平塚市議会 2022-12-15
令和4年 環境厚生常任委員会 本文 2022-12-15
1.議案第71号
専決処分の承認について〔令和4年度平塚市一般会計補正予算〕(所管部分)
2: 【
佐藤委員長】それでは、議案第71号「
専決処分の承認について〔令和4年度平塚市一般会計補正予算〕」のうち、本
委員会所管部分を議題といたします。
本件に対して、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
3: 【
佐藤委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
4: 【
佐藤委員長】これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第71号のうち、本
委員会所管部分を承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
5: 【
佐藤委員長】御異議がありませんので、本件は承認すべきものと決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────
2.議案第78号 平塚市手数料条例の一部を改正する条例
6: 【
佐藤委員長】次に、議案第78号「平塚市手数料条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
本件に対して、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
7: 【
佐藤委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
8: 【
佐藤委員長】これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第78号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
9: 【
佐藤委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────
3.議案第79号 平塚市民病院職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
10: 【
佐藤委員長】次に、議案第79号「平塚市民病院職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
本件に対して、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
11: 【
佐藤委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
12: 【
佐藤委員長】これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第79号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13: 【
佐藤委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────
4.議案第84号 令和4年度平塚市一般会計補正予算(所管部分)
14: 【
佐藤委員長】次に、議案第84号「令和4年度平塚市一般会計補正予算」のうち、本
委員会所管部分を議題といたします。
審査は、歳出、続いて歳入の順に行います。また、私が申し上げるページは、「令和4年度12月(第2回)平塚市一般会計・特別会計・公営企業会計補正予算書」の款項目が記載されている左側のページですので御承知願います。
歳 出
3款 民生費
1項 社会福祉費
15: 【
佐藤委員長】それでは、10ページ下段から12ページにあります3款民生費、1項社会福祉費です。ただし、6目市民活動推進費は除きます。質疑はありませんか。
16: 【
鈴木委員】事前の聞き取りなしで、ストレートで質問させていただきます。12ページ一番上段の福祉会館等管理運営事業で、パラスポーツ用品購入のために増額補正しますというところなんですが、パラスポーツに対する取組は、用具だけ買って、あとは貸出しして、それで終わりというんではなくて、基本的にはパラスポーツを普及、推進していこうというところもあろうかと思うんです。ある自治体ではボッチャのコートを市役所の中に設置して、誰でも使用できるというふうに、1回2時間の貸出しという形でやっているんですが、そこのところを含めて、用具の関連もありますので、そこら辺の考え方をお聞きしたいと思います。
17: 【
福祉総務課長】ただいまパラスポーツの取組の考え方を御質問いただきました。パラスポーツにつきましては、庁内でもスポーツ課がまず推進を図っています。福祉総務課、福祉部としては、共生社会の観点でパラスポーツは非常に大切なものだというところで、スポーツ課、スポーツ部門とも連携しながら取り組んでいます。
今回、福祉会館の中でこのパラスポーツに関する用具、こちらを導入するんですが、これにとどまらず、パラスポーツ、それから共生社会をテーマに、福祉部として、講演会であったり、様々な部分で取組を検討していきたいと考えています。
以上です。
18: 【
鈴木委員】今、課長の答弁は重々承知しているんですけれども、基本的には、何かイベントがないとそのパラスポーツになじめないとか、それを知ることができないというんではなくて、平塚市はパラスポーツに力を入れますというふうに言っていて、オリ・パラのときは特定の部門も設けて推進してきたわけなんですけれども、それが終わると、福祉とかそれぞれのところに分散して、吸収されてしまっているのが現状だと思うんです。
だからそういう面では、日常の中でこのパラスポーツというのが、福祉、あとスポーツ課等の縦割りの行政の中ではなくて、横の連携をきちっとしながら、どこに行ってもパラスポーツが親しみやすいものであるというような環境づくりが必要だと思うんです。一方的に福祉だけにそういうふうな話をするのもいかがなものかと思うんですが、今回こういう部門ですので、そこのところの見解をお聞きしたいと思います。
19: 【
福祉総務課長】ただいま、日常の中での取組を感じられるようにというお話でした。パラスポーツにつきましては、オリ・パラをやっている際には、小学生、中学生向けの取組というのもされていたのは承知しています。今週なんですが、市内小学校を対象に、ブラインドサッカーの体験会、そういうものも市のほうで情報提供しながら、学校のほうで手を挙げていただいて実施しております。このような取組というのも非常に大切と考えておりますので、今後も継続していきたいと考えております。
以上です。
20: 【
鈴木委員】今ブラインドサッカーのお話が出ましたので、関連で質問させていただきたいんですけれども、本会議でも私自身、ブラインドサッカーの誘致というところの質問をさせていただいているんですが、来年の年明け早々にブラインドサッカーの全国大会があるんです。本来であれば平塚市を使いたいということだったんですが、日程の都合が合わなくて、町田市でやるような形になったということは承知しているんですけれども、今後、全国大会とか国際的な大会が平塚市に定着するような呼び込みみたいなものも必要かと思うんですが、改めてそこら辺の見解をお聞きしたいと思います。
21: 【
