尾張旭市議会 > 2021-06-25 >
06月25日-05号

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  1. 尾張旭市議会 2021-06-25
    06月25日-05号


    取得元: 尾張旭市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    令和 3年  6月 定例会(第4回)          令和3年第4回(6月)             尾張旭市議会定例会会議録(第5号) 令和3年6月25日午前9時30分尾張旭市議会(第4回)定例会第5日目本会議が尾張旭市議会議場に再開された。1 出席議員(18名)  1番 安田吉宏     2番 秋田さとし    3番 市原誠二  4番 谷口武司     5番 陣矢幸司     6番 櫻井直樹  7番 日比野和雄    8番 芦原美佳子    9番 松原たかし 11番 丸山幸子    13番 山下幹雄    14番 花井守行 15番 篠田一彦    16番 片渕卓三    17番 早川八郎 18番 若杉たかし   19番 さかえ章演   20番 川村つよし2 欠席議員  なし3 地方自治法第121条の規定により説明のため議会に出席を求めた者 市長       森 和実     副市長      秋田 誠 教育長      河村 晋     企画部長     若杉博之 総務部長     石坂清二     市民生活部長   大津公男 健康福祉部長   竹内元康     こども子育て部長 阿部智晶 都市整備部長   臼井武男     消防長      各務誠司 教育部長     三浦 明     監査委員事務局長 松野宏美4 定例会の事務に従事した者 議会事務局長   梅本宣孝     議事課長     太田篤雄 議事係長     中西裕太     主査       大島隆史5 議事日程(第5号)  令和3年6月25日(金)午前9時30分開議 議会運営委員長報告 第1 諸報告     議長報告 第2 委員会の所管事務調査報告の件    議会運営委員会 第3 委員長報告及び報告に対する質疑   (1)福祉文教委員会   (2)都市環境委員会   (3)総務委員会   (4)議会運営委員会 第4 付託議案等の討論、採決   (1)第33号議案 令和3年度尾張旭市一般会計補正予算(第2号)   (2)第34号議案 尾張旭市市税条例等の一部改正について   (3)第35号議案 尾張旭市福祉医療費助成条例の一部改正について   (4)第36号議案 西中学校校舎増築工事(建築)請負契約について   (5)第37号議案 ブーム付災害対応特殊消防ポンプ自動車の取得について   (6)陳情第3号 ゼロカーボン達成に向けた取組みの推進に関する陳情書   (7)陳情第4号 尾張旭市の情報公開(公文書公開)において電磁記録での交付ができるように条例の改正を求める陳情書   (8)陳情第5号 尾張旭市議会の各種委員会において傍聴者にも資料を配布することを求める陳情書 第5 第38号議案及び第39号議案     上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決又は委員会付託   (1)第38号議案 令和3年度尾張旭市一般会計補正予算(第3号)   (2)第39号議案 旭小学校校舎増築工事(建築)請負契約について 第6 意見書案第1号     上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決又は委員会付託   (1)意見書案第1号 学校教育におけるデジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書                         午前9時30分開議 ○議長(片渕卓三) おはようございます。 ただいまの出席議員は18名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 あらかじめ申し上げますが、傍聴の方におかれましては、会議中は静粛にしていただきますようお願い申し上げます。 日程に先立ちまして、過日、議会運営委員会が開催されておりますので、委員長の報告を求めます。 芦原美佳子委員長。 ◆議会運営委員長(芦原美佳子) おはようございます。 議長の御指名がありましたので、昨日6月24日に開催いたしました会議について報告いたします。 当日は、委員8名全員の出席をいただきました。また、追加議案の説明のため、副市長及び総務部長の出席をいただきました。 本定例会最終日の日程につきましては、本日配付の議事日程(第5号)のとおりで認め合いました。 その内容を補足いたしますと、日程第1 諸報告については、議長報告1件を行う。 日程第2 委員会の所管事務調査報告の件については、議会運営委員長から、6月24日に開催した会議の内容について報告を行う。 日程第3 委員長報告及び報告に対する質疑については、3常任委員会及び議会運営委員会の委員長から、開催された順に報告を行い、質疑を受ける。 日程第4 付託議案等の討論、採決については、議案、陳情の順に行う。 なお、陳情第5号については、委員会で趣旨採択となりましたので、採決は先に趣旨採択について諮り、趣旨採択が否決となった場合には、採択について諮ることになります。 日程第5 第38号議案及び第39号議案については、上程し、理事者から一括して提案理由の説明、議案質疑、委員会付託を行った後、暫時休憩を取り、所管の福祉文教委員会を開催し、議案の審査を行う。なお、委員会終了後は本会議を再開し、議長報告、委員長報告及び報告に対する質疑、討論、採決を行う。 日程第6 意見書案第1号については、上程し、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略し、討論、採決を行う。 なお、追加議案に対する議案質疑及び討論の通告については、6月24日午後5時までを通告期限とし、通告があった場合は、別途一覧表を机上配付することで認め合いました。 