○議長(
川崎俊之君)
橋本弥登志君。
◆(
橋本弥登志君) 今回の、このチームを発足して、このような
プロジェクトに取り組むというのは、素早い取組で評価できるかなというふうに思っております。 早速
普通旅費とか、そういったものについては早めの取組が必要かなというふうに思っておりますが、ここの
パンフレット作成業務、これについては、どのような
パンフレットにするかとかそういったところもあるのと、やっぱりこの
紫式部と越前、武生との関係をしっかり考察をしていくという、そういった取組も必要かなというふうに思っています。 この
プロジェクトチームの内容とか、方針、計画がしっかり定められているんでしょうか。どこまで定められています。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
西野企画部長。
◎
企画部長(
西野吉幸君)
プロジェクトチームにつきましては、当面まず市民の方々にもしっかりと
紫式部が本市とゆかりが深いというところを知っていただく必要があると、そして対外的にもPRしていく必要があると、その2つを同時並行的に進めていく必要があるというふうに考えているところでございます。 具体的に、じゃあどのような取組をしていくかというところにつきましては、今当面340万円の予算を計上させていただきまして、これを進めていく中で、さらにこういった取組が必要でないかとか、いろんなことが出てくるかと思うんですけれども、そういったものにつきましては、また新
年度予算等で対応していく必要があるのかなというふうに考えておりますけれども、方針といたしましては、市だけで盛り上がるというよりも、市民の活動も非常に、これまで
源氏物語アカデミーでありましたり、
紫式部顕彰会でありましたり、
市民活動が非常に盛んに行われてきておりますので、そういった方々とも連携しながら、しっかり取り組んでいく必要があるかなというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
橋本弥登志君。
◆(
橋本弥登志君) 市民の方の取組も十分に入れていただきたいというふうに思ってますし、この
パンフレット作成については、当然
紫式部公園というあの公園もやっぱり一つの背景とかに入ってくるのかなあというふうに思ってるんですが、今のままの公園の様子をそのまま
パンフレットに入れるというのはちょっと違和感があります。 といいますのは、あの
紫式部公園を造るに当たっては、相当な
時代考証とか専門家の方々にお願いして、全国的な
紫式部というそういったところにひけを取らないといいますか、しっかりとした
時代背景を考えた公園にして、そしてまた公園の背景、植栽も含めて、庭、石、そういったことも含めて、しっかりと設計されているというふうに思っていますので、今のままでの公園を撮影して
パンフレットを作るというのはいかがかなというふうに思っています。 この
パンフレットにはどのようなものが入るか、何か今内容で決まっているものはありますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
西野企画部長。
◎
企画部長(
西野吉幸君)
パンフレットでございますけれども、今既に
紫式部公園の
パンフレットというのはございまして、議員も御存じかと思いますが、昨年これまで
藤波亭といっていた建物が
紫式部と
国府資料館ということで
リニューアルオープンをしたところでございますが、今もまだ
藤波亭という形で残っておりますし、そういったまだ更新してないところもしっかり更新しながら作っていきたいという、改定したいという思いがございます。 新しく作るほどの今回予算も計上しておりませんので、今回につきましては、改定する形での
予算計上というふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
橋本弥登志君。
◆(
橋本弥登志君) 内容については分かりましたけど、令和6年ですかね、
放送開始になるということで、これから、特に今年の年末ぐらいから年明けぐらいがかなりアピールをしていくという時期になるかなと思いますが、そのときぐらいには、やはり
紫式部の公園とか、あそこに行くに当たっての、駅から降りてとか車で行くに当たっての、
紫式部がしっかり体感なり、当時のことがうかがえるようなものにしていかないといけないかなというふうに思うんですが、ここにはソフトな事業しか入ってないと思いますけど、来年度の予算でやっていくというんじゃちょっと遅いかなと思うので、やはり
公園整備についても当時の
時代考証、考察をしたものに戻していくって、今のままでは笹薮ではないですけど、この間も行きまして、何か昔と違ったなあという、そういった感じがしましたので、そこら辺のところも取組をする必要があるかなと思いますが、いかがですか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
松村建設部長。
◎
建設部長(
松村英行君)
紫式部公園につきましては、当時
日本庭園研究の第一人者でございます
森蘊先生の監修によりまして、
平安時代の
寝殿造庭園を再現した、
紫式部が生きた
平安時代の趣を今に伝える公園でございます。 昭和61年に整備して以来35年が経過してございますし、樹木も成長しておりますので、このたびの
大河ドラマの発表を契機としまして、
寝殿造庭園にふさわしい樹木の剪定等を行ってまいりたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
橋本弥登志君。
◆(
橋本弥登志君) これからソフト以外に
ハード整備もこういった
プロジェクト事業には付き物というか必要なものですので、しっかりとそれは方針を策定して、設計をして、取組をしていただきたいと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
中西昭雄君。
◆(
中西昭雄君) 今の
橋本議員の質問に関連してですけれども、こういう
大河ドラマを一つのきっかけとして市をPRするというのはもちろん大切なことだと思うのですけれども、ともすれば
一過性という形で、