福祉総務課長】パラスポーツの全国大会の誘致と考え方はということなんですが、先ほど御説明しましたブラインドサッカーの体験会の中で、協会の方から、今年の全国大会は町田市でというお話もいただいて、情報交換をさせていただきました。そのような協会との情報交換もしながら、福祉部だけではなかなか難しい部分もありますので、庁内で関係部署とも連携しながら、あとは協会の意向というのも確認しながら、できることはやっていきたいと考えております。
以上です。
22: 【
佐藤委員長】ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
2項 児童福祉費
23: 【
佐藤委員長】次は、14ページ上段から下段にあります2項児童福祉費です。質疑はありませんか。
24: 【府川(勝)
委員】児童福祉費の民間保育所施設整備支援事業のところですが、民間保育所施設整備費等補助金というのが2713万円出ていますけれども、この内訳、中身、もし差し支えなかったら民間保育施設の名前、その他教えていただきたいんですが、お願いいたします。
25: 【保育課担当長】民間保育所施設整備支援事業の内訳ですが、こちらは錦町にありますくまのこ保育園の増改築工事になります。
以上です。
26: 【府川(勝)
委員】オーケー。終わり。
27: 【
佐藤委員長】ほかに。
28: 【
鈴木委員】1点だけ聞かせていただきます。14ページの小児医療費助成事業の審査件数の増加に対応するために増額補正をしますというところなんですが、基本的には、ここ3年ほどのコロナの影響で、小児医療費にも多分の影響が出ていて、本来であれば、社会生活の中、日常の生活の中で子どもたちが日々勉強したり、遊んだりということで、けがもあるし、突発的な病気もあるということで、小児医療費がかかっていたのかも分からないんですけれども、コロナ禍の影響でそれも激減してというところで、前年度の実績で、今回、この令和4年度の予算も立てられたのかも分からないんですが、基本的に小児医療費というのは、コロナ前の予算立てとコロナになってからの予算立ては、相当な額が違ってくるんではないかと思うんです。
基本的な当初予算の考え方というのもあろうかと思うんですけれども、予算立てというものは、やはりその都度の変化によって予算を組むのも一つかも分からないんですが、安定・定着したような予算組みをしたほうが、それはプラスで補正するのか、マイナスで補正するのかの内容になろうかと思うんですけれども、そこのところはどういうふうにされるのか。今回のは多分前年度比でやったから増額補正しますという内容だと思うんですけれども、その考え方を少しお聞きしたいと思います。
29: 【こども家庭課長】ただいま
委員のほうから、小児医療に関する予算の取り方についての考え方を御質問いただきました。
委員がおっしゃるとおり、医療費の予算立てをするときには、過去の実績に基づいて、ある程度推計をさせていただいております。今回も過去5年間ぐらいを見ながら推計しているところなんですけれども、ただ、ここ数年特にコロナの関係がございまして、なかなか推計が難しいという事情がございました。
そのようなところがありますけれども、最近、社会活動も大分活発になってきまして、通常の日常生活が戻ってきていると感じているところもありますので、この辺りも踏まえまして予算立てにつきましては、小児医療は、減るというよりは、どちらかというと増加する傾向があるというふうに捉えていますので、その辺りも踏まえて、慎重に予算については精査をさせていただければと思います。
以上です。
30: 【
鈴木委員】基本的に、補正を組むとなるとそれなりの手続が必要になってくるんですけれども、当初予算できちっとした予算立てをしておけば、そこら辺の専決とか補正でという、時間軸でいくと、そこを待たなくても、要は事業の推進というのはできるんではないかと思うんです。ですから、そういうところで基本的な考え方を、この小児医療費だけではないと思うんですけれども、改めて見直しをしていただきたいというふうに思います。要望になってしまうのですみません。そういうことですのでよろしくお願いします。
31: 【
佐藤委員長】ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
4款 衛生費
1項 保健衛生費
32: 【
佐藤委員長】次は、14ページ下段から16ページ中段にあります4款衛生費、1項保健衛生費です。ただし、6目聖苑費は除きます。質疑はありませんか。
33: 【野崎
委員】それでは私のほうから、健康増進事業についてお聞きしたいと思います。次期健康増進の計画に対するアンケートの実施ということでございますが、この手のアンケートというのは当初予算で大体組み込まれてやるわけでございますけれども、今回ここで増額補正ということでございますので、なぜか、その理由、あるいは目的について、まずお聞きしたいと思います。
それから、この市民アンケートの内容ですが、対象者、それからいつ頃実施されるのか、それであと、どのような内容のものをアンケートするのか、その辺のことを詳しく教えてください。お聞きします。
34: 【健康課長】ただいま健康増進計画、次期計画の御質問をいただきました。まず、1点目の当初でなく増額補正ということになった理由ですが、今回、健康増進計画は当初10年の計画で、本来なら令和7年からの新しい計画となっていたところですけれども、これが国からの通知がございまして、国の健康日本21の改訂に合わせて、市区町村、都道府県がつくる健康増進計画も合わせて、令和6年度から始めなさいという通知が来ました。本来なら1年先でやる予定だったアンケート調査を、1年前倒しでやる必要がございまして、今年度末の増額補正をさせていただいたところでございます。
35: 【健康課課長代理】引き続きまして、このアンケートの対象者、実施時期、詳細について御答弁させていただきます。まず対象者は18歳以上の市民で、今のところ約3000人を予定しております。実施時期は、来年の1月から2月に配布をさせていただきます。内容につきましては、まずお住まい、地区や年齢、性別、仕事、家族構成、身長・体重、あと、今、本市では高血圧対策のほうを特に進めているところですので、例えば家庭血圧を測っているかどうかとか、そういうようなところも取っていく予定でございます。
以上でございます。
36: 【野崎
委員】分かりました。国の健康づくり運動に合わせて、今回、1年前倒しで実施ということでございますね。それで対象者は3000人ということでございますが、この辺の数字というのは、国からのベースに合わせた何か根拠があるんでしょうか。それとも、本市だけでこの3000名というのを対象者にされたのかどうか、この根拠について伺いたいなと思います。
それから、この3000名の対象者に対してアンケートをするわけでございますが、郵送方法など、多分中に返送用のものを入れると思うんですが、その辺のところの回収率、これをどのくらい見込んでいらっしゃって予算を計上されたのか、その辺の返送の考え方もちょっとお聞きしたいと思います。
そしてもう一つ、よく平塚市でもアンケートを各部署でやっています。このアンケートの活用というか、結果が非常に大事なんですよね。ですから、この回収率を高める方法も必要だと思うし、年齢別で18歳から80歳までって、非常に幅広い年代層に3000人ですから、かなり難しいと思うんですよね、集約して結果を出すのは。ですから、このアンケート3000人に対して、どのような成果物を期待されてやるのか。国の健康づくりの運動に対して、どういうような位置づけでこのアンケートをもたらすのか、その辺の考え方をお聞きしたいと思います。
