能代市議会 2017-12-11 12月11日-02号
水質汚染の現況を見ますと1.4-ジオキサン、人の脳・腎臓・肝臓に障がいを引き起し、発がん性も疑われている物質でありますが、この1.4-ジオキサンが処分場からしみ出す水、地下水、揚水井戸、観測井戸及び複数の沢へしみ出す水から、今日なお環境基準値を超えて検出されております。汚染要因の大きなものの一つがこれら不法に埋設された大量のドラム缶にあることは、内容物の調査を待つまでもなく明らかであります。
水質汚染の現況を見ますと1.4-ジオキサン、人の脳・腎臓・肝臓に障がいを引き起し、発がん性も疑われている物質でありますが、この1.4-ジオキサンが処分場からしみ出す水、地下水、揚水井戸、観測井戸及び複数の沢へしみ出す水から、今日なお環境基準値を超えて検出されております。汚染要因の大きなものの一つがこれら不法に埋設された大量のドラム缶にあることは、内容物の調査を待つまでもなく明らかであります。
環境保全対策に必要な揚水井戸を増設するに伴って、3月議会、12月議会かな、1日最大流入量がこれまでの500立法メートルから650立法メートルに変更しておりますよね。何ぼ入れても、新しく終末処理場の処理施設を増設している以上、追いついていかないのです。おかしいですよね。そういうふうな計算のもとで、あなたたちが決めた一時貯留施設というのは実現可能なものなのでしょうか。
また、処理水の公共下水道への区域外流入につきましては、県から1月16日付けで平成27年度分の受入許可と使用料の免除について協議文書が提出され、この中で、揚水井戸の増設に伴い、1日最大流入量が500立方メートルから650立方メートルに変更されております。
初めに、去る6月5日に開催された第25回能代産業廃棄物処理センター環境対策協議会の概要について、当局から、25年度の水質等調査の結果、全般的に水質は良くなっているが、新たに設置した揚水井戸、観測井戸の一部からは、環境基準値を超えた1,4-ジオキサンが検出されている。
今年度は、高濃度の揮発性有機化合物を含む保有水が確認された第5処分場に揚水井戸を設置するとともに、観測井戸を設置して保有水の調査を行おうとするものであります。また、容器に入った油状物質が確認された第2処分場においては、容器等の分布状況を詳細に確認するため、追加のボーリング調査を実施しようとするものであります。
また、新たに検出された1,4-ジオキサンに対し、どのような対応を行うのか、との質疑があり、当局から、県では2本の揚水井戸を掘削し、除去作業を行うことにしており、その効果を検証しながら、23年秋ごろまでに中間報告を出したいとしている、との答弁があったのでありますが、これに対し、他の汚染物質は基準以下と考えていいのか、との質疑があり、当局から、ベンゼン等は若干基準を超えているが、これらについては遮水壁内
この中で秋田県から、新たに環境基準項目に設定された1,4-ジオキサンが広範囲に検出されているとの報告があり、緊急対策として揚水井戸を新設し、汚染物質を除去したい旨の方針が示されました。市といたしましても、蒲の沢、南沢、大館沢の利水点の3カ所、下水道への放流水と下水道処理水及び寒堤について、現行の水質調査項目に1,4-ジオキサンを追加し、県とともに監視してまいります。
また、産業廃棄物最終処分場関連環境調査の内容は19年度と同様か、との質疑があり、当局から、市が設置した3本の観測井戸があるが、遮水壁で囲われたことと、県において市の観測井戸付近に揚水井戸を設置したことから、20年度はこの調査を外しているが、それ以外は19年度と同様に蒲の沢や新蒲の沢、大館沢の原水と下流のほか周辺の湖沼の水質調査を実施する、との答弁があったのであります。
