みをしていただいているのか、御紹介ください。 医師確保のおくれにつきまして、これは明白なところだと思うんですが、このおくれについてどういったぐあいに医師を確保するために取り組みをしていらっしゃるのか、このことについてお尋ねをしたいと思います。 そして、予算配分についてということですけども、これは市長の考え方になると思うんですが、どこに重点を置いて、意識を置いて予算配分されていらっしゃるのか、そのことについてお尋ねをさせていただきたいと思っております。 以上のところが市長の市政運営についてということで、続きまして道路環境整備についてお尋ねをさせていただきます。 御承知いただいておりますとおり、3月24日、美作岡山道が部分開通いたしました。これに伴いまして、新下市の交差点、こちらのほうに交通が非常に集中しておりまして、
ネオポリスに至る幹線、
ネオポリス線などにも非常にたくさんの車が通行するようになっています。これにつきまして、今後
交通事故のリスクであったり、排気ガス、粉じん、洗濯物への影響、いろいろ予想されるところがあるんですが、こういったようなことについての
対策、どういったぐあいにお考えになられていらっしゃるのか、お尋ねをさせていただきたいと思います。 続きまして、行財政改革につきまして、平成27年から30年までの経常収支比率について御紹介ください。 財政健全化アクションプランで削減された項目の現在についてお尋ねをさせていただきたい。現在についてどうなっているのか、教えてください。 続きまして、直近の市債残高総額について御紹介をいただきたいんですが、一般会計部分だけではなくて、できましたら市のほうで抱えております全額、総額ですね、こちらのほうを教えていただきたいと思っております。 最後になります。予算歳出項目ということで、ここの中に委託料というのがあるんですが、この委託料につきまして、委託効果とその内容についてお知らせをいただきたいと思います。 私のほうから一括しては以上です。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。
◎市長(友實武則君) それでは、佐々木議員の御質問に順次お答えをいたします。 まず、中学生の海外研修先のリサーチについてでございますが、この海外研修事業につきましては、連携協力に関する協定を締結しておりますAMDAが実施しております中高生を対象としたスリランカでの海外研修事業に赤磐市の中学生が参加したものでございます。 今年度の赤磐市中学生海外研修事業は、平成31年4月開催の総務文教常任委員会においても御報告させていただきましたが、AMDAから政治情勢が不安定ということを理由に実施を見送ると連絡をいただいているところでございます。 このことについての詳細は、担当部長より御答弁させていただきます。 次に、コンプライアンス遵守の質問ですが、コンプライアンス遵守に対する取り組みにつきましては、新規採用職員研修や公務員倫理研修などの受講により知識を深めるとともに、職員倫理規程にもありますように、法令等を遵守し公正な職務の執行に努め、市民の疑惑や不信を招くことのないような、そういうことを図り、日ごろから職員への周知を図っております。 また、赤磐市にはコンプライアンスを遵守することを目的に、職員に意識を備えるための岡山県警の職員も配置をさせていただいております。 このようにコンプライアンスについての周知あるいは公益通報制度の確立、不当要求行為への
対策についても研修を行っております。コンプライアンス違反による不祥事を防止する仕組みづくりに取り組んでいるところでございます。 続きまして、医師確保についてのお尋ねでございますが、御存じのとおり、現在、熊山、佐伯北診療所の常勤医師はおのおのお一人です。地域医療の拠点として、それぞれ土曜日または日曜日の診療も実施しており、御苦労、御負担をおかけしているところでございます。医師の負担軽減、さらに定年後の医療体制を考える上でも常勤医師の確保は喫緊の課題と認識しております。今まで医師確保のため、赤磐医師会を初め、地域医療に詳しい医療機関や医療政策、地域医療人材育成に詳しい大学の先生方、自治医科大学を卒業された先生方に現状について御説明をし、御相談もしてまいりました。 現在の状況は、赤磐市医師募集の案内を赤磐市ホームページに掲載するとともに、全国的な医師募集サイトへの登録等を随時行っております。岡山県を初め、各医療関係機関にもさらなる御協力をお願いしているところでございます。 また、過疎地域での診療に配慮いたしまして、大学医局等での研究、研修参加や休日等を利用した地域医療等への貢献、また災害発生時の医療救護に御参加等の御希望があれば、相談に応じさせていただくこととしております。 今後とも安定した地域医療を推進していくために、しっかりと取り組んでまいります。 次に、道路環境整備についての質問にお答えします。 本年、2019年3月24日、美作岡山道路が開通いたしました。これにより接続する幹線道路、主に県道でございますけども、この交通動態が変化してきているということは認識してございます。道路管理者から供用前後の比較がわかるよう交通動態の調査を行い、適切な実態把握が近々に行われる旨の説明を受けているところです。 御指摘のように、交通動態が変化すれば、これに追随して渋滞等の要因も変化いたします。まずは、現状の適切な把握を県、警察、市が連携して行い、それぞれの情報を共有して、渋滞抑制、速度抑制等の措置を適宜講じていきたいと考えます。 そのほかにつきましては、各担当より答弁をさせていただきます。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 安田
