鹿角市議会 > 2021-02-04 >
令和 3年第1回定例会(第2号 2月 4日)

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  1. 鹿角市議会 2021-02-04
    令和 3年第1回定例会(第2号 2月 4日)


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    最終取得日: 2022-12-30
    令和 3年第1回定例会(第2号 2月 4日)     令和3年2月4日(木)午前10時開会   開議  第1 議案質疑      議案第2号から議案第29号まで       質疑  第2 議案及び請願・陳情の付託   散会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 議案質疑      議案第 2号 市道路線の変更について      議案第 3号 鹿角市民センター条例の一部改正について      議案第 4号 特別職職員非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の             一部改正について      議案第 5号 一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部             改正について      議案第 6号 一般職職員の給与に関する条例の一部改正について      議案第 7号 鹿角新型コロナウイルス感染症対応資金利子補給基金条例の             制定について
         議案第 8号 鹿角市立学校設置条例の一部改正について      議案第 9号 鹿角市立市民プール条例の一部改正について      議案第10号 鹿角保育園設置条例の一部改正について      議案第11号 鹿角児童クラブ館条例の一部改正について      議案第12号 鹿角放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を             定める条例の一部改正について      議案第13号 鹿角家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める             条例の一部改正について      議案第14号 鹿角特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関             する基準を定める条例の一部改正について      議案第15号 鹿角介護保険条例の一部改正について      議案第16号 鹿角指定居宅介護支援等事業の人員及び運営に関する基準             を定める条例の一部改正について      議案第17号 鹿角観光ふるさと館条例の一部改正について      議案第18号 鹿角自然休養管理センター条例の廃止について      議案第19号 鹿角下水道事業設置等に関する条例の一部改正について      議案第20号 令和2年度鹿角一般会計補正予算(第14号)      議案第21号 令和2年度鹿角介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第22号 令和2年度鹿角上水道事業会計補正予算(第2号)      議案第23号 令和2年度鹿角下水道事業会計補正予算(第1号)      議案第24号 令和3年度鹿角一般会計予算      議案第25号 令和3年度鹿角国民健康保険事業特別会計予算      議案第26号 令和3年度鹿角後期高齢者医療特別会計予算      議案第27号 令和3年度鹿角介護保険事業特別会計予算      議案第28号 令和3年度鹿角上水道事業会計予算      議案第29号 令和3年度鹿角下水道事業会計予算   2 議案及び請願・陳情の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(15名)        1番  戸 田 芳 孝 君     3番  安 保 誠一郎 君        4番  田 口   裕 君     5番  成 田 哲 男 君        7番  児 玉 悦 朗 君     8番  中 山 一 男 君        9番  金 澤 大 輔 君    10番  栗 山 尚 記 君       11番  吉 村 ア イ 君    12番  宮 野 和 秀 君       13番  浅 石 昌 敏 君    14番  倉 岡   誠 君       15番  田 中 孝 一 君    16番  兎 澤 祐 一 君       17番  田 村 富 男 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(2名)        6番  舘 花 一 仁 君    18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    総務部長      佐 藤 康 司 君  総務部付部長待遇  奈 良 巧 一 君    市民部長      中 村   修 君  健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君    産業部長      田 口 善 浩 君  建設部長      渋 谷 伸 輔 君    教育部長      加 藤   卓 君  総務部次長     大 里   豊 君    市民部次長     佐羽内 浩 栄 君  健康福祉部次長   村 木 真智子 君    産業部次長     花 海 義 人 君  会計管理者     黒 澤 香 澄 君    教育次長      花ノ木 正 彦 君  政策企画課長    阿 部 正 幸 君    政策企画課政策監  北 方 康 博 君  政策企画課政策監  守 田 敏 子 君    財政課長      渡 部 裕 之 君  税務課長      相 川   保 君    すこやか子育て課長 児 玉   充 君  あんしん長寿課長  金 澤 寛 樹 君    あんしん長寿課政策監                                   阿 部 美沙子 君  産業活力課政策監  黒 澤 香 澄 君    産業活力課政策監  成 田 靖 浩 君  監査委員事務局長  畠 山   修 君    農業委員会事務局長 金田一 延 寿 君  選挙管理委員会事務局長            相 馬   天 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      金 澤   修 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       海 沼 雄 一 君    主査        青 山 智 晃 君      午前10時00分 開議 ○議長宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第2号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 議案質疑議長宮野和秀君) 日程第1、これより、議案に対する質疑を受けます。  