• "子ども部所管分"(/)
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  1. 豊田市議会 2014-03-12
    平成26年予算決算委員会 教育次世代分科会( 3月12日)


    取得元: 豊田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-21
    平成26年予算決算委員会 教育次世代分科会( 3月12日)             予算決算委員会 教育次世代分科会                          平成26年3月12日(水)                        午前10時13分〜午後1時53分                        於:南71委員会室 1 審査案件    議案第28号 平成25年度豊田市一般会計補正予算    議案第41号 平成26年度豊田市一般会計予算    議案第48号 平成26年度豊田市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算出席分科会委員(9名)  分科会長   牛 田 朝 見     副分科会長  鎌 田 ひとみ  分科会委員  光 岡 保 之     分科会委員  山 内 健 二  分科会委員  三 江 弘 海     分科会委員  日惠野 雅 俊  分科会委員  桜 井 秀 樹     分科会委員  深 津 眞 一  分科会委員  板 垣 清 志 〇欠席分科会委員(0名) 〇発言申出委員(3名)
        委員  青 山 さとし        委員  岡 田 耕 一     委員  根 本 美 春 〇説明のため出席した者の職・氏名  子ども部    子ども部長       成 瀬 和 美     副部長       大 谷 哲 也    次世代育成課長     坂 井 京 子     子ども家庭課長   野 田 洋 子    保育課長        後 藤 哲 也  教育行政部    教育行政部長      倉 橋   剛     副部長       塚 本 伸 宏    図書館長        那 須 一 郎     文化財課長     日 高   守    美術館副館長      伊 藤 達 也     教育政策課長    近 藤 雅 雄    文化振興課長      築 山 忠 司     スポーツ課長    伊 藤 勝 介  学校教育部    学校教育部長      山 本 浩 司     副部長       伴   幸 俊    学校教育課長      加 藤 義 和     学校づくり推進課長 水 野 智 弘    保健給食課長      山 崎 隆 弘     教育センター所長  片 桐 常 夫    青少年相談センター所長 川 澄 之 保 〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名  議会事務局    局長          杉 山 基 明     副局長       杉 浦   元    副主幹         成 瀬 剛 史     担当長       藤 野 晃 浩    主事          犬 塚 友 美                          開会 午前10時13分 ○分科会長(牛田朝見) ただいまから、予算決算委員会教育次世代分科会を開会します。  3月7日の予算決算委員会で当分科会の所管とされました審査案件は、議案第28号を始め、3議案です。慎重審査よろしくお願いします。  分科会における発言は、挙手をし、分科会長と発声した上で、起立してお願いします。  これより審査に入りますが、議案の説明につきましては、補正予算のみとし、当初予算については当初予算説明会において、説明を受けていますので、分科会での説明は省略し、質疑・意見について、所管別、議案ごとに行います。  質疑に当たっては、資料名及びページ数を示した上で、簡潔に願います。  また、質疑・答弁をわかりやすくするため、質問者は関連性のある質疑を除き、一問一答方式でお願いします。  なお、全体会での議案質疑と同一趣旨の発言を重複して行うことは、ご遠慮いただきますようお願いします。  教育行政部及び学校教育部所管分について審査を行います。  始めに、議案第28号、平成25年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  議案第28号について、順次説明願います。  塚本副部長。 ○副部長(塚本伸宏) 教育行政部でございます。補正予算説明書により説明をさせていただきます。  なお、歳入・歳出とも年度末までの見込み額に基づく小額の補正がほとんどでございますので、補正金額の大きなもの、または重要なものを中心に説明をさせていただきます。歳入から説明をさせていただきます。  補正予算説明書47ページをお願いします。  