×
あなたは過去24時間に
回アクセスしました。
たくさんご利用していただき、大変ありがとうございます! 地方議会議事録検索システム chiholog, yonalog, ... は、無料で提供され、その運営費は広告収入によって賄われています。 このシステムを継続するためには、たくさんの人にアクセスしてもらい、広告収入を維持しなければなりません。 そこでなのですが、もしよろしければ、SNSでシェア・拡散していただき、このサービスの知名度を上げるのに協力していただけませんでしょうか。 何卒、よろしくお願いいたします。 (この画面は、ウインドウの外をクリックするか、右上のxボタンをクリックすることで消えます。)
使い方
FAQ
このサイトについて
|
login
miyagilog - 宮城県市区町村議会議事録検索
chiholog - 地方議会議事録横断検索
serelog - 政令指定都市議会議事録検索
仙台市議会
>
2014-08-21
>
健康福祉委員会 審査日程 2014-08-21
健康福祉協議会 本文 2014-08-21
健康福祉委員会 本文 2014-08-21
経済環境委員会 表紙 2014-08-21
総務財政委員会 表紙 2014-08-21
総務財政委員会 名簿 2014-08-21
総務財政委員会 審査日程 2014-08-21
総務財政委員会 本文 2014-08-21
総務財政協議会 本文 2014-08-21
健康福祉委員会 表紙 2014-08-21
健康福祉委員会 名簿 2014-08-21
経済環境委員会 名簿 2014-08-21
経済環境委員会 審査日程 2014-08-21
経済環境委員会 本文 2014-08-21
経済環境協議会 本文 2014-08-21
都市整備建設委員会 表紙 2014-08-21
都市整備建設委員会 名簿 2014-08-21
都市整備建設委員会 審査日程 2014-08-21
都市整備建設委員会 本文 2014-08-21
都市整備建設協議会 本文 2014-08-21
市民教育委員会 表紙 2014-08-21
市民教育委員会 名簿 2014-08-21
市民教育委員会 審査日程 2014-08-21
市民教育委員会 本文 2014-08-21
市民教育協議会 本文 2014-08-21
←
令和元年第2回定例会(第5日目) 名簿 2019-06-18
平成4年第2回定例会〔 委員会審査報告書 〕 1992-06-23
→
前
"被害件数"(
/
)
次
ツイート
シェア
仙台市議会 2014-08-21
経済環境委員会 本文 2014-08-21
取得元:
仙台市議会公式サイト
最終取得日: 2021-07-24
1: ※会議の概要
◯委員長
ただいまから、
経済環境委員会
を開会いたします。 本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりでございます。 なお、
委員会終了
後、引き続き
協議会
を開催し、
委員会審査事項
以外の
所管事項
について、
当局
からの報告及び
質問等
を願いますので、よろしくお願いいたします。 《閉会中
継続審査
について》 2:
◯委員長
これより
審査
に入ります。
審査事項
は、「PM2.5
監視体制
について」、「
フィンランドプロジェクト
について」「
意見書
(案)
鳥獣
の
捕獲促進体制強化
の速やかな実施を求める件」及び「
意見書
(案)
中小企業
の
事業環境
の改善を求める件」の4件でありますが、「PM2.5
監視体制
について」は前回の
委員会
で
審査
いたしておりますので、今回は「
フィンランドプロジェクト
について」及び
意見書
(案)2件を
審査
したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは、まず、
フィンランドプロジェクト
について、
経済局
より
説明
願います。 3:
◯経済局長
経済局
から、
フィンランドプロジェクト
につきまして御報告申し上げます。 この
プロジェクト
は、
本市
と
フィンランド
の
政府機関等
による
共同プロジェクト
でございまして、2003年に締結いたしました
協力合意書
に基づき、
健康福祉分野
の機器、
サービス
の
研究開発
や、
フィンランド企業
と
地域企業
との
ビジネス支援
などに取り組んでまいったところでございます。 この間、
企業同士
の
ビジネスマッチング
や大学、
