本日は東かがわ市温水プール建設について、
民生文教常任委員会調査であります。ただいま教育長から、温かい、何か温いような感じのお話がありましたが、外はもう連日非常に冷え込んでおります。そういった中ですが、温水プール、東かがわ市にとって懸案の事業、また大型事業であります。執行部側から説明を受けた後、
委員各位には十二分なる審議をお願いしてあいさつといたします。よろしくお願いします。
8:
◯山口委員長 ありがとうございました。
では、これより会議を開きます。
ただいまの出席
委員は定足数に達しております。よって、
委員会条例第16条により
委員会は成立をいたしました。
それでは、12月定例会において許可されました閉会中の調査事件、東かがわ市温水プール建設についてを議題といたします。
調査の進め方につきましては、配付しております調査日程表のとおり進めたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
9:
◯山口委員長 御異議なしと認めます。
それでは、東かがわ市温水プール建設についての調査に入ります。
生涯学習課からの説明を求めます。
生涯
学習課長。
10:
◯中川生涯
学習課長 改めまして、おはようございます。
それでは、生涯学習課から東かがわ市温水プール建設についてを資料に沿って説明いたします。
まず、資料の1ページをお開きください。
資料1、東かがわ市温水プール整備運営事業審査結果についてです。2月7日に市のホームページにも掲載させていただいておりますが、7グループから提案書が提出され、それぞれのグループからのプレゼンテーションを受けた後、プロポーザル審査会での審査の結果、優先交渉権者は株式会社ヤマウチを代表企業とするグループに決定いたしました。
次に、資料2ページをお開きください。
資料2、事業者選定の経緯についてです。これまでも説明させていただいておりますが、今回の事業については、令和3年4月に策定した温水プール整備事業基本計画に基づき、同事業はデザイン・ビルド・オペレーション、いわゆるDBO方式で設計から運営までを一括して進めます。
それでは、これまでの経緯を説明いたします。
令和元年11月に東かがわ市温水プール建設基本構想を策定し、この基本構想を基に令和2年2月にサウンディング型市場調査を実施し、民間事業者からの事業を考えていく中で参考となる貴重な御意見等を頂きました。令和3年1月から教育振興審議会を立ち上げ、東かがわ市温水プール整備事業基本計画の策定について教育
委員会から諮問を受け、案を作成し、パブリックコメントを経て4月に同計画が策定されました。そして、令和3年9月定例会で温水プール整備運営事業に係る補正予算、令和3年度から令和20年度までの債務負担行為31億1,319万円の議決を頂き、同月に東かがわ市温水プール整備運営事業プロポーザル審査会を開催し、事業者選定基準や公募資料について審議し、同事業の報告を行い、令和4年1月7日提案の提出を締め切り、プロポーザル審査会による審査を行い、2月7日に優先交渉権者の公表をいたしました。
次に今後の予定ですが、3月には優先交渉権者となったグループ全体との基本協定を締結後、基本設計及び実施設計の契約締結を行います。そして、令和4年12月議会で工事請負契約締結の議決を頂き、工事に着工する予定で進めていきたいと考えております。なお、工事の竣工は令和6年3月末とし、開業準備を行い、7月の開館を目指します。管理運営についての指定管理者の指定については、令和5年9月議会に議案を上程する予定としております。また、本事業に伴う附帯事業として、本体工事に先行して旧白鳥小学校校舎、ランチルーム、屋外プール等の解体を予定しており、同事業の契約締結の議決を3月議会でお願いすることとしております。この解体は、令和4年10月頃の完了を目指しております。
資料3ページからは事業者選定基準を、12ページからは要求水準書を添付しております。
それでは、資料3、事業者選定基準から、今回の選定方法について説明をいたします。
資料の6ページにフローチャートでお示ししておりますが、まず資格審査、第1次審査を行った後、提案審査、第2次審査を行いました。この第2次審査のうち基礎審査は、資料4の、市が要求水準書に求める要件が全て満たされているかどうかを審査いたしました。今回は提出された7グループ全てが審査合格となり、次の加点審査へ進みました。
この加点審査とは、資料8ページにあります、ア、加点審査の評価基準の各項目ごとに審査を行い、要求水準以上の提案があったものに対し加点し、その積上げにより採点いたしました。7グループそれぞれ、グループ内企業のノウハウを結集した特色のある提案を頂いた中から総合的に判断いたしました。なお、審査の基準に基づき、各グループの審査内容や点数などはお示しできませんが、御了承ください。
資料4の要求水準書については、説明を省略させていただきます。
続いて、資料5のほうを御覧ください。