37: 【健康課長】まず3000人の根拠でございます。これは人口に対して3000人というような形でやらせていただいておりますけれども、この計画は10年計画で、既に当初のときに1回アンケート、それとあと、中間の評価ということで1回アンケートを取って、今回、最終評価のアンケートでもございます。次期計画の策定の根拠となるものに合わせて、最終評価のためのアンケートにもなっております。この評価を合わせるために、前回から3000人という数でやらせていただいたところでございます。
それから、2問目の郵送の回収率でございますけれども、3000人は全て郵送で送らせていただいて、回収率を約50%と考えております。これは前回の実績等もあるんですけれども、ただ、3問目で結果等のお話がありましたが、電子申請のアンケートでの返送も、今回から新たに取り入れていきたいと考えております。郵送で送ったものにQRコード等をつけて、電子申請でアンケート回収ができるということを今回考えておりますので、これを合わせますと、郵送のものと電子のもので、回収率は高くなるんではないかというふうに考えているところでございます。
それから……。
38: 【
佐藤委員長】回収後の活用方法。
39: 【健康課長】回収後の活用方法でございますけれども、今回アンケートの内容は多岐にわたるんですが、年齢や性別だとか、その人の体重だとかというような基礎資料の中から、年齢別の健康行動だとかその辺の意識づけだとか、そういったものを区別して、分析ができるようにした資料をいろいろと取りそろえております。このアンケートについては、計画の柱となる指標に基づいてやっているものでございますので、アンケートの結果はこの指標として結果が示せるような形になってございます。
以上でございます。
40: 【野崎
委員】健康づくりというのは大変重要なものだと思います。それが今度最終のアンケートの実施ということで、私も結果について大変期待をしているんですが、何せ18歳から80歳という、非常に世代が幅広い中でのアンケートの集約でございます。先ほどアンケートの回収率を50%とされていますね。私も郵送費のいろんな計算をしてみましたら、これは余っちゃうんですよね。50%だと。6万円ぐらい余っちゃうんですよ。ですから、ぜひ回収率を高めていただいて、残を残さないような形でもっての取組、ぜひこれをお願いしたいなと。要望です。
最後にちょっと、余ったときはどうされるのか。この経費が余ったときね。その辺のところをお聞きしたいと思います。
41: 【
佐藤委員長】そこは質問ですね。
42: 【健康課長】当然回収率は上げなければいけないということで、個別で送る中にも、回収しやすいような文言を入れたり、ホームページなんかも活用する。また、先ほど言いました電子申請によってアンケートが回収できるというところもございますので、こういうのを合わせて回収率の向上に努めてまいります。
また余ったお金については、これは補助をいただいているお金はございませんので、そのまま残という形で残させていただく予定です。
以上です。
43: 【
佐藤委員長】ほかに質疑はありませんか。(特になし)
2項 清掃費
44: 【
佐藤委員長】次は、16ページ下段にあります2項清掃費です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
歳 入
15款 国庫支出金
1項 国庫負担金
2項 国庫補助金
2目 民生費国庫補助金
45: 【
佐藤委員長】以上で歳出の審査を終わり、歳入に入ります。
8ページに戻っていただきまして、上段にあります15款国庫支出金です。1項国庫負担金と2項2目民生費国庫補助金です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
16款 県支出金
1項 県負担金
46: 【
佐藤委員長】次は、同じく8ページ中段にあります16款県支出金、1項県負担金です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
18款 寄附金
1項 寄附金
2目 民生費寄附金
47: 【
佐藤委員長】次は、同じく8ページ中段にあります18款寄附金、1項寄附金のうち、2目民生費寄附金です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
19款 繰入金
1項 基金繰入金
4目 子ども・子育て基金繰入金
48: 【
佐藤委員長】次は、同じく8ページ中段にあります19款繰入金、1項基金繰入金のうち、4目子ども・子育て基金繰入金です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
49: 【
佐藤委員長】これで歳入を終わります。
第3条 債務負担行為の補正
50: 【
佐藤委員長】それでは1ページに戻っていただきまして、第3条債務負担行為の補正です。なお、第3条の内容は、5ページの第3表債務負担行為補正のうち、可燃ごみ及び資源再生物(ペットボトル・容器包装プラスチック)収集運搬業務委託料です。質疑はありませんか。
51: 【端
委員】債務負担行為補正のところでお尋ねをしたいと思います。ここで書いてあるように、可燃ごみ及び資源再生物(ペットボトル・容器包装プラスチック)収集運搬業務委託料について、これは令和4年度から9年度まで実質5年間の債務負担額が、ここの5億3621万円となっています。これは単純に5年で割りますと、1年当たり1億724万円ぐらいになるかと思います。それで可燃ごみについて、今年4月から民間委託を始めました。それで今後は、市の直営と民間のバランスを探りながら収集体制を確立していくんだというお話が本会議でもあったと思います。
それで質問なんですけれども、ここで債務負担額を設定しているわけですが、この民間事業者が取り扱うごみの量は1年当たりどのぐらいになっているのか。例えば可燃ごみは何トン、ペットボトルや容器包装プラは幾らなのかということが分かれば教えてほしいのと、2点目ですけれども、可燃ごみの一部は戸別収集方式を取っていますが、どういう基準で戸別収集する地域を選んでいるのか、あるいは、今後全市に広げるシナリオがあるのかどうなのかというところをお聞きしたいと思います。3点目ですけれども、相変わらず可燃ごみは焼却が主流になっていると思いますが、ゼロカーボンシティとの関連で、平塚市は今年3月にゼロカーボンシティを宣言しているわけですけれども、今のやり方でいつ達成できる見込みなのかということをお尋ねしたいと思います。
以上3点です。
52: 【収集業務課課長代理】収集業務課のほうから回答します。1点目と2点目です。
1点目につきましてはごみの量についてです。委託する作業量につきましてです。可燃ごみにつきましては、1日約30トンを予定しております。ペットボトル、プラクルにつきましては、ペットボトルは2トン、プラクルのほうは約6トンの作業をお願いしようというふうに考えております。
それから2点目です。2点目の戸別収集の選定方法につきましてですが、やはり1日で取れる量というのが大分変わってきます。取れる量と言っているのは、やはり道路事情ですとか、あとは焼却処理場に運ぶその距離です。やはり遠かったり、近かったりということもあります。そういったところも鑑みながら、適切な場所と適切な量等を含めまして勘案して、選定をしていきたいというふうに思っております。
以上です。
53: 【環境政策課長】3月に宣言したゼロカーボンシティの関係で、いつ達成できるのかという御質問でした。国のほうが2050年のカーボンニュートラルを目指しておりますので、市としてもそれを目指して取り組んでいかなくちゃいけないと考えてございます。
以上です。
54: 【端