企業
との
研究開発
などで
成果
が生まれましたほか、
自治体
が外国と直接
連携
した
先進事例
として、多くの
視察者
が訪れるなど、国内外の注目を集めたところでございます。 約10年にわたって進めてまいりました
プロジェクト
でございますが、2015年3月末には
合意書
に定める
事業期間
が満了を迎えますことから、本日はこれまでの
取り組み
を振り返るとともに、今後の展開などにつきまして御報告申し上げます。 詳細は、
産業振興課長
より御
説明
申し上げます。 4:
◯産業振興課長
それでは、
フィンランドプロジェクト
について御
説明
いたします。お手元に配付しております資料1によりまして、御
説明
申し上げたいと思います。 それでは、1ページ目をおめくりください。 まず、
プロジェクト
の経緯についてでございます。 我が国では、2000年4月から
介護保険制度
が導入されておりますが、これとほぼ同じ時期の2000年夏ごろ、
高齢者福祉分野
においての
先進国
であります
フィンランド
の
政府機関
である
フィンランド貿易局
が、
日本
の
健康福祉マーケット
への進出を目的といたしまして、
日本
の
自治体
と
連携
した
プロジェクト
を検討しておりました。
本市
といたしましては、
フィンランド
の
ノウハウ
を取り入れた
製品開発
や
海外企業
との
連携
などによる
健康福祉産業
の
振興
を目的といたしまして、
プロジェクト
の誘致に向けまして
フィンランド側
と交渉を進めてまいりました。 その結果、2003年の11月に当時の
藤井市長
が
フィンランド
を訪問いたしまして、
仙台フィンランド健康福祉センタープロジェクト協力合意書
を締結いたしまして、2015年3月までを
事業期間
といたします、本
プロジェクト
がスタートしたところでございます。
2ページ目でございますが、
事業
の
スキーム
でございます。 この
協力合意書
にサインした
仙台側
、
フィンランド側
の各
団体
が
連携
いたしまして、青葉区
水の森
の
仙台フィンランド健康福祉センター研究開発館
、ここを拠点といたしまして
健康福祉機器サービス
の
研究開発
に取り組んでおります。
仙台側
では、こちらに記載の六つの
団体
が
合意書
にサインしておりますけれども、
中心的役割
を担っています
本市
のほか、
仙台
市
産業振興事業団
は
研究開発館
の
運営
、
東北福祉会
は併設する
特別養護老人ホーム
の
運営
、東北大学、東北
福祉
大学は
産学連携
での
協力
、
日本政策投資銀行
は
企業
へのアドバイスといった
役割
のもと、
プロジェクト
を推進しております。
研究開発館
では、
産業振興事業団
の
ビジネス開発ディレクター
やスタッフのほか、
フィンランド人
の館長1名が常駐しており、業務に当たっております。また、
研究開発館
の隣には
特別養護老人ホーム
せんだんの館が併設され、
福祉
の現場の
ニーズ調査
、あるいは実証の場として、緊密に
連携
しているところでございます。 3ページ目でございます。 主な
事業内容
といたしましては、
地域
の
企業
と
フィンランド企業
との
ビジネスマッチング支援
、
企業
や大学などによる
研究開発
の
支援
、
地域企業
が行う
健康福祉分野
の
製品開発
や
販路開拓
などへの
支援
に取り組んでおりますほか、
各種セミナー
の開催や
視察者
の
受け入れ等
を行っております。 次に、それぞれの
取り組み
につきまして、主な実績を御紹介いたします。 4ページ目でございます。 まず、
ビジネスマッチング支援
の実績でございますが、
フィンランド
の製品を
地元
の
企業
が
代理店
として販売し、
ビジネス
の拡大を実現した
事例
といたしまして、
デザイン性
、
機能性
にすぐれた
トイレ用手すり
、これが全国の約180カ所の
福祉施設
で導入される
ヒット商品
となっている
事例
であります。ほか、
フィンランド
では
季節性鬱病
の治療に用いられている
健康機器
、これを販売している
事例等
がございます。 5ページ目でございます。 次に、
研究開発支援
でございますが、
フィンランド製
のベッドセンサーシステムを
日本向け仕様
に改良する
実証研究
や
共同開発
、また
仙台
と
フィンランド
の
企業
が大学とも
連携
し、
歯科治療用画像ソフト
を
共同開発
した
事例
がございます。 6ページ目でございます。 次に、