資料5-1については、一般国道11号大内白鳥バイパス方面から見た鳥瞰図になります。手前敷地北側が駐車場となっております。
次に、資料5-2、外観図1です。敷地西側市道湊川線沿いのメインゲート、現在の正門跡から見た外観のイメージです。屋根の形状は、瀬戸内海の波やスポーツ施設としての躍動感を感じさせるウェーブ状となっております。
次に、資料5-3をお開きください。外観図2、敷地南側市道西下西線側から新しく整備する進入路のイメージです。
次、資料5-4、内観図1です。プール室内のイメージとなっております。入水のためのスロープのあるメインの25メートルプール7レーンのほか、小プール、歩行用プール、ジャグジーが配置されております。左側の壁は本市のランプロファイヤ岩脈をイメージしたものだそうです。
次、資料5-5です。内観図2、トレーニングジムのイメージです。ここには、ランニングマシン、エアロバイクなどの有酸素系のマシンや、筋力アップや筋肉増加のトレーニングのマシン、そのほかダンベルやバーベルなども配置されております。また、介護予防に対応できる各種のマシンの配置も予定されております。
続いて、資料5-6です。内観図3、コミュニティスペースのイメージです。右手前が受付になっております。受付の横が観覧席、受付上の壁はプール内と同じくランプロファイヤ岩脈をイメージしたものです。また、ここの天井天材には県産の木材を使用するということです。
続いて、資料5-7です。内観図4、自由提案施設として提案された温浴施設のイメージです。この施設には、浴槽、水風呂、サウナの提案がありました。
続いて、資料5-8です。敷地全体の配置計画となっております。図面上が北となっており、北側を駐車場、その下の部分が人が利用するエリアとして、車と人の動線を分離し、温水プール棟やイベント広場などが予定されており、安全性が確保された提案となっております。
続いて、資料5-9です。温水プール施設内の平面計画となっております。出入口は資料の中央下にあります。ここに赤の点線と青の点線がありますが、赤が児童生徒の動線になります。学校事業の利用時には会議室を区切って更衣室として利用できる構造となっており、一般利用者とは別になります。この更衣室からそのままプールエリアへ入ることができ、プールに入るとすぐに準備体操等ができるスペースも確保されております。また、この25メートルプールと小プールは隣接しており、学校授業時に利用しやすい提案となっております。次に一般利用者ですが、一般利用者は入口を入って右の受付を通って、ジム、スタジオ、プールエリアと進みます。プール利用を見てみますと、更衣室から入ってすぐのところに配置された歩行用プール、ジャグジーは近接しており、高齢者などが利用しやすいように工夫されております。また、冬場のヒートショック対策として、床暖房の設置も提案されております。更衣室の下の部分には多目的更衣室も設置をいたします。
以上が施設の概要となります。
次に、選定時の評価ポイントとなった点について何点か説明をさせていただきます。特に維持管理についての提案が優れていると感じたところでありまして、要求水準書以上の劣化調査を実施するとされております。また、外部機関によります建物状況調査、建物診断を毎年実施することにより、厳しい視点でのチェックが行えると考えられます。また、修繕も全て15年間を見据えて対応するということが提案されております。また、当初から維持しやすい耐久性のある施設を導入し、15年以降も健全な状態で運営できることをイメージして管理されると聞いております。本市のゼロカーボンシティ宣言を意識した取り組みといたしまして、省エネで、基準一次エネルギー消費量から50パーセント以上の一次エネルギー消費量の削減を実現できる建物で、高断熱化及び高効率な省エネルギー施設を備えた建物であることを実現するということで提案されております。
最後に価格の面ですけれども、価格については今後、優先交渉権者との対話の中で、市の意向を含め調整が必要な部分が出てくることも考えられます。優先交渉権者から正式な見積りを徴収した後、協定書契約の中で金額を示すこととなりますので、本日はお示しすることができません。あと、学校事業とか介護予防事業につきましても、工夫を凝らした、本市が求めている以上の提案を頂いております。私のほうからは以上です。
11:
◯山口委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑のある方は挙手をお願いいたします。
工藤
委員。
12:
◯工藤(潔)
委員 自由提案施設のところで温浴施設とあるんですが、これは市内の既存の温浴施設と比べて利用方法や条件等の違いはあるのかと、また既存の温浴施設に対して業者側から何か配慮があったようなことが提案されたのかというところをお聞きしたいと思います。
13:
◯山口委員長 中川課長。
14:
◯中川生涯