大河ドラマのその1年間のために盛り上がって、後は尻すぼみになっていくという懸念も今まであったような気がしますが、息の長いPR、ひいてはこれが越前市の新しいブランドになるんだというところの中での、そういう観点での方向性というのは何かお考えでらっしゃるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
西野企画部長。
◎
企画部長(
西野吉幸君) いわゆる
一過性ではなくて持続的な、この
紫式部というものを活用して、
まちづくりとかブランディングに生かしていくというところで、そこでキーワードとして出てくるのが恐らく
継続性という言葉だろうというふうに思います。継続していくためには、もちろん市のほうも継続的に取り組む必要があると思いますけれども、その
継続性にどうしても欠かせないのは市民の皆様方の意識とか活動、こういったものが非常に重要になってくるというふうに考えております。 したがいまして、そういった市民の活動が、皆様方がこれまでもされてきているんですけれども、それをさらにパワーアップしてやっていただく、そしてこれまで傍観者でいたというんでしょうか、そういったことをやってるなあって見ていられた方々も積極的に関わっていただけるような、何かそういった仕組みができるのが一番いいのかなあというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
中西昭雄君。
◆(
中西昭雄君)
市民参加で磨き上げていくというのは、すごくこれからの大事な
ソフト事業だと思うんですけれども、そのあたりが今年一年の中で大枠が決められていって、来年度以降からはそこが本格化して、当初予算を組んでいくというふうに理解すればよろしいわけですよね。 もう一つ、PRするには大事なところというのは、我々が自発的に発信するわけじゃなくて、これは
NHKさんという、すごくメディアを活用するわけでありますから、
NHKに対してもやっぱりPRしていく、このあたりについて何かお考えは持ってらっしゃいますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
西野企画部長。
◎
企画部長(
西野吉幸君)
大河ドラマが決まってすぐ、県知事と共にうちの龍田副市長のほうも
NHKのほうへ訪れていただきまして、ぜひとも越前市のほうの、番組の中で
撮影シーン、そういったものも要望してきたところでございますし、本市と
紫式部の関わりというものを強く
NHKに対してお訴えをしていただいたところでございます。 これから脚本が作られていくというふうにお聞きしてございますので、これからもそのような
PR活動といいましょうか、売り込みといいましょうか、そういったものは継続して、市長、副市長ももちろん場合によってはそういった活動もしていただきながら、また場合によっては
議員各位におかれましてもそういったことに御協力をいただきながら取り組んでいきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
中西昭雄君。
◆(
中西昭雄君) 以上です。
○議長(
川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 本案については、お手元に配付の
予算付託表により各
委員会へ付託いたします。 暫時休憩いたします。 休憩中に各
委員会を開催し、議案に対する審査をお願いいたします。 再開は
委員会終了後お知らせいたします。 休憩 午後1時23分 再開 午後2時52分
○議長(
川崎俊之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ================
△日程第3 議案第28号
○議長(
川崎俊之君) 日程第3議案第28号越前市
市税賦課徴収条例等の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、
委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
小形総務委員長。
◆
総務委員長(
小形善信君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました
総務委員会に付託されました議案第28号につきまして、
委員会の審査の結果を御報告いたします。 本案につきましては、去る6月9日に
委員会を開き、
関係理事者の出席を求め審査いたしました結果、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、
総務委員会の審査結果の御報告といたします。
○議長(
川崎俊之君)
委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は
原案可決であります。 本案については
委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 異議なしと認めます。 よって、議案第28号は原案どおり可決されました。 ================
△日程第4 議案第38号
○議長(
川崎俊之君) 日程第4議案第38
号工事の
請負契約についてを議題といたします。 本案に関し、
委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 三田村
教育厚生委員長。
◆
教育厚生委員長(三田村
輝士君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第38号につきまして、
委員会の審査の結果を御報告いたします。 本案につきましては、休憩中に
委員会を開き、
関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、委員からは、工事に際し、
太陽光発電の設置など環境に配慮した設計となっているのかただされました。
理事者からは、環境への配慮は大きなテーマの一つであり、
太陽光発電だけではなく蓄電器も設置し、非常時の電源として使用する。ほかにも、外壁には断熱材を、屋根には
熱反射材を使用するなど環境に配慮した設計になっているとの答弁がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点について申し上げましたが、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、