地域企業支援
の実績といたしましては、耳の不自由な方でも簡単にコミュニケーションがとれる
iPad用
の
アプリケーション
の
開発支援
がございまして、こちらは
地元紙
にも大きく取り上げられております。また、
ひとり暮らし
の方の
安否確認システム
の
開発支援
などの
事例
もございます。 7ページ目でございます。 その他といたしましては、
フィンランド発祥
の
ノルディックウォーキング
、これを
地域
に紹介し、広く普及を促進しております。最近では、
介護予防
や
健康増進
のプログラムとして
ノルディックウォーキング
に取り組まれる
高齢者
の方がふえておりまして、
健康寿命
の延伸につながるという点、これは
ビジネス
ではございませんが、社会的な面での
貢献成果
と言えるのではないかというふうに考えております。 また、
東日本大震災
からの
復興支援
として、
フィンランド共和国
から
ムーミン
が描かれた
公園遊具
が寄贈されまして、昨年の7月になりますが
七北田公園
内に
キートス広場
として設置したこと等、
ビジネス
以外の
分野
での交流もさまざまございます。 8ページ目でございます。 これまでの
取り組み
を振り返りますと、この
プロジェクト
が
自治体
と外国とが直接
連携
した先進的な
取り組み
として高い関心を集め、
本市
や
プロジェクト
への
参画企業
の
注目度
や
知名度
といったものが大きく向上したこと、また
福祉分野
における幅広い
ネットワーク
が形成され、
貿易実務
など
専門性
を兼ね備えた
企業支援体制
を構築することができたことは、先ほど御紹介した
事例
とともに、
プロジェクト
の大きな
成果
であるというふうに考えております。 一方で、対象とする
分野
、これを
介護福祉分野
に絞ったため
プロジェクト
への
参画企業
が限られたということ、また
研究開発
については
製品化
までに費用や時間を要することもございまして、
地域
の
中小企業
にはややハードルが高かったという事実もございます。 昨年度から、これらの点を踏まえまして、対象を
介護福祉
の
周辺分野
に広げるとともに、より
ビジネス支援
のほうに力を入れるなど、具体の
成果創出
に向けた
取り組み
へ修正を試みているところでございます。 9ページ目でございますが、そうした結果、今年度になりまして、一つは
アレルギー対応チョコレート
の
輸入販売契約
の締結でありますとか、
地元企業
が
フィンランド向け
に
シイタケ菌床
の輸出と
生産技術指導
を行う契約の締結といった、
食品分野
での
ビジネス
の
成果
に結びついてございます。 10ページ目でございますが、また、
フィンランド
はITなど
ハイテク分野
の
産業
も盛んでございまして、こちらは
日本
経済新聞の記事をお示ししておりますが、世界的な
ヒット商品
を持つ
フィンランド
の
ゲーム関連企業
と
地元
の
IT企業
とが、
スマートフォン向け
の
ゲームアプリケーション
の
共同開発
に関して業務提携した
事例
といったものも出てきているところでございます。 11ページ目でございます。最後に、これまでの
取り組み
を踏まえた今後の展開についてでございますが、その
方向性
といたしましては、今
プロジェクト
で得た幅広い
ネットワーク
や
専門性
の高い
支援体制
という強みを生かしまして、
ビジネス支援
にフォーカスしてまいりたいというふうに考えております。 また、
対象分野
を
健康福祉
、
介護福祉
とその
周辺分野
にも拡大いたしまして、より多くの
ビジネス機会
を創出してまいりたいということ。また、
フィンランド企業
との
連携
によりまして
ビジネス
の機会を創出いたしまして、EUなど
海外市場
への
販路開拓
を進めること、これらを基本といたしまして
ビジネス面
での
成果創出
という点を重視した
取り組み
にしてまいりたいというふうに考えております。 そのための
スキーム
といたしましては、これまでどおり
水の森
の
研究開発館
、ここを拠点といたしまして、
ビジネス支援面
の
機能強化
を図ってまいりたいというふうに考えております。 また、
フィンランド側
におきましても、この
プロジェクト
の
取り組み
は評価をしてございまして、
本市
との
連携継続
を希望する旨も示されております。
本市
といたしましては、
フィンランド
との
連携関係
は
継続
をしつつ、シンプルで
機動性