最後に、陳情第5号以外の陳情の採決において、趣旨採択について諮ることを求める動議が提出された場合は、所定の賛成者があり、動議が成立したときには、趣旨説明を行った後、動議の採決を行うことを確認いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(片渕卓三) 議会運営委員長の報告が終了しました。 ただいまの報告に対する質疑はありますか。 山下議員。 ◆13番(山下幹雄) 今、委員長の説明で、陳情の第5号というふうに聞こえたんですけれども、動議あった場合の進行の説明があったと思いますが。確認です。 ◆議会運営委員長(芦原美佳子) 第5号以外の陳情の採決と発言いたしました。 ○議長(片渕卓三) 山下議員。 ◆13番(山下幹雄) 第5号以外の聞き取りができなかったことを報告します。 ありがとうございました。 ○議長(片渕卓三) ほか、質疑ありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) ないということでございます。 委員長は自席へお戻りください。 以上をもちまして、議会運営委員長の報告は終了しました。 これより日程に入ります。 日程第1 諸報告を行います。 議長報告を行います。 この件に関しましては、議会事務局長から報告します。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(梅本宣孝) 議長報告を行います。 報告事項は1件でございます。 会期中に開催されました常任委員会及び議会運営委員会の審査結果の報告書が議長宛てに提出されております。 それぞれの報告書の写しにつきましては、本日、皆様のお手元に配付させていただいております。 議長報告は以上でございます。 ○議長(片渕卓三) 以上をもちまして、諸報告の件は終了しました。 日程第2 委員会の所管事務調査報告の件を議題とします。 それでは、議会運営委員会所管事務調査について報告を求めます。 芦原美佳子委員長。 ◆議会運営委員長(芦原美佳子) 議長の御指名がありましたので、6月24日に開催しました会議の主な内容について報告いたします。 当日は、委員8名全員の出席をいただき、9月定例会の日程について及び令和3年度議会費予算の補正についてを議題として協議を行いました。 初めに、9月定例会の日程については、会期を8月30日から9月27日までの29日間の日程で内定することで認め合いました。 次に、令和3年度議会費予算の補正については、事務局から説明を受け、内容の審査を行い、案のとおり認め合いました。 以上で報告を終わります。 ○議長(片渕卓三) 議会運営委員長の報告が終了しました。 ただいまの報告に対する質疑はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 以上をもちまして、委員会の所管事務調査報告の件は終了しました。 日程第3 委員長報告及び報告に対する質疑を行います。 初めに、福祉文教委員長の報告を求めます。 秋田さとし委員長。 ◆福祉文教委員長(秋田さとし) おはようございます。 議長の御指名がありましたので、去る6月18日に開催しました福祉文教委員会の報告を申し上げます。 当日の出席委員は6名でした。議案等説明のため、副市長をはじめ関係理事者の出席をいただきました。当委員会に付託されました案件は、議案3件でした。 以下、結果について御報告いたします。 第33号議案、第35号議案、第36号議案は、全員賛成により可決しました。 それでは、主な審査内容を申し上げます。 第33号議案 令和3年度尾張旭市一般会計補正予算(第2号)で、休日救急当直診療運営事業では、コロナ禍において一昨年と昨年の患者数はどれぐらいか。また、瀬戸市との負担割合について等の質疑がありました。 令和元年度の受診者数は6,223人に対して、令和2年度は1,520人と4分の1に激減している。本市と瀬戸市との負担割合は、本市が4割分を負担するとの答弁でした。 また、学習支援事業、魅力あるあいちキャリアプロジェクト推進事業の内容について質疑があり、小学校の高学年が教師以外の講師の方から学んだことを自分の中で考え、それを低学年に伝えていく。伝えることで、基礎的汎用能力を育んでいく事業で、愛知県から本市に委嘱され、渋川小学校に事業の実施を依頼したとの答弁でした。 また、道徳教育抜本的改善充実支援事業についてはどのような内容で進めるのかとの質疑がありました。 新学習指導要領の趣旨を踏まえて、考え議論する道徳の充実を図るため、道徳科における効果的な指導方法と評価の工夫及び家庭、地域との連携の在り方について取り組み、所属する市町村の道徳教育の推進を図ることを目的とし、教職員に対し、大学の教授による研修会や生徒に対する講演会を予定し、調整中ではあるが、自分の夢に向かって努力を重ねている方を選定している。この事業も愛知県から本市に委嘱され、西中学校に事業の実施を依頼したとの答弁でした。 以上で福祉文教委員会の報告を終わります。 ○議長(片渕卓三) ただいまの委員長の報告に対しまして、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 次に、都市環境委員長の報告を求めます。 陣矢幸司委員長。 ◆都市環境委員長(陣矢幸司) おはようございます。 議長の御指名がありましたので、6月21日に開催しました都市環境委員会の報告を申し上げます。 当日の出席委員は6名でした。議案等説明のため、副市長をはじめ関係理事者の出席をいただきました。当委員会に付託されました案件は議案1件、陳情1件でした。 以下、結果について御報告いたします。 第33号議案は、全員賛成により可決しました。 また、陳情第3号は、全員賛成で採択といたしました。 それでは、主な審査内容を申し上げます。 第33号議案 令和3年度尾張旭市一般会計補正予算(第2号)では、住民票等コンビニ交付事業コンビニ交付PR動画制作委託料について質疑がありました。 市民課窓口の混雑緩和を目的に、コンビニエンスストアでの住民票交付の機械操作方法が簡単に行えることのPR動画制作の委託であるが、市役所3か所と保健福祉センター1か所の計4か所のモニターと市ホームページでも視聴できるようにしていくとの説明があり、コンビニエンスストアでの交付の認知度が上がることも期待しているとの答弁でした。 以上で都市環境委員会の報告を終わります。 ○議長(片渕卓三) ただいまの委員長の報告に対しまして、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり)
