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  1. 長崎市議会 2021-05-17
    2021-05-17 長崎市:令和3年第2回臨時会(1日目) 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時0分= ◯議長井上重久君) 出席議員半数以上であります。これより令和3年第2回長崎市議会臨時会を開会いたします。  新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、議場の換気のため出入口を開放して会議を運営することといたします。  議事日程の前に、市長から新任紹介がございます。市長。 2 ◯市長田上富久君) 去る4月1日付の人事異動で昇任などいたしました部長級の職員を紹介させていただきたいと存じます。  樋口成一 情報政策管理監でございます。  日向淳一郎 企画財政部長でございます。  荒木尚子 企画財政部政策監でございます。  岩永 洋 理財部契約監察監でございます。  宮崎忠彦 市民生活部長でございます。  前田孝志 原爆被爆対策部長でございます。(拍手)  水蘆 崇 市民健康部長でございます。  井上琢治 市民健康部理事地域医療担当)でございます。  北嶋 寛 環境部長でございます。  大賀史郎 商工部政策監でございます。  谷本祐二 北総合事務所長福祉事務所長でございます。(拍手)  以上で新任紹介を終わらせていただきます。 3 ◯議長井上重久君) 次に、4月1日付で任命いたしました議会事務局の職員の紹介をいたします。  松竹美由紀 議会事務局長でございます。(拍手)  以上で新任紹介を終わります。
     次に、市長から長崎市における新型コロナウイルス感染症の現状と対応状況について報告したい旨の申出があっておりますので、この際、報告を求めることにいたします。市長。       〔田上富久君登壇〕 4 ◯市長田上富久君) 本会議冒頭の貴重なお時間をいただきまして、2月市議会定例会以降の長崎市における新型コロナウイルス感染症の現状と対応状況について行政報告をさせていただきます。  全国的な新型コロナウイルス感染症の状況ですが、これまでよりも感染力が強いとされる変異株の影響などにより、第4波が今までの波を上回るスピードで急拡大しています。政府は4月25日から3度目となる緊急事態宣言を出し、現在、9都道府県で宣言を継続するとともに、まん延防止等重点措置については10県で適用しています。  次に、長崎県及び長崎市の状況ですが、医療機関における大規模クラスター発生カラオケ喫茶等クラスターが頻発するなど、長崎市における1週間の10万人当たりの新規感染者数は、国の基準で最も深刻なステージ4の25人を大きく超え、昨日時点で約40人となっています。これは東京都に匹敵する数値であり、深刻な状況であると捉えています。感染者の増加に伴い、長崎医療圏における病床占有率は、一時期100%に迫りましたが、緊急時対応として病床を36床増加した結果、直近で85.2%となっています。これは他の医療圏域でも長崎市の患者を受け入れていただいた結果であり、医療提供体制は引き続き危機的状況となっています。  長崎県は長崎市内を中心に感染が拡大していることを受け、5月8日からは長崎市を対象に県独自の緊急事態宣言を発令し、さらに5月13日には県下全域医療危機事態宣言を発令しました。それに加えて、長崎市を対象地域とし、まん延防止等重点措置長崎県に適用するよう国へ要請していますが、現在のところ適用は見送られている状況です。  次に、長崎市の対応についてご説明します。  新型コロナウイルス感染症対策についてはこれまで感染拡大防止対策社会経済対策ポストコロナ対策の3つに分けて取組を進めてきました。現在は、この中でも感染拡大防止対策に重点を置いて取り組む必要があります。感染拡大防止対策については、感染者を減少させ、医療の崩壊を防ぐことに主眼を置き、特に3つのことに取り組んでいます。具体的には、1つ目に、クラスター発生未然防止最小化2つ目に、円滑なワクチン接種体制の構築、3つ目に、医療提供体制連携強化です。  初めに、対策の1つ目クラスター発生未然防止最小化についてご説明します。重症化リスクが高く、クラスター化するおそれが高い高齢者施設においては、施設内感染を防止することが重要です。そこで、高齢者入所施設及び高齢者通所施設などにおいては、従事者に対して抗原検査キットによる定期的な検査を実施しており、無症状の感染者等早期発見を通じてクラスター発生未然防止に努めています。また、施設内で感染者が発生した場合には、迅速に関係者PCR検査感染対策の指導を行うことで感染の連鎖を断ち、感染広がり最小化を図ることとしています。  日常生活でのクラスター対策としては、人との接触を減らすことを徹底することとし、感染状況に応じた対応を行っています。長崎大学の分析によると、行動制限などの対策を取らずに従来と同じレベルの対策を続けた場合、第4波は第3波のピークの2倍の感染者が出るという予測がありました。迅速な対応が急務であったことから、特に人の流れが急増する大型連休前の4月25日から、市内における不要不急外出自粛長崎非常事態行動の徹底などの行動変容をお願いしています。また、老人福祉施設やふれあいセンター、公民館、観光施設などの市の施設については、4月26日から順次休館をしており、県立総合体育館県営野球場など長崎市内県有施設についても休館の対応がなされています。市主催イベント等については、緊急性必要性が高いものを除き、原則中止または延期にすることやリモート開催とする対策を取っており、今後も人との接触機会の低減に力を入れていきます。  事業者の皆様には、改めて業種別ガイドラインの徹底をお願いするとともに、飲食店等へ営業時間の短縮要請を行っており、ご協力いただいた飲食店には、4月28日から5月11日の第1期及び5月12日から5月31日の第2期に分けて、売上高等に応じた協力金を支給することとしています。