• "越前警察署"(/)
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  1. 越前市議会 2019-09-02
    09月05日-02号


    取得元: 越前市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    令和 元年 9月定例会          令和元年9月越前市議会定例会(第2号) 令和元年9月2日の会議に引き続き、令和元年9月5日午前10時から会議を再開した。  =======================================1 議事日程┌─────────────────────────────────────────┐│          令和元年9月越前市議会定例会議事日程             ││                         令和元年9月5日午前10時開議 ││  第 2 号                                  ││ 第 1  議案第61号 専決処分の承認を求めることについて            ││ 第 2  議案第49号 平成30年度越前水道事業会計利益の処分及び決算の認定に ││           ついて                           ││ 第 3  議案第50号 平成30年度越前工業用水道事業会計利益の処分及び決算の ││           認定について                        ││ 第 4  議案第51号 平成30年度越前一般会計歳入歳出決算          ││ 第 5  議案第52号 平成30年度越前下水道特別会計歳入歳出決算       ││ 第 6  議案第53号 平成30年度越前産業団地造成特別会計歳入歳出決算    ││ 第 7  議案第54号 平成30年度越前国民健康保険特別会計歳入歳出決算    ││ 第 8  議案第55号 平成30年度越前介護保険特別会計歳入歳出決算      ││ 第 9  議案第56号 平成30年度越前後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算   ││ 第10 議案第57号 越前市印鑑条例及び越前市個人番号カードの利用に関する条例 ││           の一部改正について                     ││ 第11 議案第58号 越前市子ども子育て支援に関する基準を定める条例の一部改 ││           正について                         ││ 第12 議案第59号 越前市粟田部体育館設置及び管理条例の廃止について     ││ 第13 議案第60号 市道路線認定等について                 ││ 第14 議案第47号 令和元年度越前一般会計補正予算(第4号)        ││ 第15 議案第48号 令和元年度越前下水道特別会計補正予算(第1号)     │└─────────────────────────────────────────┘  =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第 1  議案第61号 専決処分の承認を求めることについて 日程第 2  議案第49号 平成30年度越前水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 日程第 3  議案第50号 平成30年度越前工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 日程第 4  議案第51号 平成30年度越前一般会計歳入歳出決算 日程第 5  議案第52号 平成30年度越前下水道特別会計歳入歳出決算 日程第 6  議案第53号 平成30年度越前産業団地造成特別会計歳入歳出決算 日程第 7  議案第54号 平成30年度越前国民健康保険特別会計歳入歳出決算 日程第 8  議案第55号 平成30年度越前介護保険特別会計歳入歳出決算 日程第 9  議案第56号 平成30年度越前後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 日程第10 議案第57号 越前市印鑑条例及び越前市個人番号カードの利用に関する条例の一部改正について 日程第11 議案第58号 越前市子ども子育て支援に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第12 議案第59号 越前市粟田部体育館設置及び管理条例の廃止について 日程第13 議案第60号 市道路線認定等について 日程第14 議案第47号 令和元年度越前一般会計補正予算(第4号) 日程第15 議案第48号 令和元年度越前下水道特別会計補正予算(第1号)  =======================================3 出席議員(22人)     1 番 中 西 昭 雄 君         2 番 砂 田 竜 一 君     3 番 清 水 一 徳 君         4 番 桶 谷 耕 一 君     5 番 近 藤 光 広 君         6 番 橋 本 弥登志 君     7 番 小 玉 俊 一 君         8 番 吉 村 美 幸 君     9 番 加 藤 吉 則 君        10番 大久保 健 一 君    11番 吉 田 啓 三 君        12番 川 崎 俊 之 君    13番 題 佛 臣 一 君        14番 三田村 輝 士 君    15番 安 立 里 美 君        16番 大久保 惠 子 君    17番 城 戸 茂 夫 君        18番 小 形 善 信 君    19番 前 田 一 博 君        20番 前 田 修 治 君    21番 片 粕 正二郎 君        22番 川 崎 悟 司 君4 議  事        開議 午前9時59分 ○議長(川崎悟司君) これより本日の会議を開きます。  ================ △日程第1 議案第61号 ○議長(川崎悟司君) 日程に入ります。 日程第1議案第61号専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 この際、申し上げます。 これより行います理事者への議案質疑につきましては、一問一答方式により1議題につき質疑、答弁を含めて30分以内の時間制限により行います。 本案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案につきましては会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 異議なしと認めます。 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案についてはこれを承認することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 異議なしと認めます。 よって、議案第61号は承認することに決しました。  ================ △日程第2 議案第49号 ~ 日程第9 議案第56号 ○議長(川崎悟司君) 日程第2議案第49号平成30年度越前水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてから日程第9議案第56号平成30年度越前後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算までの8案について一括して議題といたします。 それでは、本8案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) おはようございます。 私のほうからは、議案第51号平成30年度越前一般会計歳入歳出決算について2点お伺いをしたいと思います。 まず、決算書の55ページでございます。 中ほどの地域経済応援ポイント事業ということで、決算のほうでは数字は少ないわけですけど、2万6,440円ということで上がっております。これは、当初予算では101万5,000円が計上されておりました。これの目的は、マイナンバーカード利活用策の一つである地域経済応援事業として、総務省の事業を活用し、民間会社ポイントから交換した越前市ポイント通販サイトめいぶつチョイスや市内の施設で利用できるようにすることで、マイナンバーカード普及促進地域経済の活性化につなげるという目的でございました。 その中での決算の予算でありますけれども、平成29年12月31日現在、マイナンバーカード申請率交付率ですけれども、申請率が9.41%で交付率が7.1%ということでございました。 最初に質疑をさせていただきたいのは、このめいぶつチョイスでございますが、これは昨年の6月開始予定であったかなと思うんです。