委員】民間事業者が取り扱うごみの量について御答弁いただきましたが、それぞれ可燃ごみ30トンとか、ペットボトル2トン、容器包装プラ6トンとかいう話でしたけれども、全体から見るとほんの僅か、1%、あるいは前後かなという感じで、本当に僅かだなと思うんですが、今後民間委託は、この時期ぐらいまでには何割を委託するんだという計画はあるのかどうか、それとも今後5年間はもうほぼこれで債務負担限度額を決めているわけですから、この状態で進んでいくんだよということになっているのか、伺いたいと思います。
それと戸別収集の関連ですけれども、今後全市に広げるシナリオがあるのかどうなのか、ちょっと伺いたいのと、これはどういう基準でどういう地域を選定しているのかというのが、ちょっとよく私には分からないんですけれども、例えば高齢化率が高い地域ですとか、あるいはエレベーターがない高層マンションの地域だとか、そういう基準を基に戸別収集の地域を決めているのかどうなのかというのも伺いたいと思います。
それとゼロカーボンシティとの関係ですけれども、御答弁いただきましたが、国は2030年までに46%削減しますよ、2050年までにはカーボン排出はゼロにしますよというシナリオというか、国の方針がある中で、平塚市はこの廃棄物に関して、何年までにどうしていこうという考え方を持っていられるかどうなのかを伺いたいと思います。
55: 【収集業務課長】まず、先ほどのごみの量の関係なんですけれども、30トンというのは1日30トンですので。(端
委員「そうですね」と述ぶ)1年間ではないので、よろしくお願いいたします。
それで民間委託の5年間は変わらないのかという質問ですけれども、こちらは債務負担行為ですので、来年度から始まるとすると、それは5年間同じところでやらせていただきたいというふうに考えております。
あと、戸別収集のシナリオというか、これからのスケジュールということだと思うんですけれども、こちらはやはり民間の委託だとか、車の状況、また作業員の人数だとか、そういうのを調整しながら進めていきたいとは思っております。なるべく早くという形で御要望等はいただいておりますけれども、収集計画を立てながら、順次拡大を進めていきたいというふうに考えております。
あと、戸別収集の決まりはあるのかということですけれども、先ほどから、道の状況だとか、ごみの量だとかという形でお話をさせていただいておりますが、こちらは収集計画でどういうふうに取っていくのかというところを検討しながら、安全に確実に取れる量を考えながら収集計画を立てておりますので、高齢者率とかというよりも、ごみが確実に取れる状況、あとはまた地域の状況を考えながら、車と作業員の人数も検討しながら決めていきたいと考えております。
以上です。
56: 【環境政策課長】ゼロカーボンの関係で、国の2050年カーボンニュートラルで、2030年、46%削減に沿って進めていくのに、廃棄物についてはどういうふうに取り組んでいくのかという御質問でした。本市でも3月に環境基本計画を改定、中間見直しいたしまして、その中で目標値につきましては、国と基本的に同じ数値で設定はさせていただいております。その中で廃棄物につきましては、プラごみを削減していくことが重要だというふうに考えてございまして、プラ新法への対応につきましては、今いろいろと情報収集しながら、他市の先進事例等も研究しながら、研究を進めているところでございます。プラごみの削減を進めることが重要だというふうに考えてございます。
以上でございます。
57: 【端
委員】1点目のところですけれども、御答弁いただいた、ごみの量を債務負担の限度額の中で処理していくよということだと思いますが、先が見えない中で、物価の高騰ですとか労務費が値上げになれば、やっぱり債務負担額を変えるんではなくて、民間委託するごみの量で調整していくという考え方なのかどうなのかというのを聞きたいと思います。
それと戸別収集の件ですけれども、やっぱり結構高齢化率が高い地域があると思うんですが、その辺りは考慮していないよと言われますけれども、その辺りも今後検討の中で加えていただけたらなと。これは要望になるかも分かりませんけれども、よろしくお願いします。
それとゼロカーボンシティについてですけれども、ごみの問題だけではないんですが、やっぱり国が方針を立てているわけですから、平塚市として特にごみ問題は大切なことだろうと思いますので、しっかりとしたマイルストーンをつくって計画を練ってほしいと、このように思います。
以上です。意見があればお聞きします。
58: 【
佐藤委員長】御質問は1点ですか。(端
委員「はい」と述ぶ)
59: 【収集業務課長】すみません、債務負担行為で、これから物価等が変わってということで、ごみの量で調整はできないのかというお話でした。こちらの今後社会情勢がどういうふうに変わっていくかというのは、まだ先が見えないものでありますけれども、もしそういう状況が起きた場合には、契約上、速やかに平塚市と協議をして対応するという形を取らせていただいておりますので、そのときの状況によりますけれども、速やかに協議をさせていただきたいと思っております。
以上です。
60: 【
佐藤委員長】よろしいですか。(端
委員「はい」と述ぶ)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
61: 【
佐藤委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
62: 【
佐藤委員長】これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第84号のうち、本
委員会所管部分は原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
63: 【
佐藤委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────
5.議案第86号 令和4年度平塚市国民健康保険事業特別会計補正予算
64: 【
佐藤委員長】次は、議案第86号「令和4年度平塚市国民健康保険事業特別会計補正予算」を議題といたします。予算書の43ページからです。
本件に対して、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
65: 【
佐藤委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
66: 【
佐藤委員長】これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第86号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
67: 【
佐藤委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────
6.議案第87号 令和4年度平塚市介護保険事業特別会計補正予算
68: 【
佐藤委員長】次は、議案第87号「令和4年度平塚市介護保険事業特別会計補正予算」を議題といたします。予算書の53ページからです。
本件に対して、質疑はありませんか。
69: 【野崎
委員】私から一般介護予防事業のことについてお聞きしたいんですけれども、この内容は、通信運搬費の増加に対応するためと。少し御説明をお願いいたします。
70: 【保険年金課長】こちらの増額の説明ということなんですけれども、保険年金課でフレイル対策推進事業をやっております。その中で、フレイルチェック測定会というものをやっておりまして、これは地元住民、フレイルサポーターが参加してやる測定会なんですけれども、当初予算計上時の見込みよりも、幸いなことにその測定会の依頼が予想よりも結構上回りまして、それに従ってその郵送物も増えたというところで、今回増額補正をさせていただきました。またコロナ禍であるということで、直接対面するよりも、郵送で通信物を送ったほうがいいという判断もございまして、今回増額補正をさせていただいております。
