西海市議会 > 2017-02-28 >
02月28日-01号

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  1. 西海市議会 2017-02-28
    02月28日-01号


    取得元: 西海市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    平成29年  3月 定例会(第1回)     平成29年第1回西海市議会定例会議事日程(第1号)                         平成29年2月28日(火)                         午前10時開会開会宣言日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸報告日程第4 施政方針 (日程第5 報告第1号の1件上程)日程第5 報告第1号 旧長崎オランダ村施設Bゾーンエリアにおける物損事故に係る損害賠償の額を定め、和解することについての専決処分の報告について (日程第6 諮問第1号から日程第8 諮問第3号までの3件一括上程)日程第6 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について日程第7 諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦について日程第8 諮問第3号 人権擁護委員の候補者の推薦について (日程第9 議案第1号から日程第43 議案第35号までの35議案一括上程)日程第9 議案第1号 西海市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について日程第10 議案第2号 西海市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について日程第11 議案第3号 西海市職員の給与に関する条例及び西海市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第12 議案第4号 西海市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第13 議案第5号 西海市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第14 議案第6号 西海市商工観光振興基金条例の一部を改正する条例の制定について日程第15 議案第7号 西海市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について日程第16 議案第8号 幸物藤原辺地総合整備計画の変更について日程第17 議案第9号 平島辺地総合整備計画の変更について日程第18 議案第10号 長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少について日程第19 議案第11号 長崎県市町村行政不服審査会を共同設置する地方公共団体の数の減少について日程第20 議案第12号 西海市農業振興基金条例の一部を改正する条例の制定について日程第21 議案第13号 西海市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について日程第22 議案第14号 公有水面埋立に係る意見について日程第23 議案第15号 西海市税条例等の一部を改正する条例の制定について日程第24 議案第16号 西海市手数料条例の一部を改正する条例の制定について日程第25 議案第17号 西海市デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第26 議案第18号 平成28年度西海市一般会計補正予算(第4号)日程第27 議案第19号 平成28年度西海市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)日程第28 議案第20号 平成28年度西海市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)日程第29 議案第21号 平成28年度西海市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第30 議案第22号 平成28年度西海市下水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第31 議案第23号 平成28年度西海市交通船特別会計補正予算(第2号)日程第32 議案第24号 平成28年度西海市水道事業会計補正予算(第2号)日程第33 議案第25号 平成28年度西海市工業用水道事業会計補正予算(第2号)日程第34 議案第26号 平成29年度西海市一般会計予算日程第35 議案第27号 平成29年度西海市国民健康保険特別会計予算日程第36 議案第28号 平成29年度西海市後期高齢者医療特別会計予算日程第37 議案第29号 平成29年度西海市簡易水道事業特別会計予算日程第38 議案第30号 平成29年度西海市下水道事業特別会計予算日程第39 議案第31号 平成29年度西海市工業団地整備事業特別会計予算日程第40 議案第32号 平成29年度西海市交通船特別会計予算日程第41 議案第33号 平成29年度西海市介護保険特別会計予算日程第42 議案第34号 平成29年度西海市水道事業会計予算日程第43 議案第35号 平成29年度西海市工業用水道事業会計予算      平成29年第1回西海市議会定例会会議録                              (第1号)招集年月日    平成29年2月28日招集の場所    西海市議会議場開会(開議)   2月28日 午前10時2分 宣告(第1日)応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員(凡例) ◯出席 ▲欠席 ×不応招 ▲◯公務欠席     1  欠員          11 田口 昇   ◯     2 渡辺督郎   ◯     12 渕瀬栄子   ◯     3 田崎耕太   ◯     13 佐々木義信  ◯     4 浅田直幸   ◯     14 小嶋俊樹   ◯     5 戸浦善彦   ◯     15 井田利定   ◯     6 朝長隆洋   ◯     16 平野直幸   ◯     7 宮本一昭   ◯     17 中野良雄   ◯     8 中尾清敏   ◯     18 岩本利雄   ◯     9 永田良一   ◯     19  欠員     10 中里 悟   ◯     20 佐嘉田敏雄  ◯地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長          田中隆一   総務課長        森林良行  副市長         竹口一幸   財務課長        山添秀士  総務部長        冨永敬二   教育長         澤田洋子  さいかい力創造部長   岩倉光義   教育次長        中島義則  市民環境部長      野田義博   情報観光課長      福田龍浩  保健福祉部長      山口美恵子  建設部長        中嶋 剛  検査指導担当理事    笹田幸男  産業振興部長      田地 薫  水道部長        三岡 清職務のため出席した者の職氏名  事務局長        平岩博司   書記          下田昭博  書記          染 一実     午前10時2分 開会 ○議長(佐嘉田敏雄)  皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員数は、19人です。定足数に達しておりますので、ただいまから、平成29年第1回西海市議会定例会を開会します。 ただちに、本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(佐嘉田敏雄)  本日の議事日程は、お手元に配布のとおりです。 「日程第1 会議録署名議員の指名」を行います。会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、2番・渡辺督郎議員及び3番・田崎耕太議員を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長(佐嘉田敏雄)  「日程第2 会期の決定」を議題とします。お諮りします。 本定例会の会期は、本日2月28日から3月16日までの17日間とし、会期中の日程につきましては、お手元に配付のとおりとすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 「異議なし」と認めます。したがって、会期は、本日2月28日から3月16日までの17日間と決定しました。 △日程第3 諸報告 ○議長(佐嘉田敏雄)  「日程第3 諸報告」を行います。まず、「諸般の報告」を行います。 はじめに、平成28年第4回定例会以降、本日までに受理した請願はありません。 次に議長の報告事項については、お手元に配布のとおりです。 次に総務文教常任委員会産業建設常任委員会及び厚生常任委員会から、それぞれ「委員会調査報告書」が提出されておりますので報告します。報告書については、お手元に配布のとおりです。 次に監査委員から「定期監査」及び「例月出納検査」の結果報告があっておりますので報告します。報告書については、お手元に配布のとおりです。 次に長崎県後期高齢者医療広域連合議会議員から会議の報告があっておりますので報告します。報告書については、お手元に配布のとおりです。 以上で「諸般の報告」を終わります。 次に「行政報告」を行います。市長から、平成28年第4回定例会以降の「行政報告」があっておりますので報告します。報告書については、お手元に配布のとおりです。 これで、「諸報告」を終わります。 △日程第4 施政方針 ○議長(佐嘉田敏雄)  「日程第4 施政方針」を行います。市長から「施政方針」の申し出がありますので、これを許可します。     (「議長」の声あり) 田中市長。 ◎市長(田中隆一)  皆さん、あらためましておはようございます。ただ今、議長からお許しをいただきまして、平成29年の西海市長の市政方針につきまして述べさせていただきたいと思います。 本日、平成29年第1回西海市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、お繰り合わせ御出席を賜り厚くお礼を申し上げます。 本日は、第1回市議会定例会の初日に当たりまして、条例案12件、その他の議案5件、補正予算案8件及び当初予算案10件、報告1件、並びに諮問3件の計39件の議案等を提出させていただいております。 諸議案をご審議いただくにあたりまして、平成29年度の私の市政運営に対する所信の一端をご説明申し上げ、市民の皆様並びに議員の皆様のご理解とご賛同を賜りたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。 なお、本年4月30日をもって、議員の皆様と私の任期が満了する最後の定例会でございますので、今任期を振り返るとともに、義務的及び中断できない継続事業で編成した骨格予算案を基に各施策に関してご説明を申し上げたいと存じます。 まず、私の市長としての今任期を振り返ってみますと、市政の推進については、市長就任当初からの信念である「公正であること」「公平」そして「市民目線に立つこと」をモットーとして、市民協働を前提とした行政運営と「本気で改革をし、決断したら強気で実行する」ということを忘れず全力を傾けてまいったつもりでございます。 第2期目の市政運営につきましては、結果から申しまして、将来設計と、それに向けての各種投資ができたものと思っております。 これも、第1期目に山積する懸案事項と行財政改革を先駆けて、真剣に向き合った結果から健全な財政力が備わり、市民の皆様の理解に繋がったものであります。改めて市民の皆様、議員の皆様の温かいご指導、ご助言に深く感謝を申し上げる次第でございます。 ただ、取り組んだ各事業につきましては、早々に結果がでるものばかりではなく、ご承知のとおり「育てる」「見守る」段階にあるものが多く、将来を見据え時間をかけて戦略的に対応するもの、継続することで信頼や結果が導かれるものなど、現時点を見れば、まだ道半ばのものであろうかと存じます。 しかしながら、全ての事業は、西海市発展のためには決して欠かすことのできない必要な施策として取り組んだ次第であり、2060年の西海市人口3万人達成のためにも、所期の目的達成まで導く必要があり、このことについては「西海市まち・ひと・しごと総合戦略」と、総合戦略を網羅した「第2次西海市総合計画」の策定によって、具体的な目標値まで示すことが出来たと、このように思っております。 西海市の出生者数は、平成26年177人まで減少しておりましたが、平成27年は195人、平成28年は204人とこれまで撒いた施策の種はしっかりと実を結びつつと、このように受け止めております。 