また、1月23日には第10回環境保全対策部会が開かれ、県から実施計画に基づいた環境保全対策工事の現況の報告等があり、年度内で終える予定の遮水壁、揚水井戸、水処理施設の工事の進捗状況、主要施設の設置の完了の説明がなされました。説明を受けた委員側からは、地元との連携を密に情報公開を行い、適切な維持管理をと県に対して要望しております。
遮水壁、揚水井戸、水処理施設などのハードの完成により処分場全体が囲われ、産廃物を封じ込めつつ、水処理ができるとのことですが、どのような遮水壁であっても完全というものではなくて、かつて豊島、田子町を訪問したときの専門家は、5%~10%の漏水はあるだろうと話していました。つまりハード工事は汚染拡大防止のためのとり得る次善の手段なのです。市では、遮水壁の安全性をどのように考えていますか。
この結果を踏まえ、県では遮水壁が設置されていない東側及び大館沢側に遮水壁を設置し、汚染地下水をくみ上げ処理するため、揚水井戸を設置することとしたものであります。
また、汚染拡散防止として揚水井戸とともに遮水壁設置工事が挙げられています。事業の予定期間に照らし合わせ優先順位を考えるならば、最も優先されるべき事業がこの遮水壁設置工事ではないでしょうか。
十六ページ、十七ページ、十八ページは処分場内の地下水質の変化でございまして、それぞれ物質ごとに記載して表であらわしておりますけれども、傾向としては三号揚水井戸、あるいは七号揚水井戸、一号揚水井戸で比較的高く検出されております。十九ページではその地下水の調査地点図ということで三十二カ所の位置図を配置してございます。
まずは秋田県が不適正処理を認めたことを受け、処分場全体を遮水壁で囲み汚染地下水を揚水井戸でくみ上げ処理するなどの処置が急務であるとの住民五団体の意見の一致があり、県の環境対策案を了承したものであります。
こうした構造に加え汚水の外部への浸出を未然に防止するためには遮水壁の外側の地下水よりも内側の水位をできるだけ低下させることが有効であることから、現在実施している揚水井戸による地下水のくみ上げ処理を引き続き実施することとしております。
と述べた上で、「処分場東側の対策については、揚水井戸(バリア井戸)を先行的に設置した上で、その汚水を汲み上げ処理することによる効果を見きわめながら、遮水壁の延長を検討すべきである。」
昨年九月定例会で、県の同センターに対する環境対策についての基本的な考えについて報告しておりますが、県では同センターが当事者能力を失ってから公害防止上から環境保全対策を講じ、また今後相当長期にわたり維持管理を行うとともに、所要の環境保全対策を実施していくことを表明し、それ以降も新処分場の汚水、ガス漏れの補修工事、また、現在は汚水送水管の敷設工事や新処分場の汚水をくみ上げるための揚水井戸の設置工事を施工
しかし、協定に基づいて事業者が実施している遮水壁内の揚水井戸などの場内の地下水の水質調査などは原因究明に資する調査となりますので、それらの結果を報告させ、地下水の状況を引き続き把握、監視しております。
この処理場内水収支計算書によれば、一つには、二つの終了地と一産廃処分場からの浸出水量は一日当たり計七十立方メートル、二、蒲の沢、大館沢から送水される浸出水量は一日当たり計百三十五立方メートル、三、遮水壁内に設置された揚水井戸からの揚水量は推定で一日当たり五十立方メートル、四、新処分場の浸出水量が計画では一日当たり五十立方メートルとされており、合計一日当たり三百五立方メートルの水処理量となっております
処分場内の地下水からは、あの三十町歩の敷地内の至るところから、発がん性有害物質トリクロ、テトラなどが検出され、特に揚水井戸一号からは地下水基準の約二十二倍のトリクロ、テトラが検出されております。また、能代市が実施している大館沢斜面のボーリング井戸からもトリクロ、テトラが検出されているばかりか、地下水基準の約六倍から十倍の鉛、約三倍の総水銀、そして砒素などが検出されております。