13款1項7目土木使用料の2節都市計画使用料でございます。説明欄の都市公園使用料のうち、中央公園使用料を5,000万円余増額しております。これは、当初予定していなかったサザンオールスターズのコンサートや、サッカーのアーセナル戦を開催できたことによる豊田市スタジアム使用料の増額でございます。  続いて、49ページをお願いします。  13款1項9目教育使用料の4節文化体育使用料でございます。美術館使用料のうち、企画展観覧料を4,900万円余減額しております。これは、単独での開催を予定していた企画展を、新聞社やテレビ局と実行委員会を組織して開催したことによりまして、観覧料収入を企画展観覧料から企画展実行委員会精算金収入、こちらにつけ替えたものでございます。  なお、企画展を新聞社やテレビ局と実行委員会を組織して開催するということは、費用負担の面だけではなくて、メディアを活用したPR効果も期待できますので、年度途中であっても、積極的に共同開催を持ちかけております。  続いて、67ページをお願いします。  14款3項5目教育費委託金文化体育費委託金でございます。説明欄にありますスポーツを通じた地域コミュニティ活性化促進事業委託金、これを400万円余を補正計上しております。この委託金は文部科学省が平成25年度から新たにスタートした制度で、地元の大学や企業と連携して、市民のスポーツへの参加意欲を高め、スポーツを通じた地域コミュニティの活性化を目的としております。教育委員会ではこの委託金を活用して、地域スポーツクラブ指導者養成講座や、キッズサッカー教室などを開催いたしました。  続きまして、107ページをお願いします。  20款5項3目14節美術館事業収入の説明欄に、企画展実行委員会精算金収入がございますが、これが先ほどご説明させていただきました、美術館の企画展観覧料をこちらへつけ替えたものでございます。  続きまして、109ページをお願いします。  20款5項3目17節雑入の説明欄スポーツ振興事業助成金でございます。780万円余を減額しておりますが、これは国際ユースサッカー大会に予定していたスポーツ振興くじ、いわゆるtotoでございますが、この助成金を受けることができなかったことが主な要因でございます。  続きまして、歳出についてご説明させていただきます。249ページをお願いします。  10款1項3目奨学費でございます。説明欄の2私立高等学校授業料補助費と3奨学生交付金、4奨学生貸付金、これらはいずれも教育の機会均等を目的とした制度で、それぞれ当初予定してた対象者数よりも申請が少なかったことによる減額でございます。  275ページをごらんください。  10款8項1目文化体育総務費でございます。説明欄1文化振興財団運営費補助金を7,700万円余減額しておりますが、これは文化振興財団の職員手当の考え方を、市にあわせて見直したことによる減額でございます。  その下、2目文化活動費の説明欄1文化活動事務費では310万円余を減額しています。これは、町なかの活性化を図ることを目的とした取組として、当初シンポジウムを計画しておりました。事業効果などを検討する中で、産業部で都心を紹介するプロモーションビデオを製作することに変更しております。この金額は変更に伴う減額でございます。  279ページをお願いします。  10款8項7目文化施設費の説明欄1市民文化会館費の(2)施設整備費で2,100万円余を減額しております。また、同じページ、9目美術館費の説明欄に2美術館施設管理費で1,000万円余を減額しておりますが、いずれも入札差金でございます。  続いて、281ページをお願いします。  10款8項9目説明欄の10美術館駐車場整備費といたしまして、2,300万円余を増額しております。美術館は一般駐車場の約半分を借地しておりますが、その一部について地主から買い取り申し出があり、土地開発基金で先行取得をしておりました。増額する理由は、この土地開発基金で取得していた駐車場用地を、一般会計で取得する予算でございます。  以上、教育行政部の説明になります。 ○分科会長(牛田朝見) 伴副部長。 ○副部長(伴 幸俊) 学校教育部の3月補正予算について説明をさせていただきます。  説明は補正予算説明書から行わせていただきます。個々の説明に入る前に総括的な説明を口頭でさせていただきます。今回の学校教育部の3月補正は、1年間執行した経費の残額を整理するための歳出減額補正のほかに、昨年度同様国の補正予算編成に伴い、平成26年度当初予算に計上すべき事業を前倒しをした部分がございます。小中学校の保全改修費、約27億円を平成25年度の3月補正で予算措置していることが一つの特色といえます、このあたりを踏まえまして、個別の事業について、順次説明をしてまいります  はじめに、歳入予算47ページですが、13款1項9目教職員住宅使用料です。350万円余の減額ですが、当初見込みより入居実績が下回ったためです。  