    ○議長(片渕卓三) 質疑はないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 次に、総務委員長の報告を求めます。 安田吉宏委員長。 ◆総務委員長(安田吉宏) おはようございます。 議長の御指名がありましたので、去る6月22日に開催しました総務委員会の報告を申し上げます。 当日の出席委員は6名でした。議案等説明のため、副市長をはじめ関係理事者の出席をいただきました。当委員会に付託されました案件は、議案3件、陳情1件でした。 以下、結果について御報告いたします。 第33号、第34号、第37号議案は、全員賛成により可決しました。 また、陳情第4号は、賛成なしで不採択としました。 それでは、主な審査内容を申し上げます。 第33号議案 令和3年度尾張旭市一般会計補正予算(第2号)では、モバイル機器の管理システムについて質疑がありました。 システム導入により、管理しているモバイル機器の位置の把握や一括でデータの更新、緊急時における機器のロックやデータ削除などを行うことができるようになり、リモートやオンラインで機器を利用する際の情報セキュリティーを高めることができるものであるとの答弁でした。 第37号議案 ブーム付災害対応特殊消防ポンプ自動車の取得についてでは、議案質疑において、資本関係にあるもの同士の同一入札の参加について調査検討していく旨の答弁があったが、具体的にいつから運用していくことになるのか、スケジュール感を確認したいとの質疑がありました。 具体的にいつから運用していくのか、現時点では答えられないが、公正な入札の執行の観点などからその必要性を感じており、適時適切な運用に向け、実務上の整理を進めていくとの答弁でした。 また、車両の特殊性などを考慮し、契約の方法を検証すべきではないかとの質疑があり、地方自治法などの関係法令、透明性、公平性、競争性といった観点も重要であり、入札契約担当の総務課と事業担当課と連携の上、検討していくとの答弁でした。 陳情第4号 尾張旭市の情報公開(公文書公開)において電磁記録での交付ができるように条例の改正を求める陳情書についてでは、時代の流れから取り組んでいかなければならないことではあるが、個人情報など秘匿に関することについて、システム的に技術が追いついていないため、今は時期尚早であるとの意見がありました。 以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(片渕卓三) ただいまの委員長の報告に対しまして、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 次に、議会運営委員長の報告を求めます。 芦原美佳子委員長。 ◆議会運営委員長(芦原美佳子) 議長の御指名がありましたので、昨日6月24日に開催しました会議について報告いたします。 出席委員は8名でした。当委員会に付託されました案件は、陳情第5号 尾張旭市議会の各種委員会において傍聴者にも資料を配布することを求める陳情書の1件でした。 それでは、主な審査内容を申し上げます。 委員からは、本陳情について、議会の透明性を高め、住民自治の観点から資料の提供は必要。資料提供について、議会で制約や規定を作り上げた中で運用すればよいという意見や、情報公開は必要だが、議会の意思決定前の資料を傍聴者に配付することにより、不確かな情報が流れてしまうことが懸念される。また、趣旨に関しては賛同するなどの意見が出されました。 また、瀬戸市議会では資料を配付しており、趣旨は賛同できるが、検討課題もあることから、趣旨採択することについて議員間討議の希望が出され、委員から活発な意見が出されました。 討論の希望もあり、趣旨採択には反対、本陳情に賛成という討論がございましたが、審査の結果、陳情第5号は、賛成多数で趣旨採択としました。 以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(片渕卓三) ただいまの委員長の報告に対しまして、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 以上をもちまして、委員長報告及び報告に対する質疑は終了しました。 日程第4 付託議案等の討論、採決を行います。 第33号議案 令和3年度尾張旭市一般会計補正予算(第2号)について、討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(片渕卓三) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第34号議案 尾張旭市市税条例等の一部改正について、討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(片渕卓三) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第35号議案 尾張旭市福祉医療費助成条例の一部改正について、討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(片渕卓三) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第36号議案 西中学校校舎増築工事(建築)請負契約について、討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(片渕卓三) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第37号議案 ブーム付災害対応特殊消防ポンプ自動車の取得について、討論を行います。 