学習課長 ほかの温浴施設の配慮という点もあろうかと思いますが、この温浴施設だけを利用することはできないということで、料金設定のほうもされておりません。あくまでも、プール、ジム、スタジオなどの施設利用者へのスポーツの後の汗を流すというイメージでの提案ということで聞いております。
15:
◯山口委員長 ほかに。
工藤
委員。
16:
◯工藤(潔)
委員 分かりました。あともう1点、この温水プールの人員と人材についてなんですけど、人員は何名程度なのかと、あと人材については現在の温水プールの職員の方の再雇用等は考えておられるのか、お聞きいたします。
17:
◯山口委員長 中川課長。
18:
◯中川生涯
学習課長 今現在、人員が何名ほどいうことは、まだ提案が出てきておりません。地元雇用ということを、地元の方を中心に採用したいということは向こうのほうから提案があります。主となる人材につきましては企業側からの配置になりますが、そのほかについては大多数はもう地元雇用を考えておりますということでございました。また、現温水プールの職員についても雇用のほうは考えていただいているということでお話を頂いております。
19:
◯山口委員長 工藤
委員、大丈夫ですか。
20:
◯工藤(潔)
委員 はい。
21:
◯山口委員長 ほかに質疑はありませんか。
大田
委員。
22:
◯大田委員 資料の5-9の平面図、これについてお伺いいたします。先ほど課長のほうから御説明がありましたように、この自由提案、温浴施設、これに関しましては、施設整備の予算には含まれてなくて、あくまでも業者の持分なのかいうことを1つ確認します。
23:
◯山口委員長 中川課長。
24:
◯中川生涯
学習課長 今の御質疑に対してですが、この温浴施設、自由提案のところにつきましては、事業者の負担で建設、整備をされます。その運営につきましても、事業者のほうの負担でしていただけるということで確認をしております。
25:
◯山口委員長 大田
委員。
26:
◯大田委員 そしたら、この自由提案、これはほかにも今後増えてくるというのか、資料の5-8についてお伺いします。このイベント広場とか公園広場とか、これ噴水ですか。この辺りに関しても、今後、この管理は多分、指定管理料の中に入ってるもんですから、ここに関しては、イベントとかそういうのは市が提案するのか、また事業者のほうが独自で考えられるのか、その点についてお伺いいたします。
27:
◯山口委員長 中川課長。
28:
◯中川生涯
学習課長 このイベント広場でのイベント等につきましては、事業者の提案で事業者のほうで運営をしていただくような形になります。
29:
◯山口委員長 大田
委員。
30:
◯大田委員 そしたら、その中で生まれてくる利益等は、書いてましたように全て事業者の下ということでよろしいんですね。
31:
◯山口委員長 中川課長。
32:
◯中川生涯
学習課長 そのとおりでございます。
33:
◯山口委員長 大田
委員。
34:
◯大田委員 それと、先ほど課長に御説明していただいたように、学校プール、介護保険事業、これに対しては今後、市としてはとても重要なことだと考えております。そうした中で、介護予防事業に関してはどのような提案を頂いたのか。また、学校プールについても、今後の人口減少等を鑑みますと、これは別に委託料を払われると思うんですが、その辺りは今現在の生徒数と10年後の生徒数、これ相当な開きが出ております。多分、御存じだと思うんですが、今年度の出生数は100名切っております。そうした中、どのように協議をしていくのか、その2点お伺いいたします。
35:
◯山口委員長 中川課長。
36:
◯中川生涯
学習課長 まず、介護予防についてです。介護予防につきましては、今の歩行用プールの事業についてはそのまま継続でありますけれども、陸上のほうにつきましても様々な提案がございまして、例えば体操であるとか、ウォーキングであるとか、その施設を使ったジムとかスタジオとかを使って、屋外のイベント広場とかも使ったいろんなメニューが提案されておりました。学校プールにつきましても、通常の学校のプール授業の支援とプラスアルファをして、例えばまだ温水プールを利用していない学校の先生についても、指導方法の講習をしていただくとかという提案もございました。
人口減少についてですけれども、自由提案を含めた目標
利用人数を考えておるということで、これまでになかったジム、スタジオの利用者、温浴施設があることの利用者が増える想定、利用者ニーズに合った様々な教室等、ソフト事業の展開をすることで、一定の利用者の人数は保てるということで提案をされていると聞いております。
37:
◯山口委員長 暫時休憩します。
(午前 9時53分 休憩)
(午前 9時53分 再開)
38:
◯山口委員長 再開します。
中川部長。
39:
◯中川教育部長 生徒の人数が減ってくるということで、少子化の中で年間100人ぐらいの程度で推移しているということでございます。今現在、御存じのように温水プールを使っている生徒、そしてまた自校のプールを使っている生徒がございます。そういう中で、人口が減ってくると。これどうしていくかということの中で、これも提案の中にございました。当然、今使っている、既存で使っている校舎、学校のプールは当面は使っていこうと。ただ最終的には6つの小中学校、これを全て賄える対応を今考えております。年間を通した授業で行っていくというて考えていただいております。そういう中で、まず学校授業だけでなしに、今度、子どもたちを対象とした、例えば階級を含んだプログラム、ここら辺りも自由提案の中で動いていただけるということで提案いただきました。
40:
◯山口委員長 大田
委員。
41:
◯大田委員 人口が減ることばっかり考えたらいかんのですけど、今おっしゃったように、例えば子どもたちの数は減ってくる。しかし、その子どもたちに違った付加価値、例えば夏休みにオープンするとか、そういう自主事業のところは柔軟性があるのかいうことを1点と、それと介護予防。これ、現在の高齢化率は東かがわ市は40パーセントを超しております。しかし、この介護予防の中にある事業の中で、今もうある程度介護になられるよりも、若い方の予防が全国的にうたわれております。そうした中、本市の働き盛り、40歳から65歳辺り、この方も気軽にそういったジムに通えるような、そのような御提案等はいただいているのかお伺いいたします。
42:
◯山口委員長 中川部長。
43:
◯中川教育部長 まず、人口減少を踏まえた柔軟な対応、これは可能かというふうに考えております。あと、介護予防につきましては、やはり介護予防、介護予防の予防。ある程度、40歳以上の若い子から、一応予防に対していくと。当然、プールを利用していただけるだけでも介護予防にはつながると思います。それ以上に、それぞれこの事業者の提案の中で、若手40歳、50歳を対象とした事業も計画されております。
44:
◯山口委員長 大田
委員。
45:
◯大田委員 最後に1点。この5-9の資料の中で、プールエリアのところで更衣室を示していただいてるんですが、数はこれだけ見たら少ないような感じがするんですが、ロッカーはどのぐらいの数を想定か。今後、協定されると思うんですが、これ見た感じでは何か少ないような感じがするんですが、その点についてお伺いいたします。
46:
◯山口委員長 教育長。
47:
◯竹田教育長 会議室、更衣室で使うということで、今、
委員御指摘のとおり、ここはまだロッカーの図が入っていませんので、その数、例えばもう2クラスでしたら基本的に学年合同で使うということも当然考えられますので、最低2クラス分ぐらいのロッカーの設置については、今後協議していくということで考えております。子どもたちに十分ここで着替えができるような、スペース的には大丈夫だということですので、その辺りのロッカーその他の備品等については協議をこれから進めていきたいと考えているところです。
48:
◯山口委員長 大田
委員。
49:
◯大田委員 子どもたちのことは先ほどの御説明でこの会議室を使ういうことは分かったんですけど、一般の方、午前中とかになったら混雑するんでないかないうことの懸念があったので、今後検討していくことの答弁ですので、しっかりとその辺りは新型コロナウイルス関係の密とかいうのもございますので、御提案していただけたらと思います。
50:
◯山口委員長 答弁は。
51:
◯大田委員 答弁はいいです。
52:
◯山口委員長 ほかに質疑はありませんか。
東本
委員。
53: ◯東本
委員 23ページのトータルのページの設計計画に関する要求水準のところのウのところですね。事業区域の概要のところで、これ読むと白鳥コミュニティセンター多目的ホールという問題が出てきているんですが、白鳥コミュニティセンターとの関係というのはちょっと分かりにくいんですが、説明をお願いします。
54:
◯山口委員長 中川課長。
55:
◯中川生涯
学習課長 白鳥コミュニティセンター、コミュニティ協議会が管理する部分と、今回の温水プールの整備の範囲についてはもう全く別物ということで、管理も完全に分けてするような形にしております。
56:
◯山口委員長 東本
委員。
57: ◯東本
委員 ここに書き方として、多目的ホールの解体の対象施設のその解体問題が出てきとんですよ。何でこういう書き方になるんかというのがちょっと分からなかったんで、何でこういう文章が出てくるんですか。
58:
◯山口委員長 中川部長。
59:
◯中川教育部長 この書きぶりにつきましては、当然、多目的ホールにつきましてはコミュニティ協議会が管理しております。そういう中で、学校の敷地から外になるということで解体はしない。しかしながら、この事業の運営の中で、コミュニティ協議会と協議して、いろいろ多目的ホールを使っていくような協議を進めていくという書きぶりになっております。
60:
◯山口委員長 東本
委員。
61: ◯東本
