◯決算特別委員長報告・
採決---------------------------------------
△日程第2
会議録署名議員の指名
○議長(光田茂) 次に日程第2、本定例会の
会議録署名議員を指名いたします。 8番 桑原 誠議員 15番 島野知洋議員 以上の両議員を指名いたします。
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△日程第3 議員派遣報告
○議長(光田茂) 次に日程第3、議員派遣報告を議題といたします。 お手元に印刷配付の
議員派遣報告一覧表のとおり、議長において決定し、議員を派遣いたしましたので、御報告申し上げます。
議員派遣報告一覧表 (
大牟田市議会会議規則第100条第1項ただし書きの適用による派遣)派遣議員・会派名等目的場所期間
江上しほり議員
北岡あや議員
塩塚敏郎議員
城後徳太郎議員
平嶋慶二議員
古庄和秀議員
光田 茂議員
森
竜子議員議会報告会の
開催大牟田市役所北別館令和4年8月3日崎山恵子議員
徳永春男議員
中原誠悟議員
松尾哲也議員
光田 茂議員
三宅智加子議員
森田義孝議員
山口雅夫議員
山田修司議員議会報告会の開催大牟田市
三川地区公民館令和4年8月5日大野哲也議員
桑原 誠議員
島野知洋議員
平山伸二議員
平山光子議員
森 遵議員
森田義孝議員
山田貴正
議員議会報告会の開催大牟田市
中央地区公民館令和4年8月6日
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△日程第4
議員派遣変更報告
○議長(光田茂) 次に日程第4、
議員派遣変更報告を議題といたします。 お手元に印刷配付の
議員派遣変更報告一覧表のとおり、議長においてその変更を決定いたしましたので、御報告申し上げます。
議員派遣変更報告一覧表(令和4年度第1回定例会議決分)変更後派遣議員・
会派名等目的場所期間中止変更前派遣議員・
会派名等目的場所期間市民教育厚生委員会
塩塚敏郎議員
島野知洋議員
桑原 誠議員
光田 茂議員
山田修司議員
平嶋慶二議員
平山光子議員
崎山恵子議員こども養育支援事業、
犯罪被害者支援事業、くらし支えあい条例、不登校対策についての調査研究(視察)兵庫県明石市
滋賀県野洲市
大阪府大阪市令和4年7月25日~29日のうちの3日間
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△日程第5 議案第17号~同第37号、報告第9号~同第18号上程(31件)
○議長(光田茂) 最後に日程第5、議案第17号令和3年度大牟田市一般会計決算の認定についてから同第37号反訴の提起について(
所有権確認等請求反訴事件)まで、及び報告第9号令和3年度大牟田市
一般会計予算継続費の精算についてから同第18号
地方独立行政法人大牟田市立病院の第3期中期目標の期間における業務実績に関する評価結果についてまでの31件を一括議題として、市長に提案理由の説明を求めます。 関市長。 〔関 好孝市長 登壇〕
◎市長(関好孝) 本日、令和4年度市議会第2回定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、公私とも御多用の中御出席いただき、厚く御礼申し上げます。 この議会に提出いたしました議案等は31件でありますが、その内訳は、決算の認定に関する議案7件、予算議案5件、条例議案5件、その他の議案4件及び報告10件であります。 まず、決算の認定に関する議案7件につきましては、令和3年度の一般会計、各特別会計、水道事業会計及び
公共下水道事業会計の決算の認定に関する議案であります。 3年度につきましては、全ての会計において、黒字あるいは収支均衡の取れたものとなりました。 一般会計につきましては、5億5,001万4,000円の実質収支の黒字となっております。3年度におきましても「災害からの復旧・復興と災害に強いまちづくり」及び「
新型コロナウイルス感染症対策と地域経済の活性化」を最優先かつ重点的に取り組んでまいりました。この取組に当たっては、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用をはじめ、国・県の補助や交付税措置率の高い市債を活用するとともに、国に対し災害に係る特別交付税の増額配分を要望し、財政運営に影響が生じないように財源確保に努めてまいりました。 こうしたこともあり、4年ぶりの財政調整基金を取り崩さない黒字決算になったものです。 それでは、2年度決算額との比較におきまして大要を申し上げます。 まず、歳出につきましては、総額640億6,438万5,000円で、2年度と比べ47憶3,546万8,000円の減となりましたが、2年度に次ぐ過去2番目に大きい規模となりました。 「災害からの復旧・復興と災害に強いまちづくり」といたしましては、被災者支援と復旧事業を中心に全力を挙げて取り組んでまいりました。 具体的には、被災者の皆様に対し、引き続き地域支えあいセンターの相談員が訪問し、生活再建に向けた総合的な支援を行ったほか、道路・河川・農業用施設等の災害復旧事業や