山下幹雄議員。 ◆13番(山下幹雄) おはようございます。山下幹雄です。 議長より登壇発言許可が出ましたので、私は、第37号議案 ブーム付災害対応特殊消防ポンプ自動車の取得について、賛同できない旨の討論を実施いたします。 消防車両の購入契約に関する契約事案です。今回の案件は、一般競争入札事後審査型で実施されました。一般競争入札のメリットは公平性、それから機会の均等性、透明性、価格の効率性が言われております。公契約は、まず公平性、透明性を保たなくてはいけません。市民に納得してもらうためであります。 今回の契約についての私の指摘です。 1、入札参加2者は、一般的見地より、同族会社とみなされること。資本関係、また人的関係がある複数のもの、同族企業が同一の一般競争入札へ参加することは、公正な入札の執行の観点から公平性が阻害されるおそれがあるため、同族企業同士の同一入札への参加を制限している自治体は多くあります。この件は、議案質疑、委員会審査でも制度の構築が本市はなかったこと、今後検討していくことが答弁されております。 2、入札参加方法において、株式会社モリタテクノス中部営業部は、文書入札であったこと。電子入札が行われましたが、1者は文書で入札を実施している。 3、同事業者は、本市関連予算であった債務負担行為1億500万円を超え、本契約予定価格を上回る入札参加額1億500万円税抜きであったこと。 上記観点をもって、制度の目的とする事務にふさわしくないと考えます。 討論を終わります。 ○議長(片渕卓三) ほかに討論はありますか。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 川村つよしです。 議長にお許しをいただきましたので、私は、第37号議案 ブーム付災害対応特殊消防ポンプ自動車の取得について、賛成の立場から討論いたします。 なお、反対討論に対して、私は賛成の意思を表明するのが討論ですが、副議長という立場から通告をいたしておりませんが、そのことは御容赦いただきたいということは、ここで表明をしておきます。 そこで、討論に移りますが、この議案は、一般競争入札を行い、ブーム付災害対応特殊消防ポンプ自動車を取得しようとするもので、入札結果は、ブームつきの特殊な消防ポンプ車を開発した株式会社モリタの名古屋支店です。 議案質疑で山下議員からあった、資本関係のある企業2者のみによる一般競争入札では公平性が働かないのではないかという旨の指摘はうなずけるもので、答弁でも、課題として認識していることがうかがえました。 御指摘の課題があるとしても、今回の特殊な消防車両の入手そのものを肯定するのであれば、本議案に反対するということにならないのではないかと考えます。 この討論の準備のため、改めて担当課から聞き取りをしましたが、ブーム付災害対応特殊消防ポンプ自動車はモリタが開発した製品で、ほかにはないようです。それを入手しようと考えたとき、仮に、資本関係にない他社が入札に参加したとしても、現状では安価に購入できるとは思えません。 また、働く車が好きな男の子だった私としても、機械メーカーに勤めた技術職の私としても、こうしたおもろい特殊車両を作り上げた人たちの労をねぎらいたいという気持ちもあります。 ブーム付災害対応特殊消防ポンプ自動車の入手を是とする立場から、本議案に賛成を表明し、賛成討論といたします。 ○議長(片渕卓三) ほかに討論はありますか。 谷口武司議員。 ◆4番(谷口武司) 皆様、おはようございます。 議長のお許しを得ましたので、第37号議案 ブーム付災害対応特殊消防ポンプ自動車の取得について、私は、賛成の立場から討論をさせていただきたいと思います。 まず、本議案に臨むに当たり、私も総務の副委員長ということもあり、討論、質疑のほうを出しておりませんでしたので、御容赦願います。 また、この本議案、ブームつきの災害対応特殊ポンプ自動車の購入に際し、入札種別をどのように購入したかとか、モリタ製のポンプ自動車以外の車両が選択できなかったか否かを消防の総務課のほうへ聞き取りにお伺いいたしました。消防総務課では、本市消防が必要とする機能を有する消防自動車を調達する必要性を重視する一方で、モリタ以外のメーカーでも同等の仕様を満たす車両の開発が可能との考え方から、一般競争入札に付することについて、本市総務課のほうへ依頼をされておるということです。 また、本調達に当たり、同等の機能を有するポンプ車の入札状況をインターネットで把握した情報として、全国で平成27年度から令和3年度までの間に一般競争入札4件、指名競争入札5件の合わせて9件の入札を確認されております。その落札状況として、株式会社モリタ以外の業者が落札した事例も確認をされております。結果的に、株式会社モリタ以外の業者が落札した自治体にあっても、株式会社モリタ製を取り扱うことができる自動車販売業者が販売したものではないかという考察はあるものの、株式会社モリタ以外の自動車販売業者の入札も考慮し、一般競争入札を選択されております。 なお、今回のポンプ車の購入は、平成16年度に購入した15メーター級のはしご車の更新時期に合わせて上げられておるものだということです。 ここからは、このポンプ車、私、元消防団員として本市消防に関わらせていただいた経験から、今回のブーム付災害対応特殊消防ポンプ自動車の有用性を、第37号議案の参考資料にいろいろ仕様が書いてあるんですけれども、それ以外のところで述べさせていただきたいと思います。 まず第1に、このポンプ車は、稼働時に従来のはしご車のように車体固定のためのアウトリガー、外に出すやつですね、これを出さずに、車体の真下にアウトリガーを出すことができる点が挙げられます。これは、車体が入っていける道路幅があれば、この車両の運用が可能ということになります。本市の住宅地の道路事情を考えると、非常に有効なものだと考えられます。 第2に、このポンプ車の特異性でもあるブームに関して言えば、これまでのはしご車になかった屈折した動き、それと水平方向への延長という動きが組み合わせて使用することが可能な点が挙げられます。昨今の住宅事情は、前面に駐車場を配置して、お庭を持たない2階建ての住宅というのが主流になっていると思います。