ふるさと納税の返礼品も含めて、これを利用された方はどれぐらいいらっしゃるのか、わかればお伺いしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長小泉陽一君) 今御質問のめいぶつチョイス、6月1日から提供を運用しております。利用実績でございますが、13件で、うちポイント利用が7件で2万6,000円ということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) やはり意外と少ないのかなということでございます。 もう一つは、しきぶ温泉の入浴料とか武生公会堂記念館の入館料、さらにはちひろの生まれた家記念館の入場料、これも昨年の5月から開始をされたとお聞きをしています。ここを利用された方はいらっしゃるのかどうかお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長小泉陽一君) 済いません、利用の細かい内訳につきましては申しわけございません、手元に今資料がございませんが、利用されるところにつきましては、今のしきぶ温泉とかそういったところが主だというふうに聞いております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 細かいところはちょっとわからないということでございますが、あくまでもこの当初予算案、大きな予算101万5,000円を計上したわけでございます。やはりPR不足ではないかなと考えておりますし、また平成31年度以降は市内のお店へ利用拡大を図るとされていますが、その前にこういった制度という事業があるんだということを、やはり先ほども言いましたようにPR不足と私は感じておりますし、果たしてこれでマイナンバーカード申請率交付率が増加したかというと、これは疑問が残るわけです。こういったことも含めて、新年度の体制はどのように考えていくのかお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎悟司君) 小森総務部長。 ◎総務部長小森誠司君) この予算につきましては情報統計課のほうで計上させていただきましたので。 国はマイナンバーカードの普及が進まないことから、マイナンバーカード交付拡大並びにマイナンバーカードを活用するためのID設定支援などに本年度重点的に取り組むよう、6月に新たな補助事業を設けまして、全国自治体に働きかけがございました。それを受けまして、本市におきましてもこの補助事業に取り組むことといたしまして、所要額を9月補正予算に計上したところでございます。今後、この事業を進めて広報また普及活動を行っていきたいというふうに考えております。 内容的には、啓発活動市広報紙などに掲載し、マイナンバーカードの普及を図るということ、またマイキーIDの設定の支援、また出前講座や説明会の実施を予定いたしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 部長おっしゃったように、そのマイナンバーカードマイキーIDを登録するってことで、非常にわかりにくいところもたくさん、市民の方はいらっしゃると思いますので、その辺を十分PRしていただきたいと思いますし、また今後、先ほども言いましたように、しきぶ温泉とか武生公会堂記念館、それからちひろの生まれた家記念館以外に、有料で使える施設が市内にはたくさんあるわけです。 例えば農林施設それから文化施設スポーツ施設といったそういったところでたくさん利用していただければと思っておりますので、あわせてそういったPRも含めながら、市民に徹底をしていただくようにお願いをしたいと、そのように思っております。 次に、決算書の105ページになります。 105ページに農産物鳥獣害防止対策推進事業ということで、5,836万7,760円が決算をされてるということで、これも平成30年度当初予算では6,334万8,000円ということで、若干少ない金額が決算で出ているわけです。 ここでは30年度の鳥獣害の捕獲数が実績で出ております。30年度はイノシシが392頭、鹿が198頭、猿が4頭、アライグマが22、ハクビシン15、カラスが533。30年度の目標に到底低いというのがこの猿なんですよね。猿が当初目標は30頭であったと思います。これに対して4頭しか捕獲をしなかった。新年度はたくさんとれているということをお聞きしますけれども、やはり今後、猿の捕獲が非常に重要になってくると。 山際の集落に関しましては、たくさんの市民から非常に農作物被害が多いと。それから、人にはまず余り今のところ被害は受けておりませんけど、やはり猿が襲ってきたときは怖いというような声も出ているわけです。そういうことで、やはりこの30年度の4頭、なぜ4頭になったのか、まずお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監五十嵐達哉君) 大変御心配をいただきましてありがとうございます。 通常、ニホンザル、毎年それほど頭数がとれていないのが現状でございます。平成28年度では12頭、29年度では3頭、平成30年度ですが、今予算執行は5頭でありましたが、実は有害個体を選別してプロに委託をするというシャープシューティングという事業も並行してやってございまして、30年度はこれが5頭、殺処分をいたしておりますので、成績としては、成績という言葉はどうかと思いますが、10頭ということで申し上げさせていただきたいと思います。 さて、対策でございますが、実は大型のおりでもって餌づけをしながら、一定の数がまとまって入ったときに落とすという大型おり、味真野地区とそれから今立地区に今常設で2基置いてございますが、なかなか猿のなれというようなこともありまして、とれていないのが現状でございます。 それとは別に、移動が可能な中型の猿専用の捕獲おりがあるんですけれども、これを8基持ってございまして、今御質問の集落に出没して非常に猿が怖いというようなお話もありますと、その集落の御要望に応じて、移動しながら猿を捕獲していくという手法もとってございます。 おかげさまで平成31年度に入りましてからは、その移動のおりで4頭ですか、とれたということも実績として上がってございます。こういったものを有効に活用しながら、10頭、12頭というんではなくて、その適正な数におさめていくというような目標を持っておりまして、ただいま鳥獣被害防止計画というものも策定中でございますので、その中で十分反映していきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 猿も幾つかのグループというんですか、それで動いてるということで、今審議監おっしゃったように、全部捕獲するというわけにいかないので、ある程度数を区切って捕獲をしていくというのが今のやり方だろうと思うんです。これは仕方ないかなと思いますけれども、やはり市民の方に被害が出てはならない、そういうことを私は思ってますので、もうちょっといろんな自治体の研究をしていただいて、おり以外の方法で捕獲をしていただくというようなことも考えていただければと思っております。 それから、同じこの決算の中で、電気柵ワイヤーメッシュの補助がありますけれども、特に今農家のところはほとんどワイヤーメッシュとか電気柵が張りめぐらされているわけですけれども、ちょうど境界線で町うちになってきますと、どうしてもそこがあいてしまってるというところで非常に中途半端な地域もあります。一部は越前市内でもそういったところを解消して、非農家と農家の皆さん、そして行政が協力をして電気柵を張ったという地区も聞いております。ただ、まだなってないところもあるわけです。そういったところをやはりきっちりと囲むといったらおかしいんですけど、そういったことも行政が主体でやっていかなくてはならないと思ってるんですね。もし、そういうことができないのであれば、今後やはり農家の人も高齢化になります。そういったところで、そういう電気柵とかワイヤーメッシュに対しても公共事業としてやっていくという考え方はないのか、あわせてお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監五十嵐達哉君) 現在のところ公共事業でという考えは持ってございません。かわりにというわけではないんですけれども、今集落ぐるみでその鳥獣被害に対応していただくというところ、目標の90集落、今年度でようやく達成をしたという現状でございます。ただし、今御指摘のとおり、その90の集落の、集落と集落の間にどうしてもすき間ができるという現状は否めません。 一例でございますが、例えば過去に大虫本町と広瀬町の間に向が丘町という団地がございまして、そこは農家地域ではないので、国、県の農政補助がおりないということから、長年の悩みでございまして、これはイノシシの防御だったんですけれども、電気柵を市単独で予算的に助成させていただいて、作業も両集落の方とそれから向が丘町の町民の方にも出ていただいて、設置の仕方というのはやはり素人さんですから、行政のほうが一緒になって設置をしてイノシシを防御しているという事例もございます。 