第1期の申請については、本日から受付を開始しており、それと併せて事業者の皆様からの問合せに対応する専用コールセンターも本日から稼働しています。また、クラスターが相次いでいる思案橋銅座周辺の接待を伴う飲食店約700店舗の従業員等を対象に無料のPCR検査を行うことにより、感染広がりを抑えたいと考えています。  対策の2つ目、円滑なワクチン接種体制の構築についてご説明します。  国は、接種を希望する65歳以上の全高齢者への新型コロナウイルスワクチンの接種について、7月中の完了を目指す考えです。長崎市における65歳以上の高齢者の接種については、クラスター防止の観点から、重症化リスクが高い高齢者入所施設から開始しており、4月12日から特別養護老人ホームへ入所されている方やその従事者に対して優先的にスタートしました。その他の高齢者には年齢に応じて段階的に接種を行うこととしており、既に接種券を送付している85歳以上の方は5月24日からの接種を予定しています。85歳未満の高齢者の方の接種券についてはワクチン供給量医療機関での予約状況及び接種状況などを踏まえながら、市民の皆様や医療機関の混乱を招かないよう適切な時期に送付する予定としており、7月末までに長崎市の接種を希望する全高齢者の接種を終えたいと考えています。  接種方法については長崎医師会等との協議を行い、病院、診療所による個別接種を基本としながら、併せて高齢者入所施設などの実施、さらには集団接種についても6月中旬から開始する予定です。また、医療機関負担軽減のため、本日からワクチン接種に係る事務を長崎市から代行して実施するワクチン事務センターを開始し、既に稼働しているワクチン配送センターと併せて、医療機関における接種体制の強化を図ります。今後もコールセンターやホームページ、個別のお知らせなどの各種媒体を活用しながら、混乱が生じないよう適切なタイミングで情報発信することに努め、多くの市民の皆様が安心して接種できるようしっかりと取り組んでまいります。  対策の3つ目医療提供体制連携強化についてご説明します。  新型コロナウイルス専用病床の拡充につきましては、県とも協議しながら対策を進め、県において長崎医療圏で最大176床を確保したところですが、これと併せまして、新型コロナウイルス専用病床を有効に活用するため、長崎医療圏において新たに転院促進ルールの運用を開始しました。この転院促進ルール医療機関役割分担と連携により病床の逼迫を抑えようとするもので、具体的には新規の新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる医療機関、発症から10日経過した新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる医療機関新型コロナウイルスから回復した方を受け入れる医療機関の3つの役割分担により、早期転院を促進し、限りある新型コロナウイルス専用病床を有効活用するものです。  次に、感染症対応の予算の考え方についてご説明します。  本臨時会にご提案させていただいている予算については、ここでは概要のみご説明をさせていただきます。  長崎市においては、これまでも感染拡大防止効果最大化社会経済への影響の最小化の両立を目指しており、社会経済対策については、救急期リハビリ期復活期の3つの時期に分けて段階的な取組を行ってきましたが、現在は第4波到来に伴う救急期への対応が求められている状況です。今回の補正予算においては新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者について国民健康保険税の減免を行う社会経済対策のほかに、感染拡大防止対策として、医療提供体制連携強化を図るための新型コロナウイルス感染症病床確保推進費保護施設等新型コロナウイルス感染症対策費などを計上しています。  なお、新型コロナウイルス感染症対策に係る事業の実施については、これまでも臨時議会の開催や専決処分による事業の実施へご理解を賜るなど、議員の皆様の特段のご配慮をいただき、この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。  最後に、私から市民の皆様にお願いをさせていただきます。  いつも会っている家族や職場の人以外の人と接触しない行動を継続してくださいということです。長崎県内新型コロナウイルス感染者のうち変異株の疑いは9割以上となっており、ほぼ変異株に置き換わっているものと見られます。変異株はこれまでと同じ感染防御策を取っていても感染するケースが確認されるなど、従来株とは明らかに違います。「今までは大丈夫だった」は通用しません。一人ひとりが意識を持って行動し、基本的な予防策を徹底するよう改めてお願いします。  また、繰り返しになりますが、医療提供体制は既に限界を超えていると言ってもいい状態です。現在、各医療機関の努力により新型コロナウイルス専用病床を拡充いただいていますが、この拡充により一般の病床が縮減されたことで、一般の診療にも影響が出てきています。入院や手術の延期はもちろん、救急患者の受入れもうまくいかなくなります。症状が悪化し、入院治療が必要になった場合も、搬送先医療機関がなく命の危険にさらされる可能性も出てきます。感染拡大防止のために行動制限などが求められる中、長期にわたる自粛生活心身ともに疲れている方も多いかと思います。しかし、自分の命、大切な人の命を守るため、今は我慢の時です。どうか人と接触しない行動を継続してください。  感染拡大を何としても食い止め、医療の崩壊を防ぐため、関係者の皆様の力を結集し、全力を尽くしていきます。