このブームつきの災害対応特殊ポンプ自動車のブームは、屈折した動きによって、まず高さ5メートルをキープできます。そこから水平方向へ8.4メートル、ブームが延長することが可能なんですけれども、これは、道路に止めてから、一般的な今建っているおうちの2階のベランダまでバスケットを持っていくことができます。 これによって、何ができるかというと、これまでは、2階の安全状況だとかそういったことは1階からなかなか確認できなかったんですけれども、壁面にはしごだとか、ベランダ面にはしごをかけて、車載の持っていったはしごをかけて2階に突入していた。この作戦が、より安全に素早く救助だとか、消火だとか、状況の把握だとかということができるというそういう戦術を消防のほうにもたらすことになります。 まだまだ、メカニックなことは、私、好きなほうですから、話が尽きなくなりそうなのですが、第37号議案 ブーム付災害対応特殊消防ポンプ自動車の取得について、皆様の賛成をお願いしたく、私の賛成討論を終了いたします。 ありがとうございます。 ○議長(片渕卓三) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) なしという声でありますので、討論を終了します。 これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(片渕卓三) 挙手多数であります。よって、本件は可決しました。 陳情第3号 ゼロカーボン達成に向けた取組みの推進に関する陳情書について、討論を行います。 谷口武司議員。 ◆4番(谷口武司) 改めまして、陳情第3号 ゼロカーボン達成に向けた取組みの推進に関する陳情書、議長のお許しを得られましたので、賛成の立場からの討論を発言させていただきます。 2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロに。これは、陳情者の趣旨にもあるとおり、昨年10月の菅内閣総理大臣の所信表明演説で表明されております。また、同年11月に開催された主要国20か国地域首脳会議、通称G20サミットで、総理大臣発言で既に国際公約となっております。 市や県の枠を越えて、国として既にゴールが決まった状況にあります。我々の置かれた立場は、国民、県民、そして尾張旭市民それぞれの場において、この国の決定の是非を自らに問い、是とするのであれば、その方策を練っていく状況にあると思われます。例えるならば、私たち、あなた方が旅行に行こうとして、目的地を決めます。移動手段や経路、途中で立ち寄るところや旅費を計画せずに家を出るでしょうか。それが家族を連れての場合だとか友人家族との旅行の場合、もしくは学校単位での場合はどうでしょうか。関わる人が多くなる立場になれば、計画はより重要になってまいります。 繰り返します。2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロを是とする立場であるならば、ゴールは既に決まっております。これから問われるのは、その手法と予算立て、つまり確実にゴールに向かう計画だと思います。 本市においては、令和5年に計画期間が満了する環境基本計画、関連が深い地球温暖化対策実行計画事務事業編がより近い計画になります。 さらに、中核都市ではない本市が地球温暖化対策実行計画の区域施策編に取り組むかどうかが、今、問われております。 陳情者からの本市への陳情事項を確認させていただくと、陳情事項1は、3月定例会では、他会派の代表質問に答える形で森市長からゼロカーボンシティーについて、市民への意識づけを考慮した考え方などが発言されております。 また、6月議会では、私の一般質問において、2050年までに温室効果ガス排出を実質的にゼロに向けて、本市行政の取組と市民と行政が共に取り組む事項について順次質問をさせていただいております。その中で、地球温暖化対策実行計画事務事業編の令和12年までの削減目標値、これは、国が本年4月22日まで目標としていた削減率26%の削減目標値を、令和元年度末には本市が既にクリアしていたことを確認しております。 また、陳情2や4についても、本市においては環境ISO14001の家庭版や、さらに市民が取り組みやすくした独自事業を継続して取り組んでいるとの答弁がされていることを考慮すると、本市に対する陳情者からの陳情事項は、既に取り組まれていると考えられている状況にもあります。 その点でですけれども、陳情者の趣旨や陳情事項は所々思いはあるものの、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにするというゴールを共有するという意味で、本陳情第3号に対する賛成討論とさせていただきます。 ありがとうございます。 ○議長(片渕卓三) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(片渕卓三) 挙手全員であります。よって、本件は採択することに決定しました。 陳情第4号 尾張旭市の情報公開(公文書公開)において電磁記録での交付ができるように条例の改正を求める陳情書について、討論を行います。 山下幹雄議員。 ◆13番(山下幹雄) 動議の提出をいたします。 陳情第4号の採決において、趣旨採択にて諮ることを提案します。 ○議長(片渕卓三) 山下幹雄議員の動議について、賛成者はいらっしゃいますか。          (賛成の挙手あり) ○議長(片渕卓三) ただいま山下幹雄議員から、陳情第4号の採決において趣旨採択について諮ることを求める動議が提出され、所定の賛成者がありましたので、動議は成立いたしました。 それでは、趣旨説明をお願いします。 山下幹雄議員。 ◆13番(山下幹雄) 山下幹雄です。 議長より登壇発言許可が出ましたので、私は、陳情第4号 尾張旭市の情報公開(公文書公開)において電磁記録での交付ができるように条例の改正を求める陳情書について、趣旨採択を提案させていただくものであります。 その提案趣旨でございます。 6月21日、総務委員会にて本陳情が審査されました。委員の複数におきましては、内容的には必要であるし、前向きに考えていくべきだという意見があったと思います。