また、集落と集落の間のいわゆる畷というところなんですが、そういったところも電気柵ワイヤーメッシュがどうしても滞りがちになるというところですから、先ほど申し上げました集落ぐるみの取り組みをしている、その複数の集落での話し合いというものも行政が中心になってしていかなければならないと思います。まずは、そちらのほうで線的につなげることを優先してまいりたいと考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) その大虫、神山も私も承知しております。そういう面でそういったことができるんですから、できてないところがあるんですよね。だから、そういうところもしっかりこの決算書できちっと予算使いましたというように載れるようにしていただきたいんですよね。その辺はしっかりと審議監、よろしくお願いをしたいと思います。 以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) それでは、私も議案第51号平成30年度越前一般会計歳入歳出決算のところでお伺いをします。 決算書の101ページです。 上段にあります雇用促進対策事業です。委託料、そして負担金補助金のところですが、UIJターン就職奨励金ということで385万円が決算ということで出されております。この内訳については、主要な成果報告書の66ページに出てるかと思いますが、これの人数的には出ておりますが、達成ぐあいっていいますか、目標に対してどのような達成をされたか、ちょっとお聞きをします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長小泉陽一君) UIJターン就職奨励金のお尋ねかと思います。 30年度におきましては32件で、人数といたしましては46人、金額385万円の決算額となっております。この制度、27年度から取り入れております。30年度で4カ年経過いたしましたけれども、合計で61件、人数といたしましては92件、交付金額としましては全部で765万円を今まで支給してきたところでございます。 目標につきましては、総合戦略の中でKPIを立てておりまして、丸というような形で、トータルでは、最初のころはまだ制度の周知が足りてなかった部分もございまして非常に伸び悩んでおりましたけれども、後半、28、29と10人以上超えておりますし、30年度に至りましては、先ほど言いましたとおり32件ということで件数はふえてまいりまして、トータルで150人という目標に対しまして、済いません、目標について、150が今ちょっと頭に定かではないんですけど、KPIにつきましては順調に推移しているということで認識しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) それに係るものとして、主要な成果等の決算報告書で31ページになりますが、UIJターンで市内に転入した若者を中心にメール配信を行っているという、そういったところがございますが、この若者を中心にという、若者とは、人数といいますか、パーセントがもしわかりましたらお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長大蔵稔雄君) UIJターンで生活をサポートする情報発信メール配信で行うと、そういったグループといいますか、そういった方々を募集しまして、何十人かそういった方を登録いただいて、その方々にそういった情報をメールにおいて配信をしてきたということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 先ほど92人という、これまでの人数を聞きましたけど、そのうち若者はどのぐらいかなというパーセントか何かでわかるものがありましたらお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長大蔵稔雄君) 先ほどの92人というのは、UIJターン補助金を出した人数でございます。そういった方々にも御案内してますし、ほかにもいろんなネットワークを通じて集めてメール配信をしてるということで、補助金とイコールということではないということを御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉村美幸君。 ◆(吉村美幸君) 議案第51号の平成30年度越前一般会計歳入歳出決算の中の、平成30年度越前市各会計歳入歳出及び基金運用状況審査意見書より質問いたします。 11ページの中段の中に、なお、合併特例債、本年度残高113億9,621万円については充当率95%で、そのうち70%が地方交付税元利償還金が補填されているが、30%、本年度残高34億1,886万円については、市独自の償還財源が必要となるとの記載があります。 さらに、28ページの下から4行目で、臨時財政対策債地方交付税として算定されるべき額の一部を市債として発行するもので、後年度に地方交付税として元利償還金が100%補填されると書いておられます。その金額は165億4,683万2,000円となっております。 先月、JIAM全国市町村国際文化研修所研修会で、あくまで元利償還金がそのまま地方交付税として入るのではなく、算定項目として基準財政需要額で計算され、そこから基準財政収入額を控除した残りが地方交付税となると講師が言われました。そのために一部発行してない自治体もあると言われてます。 越前市のように税収が安定しているため、歳入歳出の差額も小さいと思いますが、この臨時財政対策債元利償還金の補填は実際どのくらいなのか、概算で結構ですのでお伺いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長大蔵稔雄君) 臨財債の元利償還金の補填は実際幾らぐらいかというお尋ねでございます。 平成30年度の臨時財政対策債償還額の合計は約11億5,300万円でございます。それに対する普通交付税基準財政需要額への算入額は約11億7,200万円となっておりまして、100%算入されているということでございます。今、1,900万円多く入ってるということでございますが、これは標準的な償還条件に基づいた全国一律の償還条件によりまして、各年度の元利償還金を理論的に国のほうで算出し、その全額を基準財政需要額に算入するとされているからでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉村美幸君。 ◆(吉村美幸君) わかりました。 次に、17ページに市税の内訳があります。 これを見ますと、固定資産税とそれに連動する都市計画税の収納率が割と低い水準にあるということです。細かい明細を見ますと、固定資産税の収入未済額4億9,558万円で、不納欠損額が3,446万円となっております。また、都市計画税は収入未済額6,165万円、不納欠損額428万円となっております。税収の本質から、95%以上の収納率が出てもいいのではないかと思います。90%では納税者の方の受けとめ方も複雑です。しっかり確保していただきたいと思いますが、この点についてのお考えをお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長大蔵稔雄君) 税収の本質から、収納率95%以上あってしかるべきではないかという御質問でございます。 固定資産税及び都市計画税の収納率につきましては、現年度とそして過年度の滞納繰越分を合わせての90.9%でございます。この表にはそのように出ているということでございます。 その内訳がございまして、内訳は、現年課税分につきましては98.7%と県内9市の中で6番目に位置しております。決して低い水準ではないということでございます。 次に、滞納繰越分ですが、これは過年度分でちょっと徴収が難しいといったことから20.5%と低くなっておりますが、これも県内では4番目で、決して低い水準ではないと、それを足して合わせると先ほどの数字になるということでございます。 市税の確保につきましては、市財政運営のかなめでございますので、市税等滞納削減アクションプランに基づいて収納率の向上、滞納額の削減を目指した徴収対策に取り組んでおりまして、収納率につきましては前年度から1.4%増加しており、ここ近年上昇傾向にあるということでございます。また、収納率が向上していることで収入未済額も着実に減少しておりまして、決算審査意見書においても総括の中で評価いただいてるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉村美幸君。 ◆(吉村美幸君) 次に、11ページの7番で、民間保育園等にかかわる上乗せ負担の状況が記載されてます。 国、県、負債等に対する市費負担額が4億1,237万1,000円、そして市の上乗せ額2億8,324万4,000円となっております。この10月より消費税増税分を子育て支援の一環として保育料無償化をするとしておりますと、この市の上乗せ額は0となるのか確認いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 民間保育園等に係る市上乗せ負担につきまして、保育料の国庫補助基準額に対します市基準額との差額が主なものです。 