総合政策部長。
◎
総合政策部長(安田良一君) 私からは、中学生の海外研修、スリランカへの昨年度のリサーチについてお答えいたします。 スリランカの状況をAMDAが政府や現地組織、AMDAの出先機関等から継続的かつきめ細やかに情報を収集されたというところでございます。 私からの答弁は以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 藤原
財務部長。
◎
財務部長(藤原義昭君) 私からは、まず予算配分についての御質問にお答えします。
令和元年度当初予算は、第2次赤磐市総合計画に掲げる3つの重点戦略の各施策を推進する視点に立って配分をいたしております。 総額は、一般会計では約190億円で、平成30年度の約210億円と比較しまして、約20億円の減額となっております。今年度も総合計画の掲げる「人“いきいき”まち“きらり”活力ある、住みよい、住みたい、赤磐市」の実現を推進してまいります。 このためには、常に限られた財源の中で事業効果を向上させる創意工夫を行いながら、健全で持続可能な財政基盤の強化を図ることを念頭に市政運営を行ってまいります。 次に、経常収支比率、財政健全化アクションプラン、市債残高についての御質問にお答えいたします。 平成27年度からの経常収支比率につきましては、平成27年度が89.5%、平成28年度が91.4%、平成29年度が92.2%、平成30年度につきましては、現在算出を行っているところでございます。 赤磐市財政健全化アクションプランは、平成26年2月に策定し、94項目の合計で約6億円の効果を出せたものと総括しております。 この3年間の取り組みの経験を生かし、プラン終了後も各所属において行財政改革大綱の推進に取り組んでおり、歳入歳出と組織、機構の見直し等による経費削減の両面から最適化を図っているところでございます。 市債残高総額につきましては、一般会計は平成29年度末現在高で約201億円、
令和元年度当初予算編成時の見込みでは、平成30年度末が約215億円、
令和元年度末につきましては約208億円となる見込みでございます。 先ほど全会計と言われましたが、ちょっと直近のものは今持っていません。今、私が持っているのは、昨年、30年8月に策定された平成30年度末の見込みで、一般会計、特別会計、水道事業会計の合計で約374億8,000万円を見込んでおります。申しわけございません、直近ではちょっと離れておりますが。 次に、委託料の効果と内容についての御質問にお答えします。 赤磐市では、第3次行財政改革大綱の主要施策の一つとしまして、民間活力の導入を掲げており、事務事業を見直し、行政の守備範囲を重点化して、行財政のスリム化を図る中で、民間が担うことが適当と考えられるものは民間委託などを進め、質の高い市民サービスの提供を目指しております。 こうしたことから、設計委託や焼却委託など専門性の高い業務など、さまざまが業務を委託し、限られた職員数で効率的に事務を執行するために一定の効果を果たしてきているものと考えております。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、市長の市政運営についての再質問はございますか。 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) 市長、去年リサーチが僕まずかったんじゃないかなというふうに思ってるんですよ。御存じのとおり、ことしの4月21日には、最終的には258名が犠牲になるテロがスリランカで起こりました。 これ、私の失敗談なんで、余りこういうところでお話をする内容じゃないかもしれないんですが、佐々木雄司、29歳のとき、1999年6月なんですが、世のため人のためになりたいということで、ユーゴスラビアのほうで戦争がありまして、ここで大変たくさんの難民の方がコソボから発生しておりましたので、何とかお手伝いをさせていただけないかということで、単身ギリシャに入りまして、このアルバニアの国境を目指して行ったことがあるんですよ。そのときに結果的に行くことができずに、途中で強盗に遭いまして、現地の方に。それで断念して、お金がなくなりましたから帰ったわけですけども、そのときにアテネの空港でジャーナリストの方にお会いしまして、その方にコソボに行かれてたんですかというふうに聞いたら、行ってたと。