災害廃棄物処理事業に取り組むとともに、災害対応力の強化に向けて防災専用の
情報ネットワークシステムの構築や防災臨時駐車場の整備を行ったところであります。 また、今後の浸水対策を流域治水の視点を含めて実現していく「大牟田市
排水対策基本計画」の策定に着手いたしました。 次に、「
新型コロナウイルス感染症対策と地域経済の活性化」といたしましては、市民の皆様の生活や、事業者の皆様の事業継続と雇用を守ることが最も大事なことであると考え、様々な支援策に取り組んでまいりました。 具体的には、感染拡大防止に向けてワクチン接種を着実に実施するとともに、自宅療養者等に対して生活物資を提供してまいりました。 また、市民生活支援として非課税世帯や子育て世帯に対する特別給付金を支給したほか、事業者支援として
事業継続応援支援金や
プレミアム商品券の発行支援などを行ったところであります。 このほか人件費につきましては、退職者や職員数の減少により約6億300万円の減となっております。 次に、扶助費につきましては、
子育て世帯等臨時特別給付金や
非課税世帯等特別給付金の皆増等により、約28億8,900万円の増となっております。 次に、普通建設事業につきましては、
産業団地開発推進費や
防災行政無線整備費等により約15億9,400万円の増となっております。 また、積立金につきましては、将来の財政負担軽減のため、
庁舎等建設積立基金と廃棄物の埋立地取得及び
処理工場建設積立基金につきまして、5億円ずつ積立てを行うなど、約19億8,400万円の増となっております。 続きまして、歳入につきましては、総額649億7,942万円で、2年度と比べ44億2,137万8,000円の減となっております。 まず、市税におきましては、総額として約9,900万円の減となっております。 個人市民税においては、令和2年7月豪雨災害に係る雑損控除などの影響により減少した一方で、法人市民税においては、
新型コロナウイルス感染症の影響が想定されたほどではなく、結果として増加となっております。 また、固定資産税については、3年に1度の評価替えによる家屋の減価の影響により減少しております。 次に、
地方交付税につきましては、特別交付税が減となったものの、普通交付税が、
高齢者保健福祉費の増加や国の補正予算に伴う追加交付により、約12億3,700万円の増となっております。 次に、国庫支出金につきましては、2年度の
特別定額給付金事業費補助の皆減によって約68億7,600万円の大幅な減となっております。 今後も「災害からの復旧・復興と災害に強いまちづくり」及び「
新型コロナウイルス感染症対策と地域経済の活性化」の2点を重点的に取り組むことと併せて、市の未来を見据え「若者が夢をもって働くまちづくり」、「子育て世代に魅力的なまちづくり」、「安心して元気に暮らせるまちづくり」の三つのまちづくりの実現に向け、誠心誠意取り組んでまいりますので、議員の皆様及び市民の皆様の御支援、御協力をお願いいたします。 続きまして、
国民健康保険特別会計につきましては、7億749万2,000円の黒字となっております。これは、歳入において、概算交付された
保険給付費等交付金の普通交付金が基準額に対し超過して交付されたことや、歳出において、県が算定する
事業費納付金総額が一人当たりの納付金額の減などにより、抑えられたことが主な要因となっております。 また、
介護保険特別会計につきましては、4億6,229万4,000円の黒字となっております。これは、歳入において、概算交付された
介護給付費負担金等が基準額に対し超過して交付されたことや、歳出において、コロナ禍による施設サービスの利用減少などから、当初予算で見込んでいた保険給付費を下回ったことが主な要因となっております。 引き続き、
国民健康保険特別会計及び
介護保険特別会計の両会計とも、
健康づくり事業や介護予防事業の推進など市民の健康を維持し、給付費の増加を抑制する取組を更に進めてまいりたいと考えております。 次に、予算議案のうち
一般会計補正予算について御説明いたします。 最初に、