これからも各計画に沿って、更に「最小の経費で最大の効果を挙げるよう」しっかり進めてまいります。 平成29年度から、第2次西海市総合計画がスタートいたします。この計画の策定にあたっては、市民の目線に立って、市民の意見を聞き、市民と一緒に取り組む計画とするため、各場面において市民の皆様にご協力をお願いしたところです。 結果として、1,800件を超えるアンケートをはじめ、パブリックコメントや市政懇談会、そして策定委員として参画いただき、多くの皆様から貴重なご意見を賜り、併せて議員の皆様の慎重審議を経て、将来像「活躍のまち さいかい ~みんなで目指す人口30,000人~」とした西海市民共有の総合計画が策定できたものと、このように思っております。 この将来像の実現のため、「生涯にわたり活躍できるひとづくり」それから「さいかいで活躍できるしごとづくり」「安心して活躍できるまちづくり」を基本目標とし、その達成のために、計画策定同様、市民の皆様と一緒に取り組む「みんなでつくるさいかい」を基本姿勢と致しております。 今回の総合計画は、私が目指してきた「西海創生」「市民協働」とも合致するところでありますので、市民の皆様には更にご理解とご協力を頂戴することとなりますが、一緒に取り組んでいただきますよう切にお願いをいたす所存でございます。 3項目めの予算編成についてでございますが、平成29年度の当初予算は、冒頭に申し上げましたように経常的な義務的経費や前年度から継続している事業を中心に骨格予算として編成をいたしておる所であります。この中で、国県等の制度的なもの及び緊急的なものにつきましては、新規事業でありましても計上しておりますが、政策的判断に委ねるべき事業につきましては、今後、措置することと致しております。 編成に当たっては、第2次総合計画 前期基本計画の実施初年度となるため、市政運営のテーマを「“健康”から“活躍”へ」と新たに設定し、本計画や「西海市まち・ひと・しごと総合戦略」の着実な推進を図るため、「限りある財源を集中して実施すべき施策・事業を全市的な視点のもと選択する」ことと、「将来の財政運営に大きな影響を与える公債費の段階的縮減を図る」ことを大きな柱に据えております。 このような中、本年度は普通交付税が、合併算定替えから一本算定に段階的に縮減していく2年目となり、交付額の大幅な減少が予定されていることや、地方の財源保障や財政運営の指針などを国が示す「地方財政計画」の詳細が公表されない限られた情報の中での編成作業となりました。 一般会計におきましては、歳入歳出予算額187億8,570万3,000円となり、対前年度比7億5,901万1,000円、率に致しまして3.9パーセントの減となっております。 主な増減の要因は、大型事業の防災行政無線デジタル化整備事業一般廃棄物最終処分場延命化事業大島文化ホール改修事業などの終了により事業費が減少した一方で、保育所等整備事業大瀬戸小学校施設等整備事業教職員住宅建築事業などが増加を致していることに加え、本年4月1日から簡易水道事業の本土分が上水道事業会計に統合されるため、会計基準の変更に伴う出資金等が増えております。 特別会計は、前述しましたように、上水道会計への統合により簡易水道事業特別会計が9億1,000万円の減額となった一方で国保会計事業勘定では、被保険者数の減少見込みに伴う療養給付費の減等により1億4,000万円の減額、下水道事業特別会計農業集落排水施設機能強化事業により1億4,000万円の増額、工業団地整備事業特別会計大島地区工業団地整備事業の事業費増により1億円の増額となり、合計で110億1,038万7,000円、対前年度比8億2,381万2,000円、率にして7パーセントの減となっております。 また、企業会計は、本土簡易水道の上水道統合による減価償却費等の増嵩により、上水道事業会計の支出が8億4,000万円の増額となっており、工業用水道事業会計との合計は23億7,872万円、対前年度比8億3,799万7,000円、率にして54.4パーセントの増となっております。 この結果、全会計総額では321億7,481万円、対前年度比マイナス2.3パーセント、7億4,482万6,000円の減額となりました。 引き続き国や県の新たな経済対策などの動向を注視して、効果的な施策を打ち出すこととし、今後とも事務的経常経費の抑制、事務事業の見直しを行いながら、財政計画に則り、合併に伴う国県の財政支援措置が終了しましても自立できるような財政運営を目指してまいります。 続きまして、平成29年度の主な取組みについて、まずは、第2次総合計画前期基本計画の基本目標の推進プランに沿って説明をさせていただきます。 基本目標1の「生涯にわたり活躍できるひとづくり」、安心して産み育てられる子育て支援としまして、子育て家庭の経済的負担を軽減するため「乳幼児・こども医療費助成事業」、保育所・幼稚園に2人以上入所の2人目以降の無料化、並びに中学生以下から数えて3人目以降の子どもを無料とする「子育て応援あんしん事業」を引き続き実施し、地域社会全体で支えあう子育て支援サービスの充実に努めてまいります。 また、子どもの成長段階に応じた心身の発達支援を充実させるため、発達障害のある子どもの自立を目指し、既に開設している療育支援相談センターや子育てにかかわる幼稚園・保育所、学校及び地域と行政が一体となって、子どもの発達を支援するシステムを構築してまいります。 更に、子ども・子育て支援事業計画に沿った教育・保育の必要量を確保し、乳幼児の教育・保育施設サービスを充実するとともに、認定こども園の施設整備に対しての補助を行ない、更なる幼児教育・保育環境を充実致します。 また、私立の保育所が実施する延長保育、一時預かり保育などのサービスや子育て支援拠点事業などの特別保育事業を実施するほか、国・県の施策と連携し、保育士の処遇改善や就業者の掘り起こしを行い、保育士の確保と資質向上のための交流会や研修会を実施するなど、各種保育サービスの充実に努めてまいります。 基本政策「生きる力をはぐくむ学校教育の実現」では、学力の向上につきましては、各学校における授業改善や小中学校の連携強化、家庭学習の充実を図る目的で平成26年度に設置した「西海市学力向上プロジェクト」を推進するとともに、子どもたちの夢や志を育むためのキャリア教育や、グローバル社会を生き抜く英語学習を継続して取り組み、児童生徒の能力や個性を伸ばす教育を進めてまいります。 豊かな心の育成としましては、道徳の研究指定校への指導や支援を行うとともに、各学校で授業研究会を実施し、「道徳の時間」の充実と、今後の「特別の教科 道徳」の実施に向けての研修会を実施し、教職員の指導内容の理解に繋げてまいります。また、ふるさと西海市を愛する子どもたちを育む「西海学」を引き続き展開してまいります。 その他「健康で安全な学校生活の実現」や教職員の資質、指導力向上、特に教職員の体罰につきましては、不祥事根絶の筆頭に掲げ、教職員を指導いたします。 いつでもどこでも学べる生涯学習の推進として、学習環境の充実のため、経年劣化が著しい西海公民館の大規模改修工事を実施するほか、読書活動の推進に努める図書館運営、地域住民の様々な学習活動の拠点となる自治公民館活動への支援など、ソフト、ハード両面から市民の生涯学習を支援してまいります。 また、「西海市人権のつどい」等を継続して開催し、人権についての学びと地域における人権・同和教育の推進役の育成に努めます。 市民総ぐるみで取り組む教育力の向上としましては、家庭の教育力の向上を目指した「家庭教育学級開設への支援・指導」や青少年の健全育成のための子ども夢基金を活用した「子ども体験活動事業」など、保護者、地域が主体的に取り組む教育活動を引き続き支援してまいります。 安心して学べる教育環境の構築を目指して、学校適正配置につきましては、亀岳小学校と白似田小学校の統合の合意を受け、本定例会に平成30年4月から「ときわ台小学校」として開校するための学校設置条例改正案を提案しておりますが、改めて保護者や地域住民の皆様の並々ならぬご理解とご協力に感謝申し上げる次第であります。 必要となる施設整備につきましては、繰越明許事業として、教室内部、電気設備、児童・多目的トイレ並びに浄化槽設備等の大規模改修事業を実施いたします。 大島・崎戸地区及び大瀬戸地区においても、適正配置基本計画に基づき、引き続き審議会や保護者懇談会等を開催し、共通理解や合意形成が得られるよう努めてまいります。 また、学校外での児童の安全・安心な学びの提供として、学校・家庭・地域の協働による「放課後子ども教室」や「土曜学習」等の活動を継続して実施するほか、西海市奨学資金の返還免除制度を本年度より導入し、市内出身者の就職による定住促進にも努めてまいります。 更に、安全で快適な教育施設整備として、繰越明許事業として大串小学校校舎、本年度事業として大瀬戸小学校屋内運動場の大規模改修事業及び西海東小学校施設等整備事業を実施するなど計画的に学校施設の整備に取り組んでまいります。 また、教職員住宅についても大崎地区に新たに住宅を整備し、教職員の居住環境の向上と市全域における均衡ある教職員住宅の確保に努めてまいります。 基本目標1の最後としまして、基本政策「地域を支える文化・芸術、スポーツの振興」を図るため、文化財の保存・保護・活用としまして、現在行っている化石のクリーニングなど「さいかい解明新書事業」を引き続き実施し、化石資源及び鉱物資源等の調査研究を本年度は専門機関との共同研究として進めてまいります。 本資源は西海市の新たな魅力に十分なり得るもので、調査研究の成果を市内外に発信することにより、交流人口の増加も期待が持てるものでございます。 スポーツの振興としましては、スポーツ推進委員の資質向上と自覚を深めるため、各種研修会への参加を促すとともに、引き続きスポーツ専門指導員を任用し、既存競技団体間の更なる交流や競技力強化をはじめ、選手の育成と指導者の指導力の向上を図ります。 特に様々なスポーツの基礎となる陸上競技については、中学校部活動での充実を図ることで、市内高等学校のスポーツの特色を作るための基礎ともなり得ることから、重点に取り組んでまいります。 また、成人のスポーツにつきましては、市体育協会等と連携を図りながら、平成28年度に策定した「西海市スポーツ推進計画」に基づき、豊かな生涯スポーツ社会の実現を目指してまいります。 基本目標2の「さいかいで活躍できるしごとづくり」基本政策1の「地域の特性を活かした農林業の振興」として西海町丸田地区における基盤整備事業につきましては、平成28年度までに29ヘクタールに及ぶ面的工事が完了いたし、本年度予定の農道舗装工事などの付帯工事を持ちまして事業すべてが完了となります。 耕作放棄地の解消、意欲ある担い手への農地集積や作業効率の向上、ひいては経営規模拡大による農業経営の安定化が図られるものと大いに期待しております。 西彼町白崎地区における基盤整備事業、16.5ヘクタールにつきましては、区画設定や換地委員会での事務協議のほか、長崎県において排水施設整備に関する測量・設計業務などを行なっているところであります。 今後は、予算確保が重要となってまいりますので、県などと連携し、確保に向けた陳情活動等、積極的に取り組んでまいります。また、小迎地区、面高地区で計画中の基盤整備事業につきましては、小迎地区15.0ヘクタール、面高地区90ヘクタールの規模の規模の基盤整備につきまして早期の事業採択の運びとなりますよう関係機関と協力しながら進めてまいりたいと存じます。 担い手の育成・確保としましては、農業従事者の高齢化や後継者不足などにより認定農業者が減少傾向にありますが、県や農協などと連携し要件を満たす経営を行なっている農業者を掘り起こし、認定農業者の確保に努めるとともに、新規就農者の育成確保及び法人の農業参入について、定住まで含めた就農相談や農地中間管理事業の活用など受入れ態勢を充実してまいります。 また、「産地パワーアップ事業」や「未来を創る園芸産地支援事業」などを引き続き実施し、農協、農業生産法人及び農業者団体が主体となって整備する機器等の導入に対し支援を行ない、農業所得向上に繋げてまいります。 林業におきましては、林道の維持補修工事のほか、林道西彼杵半島線の復旧工事を予定しております。 豊かな海に育まれた水産業の振興としては、浜の活性化と就業者の確保・育成を目指し、市内4漁協と市、県で構成する西海市水産業再生委員会が策定し、国の承認を受けた「浜の活力再生プラン」及び「浜の活力再生広域プラン」に基づき、漁業所得の向上と浜の機能再編や中核的担い手の確保・育成に係る取り組みの具体化を支援し、本市水産業の体質強化を図ってまいります。 更に市内4漁協の経営基盤強化を図るため、合併についての研究を継続している「西海市漁協合併研究会」に対して必要な助言・指導等を行うとともに、意欲ある漁業者が取り組む漁船推進機関の整備や省エネ転換に必要な機器整備等に対して支援してまいります。 本市水産物のブランド化と販路拡大を推進するため、「長崎西海の魚」流通促進事業を継続して実施し、新商品の開発や商談会への出展、関西及び関東の料理店・飲食店等をターゲットとした直接取引を推進するための営業活動、試験出荷等に対して支援してまいります。 