で、その帰りなんだという話の中で、自分が行こうと思ったけども行けなかったと、悔しいという話をしたら、周りが振り向くぐらいの大きな声で僕どなられまして、ばかやろうと。で、何を言われるのかなと思ったら、おまえみたいなやつはハワイに行っとけと言われたんです。物すごい悔しくて、言われる、でも言い返すことができずにお話を聞かせていただいたんですが、その方いわく、アルバニア、コソボじゃなくてその隣国であるアルバニアというのも治安情勢が物すごく悪いと。難民高等弁務官事務所の職員もその難民支援ということでアルバニア国内をいろいろしてるけども、警備をつけずに移動することができないというような、そういう現状だと。自分もそこのところに行くときには、民間警備会社にセキュリティーを雇って、軍人上がりを5人雇ったって言ってました。それで取材をして帰ってきてるんだと。おまえみたいなやつが一番困るんだと、何も考えずに何かやりたい、やりたい、人のためになりたいと言って、そこのところに突っ込んでいく。おまえはそこで命を落としたり、けがをしたりして納得できるのかもしれないけども、日本政府としては、おまえみたいなやつであっても、そこで誘拐とかをされてしまったら救出に行かなきゃいけないと。アルバニア政府に要請して、軍隊なり警察なりがおまえを迎えに、助けに行かなきゃいけない。そのときに、その人がもし命を落とすようなことがあったら、その家族におまえはどんな顔をして、どんな申し開きができるんだと言われたときに、僕は頭をがつんとたたかれました。そういったようなことがありまして、僕は物すごく反省して、今後、外国などでは危険なところに行くことはやめようということで、本当に安全保障等々にも興味を持たせていただいたんです。 今もその気持ちというのは鮮明に残ってまして、外交や安全保障を僕は物すごく興味を持っていろいろ調べさせていただいてるんですが、最近になりましてマレーシアでISの戦闘員と見られる人物が4名逮捕されてます。この4名逮捕された人の中に、難民高等弁務官事務所発行の難民カードを持っていらっしゃる方がいらっしゃったと。これ、ロヒンギャの人なんですが。こういったようなところからアメリカの情報機関等々は、ISの新たな拠点が東南アジアにできたんじゃないかというような可能性を言われています。この難民カードっていうのは、すごく公的なもので、当然ながら私たち日本にも来ることができますし、世界中で難民申請を起こすことができる大変オールマイティーなカードになってます。そういったような中で、どうしてこのISの人がマレーシアなどでテロを企てる、ISの関係としてテロを企てるというようなことをしてるのかというと、一方、フィリピンにアブ・サヤフっていうテロリストのグループがあるんですが、こういったようなところをあわせてアメリカのテロ
対策の部隊が東南アジアに今非常にテロリストが集まっているような現状があるから、これを……。
○議長(
金谷文則君) 佐々木議員、55条に従ってやってくださいね。
◆4番(佐々木雄司君) はい。
○議長(
金谷文則君) できるだけ簡便にお願いします。
◆4番(佐々木雄司君) はい。 そういったようなところがありまして、掃討作戦を行ってます。掃討作戦を行っておりますので、散り散りばらばらに逃げるわけですよ。逃げた先がマレーシアであったり、今回のスリランカなんです。これは2017年の話であって、当然去年の2018年には、このテロリストの一部というのはフィリピンあるいはいろいろなところのアメリカが行う、そのテロの作戦によって、このスリランカなどにも入っていた可能性があるんです。そういうところに中学生を連れていったわけですよ、これはもう大問題。何かがあれば、これはもう辞任どころじゃ済まない、市長。そういうようなところに中学生を連れていってる。だから、僕はもっとそういうAMDAさんというのは素人、ボランティアグループですから、そういう素人のところではなくて、もっと市役所としての機能を使って、外務省に問い合わせをする、現地の法人に問い合わせをする、本当に大丈夫なのかというところをもっともっと調べ上げてから、安全に安全を確認してから、中学生を連れていってほしいんです。そういった意味では、私はやっぱり去年のこの連れていったものというのは、非常にまずかったんじゃないかなというふうに思ったりしています。そこら辺の御所見を市長のほうに今後の展開も含めまして、どうお考えになられているのか、お尋ねしたいと思います。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。
