議案第 7号
議案第 8号
議案第 9号
議案第10号
議案第11号
議案第12号
議案第13号
議案第14号
議案第15号
議案第16号
議案第17号
議案第18号
議案第19号
議案第20号
議案第21号
議案第22号
議案第23号
議案第24号
議案第25号
議案第26号
議案第27号
議案第28号
議案第29号
議案第30号
議案第31号
議案第32号
議案第33号
議案第34号
議案第35号
議案第36号
31請願第 1号
31陳情第 4号
31陳情第 5号
3 日程追加
発議第 1号 幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改
善のための必要な措置を求める意見書の提出について
議案第 37号 工事請負契約の締結について(市道谷地田町小沢田線融雪
設備更新工事)
議案第 38号 平成30年度鹿角市
一般会計補正予算(第13号)
4 日程追加
議員派遣の件について
5 日程追加
閉会中審査事件の付託
─────────────────────────────────────────────
出席議員(16名)
1番 戸 田 芳 孝 君 2番 金 澤 大 輔 君
3番 安 保 誠一郎 君 5番 成 田 哲 男 君
6番 舘 花 一 仁 君 7番 児 玉 悦 朗 君
8番 中 山 一 男 君 9番 栗 山 尚 記 君
11番 吉 村 ア イ 君 12番 宮 野 和 秀 君
13番 浅 石 昌 敏 君 14番 倉 岡 誠 君
15番 田 中 孝 一 君 16番 兎 澤 祐 一 君
17番 田 村 富 男 君 18番 黒 澤 一 夫 君
─────────────────────────────────────────────
欠席議員(1名)
4番 田 口 裕 君
─────────────────────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
市長 児 玉 一 君 副市長 阿 部 一 弘 君
教育長 畠 山 義 孝 君 理事 安 保 一 雄 君
総務部長 児 玉 晃 君
総務部付部長待遇 田 中 政 幸 君
市民部長 海 沼 均 君 健康福祉部長 豊 田 憲 雄 君
産業部長 田 口 善 浩 君 建設部長 渋 谷 伸 輔 君
教育部長 奈 良 義 博 君 総務部次長 佐 藤 康 司 君
産業部次長 花 海 義 人 君 建設部次長 中 村 修 君
会計管理者 黒 澤 香 澄 君
選挙管理委員会事務局長
佐羽内 浩 栄 君
教育次長 加 藤 卓 君 財政課長 大 里 豊 君
監査委員事務局長 畠 山 修 君
農業委員会事務局長 村 木 正 幸 君
─────────────────────────────────────────────
事務局出席職員
事務局長 金 澤 修 君 主幹 小田嶋 真 人 君
副主幹 熊 谷 純 明 君 主任 畠 山 和 穂 君
午前10時00分 開議
○議長(宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。
本日の会議は、議事日程第6号により進めてまいります。
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議長報告
○議長(宮野和秀君) これより議長報告をいたします。
お手元に配付しておりますとおり、監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による
例月出納検査書及び同法第199条第9項の規定による定期監査及び
財政援助団体等監査結果報告書が、また、市長より、地方自治法第243条の3第2項の規定による法人の
経営状況等説明書が提出されております。
以上で議長報告を終わります。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程第1 各
常任委員会審査報告
○議長(宮野和秀君) 日程第1、これより各常任委員会の審査報告を行います。
去る3月5日及び3月13日の本会議において、各常任委員会に付託いたしました議案第3号から議案第36号までの議案34件及び請願1件並びに陳情2件について、それぞれの常任委員会の審査報告を受けます。
初めに、
総務財政常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。
総務財政常任委員長成田哲男君。
(
総務財政常任委員長 成田哲男君 登壇)
○
総務財政常任委員長(成田哲男君) 私から、去る3月5日並びに3月13日の本会議において当
総務財政常任委員会に付託されました議案7件及び請願1件につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。
初めに、議案第3号財産の貸付けについてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、市としてホテル鹿角の経営状況等は把握しているものか、ただしております。
これに対し、ホテル鹿角の経営状況については、契約に基づき毎年度報告を受けており、決算状況等については確認をしているとの答弁がなされております。
以上の審査により、議案第3号については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第7号職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、規則において超過勤務命令の上限時間を1カ月について45時間かつ1年について360時間と設定するとのことだが、現行の状況からどの程度変更となるものかただしております。
これに対し、現行の時間外勤務は時間
外勤務管理基準により1月当たり30時間以内としているが、今回国の人事院規則の改正に伴い、国などとの勤務基準の均衡を図るため改めて規則に上限を明記し、より厳格に勤務命令やその管理を徹底するものであるとの答弁がなされております。