教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。
○議長(
川崎俊之君)
委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は
原案可決であります。 本案については
委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 異議なしと認めます。 よって、議案第38号は原案どおり可決されました。 ================
△日程第5 議案第27号 ・ 日程第6 議案第37号
○議長(
川崎俊之君) 日程第5議案第27
号令和4年度越前市
一般会計補正予算第1号及び日程第6議案第37
号令和4年度越前市
一般会計補正予算第2号の2案を一括して議題といたします。 本2案に関し、各
委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 三田村
教育厚生委員長。
◆
教育厚生委員長(三田村
輝士君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第27号及び議案第37号のうち、
予算付託表に従い
教育厚生委員会に付託されました部分につきまして、
委員会の審査の結果を御報告いたします。 本2件につきましては、去る6月7日及び本日
委員会を開き、
関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、まず議案第27
号令和4年度越前市
一般会計補正予算第1号歳出第3款民生費中、2項1目児童福祉総務費に計上された次世代育成支援対策推進事業について、委員からは、県の事業であるふく育応援事業の一環であり、子育て世帯を対象としたふく割クーポン発行に係る事務とのことだが、クーポンの取得に必要な手続はどのようなものがあるのかただされました。
理事者からは、クーポンを取得するためにはふく育パスポートのポータルサイトから会員登録を行う必要があり、登録に当たっては、県が各世帯に1つずつ発行するID、パスワードの入力とマイナンバーカードの公的個人認証機能を使用することが必須となる。会員登録終了後は、専用のアプリを使用してクーポン取得が可能となるとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、クーポン取得には県の方針としてマイナンバーカードが必要とのことだが、カードを所有していないことで不利益を受けることがあってはならない。今後、市の事業に当たっては、カードを所有していない方に不利益が出ることがないよう進めていってほしいとの要望がなされました。 次に、同じく民生費中、2項2目保育園費に計上された新公立認定こども園整備事業について、委員からは、建設工事の入札が中止になった理由についてただされました。
理事者からは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、建築資材の確保が困難となり価格が高騰したことを受け、業者が入札を辞退したためであるとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、継続費の補正において総事業費の見直しが行われているが、工事に係る経費は何に基づいて積算を行ったのかただされました。
理事者からは、最新の刊行物による価格表及び業者からの聞き取りなどに基づき積算を行ったとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、廃止した西幼稚園の活動を武生西児童センターで行っているが、開園を延長したことにより、従来の児童センターの運営に支障は出ないのかただされました。
理事者からは、幼稚園として使用している時間と児童センターとして運営する時間はほぼ重ならないため、現時点において児童センターの運営に支障は出ていないとの答弁がなされました。 次に、議案第37
号令和4年度越前市
一般会計補正予算第2号歳出第10款教育費中、1項4目教育振興費に計上された給食費高騰緊急対策事業について、委員からは、
コロナ禍における
原油価格、
物価高騰への追加支援として年間給食費の10%相当を補助するとのことだが、物価上昇に対応できるのかただされました。
理事者からは、現在物価指数が6%前後で推移しており、今後10%程度まで上昇すると見込んで計上した。今後、物価指数が想定を超えて上昇する場合には、再度検討を行うとの答弁がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点を申し上げましたが、審査の結果、本2件につきましてはいずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、
教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 小玉産業建設
委員長。
◆産業建設
委員長(小玉俊一君) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案第27号のうち、
予算付託表に従い産業建設
委員会に付託されました部分につきまして、
委員会の審査結果の御報告をいたします。 本件につきましては、去る6月8日に
委員会を開き、
関係理事者の出席を求め審査をいたしました。 審査に当たりまして、歳出第6款農林水産業費、1項3目農業振興費に計上された燃油・肥料高騰緊急対策事業につきまして、委員からは、水田の春作業は既に始まっており、農家は支援策を知らない状況にあると思うが、周知の方法はどのようになっているのかただされました。
理事者からは、補助金の支給業務はJAに委託する予定であり、今
定例会終了後、詳細についてJAと協議することになっている。対象者が漏れることなく申請いただけるよう周知していきたいと考えているとの答弁がなされました。 さらに、委員からは、春だけでなく秋以降も燃油等の高騰が続くと見込まれるが、次年度の予算方針はどのように考えているのかただされました。