以上です。
71: 【野崎
委員】今コロナ禍の中での対応ということで話が出たかと思うんです。これはこの事業だけじゃなくて、これからもほかの事業にも関連して、こういう少額のことでいろんな費用が出る可能性もあるんです。ほかの事業については私は申し上げませんが、私の話を聞いて、部長、あるいは副市長もいらっしゃいますので、それは胸の中で考えていただきたいんですが、今回の場合はこの補正予算の中で、一般財源が6000円、それで特定財源のほうで、国、県の補助金を使った経費で支出、対応されていますよね。
こういう少額の金額の場合には、自分のところの部署で持っているお金の中で対応が、十分可能な金額だと思うんです。そういったことをやらないで、こういうふうな乗せ方、国、県、市、それから一般財源6000円。こういった対応の仕方というのは一般的な対応なんですか。その辺のところを確認したいんですけれども。
72: 【健康・こども部長】少額なので、本来ならば、例えば流用だとかそういうことをおっしゃられているんだと理解しました。本来だったらそういう形もあろうかと思うんですけれども、特別会計というその性質上といいますか、なかなか流用ができる財源を当初から大きく持っておりませんので、そういう場合は少額であっても補正で対応させていただきたいということで、今回計上させていただいたものです。
以上です。
73: 【野崎
委員】そうすると、今回は国、県のそういった補助金があったために、少額でもそこに乗せなきゃいけないということだったんですけれども、それ以外で十分対応ができるものに対しては、一般財源、あるいは補正を使わなくて対応することは十分考えられるという理解でよろしいでしょうか、確認させてください。
74: 【健康・こども部長】基本的には当初予算で通年の事業内容のものを計上しておりますので、その中で国、県、市とかの負担割合も決まっておりますので、その範囲で通常は対応できていると。今回についてはどうしても不足したということで、補正をさせていただいたという内容です。
以上です。
75: 【
佐藤委員長】ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
76: 【
佐藤委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
77: 【
佐藤委員長】これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第87号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
78: 【
佐藤委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────
7.議案第91号 令和4年度平塚市一般会計補正予算(所管部分)
79: 【
佐藤委員長】次に、議案第91号「令和4年度平塚市一般会計補正予算」のうち、本
委員会所管部分を議題といたします。
審査は、歳出、続いて歳入の順に行います。また、私が申し上げるページは、「令和4年度12月(第3回)平塚市一般会計補正予算書」の款項目が記載されている左のページですので御承知願います。
歳 出
3款 民生費
80: 【
佐藤委員長】それでは、10ページ上段にあります3款民生費です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
4款 衛生費
81: 【
佐藤委員長】次は、10ページ中段にあります4款衛生費です。質疑はありませんか。
82: 【端
委員】母子保健事業のところでお尋ねをしたいと思います。今回、補正額は1億8700万円で、当初予算と合わせると4億500万円余りになりますけれども、今回、出産・子育て応援金の交付及び伴走型相談支援を実施するため増額補正するとありますが、これは対象となる人数、あるいはその対象者の内訳はどうなっているのかというのを、1点お聞きしたいと思います。
それでこういう事業はいいことだと思っていますけれども、基本的にこれはほとんど国県補助金をベースにしているものですよね。それで、少子化を食い止めるための一つの国の施策だと思っていますけれども、この関連で、平塚市における出生数が最近特に減っています。調べたんですが、例えば2000年の出生数2332人、2010年は2111人、それで去年ですけれども、2021年の出生数は、何と1417人でした。国の出生数も減っているけれども、それ以上に極端に減ってきていますが、この辺りについての現状認識をどうお考えなのかということと、国のメニュー以上に平塚市独自で、こんな形の交付金なり応援金なりの考えがあるのかないのかをお聞きしたいと思います。
以上3点です。
83: 【
佐藤委員長】答えられる範囲だけでお答えください。お願いします。
84: 【
鈴木委員】
委員長、ちょっと。
85: 【
佐藤委員長】はい。
86: 【
鈴木委員】最初に端
委員が質問した人数があるじゃないですか。あれは当初、議会側に説明があったんじゃないかと思うんですけれども、その資料はあるはずなんですよ。それでここのところの補正が加わっていると思うんですけれども、認識していませんか。その説明で議運でも皆さんに明示しているんじゃないかと思うんです。
87: 【
佐藤委員長】取りあえず今御質問されましたので、答えられる範囲でお答えください。
88: 【健康課担当長】今いただきました1問目の対象人数についての答弁をさせていただきます。この事業なんですが、令和4年4月1日以降に出産された方から対象となっております。その方及び、この補正予算では令和5年3月末までに妊娠、出産された方が対象となります。合わせて約2400人が対象人数となります。
以上でございます。
89: 【健康課長】この事業の補助金のこともちょっと言われましたので、まずそちらから。今回の事業は、国、県の補助金を使わせていただいておりますが、国が3分の2、県が6分の1、市が6分の1と、市の持ち出しもございます。
次に出生数の減について、今かなりの極端な減がというような御質問がございました。確かに現状は事実、かなり減っているとおりでございます。認識といたしましては、ここ3年ぐらいはコロナ禍ということで、妊娠の届出の数も極端に減ってきているところでございます。やはり全国的な流れではございますが、この流れをどこかで食い止めなければいけないというような思いも、当然市としても持っておりますので、今回のこのような事業で少しでも妊娠、出産の数が増えるように、後押しができればと思っているところでございます。
それから最後に、本市独自の考えの上乗せみたいな形でしょうか。今回、出産・子育て応援金として、妊娠時に5万円、それから出産時に5万円と、合計10万円のお金を交付するわけでございますけれども、本市の考えとして、この一部をスターライトマネーというような、地域独自のアプリを使った交付を考えておりまして、このアプリを使った方には10万円の上に5%分の上乗せをさせていただき、10万5000円分をアプリとして交付させていただくという上乗せを行う考えでございます。
また、このスターライトマネーを選んだ方には、使った場合のキャッシュバックもございます。これが3%ございますので、合わせると8.15%という金額、8150円になりますが、この分が本市独自での上乗せというようなことでございます。