議案の件数が多いため、ある程度区切って進めてまいりますので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。  初めに、議案第2号市道路線の変更について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第3号鹿角市民センター条例の一部改正について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第4号特別職職員非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてから、議案第6号一般職職員の給与に関する条例の一部改正についてまでの3議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第7号鹿角新型コロナウイルス感染症対応資金利子補給基金条例の制定について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第8号鹿角市立学校設置条例の一部改正について及び議案第9号鹿角市立市民プール条例の一部改正についての2議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第10号鹿角保育園設置条例の一部改正について及び議案第11号鹿角児童クラブ館条例の一部改正についての2議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第12号鹿角放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてから、議案第14号鹿角特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部改正についてまでの3議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村議員。 ○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。  議案第13号の鹿角家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてなんですけれども、この鹿角家庭的保育事業をやっている方は現在何件あるかと、それからどれくらいの方が利用されているか、お願いいたします。 ○議長宮野和秀君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長豊田憲雄君) 現在、市内ではこの条例に基づいて運営をしている施設はございません。 ○議長宮野和秀君) よろしいですか。吉村議員。 ○11番(吉村アイ君) 前にあったと思ったんですけれども、そこはやめてしまったということですか。私の記憶違いだとすれば、どういう事情でなくなったか、お知らせください。 ○議長宮野和秀君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長豊田憲雄君) 以前やっていたものは今はやっていなくて、昨年、一昨年あたりから新しい方がやっているんですけれども、「ぴよっこえん」という名前です。それは、この条例ではなくて、前からあった市の要綱に基づいて行っておりまして、その施設を仮に入れると1施設ということになります。利用者も今のところ1人です。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第15号鹿角介護保険条例の一部改正について及び議案第16号鹿角指定居宅介護支援等事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての2議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。戸田議員。 ○1番(戸田芳孝君) 1番戸田でございます。  議案資料の30ページ、31ページを同時にご覧ください。  令和3年度からの保険料の改定についてなんですが、前回3年前の第7期介護保険事業計画の際に約6.8%の引上げをしました。そして、今回新年度からの第8期計画では、それ以上のアップ率で約11%のようです。今コロナ禍において、収入が減って生活が苦しい方とか、また、年金暮らし高齢者からは年金が増えないのに保険料が高くなるのは困るという声も上がっております。  まずお伺いしたいんですが、今回のこの保険料引上げの理由と経緯、なぜこれだけの増率になったのか。その辺を2点お聞かせください。 ○議長宮野和秀君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長豊田憲雄君) ちょっと聞きづらかったので確認ですが、保険料が上がった理由ということでよろしいですか。(「理由と経緯と、これだけ高くなった増率について、その辺の根拠もちょっと教えてください」の声あり)  まず、理由につきましては、第8期計画における介護給付サービス見込みをもとに、どれだけの金額がかかるかという全体の向こう3年間の総体の給付費を想定しまして、それに基づいて国、県あるいは市、個人がそれぞれ負担する割合が決められているわけですけれども、その割合に応じて必要な、個人が負担しなければならない保険料を算定しまして、それを個人に振り分けるような形に最終的にはなるわけですけれども、そういう形で算定をしております。実際それによって出た金額につきましては、7,000円を超える金額になるわけですけれども、7,000円というとやはりちょっと高いというイメージもあるものですから、できるだけ抑えるということで、現在ある基金を半分ほど使わせていただいて、基準額のところで6,980円という金額を出しております。  