のある形に見直す方向で現在検討しておるところでございます。 今後、
フィンランド側
と
連携
の
枠組み等
について交渉を進めまして、年内には新たな協定を締結し、来年度、2015年4月から新しい
プロジェクト
としてスタートしてまいりたいというふうに考えております。 私からの
説明
は以上でございます。 5:
◯委員長
説明
ありがとうございました。 なお、会の冒頭に御紹介していませんでしたが、
ガス事業管理者
が本日欠席ということでございまして、かわって
斎藤次長
が席に着いております。よろしくお願いいたします。 戻りまして、
フィンランドプロジェクト
について、ただいまの
説明
を含めまして、本件についての
質問等
ございましたらお願いいたします。 6:
◯佐藤正昭委員
フィンランドプロジェクト
が始まって10年ということで、
水の森
の施設、私、開業のときも行った思い出がありますし、
フィンランド
には3度ほどお邪魔をさせていただいて、特に
ビジネスパートナー
の一つであるオウル市さん、
皆さん
も御承知のとおりノキアという世界的な
携帯電話
の会社、あの
本社機能
があって、そこで見てきた
フィンランド
のものというのは
デザイン性
にすぐれるといいますか、
機能性
にすぐれるというか、そういう意味では
日本側
も
相当勉強
になるなと、ぜひいろいろな形で
マッチング
ができればおもしろいなという、そういう感想を持ってきたわけでありますけれども、今ほど課長から
説明
があって10年ということになったと。
フィンランド側
も
本市
との
連携
を評価していて、
本市
との
連携
の
継続
を希望しているとの御
説明
があったわけでありますけれども、私が触れ合った
フィンランド
の
人たち
は
皆さん
誠実でいい方で
ビジネス
の
パートナー
としても信頼のできる相手かなと、そういうふうに思っているところでもあります。 もちろん10年つき合っていますので、この間いろいろなことが、互いの一国とつき合っているというのは今までなかったことでありますから、いろいろな意味で
仙台側
も勉強になったのかなと思うんですけれども、そこでまずお聞きしますけれども
フィンランド側
が
仙台側
の何を評価しているのか、把握している範囲で結構ですので、まずはお教えいただきたいと思います。 7:
◯産業振興課長
フィンランド側
の評価につきましてでございますが、これまで10年間の
取り組み
の中で、
フィンランド自身
が得た
日本
での
ビジネス
の
ノウハウ
でありますとか、
ネットワーク
はもちろん評価をしておるところでございまして、
本市
に対しましても、これまでの
取り組み
、
フィンランド企業等
へのサポートでありますとか、
フィンランド企業側
が得た
ビジネス
の
成果
といったことも評価をしてございます。
フィンランド側
では
日本
の
マーケット
、これは
介護福祉
だけではなく、その周辺の幅広い
分野
におきましても、今後も拡大が期待できるというふうに見ておりまして、
水の森
の
フィンランド健康福祉センター
、ここを
活動拠点
といたしまして、引き続き、
仙台
を通じて
ビジネス
を拡大していきたいという意向があるというふうに承知しているところでございます。 8:
◯佐藤正昭委員
そういう意味では、互いに両方のいい持ち味を生かしながらやっていこうということで、対等の
関係
といいますか、そういう
関係
で進んできていいことだなと私は思っておりますけれども、
日本
の
マーケット
が
フィンランド側
でも欲しいんでしょうし、我々
仙台
の側からすれば、
フィンランド
の
機能性
、
デザイン
なんかをやって
世界戦略
の一助につなげていきたいという、そういう思いもあるでしょうから実にいいことだなと思うんですけれども、先ほどシンプルで
機動性
のある形で
見直し
を進めたいという
説明
がありましたけれども、そこで、このような
見直し
を行う理由について、もう少し具体的にお示しをいただきたいと思います。 9:
◯産業振興課長
これまでは
協力合意書
のほうに署名をいたしました、
仙台側
で六つの
団体
、
フィンランド側
で五つの
団体
がございますが、その組織を代表するものが年に数回
仙台
のほうに集まりまして、
プロジェクト
の
運営方針
でありますとか
進捗状況
、また
意見交換
といったものを行ってまいっております。 今後、
ビジネス面
での
成果
、これを重視する必要がございますことから、可能な限り、こうした