以上の審査により、議案第7号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第8号職員の
自己啓発等休業に関する条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、職員においても本休業制度を活用していただき、さらに専門的知識を習得できる状況となれば大変よいと感じるが、市としてどのように考えているのかただしております。
これに対し、職務遂行に直接関係のある能力向上としては自治大学校や
東北自治研修所、また県市町村課への長期派遣研修など、予算措置をしながら人材育成を行っているが、自己啓発休業はさらに専門性等を高めるために大学や大学院で学ぶなどのほか、国際貢献活動なども含まれ、自発的に自らの見識を広め、資質向上を図るものである。自己啓発をすることによりそれらがいずれ職務の遂行能力の向上や市の施策立案にも資するものであり、申し出があればこれらに照らして承認することになるとの答弁がなされております。
以上の審査により、議案第8号については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第9号鹿角市職員等の旅費に関する条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、現状の旅費支給の状況についてただしております。
これに対し、現在は条例において宿泊費の上限を定め、実際の宿泊費が上限を下回る場合には減額調整を行っている。しかし、特別職が出席する総会等において随行者も含めて宿泊先が指定され、かつその宿泊費が条例で定める上限を超えるケースがあり、その場合、規定上増額調整ができないため、今回条例を改正するものであるとの答弁がなされております。
以上の審査により、議案第9号については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第23号平成30年度鹿角市
一般会計補正予算(第12号)中、条文、歳入11款分担金及び負担金以降全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、6項統計調査費、9款消防費、12款公債費、13款諸支出金についてでありますが、条文第1条
歳入歳出予算の補正では、歳入歳出それぞれ2億6,608万円を減額し、補正後の総額をそれぞれ189億463万1,000円とするものであります。
本案の審査に当たり、委員から、歳入13款2項3目
衛生費国庫補助金における
特定感染症検査等事業費補助金について、風疹の
抗体検査経費等に対する補助金とのことだが、本市における対象人数及び補助割合についてただしております。
これに対し、本補助金の対象である風疹の抗体検査の対象者は昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性、3,216人であるが、国の想定ではこのうち約3割が抗体検査を受け、さらにその約2割が予防接種を受けると見込んでおり、それに基づいて予算計上している。
なお、補助割合については抗体検査と予防接種に係る費用全額を市で補助するものであるとの答弁がなされております。
以上の審査により、議案第23号中、当
常任委員会所管の補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第29号平成31年度鹿角市一般会計予算中、条文、歳入2款地方譲与税以降全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、5項選挙費、6項統計調査費、7項監査委員費、9款消防費、12款公債費、13款諸支出金、14款予備費についてでありますが、条文第1条
歳入歳出予算では、一般会計の総額を歳入歳出それぞれ176億5,220万円とするものであります。
以下、本案の審査に当たり、各委員から出されました質疑、意見等の主なる内容を申し上げます。
初めに、歳入についてでありますが、10款地方交付税について、今年度より予算額が増加しているが、その要因及び今後の見通しについてただしております。
これに対し、新年度当初予算において地方交付税の増額を見込んだ大きな要因は、過疎債等の償還が増加しておりその分地方交付税への算入がふえるためである。また、今後の見通しについては、国の経済財政運営と改革の基本方針2018、いわゆる骨太の方針において平成31年度以降3年間は、平成30年度と同水準の交付税等の一般財源を実質的に確保するとしており、大きな減額などはないものと見込んでいるとの答弁がなされております。
次に、13款使用料及び手数料について、特筆すべき大きな増減等はあるものかただしております。
これに対し、2目民生使用料において10月からの保育の無償化により公立の認可保育園及び
認定こども園使用料が大きく減少しているほか、4目商工使用料において新たに見込んでいる
駅前観光案内所使用料により増額となっているとの答弁がなされております。
次に、歳出でありますが、まず2款1項7目企画費におけるショプロン市
公式訪問事業委託料について、予定する訪問団の構成をただしております。
これに対し、新年度における訪問は、定期的に行われている相互交流と異なり、「
汎ヨーロッパピクニック計画」30周年記念として招待を受けたもので、訪問団の構成としては、市長ほか市職員2名及び通訳1名の4名の構成とし、日程も4泊5日を予定しているとの答弁がなされております。
次に、2款1項10目防災諸費における防災会議について、災害時の避難所の備蓄品など女性目線での指摘や設備整備なども必要と思われるが、防災会議において対応されているものかただしております。
これに対し、防災会議の目的は、防災計画の見直しの際に委員からさまざまな意見を伺いながら決定していくものであるが、計画の資料編に避難所や備蓄品のことが掲載され、委員や女性の方からも意見をいただいており、設備や備蓄品等についても計画的に準備をしている状況であるとの答弁がなされております。
次に、10目防災諸費における