委員 私も白鳥コミュニティセンターはよく使わせてもらってるんですけども、確かに多目的ホールのほうがアコーディオンカーテンですか、そういう区切りがあるから使いにくいちゅうのは感じております。ただ、非常に……。
62:
◯山口委員長 東本
委員、今回はプールの話ですので、コミュニティ関係の施設についてはこの当
委員会でありませんので、質疑の内容を……。
ちょっと待ってください。今ので答弁を求めてもよろしいでしょうか。
中川部長。
63:
◯中川教育部長 多目的ホールをちょっと勘違いされとる場合があるかと。コミュニティセンターの中の建物ではございません。今の元の体育館の利用ということで御理解いただけたらと思います。
64:
◯山口委員長 東本
委員。
65: ◯東本
委員 こういう温水プールを造るに当たって、いろいろな市民からも私も意見も聞くんですが、それはいろんな、私もそうですが、やっぱりプール施設は必要だという立場なんですが、ただ先ほどもあった建設費に非常に大きな予算が組まれるというようなことで、声としてはもっと簡単なというか、プールに絞って……。
66:
◯山口委員長 東本
委員、これはもう既に予算としても出ておりますし、前
委員会でこの水準書の話もしておりますので、この水準書後についての話を頂きたいと思います。
67: ◯東本
委員 できるだけ縮小するようなそういう声もありますので、ちょっと検討を含めてしてほしいという思いがあります。
68:
◯山口委員長 申し訳ありません。それに関しては今
委員会ではございませんので、また一般質問等でよろしくお願いいたします。
ほかに質疑はございませんか。
宮脇
委員。
69: ◯宮脇
委員 幅広い人がたくさん利用できるようなものになる感じがしていいなと思うんですけれども、プールだけとかジムだけということで利用ができるんですよね。温浴施設というそういうなのは駄目だけども、ジムだけというところも1つだけというのができるのかということと、もう1つは、たくさん駐車場があっていいんですが、やはり年配の方、みんなが本当にここに集まって利用できたらいいんですが、そこまで行けない方というのは、どういうふうなサービスで、それは事業者のほうがやっていくという、そういう計画も含まれてあるのかということと、地元の人をできるだけ雇用するということなんですけれども、それもお願いしたいと思うんですが、その中で専門家、どんなふうな専門家の方を雇ってどういうふうなものというのは、今、目標とか人数とかというのはあるのでしょうか。以上、お伺いいたします。
70:
◯山口委員長 中川課長。
71:
◯中川生涯
学習課長 1問目の、プールだけ、ジムだけの利用ができるかということですけれども、一応、プールだけ、ジムだけとか、その施設の利用は可能ということで今のところは提案を頂いておりますが、今後また料金体制であるとか、そういう利用の方法については多少の協議は必要かなと思っております。このプール、ジムを使った方については、さっきのほうの温浴のほうも利用することができます。
来れない人のサービスという話ですけれども、マイクロバスとか何とかそういうふうな御提案は全くなかったので、1つできることで今提案いただいているものが、インターネットを使ったような体操教室であるとか、そういうふうなコロナ禍で人があんまり集まれないとかいうんもありますので、ウェブを使ったような教室の提供ということも提案がございました。
72:
◯山口委員長 中川部長。
73:
◯中川教育部長 雇用の人員でございます。まず、それぞれの部門で責任者、副責任者を置いていただきます。ここはやはり民間企業の力を発揮するところでメインのところであります。ここはそれぞれの企業なりの職員が入っていくという形であります。あと、特に維持管理業務の中で清掃であったり、そういう事業につきましては地元雇用を最優先で雇用していただくというふうに聞いております。
74:
◯山口委員長 宮脇
委員。
75: ◯宮脇
委員 ありがとうございます。先ほどの高齢者の来れない人にウェブとか、そういうなんはなかなか難しい。本当にここに造ったところに来れるようなというところを、またしっかりと検討していっていただけたらと思います。
76:
◯山口委員長 答弁要りますか。
77: ◯宮脇
委員 お願いします。
78:
◯山口委員長 中川部長。
79:
◯中川教育部長 そこも本当に重要な課題かと思います。十分協議した中で、より良い施設につなげていきたいと思います。
80:
◯山口委員長 ほかに質疑はございませんか。
井上
委員。
81: ◯井上
委員 資料1の1ページ、ごく基本的なことなんですが、優先交渉権者の位置、ここに示されておるグループであります。ここに記載されております総合評価点103.78点であります。この総合評価点の従来からのあれですと200点満点で評価してると思うんですが、これちょっとあまりにも低いんでないかと思うんですが、その点についてどうなっとるのか。