10月からの幼児教育・保育の無償化に伴い、3歳以上の保育料は市の上乗せ分はなくなりますが、3歳未満の子の保育料の市の上乗せ分は無償化とならないため、この部分についての市の負担は残ることとなります。来年度以降の市上乗せ負担につきまして、昨年度の実績をベースに試算いたしましたところ、平成30年度決算額で2億8,324万4,000円であったものが、おおむね1億3,000万円となります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉村美幸君。 ◆(吉村美幸君) ありがとうございます。 じゃあ次に、74ページのところに基金の状況があります。この基金の状況の中で何点かお聞きいたします。 まず、財政調整基金の推移についてなんですけども、ここに出てるのは29年、30年、30年度末しか出ておりませんが、ちょっと平成17年度から調べておりまして、17年度が14億円、19年が17億円、ずっと右上がりで平成23年度が32億円のピークとなって、28年、27年がずっと下がっております。そして29年が24億円、そして平成30年が26億円となっております。越前市の財政規模から見まして、どの程度の財政調整基金が適切な基準となるのかお伺いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長大蔵稔雄君) 財調基金の適切な金額は幾らかとのお尋ねでございます。 財政調整基金の適正額につきましては、国におきましても数値の設定はされておらず、統一されていないのが現状でございます。本市では、財政調整基金の適正額は標準財政規模の5%程度である10億円が適正であるとして、行財政構造改革プログラムにおいて目標設定をしておるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉村美幸君。 ◆(吉村美幸君) 次に、庁舎建設基金が、ことしの10月で庁舎が建設されて、この部分はほぼ0の状態になると思うんですけれども、積立基金の減額が予想されます。この基金率というのは、余り皆さん知らないとかって言われてますけれども、基金率に相当の影響を与えますが、いかがお考えなのかお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長大蔵稔雄君) まず、庁舎建設基金でありますが、新庁舎建設のため財源を積み立てるために、平成17年10月に条例を制定いたしまして、条例制定時には8億2,600万円、以降、新庁舎建設に向けて計画的に積み立てを行いまして、平成25年度末には19億6,000万円まで積み増しました。新庁舎の建設に伴い取り崩しまして、平成30年度末には11億4,000万円となっていると。これを今後、新庁舎の建設の財源に令和2年度まで活用していきたいと考えております。 議員お尋ねの基金率ということでございますが、一般的な財政指標ではございませんが、議員からお聞きした定義では、積立基金残高を標準財政規模で除したものということでございますので、この庁舎建設基金の活用によりまして基金全体額が減少しますので、その基金率というのも減少するということかなというふうに思います。しかしながら、計画的に積み立ててきた基金を予定どおり計画的に活用した結果だというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉村美幸君。 ◆(吉村美幸君) じゃあ、また庁舎建設基金についてお聞きいたします。 庁舎建設基金は幾らぐらい投入し、建設費はトータル的にどれぐらいになったのか、また特例債は一体全体でどのくらい充てるのか、お聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長大蔵稔雄君) 本庁舎の建設につきましては、事業費の総額は全てが完成する令和2年度末に約69億8,000万円となる予定でございます。その財源は、庁舎建設基金の充当額は約10億7,000万円、合併特例債の発行額は約51億1,000万円、その他の起債や国庫補助金などで約6億円となる見込みでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉村美幸君。 ◆(吉村美幸君) 今、庁舎前広場の整備費用というのが令和2年の予算だと思いますが、どれくらいなのかお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長大蔵稔雄君) 庁舎前広場につきましては、令和3年3月末の完成に向けまして、本庁舎及び別館を解体後、速やかに着工する予定でありまして、事業費は今議会の債務負担行為、9月補正でお願いしております5億4,579万円の見込みでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉村美幸君。 ◆(吉村美幸君) ありがとうございます。 次に、地域自治振興基金についてお聞きいたします。 平成29年度が1,000円で、平成30年度が0円です。平成30年度末現在で1,000円となっております。平成28年度は4,818万3,000円となっております。この内容をお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森総務部長。 ◎総務部長小森誠司君) 地域自治振興基金につきましては、地域自治振興事業に不足が生じたときにその財源に充てるために創設された基金でございます。 地域自治振興事業の基礎事業に位置づけをされている狭隘道路除雪に係る交付金について、毎年当初予算において、通常予測される除雪回数として3回分を見込み、計上しておりますが、これを超える除雪が実施され、不足が生じた場合に、補正予算においてこの基金を取り崩し、交付金に充当してまいりました。結果的にこの狭隘道路の除雪費用に充当してきたというふうなことでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉村美幸君。 ◆(吉村美幸君) 狭隘道路の除雪費に充てられたということなんですけれども、ことしの冬なり、来春ぐらいに、またこの前みたいな豪雪があったときにはどのような対応をされるのかお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森総務部長。 ◎総務部長小森誠司君) 狭隘道路につきましては、地域自治振興事業の基礎事業に位置づけ、これまで自治振興会や町内会の御協力を得て除雪をしていただいた経過がございます。したがいまして、通常予測される除雪回数として、当初予算で3回分を見込み、計上しておりますが、これを超えて不足が生じた場合につきましては、基金の有無を問わず、地域自治振興事業交付金算定基準要綱に基づきまして補正予算で対応してまいりたいと考えております。(吉村美幸君「もうこれで終わります。」と呼ぶ)(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) おはようございます。 議案第51号平成30年度越前一般会計歳入歳出決算から質問いたします。4点ほどありますのでお願いいたします。 まず、79ページ、民生費、老人福祉費の中の外出支援サービス400万6,160円から質問いたします。 これ、成果報告書の43ページに、外出支援として移送用車両、いわゆる車椅子を使っている方の介護タクシー利用に対する補助金等出されております。3,308件で、実質766人の方が利用しているということはわかりましたけれども、この利用をするに当たって、利用するための詳しい条件等を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 外出支援サービスにつきましては、要介護認定を受け、在宅で生活している方で、移動全般に車椅子を必要とする方が対象となります。サービスの内容につきましては、リフトつき車両等により自宅と医療機関の間の送迎を行うもので、本市では有限会社あいぜんと4事業者に事業を委託しております。市内の医療機関の通院であれば、片道600円で利用ができます。ただし、利用回数に上限を設けております。 事業の周知につきましては、ケアマネジャーや介護福祉関係者等への周知のほか、市民の方には高齢者のガイドブックや市ホームページでお知らせをしております。また、出前講座や地区の研修会などでも説明をしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今お聞きしましたけれども、自宅と病院だけということですね。自宅と病院以外には利用できませんよということはわかったんです。それでも結構デイサービスセンターから病院へ家族とともに移動する場合、その場合も利用できないというのをお聞きしてます。在宅でいらっしゃってデイサービスを利用するってことは、今、居宅介護サービスですから、家庭で介護をしているってことが基準になってるんですね。となると、お聞きすると、家族がついていても一度家に帰り、玄関に入ってからもう一度介護タクシーを利用すれば、補助金が出ますよということをおっしゃるんです。