新型コロナウイルス感染症は、いまだ収束が見通せない状況であり、九州北部での感染拡大が続く中、市民の皆様にはしばらくの間、行動制約のある生活を続けていただくことになりますが、引き続き市民の皆様並びに議員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、行政報告とさせていただきます。=(降壇)= 5 ◯議長井上重久君) これより議事日程第1号により本日の会議を開きます。 日程1  会期決定について を議題といたします。  お諮りいたします。  今臨時会の会期を本日1日間とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 6 ◯議長井上重久君) ご異議ないと認めます。  よって、今臨時会の会期は本日1日間と決定いたしました。  なお、日程につきましては、お手元に配付いたしております日程案のとおりご了承をお願いいたします。  次に 日程2  議員派遣に係る報告について を議題といたします。  本件は、地方自治法第100条第13項及び長崎市議会会議規則第128条の規定に基づき、議員を派遣したので報告しようとするものであります。  その内容は、お手元に配付いたしております議員派遣第1号に記載のとおりでありますので、ご了承をお願いいたします。  次に 日程3  第58号議案 令和3年度長崎一般会計補正予  算(第6号) から 日程6  第61号議案 公の施設の指定管理者の指定につ  いて まで、以上4件を一括議題といたします。  市長の説明を求めます。市長。       〔田上富久君登壇〕 7 ◯市長田上富久君) 令和3年第2回市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはご出席を賜り、厚くお礼申し上げます。  それでは、ただいま上程されました議案4件の提案理由をご説明いたします。  まず、令和3年度5月補正予算に係る議案をご説明いたします。  第58号議案「令和3年度長崎一般会計補正予算(第6号)」につきましては、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費(その他世帯分)及び新型コロナウイルス感染症病床確保推進費並び長崎のもざき恐竜パーク運営費などを計上しております。  次に、第59号議案「令和3年度長崎国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」につきましては、事業勘定の一般被保険者国民健康保険税などを計上しております。  以上が、令和3年度5月補正予算に係る議案でございます。  次に、条例、その他の議案のうち、まず、条例議案をご説明いたします。  第60号議案長崎国民健康保険税条例及び長崎介護保険条例の一部を改正する条例」は、新型コロナウイルス感染症及びその蔓延防止のための措置が及ぼす影響の緩和を図るため、国民健康保険税及び介護保険料の減免の特例の措置を講じる期間を延長するものでございます。  次に、その他の議案についてご説明いたします。  第61号議案「公の施設の指定管理者の指定について」は、長崎のもざき恐竜パーク指定管理者を指定するものでございます。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。=(降壇)= 8 ◯議長井上重久君) これより質疑を行います。  質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております4件につきましては、お手元に配付いたしております議案審査付託表に記載のとおり、日程3第58号議案「令和3年度長崎一般会計補正予算(第6号)」は、所管の各常任委員会に分割付託し、残る3件につきましては、同付託表に記載のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。  議案審査のため、暫時休憩いたします。  総務委員会及び教育厚生委員会は、直ちに開会をお願いいたします。           =休憩 午前10時22分=           ~~~~~~~~~~~           =再開 午後3時35分= 9 ◯議長井上重久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、お諮りいたします。  お手元に配付いたしましたとおり、本日の日程議事日程第1号の1を追加いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 10 ◯議長井上重久君) ご異議ないと認めます。  よって、議事日程第1号の1を本日の日程に追加することに決定いたしました。  なお、本日、日程を追加いたしましたが、これからの議事はお手元に配付の日程番号により行い、後刻、各号の整理をいたしますのでご了承をお願いいたします。  次に 日程7  第61号議案 公の施設の指定管理者の指定につ  いて を議題といたします。  総務委員長審査報告を求めます。28番山口政嘉議員。      〔山口総務委員長登壇〕 11 ◯28番(総務委員長 山口政嘉君) ただいま議題となりました第61号議案「公の施設の指定管理者の指定について」、総務委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  本件は、長崎のもざき恐竜パークの管理を行わせるため、指定管理者を指定しようとするものであります。  