新潟市議会 2022-12-12 令和 4年12月定例会本会議−12月12日-03号
3年前に設けられた新潟駅交通結節機能強化検討委員会と新潟駅・万代地区周辺まちづくり協議会は、本市の拠点化や都市デザインの理念の具現化に向け、極めて重要かつ市民の関心の高いテーマを取り扱う会議でした。しかし、いずれも意思形成過程にある情報などが想定されるとして、非公開となりました。
3年前に設けられた新潟駅交通結節機能強化検討委員会と新潟駅・万代地区周辺まちづくり協議会は、本市の拠点化や都市デザインの理念の具現化に向け、極めて重要かつ市民の関心の高いテーマを取り扱う会議でした。しかし、いずれも意思形成過程にある情報などが想定されるとして、非公開となりました。
次の都市デザイン推進事業(スマートシティ)は、都心部でのICTを活用したスマートシティの実現に向け、公民連携での社会実験を支援したほか、回遊性向上を図るための評価分析ツールの精度向上に取り組みました。
本市は、新潟都心の都市デザインを具現化するため、新潟駅及び万代地区周辺における官民連携のまちづくりの視点から、新潟駅・万代地区周辺将来ビジョンの策定や、エリアプラットフォームの構築に向けて動き出しています。現在、懇談会等で意見交換が進んでいると思いますが、スケジュール感と、どのような進捗状況となっているのかお聞かせください。
初めに、第8款土木費、第4項都市計画費、都市デザイン推進事業です。(仮称)新潟駅・万代地区周辺将来ビジョンの策定に向けて、令和3年度にエリア関係者などで構成する懇談会を立ち上げ、議論を進めています。
〔三富健二郎政策企画部長 登壇〕 ◎政策企画部長(三富健二郎) 県と本市との間では、県と政令市間の諸課題を協議する場である県市調整会議を開催し、都心の都市デザインの具現化に向けた協議を重ね、その後も駅周辺や万代島など、地区単位で設置した会議体に県からも参画いただくなど、拠点づくりに向け緊密に連携しております。
今年度設置した担当政策監に係る事業で、都心エリアの魅力や価値を高めるため、にいがた2km都市デザインの推進など、記載の5事業を予定しています。 まず、魅力発信として、にいがた2kmの魅力や取組を効果的に発信していくため、広報戦略を作成するとともに、特設ホームページの構築など、多様な媒体を活用しながら積極的な情報発信に努めます。
にいがた2km都市デザインの推進について、本市が進めてきた漫画、アニメを生かしたまちづくりがそこに反映されるよう努めてください。 住民バス運行費補助について、新潟交通だけでなく、コミュニティバスの事業者もコロナ禍の影響を受けていることから、しっかりとした支援が必要です。
にいがた2km都市デザインの推進のうち、にいがた2km周辺における駐車場実態調査については、居心地がよく、歩きたくなる人中心の空間づくりや回遊性の向上に向け、昭和43年施行の新潟市駐車場条例の見直しや、駐車場の出入口規制などを今後検討していくため、既存駐車場の状況調査と将来の需要分析を行うものです。
〔柳田芳広都市政策部長 登壇〕 ◎都市政策部長(柳田芳広) 当跡地につきましては、新潟都心の都市デザインの副軸である弁天ルート沿いに位置するとともに、またにいがた2kmエリア内にもありますことから、緑化、またそういったベンチ等の設置も含めまして、民間事業者のアイデアや意見を伺った上で、その後に策定する利用方針案に位置づけられるよう取り組んでまいりたいと思います。
〔長井亮一都心のまちづくり担当理事 登壇〕 ◎都心のまちづくり担当理事(長井亮一) これまでも、例えばまちづくりの分野では、平成30年度に新潟開港150周年を契機として、県と市で策定した新潟都心の都市デザインにおいて、新潟駅、万代、古町をつなぐ都心軸という考えが示され、その周辺エリアをにいがた2kmと名づけ、官民連携でまちづくりを推進することとしています。
平成30年度の新潟開港150周年を契機として、県と市で策定した新潟都心の都市デザインにおいて、次世代のまちづくりに向けた、新潟駅、万代、古町をつなぐ都心軸という考え方が示されました。この都心軸は、おおよそ2キロメートルであり、駅南も含めた都心軸周辺エリアのまちづくりを、市民の皆様から身近に感じてもらえるよう、このエリアをにいがた2kmと名づけました。
次に、繰越明許費関連、まちづくり推進課の都市デザイン推進事業等、また都市交通政策課の(仮称)上所駅整備事業等、新潟駅周辺整備事務所の新潟駅周辺整備事業について、年度内の事業完了が困難なことから、繰越しの設定をします。 ○美のよしゆき 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
〔中原八一市長 登壇〕 ◎市長(中原八一) 本市が現在直面する重要課題への対応として,人口減少対策を積極的に推進するとともに,企業誘致や観光振興など,地域経済の活性化,さらには新潟駅周辺整備の着実な推進と新潟都心の都市デザインの具現化を図り,本市の拠点性向上を進めていきたいと考えています。
「新潟県と新潟市では,平成30年7月に策定した「新潟都心の都市デザイン」を踏まえ,新潟開港150周年を契機に,新潟西港万代島地区の更なるにぎわい創出を図るため,将来ビジョンの策定に向けた取組を県市協働で進めてまいりました。
特に,県とともに策定した新潟都心の都市デザインや万代島地区将来ビジョンなどは,本市の拠点化を進める上でも重要なものです。これらのビジョンを市民の皆様と共有しながら,みなとまちを最大限に生かしたまちづくりを,これからの10年,20年を見据えて着実に進めていきたいと考えています。
開港150周年を迎え,また,新潟駅の高架駅全面開業を控える本市のこれから先150年を見据えた都市デザインの理念を取りまとめた,新潟都心の都市デザインが昨年7月,新潟県・新潟市調整会議で発表されました。
都心の重要性を再認識し,拠点性を向上させるため,将来のまちづくりの方向性を示す新潟都心の都市デザインを平成30年7月に県と市で策定,公表し,官民の関係者と共有しました。また,里山など地域の魅力を生かした新潟暮らしの実現のため,移住モデル地区の地域活性化モデルとして,白根まちなか地区を指定しました。
県・市調整会議において,これまで取り組んできた二重行政の解消や役割分担の明確化に加え,より戦略的な政策連携についても協議を進めることとし,平成30年7月にはまちづくりの理念となる新潟都心の都市デザインの内容を確認しました。
また,本市の拠点化強化に向けて,新潟都心の都市デザインを県と策定するとともに,移住モデル地区の支援制度の充実など,移住,定住につながる地域への取り組みの体制を拡充しました。 (2),まちづくり推進事業関係については,水辺空間の活用を図るため,ミズベリング信濃川やすらぎ堤を実施し,前年度を上回る約3万5,000人の利用がありました。
19年度は駅周辺整備の推進や持続可能な公共交通に向けた改善などを実施するとともに,新潟都心の都市デザインに沿って町なかの活性化を進め,人々が集い,交流が生まれる環境づくりを推進していきます。