なお、教職員住宅については先の教育委員会点検評価結果を受け、平成26年度中には条例廃止の方向で検討をいたしております。  57ページをお願いします。14款1項4目教育施設災害復旧費負担金であります。これは平成25年9月の台風18号により、旭中学校のグラウンドに面したのり面が崩れた災害の復旧工事に対する国庫の負担金であります。補助基本額の3分の2を国が負担するものであります。  62ページをお願いいたします。14款2項7目教育費国庫補助金です。説明欄の学校施設環境改善交付金は3億9,000万円余の増額補正を計上しております。これは、冒頭ご説明いたしました国の補正予算に基づき、平成26年度事業を前倒しし、老朽化した学校施設の保全改修事業に充当するものであります。国の補助金を確実に担保し、少しでも早い改修に着手するための予算措置であります。  93ページをお願いいたします。18款1項3目基金繰入金のうち、教育施設整備基金繰入金は今回1億円余の減額を計上しております。これは当初予定していた額を取り崩さなくても、財源確保ができたことによるものです。これにより、平成25年度末のこの基金の残高は、約28億円となる見込みであります。  次に、歳出について説明をいたします。契約差金の整理など実績に基づく減額補正は、説明を省略をさせていただきます。251ページをお願いいたします。10款2項小学校費の3目学校建設費の説明欄2校舎建設費にあります(仮称)第二浄水小学校ですが、(2)単年度分で用地の買戻し予算を計上し、また、(3)継続費については工事費確定による減額補正となります。3施設整備費の(1)保全改修費は冒頭ご説明いたしました国の補正予算を活用するための予算措置で、17億円余、小学校12校分の保全改修などを実施してまいります。  255ページをお願いいたします。10款3項中学校費の3目学校建設費の説明欄1校舎建設費の(1)(仮称)第2梅坪台中学校です。5億円余の減額は、土地開発公社からの買戻し金額が確定したことによるものです。これは、平成24年度に開発公社が地権者より取得した土地を、その後造成までお願いした上で買戻し額が確定し、その確定額との差額を減額するものであります。  2施設整備費の(1)保全改修費は小学校同様、国の補正予算を活用するための予算措置で、9億円余、中学校5校分の保全改修などを実施してまいります。次ページからの4項特別支援学校費、6項学校教育費は、実績に基づく減額補正が主なものになりますので、説明は省略をさせていただきます。  最後に、歳入歳出予算以外の予算について説明いたします。恐れ入りますが、補正予算書21ページをお願いしたいと思います。継続費の補正になります。10款教育費の2項小学校費であります。(仮称)第2浄水小学校建設事業では歳出予算とあわせ、工事費確定による減額を行うものです。本体工事、電気工事など継続費としての最終予算は18億7,400万円となります。このほか、単年度予算で措置しております用地費約11億円、その他グラウンド整備や外溝工事などをあわせまして、浄水北小学校の建設には約32億円の経費がかかっております。  22ページをお願いいたします。繰越明許費の補正であります。10款教育費をごらんください。歳出予算でも触れましたが、国の補正予算を活用した保全改修事業で、2項小学校費、3項中学校費あわせまして、約27億円を繰り越します。また、11款災害復旧費では、旭中学校の災害復旧事業で3,000万円を平成26年度に繰り越して執行するための予算措置でございます。  以上で、学校教育部の説明を終わります。 ○分科会長(牛田朝見) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 1点だけ伺います。補正予算説明書の109ページで、先ほど説明を受けましたが、10款5項3目のスポーツ振興事業助成金で、国際ユースサッカー大会においてスポーツ振興くじtotoの助成金が受けられなかったと説明があったんですけど、その理由についてご説明ください。 ○分科会長(牛田朝見) 伊藤スポーツ課長。 ○スポーツ課長(伊藤勝介) totoの助成金でございますが、前年度は国際ユースサッカーで助成を受けることができましたが、totoの助成金につきましては毎年度各自治体から多くの申請が上がってまいります。2年続けてという助成については、優先順位が下がると聞いておりまして、その結果、今年度は受けられなかったと考えております。また、今年度は東北の復興のためにtotoの助成金がそちらに回ったというようなことも聞いておりますので、そのあたりも原因かと考えております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) 続いて本議案について意見等ありましたらお願いします。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、続いて議案第41号、平成26年度豊田市一般会計予算を議題とします。