でも、車椅子って結構重度の方が車椅子を利用するんですけれども、一度家に入ってからもう一回行く、だったらデイサービスセンターに家族が迎えに行って、一緒に移動するんだったら可能じゃないかなと思うんですけど、その辺はどうでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) ただいまのデイサービスセンターから医療機関への移動の支援につきましては、介護保険サービスの中で縛りがありまして、できないということになっております。一旦自宅へ帰っていただくということになっておりまして、こちらの要綱のほうも考えていきたいとは思いますけれども、そういったことで御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 国の介護保険制度の中でそのように決まっているということなんですけれども、やはり介護している家族にしっかりと介護をしてもらうためには、その辺を柔軟に考えるとか国に対して要望していくべきだと思いますので、その辺をもう一度考えていただきたいと思います。 それで、これ先ほどおっしゃってましたけれども、ケアマネジャーから、それから介護施設、それから介護タクシーの会社等に、あとは通知みたいなのでお知らせしてますっておっしゃってるんですけれども、これ結構知らない方がいっぱいいらっしゃいます。ケアマネジャーでもケアマネさんはいろいろいらっしゃいまして、このことを知らないケアマネもいるということで、それから介護タクシーを利用してても、介護タクシーがこういう制度があるんですよということを教えてくださればいいんですけれども、教えないということもあります。ということで、利用者自身がしっかりと理解してなければ、利用しないで終わってしまうというのが今現実なんですね。その辺に対してどういう形で対応されるのか、ちょっとお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 先ほど申し上げましたように、ケアマネジャーには研修会、事業者説明会等で事業の周知をしております。わかっていない介護タクシーの事業者等もいらっしゃるということですけれども、この事業につきましてはケアマネがわかっていただいて利用ができることになりますので、ケアマネへの事業の周知を進めてまいります。 また、介護者の方に対しましては、出前講座、地区の説明会といったところに出かけまして説明を繰り返していきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 介護者に対して、地域に出かけてとか出前講座とかおっしゃいますけれども、在宅で介護している方はそのようなところにはなかなか行けません。そういう現実があることを踏まえて行動していただきたいのと、この申請はケアマネジャーが申請しなければ、介護している本人ではだめなんですね。ということは、よほどケアマネにきちっとした形で浸透していただかなければ、使えるのに使えないという状況があります。そういう状況がなくなるためにも、全ての施設というか、要するに車椅子になった方がしっかりと理解できるような形で浸透させていただきたいと思いますので、現実に使えないでそのまま全額払っている方がいらっしゃいますから、その辺をぜひお願いしたいと思います。 それから次に同じ79ページなんですけれど、その下に介護老人住宅整備事業307万5,000円というのがあります。この事業内容を教えていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 要介護老人住環境整備事業といいますのは、在宅で生活をしている要介護3以上の方、もしくは車椅子を利用している要介護1、2の方を対象としております。これらの方が住宅改修の必要があると認められ、必要な改修を行った場合、助成を行うものです。 改修内容につきましては、介護保険サービスの住宅改修費支給に該当しないもので、具体的に申し上げますと、トイレや浴室等の拡幅、階段昇降機の設置、移動改善のための扉の新設等の工事が当てはまります。補助金額は利用される方の介護保険サービスの負担割合に準じておりまして、80万円を上限に対象経費の7割から9割を助成いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) これ、県の補助制度で半分が県から来る事業だと思うんです。それで、先ほど言ってました介護保険から出る20万円と比較して、それよりももっと重要な自宅の改修などをするということなんですけれども、これ、やはり介護保険の20万円の部分と一緒で、改修する前に申請しなければ補助金が出ないというふうに受け取ればよろしいんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 介護保険の住宅改修費支給と同様に、改修の前に申請が必要になります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) この80万円の件に関しては、知らない方がいっぱいいます。今、南地区でも在宅介護者の交流事業というのをサロンでやってるんですけれども、いらっしゃってる方全員知りませんでした。説明に来た施設の職員の方も知りませんでした。市の職員の方に説明はしていただきましたけれども、ということは、ほとんど知らないで工事に入ってしまって、それで工事が終わってから、あ、こんな補助金があったんだねという形で知る方がいっぱいいると思うんです。その辺やはり、要するに介護保険関係の事業をしている方と、それから改修する建設事業者等にもしっかりと周知していただかなければとてももったいないなと思いますので、その辺どうでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 繰り返しになりますけれども、これにつきましてもケアマネさんがよくわかっていなければならない事業です。ケアマネの研修会、また事業者の説明会、そして地域のほうでも家族介護者交流事業等もありますので、その中でも説明をさせていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) しっかりと市民がわかるような形、家族介護をしている方というのは、先ほども言いましたけど、なかなかいろんな場所に自分からは行けないんです。ということは、やはり担当するケアマネなり地域包括なりがしっかりと説明しなければわからなくなるんじゃないかなと思いますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。 次に、87ページ、民生費の中のひとり親家庭福祉費の中で、ひとり親家庭医療費助成事業3,684万3,939円から質問したいと思います。 これの事業内容というよりも、利用条件と、それから利用世帯は成果報告書の中に500と出てると思うんですけれども、それについてお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) ひとり親家庭等医療費助成事業につきましては、助成対象者を20歳未満の児童を扶養している母子家庭の母と子、父子家庭の父と子、ひとり暮らしの寡婦、かつて母子、父子家庭の親であった方、養育者と養育される児童ということになっております。母子家庭、父子家庭の父母及び児童またはひとり暮らし寡婦の各種医療保険の一部負担金を助成しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) この世帯数、先日お聞きしたら550世帯だということをお聞きしたんですけれども、これが18じゃなくて20歳までということは、20歳までのお子さんの所得がない家庭ということになりますね。20歳の方も所得がない、ということは、ひょっとしたらおうちの中で外に出られなくて生活している可能性もあるわけですよね。そういう場合、20歳過ぎたとき、21歳になったらもうその医療費の補助金はなくなるわけですけれども、その医療費の補助金と、それから親に対する助成もなくなると思うんですね。そういう場合、どうなるのか。20歳過ぎた21以降の子供と、それからその扶養してた親のその後の対応というのを教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) ひとり親家庭におきまして、子供が20歳になった後、当該家庭の子供への医療費の無償化制度につきましては現在ございません。しかしながら、ひとり親家庭における経済的困窮につきましてはもともと厳しい状況にございます。さらに、子供が成人になった後も働けずに、引き続きひとり親の収入のみで生活することが長期化いたしますと、より深刻な状況に陥る可能性がございます。 この場合、早い段階から生活困窮者に順次総合的な相談あるいは対策を講じる必要があると考えておりまして、最終的には当該子供さんが就労するまでの自立に向けた支援プログラムを計画的に実施する必要があると考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 現実に今そういう方がいらっしゃるのか、そしてどの辺まで把握してらしてて、市としてはどういう動きを本当にやって、今計画としてはあると思います。