自主防災組織育成事業について、新年度においてどの程度組織をふやしたいなどの目標はあるものかただしております。
これに対し、新年度においては新規に2組織の立ち上げを目標としているが、現在の自主防災組織による世帯カバー率は約60%であり、組織を立ち上げていない比較的大きな自治会などにも重点的に働きかけながらさらなる組織化に向け取り組んでまいりたいとの答弁がなされております。
以上の審査により、議案第29号中、当
常任委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第36号平成31年度鹿角市
一般会計補正予算(第1号)についてでありますが、条文第1条
歳入歳出予算の補正では、歳入歳出それぞれ515万7,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ176億5,735万7,000円とするものであります。
本案の審査に当たり、委員から、地域新電力の設立については、全国でも自治体が出資して設立している例がかなりあるが、先進的な事例等の調査などは行ったものかただしております。
これに対し、地域新電力に関しては、民間も含めると約500社設立されているが、その中でも自治体出資型での設立も30から40社程度ある。市としても先進地である福岡県みやま市などを視察し、状況を確認してきたほか、かづのパワーの
事業パートナーとなる予定の
パワーシェアリング株式会社からもいろいろと情報を収集しているとの答弁がなされております。
さらに委員からは、市場価格の変動により経営に影響を受けやすいとの話もあるが、リスク面についてただしております。
これに対し、
固定価格買取制度、いわゆるFITの電源を活用し、市場からも調達するため、市場の電気料金が高くなればなるほどそのようなリスクもふえることとなるが、30分ごとの電力量を細やかに測定し、節電を呼びかけるなど
デマンドレスポンスの実施によって調達費用がかさまないような工夫をしてまいりたい。また、今回の計画で示した試算自体、市場価格が高いときの数字を用いているため、若干の幅を持たせた試算となっており、慎重なスタートであると考えているとの答弁がなされております。
次に、この後の事業展開を考えても、民間を含めもう少し供給量をふやす必要があると思うが、民間のパネル設置者への働きかけ等の計画はあるものかただしております。
これに対し、電源構成については地域電源をメーン電源として活用していきたいと考えており、今後
FIT買い取り期間の終了を迎える
自家消費太陽光パネルを持っている方や事業所などへも働きかけをしながら電源を確保し、規模を拡大してまいりたいと考えているとの答弁がなされております。
以上の審査により、議案第36号については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、31請願第1号秋田市新屋地区への
イージス・アショア配備計画に反対の意思を示すことを求める請願についてでありますが、委員からは、新屋地区については、基地と住宅地が近く適地ではないと思うところもあるが、鹿角市議会で結論を出すべきものかそうでないものかの判断もしていかなければならないとの意見や、何よりも秋田県や秋田市の意見が大事になってくると思われるが、秋田県議会でも請願を継続審査としていることなどを鑑み、今後の秋田県や秋田市周辺の自治体の状況を見ながら判断していかなければならないとの意見が出され、全会一致で継続審査とすべきものと決定いたしております。
以上で、当
総務財政常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村アイ君。
○11番(吉村アイ君) 請願第1号についてお尋ねいたします。
今、議論の内容を説明していただきましたけれども、済みません、採択とか不採択という意見は出なかったかどうかお尋ねいたします。
○
総務財政常任委員長(成田哲男君) その、採択、不採択という言葉は出ませんでした。(「はい」の声あり)
○議長(宮野和秀君) よろしいですか。(「はい」の声あり)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、
総務財政常任委員長の報告を終わります。
(
総務財政常任委員長 成田哲男君 降壇)
○議長(宮野和秀君) 次に、
教育民生常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。
教育民生常任委員長浅石昌敏君。
(
教育民生常任委員長 浅石昌敏君 登壇)
○
教育民生常任委員長(浅石昌敏君) 私から、去る3月5日の本会議において、当
教育民生常任委員会に付託されました議案13件及び陳情1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。
初めに、議案第10
号鹿角市立学校設置条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、
十和田小学校と末広小学校の統合に当たり、土深井地区からのスクールバスの降車場所が十和田図書館前とのことであるが、
十和田小学校前の土地を利用することができないものかただしております。
これに対し、スクールバスについては、末広地区の児童だけでなく、十和田中学校に通学している中学生も利用するスクールバスであり、55人乗りの大型バスを利用することとなる。このため、
十和田小学校前の土地は利用できないことから、十和田図書館前とするものである。十和田図書館から
十和田小学校までの道のりについては、これまでに学校の保護者、関係機関で合同点検を行い、歩き方やルートの確認を行っているほか、4月からの登校については教育委員会でも教員が確認し、立ち合いをしながら安全に登校できるよう、見守りを行っていくとの答弁がなされております。
以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第11号鹿角市