運営スキーム
というのはシンプルにいたしまして、具体的に申し上げれば、例えば協定の
署名団体
といったものは、直接
関係
のある
団体
に絞り込んだ形で
機動性
を確保しまして、
研究機関等
につきましては、必要に応じて
協力
をお願いするといった形に改めたいと。そうすることによりまして、
仙台側
、
フィンランド側とも
に、いわゆる形式的な業務というものが減るというふうに考えておりますので、その分を具体の
企業支援等
の業務のほうに注力をいたしまして、より
ビジネス面
での
成果
を出しやすくなるというふうに考えており、そのような方向で
見直し
を進めたいといっているところでございます。 10:
◯佐藤正昭委員
これまで、
初期投資
の費用は別にして、年間3000万円とかそういうものの中でこの
事業
が
運営
をされてきたわけですね。そういう意味では一国、
フィンランド
という国と
仙台
市がつき合える、そういうことではいい投資なんじゃないかなと私は思っているところでありますけれども、
外国政府
と
仙台
市の新たな、
日本
の中でも珍しい
プロジェクト
なわけでありますから、多くの
自治体
が手が挙がった中で
仙台
市はかち得たといいますか、これをはねのけて
フィンランド
と
プロジェクト
ができたというのは、一つの
成果
なんだろうなと思っておりますけれども、でも
成果
というのは、やっぱり目に見える形じゃないとなかなか難しいんだろうなということがありますけれども、もう少しこれからは目に見える形のものをやりながら、長く続けていけるようになと思いますし、私なんか結果を焦り過ぎなところがありますけれども、10年という時間がたったので、もう少し
スピード感
を持ちながらそういうことになればもう少しいいかなと。なかなか
ムーミン
は体が重いのかなというふうに、そういう感想はありますけれども、そういう面で、あとは
当局
はもっと幅広く、このことを市民の
皆さん
に知ってもらう努力を少しなされたほうがいいんだろうなと思いますし、もっともっと発展する要素があるこの
プロジェクト
ですから、もっと多くの
地元
の
企業
にこの
事業
をサポートしてもらえればなと思います。 最後に、来年からはもっと
地元企業
の
ビジネス
につながるように、さらなる努力が必要と考えておりますけれども、
当局
の決意のほどをお伺いいたします。 11:
◯経済局長
これまで10年間、
フィンランド健康センター開所
以来、さまざまな
事業
に取り組んでまいりまして、本
事業
への
地元企業
の期待もこの間、高まり、また
フィンランド企業
との
ビジネス面
での取引も先ほど御紹介申し上げましたとおり、幅広い
分野
におきまして実績が生まれるようになってきたというところでございます。 今後は、市民の方々へのこの
取り組み
への一層の周知をいたしますとともに、
地元企業
との特に
ビジネス面
での
連携
というものがますます重要になってくるものと考えておるところでございます。 今年度、協定を改定することになるということで、今後、進めてまいりたいと考えておりますけれども、より
ビジネス面
での
成果創出
を目指した内容、
体制
といたしますことによりまして、一層の
本市経済
の
活性化
に寄与するというところを目指してまいりたいと考えております。 12:
◯委員長
ほかにございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13:
◯委員長
なければ、次に「
意見書
(案)
鳥獣
の
捕獲促進体制強化
の速やかな実施を求める件」及び「
中小企業
の
事業環境
の改善を求める件」についてでございます。 これら2件は、6月24日の
委員会
において、
小田島久美子委員
から提案され、
継続審査
となっておりました。 今後、特別の事情がなければ、現在のメンバーによる今の任期の中では本日が最後の
委員会
になる予定ですので、本
意見書
(案)2件につきましても、本日何らかの結論を出したいと考えておりますので、
委員
の皆様、よろしくお願いをいたします。 それではまず、
意見書
(案)
鳥獣
の
捕獲促進体制強化
の速やかな実施を求める件について
審査
を行います。 本
意見書
(案)に関して、改めて
提案者
への質問、あるいはこれに関連して
当局
へ確認したい事項などございましたら、御発言を願います。 14:
◯佐藤正昭委員
鳥獣
の捕獲について、
当局
の
現状認識