また、「西海魚まつり」の開催や「長崎県水産加工振興祭」への参加など、漁協及び関係団体、市が一体となった取り組みを推進することにより、本市及び周辺地域での流通強化と消費拡大も図ってまいります。 更に適切な温度管理により漁獲物の鮮度保持を図るために導入する大瀬戸町漁協の鮮魚運搬保冷車の整備費用に対して支援するほか、市内漁協間での鮮魚運搬トラックの共同化など、効率的な集出荷体制の構築に向けた研究を行います。 個性と活力あふれる商工業の振興策では、人口減少や後継者不足、近隣市町への大型量販店の進出など市内中小商工業者を取り巻く環境は依然厳しい状況にありますが、過去6回実施しましたプレミアム付商品券発行支援事業の効果により、購買力の市外流出は抑制傾向にあることから、引き続き当該事業を継続し、市内消費の喚起を促します。 また、県や商工会と連携した経営セミナーを開催し、人材の育成並びに能力開発を促進し、経営意欲を高めながら経営基盤の強化を図ります。 更に創業者支援事業としまして、西海市創業支援連携会議を設置し、ワンストップ相談窓口を開設するとともに構成員で意見や情報を共有しながら、ニーズに合ったサポート体制を構築してまいります。 魅力ある地域資源を活用した観光業の振興として、国内外の滞在型教育旅行団体客を獲得するため、民宿・旅館等への分宿や農林漁業体験民宿等への受入体制の整備と体験メニューの充実を関係機関と連携、開発しながら、併せて国内にとどまらず台湾、中国及び東南アジア等への誘致セールスを積極的に進めてまいります。 特にセールスポイントでもあります七ッ釜鍾乳洞については、更にその価値を高めるため、化石の森などの周辺環境の保全に努めてまいります。 基本目標2の最後としまして、「企業誘致等の強化による雇用機会の拡大」として、雇用の場の確保は、本市の最重要項目であり、人口ビジョン・総合戦略達成のためには必要不可欠でございます。 企業誘致による雇用の場の創出に加え、地場企業の事業拡張等への支援策を講じながら、地元の若者が市内に就職できるような環境を整備してまいります。 特にパールテクノ西海への企業誘致につきましては、現在、特定の企業と立地に向けての協議を行っている状況であります。また、その他の優良案件につきましても、長崎県産業振興財団との連携を更に密にしながら、早期に誘致できるよう企業訪問を強化してまいります。 大島地区工業団地整備事業につきましては、地域住民や西海大崎漁協の理解を得まして、肥前大島港の埋立の認可を得ることができました。今後も国や県へ更なる支援をお願いしながら、早期完成へ向けて着実に取り組んでまいります。 基本目標3の「安心して活躍できるまちづくり」の安心できる医療・介護・救急体制の充実としまして、在宅生活を支える医療関係者や介護関係者をはじめとした多職種連携を図り、高齢者が可能な限り住み慣れた地域において、その有する能力に応じ自立した生活ができるよう、本市における地域包括ケアシステムの構築を推進するとともに、高齢者が、介護を必要にならないような切れ目のない介護予防の実施に取り組んでまいります。 快適な住宅環境づくりとして、健康で文化的な生活を営むに足りる良質な住環境を提供するため、既存住宅の解体工事、並びに公営住宅ストックの長寿命化を図り、ライフサイクルコストを縮減するため、大島町中戸団地の浄化槽設置工事を実施いたします。 更に、市外への流出抑制と市外からの流入を促進するため、所得制限を設けない定住促進のための単独住宅を整備してまいります。 また、安心して暮らせる良質な住宅づくりとしまして、住宅性能の向上を伴うリフォーム工事、三世代同居又は近居するための改修工事、耐震化のための診断・改修計画及び改修工事に対し支援するとともに、適切な管理が行われず生活環境に深刻な影響を及ぼしている危険な空き家住宅の除却に対しても支援をしてまいります。 安全で快適なみちづくりとしましては、架橋を含む幹線道路網の整備は、地域経済の活性化はもちろん、生活環境の改善や向上に資する最も基礎的な社会インフラであります。 道路の整備なくして、地方創生はない「西海創生」の重要な課題の一つでもあります。地域高規格道路「西彼杵道路」の早期延伸や松島架橋の実現についても、国・県をはじめ関係機関へ強く働きかけてまいります。 市道改良事業としては、継続して大瀬戸町の市道奥浦幸物線、西海町の市道車坂線、西彼町の市道伊ノ浦線等を予定し、維持管理では、市道橋梁補修整備を行い、市道橋梁長寿命化事業で市道ゲキト線の補修工事、市道奥浦幸物線詳細点検及び補修設計等を予定しております。 また、生活道路の整備としましては、道路改良の継続事業として、大瀬戸町の市道小河内線、西海町の市道七釜線を予定しているほか、市道の維持補修、交通安全施設の整備等、誰もが利用しやすい安全で快適な道路環境づくりを図るため、引き続き取り組んでまいります。 地域公共交通の整備・充実として、現在、市内では陸上、海上とも民間事業者を中心に運行が行われておりますが、地域公共交通を取り巻く環境は大変厳しい状況にあります。このため、市といたしましては、運行事業者への赤字補填を行い、市民の生活の足としての公共交通の維持・存続に努めるとともに、利用者の要望を反映したダイヤ編成などの要請も行ってまいります。 また、交通事業者や市民団体、NPO法人などの各種団体と連携しながら、コミュニティバスや乗合タクシー等、新たな公共交通システムの導入を目指してまいります。 安全で安定した水の供給としては、水道事業においては、老朽化した施設や改良が必要な施設について現状把握を行い、改良工事並びに更新工事、大串地区及び大瀬戸地区水道関連布設替工事を実施します。 更に、安全で良質な水を安定供給するため適正な維持管理のもと、コスト縮減を図りながら水道事業の運営を行います。 適正な下水処理による安全で快適な環境づくりとして、生活環境の改善及び公共用水域の水質保全を図るため、公共下水道事業においては、瀬戸処理区及び大串処理区の管渠整備を引き続き実施してまいります。また、集合処理方式が困難な地区については、引き続き合併処理浄化槽設置整備事業の推進に努めるとともに、老朽化が進んでいる農業集落排水施設の対策として、雪浦排水施設を皮切りに、機器の更新及び各処理槽の防食対策を実施してまいります。 大島地区における汚水処理施設につきましては、下水道事業計画を定め、統廃合を図ってまいります。 循環型社会の実現を目指すまちづくりでは、炭化センター、リサイクルセンター及び汚泥再生処理センターの安定かつ安全で適正な維持管理を行い、当該施設間での連携を図りながら、ごみ減量化の推進を図るとともに、循環型社会の形成、低炭素社会の実現を目指して一層努力するとともに、再生可能エネルギーの普及等、地球温暖化防止対策の推進に努めてまいります。 続いて、基本姿勢である「みんなでつくるさいかい」の政策では、市民協働のまちづくりとして、地域における市民活動の支援としまして、総合支所が市民にとって一番身近な市役所の行政サービス窓口であり、地域の情報が集まりやすい場所でもあることから、情報収集を行うための組織として位置付けをし、地域に密着した行政機関となることを目指してまいります。 また、今後は少子高齢化が進んでいく中で地域を支える力が弱まる恐れもあることから、地域活性化につながる自主的な活動、特に自治会を中心とした地域再生を目指す活動を支援し、地域コミュニティ機能低下の防止に努めてまいります。 男女共同参画社会の推進としましては、その実現を目指し、機会あるごとに啓発に努めているところであり、今後も地域や家庭、職場などのあらゆる場において男女が平等であることを継続して、広く市民に伝えてまいります。特に、事業所に対し男女雇用機会均等法の遵守や、仕事を持つ女性が安心して育児や介護に取り組めるよう、啓発活動に努めてまいります。 また、男女共同参画の推進に取り組む市民グループへの支援と女性活躍推進法に基づき、審議会などの委員や各種職場での管理職に女性を積極的に登用するなど、あらゆる分野で女性が活躍できる社会の実現を目指してまいります。 市外への流出抑制と市外からの流入促進を図るため、分譲団地の販売促進対策や情報発信を強化しながら「パールタウンせいひ」の空き地部分について早期の団地造成に取り組むとともに、民間事業者による良質な宅地開発を推進してまいります。 移住希望者に対する支援といたしましては、引き続き移住相談員を配置し、住宅、土地及び支援策はもとより、移住者の声等の総合的な魅力ある情報発信と空き家バンク等の充実、そして様々な相談への迅速な対応を行い、一人でも多くの希望者が納得して移住していただくことに努めてまいります。また、長崎移住サポートセンター等の関係機関と連携し、東京等の大都市部を中心とした移住促進のための宣伝活動に力を入れるほか、農水産業などへの就業希望者に対し、各種就業支援制度の斡旋、移住後の快適な暮らしを支援するためのネットワークづくりにも支援してまいります。 政策の最後として、シティプロモーションを強化するには、市民あげて取り組むことが最も効果的でありますので、本市の魅力を市民が発信する「市民記者」の育成と記者間のネットワークを構築し、情報の拡散を目指してまいります。 併せて、各種メディアに対する投げ込みやテレビのデータ放送、ウェブサイト、公式ブログの活用と幅広い方法で年間を通じ旬の情報を発信し認知度、魅力度を高めてまいります。 ふるさと西海応援寄附金事業については、受け入れ方法の見直しに加え、返礼品の造成に努め平成28年度1億円を突破いたしました。 今後も、ニーズ調査等の研究を進め、西海市を応援して下さる方の確保、寄附額の増加を目指してまります。また、この制度を通じて市内特産品を全国にPRできる絶好の機会と捉え、新たな国内マーケティング市場として活用し、市内農林漁業者等の所得向上を図ってまいります。 行政運営の進め方として、ただ今、平成29年度の主な取り組みについて、第2次総合計画に沿って、骨格予算を基に説明してまいりましたが、各種事業を強力に推し進めていく上で、職員個々の意識改革と行政遂行能力の向上が重要でありますので、平成28年度から導入しました人事評価制度を人材育成や組織力の向上の基盤として位置づけ、職員の能力の向上に努め、組織としては、本庁と各総合支所、また各部局間の連携を密にし、情報の共有化を図り正確で迅速かつ市民にわかりやすい、市民目線によるスピーディーな行政サービスの提供を行ってまいります。 また、教育委員会においては、平成26年地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正による経過措置が終了することにより、本年度から新教育委員会制度に完全移行することに伴い、これまでの教育委員長と教育長の職務権限を有する新教育長の任命など、新制度への円滑な移行に努めてまいります。 第3次行政改革大綱を基本として財政健全化の一層の推進に努めるとともに、限られた財源をより良いまちづくりに効果的・効率的に活用するため、選択と集中によるメリハリのある予算編成に取り組み、安定した財政運営基盤の確立に努めてまいります。 もちろん地方創生交付金をはじめ、国・県及び民間団体の補助金等の獲得活用、並びにふるさと応援寄附金等の積極的なPRを図り、より健全な財政運営となるよう努めてまいります。 各施策、事業について、これからの西海市の将来を創造する「第2次西海市総合計画」のスタートの年であるということをしっかりと認識した全職員と共に、着実に進めてまいることをお約束いたしますとともに、市民の皆様及び議員の皆様のご理解とご賛同、重ねて市政への更なる参画をお願いし、私の施政方針とさせていただきます。ご静聴ありがとうございました。 ○議長(佐嘉田敏雄)  これで、施政方針を終わります。 △日程第5 報告第1号の1件上程 ○議長(佐嘉田敏雄)  「日程第5 報告第1号 旧長崎オランダ村施設Bゾーンエリアにおける物損事故に係る損害賠償の額を定め、和解することについての専決処分の報告について」を議題とします。報告内容の説明を求めます。     (「議長」の声あり) 田中市長。 ◎市長(田中隆一)  それでは、ただ今上程いただきました報告第1号の報告内容の御説明を申し上げます。 報告第1号「旧長崎オランダ村施設Bゾーンエリアにおける物損事故に係る損害賠償の額を定め、和解することについての専決処分の報告について」は、西海市が管理する施設の雨漏りが原因で発生した隣接施設の調理機器の物損事故に関し、専決処分により損害賠償の額を定め、和解したので報告するものでございます。 以上で報告第1号についての報告内容の御説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い致します。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長より補足説明のための発言の申し出がありますので、これを許可します。岩倉さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  それでは、ただ今、上程いただきました報告第1号の分について補足説明をさせていただきたいと思います。本日、皆様にお配りいたしました、こちらの報告第1号説明資料その1と表記をしております3枚つづりの分をご覧頂ければと思います。この資料その1でございますけども、上の段に緑で1階の平面図を表示をさせていただいております。