その中で、ただ、時期尚早であったり、まだいろいろ整備する点があるんじゃないかということで、この陳情は、委員会採択はされませんでした。 しかし、公文書の管理システム構築は、ストップなしでいかなければいけません。国では、2026年までに公文書の電磁化記録を推進するためのデジタル庁も開設されましたし、そうした方向で、強い意志を持って、今、進んでいます。全国の地方自治体におきましても、公文書の管理システム構築が進んでおります。これは、不可欠なことであると思います。政府のホームページを見ますと、特に小さな地方自治体においては、デジタル化の必要性が訴えられております。 公文書をデジタル化することにつきましては、大きなメリットがあります。働き方改革にも、そしてSDGsに関するCO2削減にも、そして、ほか何点か挙げられておりますが、そのようなメリットがあるということでありますので、陳情者は、情報公開の有無について触れられていますが、公文書全体をこれからデジタル化していくことの必要性を訴えておられますので、この部分については、趣旨的に採択すべきではないかと考え、皆様に訴えるものであります。 尾張旭市も、この陳情を受けて、議会もしっかりこのデジタル化について考えて進展していくことが必要だと考えますので、議員各位の賛同をお願いするものであります。 以上で趣旨説明を終わります。 ○議長(片渕卓三) それでは、陳情第4号の採決において趣旨採択について諮ることを求める動議の採決を行ってまいります。 陳情第4号の採決において趣旨採択について諮ることに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手少数) ○議長(片渕卓三) 挙手少数であります。よって、陳情第4号は、趣旨採択については諮らないことに決定しました。 ○議長(片渕卓三) 陳情第4号について討論を行います。 討論を希望される方はいますか。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私は、陳情第4号 尾張旭市の情報公開(公文書公開)において電磁記録での交付ができるように条例の改正を求める陳情書について、原案に反対、趣旨採択に賛成の立場から討論いたします。 総務委員会では不採択の判断がされ、先ほど山下議員から趣旨採択の提案もあったところ、それは応じていただけませんでしたが、趣旨採択について、私からもいま一度意見を述べさせていただきます。 陳情書の趣旨にも指摘があるように、電磁記録での交付は、請求者の便宜になると同時に、行政の側にとっても事務の軽減に資することは事実だと考えます。 しかし、現実には、不開示情報の処理が不十分で、電磁記録では見えてしまった具体例も承知しています。現状では、電磁記録での交付を安易に踏み出せない課題があると思います。このため、目指す方向性として陳情趣旨に賛成できても、直ちに条例改正し実施することにはなりません。 趣旨採択とすることで、市には課題解決に向けた取組を促す必要もあり、単に不採択ではなく、趣旨採択とすべき陳情であると主張し、反対討論といたします。 ○議長(片渕卓三) では、ほかに討論はありますか。 篠田一彦議員。 ◆15番(篠田一彦) おはようございます。 私も、陳情第4号について、これは賛成しない、反対の立場で討論をさせていただきたいと思います。 先ほど動議が出ましたけれども、動議出る、出ないに関わらず、趣旨には理解をしておるということで、川村議員がおっしゃった内容をトレースするような形にはなるかもしれませんが、少し意見を述べさせていただきたいと思います。 私は、全ての情報公開が、これは時代のトレンドではあると思いますが、電磁的、電子的に行う、これが全てだとは思っておりません。そうすべきでないものも恐らくあるんだろうと思います。時期や内容についても検討が必要でありますし、今後こういったものがしっかり検討されていくことを求めたいと思います。 時代の潮流はそちらへ向いておりますので、ぜひこういったことを今後検討していただきながら、反対とはいたしますが、提案のあった趣旨には理解を示して、討論を終わります。 以上です。 ○議長(片渕卓三) ほかに討論はありますか。 山下議員。 ◆13番(山下幹雄) 山下幹雄です。 議長より登壇発言許可が出ました。 私は、賛成の立場から討論をさせていただきます。趣旨採択を求めたのもありましたが、趣旨採択は否決ということになりました。 私も情報公開は多くやらせていただいているほうです。本市の情報公開条例によりますと、文書物は文書でしか交付できない。そして、電磁物については、電磁記録の交付もあるんですが、実際、テキストのもの等、できるものがあるのではないかと考える中で、各業務課にその情報公開の裁量が任されている部分があります。一定の条例をつくり上げて、しっかり情報公開もして、電磁化も図っていくと、両面からこれはしっかり議会としても検討していくべきだし、行政にも検討を促すべきだと考えて、賛成討論とさせていただきたいと思います。 以上で討論を終わります。 ○議長(片渕卓三) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手少数) ○議長(片渕卓三) 挙手少数であります。よって、本件は不採択とすることに決定しました。 陳情第5号 尾張旭市議会の各種委員会において傍聴者にも資料を配布することを求める陳情書について、討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件につきましては、議会運営委員長の報告にもありましたとおり、委員会における採決は趣旨採択となっております。 本件を趣旨採択することに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(片渕卓三) 挙手多数であります。よって、本件は趣旨採択とすることに決定しました。 日程第5 第38号議案及び第39号議案を議題とします。 一括して提案理由の説明を求めます。 秋田副市長。 ◎副市長(秋田誠) 提案理由を御説明申し上げます。 