尾去沢デイサービスセンター条例の廃止について、議案第12号鹿角市
国民健康保険税条例の一部改正について、議案第13号鹿角市介護保健条例の一部改正について及び議案第14号鹿角市
青少年問題協議会条例の廃止についてでありますが、本4議案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第22号鹿角市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、災害援護資金の貸し付けの利用状況についてただしております。
これに対し、貸し付けの償還期間は10年であるが、現在償還を行っている方はいないことから、少なくてもここ10年は利用者がいないとの答弁がなされております。
さらに、委員から、移住等で他県から鹿角市民になった人が、他県にある家などが被災した場合に、災害援護資金の適用になるものかただしております。
これに対し、災害援護資金の適用要件は鹿角市において災害救助法の適用を受けるような災害が起き、市民の住家や家財に大きな被害を受けるか世帯主が1カ月以上の負傷を受けた場合に対象となるものである。考え方としては、居住の実態が鹿角市にあって、鹿角市の住家や家財が被害を受ければ対象になるものであるとの答弁がなされております。
以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第23号平成30年度鹿角市
一般会計補正予算(第12号)中、歳入1款市税、歳出2款2項市民共動費、3項徴税費、4項
戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款1項1目
保健衛生総務費、2目予防費、10款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり委員から出されました質疑・意見等の主なる内容について申し上げます。
初めに、歳出2款3項2目賦課費における
電子情報化委託料について、入札が不調となり契約ができなかったとのことだが、今後どのような予定であるかただしております。
これに対し、今後近隣他市の取り組み状況などを確認しながら仕様や条件などを見直し、新年度においてもできるだけ早く契約ができるように検討してまいりたいとの答弁がなされております。
次に、3款1項4目
老人福祉施設費における
施設用備品購入費について、158万2,000円と大きな減額であるが、何か別のことに使えなかったものかただしております。
これに対し、この備品購入費については、
スポーツ振興くじ助成金を利用しており、何を購入するかは事前に申請することとなっており、決まったものにしか利用できないものであるとの答弁がなされております。
次に、4款1項1目
保健衛生総務費における不妊・不
育症治療費助成金について、制度の利用状況をただしております
これに対し、平成22年より不妊治療への助成を行っており、延べ94人の方に助成を行い、出生者数は42人となっている。
なお、12月12日時点で15件、72万円ほどの実績があったところだが、補正予算額については今後不足と見込まれる金額を見込んで計上したものであるとの答弁がなされております。
次に、4款1項2目予防費における予防接種事業について、風疹抗体検査の対象者は昭和37年から昭和54年に生まれた男性とのことだが、対象者の人数はどのぐらいかただしております。
これに対し、対象者は約3,200人であるとの答弁がなされております。
さらに、委員から、この3,200人の中には風疹にかかったことがある人なども含まれているかと思うが、その抗体が効かなくなった場合などを含めての措置となるものかただしております。
これに対して、国の資料によると対象者のうち8割は抗体を持っていると言われている。ただ、予防接種をした、または風疹にかかったことがあっても抗体が落ちている可能性もあることから、まずは対象者全員に抗体検査を受けていただき、抗体価が低い方に対しては予防接種を行う形となっているとの答弁がなされております。
以上の審査により、当
常任委員会所管の補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第24号平成30年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第25号平成30年度鹿角市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでありますが、本2議案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第29号平成31年度鹿角市一般会計予算中、歳入1款市税、歳出2款2項市民共動費、3項徴税費、4項
戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款1項保健衛生費、2項清掃費、7款1項3目消費者行政推進費、10款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑・意見等の主なる内容について、申し上げます。
初めに、歳入1款1項市民税における個人市民税の滞納繰越について、何人分の積算となるものかただしております。
これに対し、滞納繰越分の積算については、現在調定見込み額に未納率や収納率を掛け合わせて金額を算出している。
なお、参考までに平成30年度当初の市民税個人分の滞納を繰り越した人数は実人数で552人であるとの答弁がなされております。
次に、1款3項軽自動車税における環境性能割について、その内容をただしております。
これに対し、これまでの自動車取得税として交付金を受け入れていたが、今後これにかわり新たな市税として受け入れていくものである。今回の予算は半年分の計上となっている。現在、自動車を取得する際に、普通自動車は3%、軽自動車は2%の税率で課税され、販売店を通じて県に納付されているものであるが、平成31年10月から自動車取得税と同様に2%の税率で課税されることとなるが、環境性能割となった後には、平成27年度の燃費基準を達成していない車の場合は、2%から3%に重課となり、また平成32年度の燃費基準プラス10%の達成であれば非課税という扱いとなるものであるとの答弁がなされております。