その1階の平面図の所に2階部分の平面を重ねて表示をさせていただいております。これにつきましては、旧長崎オランダ村、オランダ村施設を建設する当時の第2期建設工事の時の平面図をお示しをさせていただいております。この中で上の部分、それから下の部分に同じ所に青い丸がついていると思います。そこの部分が漏水箇所という事で御認識いただければと思います。次のページに矩計図を添付いたしております。そこが左側の部分、この2階の部分にあたる部分。これにつきましては、長崎オランダ村の第2期建設工事の時にはダイヤモンド館という事で、そういう事で建設がされております。2階の部分が展示室あるいは階段等が入口があって、今、CゾーンとしておりますけどもCゾーンへの連絡のための階段がそこに設けられていたと。開口部として、その部屋の中に階段室もあったと。そして、下の部分、1階の部分ですけども、先ほどご覧いただきました、その1の部分での1階の部分、緑で表示をさせていただいておりますけども、その管理塔あるいはビアガーデン厨房あるいは展示室等々が1階の部分にはございました。それがCASビレッジが誘致をされた時に改造がされております。その改造の部分ですけども、この矩計図のピンクで塗った部分。この矩計図のピンクで塗った部分。これにつきましては建設当時は、ここが先ほど申しましたように階段の開口部があったり、あるいは展示室という事で、そのまま床がございました。その床の上にピンクの所で、床をCASビレッジとしてその時に、これはCASビレッジの時には体験クッキング塔という事で名称がつけられておりますけども、このピンクの部分の床が張られておられます。そして今まで第2期工事の時にあった部分に床が設けられて、そして空間が出来ていたというふうに今、調査をした結果なってございます。そして当日、5月の3日でございますけども、降雨がございまして、その降雨が左側の部分。この矩計図の左側の部分の青い所からずっと雨水が進入をしてきまして、そして先ほど1ページの所でご覧いただきました丸い表示の所。この矩計図では、この右側の方の所に縦どいみたいな表示をしております。そこから漏れまして、そこに天井があった所から漏れまして下の部分に漏水が発生をしたという状況でございます。 このBゾーンを今回ホーランドビレッジに使用貸借をする段階では、この今、矩計図で説明いたしましたクッキング塔につきましては、補修工事、改修工事はしておりません。ここはBゾーンの区域の中にはありましたけども、貸す、賃貸する、あるいは使用貸借する施設という事では含めておらず、2階の部分の改修それから天井部分については、改修工事はいたしていなかった所でございます。ただ1階の部分、1階の部分につきましては、デッキに向いた部分のシャッターの工事あるいは、そのシャッター工事をする段階で一部そのシャッターに隣接した部分の天井の張替はいたした所ですけども、今回、漏水を起こした部分につきましては、天井等の部分等の改修あるいはクッキング塔の改修は、まったくいたしてなかった状況でございます。降雨の状況なんですけども、5月の3日、大瀬戸の観測所におきましては、10時に5ミリそれから11時に6.5ミリ、12時に6.5ミリ、13時10.5ミリというような降雨がございました。また長浦岳にも観測所がございますので、そちらの観測状況も確認いたしましたところ、長浦岳では9時に10.5ミリ、10時に10ミリ、11時に11.5ミリ、12時に14ミリ、1時に24.5ミリ、2時に6.5ミリという事で時間雨量でございますけども、積算雨量という事でそういうふうなデータがございました。今回の雨漏り、これにつきましては5月の3日の午後0時10分頃に確認がされて、それまでたまっていた水が漏れ始めたというのが0時10分頃という事で報告があっております。そういうふうな状況の降雨の状況の中で、これまでたまっていた水が天井から漏水をおこしてきたというふうに考えております。それから本日お配りをしました説明資料その3でございますけども、そこに写真を添付いたしております。一番上が2階部分、先ほどのクッキング塔での分ですけども、今、モザイクでの床が見えてございます。建設当時は、ここがコンクリートのたたきだったという状況です。ただCASビレッジのクッキング塔になった時には、このように床が張られたという状況です。それから漏水箇所という事で赤丸で表示をいたしておりますけども、ここのドアを開けて中に入った部分の所に、この漏水箇所はございます。ちょっと表示が悪くて申し訳ないですけども、ドアが一応、開いてますけども、この中の所に漏水箇所があるというご認識をいただきたいと思います。 それから真ん中の部分ですけども、漏水箇所という事で今、見ていただきますとケーブルがいくつかございます。そのケーブルがモルタルの上に載っているかと思います。丸く円を描いたモルタルの上にケーブルが載っているかと思いますが、漏水を確認をした時には、ここにはモルタルはございませんでした。このケーブルの穴から一緒に天井の…ここからそのまま水が漏れていってて、そして1階部分の天井に到達をして、その天井から漏水が始まったという状況です。という事で、漏水が確認できましたので、ここの部分の穴の周りに、このようにモルタルで漏り上げまして漏水が再びいかないようにという事で処置をした状況が、この状況でございます。 それから1階の漏水箇所、これにつきましては1階の天井の上の部分なんですが、このように穴が空いてございまして、電気関係のケーブルがここから出てきてたという状況です。先ほど申しましたように矩計図で説明いたしましたように、そのまま水が入ってきたものが、このケーブルの穴を伝って1階の天井に到達をし、そこから漏れたという状況が今回の被災の状況でございます。 そういう事で報告の部分の調書の部分をご覧いただければと思います。ここには専決処分の内容といたしまして相手方、西海市西彼町喰場郷1683番地の4、ホーランドビレッジ株式会社。それから損害賠償額26万2,620円。事故の発生概要ですけども28年5月3日、午後0時10分ごろ、発生場所、旧長崎オランダ村施設Bゾーンエリアという事で事故の概要ですけども降雨によりテナント上階の市管理施設からテナント施設の天井部に浸水し、その雨漏りにより同テナント調理場のピザ焼きオーブン及びガスフライヤーが故障をしたという事でございます。 そして次の報告第1号、関係資料その1という事で報告に添付いたしております施設損害事故等発生概要書につきましては、ただ今申しました相手方、事故日時、事故場所等々を表示をいたしております。それから事故の状況の略図につきましては、先ほど申しました、この1階の部分の所でございますけどもピザ窯とフライヤーが、こういうふうに配置をされていたと。そこで雨漏りが発生したために電気系統がやられましてピザ窯、フライヤーが利用が出来なくなったという状況でございます。 それから最後の部分には、関係資料その2という事で事故状況の写真、ピザ焼きのオーブンそれからガスフライヤーという事で、ここに事故当時の部分の写真を添付いたしております。 専決処分を12月の15日にさせていただきました。これは12月の定例会の会期中でございましたので、本来ならば、皆様にそういう状況について、ご説明をする必要があったのかなというふうに思いますが、皆さんにご報告が本日の定例会になったという事でご了承いただければというふうに思います。よろしくご審議を頂ければと思います。 ○議長(佐嘉田敏雄)  報告内容の説明が終わりました。これから、質疑を行います。質疑は、ありませんか。 5番、戸浦議員。 ◆5番(戸浦善彦)  今の説明で1階部分に雨漏りがしたという、2階からのお話は詳しく理解出来るんですけど、その元となる雨水がどこから浸入したのかというのは、もうちょっと詳しくご説明できないのでしょうか。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長
    さいかい力創造部長(岩倉光義)  今一度、本日お配りいたしました報告第1号、説明資料その1の下の部分をご覧いただければと思います。この部分ですけども、階段がございましてダイヤモンド館という事の表示が四角の枠組であると思うんですが、それの入口の部分、階段の所ですけども、下側の部分、ここに階段がございました。階段がこうあって、上の方にダイヤモンド館の方に入っていくようになってございましたが、第2期工事の状況の中では、ここの階段の部分をすべて埋めておられます。そして現地を行かれた方は分かると思うんですが、すべて平面になってございます。そこの平面の所に溜まった水が先ほど申しました、この矩計図をご覧いただければと思いますが、この矩計図もまだ階段があると、設置をされているという状況の中で、この矩計は作られておりますけども、ここをすべて階段が埋まっております。平面になってございます。そこの所からこの左側でございますけどもピンクと青で表示をしております、この木部の部分が腐れて、そしてそこの部分から水が入っていったという状況です。また、この矩計図の2階の矩計図の部分の右側でございますけども、バルコニーがございます。テラスという事で表示がされております。そこのテラスの部分の実は雨樋が枯れ葉とかそういうもので水が中に通っていかずにプールの状態になるような状況が発生をしておりました。屋根に溜まった水がテラスの部分には溜まっていく、それからこちらの屋根の所から落ちた水が、そのまま先ほど申しました平面の所の木部の部分の復旧をした所から水が入っていったという事で水が溜まってしまったという状況を考えております。 ○議長(佐嘉田敏雄)  5番、戸浦議員。 ◆5番(戸浦善彦)  この左側から浸入したと。旧オランダ村の時の板と、またその後のCASが上から張り付けた板の間を浸入したという事で理解をしておいて良いのであれば、やはりその浸入路の写真というか、そういう原因元の所も資料として欲しいかなと思いますし、下にテナントが入るという事でその辺の管理、状況確認というのは、されてなかったんでしょうか。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  今回のBゾーンの改修には、この建物の改修は含んでおりませんでした。そのような水が溜まると、あるいは漏水をするというような事が一応、想定はしていなかった状況でございます。今回、先ほど申しました長浦岳での24ミリというような降雨もございましたので、たぶん一度に水が入ってきたという状況で雨漏りが発生したというふうに認識しております。 それから先ほどCASビレッジがこの階段の部分をという事ですけども、それではなくて、これはオランダ村の建設の当時に今のこの図面では階段があるようになってございますけども、たぶんオランダ村の工事の時にここがもう階段ではなくて、平面になっていたんじゃないかなというふうに想定をいたしております。レンガ張りですべてなってございます。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  そこの部分は、一応ここからじゃないかなという事で私どもが想定をいたしている状況でございます。水がそこから入ってきた。そこ以外には考えられないなという事で考えている所でございます。そこに腐れた状況はございます。 ○議長(佐嘉田敏雄)  5番、戸浦議員。 ◆5番(戸浦善彦)  ですから、だろうで、今、処理をされているというふうに捉えましたが、やはりそのだろうでもそこの写真というのは、やっぱり大きな元になる所だと思うので、そこが塞がれていれば水は入ってこないし、二重構造であるがゆえに、もともと…いつですか5月の3日ですか。3日だけの雨で漏れたんじゃなくて以前から水が溜まっている分が、たまたま5月3日の雨で押されて出たという事も考えられるんじゃないでしょうか。 ですから、その原因元の所、階段があったとか平面とかって口頭でって言うか、図面上では分かりずらいので、そこの写真の提出をお願いしたいと思いますけど、よろしくお願いします。議長。 ○議長(佐嘉田敏雄)  無いんでしょ。さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  ここという部分での表示をした写真はございませんけども、職員がどこから雨漏りのと言いますか、雨水が浸水してきたのかなという部分で確認をしている時の写真はございます。ただ、そこの部分を拡大をして、ここからの浸水という事での写真の表示というのはしていませんので、確認作業をしている時の写真はございます。 ○議長(佐嘉田敏雄)  7番。 ◆7番(宮本一昭)  大変問題の発生する箇所でございますけども、一つだけ確認をしたいと思います。先ほど部長の説明の中で、この部分の貸借契約をホーランドビレッジとしてないというふうな発言がございました。そこでですね、貸借契約をしていない所になぜ業者が入って…改修の貸借契約をしていないんですか。ホーランドビレッジとの貸借契約ですか。その今の事故の起こった場所。そこら辺の確認をちょっとお願いします。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  私の表現が悪かったのかもしれませんが、一応この2階の部分。ここの部分については、貸借契約には入っていないという事です。