でも、現実に動いてるのかどうか、ちょっと教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) ひきこもり全体の問題あるいは8050問題につきましては、6月議会におきまして題佛議員の一般質問にお答えをさせていただいております。ひきこもりの問題、これも実態のほうはまだよくわかってないというのが現状でございます。 この問題につきましては、社会的な孤立の問題あるいは医療の問題もございますけれども、やはり生活困窮の問題、貧困の問題として対応してまいりたいと思ってございます。 支援に当たりましては、個々のひきこもりまでの原因や経緯、その環境や様態はさまざまと考えておりますので、対応方法もケースによって柔軟に考えてまいりたいと思っております。 いずれにせよ、柔軟かつ十分にアセスメントをした上で、各御家庭のおのおの状況を勘案しながら効果的な支援計画を立てることになろうかと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 理屈はわかるんですけれども、現実に20歳終わった、21になった、その家庭に対して訪問されてるのでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 御相談を越前市役所の中で受ける、あるいは社会福祉協議会の中で受けるという形でございます。そういったきっかけを持ちまして、気がかりな場合にはアウトリーチという形で御訪問させていただくことになろうかと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 切られる時期はわかるわけですよね、20歳過ぎるから。20歳になったら医療費がもうなくなりますよってことはわかるんですけれども、それでその親が相談に行かなかったらその訪問はないということですよね。それって、そのまんま行かなかったら引きずってずっと行ってしまうという形になるので、こういう機会にぜひ、20歳で切れて21からの申請をしなくてもいいんですか、どうなってるんですかというような形で、これ大変なことだと思うんですけれども、ひきこもりになる前の、その助走としてきちっと対応できるいい機会だと思うので、ぜひその医療助成制度が切れる段階での、お母さんが1人になった場合の段階での子供の状況というのをしっかりと把握するために、これから事業としてやっていただきたいなと思うんですけど、その辺どうでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 今議員おっしゃいましたように、ひとり親家庭で20歳になったという方、就労をまだしていないということになれば、途端に収入が非常に厳しい状況になることは紛れもない事実でございます。そういった形でフォローを今後ともさせていただくようにさせていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。 もう一つ聞くつもりだったんですけど、成果等決算報告書の中なので、決算書のお金が出てないのでやめときます。ありがとうございました。 ○議長(川崎悟司君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 議案第49号から議案第56号までの8案については20人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 異議なしと認めます。 よって、本8案については20人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。 お諮りいたします。 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、中西昭雄君、砂田竜一君、清水一徳君、桶谷耕一君、近藤光広君、橋本弥登志君、小玉俊一君、吉村美幸君、加藤吉則君、大久保健一君、吉田啓三君、川崎俊之君、題佛臣一君、三田村輝士君、安立里美君、大久保惠子君、小形善信君、前田一博君、前田修治君、片粕正二郎君、以上20名の諸君を指名いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました20人の諸君を決算特別委員会委員に選任することに決しました。 暫時休憩いたします。       休憩 午前10時54分       再開 午前10時55分 ○議長(川崎悟司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ================ △日程第10 議案第57号 ~ 日程第12 議案第59号 ○議長(川崎悟司君) 日程第10議案第57号越前市印鑑条例及び越前市個人番号カードの利用に関する条例の一部改正についてから日程第12議案第59号越前市粟田部体育館設置及び管理条例の廃止についてまでの3案を一括して議題といたします。 本3案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 質疑を終結いたします。 議案第57号、議案第58号、議案第59号の3案については教育厚生委員会に付託いたします。  ================ △日程第13 議案第60号 ○議長(川崎悟司君) 日程第13議案第60号市道路線認定等についてを議題といたします。 本案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 質疑を終結いたします。 議案第60号については産業建設委員会に付託いたします。  ================ △日程第14 議案第47号 ・ 日程第15 議案第48号 ○議長(川崎悟司君) 日程第14議案第47号令和元年度越前一般会計補正予算第4号及び日程第15議案第48号令和元年度越前下水道特別会計補正予算第1号の2案を一括して議題といたします。 本2案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 私のほうから1点だけお聞かせをいただきたいと思います。 補正予算書22ページでございます。 防犯対策事業150万円の予算配分がされておりますけれども、この事業内容を見ますと、自治振興会への防犯カメラの設置ということでございます。この事業内容についてお聞かせをいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 刀禰危機管理幹。 ◎危機管理幹(刀禰孝則君) 防犯カメラについての事業内容ということでございますが、これ、自治振興会といいますか、各地区のほうで主体になって設置をしていただく防犯カメラにつきまして、県の補助事業がつくようになりましたので、それに付加する形での補助事業ということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 地区を中心としたと、また県の補助が出たからというようなことで理解をするわけでございますけれども、それだけ地区のほうも要望があるのかどうか。一方的にこの地区、この地区というふうに決められているのか、そういった説明がなかったんで、もう一度お聞かせをいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 刀禰危機管理幹。 ◎危機管理幹(刀禰孝則君) 地区のほうからの御要望につきましては、今現在、国高、北新庄、王子保、坂口のほうから御要望をいただいてる状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 今現在、4地区からの要望ということでございますけれども、以前私もいろいろとそういった防犯の関係について質問もしてまいりました。それにつきましては非常に消極的な御返事しかいただいていなかったんですけれども、今回たまたま県の補助というのがあっての設置という形に私は聞こえるんですけれども。こんな防犯の体制というのは、事故が起きてから積極的に取り組むんではなくして、やはり防止する上でも、こういった防犯カメラの設置というのは今後必要になってくるんじゃないかなというような思いをいたしておりますけれども、市単独でも設置する必要があると思います。これに対して、今後の取り組み内容についてお聞かせをいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 奈良市長。 ◎市長(奈良俊幸君) まず、大きな誤解がありますので、そこのところを少し御説明させていただきますと、昨年度、全ての警察署長が全ての市長、町長に対して防犯カメラの設置を要望されております。私どもは、非常に前向きにその越前警察署の要望に対しては対応させていただいたところでありますけれども、その際にいろいろ個人情報の保護等々課題があるのも事実でありまして、そういった点については、やはり県を中心に一定のガイドラインを設けていただくことが防犯カメラ設置のための非常に重要なポイントではないかと。そのために、警察本部から県に対してそこのところをしっかり協議を進めてほしいってことを要請をさせていただきました。 