鹿角市議会 2020-09-14 令和 2年第5回定例会(第2号 9月14日)
実際に、このときには、市が発令した警戒レベル3の避難準備・高齢者等避難開始情報を受け、新たに避難所に指定した交流プラザに避難された方がおりますので、周知方法に不備等はなかったものと考えております。
実際に、このときには、市が発令した警戒レベル3の避難準備・高齢者等避難開始情報を受け、新たに避難所に指定した交流プラザに避難された方がおりますので、周知方法に不備等はなかったものと考えております。
7月11日から12日にかけての大雨災害につきましては、11日から断続的に雨が降り、12日午前0時20分に災害警戒対策室を設置して警戒に当たりましたが、その後も強い雨が降り続き、12日の3時過ぎには大湯川が水防団待機水位に達し、なおも上昇傾向にあったことから、午前3時53分に大湯川流域の20地区1,552世帯に警戒レベル3の避難準備・高齢者等避難開始情報を発令いたしました。
避難指示や避難勧告に対する理解についてでありますが、近年、毎年のように大きな災害が発生し、テレビを初めとするマスコミなどにより、災害時の避難情報である「避難指示」や「避難勧告」、「高齢者等避難開始情報」の意味が繰り返し伝えられる中にあって、全国的にもいまだに理解が進まず、実際の避難行動につながっていないケースが多いことは先ほど申し上げたとおりであります。
次に、米代川堤防1号線、サイクリングロードですが、この箇所も5月18日の大雨被害により避難準備・高齢者等避難開始情報発令とともに通行どめとなりました。その後、追い打ちをかけるように、8月15日からの大雨により堤体が広範囲にわたり洗掘されました。現在は、県の河川改修工事のさなかでございますが、この箇所につきましては、過去にも大雨で堤体が洗掘され河川の氾濫を招いたことがあります。
避難誘導等については、市防災計画で定める3段階の避難情報について、市職員初動マニュアルなどで定める災害規模に応じて段階的に発令することとなっており、8月15日の大雨災害においても、警戒態勢を敷いた上で、高齢者などの避難に時間がかかる方を対象とする「避難準備・高齢者等避難開始情報」を発令し、市内8カ所の第1避難所を開設し避難者を受け入れしたほか、翌朝、避難者がご自宅に戻られるまでの間、的確に対応しております
その後、八幡平字永田地内の河川堤防の一部が崩壊し、決壊の可能性もあるため、19時10分に付近の4世帯15人と1施設26人を対象に、避難準備・高齢者等避難開始情報を発令しましたが、地元自治会の協力もあり、結果的には避難者はおらず、22時30分に同避難開始情報を解除しております。