新型コロナウイルス感染症対策に関連する経費の主なものについて御説明いたします。 ワクチン接種の着実な実施と医療体制の強化といたしまして、まず、国の方針に基づきオミクロン株に対応したワクチン接種を実施するため、所要の経費を計上いたしております。 また、輪番制で実施している休日急患診療体制について、感染拡大の状況に対応するため8月から9月までの2か月間、内科を3医療機関体制から4医療機関体制に拡大することとし、所要の経費を計上いたしております。 さらに、コロナ禍における医療機関の負担軽減の観点から、今後感染者の増加が懸念されるインフルエンザについて、小児に対する予防接種費用を一部助成することとし、所要の経費を計上いたしております。 次に、市民生活支援といたしまして、物価高騰の影響を受ける市民や事業者に対し、10月から12月検針までの3か月分の水道料金につきまして、基本料金を2分の1減免することとし、一般会計において水道事業会計に対する負担金を計上いたしております。 また、地域で管理されている防犯灯・街路灯につきまして、物価高騰による今年度の電気料金高騰分について支援を行うこととし、所要の経費を計上いたしております。 さらに、
フレイル予防事業として高齢者を対象にeスポーツの体験講座を開催するとともに、世代間交流や地域づくりを推進するため、高校生等の若者世代を対象としたeスポーツの魅力や技術等を学ぶ講座を実施することとし、所要の経費を計上いたしております。 次に、9月1日にオープンしました諏訪公園の管理棟の充実と併せて公園の利用促進を図ることとし、イベントや見どころ情報などを発信する諏訪公園専用のホームページの立上げやガイドマップの制作などに係る所要の経費を計上いたしております。 次に、事業継続支援といたしまして、徹底した感染防止対策に取り組み、施設利用者やその家族にとって日常生活に欠かせないサービスを継続している介護・
障害福祉サービス事業者に対して応援金を給付することとし、所要の経費を計上いたしております。 また、原油価格・物価高騰等に直面している農業者・漁業者に対し、事業継続を応援するため肥料代や燃料費の高騰分を支援することとし、所要の経費を計上いたしております。 次に、学校における児童・生徒の学習環境等の充実といたしまして、小・中・特別支援学校の特別教室へWⅰ-Fⅰ環境の整備を行うこととし、所要の経費を計上いたしております。 また、特別支援学校におきまして、体温調整が難しい児童・生徒が一般児童と同様に夏季に体育館を使用した教育活動ができるよう体育館アリーナに空調設備の設置を行うこととし、所要の経費を計上いたしております。 次に、災害からの復旧・復興と防災力の強化に関連する経費の主なものについて、御説明いたします。 まず、災害からの復旧・復興といたしまして、令和4年7月の大雨により被災した公共土木施設・農業用施設・教育施設等の災害復旧工事を実施するとともに、浸水した家屋の消毒作業を行うこととし、所要の経費を計上いたしております。 次に、防災力の強化といたしまして、災害対策本部の機能強化のため、河川等へ水位計を設置するとともに、
防災情報集約システムの強化を図ることとし、所要の経費を計上いたしております。 また、令和4年7月の大雨で冠水した地域の道路側溝及び水路の緊急浚渫を行うこととし、所要の経費を計上いたしております。 さらに、大雨の際に流水に影響が生じないよう農業用として使用されていない水路・河川の井堰について撤去を行うこととし、所要の経費を計上いたしております。 次に、地域経済の活性化に関連する経費の主なものについて、御説明いたします。 旧商工会館を活用した
イノベーション創出拠点において、有明工業高等専門学校との共同研究や技術相談の窓口等として、
産学連携コーディネーターを新たに配置するとともに、
eスポーツ等デジタル技術を活用した
まちづくり事業を実施することとし、所要の経費を計上いたしております。 また、観光情報発信の強化といたしまして、「光の
航路クルージング」などのモニターツアーや体験プログラムの企画開発など、本年3月に策定した「大牟田市観光基本計画」の施策に基づく事業を実施するとともに、
観光ポータルサイトの運営について
地域おこし協力隊を活用することとし、所要の経費を計上いたしております。 続きまして、ただいま申し上げましたもの以外の主なものについて御説明いたします。 歳出につきましては、3年度に基準額に対し超過して交付されていた国県支出金の返還金をそれぞれの費目で計上いたしております。 また、3年度決算の黒字額の2分の1について財政調整基金に積立てを行うこととし、所要の経費を計上いたしております。 また、電力入札不調に伴う電気料金の増加等による不足分について増額することとし、それぞれの費目で計上いたしております。 以上のほか、指定寄付といたしまして、わくわくシティ基金に大牟田市体育協会から500万円、匿名希望の方から2,000万円を、消防応援基金に消防体制の更なる充実強化のためという趣旨に御賛同いただいた市民・事業者の方々から30万8,000円を、図書館の図書の購入費に