などをお聞きしたいなと思っておりました。 本日、タイムリーなことに、
河北新報
のほうにも鹿、
イノシシ
は狩ると、予算20億円、
環境省方針
ということで、このことに少し政府も本腰を入れて前向きになってきているのかなという、そういうふうなことを感じるんですけれども、今の
仙台市内
の
鳥獣
についての現状の認識について、まずはお伺いをいたします。 15:
◯環境部長
近年、全国的に
イノシシ
、
ニホンジカ
の急速な個体の増加と
生息域
の拡大というのが進んできておりました。
農作物
の
被害
というのも
全国レベル
ではおおむね200億円台というのがずっと続いてきておりまして、
林業被害
でありますとか
希少種
である植物の食害など、
生態系
への影響というのも無視できないというようなことで、今般、
鳥獣保護法
の
改正案
が通り、5月の国会で成立いたしまして1年以内に施行されるということになっているわけでございます。
本市
におきましても、
ニホンジカ
による
被害
は見られませんけれども、
イノシシ
による
農作物被害
、これは年々増加しております。平成25年度では、1000万円を超えるという状況になっております。また、こういった
鳥獣
を捕獲する等の担い手に関しましても、その減少でありますとか
高齢化
の
関係
から、中心になっていただいている
猟友会
の
皆さん
の負担が日々重くなっているという状況にもございます。 こうした
仙台
市が抱える課題から見ましても、今般の
法改正
というのは必要なことであるというふうに思っておりまして、今後、
関係者
の
皆さん
と
連携
をとりながら、改正された法のもとで適切な対応を図っていきたいというふうに考えております。 16:
◯佐藤正昭委員
このことは、一
市町村
でなかなかできるものじゃない、完結するものじゃない、やっぱり
市町村
の
役割
と県の
役割
、そして国の
役割
ということでいろいろそれぞれにあるんだろうなと思っているんですけれども、そういう中で実際、今の特に
農業者
に対して、
被害
がいろいろ出ているということになると思うんですよ。我々は、
基礎自治体
の議員でありますから、やっぱり市民の声をしっかり吸い上げてこの議会の場でも行政にも生かしていかなければいけないということだと思うんですけれども、
被害
に遭われている市民の
人たち
の
被害
というのはどの程度なのか、そしてその声というのは、実際どのようにしてほしいというような声があるのかについて、お聞かせください。 17:
◯農林部長
イノシシ等
の
被害
につきましては、年間、昨年度でございますと321件という形で、平成21年、5年前と比較いたしますと、
被害件数
についてはある程度数字は落ち着いておるんでございますが、
被害面積
あるいは
被害額
については、先ほど御答弁申し上げましたとおり、大きくなっているというふうなところでございます。
被害農業者
の方から寄せられておりますのは、やはり
被害
の
防止策
、それから
捕獲対策
の2点を求められてございまして、これまでも、
被害防止策
といたしましては
防護柵
の設置でございますが、これは
農業者
の方々がみずから
防護柵
の設置をしていただくというふうなところに関しまして御
支援
を申し上げているところでございまして、一方、
捕獲対策
につきましては、やはり
捕獲意欲
を持っていただきたいということで、捕獲された場合には
報奨金
といいますか、
奨励金
をお出しするという
対策
を講じておったところでございました。そういったお声をいただいているというのが現状でございます。 18:
◯佐藤正昭委員
被害防止策
、そして
捕獲対策
ということで、特に
捕獲対策
について、年々とるような
人たち
も
高齢化
をしているんだろうし、少なくもなっているんでしょうし、そういうことかなと思うんですけれども、
当局側
の認識として、
意見書
の3番目に
販売経路
の確立だとか
消費拡大
への
支援
ということがあるんですけれども、この辺のところについて今はどのような現状にあるんでしょうか、お伺いをいたします。 19:
◯農林部長
販売につきましては、現在、
放射能
の
関係
がございまして、
原子力災害対策特別措置法
に基づき、平成24年5月から宮城県全域で
出荷停止
という
出荷制限指示
が出されているところでございます。 宮城県でも、
仙台
市で捕獲した
イノシシ肉等
も含めて
放射能検査
は実施しておるところでございますが、やはり基準でございます100ベクレルを超える