1階の部分はテナントとして利用されておりますので、そこの分は入ってございます。 ○議長(佐嘉田敏雄)  7番、宮本議員。 ◆7番(宮本一昭)  1階は貸借契約をした。同じ建物ですね。そして2階は貸借契約をしていない。水は上から下にもちろん流れますけれども、そこら辺と補償関係がやっぱり上を貸借契約をしていないから、やはり市が補償をしなきゃいけないという事で受け止めて良いんですか。ちょっと私は理屈がおかしいんじゃないかと思うんですが。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  今回の部分につきましては、西海市が管理をしている施設。それからホーランドビレッジが管理をしている施設。これにまたがった事での事故という事で本来ならば、ホーランドビレッジさんが管理をしている施設、両方とも管理をしておればホーランドビレッジ様が主体的に損害賠償等々も考えていただくという事になりますが、先ほど来申しますように、このダイヤモンド館、クッキング塔につきましては、西海市が管理をしている施設という事で今回、損害賠償になったと。市が損害賠償をするという施設になってございます。 ○議長(佐嘉田敏雄)  田中市長。 ◎市長(田中隆一)  雨水がですね、その真上からまっすぐ降りてきてるなら何も、一番分かりやすい訳ですよね。ホーランドビレッジが管理していない。対岸対策であそこは計画から外していたんですね。はっきり言って。その場所から入りこんできてテナントの方々の天ぷらか何かしよる所に水が落ちてきている訳ですね。水は真上から落ちてきているんじゃないんですよ。はっきり言ってですね。あの日は、現場を見られた方は分かるかもしれませんけど、そこだけじゃないんです。相当、国道からも水が落ちてきましてですね、かなり土砂で埋まったような状態でした。あそこはですね。ですから相当の雨量があったという事ですね。その水の出どころは、その真上から来ている訳じゃないんです。そこに流れてきて、そこから落ちてきている事は間違いないんですけど、ですからおそらく広大なあそこの上の方の商工会、観光協会等が立っているあそこの平面からの水がドーッと来ている訳ですから、それが二十数ミリの雨でしたので、あの時は相当な雨だったと思うんですね。ですからあそこだけじゃなくて他の所も相当被害が出て土砂の除去にも相当かかった訳ですね。そういう状況でございましたので、理解をしていただきたいと思います。ただ、そこでテナントで入っている方の、たまたま天ぷらとか何とかを焼く、焼き肉ですか、そこに落ち込んできている訳ですね、上からですね。ですから直下で水が落ちてきている訳じゃありません。そこに至る間の距離は、どこから入ってきたか、相当な雨ですから、四方八方から水は寄ってきているだろうと思いますね。そういう事でホーランドビレッジの計画の中に入ってませんでしたので、ダイヤモンド館そのものはですね、これはもうやっぱり市の責任だと、こういう考え方でございます。 ○議長(佐嘉田敏雄)  15番、井田議員。 ◆15番(井田利定)  事故の発生がですね、5月3日という事で開業して間もない時に発生をして、それが12月が一応、専決されたという事で今、報告ですが、その期間が長くなったというのが非常に私は不思議に思います。 それと、ここの民間に貸し付けをされる、それまでにしっかりと調査をして快適なそういう所で貸し付けをしてくださいという事で27年度の予算をですね、一時ストップさせて調査をしっかりやって4億近くの金をかけて改修をやったんですよね。そういう所からしますと一人そういう賃貸借、使用貸借でも良いですが、そういう時には、まったくそういうのをされてない所を使用させるということがいかがなものかと思うんですよね。その事を1点ですね。この期間が長くなったのと。それと真夜中の発生で誰が確実にですね、1時やったかな、昼か。市の職員も立ち会ってすぐ確認をしたかと思いますが、この写真を見ますと、相当古くなってからの写真のようですよね。泥をかぶったばかりじゃなくて、少し錆が出ているような感じですが、市の職員がそれを確認したのかどうかですね、それも1点お願いしたいと思います。 それとここはですね、Cゾーンと関係して、一応もう利用させないというような報告も私たちは受けてあったんですが、なぜここを使わせたのかという事です。それもお尋ねしたいと。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  5月の3日に事故が発生しまして、雨漏りが発生しまして、そしてその日のうちに職員が対応をさせていただいている状況でございます。そして、この分につきましては、できれば早期に示談の交渉をという事で、ずっと交渉をさせていただいておりましたけども、示談の内容について、金額的なものについて確認が出来て、そしてどうしてもそこにある一定の期間が経ってしまったという事でございます。 このフライヤーそれからバーベキューの釜につきましても、一応、外国製のものもございました。そして実際フライヤーにつきましては、バイオパークさんの所持をされているものを代替として、あるいは同等で対応をまず営業を継続するためにさせていただいた状況でございます。そういった中で金額の確定について、ある一定の期間が経ってしまったという状況でございます。相手方に対して申し訳ないなというふうに思いますけども、現状では、12月の15日の日に示談が成立をしたという状況でございます。よろしくご理解を頂ければと思います。 ○議長(佐嘉田敏雄)  情報観光課長。 ◎情報観光課長(福田龍浩)  それでは、当日の対応についてご説明させていただきたいと思います。当日12時10分くらいに市役所の方に電話がポートホールンの職員からございまして、その後、担当者から私の方に電話がありまして急きょ現場に向かいまして12時45分か50分ぐらいだったと思いますが、向かいまして2人で確認をさせていただきました。テナントの店主及びホーランドビレッジの職員とともに外観及び内装、中を確認させていただきまして、やはり通常の雨漏りではないというのは直感しました。天井の隙間から1か所ではなく、ほとんどの箇所からボタボタと落ちた状況の中で、それを確認した後に担当部長の方に報告をいたしまして、その後にその工区、下のテナント等の改修を行いました業者を呼びまして調査をかけております。それで究明をしたんですけども、先ほど部長が申し上げました通りどこから漏水したのかというのがまだはっきりしない状況の中で緊急的に嵩上げの措置だけをさせていただいて当日、夕方8時ぐらいまでかかってそういう対応をさせていただきました。以上です。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  先ほどの部分で答弁漏れがございましたので、Cゾーンにかかる部分なので貸しつけない予定ではなかったのかと。なぜ貸し付けをしたのかというようなご質問があったかと思います。この本日、お配りをいたしました緑の2階の1階部分の平面図でご確認いただければというふうに思います。 今回、ホーランドビレッジさんにお貸しをしている部分につきましては、この緑の部分の左の方に事務室管理部門という事で四角で枠組みをしております。ここを除いた部分の緑の部分と、それからもう一つ、それを右の方にいきますとシャッターがございまして階段の表示があろうかと思います。この部分につきましては、お貸しいたしておりません。トイレの部分とそれから女子トイレそしてビアガーデン厨房、ファーストフード厨房という事で表示がある部分につきましては、テナント用という事でお貸しを致している所でございます。先ほど申しました事務室の部分、それから階段の部分を除いた所をお貸しをしているという事でご了承いただきたいと思います。 ○議長(佐嘉田敏雄)  他に質疑ありませんか。15番、井田議員。 ◆15番(井田利定)  改修箇所見取り図というのを以前いただいていますが、これによって説明をしていただければ、私もどこどこ工事したかというのが分かります。それで今、課長の話ですと、そこを修理した業者を呼んでやったというような言い方ですが、ここは改修はしていないんでしょ。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  先ほど私が申しました1階部分のこのシャッターの取り替え、それからそのシャッターの取り替えに係る部分の天井部分の取り替え。これを課長の方では、実施をしたという事で表現をいたしている所でございます。1階の部分のシャッターとそれからそのシャッターの手前と言いますか、内側の部分の天井部分については、どうしても工事をする上で必要な分でしたので、天井の分はいたしております。 ○議長(佐嘉田敏雄)  良いですか。その改修見取り図で説明出来ますか。後ほど良いですか。田中市長。 ◎市長(田中隆一)  全体的な改修図は必要ないと思うんですよ。ここに説明しておる訳ですから、そこの場所をね。だから、こっちの先の方は、いわゆる計画区域内に入れてない訳ですから、はっきり言って、その計画区域に入れてない所から漏れ込んできている訳ですよ。ですから、そこまできれいに改修をしてしもうとれば、相当、金もかかっとたかもしれませんけれども、雨漏り改修も出来とったんじゃないかと思うんですよね。そこを改修していなかったものですから、その1階部分のいわゆる一番こっちの端の方ですよね。そこに水が寄ってきてフライヤーに水が落ちてですね、使い物にならんやったという事であります。一番先の方です。はっきり言ってね。ここは計画区域に入れてませんから、そういう事だろうと思います。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  議員さんのお持ちの資料と私が今…分の同一のものか、ちょっとあれなんですけども、オランダ村Bゾーン改修工事配置図案内図で株式会社有馬建築設計事務所で、その上の所にA-7という表記があるもんじゃないですね。     (「予算決算常任委員会の資料」の声あり) 一応、たぶんその表記では、今、私が説明いたしました、この緑色の部分の軒先の部分と言いますか、デッキ側の部分に工事がされているというふうに考えております。そこの部分が先ほど来申しますシャッターとか、あるいはそのシャッターの取り替えに係る天井部分の張替とかっていう分を致してはおります。 ○議長(佐嘉田敏雄)  部長、後ほどお願いしたいと思います。他にないですか。12番、渕瀬議員。 ◆12番(渕瀬栄子)  私が今、手元にもっております資料は予算決算常任委員会、平成28年9月21日に出された資料その1です。平成27年度旧長崎オランダ村施設Bゾーン改修工事等実績内訳資料(旧長崎オランダ施設利活用事業)で2枚目に旧長崎オランダ村施設Bゾーン改修箇所見取り図となっているものなんですが、いわば今、説明の中に計画に入ってたとか入ってないとかありますけれども、いわばホーランドビレッジ株式会社がこういうテナントとして営業するという事で使用されていた。そこで事故が発生したから西海市に損害賠償をしなければならないという原因が発生している訳ですから、この見取り図のどこの場所かっていうのは、やっぱりきちんと示していただきたいと思うんですね。そしてこれまでの議会の中で管理運営会社にこのBゾーンの施設を貸すと言った時に一階は貸しますけど2階は貸しませんとか、そういう説明は無かったというふうに私は記憶しています。そういう所についての説明をいただきたいという事と、それから貸借関係で貸す貸さないは、そういうエリアはあったかもしれませんけれど、この旧長崎オランダ村施設を活用するにあたって、いわば調査した訳ですよね。その調査した時に、この建物の状況というのの報告があったし、その報告書も市議会に提出されました。そういう事も含めて、ちょっとご報告をいただきたいと思うんです。そして先ほど2階は貸してないけれど、1階の部分のシャッターやその天井部分を工事をした業者を呼んでという事ですから、この実績内訳資料のどの部分になるのかという事もはっきり示していただきたいというのが1点です。 それから先ほど12月15日に定例議会会期中に専決をしたと。本来ならその時に報告すべき事が今になったという事なんですが、実は昨年9月13日の全協の折にこの事は既に私どもに報告がされております。5月の大雨の時にテナントに雨漏り、フライヤーに影響があって、それで市で対応しなければいけないという事で損害の協議を行っておりますと。9月の時点でもう報告があってる訳ですよね。そうすると12月の時にそういう事で和解が出来たというんであれば、その12月の定例会会期中に報告できたものではないのかなというふうに思うんですが、その点が2点目です。 3点目は、この報告によりますとピザ焼きのオーブンそれからガスフライヤーに対しての損害賠償のようなんですけれども、この事故が発生した事によって実際、営業できるはずだった所が営業できなかったという損害や、それからそれがどれぐらいの期間にかかったのか、その期間のかかりようによっては、食材が使えなかったという損害が出たという事もあるのではないかなと思いますが、そういう事の損害は求められていないという事でピザ窯とフライヤーの損害賠償をすれば良いという事になっているのかという事で確認をしたいと思います。