◎市長(友實武則君) 昨年の夏のスリランカの研修でございますが、このリサーチが間違いだということでの御指摘であります。 その前に、佐々木議員の貴重な御経験、御紹介ありがとうございます。大変参考になりました。 このリサーチですけども、我々、市としてもこのリサーチは慎重かつ丁寧にやらせていただいております。当時の情勢に細心の注意を払い、これで安全を確認をしながら参った次第です。私も同行し、この研修の効果も確認しながら研修を行ってまいりました。現状は、残念ながら危険な状況になっているので、ことしのスリランカへの訪問は取りやめとなっております。今後については、情勢を見ながら安全を第一に判断をさせていただいてのことになろうかと思います。将来のことについては、現状で何か言えることは、今は持ち合わせてございません。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。
◆4番(佐々木雄司君) ありがとうございます。 しっかりと安全第一の観点で、
子供たちを連れていくわけですから、頑張っていただきたいなと、悪いことじゃないと思いますんでね。国際感覚を磨くということに関してとか、あとボランティア精神を養うということについては悪いことじゃないと思いますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 市役所内のコンプライアンス遵守の取り組みについてなんですが、いろいろこんなことをやってます、あんなことをやってますとお書きいただいてるんですが、私、気になるのがありまして、お尋ねをさせていただきたいんですが、せんだって、土曜日、交通安全の出発式がありました。ここのところで、高校生に来ていただいて、大きな筆で書道を披露してくれたんですが、あのときに音楽がかかりましたね。何でしたか、何とかという名前を聞いたんですけど、忘れましたけど、あの音楽、あれ著作権は許可とってますか。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見
総務部長。
◎
総務部長(塩見誠君) 佐々木議員の再質問にお答えをさせていただきます。 春の交通安全県民運動に瀬戸高校生が筆で書いたときの音楽の関係でございますが、あれにつきましては、瀬戸高生が持ってきたテープを流したものでございまして、著作権をとっているかどうかというところまでは確認ができておりません。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) とってないんでしょうね、確認がとれてないということは。 やっぱりイベントの主催者さんが、僕もイベントを昔、何件かさせていただいた経験があるんですけども、どんな音楽を使用しますかということをお尋ねをして、それは著作権とってますか、許可をとってますかというところを確認をしてから、楽曲の使用というようなことを心がけていました。今回、瀬戸のどこか、名前は控えますけども、高校生に来ていただいて、大変貴重なすばらしい演舞を見せていただいたわけですけども、私たち主催する側、市役所さんがもうちょっと気にかけて、どうですかということを投げかけてあげといていただいたら、この場でちょっと水を差すようなことというのは起こらなかったんじゃないですかね。 そのほか、僕、見つけてるようなことがあるんですよ、ホームページ、副市長であります前田さんには言わせていただいてますけども、見つけてるようなものもあるんです。これも多分申請を出してないでしょうと、あるんです。だから、細かく言えば、本当にやらなきゃいけないことができてないようなところがあるんで、もう一度、例えばもう1点言わせていただくと、イベントごとに高校生が来ていただいて、すばらしい演舞をしていただきました。大変たくさんの方々がカメラでお撮りになられてらっしゃいました。あれがもしインターネットとかに流出して、そして将来自分が見たときに、ああ、これ嫌だなと思ったときに、誰が責任をとるんですか。そういうときには、やっぱりこの分に出ていただくときには、こういうふうな使われ方をすることもあるかもしれませんが、了承くださいねということで契約書を書いとかないといけないんじゃないですか。とれてないですよね、そういうのも。だから、コンプライアンス遵守ということで自信を持っておやりになっていらっしゃるようですけども、抜けがありますよということを御指摘させていただきたいんです。いかがでしょうか。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見
総務部長。
◎
総務部長(塩見誠君) 佐々木議員の再々質問にお答えをさせていただきます。 イベント時の著作権問題につきましては、大変重要なものであると認識をさせていただいております。今後、イベント等を行った場合には、先ほどの写真を撮る行為であるとか、音楽を使うというような種々の行為につきまして、法に抵触しないように万全を期したいと考えております。よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) 医師の確保のおくれについてお尋ねをするんですが、先ほど市長、喫緊の課題と認識していただいておりまして、いろいろな方面に相談をして、御協力をお願いしてるところだということで御答弁いただいたんですが、これ、市長がおやりになってらっしゃるんですか、お尋ねします。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(入矢五和夫君) 佐々木議員の御質問にお答えします。 当然市長も参っております。私も4月からでございますが、各方面、医師会を初め、地域医療に関係のある医療機関等には参らせていただいております。よろしくお願いいたします。