委員会におきましては、恐竜博物館以外の施設の運用方針と地元への説明状況恐竜パークの各施設については所管部局が異なることから今後の業務分担考え方目標来館者数を12万人と設定していることから恐竜博物館集客効果を高めるために教育機関との連携や市中心部からの海上交通を含めた交通手段検討状況、市が主体的に指定管理者に対して企画提案を行う考えの有無について質すなど、内容検討の結果、恐竜パークの運営に当たっては、地元雇用を推進するとともに、指定管理者だけに任せるのではなく、市と指定管理者と地域が連携してぜひとも成功させてほしい、市中心部から恐竜パークへの直通バスが一日を通じて運行できるよう、バス事業者への働きかけを市として取り組んでほしいとの要望を付した賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、総務委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 12 ◯議長井上重久君) これより質疑、討論を行います。  質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第61号議案について採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 13 ◯議長井上重久君) ご異議ないと認めます。  よって、第61号議案は原案のとおり可決されました。  次に 日程8  第59号議案 令和3年度長崎国民健康保険事  業特別会計補正予算(第1号) 及び 日程
     第60号議案 長崎国民健康保険税条例及び長  崎市介護保険条例の一部を改正する条例 以上2件を一括議題といたします。  教育厚生委員長審査報告を求めます。22番木森俊也議員。     〔木森教育厚生委員長登壇〕 14 ◯22番(教育厚生委員長 木森俊也君) ただいま議題となりました第59号議案ほか1件につきまして、教育厚生員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  まず、第60号議案長崎国民健康保険税条例及び長崎介護保険条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、新型コロナウイルス感染症及びその蔓延防止のための措置が及ぼす影響の緩和を図るため、国民健康保険税及び介護保険料の減免の特例措置を講ずる期間を延長しようとするものであります。  委員会におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、令和3年度の減免件数を前年度より少なく見込んだ理由と減免件数が見込みを上回った場合に追加で予算措置を行う考えについて質すなど、内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第59号議案「令和3年度長崎国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」につきましては、内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、教育厚生委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 15 ◯議長井上重久君) これより質疑、討論を行います。  質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第59号議案及び第60号議案、以上2件について一括して採決いたします。  各案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 16 ◯議長井上重久君) ご異議ないと認めます。  よって、第59号議案及び第60号議案は原案のとおり可決されました。  次に 日程10  第58号議案 令和3年度長崎一般会計補正予  算(第6号) を議題といたします。  まず、総務委員長審査報告を求めます。28番山口政嘉議員。      〔山口総務委員長登壇〕 17 ◯28番(総務委員長 山口政嘉君) ただいま議題となりました第58号議案「令和3年度長崎一般会計補正予算(第6号)」につきまして、総務委員会所管部分における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  委員会におきましては、種々内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、総務委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 18 ◯議長井上重久君) 次に、教育厚生委員長審査報告を求めます。22番木森俊也議員。     〔木森教育厚生委員長登壇〕 19 ◯22番(教育厚生委員長 木森俊也君) ただいま議題となっております第58号議案「令和3年度長崎一般会計補正予算(第6号)」につきまして、教育厚生委員会所管部分における審査の経過並びに結果について、以下、特に質疑・意見が集中した点をご報告申し上げます。  まず、民生費において、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、低所得の子育て世帯のうち、ひとり親世帯以外のその他の世帯に対し、給付金を給付するための子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費が計上されております。  委員会におきましては、養育要件の違いにより給付金の申請手続が必要になる世帯があることから、対象者への周知方法について質すなど、内容を検討した次第であります。  次に、同じく民生費において、保護施設等の新型コロナウイルス感染症対策として、マスクや消毒液などの衛生用品等の各施設への配付及び感染者が発生した場合の建物等の消毒に要する経費について補助するための保護施設等新型コロナウイルス感染症対策費が計上されております。  委員会におきましては、保護施設等へ配付する衛生用品等の発注方法について質すなど、内容を検討した次第であります。  