第38号議案 令和3年度尾張旭市一般会計補正予算(第3号)。 この補正予算案は、第33号議案の補正後の予算総額259億528万円に歳入歳出それぞれ2,510万円を追加し、歳入歳出予算の総額を259億3,038万円にしようとするものです。 初めに、歳入について御説明申し上げます。 国庫支出金で新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金など、合計で2,510万円を追加しました。 次に、歳出について御説明申し上げます。 民生費では、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金など、合計で310万円を追加しました。 衛生費では、大規模集団接種会場シャトルバス運行委託料など、合計で2,200万円を追加しました。 続きまして、第39号議案です。 第39号議案 旭小学校校舎増築工事(建築)請負契約について。 この案は、尾張旭市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものです。 この契約につきましては、去る6月15日に執行した事後確認型制限付き一般競争入札の結果、1億4,850万円で株式会社宇佐美組名古屋支店と契約を締結しようとするものです。 詳細につきましては、添付の参考資料を御参照ください。 以上で提案理由の説明を終わります。 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片渕卓三) 副市長は自席にお戻りください。 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 議案質疑の通告はありませんでしたので、質疑ないものと認めます。 以上をもちまして、議案質疑を終了します。 お諮りします。第38号議案及び第39号議案につきましては、配付してあります議案等審査付託表のとおり、所管の福祉文教委員会に付託したいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 御異議なしと認めます。よって、第38号議案及び第39号議案につきましては、議案等審査付託表のとおり、所管の福祉文教委員会に付託することに決定しました。 これより福祉文教委員会を開催し、議案の審査を行っていただきます。 それでは、10時35分より第2委員会室で開催いたします。 本会議の再開時間は、庁内放送にて案内いたします。 ここで暫時休憩とします。                         午前10時26分休憩                         午前11時30分再開 ○議長(片渕卓三) 休憩を閉じ、会議を再開します。 ここで議長報告を行います。 この件に関しましては、議会事務局長から報告します。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(梅本宣孝) 議長報告を行います。 報告事項は1件でございます。 休憩中に開催されました福祉文教委員会の審査結果の報告書が議長宛てに提出されております。 報告書の写しにつきましては、皆様のお手元に配付させていただいております。 議長報告は以上でございます。 ○議長(片渕卓三) 以上をもちまして、議長報告は終了しました。 続きまして、委員長報告及び報告に対する質疑を行います。 福祉文教委員長の報告を求めます。 秋田さとし委員長。 ◆福祉文教委員長(秋田さとし) 議長の御指名がありましたので、休憩中に開催しました福祉文教委員会の報告を申し上げます。 出席委員は6名でした。議案等説明のため、副市長をはじめ関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、議案2件でした。 以下、結果について御報告いたします。 第38号議案、第39号議案は、全員賛成により可決しました。 それでは、主な審査内容を申し上げます。 第38号議案 令和3年度尾張旭市一般会計補正予算(第3号)。 生活困窮者自立支援事業について、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の対象者はどれくらい想定しているのか、また、支援金の支給期間はとの質疑がありました。 対象世帯は、12世帯で想定している。内訳は、単身世帯が3世帯、2人世帯が4世帯、3人以上世帯が5世帯。支給期間は7月以降3か月となります。支給金額としては、単身世帯は1月当たり6万円、2人世帯は8万円、3人以上世帯は10万円を3か月にわたり毎月振り込むとの答弁でした。 また、新型コロナウイルスワクチン接種事業では、渋川福祉センターの会場借上料、接種会場設営委託料について質疑がありました。 尾張旭市の集団接種会場の渋川福祉センターを8月から12月まで延長するとの答弁でした。 また、大規集団接種会場シャトルバス運行委託料について質疑がありました。 7月5日と6日に行われるバンテリンドームナゴヤまでのシャトルバスの委託料で、大型バスを使用し、詳細は調整中ではあるが、尾張旭駅ロータリーを起点とし、印場駅を経由する系統と、南グランドを経由する系統の2系統、それぞれのルートで5台ずつ30分おきに出発し、接種会場まで往復する旨の答弁でした。 以上で福祉文教委員会の報告を終わります。 ○議長(片渕卓三) ただいまの委員長の報告に対しまして、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 以上をもちまして、委員長報告及び報告に対する質疑は終了しました。 続きまして、付託議案の討論、採決を行います。 第38号議案 令和3年度尾張旭市一般会計補正予算(第3号)について、討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(片渕卓三) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第39号議案 旭小学校校舎増築工事(建築)請負契約について、討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(片渕卓三) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 日程第6 意見書案第1号を議題とします。 