○議長(
金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) 部長も一緒に動いていただいてるというところで、安堵したところです。 僕、市長が一生懸命1人で頑張ってるのかなと思って、それじゃあちょっと頼りないな、みんなで一丸となって、この喫緊の課題を考えなきゃいけないのになあというようなところで、この質問をさせていただいてますんで。というのが、働き方改革というところで厚生労働省さんのほう、いろいろ数字的なところが出ていると思います。一般の企業さん、もうこれは僕が言うまでもないんですが、一般の企業さんですと、ですからこの4月からですよね、大企業さんに当たりますけども、月45時間、年360時間ということで上限、働き方の残業の条件が設けられてるわけですよ。これに対して医師というのは、地域医療を担っているし、大切なお仕事で人材の確保が難しいということで、拡大されていて960時間です。これ、月80時間で25日勤務していただいても、1日3.2時間ですよ。死んじゃいます、先生、病気で。もし今のドクターが倒れてしまったら、ほかの人がいないわけですから、今のドクターに負担にならないように早目に新しい医師という者を探す必要があると思うんですが、一方、ホッケーのお話しして恐縮ですけども、ホッケーのニュージーランドの選手団を誘致するのに1,000万円用意したんじゃないですか、予算を。何で医師確保に関してお金を積むことができないんですか、予算。予算化して、専門の部署と立ち上げる、専門のコンサルタントを入れる、そういったようにして、当然ながらそこのところに、人、物、お金を準備して、この喫緊の課題に向き合うというのは、赤磐市民全員のこれ願いをかなえることであって、赤磐市役所はよく仕事をしてるなというふうに評価をいただくようなところになるんじゃないでしょうか。 今後の話で、この場でいきなり僕も何も準備もせずにお話をさせていただいてますから、お答えをしていただくというのは難しいと思いますけども、今後検討していただく題材になるのか、ならないのかだけ、そこのところだけでもちょっと御答弁いただけないですか。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(入矢五和夫君) 佐々木議員の御質問にお答えします。 専門部署が必要ではないかというような御意見でございます。 私がここへ就任したのが4月からなんですが、現在の状況としましては、当然私を中心に健康増進課長、それから熊山診療所の参事、こちらも専門的にそこの関係の仕事ということで動いております。その3名が中心となって、医師の確保ということで現在動いている状況でございます。必要があれば、そういう専門部署ということも考えなくてはいけないのかもわかりませんが、現状ではその3名を中心に、医師会のほうと連携をとりながら進めてまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。
◆4番(佐々木雄司君) よろしい。
○議長(
金谷文則君) ここで、2時20分まで休憩といたします。 午後2時10分 休憩 午後2時20分 再開
○議長(
金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続きまして、道路環境整備についての再質問はございますか。 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) 今の前段の部分でちょっと時間をとり過ぎたんで、余り時間が残ってなくて、これはもうさらっとお話をさせていただきたいと思うんですが、
ネオポリスの住民の方から多く御意見をいただいてます。交通量が最近ふえて怖いわ、大型のトラックだとかバスだとかというようなものが通るようになって、洗濯物が心配だわ、いろいろいただいています。やっぱり
対策が必要だと思いますので、御答弁いただいたように、しっかりと状況を把握していただいて、それに対して生活環境を守るために、この基礎自治体として何ができるのかというところの政策、こちらのところにちょっと力を注いでいただきたいなと思うようなところがございます。そこら辺の考え方というものは、今後どのようにおとりになられるのか、ちょっと示していただけたらと、お答えいただけたらと思っております。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。
杉原建設事業部長。
◎