82:
◯山口委員長 上枝グループリーダー。
83: ◯上枝グループリーダー 点が低いんでなかろうかというところでございますけれども、あくまで標準的なところをクリアしたところについてはゼロ点から出発しております。それで、提案について良いものについて加点という形を取ってるところが最大で140点、それと価格点というところがありまして、価格点が60点ありますので、1番お安いところが満点になってくるかという形の、積上げですので、ここが高い安いでなく、積み上げた結果がこの点になりましたという形で御理解いただけたらと思います。
84:
◯山口委員長 井上
委員。
85: ◯井上
委員 とすれば、価格点、先ほど価格の部分についてはまだ全然分かりませんと。分かってるんかどうか分かりませんが、そういうことになります。そして、そういった価格の部分も、これはいつ頃オープンというか、我々のほうに提示されてくるんでしょうか。
86:
◯山口委員長 中川課長。
87:
◯中川生涯
学習課長 価格のほうも、実際に事業者の提案のときには提案をもらっております。その価格も審査をした結果、加点をしております。ただ、今、優先交渉権者が決まりまして、そこのところに最終の見積りをもう一度取っております。その結果が確定しましたら、今度、協定書なりに反映させた時点で公表できるかと思います。
88:
◯山口委員長 井上
委員。
89: ◯井上
委員 分かりました。それで大分先の話なんですが、一応指定管理者、この議決いうスケジュールが示されております。ということは、このグループの中の会社に指定管理という形になるんでしょうか。それとも、またそのグループのところが委託という形になるのか。その辺りの点について説明願いたいと思います。
90:
◯山口委員長 中川課長。
91:
◯中川生涯
学習課長 指定管理ですけれども、このグループ内に維持管理、運営ができる企業がございます。それがこの代表企業であります株式会社ヤマウチになります。ここが一応、指定管理者として、今後、基本協定締結のほうをしていきたいと思っております。
92:
◯山口委員長 井上
委員。
93: ◯井上
委員 分かりました。先ほど質疑の中で、人員的なことはこれからということであります。我々のほうに維持管理、運営の事業費は示されております。それが過去に一般質問等でも議論になったと思います。そこで、果たして執行部側のほうは、一体この売上げ全体、その数値、どの辺りを想定しておるのか。また、この業者のほうで売上げ等について、売上計画等、それについては出てきておるんでしょうか。その点、お伺いします。
94:
◯山口委員長 中川課長。
95:
◯中川生涯
学習課長 今、提案の中で出てきておりますが、これも公表はできませんが、収入については要求水準書内の数字で御提案をされております。
96:
◯山口委員長 良ければページ数を、要求水準書の中のページ数を教えていただければ。
暫時休憩します。
(午前10時12分 休憩)
(午前10時13分 再開)
97:
◯山口委員長 再開をいたします。
ほかに質疑はありませんか。
井上
委員。
98: ◯井上
委員 売上計画等、もうなかなか想像しづらいんですが、しかしながら、今まで維持管理費で相当な金額が示されております。先ほどの執行部側の売上予測についても聞いたわけですが、その運営費について、役所側の想定数、想定計画というか、その辺りのことが分からないと、この指定管理をする場合もそうなんですが、一体幾らのお金が掛かるのかということが皆目見当がつきません。その辺りについて、売上げを想定しておるんであれば、当然、損益分岐点が分かるはずなんですわ。だから、損益分岐点から企業努力で残った分は、当然、企業側の収益になるんだろうと思うんですが、一体、役所側が幾らまで払えばこの運営が成り立っていくのか、その損益分岐点が分からん限り、これはもう全く丼勘定、そういった意味での事業費になってくると思うんですが、その点いかがでしょうか。
99:
◯山口委員長 暫時休憩します。
(午前10時15分 休憩)
(午前10時15分 再開)
100:
◯山口委員長 再開します。
上枝グループリーダー。
101: ◯上枝グループリーダー 市側の積算という形の根拠ということなんですけれども、基本的に他事例とか、そういった形の実績の運営費とか、実際に掛かる費用とか、参考になるものをきちんと積み上げております。そして、収入についても、今現段階の収入に対してちょっと増えるという形の積上げはさせていただいた中で、適正な価格という形で、市の上限額として維持管理運営費は、開業準備費も含めてますけれども17億9,850万円が上限いう形で、募集要項には載せさせていただいておりまして、その範囲内での提案がございました。
102:
◯山口委員長 井上
委員。
103: ◯井上