次に、1款5項入湯税における滞納繰越分について、本来、入湯税の滞納繰越は考えられないが、その状況についてただしております。
これに対し、入湯税を納めていただく対象となる1社について破産等の状況となっており、現在交付要求を行っているが、その法人の所有する財産の処分が公的になされて配当を受けるのを待っている状況であるため、予算計上したものであるとの答弁がなされております。
次に、歳出2款2項2目生活安全対策費における地域公共交通維持確保対策事業について、昨年度より運行業務委託料がふえているが、その内容についてただしております。
これに対し、廃止代替路線の業務運行委託について運行にかかわる人件費及び燃料費の値上がりによるものである。平成31年度については、これに加え八幡平地域デマンド交通の実証運行分が計上されたことによるものであるとの答弁がなされております。
同じく2款2項2目生活安全対策費における生活バス路線運行費補助金について、昨年度より増額となっている要因は、運行業務委託料と同様に人件費や燃料費の高騰が大きなものと捉えているが、その他詳細な要因についてただしております。
これに対し、本補助金については、秋北バスに対する補助金であり、県内を運行している全ての経費を計算した上で、1キロ当たりに必要な経費を算出している。本市の乗車人員等は、昨年度と比較してほぼ横ばいであるが、人件費と燃料費の高騰に加え、ほかの市町村の赤字路線の影響もあり、補助金が増額となっているとの答弁がなされております。
次に、同じく2款2項2目生活安全対策費における危険老朽空き家除却費補助金について、平成30年度の実績見込みをただしております。
これに対し、5件の交付予定となっているとの答弁がなされております。
次に、2款3項2目賦課費におけるシステム改修委託料について、共通の納税システムを構築するとの説明であったが、全国一律のシステムとなるものかただしております。
これに対し、地方税法の一部を改正する法律により電子的な納税を全国の地方公共団体で受け入れる仕組みが平成31年10月より始まることとなっている。市町村により改修内容は異なるが、eLTAXというこれまでの法人税等の申告に使われていたネットワークを活用し、電子納税の受け入れ体制を整えるものであるとの答弁がなされております。
次に、3款1項3目老人福祉費における見守り電話等導入事業扶助費について、見守り電話機の普及状況についてただしております。
これに対し、現在47台が設置されているとの答弁がなされております。
次に、10款5項3目文化財保護費における大湯環状列石魅力アップ事業について、平成30年度と比較して予算額が減少しているが、平成31年度は世界遺産登録に向けた重要な年であることから、イベントの開催や売店の整備などが必要と考えるが、検討されているのかただしております。
これに対し、大湯環状列石魅力アップ事業については、平成30年度までは世界遺産登録推進に関する予算も含まれていたが、平成31年度については世界遺産登録推進事業として分けられており、全体の予算としては増額となっている。事業としてはシンポジウムに積極的に取り組むほか、湯の駅おおゆとの連携を図りながら推進してまいりたいとの答弁がなされております。
次に、10款4項1目幼稚園費における私立保育園施設型給付金について、その内容と、どういうものについて支援を行っているのかただしております。
これに対し、本給付金は私立保育園に対する認可保育園保育委託料と同様に、施設の定員規模によって国が定めた公定価格を支払うものである。本市においては、鹿角カトリック幼稚園が対象となっているとの答弁がなされております。
以上の審査により、当
常任委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第30号平成31年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算及び議案第31号平成31年度鹿角市後期高齢者医療特別会計予算についてでありますが、本2議案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第32号平成31年度鹿角市介護保険事業特別会計予算についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、歳出2款1項介護サービス等諸費における施設介護サービス給付費について、前年度と比較して9,043万5,000円少ないが、その内容についてただしております。
これに対し、平成30年度の当初予算では、市内の定員100人の老人保健施設が特別養護老人ホームに移行することとなっていたことから、定員100名分の予算計上をしていた。老人保健施設と特別養護老人ホームでは収支に差がないものと見込んでいたが、介護度による差などもあり、実績見込みは減額となっている。平成31年度の予算額の計上に当たっては、平成30年度の実績見込みを参考に計上したものであるとの答弁がなされております。
以上の審査により本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定しております。
次に、31陳情第4号幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を国に求める陳情につきましては、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定しております。
以上で、当
教育民生常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村アイ君。
○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。