建設事業部長(杉原洋二君) 佐々木議員の御質問にお答えをさせていただきます。 自動車の排気ガスなどによる粉じん等、これによりまして大気汚染を防止するために、自動車の使用に伴う環境への負荷の低減に関する条例、岡山県条例のほうが施行されております。これの趣旨によりまして、県の責務、自動車を使用される方の責務、自動車メーカー、ディーラー等の責務、こういったものが明確化されております。これらの枠組みの中で粛々と対応していきたいと考えております。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。
◆4番(佐々木雄司君) 結構です。
○議長(
金谷文則君) それでは続きまして、行財政改革についての再質問はございますか。 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) 市長、せっかく財政健全化アクションプランで、えいやあって3年かけて6億円削減したのに、直近で平成29年、90%を超えちゃってる。市長、御答弁からいうと、この90%は何が何でも切っておかないと、赤磐市の将来財政を考えても厳しい財政運営になってしまうというようなお考えを示されていらっしゃいましたけども、この92.2%というものについて、市長はどのようにお考えになられてるのかというところが1点と、いろいろ取り組みを生かしてとか、各部署においてとか、大綱の推進に取り組んでるとか、いろいろ書かれてる。具体的なところっていうのは全然書かれてないんですが、一例でもいいんで、例えばこういうものをやりますよというものを示していただかないと、議論にならないんで、こちらも言えない。何かちょっと1個、示してください。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 藤原
財務部長。
◎
財務部長(藤原義昭君) 議員の御質問にお答えします。 経常収支比率の関係でございますが、こちらの増の原因というのは、一番大きい理由というのが合併算定がえの影響で、普通交付税の削減というのが大きな要因と考えられております。 それと、赤磐市では85%というのが目標で、行財政大綱にも書かれてるように目標でやっとります。現実には今92.2%となっておりますが、この92%というのは、全国でも市レベルでは大体92%前後っていうのが今のところの状態でございます。しかし、うちの計画としては85%を目標に行財政に取り組んでいるところでございます。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) ありがとうございます。 市長、92.2%について何かコメントはないですか。
○議長(
金谷文則君) 市長、答弁を求めます。
友實市長。
◎市長(友實武則君) 経常収支比率が年々、若干悪化してるということでございます。これは、見込んでおります平成24年の財政見通しを恐らく議員の皆さんも御存じだと思います。それによると、平成30年は経常収支比率は100%を超えている状況でございます。それを改善して、今92.2%というところにおさまっているということでございます。確かに目標は90%台を切るという目標を掲げております。この改善の度合いというところに注目をいただきたいと思います。これからも悪化が予測されますが、これを悪化しないよう改善していくことを今でも目指しているということでございます。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) 物すごくこの分野の話っていうのはもうやりたいんですが、この後の分もやりたい分なんで、このぐらいで控えさせていただきますけども、経常収支比率、すなわち通常的に使っている経費が9割方を超えて占めているという。政策予算であったりとか、市民生活関連予算であったりとかというところを圧迫してるというところの、その割合比率が、総務省さんのほうでは78%から83%が好ましいという指針が出てるわけですよ。それより高い85%を掲げていて、その財政破綻の数値が財政健全化アクションプランの取り組みによって回避ができてるから、じゃあいいじゃないかっちゅう話にはならない、市民生活からは。やっぱりここのところは85%、まあ2%ぐらいはいいかなと思うんで、ここのところを遵守していただいて、そして政策予算であったり、市民生活関連予算のほうにお金が十分回って、みんながこの赤磐って暮らしいいねっていうような感じのものになっていくように、市として努力いただきたい。最後にそのように言って、答弁は結構です。私からのこれは要望として聞いておいていただきたい。 以上です。
○議長(
金谷文則君) それでは次に、予算歳出項目、委託料についての再質問はございますか。 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) ちょっと法律的な話ししましょうよ、