委員 上限という形で、今、答弁いただきました。いわゆる固定費、これはもう先ほどの人件費等が固まってきたら、あともう水道光熱費、減価償却、いろんな部分でもう確定してきます。その辺りの積上げがあって初めて交渉できるという形になりますんで、その辺りの精査は今、積上げでできてると答弁されましたが、その点間違いないように今後やってもらったらと思います。その点、確約をもらいたいと思います。
104:
◯山口委員長 中川課長。
105:
◯中川生涯
学習課長 そのように調整してまいりたいと思います。
106:
◯山口委員長 ほかに質疑はありませんか。
大田
委員。
107:
◯大田委員 資料1、同僚議員のところで、もう少し質疑させていただきます。代表企業名、先ほど指定管理者は恐らくヤマウチということだったと思うんですが、この会社を調べてみましたら、親会社はオカモトと、北海道の会社のようでございました。そこがいろんなジムとかそういう事業展開をして、いろんなノウハウを持っているいうことは確認できました。このヤマウチですが、高知にヨネッツこうちというプールの建設事業で、2000年ちょっとぐらいに指定管理をしてると思うんですが、ここは高知市ですので相当人数も多くて、2階建てのプールでございますが、そういったところの実績とかを調べられて評価点でこのグループが選定されたと思うんですが、そうした実績等を調べてられているのか、まず1点お伺いいたします。
108:
◯山口委員長 上枝グループリーダー。
109: ◯上枝グループリーダー 実績については確認してございます。グループで代表のオカモトグループのほうは北海道の会社いうことで、そちらのほうで温水プール、そういった実績もあるという確認はしておりまして、今回担当になられる方もそういった方が付いていただけるいうお話は伺っております。
110:
◯山口委員長 大田
委員。
111:
◯大田委員 指定管理料は約15年ぐらいで約18億円いうことですので、しっかりとその辺りは市民にも説明ができるような形で進めていっていただきたいと感じております。
続いて、
委員長、よろしいですか。
112:
◯山口委員長 どうぞ、大田
委員。
113:
◯大田委員 機器とか備品等の調達業務についてお伺いいたします。このジムの備品等は、購入、リース等、資料何ページだったか示されていたと思うんですが、ジムの機器に関してはどちらを優先するかいうことは会社のほうから提案があったのか、まず1点お伺いいたします。それと、先ほどの件ですが、大きな事業費が生まれております。その中で、東かがわ市に対しての、しっかりとした真摯に取り組んでいただける、そういうような姿勢も示していただきたいと思います。以上、2点お伺いします。
114:
◯山口委員長 中川課長。
115:
◯中川生涯
学習課長 今、御質疑ありましたジム等の備品ですけれども、こちらのほうはリースにしております。リースにした理由としましては、利用者ニーズに応じて更新が可能であるということからリースと考えておりまして、元々こちらの事業費の試算の中にも運営費のほうにリース料ということで計上をさせていただいております。その他の備品につきましては、備品は購入ということで施設整備工事のほうで予算のほうはこちらのほうは見ております。
116:
◯山口委員長 中川部長。
117:
◯中川教育部長 真摯な対応ということでございます。これまでのプロポーザルの中で、やはり市への思い、それぞれの7グループ共ですけど、いろんな市に対する思いを表現されておりました。そういう中でも、このグループにおきましては、それぞれ本当に東かがわ市全体を考えた中で、これからの活性化も踏まえた中での提案を頂いておるんで、真摯な対応というか、的確な対応をしていただけるというふうに考えております。
118:
◯山口委員長 大田
委員。
119:
◯大田委員 それと、維持管理ですが、先ほど冒頭に課長のほうから御説明いただいたように、ゼロカーボンシティのことも考えていただけると。また、この親会社のオカモトというところは、SDGsの観点からも環境負荷を考えているようですので、しっかりとその辺りも協議していっていただきたいと感じております。
それと、ネーミングライツ。これ、70ページ。これが記載されていたんですが、これはとてもいいことだと思うんですが、募集時期とか周知方法はもう考えられているのか、1点お伺いします。
それと、元に戻るのですが、プールから温泉に行く場合、そのまま行くのか、水着で行けるのか、1回着替えるのか。これ大きなところですので、その辺りをお伺いいたします。
120:
◯山口委員長 中川課長。
121:
◯中川生涯
学習課長 環境面ですけれども、十分に考えられて、先ほども申しましたように、ゼロカーボンシティ宣言の実現ということでいろいろ提案ございました。より環境に負荷のかからない設備投資をしていただいて、そちらのほうでも環境負荷を低減するような形に提案を頂いております。ネーミングライツの点ですけれども、今後できるだけ早い時期に市としての条件等を定めて、一般公募で進めていきたいと考えております。時期につきましてはまだ未定ですけれども、できるだけ早い時期に令和5年度の前半ぐらいにできればいいかなと思っております。周知方法につきましては、市のホームページであるとか広報等で周知をしていきたいと考えております。