世界遺産、大湯環状列石の魅力アップ事業とそれから大湯環状列石史跡管理費について、先ほどはその中でお話出たということで、討論した、議論したということのお話なんですけれども、このことに関しては私も一般質問とかそれから本会議でも質問させていただいてますけれども、ボランティアガイドとそれからもう一つ、環境整備についてはもう少し話し合いが出なかったかどうかお尋ねいたします。
○
教育民生常任委員長(浅石昌敏君) ただいまの質問に答弁いたします。
今回の予算に今のボランティアガイドとか何かは関係なかったもので、委員からはその他のところで発言していただきました。その結果、とりあえずいろいろな問題、特に売店等に関しては湯の駅おおゆさんとの連携とか、ボランティアガイドに関しても、個人の意見じゃなく、その組織からの意見を今すり合わせているというんですかね、そういう状況であるということで聞いております。
○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、
教育民生常任委員長の報告を終わります。
(
教育民生常任委員長 浅石昌敏君 降壇)
○議長(宮野和秀君) 次に、
産業建設常任委員会付託事件の審査結果について委員長の報告を受けます。産業建設常任委員長田中孝一君。
(産業建設常任委員長 田中孝一君 登壇)
○産業建設常任委員長(田中孝一君) 私から、去る3月5日の本会議において当
産業建設常任委員会に付託されました議案18件及び陳情1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。
初めに、議案第4号市道路線の変更について、議案第5号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて、議案第6号鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて及び議案第19号鹿角市企業立地促進条例の一部を改正する条例の一部改正についての4議案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第16号鹿角花輪駅前観光案内所条例の制定についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、観光案内所の所長として市の職員を置くことができるとしているが、当該職員の勤務形態はどのようになるか、またその他必要な職員を置くことができるとしているが、どのような職員を配置する考えかただしております。
これに対し、観光案内所の所長となる職員は、常勤ではなく兼務での配置となるが、同施設の責任者となる。また、その他必要な職員についても兼務での配置となるものと考えているとの答弁がなされております。
さらに、委員からは、新しい観光案内所が設置されることに伴い、まちの案内人を育成し人数をふやすべきと考えるが、まちの案内人の状況はどのようになっているかただしております。
これに対し、今年度当初の時点で40名の登録があり、案内人の高齢化等により人数は減少傾向にあるが、市民おもてなし力向上事業により案内人の育成を進めており、年間で新たに2名から3名の案内人が育成されている状況であるとの答弁がなされております。
以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第17号鹿角市農業集落排水施設に関する条例の一部改正について、議案第18号鹿角市下水道条例の一部改正について、議案第19号鹿角市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第20号鹿角市水道事業給水条例の一部改正について及び議案第21号鹿角市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正についての5議案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第23号平成30年度鹿角市
一般会計補正予算(第12号)中、歳出4款1項3目環境衛生費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑・意見等の主なる内容について申し上げます。
初めに、6款農林水産業費1項6目農業経営基盤強化促進対策費における園芸メガ団地整備事業に関し、農事組合法人末広ファームがネギやキャベツを手がけていくとのことだが、同法人のこれまでのネギの生産状況について、また栽培するキャベツの種類についてただしております。
これに対し、当法人がネギを生産するのは初めてのことであるが、複数の構成員が長年ネギに取り組んできた技術を生かし新たに法人でも生産することとしたものである。また、栽培するキャベツは夏に植え冬場に出荷する計画であるが、これまで構成員の方が生産し出荷してきた実績を踏まえ、今回法人として取り組んでいくことになったものであるとの答弁がなされております。
次に、同じく1項6目における産地パワーアップ事業及び園芸メガ団地整備事業に関し、それぞれ建設される水稲、大豆にかかわる乾燥調製施設及びネギの集出荷調製施設の建設予定地についてただしております。
これに対し、これらの施設は末広小学校のグラウンドの一部を借用し、1棟ずつ建設する予定であるとの答弁がなされております。
さらに委員からは、当法人の資金計画についてただしております。
これに対し、国と県の分を合わせ、市から法人に対し補助金が交付されるが、残額の資金については、現段階で日本政策金融公庫や農業協同組合と協議をしていると伺っているとの答弁がなされております。
さらに委員からは、これら2事業の目標販売額は何年後の達成を目指しているものかただしております。
これに対し、水稲、大豆については、9,400万円の販売額を、またネギ、キャベツについては1億2,000万円の販売額をそれぞれ3年後に達成することを目標としているとの答弁がなされております。
次に、7款商工費1項2目商工振興費におけるまちなかオフィス管理費に関し、光熱水費が不足となった理由をただしております。