検体数
が今でも出ているところでございまして、今のところはそちらの
対策
を見守っているというふうな状況でございます。 20:
◯委員長
ほかにございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 21:
◯委員長
それでは、本
意見書
(案)について採決したいと思いますが、よろしいでしょうか。(「はい」の声あり) 本
意見書
(案)について、討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 22:
◯委員長
討論なしと認めます。 それでは、採決いたします。 本
意見書
(案)を
会議規則
第14条第2項の規定により、
委員会
として
議長宛て
提出することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 23:
◯委員長
御異議なしと認め、本
意見書
(案)を
議長宛て
に提出することを決定いたしました。 次に、
意見書
(案)
中小企業
の
事業環境
の改善を求める件について
審査
を行います。
提出者
の
小田島久美子委員
より、改めて発言の申し出がありますので、お聞き取り願います。 24:
◯小田島久美子委員
中小企業
の
事業環境
の改善を求める
意見書
(案)について、
文言修正
をさせていただきたいと思いますので、お取り計らいを願います。 25:
◯委員長
案文の用意はできていますでしょうか。 26:
◯小田島久美子委員
案文は事務局に預けておりますので、
委員
長のお取り計らいをお願いいたします。 27:
◯委員長
それでは、事務局より案文を配付いたさせます。 〔資料配付〕 28:
◯委員長
それでは、
小田島久美子委員
より御
説明
願います。 29:
◯小田島久美子委員
それでは、
文言修正
のところを御
説明
させていただきます。 1行目の見え消しで消してあるところでございますけれども、最終集計の結果が報告なされているところでございますので、中間というところを削除させていただきたいと思います。 なお、
文言修正
をした後の
意見書
(案)も同時に配付させていただいておりますので、御高覧をお願い申し上げます。 30:
◯委員長
それでは、本
意見書
(案)に関して、
提案者
への質問、あるいはこれに関連して
当局
に確認したい事項などございましたら御発言願います。 31:
◯佐藤正昭委員
若干、
当局
の認識についてお伺いをしたいと思います。 この間もおもしろいテレビ番組をやっていて、今は大学生がなかなかアルバイトできないと。今、
皆さん
もわかっているとおり、いろいろなファストフード店なんかでもアルバイトがいなくて閉店を余儀なくされたとか、そういうことがあるんですけれども、特に東京なんかでは大学生がアルバイトをできないというんですよね。 何でかというと、今は我々のときと違って、20年、30年前と違ってフリーターという
人たち
がいて、その
人たち
のほうがフルタイムでできるから、
企業
やそういうところは使い勝手がいいと。大学生は授業がありますから授業のときに抜けるわけで、少ししかできないということで、少ししかできないんだったらフリーターを使ったほうがいいよということがあって、そういう意味でなかなか大学生の
人たち
がアルバイトもままならないという現状があったり、時代とともに経済というのが目まぐるしく移り変わって、変化をしてくるんですよね。そういうことをやっぱり我々
委員会
としても認識をしながら審議をしなければいけないなと、そういう思いであります。 そういった中で、最初、本
意見書
の前提となっております
本市
の景気動向について、どのような御認識をお持ちなのか、お伺いをいたします。 32: ◯
産業
政策部長
本市
の景気動向でございます。本年1月から3月期のDI調査、
仙台
市
地域
経済動向調査等を見ますと、復興需要や国による景気浮揚策などがございまして、市内
企業
の景況感は3期連続で上昇しており、県内の有効求人倍率も、全国が1.04でございますが、これを上回る1.31となるなど、各種の指標は高い水準にございます。ただし、4~6月期に向けての見込み、まだこちらの結果は出ておりませんけれども、これにつきましては、消費増税に伴う駆け込み需要の落ち込みなどがあり、景況感はかなり低落すると、そういった見込みとなってございます。 33:
◯佐藤正昭委員
地元企業