理事者からは、今回は春の作付作業が始まっているため緊急的な措置となっているが、今後の状況を注視しながら、国、県の動向を見極めていきたいとの答弁がなされました。 さらに、委員からは、米の値段が下がっており、さらに肥料の原料も不足していると聞く。国全体が農業の方策を考えていく必要があると考えるが、市はどのように考えているのかただされました。
理事者からは、米の需要が減っていく中、米価については国策として支えるべきであり、食料の安全保障をどう守るかが問題だと考える。市の対応としては、緊急的な支援と米の需要の喚起を行い、国、県に対応を要望していくことが重要であるとの答弁がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点について申し上げましたが、審査の結果、本件につきましては原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、産業建設
委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
小形総務委員長。
◆
総務委員長(
小形善信君) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案第27号及び議案第37号のうち、
予算付託表に従い
総務委員会に付託されました部分につきまして、
委員会の審査の結果を御報告いたします。 本2件につきましても、去る9日及び本日の
委員会において、
関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、まず議案第37
号令和4年度越前市
一般会計補正予算第2号歳出第2款総務費中、1項7目
企画費に計上された
紫式部プロジェクト事業について、委員からは、歴史上の人物であることから、史実から間違った内容のPRとなってしまわないか危惧しているが、既に発足している
プロジェクトチームの中で調査研究はどのように進められているのかただされました。
理事者からは、
プロジェクトチームが発足してから、
源氏物語アカデミーと協議、協力しながら研究を進めており、また
プロジェクトチームの構成員には文化課職員も含まれていることから、今までに蓄積された知見を改めて活用し、越前市とのゆかりを発信していくことに努めていきたいとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、調査研究に係る費用の予算化の是非について重ねてただされました。
理事者からは、
プロジェクトチームの意図、意向を確認しながら、総務部とも連携しつつ、適切に取り組んでいきたいとの答弁がなされました。 委員からは、しっかりと研究を進め、正しい内容を発信できるよう努められたいとの要望がなされました。 また、別の委員からは、実際に越前が劇中に登場する機会についてどのように考えているのかただされました。
理事者からは、越前を少しでも長く、魅力的に伝えられるよう、
NHKへの要請に努めていきたいとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、
紫式部は越前に長く滞在していたわけではないことから、
NHKとの交渉も容易ではないことが想定されるが、臆することなく積極的なPRに努められたいとの要望がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点を申し上げましたが、審査の結果、本件につきましては2件いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、
総務委員会の審査結果の御報告といたします。
○議長(
川崎俊之君) 各
委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本2案に対する各
委員長の報告はいずれも
原案可決であります。 本2案については各
委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 異議なしと認めます。 よって、議案第27号及び議案第37号は原案どおり可決されました。 ================
△日程第7
議会活性化に関する調査について
○議長(
川崎俊之君) 日程第7
議会活性化に関する調査についてを議題といたします。
議会活性化特別
委員会に付議中の
議会活性化に関する調査研究について報告を行いたい旨の申出がありましたので、これを許可いたします。 本件に関し、
委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 橋本
議会活性化特別
委員長。
◆
議会活性化特別
委員長(
橋本弥登志君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました
議会活性化に関する調査について、
議会活性化特別
委員会の御報告をいたします。
議会活性化特別
委員会は、令和2年3月
定例会での設置後、これまで毎月
委員会を開催する中で、取り組むべき課題を洗い出し、様々な議論を重ねてきました。 令和3年6月
定例会では、平成22年に制定された市議会基本条例の検証及び見直しを行い、市総合計画における基本構想の策定、変更または廃止を議決事件とし、市民との意見交換、交流の場の名称を市民と議会との語る会に改めるなどの一部改正について議決いたしました。 また、同
定例会にて、オンラインによる
委員会を開催できるように市議会会議規則及び市議会
委員会条例の一部を改正し、令和3年9月
定例会では県内初となるオンライン
委員会を開催いたしました。 その後、議員が果たすべき職責を踏まえ、市民の信頼の確保を図るため、議員報酬等の支給について課題を整理し、協議を行った結果、議員が市議会の会議等を連続して90日を超えて欠席し続けた場合に、支給される議員報酬等を減額することができるようにし、また議員が刑事事件の被疑者または被告人として身体を拘束する処分を受けた場合に、議員報酬等の支給を停止することができるよう、越前市議会の議員の長期欠席等に係る議員報酬等の特例に関する条例について、当特別
委員会にて条例案の最終確認を行いました。 その後、議会運営
委員会にて最終的な議論をいただき、本