以上です。
90: 【端
委員】この対象の期間の中で約2400人だと言われましたが、妊娠された方に、妊娠届のときに5万円を支給して、出産されたときに5万円を支給するということでしたが、人によっては5万円プラス5万円で10万円になる場合もあるし、さらに、今御説明があったプレミアム分がつくという場合もありますけれども、妊娠の期待数と出産の期待数2400人の内訳はどうなっているんでしょうか。
出生数が極端に減っているということに対する危機感が示されました。これをぜひ食い止めないといけないという認識は同じだと思いますけれども、そのためにも、何かいろんな平塚市独自のことができないのかなと思いますが。いや、私の個人的な考えですよ。例えば零歳児応援金ですとか、1歳児応援金、2歳児応援金とかということをしてもいいのかなと思うんですけれども、独自施策のお考えはあるのかないのか、その点確認したいと思います。
以上です。
91: 【健康課担当長】1点目の内訳についての答弁をさせていただきます。まず、令和4年4月1日以降に出産された、もう既に出産されている方、こちらの人数が、予定数もありますが、1161人と積算してございます。また、これから新たに妊娠の届出をされる方、現在妊娠中の方、これを合わせまして1067人。そして、この2月、3月の2か月間に出産される方、これが196人。合計で2424人。こちらを丸めて2400人と答弁させていただきました。
以上でございます。
92: 【健康課長】本市独自の応援金のような形、上乗せというか、施策というところの御質問がございました。やはり子どもの数を増やしていかなきゃいけないということで、お金だけではないと私は考えておりますけれども、お金についても今回の10万円のほかに、本市では多子世帯、3人目以上のお子さんへの交付金ですとか、またここで来年の4月以降ですか、出産一時金の増額というような話も出ているところで、国や県、市、合わせまして、様々な金銭面、経済面での支援というのがされていくものと考えております。
ただ、本市独自の支援となりますと、やはり財源の問題もございますので、できる限りのソフト面での支援というのはしっかりと充実させていきたいと思いますけれども、経済面の支援につきましては財政当局とよく相談しながら、新たな施策があれば、そこで検討はさせていただきたいと思います。
以上です。
93: 【端
委員】担当部も財政部局と相談しながらなんですけれども、ぜひ子育て支援に、緊縮財政ではなくて積極財政で取り組むように希望して、質問を終わります。
94: 【
佐藤委員長】ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
歳 入
15款 国庫支出金
95: 【
佐藤委員長】以上で歳出の審査を終わり、歳入に入ります。
8ページに戻っていただきまして、上段にあります15款国庫支出金です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
16款 県支出金
96: 【
佐藤委員長】次は、同じく8ページ上段にあります16款県支出金です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
19款 繰入金
97: 【
佐藤委員長】次は、同じく8ページ中段にあります19款繰入金です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
98: 【
佐藤委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
99: 【
佐藤委員長】これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第91号のうち、本
委員会所管部分は原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
100: 【
佐藤委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────
8.議案以外の
委員会所管事項質問
101: 【
佐藤委員長】次に、議案以外の
委員会所管事項について質問を行います。
なお、
委員の皆様には、質問は
委員1人につき、質問と答弁を合わせて10分以内に収まるようお願いします。また、残り3分になりましたら、私から合図を出させていただきます。答弁者におきましては、答弁は質問されたことに対し、簡潔明瞭にお願いいたします。
それでは、あらかじめ通告がありますので、これに従って
発言を許可します。府川正明
委員。
102: 【府川(正)
委員】じゃ、単刀直入に質問します。剪定枝の収集業務についてをお伺いします。申込みから、一応電話で申し込んで、収集日まで結構幅広い日数が──今、全体的、平均的にどのぐらいかかっているのか。あとは、現在収集車に対しては、何台ぐらいの車両で実施されているのかなと、ちょっとまずは1点目、その点をお聞きします。
103: 【収集業務課長】まず、剪定枝の申込みから収集日まで、どのくらいで収集されるかということですが、こちら、今現在剪定枝は、受付から収集業務まで民間委託をさせていただいております。こちらの収集日のほうは、希望日と、また空き状況から調整させていただいておりまして、おおむね1週間から2週間かかっている状況でございます。また剪定枝が多く出る繁忙期、4月、5月、6月、また10月、11月、12月と混雑するときは、予約も混雑いたしまして、2週間以上かかっている状況でございます。
続きまして、現在何台で収集されているのかというところになりますけれども、こちらは、剪定枝の収集業務と粗大ごみの収集業務を合わせて民間委託しております。委託の契約は、収集車両につきまして2台以上で収集を行うという形で行っております。また、先ほど言った繁忙期に関しましては2台以上、3台とかという形で対応しておりますので、予約の状況によって変動はいたしますが、おおむね2台から3台で収集を行っている状況です。
以上です。
104: 【府川(正)
委員】収集の日にちというのは、今現在、何か3週間ぐらいかかっているところもあるみたいで、だから先ほど課長が言ったように、その時期によって恐らく収集の時間が違うし、また申込みによってはそう長くなるのかなと。やっぱり電話をして、確認して、じゃ、いついつ取りに来ますよというものがはっきり分かれば。
私がやったときは、取りあえず電話して、じゃ、持っていきますよと言ったときは、うちでは受け取りませんという話をされて、それで収集日はいつですかということで話をして、家の前に置いておけば、誰もいなくても収集していってくれると。そういったものを少し説明してやったほうがいいのかな。いついつになりますよという部分の感じは。
今ちょっといろいろと話が来ているのは、今の段階で3週間以上になってもまだ来ないと。そういったことでちょっと、短時間で集めることができないのという話が来ていますので、そのことについてと、あとは収集までにやっぱり時間がかかると、市の収集車も含めて集められないか。今ですと、あまり長く置いておくと、可燃ごみのほうへ出しちゃうよと。そうするとせっかく剪定枝のこういった収集業務があるのに、趣旨に外れちゃうんじゃないかなという話もされているので、その点についてちょっともう一回お話を。
105: 【収集業務課長】まず3週間以上かかっていると。確かに今現在ちょうど繁忙期になっておりまして、大変混んでいる状況でございます。現状3週間以上かかっているということもありまして、特に土日にやはり剪定される方が多くいらっしゃいます。ですので、月曜日等にお電話されるとなかなかつながらない状況であり、また予約が詰まっている認識はしております。