総務部長。 この31年度の一般会計部門を見させていただきましたら、この委託料という名目が469個あります。この委託料というものの言葉、定義なんですが、民法にそのことが書かれてまして、民法643条、委任、委託ですね、当事者の一方が法律行為をすることを相手方に委託し、相手方がこれを承諾することによって、その効力を生ずると書かれておりまして、これを民間あるいはいろいろなところで業務上運用されるわけでありますけども、運用される際には、どういう定義で運用されるかといいましたら、請負と違って、委託っていうのは責任がないんですよというような一般的な言い方になります。請負というのは、御存じのとおりこちらのほうから何かお願いしたら、そのお願いしたものに規模、形を合わせて、期限内に納めていただくことを請負といいます。これは、民法にもそのように632条に書かれております。 そういったようなところの中で、委託とは何であるのかといったら、こちらのほうから何かお願いしても、それは完了してこっちに戻さなくてもいいものを委託と呼ぶと、委任と呼ぶんだというような、そういったような言葉定義がなされております、法律上ですね。その中で、この469個の委託、そういういいかげんなというか、市のほうとして何かお願いをしているんだけども、その結果、効果というものは返さなくてもいいですよというようなものなんでしょうか。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 藤原
財務部長。
◎
財務部長(藤原義昭君) 議員の御質問にお答えします。 委託料ですが、こちらにつきましては、地方公共団体の事務事業、調査研究等を他に委託し、その成果を得る場合に支出するものというふうに一応事務提要のほうにはそう解釈されております。そのように実施しております。 それと、先ほど言われました委託事業の関係でございますが、事務事業評価シートを作成しまして、そちらのほうで検証をしてまいる所存でございます。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) 例えば、ぱっと開いたところが農林なんですが、農林の委託料、6款1項1目の13節委託料の中にシステム保守等委託料というのがあるんですが、これ委託料と名前はついていますけども、このシステム保守をするのは当然請負契約ですよね。ほかの測量設計もそうだと思うんですが、土木などで測量設計をするのも委託料の項目に入ってるんですが、委託料の項目に入ってるから委託というわけではなくて、これは当然請負契約になるんですよね。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 藤原
財務部長。
◎
財務部長(藤原義昭君) 議員の御質問にお答えします。 先ほども委託料については御説明しましたが、それぞれの委託料であるか、ほかの項目かということにつきましても、要は事務の実施の対応に応じて、ケース・バイ・ケースで判断をすることとなってございます。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) 多分答える人が違うんじゃないかなというふうに思うんですが、私が何を言わんとしょうるかっていいましたら、400幾つの委託料という項目がざあっと並んでいます。一般的に言うと、委託といいますものは対価が生じないことを法律上委託と呼ぶんだけども、しかし私たちの赤磐市の場合は、委託料という項目で予算化していても、その予算項目の先に実行されるものというのは当然請負契約で、こっちのほうが例えば測量設計の委託料というものがここのところに入っていた場合、その測量設計の委託料に基づいて、その契約をする先があるのでありましたら、それはちゃんと測量設計をしていただいて、赤磐市に結果報告をしてもらうと、ちゃんと図面を描いて戻してもらって、以上終了という形の請負契約になるんですよねというところの確認をしてるんです。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。
杉原建設事業部長。
◎
建設事業部長(杉原洋二君) 佐々木議員の御質問にお答えをいたします。 測量設計業務という観点から、
建設事業部長である私のほうから答えさせていただきます。 当然、測量設計業務のほう、債権債務が発生してまいります。業務につきましては請負契約という形で相手方と契約を締結し、その成果につきましても市のほうに納品され、検証されているものであります。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) というものが、この委託料の中には数多く含まれていて、決して委託料というものが書かれているからといって、私たちの赤磐市にこの利益をもたらさない、いいかげんなものではないということが、今御答弁の中でわかったところであります。 その中で、市長、聞いてね、市長もね。その中で私、何を言いたいのか、行政事務連絡委託費というのがあります。各町内会長さん、区長さんにお配りをする、この委託料ですけども、この委託料の中には6項目だか7項目だとか、委託項目が書かれているはずなんですが、この行政事務連絡委託費をお支払いする、この行為というのは委託なんですか、それとも請負なんですか。どういう御所見を持っていらっしゃるのか、教えてください。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見