定例会初日に議員提案として上程し、全会一致で可決されました。 また、越前市議会の議員報酬と議員定数については、4月5日に開催された議会モニターとの意見交換会での意見を受け、最終結論を取りまとめました。 主な内容として、議員定数については、2つの考察方法により、市議会が市民の声をしっかりと市政に届け、複雑化、多様化する行政課題に対し十分な討議を行い、議会機能を維持向上させるためには、現時点において、現行の定数22人が望ましい形であると考えること。しかしながら、社会情勢の変化を踏まえ、引き続き検討していくことは必要であると結論づけました。 また、議員報酬については、2つの算定基準方式により、増額することが望ましいと結論づけました。 以上の内容については、5月13日に開催した議員協議会にて、全議員により方向性を確認し、改選後の新体制に引き継ぎ、今後は改選後の新体制で市民の皆様からの御意見をいただく中で、さらなる議論を重ねていくこととなりました。 4月12日開催の本特別
委員会では、
委員会設置後約2年間の活動を振り返り、成果と課題について意見交換を行いました。 委員からは、様々な議論をすることで議員としての在り方を考えるきっかけとなった。新体制になっても、課題整理を行い、
議会活性化を行うために、引き続き
委員会の設置を求めるとの意見が多く出されました。 以上、本特別
委員会における調査研究結果、活動の一端を申し上げ、
議会活性化特別
委員会の報告といたします。
○議長(
川崎俊之君)
委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております
議会活性化に関する調査について
委員長の報告はこれを御了承願います。 ================
△日程第8
公共交通対策に関する調査について
○議長(
川崎俊之君) 日程第8
公共交通対策に関する調査についてを議題といたします。
公共交通対策特別
委員会に付議中の
公共交通対策に関する調査研究について報告を行いたい旨の申出がありましたので、これを許可いたします。 本件に関し、
委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 前田
公共交通対策特別
委員長。
◆
公共交通対策特別
委員長(前田修治君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました
公共交通対策に関する調査について、
公共交通対策特別
委員会の御報告をいたします。 本特別
委員会では、去る5月9日に、オンデマンド交通の調査研究のため、永平寺町の近助タクシー──これは近くで助ける、あるいは近くを助けるという近助ですが──近助タクシーの取組について視察を行い、視察後に
委員会を開催し、委員間での意見交換を行いました。 視察の概要ですが、永平寺町では以前からコミュニティバスの利用者減少が課題となっており、住民の主体的な取組に対して自治体が必要な支援を行い、2つの地区で近助タクシーの実施に至ったとの説明がありました。 近助タクシーは、住民を対象とした、予約して乗り合うデマンド型の交通であり、自宅と目的地をドア・ツー・ドアで送迎し、目的地は福祉施設、病院、スーパーが上位を占めるとのことでありました。 また、運行経費に対して約10%の利用料収入を見込んでおり、地元ドライバーの賃金や車両に関する費用については町が負担していました。 グループで乗り合うこと、地元住民が自らドライバーを務めること、回数券を利用することなどで、外出の機会が増え、地域のコミュニケーションの場へもつながっていました。 その後の意見交換会で、委員からは、住民参加型の取組を視察できたことは有意義であったが、自治体の負担が大きいという印象であった等の意見が出されました。 次に、当
委員会のこれまでの取組の総括でありますが、本特別
委員会は令和2年7月臨時会において、北陸新幹線の延伸及び越前たけふ駅の開業に伴う地域公共交通の整備及び利用促進に関し総合的に調査研究を進めるため、設置をされました。 以来2年間にわたり、本市の公共交通である市民バスのろっさ、路線バス、タクシー、福井鉄道福武線などについて、
理事者や事業者から説明を受け、現状や課題を理解するとともに、越前たけふ駅周辺などの現場視察を行いました。 さらには、オンラインにて、並行在来線や新幹線新設駅周辺整備について先進地視察を行い、研究を深めたほか、公共交通を支える必要性やオンデマンド交通の有効性について、有識者によるオンライン講義を受け、見識を深めました。 委員からは、令和6年の北陸新幹線越前たけふ駅の開業に向け、二次交通や並行在来線の在り方についても今後議論していかなければならない。また、
理事者と意見交換を行い、方向性を確認し、展開していくことが重要である等の意見が出されました。 以上、
委員会で進めてまいりました調査概要について御報告いたしましたが、これら調査を踏まえ、
委員会といたしましては、地域公共交通について、今後も議会全体で共有し、研究を深めていくべきであるとの認識で一致をいたしました。 以上、
公共交通対策特別
委員会の報告といたします。
○議長(
川崎俊之君)
委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております
公共交通対策に関する調査研究について
委員長の報告はこれを御了承願います。 ================
△日程第9
意見書案第3号
○議長(
川崎俊之君) 日程第9
意見書案第3号
保育所等の
最低基準(
職員配置・設備の
面積基準)と、保育士の処遇の抜本的な改善を求める
意見書の提出についてを議題といたします。 本案は
教育厚生委員会から提出されたものであります。 本案に関し、
委員長の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 三田村
教育厚生委員長。
◆
教育厚生委員長(三田村
輝士君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました
意見書案第3号
保育所等の
最低基準(
職員配置・設備の
面積基準)と、保育士の処遇の抜本的な改善を求める
意見書の提出について
提案理由の説明をさせていただきます。
コロナ禍でも基本的に開所が求められている