あと、市と合わせて収集はできないのかということですけれども、今民間委託をさせていただいて、市のほうですと、今可燃ごみのほうを収集させていただいております。作業員、車等の量もありますので、今現在は市と合同でという形では考えておりませんけれども、現状を見ていきたいというふうには考えております。
また、遅くなってしまうので、可燃ごみに出してしまうということですけれども、剪定枝、枝になりますと、リサイクルという形で対応を取らせていただいておりますので、問合せがあったときには、リサイクルの関係もお話しさせていただいて理解していただくというふうに、対応を取らせていただいております。今後も、リサイクルできるもの、資源にできるものという形ではお話をさせていただいて、理解していただきたいというふうに考えております。
以上です。
106: 【府川(正)
委員】同じことの繰り返しになりますけれども、今、こういった業務が実施されている、せっかく工場を建てて、チップを皆さんに再度購入してもらうとかいったものをやっている中で、そういったものが無にならないような感じに収集もしていかないと、畑を持っている人なんかだと畑に置いておけばそんなに問題ないんですけれども、民間の家だと、どうしても道路へ置いたり家の中に置いていると、ある程度時間が過ぎると腐ってくる状態にもなりますので、そういったことのないように、また再度そういったものを徹底して、要は市民の人に分かりやすく、いついつになるか分かりませんけれども、ちゃんと取りに行きますからお願いしますというやり取りをはっきりしてやらないと。せっかくこういった業務をやった中で無にならないような取組を、これも要望になっちゃうけれども、ぜひお願いします。
以上です。
107: 【
佐藤委員長】では要望でよろしいですね。(府川(正)
委員「はい」と述ぶ)
これで議案以外の
委員会所管事項についての質問を終わります。
以上で付託されました案件の審査は全て終了いたしました。
─────────────────────────────────────────────
9.行政視察の報告について
108: 【
佐藤委員長】次に、行政視察の報告についてを議題といたします。
当
委員会の所管に属する事務を調査するため、11月9日から10日までの日程で実施いたしました行政視察について、出席された各
委員から報告を順次お願いいたします。
それでは、野崎
委員、お願いいたします。
109: 【野崎
委員】それでは、最初の日に桑名市のリサイクルの森に行ってきました。桑名市は名古屋の都市圏の中にあって、名古屋駅まで30分の大変近距離で、これからベッドタウンとして大変期待できるまちですね。そのため、この清掃業務におきましても、1市3町で広大な敷地の中にすごく広い施設を造っております。
その中で1つ大変勉強になったのは、子どもたちに対する環境問題の啓発活動を一生懸命されていました。区域内の30の小学校4年生の児童の作品を通路にずっと展示されていまして、それでアンケートを実施したところ、自分の家庭のエコのリーダーとして子どもたちが頑張っている、そういったアンケート結果も出ていました。したがって、これから子どもたちの啓発活動、環境政策のそういった啓蒙活動を通じて、子どもたち、児童の参加が大変貴重なものになるんじゃないかな、そういう印象を受けました。
2日目の富士市のユニバーサル就労支援のことについてですが、これは障がい者も、あるいは障がいのない方も高齢者も若い人も、働きたい人に対して就労支援を行っている。それも行政、議会、そしてまた企業。企業は、雇用を求めたい企業を協力企業ということの位置づけで、その3者が一緒になって取り組んでいる。これは平塚市としても参考にしたいところでございます。特に議会が主導で条例をつくって、その三位一体となった取組をされているのは、大変私はすばらしいと思います。これから労働力の低下の中、雇用の確保というのは大変重要でございますので、非常に勉強になりました。
以上です。
110: 【
佐藤委員長】ありがとうございます。
次に、
鈴木委員、お願いします。
111: 【
鈴木委員】今、野崎
委員がるる申し述べましたけれども、私は違った角度から話をさせていただきます。桑名市につきましては、今、野崎
委員は1市3町というふうに言ったんですが、当初1市3町だったんですが、改めて見直しをして1市2町というところで、平塚市とラインナップがほぼ一緒なんですが、そういう中で、要は環境事業センターとリサイクルプラザと破砕処理場、あと剪定枝工場、これが今平塚市にあるのを1つのところに全て集めたというような、もう広大な土地にその施設があるということで、まずは感心はしたんですが、これは当初の予定の中であったのかなと。
それと環境教育の中で、キッズ、要は小中学生がこのごみ問題、環境問題を、より身近に感じてもらえるようにということで、見学コースがあるんです。我々、70歳を超えた人間が6人中5人もいたものですから、2キロぐらいありまして、終わったときにはくたくたになっていたというような状況だったんですが、そういう見学コースがあって、非常によろしいかなというところがあります。
ただ、平塚市は平塚市として、それぞれでの立場、持ち場というのをきちっと把握して、対応されて、連携もされているというところでは、桑名市と比較して劣るものでも何でもないかなというところもあります。かといって、この桑名市がやっている環境教育については非常に参考になるかなというところもあって、そこは平塚市も、やり方を変えて身近なものにしていくべきかなというふうには感じてまいりました。
もう一点の富士市のこのユニバーサル就労につきましては、私自身も興味があって、5年ほど前に会派で視察をさせていただいて、今回2回目だったんですが、当然一般就労と福祉的就労というのがあって、そのはざまにいる方たちの就労というのをどのように支えていくかというような状況だと思います。
これは各自治体全て抱えているような問題かと思うんですが、富士市につきましては、これは一括で、要は外部委託をして、全てのところでもうその隙間も、一般就労と福祉的な就労を少し除いたような形でそういう人たちに光を当てて、プレゼンして、マッチングして、それで最終的には一般就労していくというようなところなんですけれども、平塚市で言えば、ららぽーとが富士市のユニバーサル就労で、平塚市自体は中心市街地の個店、要は個性を生かした一つ一つに光を当ててやっていく。
いろいろタイプがあろうかと思うので、全てをまねしなくてもよろしいかと思うんですけれども、個々の中でやっぱり市民に就労の機会を与えるような環境をつくっていただきたいというところと、平塚市自体は一般就労の中でも正規雇用の促進補助金とか、そういう正規雇用の一般就労にも力を入れているというところではよろしいのかなということで、全体的なところで勉強もさせていただきました。
以上です。
112: 【
佐藤委員長】では次に、府川勝
委員、お願いします。
113: 【府川(勝)
委員】三重県桑名市で、桑名広域清掃事業組合資源循環センター(リサイクルの森)というのを見ましたけれども、大きな敷地の中、平塚市から考えてみれば約3、4倍ぐらいの巨大な敷地の中に、4棟の巨大な建物を建てて、そして僅か14万人のごみを資源処理しているわけです。大変もったいないなと思いました。
しかしお話にありましたように、モフリンと森の仲間たちというような子どもさん向けの見学コースは大変分かりやすく、これは平塚市でもまねしなきゃいけないかな、そういうふうに思いました。いずれにしても、しかし、このスケールの巨大な処理場をこのスケールのまちが持つなんか、全くアンバランスでおかしな状態になっているなと、率直にそう思いました。