今回、県が全体的な補助をつくるに当たって、その要綱の中にそういうような考えを盛り込んでくれましたので、私どもはそれをしっかり受けとめて、そこのところは県の方針に従ってやろうってことが確認できました。 一方で今回、県はぜひ防犯カメラの設置を精力的に進めたいけれども、一つ要件として、地元負担は絶対に必要だということを今回の予算措置を考えられる段階で市長、町長に直接お話をいただきました。ついては、地元負担があるところについて県は支援を行うので、そういう取り組みで今回推進を図ってほしいとお話がありました。 そこで、先ほど危機管理幹から答弁させていただいた4地区が、地元負担を伴いながらぜひつけたいというような強い、強い要請をいただきましたので、市もそれを今回支援をさせていただいて、補助をさせていただくということであります。 今回、一定の考えが県からも示されましたので、私どもはその方針に沿って今後も取り組みを進めたいと思っておりますので、県に対しては、来年度予算の中でもそういう地元の要望に応えられる予算枠を確保するように今要請を行っているところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 非常に間違った点も申し上げたかなということで思っておりますけれども。 やはり今現在では4地区ということでございますけれども、今後、何地区か年明ければ出てくるかなと思います。これらについてはまた十分な対応をしていただきたいと思いますけれども、先ほど御答弁の中にありましたように、いろんな情報が流れてしまうとか、この防犯カメラをつけることによってプライベートへの問題であるとか、いろんな問題が起きてくるわけでございますけれども、これは重々承知しておるんですけれども。これ、今各4地区につけられるということでございますけれども、これらについての管理というのは各地区の振興会がやっていくのか、そこら辺の管理の状況といいますか、管理体制についてちょっとお伺いをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 刀禰危機管理幹。 ◎危機管理幹(刀禰孝則君) 防犯カメラの設置に関しましては、設置主体であります自治会のほうで管理をいただくということになります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 各地区とも、どこへ設置するかというのもお聞きになっておられるのかおられないのか、カメラの向きによってもいろんなことも考えられますので、これらについては市が、また警察が設置の折については指導されるのか、お聞かせをいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 刀禰危機管理幹。 ◎危機管理幹(刀禰孝則君) 県や市が想定しております防犯カメラにつきましては、小学校の周辺など一定のエリアを対象といたしまして、不審者等が入りにくいまちづくりを支援をするということで、エリア全体の防犯力を向上させるということを目的としたものでございます。 具体的には、通学路でありますとか子供の遊び場、あるいは子供への声かけや街頭犯罪の発生場所等、警察と専門家との協議をいたしまして設置場所を定めるということにいたしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 子供から高齢者の方まで安心して生活ができるという方向での設置ということで理解をいたしました。 今後、先ほども申し上げましたように、各地区のほうから要望も上がってくると思いますけれども、そういった点については十分御理解をいただきながら協力いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉村美幸君。 ◆(吉村美幸君) 議案第47号の令和元年度越前市9月補正予算、2ページからお聞きいたします。 今回の一般会計補正予算を見ますと、地方交付税臨時財政対策債の落ち込みを繰越金で調整しております。これでは積立金に回す財源がないようになると思います。今回、繰越金で調整した理由と、今後税収等の一部をこれらに回すことは考えないのかをお伺いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長大蔵稔雄君) 税収の一部をこの積立金に回すことはできないのかという御質問でございます。 本年度の繰越金につきましては、予算編成事務の精度が高まったことから、合併以降最小値の7億5,300万円となりまして、繰越金は前年度に比べて約4億円減少している状況でございます。また、当初の税収を慎重に見積もった結果、地方交付税及び臨時財政対策債の決定額が当初予算よりも減額となったことで、今回9月補正におきまして繰越金をこれらの財源分に充てているところでございます。 なお、地方財政法第7条によりまして、繰越金の2分の1以上の額を財政調整基金または起債の償還に充てることとされているため、9月補正の2億円の積み立てに加えまして決算見込み値がおおむね固まり次第、個人市民税、固定資産税等が当初予算編成時より上振れしておりますので、その増収分や入札差金等の減額分を財源として、年度末までの積み立てを考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉村美幸君。 ◆(吉村美幸君) 年度末までにはきちっと積立金に回すということなので、しっかりまたチェックしていきたいと思います。お願いいたします。 以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) それでは、補正予算の所の26ページをお願いします。 単独道路維持改修事業の道路台帳整備委託料ということですが、これ、広域農道の県道振りかえに伴う台帳整備ということをお聞きしてますが、ちょっと具体的な内容をお願いをします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 伊藤建設部長。 ◎建設部長(伊藤邦明君) 道路台帳の内容につきましては、県道の昇格に当たりまして作成が必要となります。道路の平面図、横断図などの台帳整備、また照明台帳、樹木台帳、消雪台帳等の整備を行うための費用を計上しております。既存の農道台帳が活用できる部分は活用して、道路台帳を作成したいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 県道昇格にも備えるためということでありますが、区間としては、今の農道の部分もおおよそ幅的にいくと、何メーターぐらいっていいますか、平面をとられるんじゃないかなというふうに思いますが、しっかりと農道台帳のほうの活用もお願いしたいというふうに思っております。 それで、これにあわせて、ここの予算で単独道路の維持改修事業ということで、委託料しかなかったというのが、ちょっとあれって思ったところであります。 といいますのは、私もこういう立場になって、いろんな集落とかに出向いたり市民の方とお話しすると、どうしても生活に密着した道路などの維持修繕といいますか、そういった要望が多く出てきているという状況で、特にことしになって4月、5月になると、要望に行ったところはことしの予算は厳しくてという、そういった話を何件か聞いていまして、この時期に、ちょうど9月ぐらいにその要望をまとめられて補正というふうに至らないのかなというようなことを思っています。その点についてのお考え、ありましたらお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 伊藤建設部長。 ◎建設部長(伊藤邦明君) 道路の改修、側溝の整備や舗装の修繕など、地元の要望は各地区や各町内からたくさんの要望をお聞きしているのが現状でございます。今年度も限られた予算の中で緊急性、重要性を考慮して対応はしております。また、補助事業の活用も図ってまして、そのような補助事業での対応もしているところでございます。 道路は市民生活に密着した都市基盤、施設でございますので、円滑な通行や交通安全の観点からしっかり対応していきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 補助事業などに係るものはということなんですが、やはり細かい市民生活に密着したものはなかなか補助対象にならないというところもありますので、そういった、もう少し年度当初なりにいろんな要望を聞く中で、積み上げてったものを途中で追加していくということは大事な視点かなというふうに思っています。 越前市の財政規模については、自主財源、依存財源が五分五分といったところもございますし、もうちょっとそういった市民の身近なところでかかる予算をふやしたらどうかなというふうに思っております。