保育所等の施設では、感染予防の対策をしながら保育が行われているため、日常の業務量が増え、また保育の営みにおいては密を避けることは困難であることなどから、職員の精神的、肉体的な負担が大きくなっています。 加えて、
保育所等の4歳、5歳児の配置基準は子供30人につき保育士1人となっており、設備の
面積基準と同様、70年以上も放置されていることから、
職員配置・設備の
面積基準の改善が急務となっています。
コロナ禍の中で、保育環境の改善、職員の処遇改善を求める保護者、職員、地域住民の声は大きくなっており、今こそ国が責任を持って改善を進めることが求められています。よって、国に対し、必要な財源を確保し、
保育所等の
最低基準(
職員配置・施設の
面積基準)と保育士の処遇を抜本的に改善することを強く要望するものであります。 以上、よろしく御審議いただきますとともに、
議員各位の御賛同をお願いをいたしまして
提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
川崎俊之君) 本案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案は電子採決により採決いたします。 事務局は電子採決の準備をお願いいたします。 本案について賛成の諸君は賛成ボタンをお願い申し上げます。 表決漏れはありませんか。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 表決漏れなしと認め、表決を終了いたします。 事務局は集計作業をお願いいたします。 結果表示をお願いします。 賛成多数であります。 よって、
意見書案第3号は原案どおり可決されました。 なお、ただいま
意見書案第3号
保育所等の
最低基準(
職員配置・設備の
面積基準)と、保育士の処遇の抜本的な改善を求める
意見書の提出についてが可決されましたので、さきに
教育厚生委員会に付託してあります請願第2号
保育所等の
最低基準(
職員配置・設備の
面積基準)と、保育士の処遇の抜本的な改善を求める
意見書の提出を求める請願については、これをみなし採択とすることにいたします。 ================
△日程第10 請願第3号
○議長(
川崎俊之君) 日程第10請願第3号「
水田活用の直接
支払い交付金」の見直しの中止を求める請願を議題といたします。 本件に関し、
委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 小玉産業建設
委員長。
◆産業建設
委員長(小玉俊一君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました請願第3号につきまして、産業建設
委員会の審査結果を御報告いたします。 本案につきましては、国等への
意見書の提出を求めるものとして産業建設
委員会に付託されたものであり、去る6月8日、
委員会において審査いたしました。 審査に当たりまして、請願の趣旨は理解するが、国策である以上、
意見書を出すことの効果に疑問があるとの意見がありましたが、採決の結果、可否同数により、
委員長によって不採択とすべきものと決しました。 以上、産業建設
委員会の審査結果の御報告といたします。
○議長(
川崎俊之君)
委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 〔登壇〕 「
水田活用の直接
支払い交付金」の見直し中止を求める
意見書に対しまして、採択賛成の立場から討論をいたします。
水田活用の直接支払交付金は、主食用米の中・長期的な消費減少の傾向を踏まえ、米の需給安定を図るために、主食用米以外の農産物の生産、すなわち転作を支援するための制度になっております。 にもかかわらず、今回の見直しは、飼料用米の補助単価の削減や、これまでソバなどでの転作で対応してきた中山間地などの条件が不利な農地などにも5年間のうちに水稲作付を義務化するなどというものであります。 政府は、今年から、今後5年間で米を作付しない水田を
水田活用の直接支払交付金の対象から外し、言わば補助金の減額、引き剥がしを強行しようとしております。長年、政府の方針に従って転作に協力してきた農家を交付金の対象から排除し、経営の存続さえ危うくいたします。特に、気候危機による災害、
コロナ禍による米価や農産物価格の暴落などが中山間地の困難を助長します。 今回の交付金見直しによる営農者へのダメージは相当なものがあると考えます。交付金頼りに年ごとの作付計画をしてきた農家にしてみれば、はしごを外されたことで、一層の不信感とやるせなさが漂っています。このままでは、耕作放棄や離農に拍車がかかってまいります。 令和5年度国・県への重要要望書においては、最重点項目に3つの農業関連が取り上げられております。国のほうでも、地域の切実な声に耳を傾け、真剣に対応してもらいたいと考えます。 昨年度は、御存じのように、経営実態において前年度を上回る打撃を受けております。市内のやや規模が大きな農家においても、ダメージの幅が数百万円にもなったとお聞きしております。現実的に大変深刻な事態が進行しております。このままでは、持続不能な状態に陥ってしまいかねません。日本の食料自給率向上のためにも、食の生産関連事業に対し、持続可能な営農ができるよう、しっかりとした政策を打ち出すことが切に求められております。 以上、「
水田活用の直接
支払い交付金」の見直し中止を求める
意見書に対し、採択賛成の立場からの討論といたします。
○議長(
川崎俊之君) 討論を終結いたします。 本件については電子採決により採決いたします。 事務局は電子採決の準備をお願いします。 本件に対する
委員長の報告は不採択でありますので、請願第3号の原案についてを採決いたします。 採決の方法については、請願の原案のとおり採択することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。また、請願の原案について不採択とする方はボタンを押さないでください。 それでは、採決に移ります。 本件については原案のとおり採択することに賛成の諸君は賛成ボタンをお押し願います。 表決漏れはありませんか。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 表決漏れなしと認め、表決を終了いたします。 事務局は集計作業をお願いいたします。 結果表示をお願いします。 賛成少数であります。 よって、請願第3号は不採択とすることに決しました。 ================