お諮りします。意見書案第1号につきましては、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 御異議なしと認めます。 意見書案第1号 学校教育におけるデジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書について、討論を行います。 芦原美佳子議員。 ◆8番(芦原美佳子) 公明党尾張旭市議団の芦原美佳子でございます。 議長に御指名をいただきましたので、意見書案第1号 学校教育におけるデジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書について、公明党尾張旭市議団を代表して、賛成の立場から討論をいたします。 新型コロナウイルス感染拡大は、世の中のデジタル化、オンライン化を進める契機となり、社会全体のデジタルトランスフォーメーション、DXが急激に進んでおります。これからの社会において、一人一人の児童生徒に情報活用能力を身につけさせることはますます重要となります。 教育現場では、児童生徒に1人1台の端末を設備するGIGAスクール構想が進められ、デジタルドリルやデジタル教科書の活用等、多様な学びの実現や質の向上、教員の負担軽減などへの期待が高まっております。 また、不登校の児童生徒への学習支援への活用や、特別な配慮を必要とする児童生徒等の学習上の困難の軽減など、多くのメリットが期待をされております。 一方、様々な課題も指摘をされており、主体的、対話的で深い学びの実現や情報活用能力の育成のためには、全ての教職員が情報端末を活用した一定レベルの授業を行うことができるよう、情報モラルの指導も含めた教職員のICT活用指導力の向上が求められます。 また、デジタル教科書は、学校から貸与された端末を使用して学校のシステムに接続する必要があることから、他自治体への転校の際などにも、学びが継続できる環境整備が必要です。 さらに、本年3月と6月に文部科学省の有識者会議が公表したデジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議の報告では、令和6年度からのデジタル教科書の本格導入を目指すに当たり、紙の教科書とデジタル教科書の使用について、考えられる組合せ例に紙の教科書を全てデジタル教科書に置き換える例も含まれておりますが、デジタル教科書のみを使用した場合には、学習の基本能力である読解力の低下が懸念をされております。 以上を踏まえ、意見書に掲げる4項目は、学校教育にICTを浸透させ、さらなる充実を図るため、DXの実現に向けて不可欠であると考えます。教育現場のDXが実現し、誰もが質の高い教育を受けられるようになり、その中で育った若い人材があらゆる分野で活躍することを願います。 本意見書案に公明党尾張旭市議団としても賛同し、国へ強く要望いたします。 全議員総意であることを願い、賛成討論といたします。 ○議長(片渕卓三) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(片渕卓三) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(片渕卓三) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 議決されました意見書の取扱いにつきましては、議長に一任をお願いいたします。 以上をもちまして、令和3年第4回(6月)尾張旭市議会定例会の日程は全て終了しました。 閉会に当たり、市長から挨拶をいただきます。 森市長。 ◎市長(森和実) 6月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。 今回の定例会に提案させていただきました補正予算案、条例案など、慎重に御審議をいただき、全て提案どおり御議決いただきましてありがとうございます。厚く御礼申し上げます。 さて、新型コロナウイルスワクチン接種についてですが、私は6月10日に1回目を個別接種で受けました。その際、偶然お会いした方に近況などを伺うと、「健康のためにゴルフをたしなんでいたが、感染が不安でしばらくプレーできていない。ワクチン接種を終えたら行きます」とのことでした。 これまで市民、事業者の皆様には幾度も自粛をお願いしてきましたが、皆様のこうした平穏な日常を取り戻していかねばなりません。コロナ収束への切り札であるワクチン接種を一日でも早く皆様に実施していただけるよう、引き続き関係機関と力を合わせて取り組んでまいります。 今後、64歳以下の皆様にもワクチン接種の範囲を広げてまいります。予約いただく際に混雑するなど御迷惑をおかけすることがあると思いますが、時々刻々と変わるワクチンの供給状況を見極めながら、慎重かつ機動的ワクチン接種を進めてまいりますので、市民の皆様をはじめ議員各位におかれましても、引き続き御理解と御協力をお願いいたします。 季節はこれから本格的な夏を迎えようとしております。議員の皆様には健康に御留意いただき、一層御活躍されますよう心より御祈念申し上げまして、私の閉会の挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(片渕卓三) これをもちまして、6月定例会を閉会とします。                         午前11時43分閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                        尾張旭市議会                         議長    片渕卓三                         副議長   川村つよし                         署名議員  陣矢幸司                         署名議員  花井守行...