敦賀市議会 2004-03-12 平成16年第1回定例会(第4号) 本文 2004-03-12
かつてのマーシャル諸島での大気中核実験における甲状腺がん増加の論文も出ています。 また、国によってもヨウ素剤の服用基準はさまざまで、40歳未満に限定していない国もある中、なぜ日本では40歳未満と限定してしまうか、納得できるものではありません。 県の決定に対し、敦賀市としてどのように対応するのかお聞きいたします。
かつてのマーシャル諸島での大気中核実験における甲状腺がん増加の論文も出ています。 また、国によってもヨウ素剤の服用基準はさまざまで、40歳未満に限定していない国もある中、なぜ日本では40歳未満と限定してしまうか、納得できるものではありません。 県の決定に対し、敦賀市としてどのように対応するのかお聞きいたします。
ベラルーシにおける甲状腺がんの発生を研究している菅谷医師は、大人の甲状腺がん増加を報告しています。また、最近、かつてのマーシャル諸島での大気中核実験における甲状腺がん増加の論文も出てきています。したがって、絶対的対応を20歳以下とするのは妥当ですが、40歳以上を適用なしとするのは適当ではないと思います。高線量被曝においては、40歳以上も適用としておくべきでしょう。