コロナ禍もありますけれども、低所得者に関しましては、現在も軽減措置を行っております。これをまた3年間延長するという方向で金額を決定しておりますので、第1段階から第3段階の低所得者に関しましては、月額で200円とか300円のアップということになりますので、その辺は被保険者の方々にご理解をいただくしかないと。十分説明をしていきたいと考えております。 ○議長宮野和秀君) 戸田議員。 ○1番(戸田芳孝君) 今、基金を取り崩してというお話もありましたけれども、本市の住民の所得水準って決して高いわけではありませんし、住民が生活していく上での保険料負担となると非常に家計への影響も大きいかと思います。自治体によってはその辺を考慮して、一般会計からの繰入れをするとか、公費で賄っているところもあるようなんですけれども、本市もそのような選択をして据置きできなかったのか、その辺もちょっとお考えをお聞かせください。 ○議長宮野和秀君) あんしん長寿課長。 ○あんしん長寿課長金澤寛樹君) あんしん長寿課の金澤です。  保険料を軽減するために一般会計からの繰入れをしてはどうかというご質問かと思いますけれども、基本的には介護保険料は国、県、市、そして40歳以上の被保険者であります第2号被保険者、それと65歳以上の第1号被保険者からの保険料で賄うという制度となっておりますので、これまでお支払いいただいた保険料について、もし多く保険料を納入していただいた分は、次の計画を策定する中でできるだけ軽減させるという考え方をしておりますので、今回もそのような措置をしているという状況です。  また、一般会計からの繰入れというのは、制度上基本的には禁止されております。  以上です。 ○議長宮野和秀君) 戸田議員。 ○1番(戸田芳孝君) もう1点。先ほど基金からの繰入れが半分とおっしゃっていましたけれども、今、基金残高はどれくらいあるのでしょうか。その辺だけ教えてください。 ○議長宮野和秀君) あんしん長寿課長。 ○あんしん長寿課長金澤寛樹君) あんしん長寿課の金澤です。  6期と7期計画においても、保険料上がり幅を抑えるために基金を取り崩すということをしてまいりました。これにより、7期の当初は約1億9,000万円ほどあったものが、現在約7,000万円ほどとなっていると認識しております。取り崩すということは、先ほども申し上げましたが保険料の軽減をするために取り崩すというところでしたので、計画上は順調に取崩しが行われたと考えております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第17号鹿角観光ふるさと館条例の一部改正について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第18号鹿角自然休養管理センター条例の廃止について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第19号鹿角下水道事業設置等に関する条例の一部改正について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第20号令和2年度鹿角一般会計補正予算(第14号)について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第21号令和2年度鹿角介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第22号令和2年度鹿角上水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第23号令和2年度鹿角下水道事業会計補正予算(第1号)の2議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第24号令和3年度鹿角一般会計予算について質疑を受けます。  初めに、条文から歳入全款について質疑を受けます。質疑ございませんか。兎澤議員。 ○16番(兎澤祐一君) 16番兎澤です。  まず、来年度の予算の税収の見込みについてなんですが、新型コロナウイルス影響が相当あるのではないかと私は感じているんですけれども、その辺の状況をお知らせください。 ○議長宮野和秀君) 税務課長。 ○税務課長(相川 保君) 税務課長の相川です。  まず、令和3年度の市税見込みに当たりまして、新型コロナウイルス影響をどう捉えたのかということだと思いますけれども、個人市民税では、本市の総所得金額構成内訳を見ますと、全体の84%を事業所得が占めているといった状況です。そのため、税額の影響が最も大きい所得区分ということになっておりますけれども、この市民税所得割の予測に関しては給与所得伸び率をどう見込むか、その辺がポイントと言われておりました。今回の感染症拡大によって経済の影響という部分では、内閣府のほうでも経済報告等リーマンショック時の過去最低水準を超えるマイナス幅を想定したということもありましたので、我々においてもその当時の所得変動状況を参考にしながら、同等の影響があると見込みまして、その結果、令和2年度の給与所得額、前年比率でありますけれども93.9%、この伸び率で想定して計算をしてきたところであります。  このほか、営業所得等もございますが、これも同様にリーマンショック時当時の影響を参考に捉えまして82.4%ほどの前年度の伸び率で今回の市税を計算させていただいております。 ○議長宮野和秀君) 兎澤議員。 ○16番(兎澤祐一君) それによって全体予算に対する依存財源自主財源の比率も変わってくるのではないかなと考えているんですが、その辺の状況はどのようになっていますか。 ○議長宮野和秀君) 財政課長。 ○財政課長渡部裕之君) 財政課長の渡部です。  自主財源依存財源の割合でありますが、自主財源については29.6%、依存財源としては70.4%ということで、前年度と比較しますとおおむね横ばいという状況になっております。 ○議長宮野和秀君) 兎澤議員。 ○16番(兎澤祐一君) それと、やはり一番気になるのがこの苦しいというか、財源の中でやっていかなきゃならないという部分だと思うんですが、この令和3年度の予算で目玉になるような施策なりそういうものがありましたらお知らせください。 ○議長宮野和秀君) 政策企画課長。 ○政策企画課長阿部正幸君) 政策企画課長の阿部です。  令和3年度予算における目玉事業ということですけれども、当初予算の市長の記者会見の発表にも入れておりますが、大きく3点、力を入れる事業として整理しております。1つは、従来からの継続になりますが、このようなコロナ禍状況ではありますけれども、産業力を強化しまして地域経済を活性化していくというところで事業を組んでおります。