△日程第11 請願第4号
○議長(
川崎俊之君) 日程第11請願第4号
インボイス(
適格請求書)制度の中止を求める請願を議題といたします。 本件に関し、
委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君)
小形総務委員長。
◆
総務委員長(
小形善信君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました請願第4号につきまして、
総務委員会の審査の結果を御報告いたします。 請願第4号の採決に当たりまして、委員からは、
インボイス制度はこれまで消費税納税を免除されてきた小規模事業者に対し、新たな税負担を課するものであることから、その導入中止を求める声は全国でも広がっている。今般の
コロナ禍や物価高により打撃を受けた人たちに追い打ちをかけることになりかねず、消費税の引上げと
コロナ禍により傷ついた日本経済を立て直すためにも、
インボイス制度の導入に反対する立場から、本案に賛成するとの討論がなされましたが、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 以上、
総務委員会の審査結果の御報告といたします。
○議長(
川崎俊之君)
委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 〔登壇〕
インボイス(
適格請求書)制度の中止を求める
意見書に対し、採択賛成の立場から討論をいたします。 これまで消費税の納税を免除されてきた小規模の事業者に新たな税負担がのしかかる今回の
インボイス制度。その導入中止を求める声が今全国で広がってきています。 この
インボイス制度は、2019年、当時の政権が消費税を10%に引き上げた際、4年後、つまり来年10月からの導入を決定をいたしました。 今、負担増の影響を受ける人たちの深刻さが浮き彫りになっております。
コロナ禍や物価高で打撃を受けた人たちに追い打ちをかけることになり、見過ごすわけには到底いきません。 一般的に、業者はお客さんから受け取った消費税から仕入れにかかった消費税を差し引いて納税をいたします。今、帳簿で行っている税の計算を
インボイスを使って納税することが義務づけられてきます。 現在、年間売上げが1,000万円以下は免税業者とされ、
インボイスを発行する必要はありません。しかしながら、規模の大きな取引先の課税業者から
インボイスを求められれば、断るのは困難になります。
インボイスを発行する業者は免税業者となれないので、売上げが数十万円であったとしても売上げに係る消費税を支払わなければならなくなります。 取引ごとの
インボイスの発行や7年間の保存の事務負担に加えて、消費税の負担が重くのしかかってきます。中小農家をはじめ、いわゆるフリーランスや個人事業主などの、そういう働き方の人たちには大きな問題になります。 また、さきの3月
定例会でも審議されましたように、例えばシルバ一人材センターは消費税法上は事業者と扱われております。
インボイスが導入された場合には、課税業者であるシルバー人材センターが消費税を負担するか、会員が課税業者になるかを迫られることになります。 全国の自治体からは、
インボイスの下ではセンターの経営が成り立たないと異論を唱える
意見書が相次いでおります。現在は242件に広がっているといいます。 消費税の引上げと
コロナ禍で傷ついた日本経済を立て直すため、
インボイス制度はやめるべきです。 以上のことをお話しし、
インボイス(
適格請求書)制度の中止を求める
意見書に対し、採択賛成の立場からの討論といたします。
○議長(
川崎俊之君) 討論を終結いたします。 本件については電子採決により採決いたします。 事務局は電子採決の準備をお願いします。 本件に対する
委員長の報告は不採択でありますので、請願第4号の原案についてを採決いたします。 採決の方法については、請願の原案のとおり採択することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。また、請願の原案について不採択とする方はボタンを押さないでください。 それでは、採決に移ります。 本件については原案のとおり採択することに賛成の諸君は賛成ボタンをお押し願います。 表決漏れはありませんか。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 表決漏れなしと認め、表決を終了いたします。 事務局は集計作業をお願いします。 結果表示をお願いします。 賛成少数であります。 よって、請願第4号は不採択とすることに決しました。 これをもって本
定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。 ================
○議長(
川崎俊之君) 〔登壇〕 今
定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
議員各位におかれましては、去る5月20日から本日までの28日間にわたり、上程されました各案件の審議に御精励を賜り、ここに滞りなく議事が終了し、また議会運営に当たりましても格別の御協力を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。 さて、本
定例会は、私どもにとりまして任期最後の議会となるわけであります。私どもは、市民の負託を受けて平成30年7月に本会議に議席を得ましてから、今日までひたすら越前市政の発展と市民福祉の向上のため努めてきたところですが、この間、市民の皆様方をはじめ関係各位から寄せられました温かい御支援に対しまして心から感謝を申し上げますとともに、
議員各位の御努力に対しましても深く敬意を表する次第であります。 さて、この4年の在任期間を顧みますと、少子・高齢化による人口減少対策と行財政構造改革の徹底が求められる中、越前市議会基本条例の理念の下、本議会は情報公開と