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  報告をいたしました部分の見取り図での表記がどういうふうになっているのかという分については、今資料を取り寄せておりますので、後ほど報告をさせていただきたいと思います。それから損害の内容でございますけども、一応、議員ご指摘のフライヤーあるいはピザ窯。これを対象にという事でいたしております。フライヤーにつきましては、先ほど申しましたように近傍の施設の方に、たまたま同種のものがあったという事で、それを一時的にお借りをいたしました。お借りをして営業を続けていただいたという状況です。それからピザ窯につきましては、営業が出来るようにという事で中古でございますけども、取り寄せて利用していただいたという事で営業にあたっての差し障りは、もちろん取り寄せの間までの分というのはありましたけども、あまり支障はなかったというふうに考えている所でございます。もちろん、この事故があったために数日の分については、営業に支障があったというふうに考えておりますけども、損害賠償の部分では、ここの部分は含めさせていただいていない所でございます。 それから先ほど、日付の問題でございますけども、専決処分につきましては、今、9月の時に私の方からこういうふうな事故が発生をして、そして今、損害賠償の示談に向けて、あるいは議会に提案できるようにという事で作業をさせていただいているという内容は、報告をさせていただいた所でございます。ただ、どうしても12月の15日になったという事で本来ならば、その旨を皆さんに15日の時点で専決処分をさせていただきましたという事で報告をし、その詳細については、次の議会で報告をさせていただきますという事にしておけば良かったのかなというふうに思っておりますが、そこを皆さんの方に連絡が出来なかったという分について冒頭で謝罪をさせていただいた所でございます。ご了承いただければと思います。 ○議長(佐嘉田敏雄)  改修見取り図の位置。さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  今、平成27年度旧長崎オランダ村施設Bゾーン改修箇所見取り図という事で予算決算常任委員会資料その2平成28年9月20日という事で右肩の方に枠組みでしている部分の図面を取り寄せいたしました。そこで建物等改修(2工区)という事でB-13という所に青の矢印できております。ただ、これにつきましては、B-13については実施をいたしておりません。B-13の下の所にB-12あるいはB-15という所、このB-15の所が先ほど来申しておりますシャッターの部分とか、天井の部分、B-12についても天井の部分という事で実施はいたした所です。B-13については、この矢印の表記がございますけども、当時の担当職員が今、ちょっと不在のためにどういう状況なのかという事は確認できませんでしたけども、実態としてはB-13にかかる2階の部分ですね、2階の部分と言いますか小林小屋、これにかかる部分については、失礼しました私が俗称でいつも小林小屋と言っているもんですから、あれですけどクッキング棟分につきましては、今回の改修には含めておりません。そういった関係で西海市が管理をしている建物と、施設という事で今、管理をさせていただいている所でございます。 ○議長(佐嘉田敏雄)  ほか、ありませんか。     (「答弁漏れがあります」の声あり) 12番、渕瀬議員。 ◆12番(渕瀬栄子)  シャッターとそれから天井部分の改修工事をやった業者に来てもらってといった、その業者が行った改修事業は、この時の資料のどこになるんですか。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  その業者につきましては、旧長崎オランダ村施設Bゾーン建物改修工事(2工区)というふうに書いてございます。福島建設大瀬戸支店にここの部分ですぐ対応できるという事でお願いをした所です。来ていただいて、まず雨漏りの箇所がどこにあるのかという事で床をいくつかめくりながら、あるいは切断をしながら、先ほどモザイクで出ておりました所の床をはぐりながら雨漏りの箇所の確認をしていった所でございます。     (「あと2点答弁漏れ」の声あり) ○議長(佐嘉田敏雄)  12番、渕瀬議員。 ◆12番(渕瀬栄子)  改修をしたエリア。でもその改修前にこの施設を改修する前に調査してますよね。その調査した部分に入っているのか、入っていないのか。 それとあと1点は、私どもに説明する時にこの建物の1階は貸しますけど2階は貸しませんという説明があったかどうか。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  私が先ほど表現がまずかったのかなという事で謝りましたけども、実際ここの部分につきましては、2階の部分は西海市が管理をしている施設でございます。それから1階のテナントが入っている部分につきましては、ホーランドビレッジさんが管理をしている施設でございます。そういった意味で2階の部分については、使用貸借の契約の中には含まれていないという表現をさせていただいた所でございます。 それから雨漏りあるいは漏水の箇所がどういうふうなチェックをされていたのかというようなご質問でございますけども、最初の調査の時には先ほど申しました、この本日お配りしました平面図の部分の1階部分の緑で表示をさせていただいております階段の部分、この階段の部分は海側の部分の所につきましては、塞がれております。階段が見えない状態になってございます。そこの部分を若干開けてみますと、かなりのカビが発生をいたしておりました。という事で、たぶんここはなんらかの漏水が原因としてこれまでの間にも雨漏り等も発生をしていたんじゃないかなという事は想定は出来ますけども実際このテナントさんが入居されて営業活動を始めた時に天井からの雨漏りはその時に発生をしたと。ただ、その他の部分の所につきましては、カビが発生をしている壁等に発生をしている所がかなり見受けられましたので、雨漏り、あるいは水がどこからか流れてきて、そこに影響をしているんだなという想定は出来てございます。先ほど説明の時に言いましたテラスの部分、2階のこのテラスの部分の縦ドイも詰まっておりましたので、プールの状態になっていたという事で表現いたしましたけども、そのような状態が過去にもあったんじゃないかなという事は想定は出来ますけども、実際、雨漏りにつきましては、今回発生をした所の雨漏り、天井からの雨漏りにつきましては、まだ分かってなかったという状況でございます。 ○議長(佐嘉田敏雄)  まだありますか。休憩しましょうかね。ここで暫時、休憩します。11時45分まで。     休憩 午前11時40分     再開 午前11時47分 ○議長(佐嘉田敏雄)  休憩前に引き続き会議を開きます。質疑を行います。質疑はありませんか。 さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  先ほど質問がございました改修箇所の見取り図でのB-13、建物等改修2工区の部分のB-13に係る部分でございますけども、これにつきましては、ホーランドヴィレッジのポートホールン長崎のオープンの時にご覧いただいた方もおられると思いますが、このB-13を隠すための柵を設けていると思います。緑色の。要するにB-13に入っていけないように13の所に入っていけないように緑色の柵を設けている所がございます。その柵と、それからB-13の外側になりますけども先ほど、この本日お配りしました緑色の部分の1階の所にテラスというのが表現があろうかと思います。そのテラス部分の一番外側の柵ですか、手すり部分これについては、今回の改修の中でさせていただいております。B-13のこの部分を隠すための柵を設ける事と、それから2階の部分のテラスの所に外側にございますけども手すりの部分をやり替えさせていただいております。それ以外の部分は、今のところ、この完成写真等で確認を致しましたところ、その2か所の部分についてB-13に係る分は、させていただいている状況でございます。 ○議長(佐嘉田敏雄)  はい、他にないですか。12番、渕瀬議員。 ◆12番(渕瀬栄子)  すいません、先ほど答弁漏れ答弁漏れって言って聞かせていただいたので3回しか聞けないんですが、あと1回ですかね、2回ですかね。 ○議長(佐嘉田敏雄)  あと、1回です。 ◆12番(渕瀬栄子)  そうしますと、今の説明していただいた部分で、そうであるならばこのBゾーン改修工事に関わる業者を呼んで確認する必要はないのかなと逆に思うんですが、その点をちょっとお伝えして、そうなりますとテナント、テナントっていう発言がされているんですが、この部分はポートホールン長崎の管理運営をする会社のホーランドビレッジ株式会社の直営であったのかという確認と、それからここのテナントは今現在も営業されているのか、されていないのであれば営業が停止されたのは、いつなのかという事で確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  今回、お願いをしました業者につきましては、B-13以外の部分も含めた所での2工区の部分での請負者という事で現地を良くご存知だという認識のもとに来ていただいて、そしてどこからという部分あるいは対応策をとっていただいたという状況でございます。 それから現在の被災を受けた方はどうされているのかという所、それから直営だったのかテナントだったのかという事ですけども、ここの部分につきましては、当時はテナントで入っていただいた方たちの所という事です。という事で直営ではございません。現状ではまた違ってきておりますけどもテナントが入っておられました。そして現状では12月…一応、営業につきましては、現在ここではされておられません。たまにこのホーランドヴィレッジの方に来て業務等もされているようですが、営業行為は現状の所その方はされていない状況でございます。 ○議長(佐嘉田敏雄)  はい、他。15番、小嶋議員。 ◆15番(小嶋俊樹)  この問題は、あんまり長くなってですね、申し訳ないんですけども、2点だけちょっとお聞かせください。 この事故があってですね、この施設内のですね、再点検をですね、担当課長以下ですね、他の部分ですね、も含めておやりになったかどうか。こういう事故があってからですね。それの1点と後ですね、それから26万円ぐらいの和解金が出ている訳ですけども、損害賠償に関しましては、大変こう保険会社とか色んな関係所もですね、ケースバイケースが非常に多い訳ですよね。その状況にあわせて、どちらの責任負担が大きいかという問題がありますので、要するに貸し手側とか借主のですね、そういう問題がありますので、私たちとしましてはですね、ホーランドヴィレッジさんが使われている施設をあわせてですね、どれくらいの貸借されている方とのですね、損害そういう事故とかそういう問題に対した時のですね、責任問題というのはですね、明確、明確になるというのは、なかなか難しいんでしょうけども、ある程度のラインっていうのはですね議会にお示ししていただければなと思うんで、その辺をどういうふうにお考えになっているのかな。今後もあるかもしれませんよね、例えばデッキが壊れたとかですね、足を踏み外したとか、そういう事もあるかもしれません。それは無い方が良い訳ですけども、そういう損害に対するですね、アウトラインっていうのが、どれくらい考えていらっしゃるのかな、その2点だけをちょっと教えていただけませんか。 ○議長(佐嘉田敏雄)  さいかい力創造部長。 ◎さいかい力創造部長(岩倉光義)  今回の事故を受けて、他の施設の状況について再点検も含めてしたのかという部分と、それから損害賠償にあたっての西海市としての考え方という事だと思います。再点検につきましては、ホーランドヴィレッジ側と一緒になって雨漏り等々が無いかという事での確認作業はさせていただいています。ただ、すべての施設のすべての箇所についてという部分が、まだ出来ていませんので、一応こういう所が雨漏りの可能性があるなという部分については、点検をさせていただいた所です。若干、雨漏りがあっている所もございますので、そこについては修繕等も必要なのかなという所があります。 それから損害賠償につきましては、今回、瑕疵がどこにあったのかという事での対応をさせていただきました。本来ならば西海市がどのような立場でという事になるんですが、実際、先ほど来申し上げてますように西海市が管理をする施設からの漏水、雨漏れということですので、西海市の方に瑕疵があるという事で認めまして百ゼロという事で対応をさせていただいた所でございます。もちろんホーランドヴィレッジとして管理をしている建物と、あるいは施設という部分につきましては、ホーランドヴィレッジとして保険に入ってございますので、そちらの対応をしていただくという事になってございます。そして私どもとホーランドヴィレッジ、使用貸借契約の中で私どもの方に責任がある部分についてというような損害賠償の規定を設けさせていただいています。またホーランドヴィレッジとテナントとの契約の中では、そこの中で損害賠償の考え方という部分についての表記も規定もございます。先ほど申しましたホーランドヴィレッジさんが管理をされている施設部分についての事故等が発生した場合には、やはりその事故の内容によって対応をしていただく。