大牟田北ロータリークラブから3万円、匿名希望の方から100万円をそれぞれ御寄付いただいておりますので、その御厚意にお応えすることといたしております。 このほか、
企業版ふるさと納税として、
イノベーション創出事業に
木村情報技術株式会社から1,000万円を御寄付いただいておりますので、その御厚意にお応えすることといたしております。御寄付いただいた皆様に、改めて感謝申し上げます。 以上、補正の概要について御説明いたしましたが、この結果、補正額は19億9,985万8,000円の増額となり、補正後の一般会計予算は644億1,986万8,000円となります。 なお、財源につきましては、国庫支出金、県支出金、寄付金、繰入金、繰越金、諸収入及び市債の増額を行っております。 債務負担行為につきましては、公共施設包括管理業務委託など7件について変更及び追加するものであります。
地方債につきましては、借入予定額に合わせて補正を行うものであります。 繰越明許費につきましては、東部環境センター整備事業など2件について年度内に完了しないことが見込まれることから設定するものであります。 次に、特別会計補正予算について御説明いたします。
国民健康保険特別会計、
介護保険特別会計の介護保険事業勘定及び後期高齢者医療特別会計におきましては、3年度の決算に基づき繰越金、返還金等について調整を行うものであります。
水道事業会計補正予算におきましては、市民生活支援といたしまして、先ほど御説明しました水道料金の減免を行うこととし、所要の経費を計上いたしております。 また、電力入札不調に伴う電気料金の増加等による不足分について増額することといたしております。 以上が予算議案の概要であります。 次に、条例議案について、御説明いたします。 職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、非常勤職員の育児休業の取得要件の緩和、非常勤職員の1歳到達日後の子に係る育児休業の取得の柔軟化等の見直しを行うとともに、その他所要の規定の整備を図るものであります。 手数料条例の一部改正の2件につきましては、住民基本台帳法の一部改正に伴い、住民票除票記載事項証明書交付手数料を徴収するもの及び建築基準法の一部改正に伴い規定の整備を図るとともに、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正に伴い長期優良住宅維持保全計画の認定等の手数料を徴収するものであります。 学童保育所条例の一部改正につきましては、学童保育所の開所時間を延長するとともに、月の途中の入退所に係る使用料の日割計算の規定を廃止するものであります。 廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の一部改正につきましては、条例改正に伴う経過措置として定めた改正前の指定袋及び指定シールにより一般廃棄物を排出することができる期間を延長するものであります。 以上が条例議案の概要であります。 次に、その他の議案4件につきましては、3年度の水道事業会計及び
公共下水道事業会計に係る未
処分利益剰余金の処分に関する議案2件、大牟田市
リサイクルプラザ基幹的設備改良工事に係る請負契約の締結に関する議案1件及び境界確定等請求事件に係る反訴の提起に関する議案1件であります。 最後に、報告10件につきましては、3年度の
一般会計予算継続費及び
公共下水道事業会計予算継続費の精算、健全化判断比率並びに水道事業会計及び
公共下水道事業会計に係る資金不足比率に関する報告、
公益財団法人大牟田市文化振興財団、
公益財団法人大牟田市
地域活性化センター及び
地方独立行政法人大牟田市立病院の3年度の事業報告並びに
地方独立行政法人大牟田市立病院の3年度における業務実績及び第3期中期目標の期間における業務実績に関する評価結果の報告であります。 以上が提出議案の概要であります。 何とぞ、御審議の上、御協賛くださいますようお願い申し上げます。
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○議長(光田茂) お諮りいたします。 以上で、本日予定された議事を終わりましたので、本日はこれにて散会したいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光田茂) 御異議なしと認めます。 つきましては、次の本会議は9月9日、午前10時から会議を開き、質疑質問を行うことになっておりますので、御承知おき願います。 それでは、本日はこれをもって散会いたします。 午後1時55分 散会
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