これに対し、今年度において事業活動が活発になったことや、電気料金の燃料費調整額が上昇したことによるとの答弁がなされております。
以上の審査により、議案第23号中、当常任委員会の所管する補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第26号平成30年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第27号平成30年度鹿角市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第28号平成30年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第4号)の3議案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第29号平成31年度鹿角市一般会計予算中、歳出4款3項水道費、5款労働費、6款農林水産業費、7款1項1目商工総務費、2目商工振興費、4目企業誘致対策費、2項観光費、8款土木費、11款災害復旧費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。
初めに、6款農林水産業費1項3目農業振興費における農業振興地域整備計画策定事業について、当該事業は農業振興地域の見直しを行うものであるのかただしております。
これに対し、当事業は農業振興地域の範囲を決めるものではなく、全体的な整備計画を立てるものであり、新年度においては一筆地調査を含む基礎調査及び農家の意向調査を行うものである。意向調査の中で、10年以上に農振農用地の除外を予定しているといったような意向があった場合、整備計画へ反映させていく内容となっているとの答弁がなされております。
次に、同じく1項3目における地理的表示登録商品PR強化事業に関し、今年度登録された松館しぼり大根のPRの内容についてただしております。
これに対し、今年度は看板やのぼり旗を作成し、あわせて首都圏での販売、市内ではそばっこ祭りでの試食や販売を行い、さらにパンフレットを新たに作成し、さまざまな食べ方などを紹介しPRを行っているところである。市内のスーパー等において年末のそばの需要期に合わせて販売されているケースもあり、PRによる波及効果があらわれてきていると考えているとの答弁がなされております。
さらに委員からは、松館しぼり大根についての情報共有を行い市民がPRできるような方法をつくることができないかただしております。
これに対し、昨年八幡平中学校の農園において生徒たちが松館しぼり大根の栽培を行い、地元への意識の醸成を図っている。また、そばだけでなくかづの牛と組み合わせることでおいしくいただけることも発信しており、今後においても地元に対するPRを継続してまいりたいとの答弁がなされております。
次に、同じく1項3目における農業生産被害防止対策推進事業について、昨年は台風だけでなく、病気などにより桃の生産量に影響した状況であるが、被害防止対策についてただしております。
これに対し、桃だけでなくリンゴにおいても雨や風を起因とする病気が発生することから生産者に病気の早期発見及び早期処理に加え、総合的な対策を図るため、当事業に防風ネット設置支援メニューを集約するものである。また、被害防止の徹底を図るため、生産者のみならず市や県としても全員の共通認識として取り組んでいるとの答弁がなされております。
次に、1項4目園芸振興費におけるシンテッポウユリ産地拡大推進事業について、シンテッポウユリの販売額1億円を目標としているとのことだが、これまでテッポウユリを栽培してきた農家は全てシンテッポウユリに切りかえるものかただしております。
これに対し、現在は全てシンテッポウユリに品種を切りかえて栽培しているところであり、当事業によりさらに拡大を目指していくものである。
なお、シンテッポウユリの栽培に対しては、平成28年度から新規ブランド産品育成支援事業により支援を行ってきたが、この支援に伴い販売額の増加などの成果が出てきており、今年度の販売額は約7,000万円となっている。また、現時点の生産者22名のうち30代から40代の方が約半数を占めており、今後も生産拡大の可能性が非常に高いことから新規事業化したものであるとの答弁がなされております。
次に、1項7目農業構造改善対策費における鹿角マルシェ推進事業について、集出荷システムの内容についてただしております。
これに対し、現在のあんとらあ内の直売所においては会員の高齢化や後継者がいないなどの要因により、退会者が発生していることが組織的な課題となっている。生産者としては販売できる農産物等はあるが、出荷する時間がなく、一方で運営を行うかづの観光物産公社としては品数の充実を求めていたという状況を受け、公社が集出荷するシステムを構築するものであるが、新年度は継続的なシステムとすることができるか調査を行い、分析してまいりたい。さらに、レストランへの食材提供等の取り組みもあわせて実施しながら公社のニーズに関する情報を生産者にフィードバックすることで生産者の売り上げ向上や公社の魅力アップにつながるものと考えているとの答弁がなされております。
次に、7款商工費1項2目商工振興費における起業・創業支援事業について、事業の内容をただしております。
これに対し、起業・創業支援事業は従来の同支援事業に引き継いで上限50万円、補助率2分の1としているが、空き店舗を活用する場合は20万円を上乗せして助成する制度としているとの答弁がなされております。
次に、2項2目観光振興費における観光アクセス充実対策事業に関し、八郎太郎号の運行について、新年度において花輪ばやしのイベントがある期間も運行を予定しているとのことであるが、どのようにPRしていく考えかただしております。
これに対し、新年度は平日開催となる花輪ばやし及び毛馬内盆踊りの期間や紅葉期のハイシーズンにおいて平日運行をしたいと考えているが、八郎太郎号は地元や旅行代理店などから認識されてきており、平日運行についてのさらなる情報発信を行い利用促進に努めてまいりたいとの答弁がなされております。