次に、衛生費において、新型コロナウイルス感染症患者専用病床を確保するため、症状が回復した患者の転院を受け入れた医療機関に対して支援金を支給するための新型コロナウイルス感染症病床確保推進費が計上されております。  委員会におきましては、転院患者の受入れを行う後方支援医療機関の登録に及ぼす影響の観点から、医療従事者へのワクチン接種の進捗について質すなど、内容を検討した次第であります。  以上、審査経過の概要を申し上げましたが、その結果、コロナ禍において生理の貧困については、複数部局の関わる緊急の問題であるので早急な対応をお願いしたい、予算審査であるため、市民に分かるように積算根拠を示してほしいとの要望を付した賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、教育厚生委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 20 ◯議長井上重久君) これより質疑、討論を行います。  質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第58号議案について採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 21 ◯議長井上重久君) ご異議ないと認めます。  よって、第58号議案は原案のとおり可決されました。  この際、お諮りいたします。  日程11第9号報告から日程19第17号報告までの9件につきましては、委員会付託を省略することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 22 ◯議長井上重久君) ご異議ないと認めます。  よって、以上9件につきましては、委員会付託を省略することに決定いたしました。 日程11  第9号報告 専決処分について から 日程17  第15号報告 専決処分について まで、以上7件を一括議題といたします。  理事者の説明を求めます。企画財政部長。 23 ◯企画財政部長日向淳一郎君) 第9号報告から第13号報告「専決処分について」ご説明いたします。  この報告は、いずれも一般会計補正予算に係る専決処分に係るものでございまして、第9号報告及び第10号報告につきましては、令和3年3月19日、第11号報告につきましては、令和3年4月8日、第12号報告につきましては、令和3年4月28日、第13号報告につきましては、令和3年5月11日をもって予算を補正する必要が生じましたが、特に緊急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めようとするものでございます。  第9号報告「令和2年度長崎一般会計補正予算(第21号)」及び第10号報告「令和3年度長崎一般会計補正予算(第2号)」につきましては、いずれも国の3次補正に伴う全天候型子ども遊戯施設整備事業費その他に係る予算の補正でございまして、令和2年度長崎一般会計補正予算(第21号)につきましては、歳入歳出それぞれ5億5,200万円の増額補正を、令和3年度長崎一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ5億5,200万円の減額補正を行ったものでございます。  また、第11号報告「令和3年度長崎一般会計補正予算(第3号)」につきましては、新型コロナウイルス感染症に係る国の非正規雇用労働者等に対する緊急支援策に伴い、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費(ひとり親世帯分)その他に係る予算の補正でございまして、歳入歳出それぞれ3億3,982万5,000円の増額補正を行ったものでございます。  最後に、令和3年度長崎一般会計補正予算(第4号)及び令和3年度長崎一般会計補正予算(第5号)の内容につきましては、いずれも新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、飲食店等への営業時間短縮要請協力金その他に係る予算の補正でございまして、補正予算(第4号)におきましては、歳入歳出それぞれ15億8,865万円の増額補正、また、補正予算(第5号)におきましては、歳入歳出それぞれ22億6,950万円の増額補正を行ったものでございます。  以上でございます。 24 ◯理財部長(小田 徹君) 第14号報告「専決処分について」ご説明いたします。  これは、地方税法等の一部を改正する法律が本年3月31日に公布されたことに伴いまして、長崎市税条例及び長崎市都市計画税条例の一部を改正する必要が生じましたが、課税の事務処理上、特に緊急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めようとするものでございます。  改正内容といたしましては、令和3年度から令和5年度までの各年度分の土地に係る固定資産税及び都市計画税の税負担の調整措置が講じられたことなどに伴いまして、関係条文の整備を行ったものでございます。  以上でございます。 25 ◯福祉部長(山口伸一君) 第15号報告「専決処分について」ご説明いたします。  これは、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が本年3月23日に公布されたことに伴いまして、長崎市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例の一部を改正する必要が生じましたが、特に緊急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めようとするものでございます。  改正内容といたしましては、省令の文言が変更されたことに伴いまして、関係条文の整理を行ったものでございます。  以上でございます。 26 ◯議長井上重久君) これより質疑、討論を行います。16番中西敦信議員。 