それからユニバーサル就労。静岡県の富士市で聞きました。これも厚生労働省の役人がもしここの同じ場所にいて話を聞いていたら、恥ずかしくなるような話だというふうに思いました。もともとこういう話は、富士市は人口25万人で、会社企業数が3462社あるわけですから、その中で僅か500社が協力企業だというんですけれども、これはどちらかといえば、まさにハローワークがする仕事であって、福祉で対応しようとするのはちょっと無理があるんじゃないかなと、こういうふうに思いました。
以上です。
114: 【
佐藤委員長】次に、府川正明
委員、お願いします。
115: 【府川(正)
委員】同じような内容はしゃべりたくないので。
資源循環センターについては、それぞれ、先ほど
鈴木委員のほうからも話がありましたように、1市2町という形で展開をされていて、大体平塚市と同じような設備的なものだったと思いますけれども、ただ、ごみの減量に向けての取組の話を聞いた中で、やっぱり今燃えるごみでも、中には資源に持っていけるようなものもあるだろうということで、いろいろとごみの収集については、搬入されるところは平塚市とは変わっていないんですけれども、そういったことの設備的な部分で取り組んでいる。
全国的に今、可燃ごみが増えているという状態の中で、各自治体同じような問題を抱えているのかなということで、やっぱり皆さんにそういった可燃ごみの減量化に向けての取組については、周知もなかなか難しいのかなという感じで、これだけはやっていかなきゃいけないのかなと。
皆さんおっしゃったように、やっぱり一番印象的だったのは、子どもさんに対しての環境に対する考え方が──モフリンというキャラクターがいて、それが説明しながら、子どもたちにも分かりやすいような、そんな対応をしておりますので、そういったことをまねしながらも、ちょっとうちのほうもできればなと。子どもたちにその環境問題、ごみの問題等を、やっぱり意識してもらうような取組が必要じゃないかなという感じがしました。
次に就労の関係ですけれども、目的として、やっぱり働きたい人に何しろ働き口を見つけようと。いろんなところで一番印象に残ったのは、刑務所へ入っていられた人も全部対象になって就労支援をしているということなので、そういったことをもう長年やってこられていますので、それのノウハウはある程度できているのかな。新しく取り組む部分では結構苦労しないと、そういった部分はやっていけない。
今ハローワークの話も出ましたけれども、平塚市なんかですと、もう就職支援についてはハローワークへ行ってくださいと、それだけで終わっちゃっている。やっぱり福祉とそういう就労支援との窓口が一体化になった形で取り組んでいる部分では、スムーズにそういった対応ができているのかな。中には短時間しか働けない方もおられる中で、そうした人たちもやっぱり企業と協定を結びながら、その人が働きやすい環境づくりをした中で今実施されているということについては、本当にいろんなことを考えますと、取り組んでいかなきゃいけないものかなと。
それで福祉の関係のことばかりじゃなくて、やっぱり働かなければ収入が得られないし、生活も生活保護に頼るような人たちばかりだと、それ自体、自治体もおかしくなりますので、今後とも恐らくこのことに関しては質問がどんどん出ていくと思いますので、そういうふうな対応をしていくという心構えでいていただければいいのかなと思っています。
以上です。
116: 【
佐藤委員長】次に、端副
委員長、お願いします。
117: 【端
委員】リサイクルの森、桑名市のところですけれども、もう
委員の皆さんが言われたとおりなんですが、当初計画していた1市3町が崩れて、1市2町になって、それで本当に過剰な施設になっているんだなという感触は持ちましたけれども、見学コースが本当に充実しているし、コースだけじゃなくて、ごみ処理の仕方だとか、あるいは施設についての説明動画だとかパネルとかも、本当に充実して工夫がなされて、ほとんどの地域の小中学校が見学に訪れ、大人も含めて社会教育の場になっているなという感触を持ちました。
ユニバーサル就労、富士市については、人口規模は平塚市とほぼ同じ25万人少々ですけれども、その中で、働きたくても働けない人が約9000人いるんだそうです。それで高齢者を除いても5000人はいますということでした。ですから、それから推定すると平塚市もほぼ同人数かなと思うんですけれども、富士市は日本で最初にユニバーサル就労のまちを宣言しまして、富士市の姿勢、あるいは富士市長の姿勢が大変立派だなと。私が思ったのは、一人一人を大切にするんだ、誰一人取り残さないんだよという形で市政の施策に当たっているんだなという感触を持って、大変感銘を受けました。
以上です。
118: 【
佐藤委員長】それでは、最後に私から報告をさせていただきます。
桑名市のほうですが、皆さんから今報告がありました、この資源循環センターは、見せるごみ、見える化というか、非常に身近に感じるように、リサイクルの森と言って、90分の見学者ツアーを企画されています。啓発のコンシェルジュを常に3名配置して、区域内の36校中、年間30校程度の、主に小学校4年生の社会科見学に対応されているということでした。
またここでは、この資源循環センターのことを聞きに行ったんですが、最後に働いている方の雇用──地元採用の雇用を目標80%と今定めていらっしゃるところ、今のところ76.6%を地域住民が占めているということで、今後の課題として、やはり障がい者雇用がまだ課題でありますというお話をされていました。令和元年12月に完成して、令和2年1月から稼働している資源循環センターなんですが、どうしてもごみ処理場は迷惑施設というイメージが先行しがちですが、非常に生活に密着した、また今までとは違ったアプローチの仕方をされている施設でありました。
次に、静岡県富士市のユニバーサル就労についてです。こちらは、今、端
委員のほうからもお話がありましたが、要は一人一人、自己肯定感の積み直しという作業を、社協さんだったり、福祉総務が支援されて、一言で言うと支援つき就労、そういったことを実践していらっしゃいました。
平塚市も窓口はいろいろあって、様々な事業をされていますので、どちらがとかいうんじゃなくて、まず私も
鈴木委員と一緒で、こちらの富士市の取組は5年前から聞いていまして、どうしても一度視察したいなと思って、本来でしたら富士市はとても近過ぎて、視察先としても今までは選べなかったんですが、今回コロナ禍で、
環境厚生常任委員会の視察先を調べるのに、事務局もとても苦労しました。そんなわけでこんな近いところでしたけれども、見に行くことができました。
ハローワーク富士の有効求人倍率は1.27倍で、19か月連続で前年同月を上回っています。これは令和4年の9月の時点です。ただ平塚市では、この同時期に0.88倍なんです。だから全く同じことができるかということは、まだまだ議論の余地はあるかと思いますが、この支援つき就労ということを本当に積み重ねてやっていらっしゃるので、学ぶことは多々あると思いますので、よろしかったら各
委員の視察報告をぜひ読んでいただけますようにお願いします。
ではこれで、行政視察の報告についてを終わります。
それでは、以上で本日の日程を全て終了しましたので、本
委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。
午後2時21分閉会
委 員 長 佐 藤 貴 子
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