それから、2つ目は、人口構成の若返りということで結婚応援の部分で出生率を上げるために婚姻率の上昇につながるような対策として、新たに支援金等事業を措置しております。もう1つは、これも従来からになりますが、移住です。移住プラス関係人口に力を入れていきたいと思っていますが、人口減少を抑えるために、今のこのコロナ禍の中で地方への関心も高まっていますので、今まで以上に移住促進に力を入れつつ、これまで転出した若い方にアクセスができませんでしたけれども、そういった方とネットワークを図ってUIターンを促進していくという、以上3点に力を入れていきたいと考えております。 ○議長宮野和秀君) よろしいですか。(「はい」の声あり)  ほかにございませんか。田口議員。 ○4番(田口 裕君) 項目としては繰入金がいいんでしょうかね。財政関係で、基金関係で少し質問いたします。  今回、38ページの財政調整基金が7億8,000万円の繰入れの計画になっております。今回、コロナ関係でも対策で国の財政出動、併せて県、鹿角市もこういう資金が必要になっています。ここ何年かの状況を見ると、こういう対応というのは必要になっているのか、やはり繰り返しいろいろなことが出るなと思っていますが、少し気になっているのは、当初予算の概要もひとついただいていますが、この7ページに基金の残高の状況が出ています。先ほど兎澤議員からも質問がありましたが、ちょっと今回この概要書の中に主要事業の添付がなくて、鹿角市が今年主に何をやるかというのはほとんど分かりません。委員会ごとには議案の内容が説明されましたが、少し残念に思っています。やはり全体のうち今年はどれを主体にやってどこに、先ほど担当のほうから3つの項目の主体の話がありましたが、そういうものをやはり開示していただきながら議論をするのがいいのかなと思っています。この後でもそれをお願いしたいと思っています。  それで、基金関係ですが、7ページにあるところで、財政調整基金から奨学金貸付基金まで、令和2年度の2月補正後には42億円あります。それが令和3年度末には残高見込みで32億円という、今年度はやはり基金からの繰入れ、操出しが多くなるのかなと思っています。決算の状況を見ると、毎年見込みよりは基金の積立てが増しになっていますので、昨年ぐらいだと7億円ぐらい積み増しになっているようですけれども、いずれ動きはあるにしても少しこの基金の減が気になっております。  それでちょっと調べてみましたら、平成29年度の残高が総額で60億円ありました。これは前の一般質問で話をさせていただきましたが、標準財政規模の目安というのがやはりどのぐらいあるのかなということで、鹿角市の担当のほうにいろいろな勉強をさせていただきましたが、10%を目安にしているということでしたが、現在、全国の平均は16%で、あるところでは20%を目安にしたほうがいいよという指導もありました。やはりここのところ、これからいろいろな突発のものが、災害を含めて出ることが予想されますけれども、この財政調整基金の確保というのは非常に大きな課題にこの後なっていくと思いますが、その辺は7次総の中で中期財政計画等も組んでいると思いますけれども、どういうふうにしてこの基金の確保を図りながらやっていこうとしているのか、説明をお願いします。 ○議長宮野和秀君) 財政課長。 ○財政課長渡部裕之君) 基金についてでありますけれども、令和2年度の残高につきましては24億円程度まで決算的には復元をしたと。やはり当初予算の段階ではどうしても財源として見込むものがある程度限られてくるものですから、厳しめに見た結果で当初予算を組んでいる状況もございます。そういう中で、今回基金が当初予算では7億8,000万円という状況です。ちなみに、昨年度の当初予算ですと7億5,000万円ですので、3,000万円ほど増えているという状況であります。  今後の財政見通しの中で、基金の確保につきましては、当然ながら特定財源普通交付税特別交付税などの財源見込みながら財政運営は進めてまいるわけでございますけれども、その中で基金の確保というのは田口議員がおっしゃられるとおり突発的な事情に、今現在コロナ禍においてもかなり支出のほうが見込まれておりますが、必要な財源となりますので、そういった特定財源あるいは交付税等の財源、そしてまた、コロナが回復に至りますれば市税等の回復も見込まれるわけでありますので、そういう財源を総合的に捉えながら積立てをしてまいりまして、従来から述べております財政調整基金残高1割ないし2割程度は確保してまいりたいと思います。  ちなみに、令和2年度は20%を超える財政調整基金残高で、これは標準財政規模に対する割合になりますが、これを確保している状況でありますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長宮野和秀君) 田口議員。 ○4番(田口 裕君) 基金の中身はほとんど目的別基金で、大きいのでまちづくり基金と企業立地促進基金があるんですが、この2つもやはり大分いろいろな建物を建ててきた経緯もありまして、基金がこの財源を充てているということもあって、やはり下がってきています。やはり私はこの財政調整基金の残高の確保というのは、あらゆるものに特定をしないで対応する、市がすぐ動かせる財源ですので、これはきちっとやはり対応し、確保していかなければならないと思っています。  今、ご説明があったように、令和3年度はそういう状況ですが、この後も何年でどういうふうに確保するという計画というのはつくってあると思いますけれども、その辺は今どうなっていますか。 ○議長宮野和秀君) 財政課長。 ○財政課長渡部裕之君) 今後の計画という部分でありますが、新しい総合計画の前期基本計画の策定の中におきまして、財政見通しのほうを作成いたしておりますが、その中におきましては財源的な部分の活用というところで基金の活用も見込んでおりますので、その中におきましては財政調整基金につきまして、それからまちづくり基金も含めまして、基金の活用状況について一定程度見込んでおります。5年後の基金残高につきましては、ちょっと一定程度見込んだ中で活用を進めるということにしておりまして、残高としましては、十分5年後において残った中で財政運営を進めていくという方向で考えています。 ○議長宮野和秀君) よろしいですか。(「はい」の声あり)  ほかにございませんか。吉村議員。 ○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。  