そして西海市が管理をしている部分については、西海市として対応をさせていただくという事で取り決めをさせていただいている所でございます。 ○議長(佐嘉田敏雄)  他に質疑ありませんか。     (「なし」の声あり) これで、質疑を終わります。これから自由討議を行います。 ただ今の質疑に関して討議はありませんか。     (「なし」の声あり) これで自由討議を終わります。報告第1号は、「報告済み」とします。 △日程第6 諮問第1号から日程第8 諮問第3号までの3件一括上程 ○議長(佐嘉田敏雄)  「日程第6 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について」から「日程第8 諮問第3号 人権擁護委員の候補者の推薦について」までの3件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。     (「議長」の声あり) 田中市長。 ◎市長(田中隆一)  ただ今上程いただきました諮問第1号から諮問第3号までの3件について、一括して提案理由の御説明を申し上げます。 この3件は、いずれも人権擁護委員の候補者の推薦についてで、ご承知のように人権擁護委員は、国民に保障されている基本的人権を擁護し、自由人権思想の普及高揚を図るため、人権擁護委員法に基づき法務大臣が委嘱し、各市町村に設置されるものでありまして、委嘱にあたりましては、同法の規定により、市町村長が区域内の住民の中から、その市町村の議会の意見を聞いて、候補者を推薦することとなっております。 現在、本市では、10名の委員さんが御活躍でございますが、そのうち、6月末をもって任期満了を迎えられます3名の委員について、それぞれの後任の候補者を推薦する必要がありますので、今回、議会のご意見をお伺いするものでございます。 はじめに、諮問第1号は、大島地区担当の岩永晴嘉氏の後任に大島町百合ヶ丘地区在住の平山幹央氏を推薦しようとするものでございます。 平山氏は、大島町において会社経営され、地元に精通し、地域を良く知っておられます。地域の人望も厚く、交通指導員や少年補導員をはじめ、西海市青少年育成協議会大島支部長なども歴任し、社会教育分野において広くご活躍され、人権擁護委員として適格であると確信するものであります。 次に諮問第2号は、大島地区担当の宮崎徳雄氏について、引き続き再任いただくこととして推薦しようとするものです。 宮崎氏は、特に教育・福祉の分野において推進員等として携わり、広く社会に通じ、保護司も勤めておられる方です。人権擁護委員として3期9年の実績もあり、まさに人権擁護委員として適格であると確信するものでございます。 次に諮問第3号は、西海地区担当の山川重幸氏について、同じく引き続き再任いただくこととして推薦しようとするものでございます。 山川氏は、社会教育分野においてココロねっこ運動推進員等として携わり、経験豊富な方であり、人権擁護委員として1期3年の実績もあり、まさに人権擁護委員として適格であると確信するものです。 以上で諮問第1号から諮問第3号までの提案理由の御説明を終わります。よろしく御意見賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐嘉田敏雄)  提案理由の説明が終わりました。お諮りします。 諮問第1号から諮問第3号までの3件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 「異議なし」と認めます。 したがって、諮問第1号から諮問第3号までの3件について委員会の付託を省略することは、可決されました。 委員会の付託を省略します。これから、案件ごとに質疑、討論及び採決を行います。 諮問第1号から諮問第3号までの3件は、いずれも人事案件でありますので、個人の人権にかかわる発言がないようお願いします。 はじめに、「諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について」の質疑を行います。 質疑は、ありませんか。     (「なし」の声あり) これで、質疑を終わります。 これから、討論を行います。討論は、ありませんか。     (「なし」の声あり) これで、討論を終わります。これから、「諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について」を採決します。お諮りします。 本案は、「支障なし」とすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 「異議なし」と認めます。したがって、「諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について」は、「支障なし」とすることに決定しました。 次に「諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦について」の質疑を行います。 質疑は、ありませんか。     (「なし」の声あり) これで、質疑を終わります。これから、討論を行います。討論は、ありませんか。     (「なし」の声あり) これで、討論を終わります。これから、「諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦について」を採決します。お諮りします。本案は、「支障なし」とすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 「異議なし」と認めます。したがって、「諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦について」は、「支障なし」とすることに決定しました。 次に「諮問第3号 人権擁護委員の候補者の推薦について」の質疑を行います。質疑は、ありませんか。     (「なし」の声あり) これで、質疑を終わります。これから、討論を行います。討論は、ありませんか。     (「なし」の声あり) これで、討論を終わります。これから、「諮問第3号 人権擁護委員の候補者の推薦について」を採決します。お諮りします。本案は、「支障なし」とすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 「異議なし」と認めます。したがって、「諮問第3号 人権擁護委員の候補者の推薦について」は、「支障なし」とすることに決定しました。 △日程第9 議案第1号から日程第43 議案第35号までの35議案一括上程 ○議長(佐嘉田敏雄)  「日程第9 議案第1号 西海市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について」から「日程第43 議案第35号 平成29年度西海市工業用水道事業会計予算」までの35件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。     (「議長」の声あり) 田中市長。 ◎市長(田中隆一)  それでは、ただ今上程いただきました議案第1号から議案第35号までの35議案について、一括して提案理由の御説明を申し上げます。 はじめに議案第1号「西海市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について」は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が一部改正され、平成29年5月30日から施行されることに伴い、当該改正に係る西海市個人情報保護条例の関係条文について所要の改正を行うものでございます。 議案第2号「西海市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について」は、平成29年4月1日から離島地区を除く本土側の簡易水道事業を上水道事業に統合することに伴い、職員の定数について所要の改正を行うものであります。 議案第3号「西海市職員の給与に関する条例及び西海市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、公務員給与と民間給与の較差を是正すること及び給与制度の見直しが示された平成28年人事院勧告並びに国の法改正に鑑み、また、長崎県下各団体の対応状況を踏まえ、所要の改正を行うものです。 議案第4号「西海市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、人事院勧告等を踏まえた地方公務員の育児休業に関する法律の一部改正に伴い、育児休業等の対象となる子の範囲を拡大するとともに、非常勤職員の育児休業取得要件を緩和するため、所要の改正を行うものです。 議案第5号「西海市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、働きながら育児や介護がしやすい環境整備をさらに進めるため、人事院勧告等を踏まえた国の制度改正に準じ、本市においても介護休暇の分割取得を可能にするとともに、介護のための勤務時間を短縮できる介護時間の制度を新たに設けることとして、所要の改正を行うものでございます。 議案第6号「西海市商工観光振興基金条例の一部を改正する条例の制定について」は、これまで基金の運用益のみ商工観光振興のための経費に充当するとしていたものを一部取崩型の基金に変更するため、所要の改正を行なうものでございます。 議案第7号「西海市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について」は、平成28年7月に策定した西彼地区小学校適正配置(学校統合)実施計画書に基づき、現亀岳小学校と白似田小学校を平成30年3月31日をもって廃校し、平成30年4月1日に新たに設置する小学校の名称と位置を定めるため、所要の改正を行うものです。 議案第8号「幸物藤原辺地総合整備計画の変更について」及び議案第9号「平島辺地総合整備計画の変更について」は、それぞれ計画期間である平成27年度から平成31年度に実施する幸物藤原辺地における水道施設整備事業及び平島辺地における平島診療所医師住宅建替事業について、その総事業費及び辺地対策事業債の予定額を変更したいので、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第10号「長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少について」は、平成29年3月31日をもって南高北部環境衛生組合が解散することに伴い、長崎県市町村総合事務組合の共同処理する団体に変更が生じるため、所要の変更を行うこととして、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものです。 議案第11号「長崎県市町村行政不服審査会を共同設置する地方公共団体の数の減少について」は、平成29年3月31日をもって南高北部環境衛生組合が解散することに伴い、長崎県市町村行政不服審査会を共同設置する団体に変更が生じるため、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものです。 議案第12号「西海市農業振興基金条例の一部を改正する条例の制定について」は、議案第6号と同様に、これまで基金運用益のみ、農業振興のための経費に充当するとしていたものを一部取崩型の基金に変更するため、所要の改正を行なうものです。 議案第13号「西海市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について」は、道路法施行令の一部を改正する政令が平成29年1月18日に公布されたことに伴い、政令に準じ、市が管理する道路の占用料の額等について所要の改正を行うものです。 議案第14号「公有水面埋立に係る意見について」は、長崎県が行う港湾施設整備に伴う埋立について、長崎県知事へ異議ない旨答申いたしたく、公有水面埋立法の規定により議会の議決を求めるものです。 議案第15号「西海市税条例等の一部を改正する条例の制定について」は、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律に基づき、地方消費税率引上げの実施時期が延期されたことに伴い、軽自動車税のグリーン化特例の延長、市民税における法人税割の税率引下げの実施時期の変更等の措置を講ずるため、所要の改正を行うものです。 議案第16号「西海市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」は、介護予防・日常生活支援総合事業について、サービス事業者の指定等に対する審査に係る手数料の額を定めるため、所要の改正を行うものです。 議案第17号「西海市デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、介護予防・日常生活支援総合事業の開始に伴い、西海市デイサービスセンターの利用について、基本チェックリストによる事業対象者を追加するため、所要の改正を行うものです。 