総務部長。
◎
総務部長(塩見誠君) 佐々木議員の行政事務の委託料につきましての御質問にお答えをさせていただきます。 現在、行政事務の連絡業務の委託につきましては、区長、町内会長さんに対しまして、委託業務といたしまして、地域住民の意見を取りまとめることであるとか、災害の情報収集、報告をお願いする、あと各種委員の推薦とか、いろいろな業務につきましてお世話になりまして、その対価といたしまして、委託料といたしまして、この業務委託をし、金額のほうを支払っているというような形でございます。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) 民法632条、請負は、当事者の一方がある仕事を完成することを約し、約束しですね、相手がその仕事の結果に対して、相手のその結果に対して、その報酬を支払うことを約することによって効力を発すると民法は定めてるんです。その中身が委託であるとか、というような中身がお願いをしてというような、やんわりとした言い方をしてますけども、じゃあ例えば私たちが4,500万円なりの予算を設けて、132の自治会に関してそれぞれにお金を支払ってるんですが、そのお金というのは委託の根拠でいいましたら、別に何もせずに受け取っていただいて、何もしなくもそれでオーケーということなんですか。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見
総務部長。
◎
総務部長(塩見誠君) 佐々木議員の御質問にお答えをいたします。 これは、区長、町内会長さんに委託業務の範囲につきまして明示をさせていただきまして、その委託業務が履行できたということの確認のもとで委託料をお支払いさせていただいておりますので、区長、町内会長さんが何にもせずに委託料を受け取るということはございません。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) じゃあ、632条の請負になるんじゃないんですか。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見
総務部長。
◎
総務部長(塩見誠君) この支出項目につきましては、委託料ということにしていただいておりますが、これはあくまで区長、町内会長さんにこういう業務を委託したということで、委託料にさせていただいておるということで理解しております。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) 同じなんですよ。さっきの測量設計とかも一緒なんです、委託なんです。でも、お願いをしたものについてちゃんと対価を戻してくださいね、それによってお金を支払いますからという約束があるから、請負契約だっていうことなんです。であれば、これ請負じゃないんですか。もう1回お願いします。というか、この場で法律の素人がどうした、こうしたということではなくて、幾らやっても水かけ論だと思いますので、もしよければ、市役所さんのほうで預かっていただいて、法律的な解釈で、これは請負なのか、委託なのかということをお調べいただくということはできないでしょうか。それもあわせて御答弁ください。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見
総務部長。
◎
総務部長(塩見誠君) 佐々木議員の御質問にお答えさせていただきます。 請負か委託かというのは、法的にどういう解釈かというのは、今後調べさせていただきます。 以上でございます。
○議長(
金谷文則君) 4番佐々木議員。
◆4番(佐々木雄司君) 誤解があってはいけないので申し上げたいと思うんですが、私は行政事務連絡委託費というものは効果あるものであって、委託という名前ではなくて、請負契約として存在するべきものだというふうに考えています。ですから、この請負契約がだめだと言ってるんじゃないんですよ。請負契約じゃないとだめでしょうと、委託じゃだめでしょうと。請負契約じゃなきゃだめなんですよと、この話はということを、そういった観点でお話をしてるということは、ぜひ重々承知いただきたいと思います。 私も、私のおつき合いをさせていただいてる弁護士さん、何人も何十人もいるんですが、全てこの類のものは請負だというふうに口をそろえて言われております。 以上です。答弁は結構です。
○議長(
金谷文則君) それでは、以上で4番佐々木議員の
一般質問を終わります。 以上で本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。 なお、次の本会議は6月10日月曜日午前10時再開であります。 本日はこれで散会といたします。 大変お疲れさまでございました。 午後2時43分 散会...