23ページの使用料のところの大湯ストーンサークル館使用料の展示ホール観覧料について、この間の説明でストーンサークル館の観覧料を増やして予算立てたということなんですけれども、このことは世界遺産登録と、それから例えばコロナが収束したとしても年内の外国人観光客はちょっと見込めないということもあるので、このことに関してはどのくらいの予測を立ててこの使用料にしたか、お尋ねいたします。 ○議長宮野和秀君) 教育次長。 ○教育次長(花ノ木正彦君) 大湯ストーンサークル館における展示ホールの観覧料についてですけれども、令和3年度の予算見込みにつきましては、コロナ収束を基準として捉えておりまして、世界遺産の登録の機運の高まりとともに相当数の人数が増えるだろうということで、おおよそ2万8,000人という形での試算をしております。その中で、展示ホールは有料分になりますけれども、これまでの実績を鑑みまして、その40%程度がホールの観覧料に該当するものという形で試算をしております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、歳出について質疑を受けます。  初めに、1款議会費及び2款総務費について質疑を受けます。質疑ございませんか。田口議員。 ○4番(田口 裕君) 予算書の67ページの移住促進事業について質問をします。  中ほどの右のページの0545の項目ですが、2,700万円という移住促進で、非常に移住促進関係では鹿角に移住された方含めていろいろな取組をされて、非常に頑張っていただいているなと思って感謝しています。今回、こういう予算でさらに移住を進めて交流人口・関係人口の増を含めて取組をするということで進められているわけですが、今回のこの中身でちょっと説明をお願いしたいと思っています。  今回、会計年度の任用職員を置いて、施設の管理委託料や建物の借り上げ料があります。それから、これはどこの場所なのか、どういう借り上げなのかその辺と、あとは推進業務の委託料とお試し移住ツアーの委託料が出ていますが、これは委託先はどこでどういう形になるのか、ちょっと事業の内容について説明をお願いします。 ○議長宮野和秀君) 政策企画課政策監。 ○政策企画課政策監(守田敏子君) 政策企画課政策監の守田です。  移住促進事業におきます建物の借り上げ料につきましては、移住コンシェルジュ3人分のアパート、居住場所の借り上げ料となっております。  それから、移住促進業務委託料につきましては、元移住コンシェルジュが立ち上げました移住を促進するNPO法人であります「かづのclassy」への移住促進業務の委託料となっております。  会計年度任用職員の費用は、移住コンシェルジュ3人分の費用となっております。  あと、施設管理委託料につきましては、お試し住宅という移住を希望される方が一定期間、本市での生活を体験するための住宅を備えておりますので、そちらの管理委託を地元の不動産事業者に委託しているものです。  それから、お試し移住ツアー委託料についてでありますが、次年度も出会い応援ツアー等、合同で行う移住ツアーのほか、子育てママ応援ツアーを引き続き実施する予定としております。  委託先ですが、子育てママ応援ツアーにつきましては、一般社団法人日本シングルマザー支援協会が委託先となっております。それから、出会い応援ツアーにつきましては、委託先が限定されているわけではございませんけれども、今年度で言いますと、日本結婚支援協会にお願いをしておりました。それから、地元での手配はあんとらあにお願いしております。  以上です。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。田口議員
    ○4番(田口 裕君) ちょっと確認ですけれども、今のお試し移住ツアー、これは地元の不動産事業者に委託しているという話でしたが、どこになりますか、具体的には。  それから、基本的にはそうするとベースはかづのclassyを中心にいろいろな展開をしていくということになるんですか。その辺はどうなっていますか。 ○議長宮野和秀君) 政策企画課政策監。 ○政策企画課政策監(守田敏子君) お試し住宅の管理運営を地元の不動産事業者にお願いしておりますが、地元の不動産事業者9社と協定を結んでおりまして、その代表であるたくみ不動産のほうにこちらの住宅の管理はお願いしております。  それから、移住促進につきましては、段階的にNPO法人かづのclassyへの委託を増やしていきまして、将来的には民間主体での移住促進がますます活性化していく方向につなげていきたいと思っておりますので、現在の移住コンシェルジュの配置と併せて連携しながら進めていきたいと考えております。 ○議長宮野和秀君) 田口議員。 ○4番(田口 裕君) 1つ質問に答えてもらっていないんですが、移住ツアーの委託先というのはどこですかというのと、あと、今回こういう移住促進予算を大きく見て取組を進めるわけですが、今年度どのぐらいの人数を、移住を目標にしたとか、具体的なその目標というのは設定してあるんですか。 ○議長宮野和秀君) 政策企画課政策監。 ○政策企画課政策監(守田敏子君) 移住ツアーの委託料につきましては、先ほども申し上げましたとおり、出会いツアーにつきましては、今年度で申し上げますと日本結婚支援協会というところにお願いしておりましたし、次年度予定しております子育てママ応援ツアーにつきましては、一般社団法人日本シングルマザー支援協会のほうを予定しております。  それから、移住の目標についてですけれども、若い世代を中心に移住者を増加させたいと思っておりますけれども、こちらの窓口を通して移住してくださる方の人数になりますけれども、年58人を目標として考えております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。吉村議員。 ○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。  同じページの69ページの若者世代ふるさとネットワーク構築事業というところなんですけれども、ここの中で、ふるさと便送付業務委託料というのがありますよね。若者世代ふるさとネットワーク事業の中でこのふるさと便の内容が分からなくて。それから、ここでいう若者世代とは何歳ぐらいまでを想定しているか、教えてください。 ○議長宮野和秀君) 政策企画課政策監。 ○政策企画課政策監(守田敏子君) 若者世代ふるさとネットワーク構築事業についてですが、こちらは高校卒業後、就職や進学で県外へ転出した19歳から25歳の方を対象に考えております。この中で特産品の送付、ふるさと便送付についてでありますけれども、新生活を応援するふるさと便として、米などの地元の特産品を送付するということを予定しております。 ○議長宮野和秀君) 吉村議員。 ○11番(吉村アイ君) この委託先は、ふるさと納税の関係で委託している会社と同じですか。 ○議長宮野和秀君) 政策企画課政策監。 ○政策企画課政策監(守田敏子君) まだ決定しているわけではありませんが、地元ではふるさと納税を取り扱っている事業者にスキルもあると考えておりますので、そこも含めて検討していきたいと思っております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。成田議員。 ○5番(成田哲男君) 5番。  ページを戻って、67ページのコード0537結婚新生活支援事業についてお聞きします。  結婚された方々の住宅に対する支援と、それからほかのいろいろな面での負担を軽減するということなんですが、対象になる項目についてお聞かせください。 ○議長宮野和秀君) 政策企画課政策監。 ○政策企画課政策監(北方康博君) 政策企画課政策監の北方です。  対象となる事業でございますが、婚姻に伴う住宅取得費用または賃貸住宅の借上料、あと引っ越しの費用等となっております。 ○議長宮野和秀君) よろしいですか。  ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、3款民生費について質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村議員。 ○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。  101ページの0102戦没者顕彰開催事業というところをお尋ねいたします。  昨年はコロナ関係でいろいろなもの、慰霊碑のこの顕彰も中止になりましたけれども、この戦没者に関する……この会もだんだん縮小してきて、いろいろな問題が出てきております。それで、この会に対して、例えば孫の代とかいろいろなことを考えて今やっていますけれども、このことに関しての予算について、今後のことを考えた予算状況はどうでしょうか。 ○議長宮野和秀君) 健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(村木真智子君) こちらの戦没者顕彰開催事業について、今後の見込みなんですけれども、参列する方もご高齢になってなかなか続けていくのが大変というお声を聞いております。そして、次の世代の若い方へのご参加も促すということで、会の方もいろいろ検討されているようです。来年度の開催日は8月10日の平日を予定はしておりますけれども、今後、その若い方が参加しやすいような日程とか開催の内容などを、団体の方と連携して協議を図っていきたいと考えております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。吉村議員。 ○11番(吉村アイ君) もう一つお願いいたします。  107ページの敬老会に関して、今年から敬老会の形態を変えるということで、予算の配分とかいろいろ違っていると思います。高齢者アンケート調査についても見せていただいたんですけれども、昨年はコロナ関係で開催を見送ったんですけれども、今年からそうでない開催のやり方ということで、この老人クラブ育成事業のところが敬老会に。敬老事業の敬老祝金とか百歳長寿は分かるんですけれども、老人クラブ育成事業が敬老会に代わるものかどうか、ここのところをお知らせください。 ○議長宮野和秀君) あんしん長寿課政策監。 ○あんしん長寿課政策監(阿部美沙子君) あんしん長寿課の阿部と申します。  ただいまの質問に対してですけれども、こちらの老人クラブ育成事業につきましては、敬老会事業の代わりということではございません。これはあくまでも老人クラブの育成事業という形になります。敬老会に代わった事業としましては、この敬老事業の通常の敬老祝金の継続のほかに、次のページの109ページにございます会食サービス委託料、こちらで拡充をしまして敬老事業に代わるものとしております。内容としましては、会食サービスにつきましては、通常どおり年3回以上、自治会を単位として開催される昼食を中心としたわいわいランチです。これに加えまして、敬老月間として9月と10月に特別月間を設けまして、地区のほうで敬老祝いをしていただくということで拡充を図る方向で来年度は行う予定です。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。栗山議員。 ○10番(栗山尚記君) 同じく敬老事業についてでありますが、従来の敬老会を来年度は行わないという決定は、アンケートの結果であったり、皆さんの要望を受けた上での判断だったということ、それと今ご説明があったように、代わりに各自治会等々で会食などができる機会を設ける。こういったことをしっかりと伝えないと、敬老会だけ廃止されたというイメージが広がってしまうと思うんですけれども、そういった周知についてはどのように考えていらっしゃいますか。 ○議長宮野和秀君) あんしん長寿課政策監。 ○あんしん長寿課政策監(阿部美沙子君) あんしん長寿課の阿部です。  こちらにつきましては、広報等、また、ホームページ等を使いまして、丁寧に説明をしてまいりたいと思います。それから、自治会長会議を春先に行っておりますので、そちらでも説明してまいりたいと存じます。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、4款衛生費について質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村議員。 ○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。  127ページの妊産婦の産後ケア委託料というところなんですけれども、これは一律2万円ということだったのですけれども、この事業について、もう少し詳しくお知らせください。 ○議長宮野和秀君) すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長(児玉 充君) すこやか子育て課の児玉です。  昨年まで交通費助成ということで実費分を援助していたんですが、やはりこれまでの健診も十分な支援ができていないということで、実費分だけではなくて、上限を2万円に設けまして、一律で全ての妊産婦さんに支援するという形にしております。