次に、2項3目観光施設費における中滝ふるさと学舎管理費に関し、宿泊用のケビン棟の利用状況についてただしております。
これに対し、平成28年度の利用者は379名、平成29年度では403名、また今年度については2月末時点で505名から利用されており、順調に推移しているものと捉えているとの答弁がなされております。
次に、同じく2項3目における湯の駅おおゆ管理費に関し、指定管理料の算定内容についてただしております。
これに対し、対象となる業務は樹木管理は剪定、害虫予防、追肥などがあり、芝生管理は刈り込み、除草、追肥などを行うものであるが、芝生の利活用と広い面積に配慮した管理内容となっている。さらに委員からは、湯の駅おおゆ敷地内のビオトープの管理状況についてただしております。
これに対し、今年度管理してきた中でビオトープ下流側にある保全部分の植物の生育状況が想定より早く、水の流れが悪くなった部分もあったため、新年度は保全部分についてもある程度は間引き作業を行うこととしているとの答弁がなされております。
以上の審査により、議案第29号中、当常任委員会の所管する予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第33号平成31年度鹿角市下水道事業特別会計予算についてでありますが、本案の審査に当たり、委員からは、下水道加入促進事業に関し、水洗便所改造資金あっせん利子補給費補助金の内容についてただしております。
これに対し、当該補助金は水洗化されていない家庭が金融機関から融資を受けて水洗化工事を行い、下水道に接続した場合、融資資金に対する利子を市が負担する内容となっており、下水道への加入促進を図るための制度であるとの答弁がなされております。
さらに委員からは、
鹿角管内における水洗化率についてただしております。
これに対し、平成30年3月末時点における水洗化率は59.95%であるとの答弁がなされております。
以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、議案第34号平成31年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算、議案第35号平成31年度鹿角市上水道事業会計予算の2議案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
次に、31陳情第5号奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を、森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情についてでありますが、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。
以上で、当
産業建設常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、産業建設常任委員長の報告を終わります。
(産業建設常任委員長 田中孝一君 降壇)
○議長(宮野和秀君) 以上で、各常任委員会に付託いたしました事件の審査報告を終わります。
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日程第2 報告事件の審議
○議長(宮野和秀君) 次に、日程第2、これより採決いたします。
初めに、議案第3号財産の貸付けについて、委員長の報告は原案可決であります。
本議案について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第3号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第3号については原案のとおり可決されました。
次に、議案第4号市道路線の変更について、委員長の報告は原案可決であります。
本議案について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第4号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第4号については原案のとおり可決されました。
次に、議案第5号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて及び議案第6号鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。
本2議案について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第5号及び議案第6号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第5号及び議案第6号の2議案については原案のとおり可決されました。
次に、議案第7号職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてから、議案第9号鹿角市職員等の旅費に関する条例の一部改正についてまでの3議案について、委員長の報告は原案可決であります。
本3議案について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第7号から議案第9号までの3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第7号から議案第9号までの3議案については原案のとおり可決されました。
次に、議案第10
号鹿角市立学校設置条例の一部改正について、委員長の報告は原案可決であります。
本議案について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。
議案第10号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第10号については原案のとおり可決されました。