あと、更衣室と温浴の水着で行けるかどうかなんですけれども、ここについてはまだ実際細かな提案が出てきておりませんので、今後、協議をして確認をしていきたいと思っております。
122:
◯山口委員長 大田
委員。
123:
◯大田委員 これ、相当大事なことだと思うんですよね。どこのプールでも、大体、水着のままで行けたり、今後のプールの在り方は違うのか分かりませんが、その辺りの配線は必ず必要だと思いますので、しっかりと市民目線で考えていただきたいと感じております。それと、資料の中で道があったと思うんですが、導入ですが、今、城泉線ですか、あちらのほうから工事をしているんですが、そちらのほうからも入れるようになっていた、図面がどっかにあったと思うんですが、その認識でよろしいんでしょうか。
124:
◯山口委員長 中川課長。
125:
◯中川生涯
学習課長 一応、メインゲートは西からになりますけれども、東側からもサブゲートとしてございますので、城泉幹線のほうからこちらのほうに来ることはできますが、温水プールとしては、こども園とかの保護者の送迎とかもいろいろ地元の利用とかもありますので、できるだけメインゲートのほうを使っていただいての出入りということではお願いはしております。
126:
◯山口委員長 大田
委員。
127:
◯大田委員 確認ですが、資料の5-3、これ、そちらの城泉線とつながってるいうことを冒頭でおっしゃったような気がしたんですが、違うんでしょうか。
128:
◯山口委員長 中川課長。
129:
◯中川生涯
学習課長 資料5-3につきましては、市道の西下西線という小学校の南側の、今、ちょっと狭あい道路の細い道があるんですけれども、そちらのほうからの進入路ということです。
130:
◯山口委員長 大田
委員。
131:
◯大田委員 これ、白鳥コミュニティセンターとの隣接もしております。駐車場関係とか災害のときとかもございますので、しっかりと出入口等は協議されて、市民のほうにも知らせるべきと感じておりますが、その点についていかがでしょうか。
132:
◯山口委員長 中川課長。
133:
◯中川生涯
学習課長 その辺りも踏まえて十分協議して、周知ができるような形にさせてもらえたらと思います。
134:
◯山口委員長 大田
委員。
135:
◯大田委員 自主事業についてですが、この図面のところから、例えばバイパスからこのプールの間に民地がございます。そういったところも、ヤマウチですか、そういう方が御提案していくいうのは、ここでは分からないと思うんですが、そういうところは市はそこは市長のほうが、今のところは検討するところで必要であればいうことだったんですが、その辺りとかは今後、協議はあるかな。それはちょっとないわな。ないけど、市としては自主事業、いろんなところで地域活性化も含まれていると思いますので、少しずつでありますが、15年間のスパンでこれができていったら、少し自主事業、それは御自分の会社のためいうこともありますが、市民がより良い地域活動ができるために、お互いにキャッチボールをしながら進めていただくお考えがあるか、お伺いいたします。
136:
◯山口委員長 中川部長。
137:
◯中川教育部長 まず、敷地外ということで、今のところは提案も当然ございません。そういう中で、今のバイパスから今の小学校跡地までの間の民地を有効活用したらどうかという形であります。これは、今のヤマウチが今後、提案してくれる可能性はないとは言えませんけど、いろんな手法の中で市と協議した中での民地活用。当然、地権者との調整が1番大事になっておりますんで、そういうところで今回、御理解いただけたらと思います。
138:
◯山口委員長 大田
委員。
139:
◯大田委員 あと1点、地域の高齢者の人たちがここに来るためにはやっぱり交通の手段とかが必要だと思うんですが、その辺りは市はどのように考えているのか、お伺いいたします。
140:
◯山口委員長 竹田教育長。
141:
◯竹田教育長 先ほども同じような質疑があったかと思うんですけど、具体的な提案は業者のほうから出てませんけど、ここの施設を有効活用というか、本当に意味のある施設にするためには、1番大事なアクセスの問題、特に交通手段については十分検討していく必要があると考えてますので、業者も含めて市のほうでも考えていきたいと思っております。
142:
◯山口委員長 ほかに質疑はありませんか。
東本
委員。
143: ◯東本
委員 30ページの諸室計画で、プールエリアというところにジャグジーというのがありますね。あれについて、よく温浴施設へ行けばあるんですけども、こういうプールの関係でそういうものが必要なんでしょうか。
144:
◯山口委員長 中川部長。