また、手続についてもある程度簡素化をして、妊婦さんの負担を軽減した形で実施したいと考えております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、5款労働費について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、6款農林水産業費について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、7款商工費について質疑を受けます。質疑ございませんか。田口議員。 ○4番(田口 裕君) ちょっと項目で3つ質問したいと思っていますので、何とか時間をお願いしたいと思います。短くいきますので。  まず1点は、167ページの0205リモートワーク推進事業ということで、まちなかオフィスの施設改修工事をしながら事業を行うという予算が出ていますが、760万円ぐらいかけて工事をするわけですが、その内容についてどういう形になるのか、どういうことを狙いにしているのか、その点について伺います。 ○議長宮野和秀君) 産業活力課政策監。 ○産業活力課政策監(成田靖浩君) 産業活力課商工・新エネ班の成田です。  リモートワーク推進事業についてでありますけれども、今、まちなかオフィスはインキュベートフロアということで、Wi−Fiを整備して自由に使えるような形にしておるんですけれども、ただ、平日の日中しか利用できないということで、こちらのほうを土日とか、あと夜間も利用できるように、自動で認証して入れるような設備を導入したいと思っております。あと、これに伴って防犯カメラの設置とか、Wi−Fi環境はあるんですけれども、情報セキュリティーを強化するための設備を設置したいと考えております。  また、こちらを使って首都圏で働く企業の方がリモートワークをしながら鹿角で過ごすといったときに、まちなかオフィスで仕事をしていただくということに加えまして、市内企業と副業人材ということでマッチングさせて、市内の企業が不得意であるマーケティングとか販路拡大とか、そういったものを副業としてやっていただく。そういったものにつなげるような委託料というものを設けております。 ○議長宮野和秀君) 田口議員。 ○4番(田口 裕君) そうすると、今このリモートワーク事業の希望をされる会社なんかは出ているんですか。それとも、これから全く白紙で入っていくんですか。 ○議長宮野和秀君) 産業活力課政策監。 ○産業活力課政策監(成田靖浩君) 具体的にこういった企業が使いたいということは、現在のところはございません。 ○議長宮野和秀君) 田口議員。 ○4番(田口 裕君) それでは、2つ目の項目で、169ページ、0204八幡平地熱開発影響調査費の項目でありますが、昨年度もこの調査費が設定されて、調査をされているようですが、この事業の中身で、この調査の結果がいつ発表になっていくのか。まとまるのか、その辺について伺います。 ○議長宮野和秀君) 産業活力課政策監。 ○産業活力課政策監(黒澤香澄君) 観光交流班の黒澤です。  八幡平温泉影響調査の業務についてですけれども、八幡平温泉郷の7源泉について毎年調査いただいておりまして、11月に協議会を開催しまして、そちらで年間の報告をいただいておるところです。年間のまとめは3月頃にしておるところでございます。 ○議長宮野和秀君) 田口議員。 ○4番(田口 裕君) 地熱開発については、何か地熱開発事業の話が出てきているということで、温泉業者の中で懸念される声も出てきますが、その辺は今どういう形になっているんですか。鹿角でまた地熱開発をするという計画はあるんでしょうか。 ○議長宮野和秀君) 産業活力課政策監。 ○産業活力課政策監(黒澤香澄君) 観光交流班の黒澤です。  そちらにつきましては、まだはっきりとしたものはないといった状況にあります。 ○議長宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) ただいま新しい地熱を開発しようという動きはあります。そちらに関しましては、地元の八幡平温泉リゾート協会に都度説明しながら、あとはジョグメック等の協力を得ながら説明会などを開き、地元の理解を得ながら進めてまいりたいと考えております。 ○議長宮野和秀君) 田口議員。 ○4番(田口 裕君) 今、あるという話で、それで温泉業者の方は結構懸念しているんですよね。説明はされているようですが、非常に今、八幡平は前回の定例議会でも八幡平温泉郷の質問をさせていただきましたが、またこの昨年の秋に1軒、宿が閉まっております。非常にぽつぽつとあの辺が、泊まるところがなくなってきています。鹿角のほう、秋田県側が。非常にやはり温泉郷をどういうふうにして守っていくのか、あの財産をどうするのかというのが非常に問われているような気がします。やはり業者の人は地熱を掘るとどういう心配があるのかという、事業をやっていけるのかという懸念があります。ぜひ、1軒1軒の宿の声を聞きながら丁寧にその辺は進めてもらいたいなと。やはり出てきた声は、「鹿角市は地熱開発で事業を進める方向なんですか」と問われました。ぜひ、何とかその辺のことを丁寧に進めていただければと思います。  それで、あと最後、3つ目ですが、177ページの0360湯の駅おおゆ販売体制強化事業について、1,561万円の予算を計上しておりますが、その中で実施設計料561万円があります。説明を受けた中では飲食スペースの増床計画があると。それで、実施設計が561万円をかけてやるということで、この辺がどういう形になるのか。具体的なイメージがない中で予算だけが上がってきましたが、どのぐらいの増床をして、どこにどういうものをやろうとしている構想があるのか、そして湯の駅のこの後の取組をどうしようとしているのか、この辺について伺います。 ○議長宮野和秀君) 産業活力課政策監。 ○産業活力課政策監(黒澤香澄君) 観光交流班の黒澤です。  湯の駅おおゆにつきましてですけれども、こちらの実施設計委託料でございますが、これまで2年半管理を委託してきたわけですけれども、その状況を見てきますと、集客の上で飲食についてですけれども、繁忙期に取りこぼしている部分が非常に多いと。現在、飲食スペース、カフェの部分ですけれども、15席しかない状態であります。その取りこぼしの分をこれから飲食で客を入れていくといったことを考えております。それで、15席から30席、倍ほどに増やして、坪数で言いますと約40坪ほど、現在のカフェスペースの隣のほうに増床をしていけないかということを考えているところで、その飲食スペースを倍に増やしていきますと、現在の収益が倍ほどにということにはすぐにはいきませんけれども、試算ベースですけれども約1.3倍ほどに増やしていけるのではないかという試算の基に今後計画を進めていきたいと考えています。 ○議長宮野和秀君) 田口議員。 ○4番(田口 裕君) まず、1点は、今まで建てた設計業者があって湯の駅おおゆを建てていますが、今回の増床については設計業務というのはどこになっていますか。その連携というのは、どういった形になるんでしょうか。それから、カフェの飲食スペースを当初小さくしたのは、飲食についてはホテル鹿角とバッティングしないと。向こうでやってもらうと。それから、団体客については道の駅あんとらあを優先にして、そこともバッティングしないという構想で説明を受けた記憶がありますが、その辺はやはり少人数のところを拾っていく形ということで今回取り組むということですか。その辺の内容についてお願いします。 ○議長宮野和秀君) 産業活力課政策監。 ○産業活力課政策監(黒澤香澄君) 設計業者についてですけれども、湯の駅おおゆを設計していただいた業者とかに見積りをお願いしているところです。  当初の計画で、飲食スペースを小さくしたということでありましたが、入込み数も当初の目標は4万5,000人ほどを見込んでいたわけですけれども、この2年半でこの推移を見てきたときに、8万人を超える集客を得ているといったことで、そういったやはり飲食の部分の取りこぼしが多かったという点を踏まえまして、周辺のホテル鹿角とかと連携しながら進めているわけですけれども、やはり湯の駅での飲食についてももう少しいろいろメニューを開発したりしながら、地元の食材を使っていろいろな創意工夫を加えていきたいと思っているところです。 ○議長宮野和秀君) よろしいですか。(「はい」の声あり)
     ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、8款土木費について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、9款消防費について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、10款教育費について質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村議員。 ○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。  219ページの大湯環状列石に関して質問いたします。  昨年中止になったストーンヘンジの企画展は今年実行するということだったんですけれども、今、イギリスも新型コロナウイルス変異株が出ているということで、大変イギリスも厳しい状況だと思います。直接職員が行くわけではないと思うんですけれども、そのような来年度にまた中止になることも考えられると思うんですけれども、このことについてはどのようにお考えですか。 ○議長宮野和秀君) 教育次長。 ○教育次長(花ノ木正彦君) 来年度のストーンヘンジ企画展への出展につきましては、今年度コロナ禍ということで中止といたしましたが、来年度につきましては、ストーンヘンジのビジターセンターのほうでぜひ実施をしたいという意図がこちらに伝わってきましたので、それに対してこちらも応えたいということであります。ただし、コロナ禍状況によるところは多分にあると思いますので、状況を見ながら実際の実行には検討する必要があると考えております。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。栗山議員。 ○10番(栗山尚記君) 10番。  213ページ、コードナンバー0215成人式開催事業についてです。  今年度は残念ながら通常開催ができず、ただし、実行委員会の皆さんの工夫で結構有意義な内容になったのかなと思いますが、来年度に関しまして、この予算は昨年度と同様の企画で開催する予定で組まれたのでしょうか。そこら辺分かりましたらお願いします。 ○議長宮野和秀君) 教育次長。 ○教育次長(花ノ木正彦君) 来年度の成人式につきましては、従来どおりの8月にコモッセを会場とした式典を行うということで計画をしてございます。ただ、コロナ影響によって、どういった部分になるのかというのはまだ分からないところでありますけれども、具体的な内容については、今後新成人で立ち上げます実行委員会のメンバーとともに検討をしていくという予定であります。 ○議長宮野和秀君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、11款災害復旧費及び12款公債費並びに13款諸支出金、14款予備費について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第25号令和3年度鹿角国民健康保険事業特別会計予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第26号令和3年度鹿角後期高齢者医療特別会計予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第27号令和3年度鹿角介護保険事業特別会計予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第28号令和3年度鹿角上水道事業会計予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  次に、議案第29号令和3年度鹿角下水道事業会計予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長宮野和秀君) ないものと認めます。  以上をもちまして、議案質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。     午前11時05分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時10分 再開 ○議長宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 議案及び請願・陳情の付託 ○議長宮野和秀君) 次に、日程第2、議案及び請願・陳情の付託を行います。  議案第2号から議案第29号までの28議案につきましては、お手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託をいたしますので、審査をお願いいたします。  以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  明5日から9日までは議案精査及び休日のため、本会議は休会といたします。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午前11時12分 散会...