議案第18号「平成28年度西海市一般会計補正予算(第4号)」は、既存の予算に3億3,199万円を追加し、歳入歳出予算の総額を228万8,884万2,000円とするものです。(52ページで訂正) 補正の主な内容は、歳入では大口法人の実績確定に伴う法人市民税の増額、交付額確定に伴う国有提供施設等所在市町村助成交付金の増額及び後期高齢者医療特別会計の前年度繰越金の確定に伴う一般会計への繰入金などを計上しています。 歳出では、国の補正予算第2号により予算措置された財源を活用し、前倒しで実施する亀岳小学校施設等整備事業を新たに計上したほか、不足が見込まれる障害者医療費支給事業などの増額、国・県費等の交付額確定及び実績見込みによる不要額の減額調整及び財源の組替えを行っています。また、今回の補正に係る調整については、減債基金に積立てを行っています。 議案第19号「平成28年度西海市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」は、事業勘定において、既存の予算から6,592万円を減額し、歳入歳出予算の総額を50億2,216万8,000円とするものです。 補正の主な内容は、歳入においては、保険給付費の増に伴う国・県支出金の増額、交付額の決定による前期高齢者交付金の減額で、歳出においては、保険給付費の増額、後期高齢者支援金及び保険財政共同安定化事業拠出金の減額を計上しております。 直診勘定においては、既存の予算から2,463万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を2億1,039万1,000円とするものです。 補正の主な内容は、歳出においては江島診療所における非常勤医師にかかる人件費等の減額によるもので歳入においては診療収入及び一般会計繰入金を減額しております。 議案第20号「平成28年度西海市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」は、既存の予算に947万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を3億5,498万7,000円とするものです。 補正の主な内容は、歳入においては、後期高齢者医療保険料の増額、保険基金安定負担金(52ページで訂正)の減による一般会計繰入金の減額で、歳出においては、後期高齢者医療広域連合へ納付する保険料負担金の増額、保険基盤安定負担金を減額しております。 また、繰越金については、歳入において確定額を増額計上し、歳出において一般会計繰出金の増額を計上し精算することとしております。 議案第21号「平成28年度西海市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」は、既存の予算から744万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を9億8,369万4,000円とするものです。 補正の主な内容は、人件費、一般管理費の委託料及び備品購入費を減額するもので、財源につきましては、一般会計繰入金を減額調整しております。 議案第22号「平成28年度西海市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」は、既存の予算から909万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を15億5,038万7,000円とするものです。 補正の主な内容は、公共下水道事業、農業集落排水事業、漁業集落排水事業及び浄化槽事業の維持管理費を減額するもので、これに伴う財源は、下水道事業収入及び市債を減額して調整しております。 議案第23号「平成28年度西海市交通船特別会計補正予算(第2号)」は、既存の予算から206万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を1億1,196万9,000円とするものです。 補正の主な内容は、歳入において離島航路対策負担金の確定により諸収入を減額するもので歳出の施設費において燃料費を減額し調整しております。 議案第24号「平成28年度西海市水道事業会計補正予算(第2号)」は、収益的支出額で、既存の予算から484万6,000円を減額し、その総額を2億8,345万6,000円とするものです。 補正の主な内容は、検針機器購入費の減額等によるものです。 議案第25号「平成28年度西海市工業用水道事業会計補正予算(第2号)」は、収益的支出額で既存の予算から5万6,000円を減額し、その総額を1億1,406万3,000円とするものです。 補正の主な内容は、共済組合追加費用負担金の減額等によるものです。 議案第26号「平成29年度西海市一般会計予算」は、歳入歳出予算の総額を前年度の予算と比べ7億5,901万1,000円、3.9パーセントの減となる187億8,570万3,000円とするものです。 平成29年度は4月に市長選挙が実施されることから骨格予算として編成し、継続事業や4月からの実施が必要な新規事業を除き、政策的な経費については、今後の補正予算で措置することといたしました。 歳出の主なものとしては、「まち・ひと・しごと総合戦略」の推進のために継続的に取り組む、人口減少対策に係る事業費や、大瀬戸小学校、西海公民館などの施設整備に係る事業費、4月1日から簡易水道事業の本土分が上水道事業会計に統合され、会計基準が変更となることに伴う出資金等を計上しています。 また、歳入においては、普通交付税の段階的縮減が2年目となり、更に収入減が見込まれることから、引き続き事務事業の見直しや、第2次総合計画の目標達成に向けた効果的な事業への予算の重点配分などに努め、健全な財政運営を目指してまいります。 議案第27号「平成29年度西海市国民健康保険特別会計予算」は、事業勘定において、歳入歳出予算の総額を49億1,319万6,000円、直営診療施設勘定において、歳入歳出予算の総額を2億1,801万2,000円とするものです。 事業勘定の歳出の主な内容は、総務費4,276万8,000円、保険給付費29億718万6,000円、後期高齢者医療支援金4億3,465万5,000円、介護納付金1億7,859万2,000円、共同事業拠出金12億739万6,000円、保健事業費6,370万8,000円を計上しております。 なお、これに伴う財源は、国民健康保険税7億539万6,000円、国・県支出金等16億3,286万8,000円、前期高齢者交付金11億33万6,000円、共同事業交付金11億4,118万円、繰入金2億9,519万4,000円等により調整しております。 予算編成にあたりましては、医療費及び被保険者の動向によって平成28年度の保険給付費及び後期高齢者医療支援金、介護納付金額を見込み、それに対応する国・県支出金、前期高齢者交付金、一般会計繰入金等を算出し、必要とする国保税額を計上しております。 また、直営診療施設勘定の歳出の主な内容は、総務費1億5,982万8,000円、医業費5,094万1,000円計上しており、これに伴う財源は、診療収入等を充て、不足分は一般会計繰入金で調整しております。 議案第28号「平成29年度西海市後期高齢者医療特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額を3億5,387万7,000円とするものです。 歳出の主なものは、総務費187万7,000円、後期高齢者医療広域連合納付金3億5,049万7,000円を計上しております。 なお、これに伴う財源は、後期高齢者医療保険料、使用料及び手数料、繰入金等により調整しております。 議案第29号「平成29年度西海市簡易水道事業特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額を7,675万2,000円とするものです。 平成29年度予算については、水道統合事業に伴う西海市水道事業会計への会計統合により予算総額の大幅な減額となりました。 歳出の主な内容は、総務費、事業費等を計上しており、これに伴う財源は、簡易水道事業収入、繰入金、市債等で調整しております。 議案第30号「平成29年度西海市下水道事業特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額を16億7,293万7,000円とするものです。 歳出の主な内容は、特定環境保全公共下水道事業、農業集落排水施設機能強化事業、浄化槽事業等に係る建設改良費及び各施設の維持管理費を計上しております。 なお、これに伴う財源は、下水道事業収入、国・県支出金、繰入金等で調整しております。 議案第31号「平成29年度西海市工業団地整備事業特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額を1億966万円とするものです。 歳出の主な内容は、大島地区工業団地整備事業委託料及び市債償還利子を計上しており、これに伴う財源は、地域開発事業債、県補助金及び一般会計からの繰入金で調整しております。 議案第32号「平成29年度西海市交通船特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額を1億1,504万1,000円とするものです。 歳出の主な内容は、事業費1億1,182万4,000円を計上しており、これに伴う財源は、使用料及び手数料5,573万5,000円、一般会計繰入金4,756万9,000円等で調整しております。 議案第33号「平成29年度西海市介護保険特別会計予算」は、保険事業勘定において、歳入歳出予算の総額を35億2,501万8,000円、介護サービス事業勘定において、歳入歳出予算の総額を2,589万4,000円とするものです。 保険事業勘定の歳出の主な内容は、総務費5,885万7,000円、保険給付費33億74万8,000円、地域支援事業費1億6,490万1,000円を計上しております。 なお、これに伴う財源は、介護保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び繰入金等により調整し、収支の均衡を図っております。 また、介護サービス事業勘定の歳出の主な内容は、介護予防支援業務に係る居宅サービス事業費2,301万8,000円を計上しております。 なお、これに伴う財源は、介護予防サービス計画費収入を充当しております。 議案第34号「平成29年度西海市水道事業会計予算」は、水道施設の維持管理を目的とした収益的収支におきましては、収益的収入の総額を7億6,627万6,000円、収益的支出の総額を9億8,753万円とするものです。 水道施設の建設改良を目的とした資本的収支におきましては、資本的収入の総額を8億4,661万円、資本的支出の総額を12億6,327万8,000円とするものです。 なお、資本的収入総額が資本的支出総額に対し不足する額4億1,666万8,000円につきましては、損益勘定留保資金等で補てんしております。 議案第35号「平成29年度西海市工業用水道事業会計予算」は、工業用水道施設の維持管理を目的とした収益的収支におきましては、収益的収入の総額を9,934万4,000円、収益的支出の総額を1億1,453万4,000円とするものです。 工業用水道施設の建設改良を目的とした資本的収支におきましては、資本的収入の総額を3,000円、資本的支出の総額を1,337万8,000円とするものです。 なお、資本的収入総額が資本的支出総額に対し不足する額1,337万5,000円につきましては、損益勘定留保資金等で補てんしております。 以上で、議案第1号から議案第35号までの35議案についての提案理由の御説明を終わります。 何卒、慎重に御審議のうえ、適正なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐嘉田敏雄)  総務部長。 ◎総務部長(冨永敬二)  ただ今、市長の方から提案理由の説明をさせていただきましたが、お手持ちの資料、提案理由書の10ページ、下から8行目です。議案第18号の平成28年度の西海市一般会計補正予算の総額を228億と読む所を誤って228万というふうに読み上げております。それから同じく12ページ。これも下から9行目ですけども後期高齢者医療保険料の増額、その次の保険基盤安定負担金という所を誤って保険基金安定負担金というふうに読み上げております。訂正方お願い致します。 ○議長(佐嘉田敏雄)  「議案第1号」から「議案第35号」までの35件についての提案理由の説明が終わりました。以上で、本日の日程は、全部終了しました。 ただいま、提案理由の説明が終わりました「議案第1号」から「議案第35号」までの35件の議案につきましては、その質疑及び委員会付託を3月3日の本会議で行います。 これら35件の議案について、質疑の発言を希望される方は、明日3月1日の正午までに、その質疑内容を所定の用紙に記入の上、通告願います。 次回の本会議は、3月2日、午前10時から開きます。所定の時刻までに参集願います。本日は、これで散会します。お疲れさまでした。     散会 午後0時34分...