こういった要望等を土木だけではありませんが、農林も含めて集約をしていって、途中で追加していくという考えは予算担当の部にはありますかどうか、ちょっとお伺いをします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長大蔵稔雄君) 限られた財源の中で義務的、経常的な経費を優先的に予算づけを行っておりまして、そして事業についてはその必要性、あとは優先度を見きわめ、その中でパイは限られておりますので、事業の選択と集中によって予算編成を行っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 予算は当然限られてるというところでありますが、やはり自主財源の伸びとかそういった比率、そしてまた1年間の動向、市民の要望、そういったことをよく酌み取りながら、適宜そういった追加の予算等の対応もお願いしたいということを思っています。そういったことを要望して、質問を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 議案第47号一般会計補正予算から質問いたします。 22ページの保育園費の中から、保育業務委託料642万4,000円についてお聞きいたします。 まず、事業内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 保育業務委託料につきましては、本年4月1日現在の調査で、本市の保育所等待機児童が10人であったことから、待機児童の解消に向け臨時職員等を採用するため、ハローワークや看護師協会、口コミ等で募集をしてまいりました。しかし、全国的に深刻な保育人材不足の中、年度当初から必要と見込んでいた人数に確保が至らなかったことから、人材派遣を活用いたすことにいたしました。 これまでに既決予算を活用いたしまして、7月から人材派遣の利用を開始しておりまして、9月補正予算で保育士5人分の経費を計上しております。こちらにつきましては保育士5人分となります。 なお、9月1日現在、待機児童がお一人ですが、10月1日には解消する見込みでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 派遣会社に保育士を要望したというか、お願いしたということなんですけれども、どのぐらいの派遣会社に声をかけてどのぐらいの派遣会社から対応があったのか、その辺教えていただけますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 今回、人材派遣につきましては、県内に事業所を置くことがこちらで把握できました派遣会社14社、こちらに可能性につきまして問い合わせをいたしました。そうしましたところ、2社から提供が可能ということでお返事をいただいたところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ということは、その2社の中には保育士の資格を持った方がいらっしゃったというふうに捉えればよろしいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 御相談しました段階では確保していなかったというふうにこちらは聞いております。その後、募集をされまして確保することができ、こちらに御紹介があったところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 何人かはもう面接とかをされたのでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) はい、保育士さんにつきましてはお二人面談をさせていただきましたが、お一人、今確保した状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) やはり、まだこれから、10月から保育料が無料になるということで、ますます需要が多くなる、それから越前市の場合は1歳未満の子供が多く要望してきたというのをお聞きしてるんですけれども、今後まだほかに人材確保のために対応する方法があったら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 対応としましては、待機児童解消に向けまして保育士の確保が大事と考えておりまして、このことにつきましては県にも要望し、県が県保育人材センターを10月に設置することとなりました。 県保育人材センターは、資格がありながら就職していない潜在的な保育士の確保のため設置するもので、市は把握しておりません保育士の情報を県は保有しております。対象となる資格者に対するアプローチが県では可能であるとともに、現場を長く離れていた保育士に対する研修を行うことで、各市町の不足する保育需要に対応できることから設置していただくものでございます。 今後は、この県保育人材センターと連携いたしまして、人材の確保に取り組んでまいります。また、あわせましてハローワークにも募集を継続してまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 県が人材派遣のための事業を始めるということで、多分今、潜在的に埋もれている保育士の方たちを見つけ出してくださる可能性はあるかなと思うんです。それに対して、市のほうもなるべく対応していきたいということですけれども、これは公営、公立の保育園だけじゃなくて、民間の保育園に対してもきちっと声をかけていくというふうに捉えればいいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) はい、県の保育人材センターは県内の民間、公立かかわらず、保育所、保育人材につきまして対応していただけることとなっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 民間保育園は結構多く子供さんたちを預かっているということもありますし、学童保育もされているという大変な状況になっているので、ぜひ民間保育園の方の保育士の確保にも御尽力いただけたらなと思いますので、この辺はお願いして質問を終わります。 ○議長(川崎悟司君) 質疑を終結いたします。 議案第47号については各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分についてはお手元に配付いたしてあります予算付託表のとおりであります。 議案第48号については産業建設委員会に付託いたします。  ================ ○議長(川崎悟司君) 本日はこれをもって散会いたします。 次会は明日9月6日午前10時から再開いたします。       散会 午前11時18分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│            予   算   付   託   表            ││ 総務委員会                                   ││  議案第47号 令和元年度越前一般会計補正予算(第4号)           ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳入全部                                ││     歳出第 2 款 総務費                          ││       第 9 款 消防費                          ││   第2条(債務負担行為の補正)の第2表債務負担行為補正            ││   第3条(地方債の補正)の第3表地方債補正                  ││ 教育厚生委員会                                 ││  議案第47号 令和元年度越前一般会計補正予算(第4号)           ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳出第 3 款 民生費                          ││       第 4 款 衛生費(ただし、1項4目環境対策費及び5目合併処理浄化槽 ││           費を除く。)                        ││       第10款 教育費                          ││ 産業建設委員会                                 ││  議案第47号 令和元年度越前一般会計補正予算(第4号)           ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳出第 4 款 衛生費中1項4目環境対策費及び5目合併処理浄化槽費    ││       第 5 款 労働費                          ││       第 6 款 農林水産業費                       ││       第 7 款 商工費                          ││       第 8 款 土木費                          ││  議案第48号 令和元年度越前下水道特別会計補正予算(第1号)        │└─────────────────────────────────────────┘...