27 ◯16番(中西敦信君) ただいま議題となりました第15号報告「専決処分について」、日本共産党会派から、反対の立場から意見を申し上げます。  本件は、2月定例議会で審議、議決を行った長崎市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例について、その後、条文整理の必要が生じたことに伴い、出されたものです。  当初の改定内容について、児童発達支援及び放課後等デイサービスでの通所支援における従業員の資格要件の適正化や医療的ケアを必要とする児童への支援事業所において、看護師の配置を定めるなどの基準の見直しについては妥当であると考えますが、国による障害福祉報酬や介護報酬の改定はわずかであり、基準の充実に見合った報酬改定を求める立場から反対したものです。本件についても、ただいま申し述べました同じ理由で認めることはできません。  以上、討論といたします。 28 ◯議長井上重久君) 質疑、討論を終結し、採決いたします。  まず、第15号報告「専決処分について」採決いたします。  本報告を承認することに、賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 29 ◯議長井上重久君) 起立多数であります。  よって、第15号報告については承認することに決定されました。  次に、第9号報告から第14号報告まで、以上6件について一括して採決いたします。  以上6件を承認することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 30 ◯議長井上重久君) ご異議ないと認めます。  よって、第9号報告ないし第14号報告、以上6件については、承認することに決定されました。  次に 日程18  第16号報告 専決処分の報告について 及び 日程19  第17号報告 専決処分の報告について 以上2件を一括議題といたします。  理事者の報告を求めます。文化観光部長。 31 ◯文化観光部長(股張一男君) 第16号報告「専決処分の報告について」ご説明いたします。  これは、住居表示の実施に伴う公の施設の位置の表示の変更に係る条例の改正について、市長の専決処分事項の指定に基づき専決処分したもので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。  その内容は、出島メッセ長崎に住居番号をつけたことに伴い、同施設の位置の表示を変更する必要が生じましたので、出島メッセ長崎条例について別紙記載のとおり改正したものでございます。  以上でございます。 32 ◯理財部長(小田 徹君) 第17号報告「専決処分の報告について」ご説明いたします。  これは、工事の請負契約の契約金額の変更につきまして、市長の専決処分事項の指定に基づき専決処分したもので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。
     その内容は、まず、林道大崎線地すべり災害復旧工事の請負契約につきまして、岩盤内部に亀裂や空洞があることが見込まれるため、亀裂箇所付近全体を素吹きなど施工内容を変更したことなどにより、別紙記載のとおり契約金額を変更したものでございます。  次に、重要文化財旧グラバー住宅保存修理工事の請負契約につきまして、別途発注の旧グラバー住宅展示設計整備業務委託の結果、当初予定していた床仕上げ材及びカーテンの種類に変更が生じたことなどにより、別紙記載のとおり契約金額を変更したものでございます。  次に、市道虹が丘町西町1号線道路改良工事(2)の請負契約につきまして、法面の側溝工を施工するよう工程を見直したことなどにより、別紙記載のとおり契約金額を変更したものでございます。  以上でございます。 33 ◯議長井上重久君) ただいまの報告について質疑はありませんか。  質疑を終結いたします。  以上2件は、地方自治法の規定により報告されたものでありますので、ただいまの報告によってご了承をお願いいたします。  次に 日程20  財務監査、行政監査及び例月出納検査(2、3  月分)結果報告について は、お手元に配付されております報告書のとおりであります。  本件は、地方自治法の規定により報告されたものでありますので、同報告書によってご了承をお願いいたします。  次に 日程21  包括外部監査結果報告について は、既に配付されております報告書のとおりであります。  本件は、地方自治法の規定により報告されたものでありますので、同報告書によってご了承をお願いいたします。  この際、お諮りいたします。  今臨時会における議決事件について、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第41条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 34 ◯議長井上重久君) ご異議ないと認めます。  よって、これらの整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決定いたしました。  これをもって、会議に付された事件は全て議了いたしましたので、令和3年第2回長崎市議会臨時会を閉会いたします。           =閉会 午後4時2分= ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                                 議  長 井上 重久                                 署名議員 平  剛志                                 署名議員 山谷 好弘 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...