の経営者の
人たち
とお話をしますと、やはりいまだにといいますか、
企業
の資金繰りについて、いろいろな意味で御苦労されているという現状があるかなと思うんですけれども、この資金繰りの問題についての御認識をお伺いいたします。 34: ◯
産業
政策部長 資金繰りの問題でございます。不況や震災に対応しましたセーフネット融資の利用件数は大幅に減少しておりまして、平成25年度分の融資実績として、不況対応分につきましては、リーマンショック直後の平成21年度と比べると10分の1以下に、震災対応分は平成23年度と比べると20分の1以下になるなど、全体を見れば落ち着いてきているという認識でございます。個別の案件につきまして、
地域
の金融機関の
役割
が重要になっているなと思っているところでございます。 35:
◯佐藤正昭委員
この
意見書
の2番に書いてある、小規模
企業
振興
基本法というのが今検討されて準備が進んでいるということでありますし、
本市
としても、
中小企業
の
支援
のものについても検討を今、随時しているんだろうなと思うんですけれども、小規模
企業
振興
基本法の準備状況といいますか、そういうのは今どのようになっているんでしょうか、お伺いをいたします。 36: ◯
産業
政策部長 小規模
企業
振興
基本法でございますが、まさに本日、経産省におきまして、小規模
企業
振興
基本法計画策定に向けました東北ブロックの会議が開催されまして、国からの概要
説明
がされているところでございまして、準備が進んでいるという状況でございます。このような動きは、現在策定を進めております、
中小企業
活性化
に向けた条例制定という我々の動きとフィットしておりますので、今後、
事業
者の皆様の御意見を的確に反映しながら、国とも
連携
して、実効性ある
活性化
策を図ってまいりたいと考えております。 37:
◯佐藤正昭委員
最後に、やっぱり経済というのは難しい問題がいろいろあって、一朝一夕で解決するものではないですから、そういった中で、春闘における実際の賃上げの状況なり、今いろいろと問題となっている非正規雇用の問題等がございます。このことについて、
仙台
市側の認識というものをお伺いいたします。 38: ◯
産業
政策部長 賃上げの状況でございます。市内に限ったデータはございませんけれども、直近の経産省の調査によりますと、全国では64%、東北でも63%の
中小企業
者が何らかの賃上げを実施してございます。これは、ここしばらく見られなかった動きとなっておりますが、その一方、その背景としては、人材不足や従業員の定着といった問題が深刻化しているためということを理由に挙げている
企業
が多いのも実態でございます。 次に、非正規労働者の問題でございます。国におきましてもキャリアアップ助成金を初めとする各種の
対策
が講じられているところでございまして、
本市
といたしましては、ハローワークとの
連携
を図りながら相談窓口や
各種セミナー
などの機会を通じまして、制度の周知などに努めているところでございます。 39:
◯委員長
ほかにございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40:
◯委員長
それでは本
意見書
(案)について採決したいと思いますが、よろしいでしょうか。(「はい」の声あり) 本
意見書
(案)について討論はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41:
◯委員長
討論なしと認めます。 それでは、採決をいたします。 本
意見書
(案)を
会議規則
第14条第2項の規定により、
委員会
として
議長宛て
提出することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 42:
◯委員長
御異議なしと認め、本
意見書
(案)を
議長宛て
提出することに決定いたしました。 以上で、
意見書
(案)について終了いたしました。 これをもって
委員会
を閉会いたします。...
地方議会議事録
全都道府県市区町村議会
47都道府県議会
東京23区議会
政令指定都市議会
各都道府県内市区町村議会議事録
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
静岡県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
国会議事録
国会