市民参加を基本として、議会モニター制度を導入するなど市民との対話を重ね、開かれた議会、市民から信頼される議会の実現を目指し、さらなる改革と活性化に取り組んでまいりました。 特に、後半の2年間は、新型コロナウイルスの影響を大きく受ける中での議会運営となりました。
コロナ禍であっても、市議会として、市民生活や社会生活の向上のため、また市民の声を市政に反映させるため、様々な方法を模索する中で、議論を止めることなく、議会を開催し続けました。 今後も、本議会は、越前市議会基本条例を議会活動の規範に置き、山積する多くの重要課題に対し、議会の果たすべき役割の再認識とその機能のさらなる充実強化のために努力を続けてまいる所存でございます。 また、
理事者におかれましては、北陸新幹線の金沢-敦賀間の開業を控え、大きな転換点を迎えております。令和4年度予算や各議案の執行に当たり、議会審議での趣旨を十分にお酌み取りいただき、越前市に誇りを持つことで、住み続けたい、県外に出た人も帰ってきたい、県外の人も訪れてみたいという
まちづくりに邁進されますとともに、今後とも市政の発展のため、一層の御努力をお願い申し上げる次第でございます。 結びに、今期限りで勇退をされます
議員各位におかれましては、これまで市政の発展に貢献されてこられました御努力に感謝を申し上げますとともに、今後とも御健康には十分留意され、本市のますますの御発展に一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう切にお願い申し上げます。 また、引き続き市政に参画されんとする方々におかれましても、ますます御健勝にて市政の進展にお努めいただくことをお願い申し上げますとともに、来る選挙において全員が御当選されまして、再びこの議場で相まみえんことを心から祈念申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎俊之君) 山田市長。
◎市長(山田賢一君) 〔登壇〕 令和4年6月
越前市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 先月20日に開会されました今
定例会におきまして、正副議長をはじめ
議員各位には終始慎重かつ熱心な御審議をいただき、提案申し上げました6月
補正予算案をはじめ全ての議案につきましていずれも原案どおりに御決議を賜り厚く御礼を申し上げます。 さて、
議員各位におかれましては、平成30年7月30日から4年間、市民の負託を受け重責を担ってこられ、7月29日をもって任期を満了されることになります。 今議会を最後に御勇退をされる
議員各位におかれましては、長年の議会活動を通して越前市の発展と市民福祉の向上に多大な御尽力を賜りましたこと、心から感謝を申し上げる次第であります。また、来月市議会議員選挙に臨まれる議員の皆様方におかれましては、引き続き志を果たされるべく、御健闘をお祈り申し上げます。 結びになりますが、越前市議会のますますの御発展と
議員各位の御健勝、御多幸をお祈り申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。 ================
○議長(
川崎俊之君) 以上をもちまして令和4年6月
越前市議会定例会を閉会いたします。 閉会 午後3時48分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│ 予 算 付 託 表 (そ の 2)
││ 総務委員会 ││ 議案第37号 令和4年度越前市
一般会計補正予算(第2号)
││ 第1条(
歳入歳出予算の補正)の第1表
歳入歳出予算補正
││ 歳入全部
││ 歳出第 2 款 総務費
││ 教育厚生委員会 ││ 議案第37号 令和4年度越前市
一般会計補正予算(第2号)
││ 第1条(
歳入歳出予算の補正)の第1表
歳入歳出予算補正
││ 歳出第 4 款 衛生費
││ 第10款 教育費 │└─────────────────────────────────────────┘┌─────────────────────────────────────────┐│
保育所等の
最低基準(
職員配置・設備の
面積基準)と、保育士の処遇
││ の抜本的な改善を求める
意見書 ││ コロナ禍でも基本的に開所が求められている
保育所等の施設では、感染予防の対策を
││ しながら、子どもの命と健康を守り、心身の健全な発達を保障する保育が行われてい
││ る。しかし、感染予防の対策を徹底することで日常の業務量が増え、また、保育の営み
││ においては「密」を避けることは困難であることなどから、職員の精神的・肉体的な負
││ 担が大きくなり、このことが保育士不足に拍車をかけている。
││ コロナ禍への対応として、
保育所等における「密」な環境を是正し、感染予防の対策
││ を徹底し、手厚い保育を行うためにも、保育所の
職員配置・設備の
面積基準の改善が急
││ 務である。
││ 小学校では、
コロナ禍を受けて少人数学級化の全学年での実施が決まり順次実施され
││ ている。令和3年度『学校基本調査』によれば、公立小学校の学級あたりの平均児童数
││ はすでに22.7人になっており、今後20人前後の学級が増えると予想されるが、小
││ 学生よりも幼い乳幼児が長時間生活する
保育所等の4・5歳児の配置基準(子ども30
││ 人に保育士1人)は、設備の
面積基準と同様、70年以上も放置されているのは、由々
││ しき事態といわざるを得ない。
││ コロナ禍のなかで、保育環境の改善、職員の処遇改善を求める保護者、職員、地域住
││ 民の声は大きくなっており、今こそ国が責任をもって改善を進めることが求められてい
││ る。
││ よって、国におかれては、必要な財源を確保し、
保育所等の
最低基準(
職員配置・施
││ 設の
面積基準)と、保育士の処遇を抜本的に改善することを強く要望する。
││ 以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
││ 令和4年6月16日
││ 福井県越前市議会議長 川 崎 俊 之 │└─────────────────────────────────────────┘ 地方自治法第123条第2項の規定により上記会議のてんまつを証するため、ここに署名する。 令和4年6月16日 越 前 市 議 会 議 長 副 議 長 議 員 議 員 議 員...