始めに、歳入について質疑を許します。  深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 私からは1点質問させていただきます。  予算説明書85ページ、14款2項7目教育費国庫補助金、7節文化体育費補助金です。平成26年度新たに文化芸術振興費補助金505万円が計上されています。この補助金の目的と、この補助金を活用した事業内容をお伺いします。 ○分科会長(牛田朝見) 築山文化振興課長。 ○文化振興課長(築山忠司) この事業は文化庁の補助金を受けて行う、農村舞台アートプロジェクトになります。市と文化振興財団との共催で市内に78あります農村舞台を活用し、伝統の再生と新たな地域文化の創造による地域の活性化を図っていくことを目的としております。平成26年度は、農村舞台アートプロジェクト農村舞台アート農村舞台ライブ農村舞台アートプロジェクトシンポジウム農村舞台アートプロジェクトフェスティバル等を予定しております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにありませんか。  山内委員。 ○分科会委員(山内健二) 私からも1点お聞きさせていただきます。予算説明書の67ページ、13款1項9目美術館の使用料でございますが、先日の当初予算説明会で精算方式の変更によって減額されるという説明がありましたけれども、その変更された目的とその内容、そして効果についてお聞きいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 伊藤美術館副館長。 ○美術館副館長(伊藤達也) ご質問のように、平成25年度の当初予算では美術館使用料の中に企画展観覧料として計上しておりましたが、今年度につきましては、予算書の135ページにございます、20款5項3目企画展実行委員会精算金収入、こちらの項目につけ替えて計上しております。したがいまして、美術館使用料としては平成25年度よりも金額が減少しております。まず、その目的についてでございますけれども、先ほど補正予算の説明でもふれましたが、企画展を市単独で開催するのではなく、実行委員会方式で開催するために予算の計上方法を変更するものでございます。具体的な内容といたしましては、平成26年度に開催を予定している荒木経惟展とジャン・フォートリエ展の二つの企画展につきまして、それぞれテレビ局や新聞社と実行委員会を組織して展覧会を開催する予定でございます。  また、その効果といたしましては、費用の一部を負担していただけるということとあわせまして、通常、広告を依頼した場合と比べて、テレビ局や新聞社の力の入れ方が違うために、より広い地域により数多くの広告掲載や宣伝を実施することが可能になることでございます。
     以上です。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、続いて歳出のうち、10款1項から4項まで及び6項について質疑を許します。  日惠野委員。 ○分科会委員(日惠野雅俊) 当初予算説明書の391ページ、10款2項3目学校建設費の3校舎建設費のうち、(1)童子山小学校及び(6)山之手小学校についてであります。いずれも、児童数の増加に伴う教室不足の解消のために増改築を実施するということでございましたが、このほか、債務負担行為の説明の中でも生徒数の増加に伴う対応として猿投中学校で増築の準備を進めるとお聞きしておりました。今後も、校舎の増改築を他校でも想定しているのか伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 水野学校づくり推進課長。 ○学校づくり推進課長(水野智弘) 毎年度、住民基本台帳をもとに作成された小学校区別年齢別人口により、各学校の6年間の児童・生徒数の推計と、施設状況を照らして確認しております。それに加えて宅地開発やマンション建設などの計画がわかった時点で、対象となる学区における児童・生徒数の推計を行い、対象校について教室の改修を行うか、増築が必要になるのかを確認しております。現状では今後6年間は童子山小学校など3校以外に増築を想定しておりません。しかし、引き続き人口推計や開発計画などを注視し、適切に学習環境の確保に努めてまいります。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 日惠野委員。 ○分科会委員(日惠野雅俊) 当初予算説明書397ページの10款3項3目学校建設費の2校舎建設費のうち、(1)、(2)の(仮称)第2梅坪台中学校についてであります。この中学校は寺部小学校と同じく平成28年度4月の開校を目指しておりますが、寺部中学校については木造で整備すると聞いております。中学校についてはどのように整備するのか、また同時に交流館との合築や地域交流においてもどのように配慮をしておられるのかお伺いします。 ○分科会長(牛田朝見) 水野課長。 ○学校づくり推進課長(水野智弘) (仮称)第2梅坪台中学校は敷地の有効活用や、学校現場からのニーズに応えるため、校舎棟の一部を4階建てとしたほか、校舎の屋上にプールを設置するため、鉄筋コンクリートづくりでの整備を予定しております。ただし、本市の公共建築物等の木材利用の促進に関する基本方針に基づき、内装の木質化を実施してまいります。合築や地域交流についての配慮点ですが、交流館との合築による施設配置については、地域の方々が参加するワークショップを開催し、そこで意見を伺い検討してまいりました。その結果、交流館機能や学校支援地域本部の活動拠点となる地域支援室、交流館と共有する調理室、音楽室、美術室などは駐車場が整備される北側に集中して配置するようにしました。これによりまして、学校の授業運営に支障を来すことなく、地域の方々も学校内へ出入りがしやすく、また安全管理上も地域の方々の目が届くようになっています。そのほか、交流館の玄関前にはバスケットコート程度の約460平方メートルの屋根を設置してまいります。これはワークショップで合築のシンボルとなり、この屋根の下で地域の方々が、生徒との活発な交流をしたいとの意見が多数あったことから実現してまいりました。今後はこうしたハードを有効に活用し、地域交流や学校支援の仕組みについて、しっかり検討してまいります。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 日惠野委員。 ○分科会委員(日惠野雅俊) 続いて、当初予算説明書の409ページ、10款6項1目の1人件費について2点伺います。1点目として若手教員がふえる中で、その指導力向上のために校長のOBが学校アドバイザーとして学校を巡回していると聞いておりますが、若手の指導をどの程度行っているのか。現状と来年の計画について伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 加藤学校教育課長。 ○学校教育課長(加藤義和) 授業アドバイザーの巡回の程度についてでございます。平成25年度は2年目の教員56名、3年目の教員が35名を始め、正規教員118名、加えて若手の常勤、非常勤講師66名、合計184名を6名の授業アドバイザーが訪問指導しております。アドバイザー一人当たり、31人の教員を指導していることになりますので、年間5回から6回程度が限界でございます。  指導を受けた若手教員からは、経験を踏まえた具体的な指導法が参考になるや、アドバイザーが子どもへ声をかける様子から、やる気を伸ばすヒントを学んでいる、指導を受けるたびに教材研究のおもしろさを感じるなどの評価を得ており、授業だけでなく、学級経営の面でも大変心強い存在であることがわかっております。若手教諭への継続的な指導を充実させる意味で、平成26年度は授業アドバイザーの1名増員を考えております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 日惠野委員。 ○分科会委員(日惠野雅俊) 続いて、2点目として県立三好養護学校の過大化に伴って、小・中学校の特別支援学級に障がいの重い子どもさんが入学することもあると思いますが、補助員など人的支援での対応ができるのか見通しをお聞きします。 ○分科会長(牛田朝見) 加藤課長。 ○学校教育課長(加藤義和) 障がいのある子どもが、障がいのない子どもとともに学ぶというインクルーシブの考え方が広く定着しており、障がいのある子どもたちが地域の小・中学校で学ぶ事例がふえております。基本的には保護者の協力を受けながら学校生活を送っておりますが、教師が指導する際の援助として学級運営補助指導員を配置しております。  平成26年度は療育手帳A及びBを所有する障がいの程度の重い子どもたちが、122名ほど小・中学校の特別支援学級に在籍して学ぶ予定でございます。特に、重度の子どもたちがふえている現状もあり、学級運営補助指導員を今年度に比べて9名多く配置し、学校のニーズに合わせて対応できると考えております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 日惠野委員。 ○分科会委員(日惠野雅俊) 続いて、当初予算説明書の411ページ、10款6項2目の4児童・生徒対象事業費についてでございますが、小・中学校の造形フェスティバルの開催方法を、各地域での工夫をこらして行う方法に切り替えるとの説明がございましたが、具体的にどのような計画となるのか、そのねらいや効果について、また考え方についてもお聞きしたいと思います。 ○分科会長(牛田朝見) 加藤課長。 ○学校教育課長(加藤義和) 造形フェスティバルの新たな開催方法につきましては、実施するかどうかも含めて校長会が調整しながら計画を進めております。多くの学校では、交流館や中学校などで小・中学校の児童生徒の作品を展示したり、各学校単位で学校行事などとあわせて展示する、そういうアイデアが出されていると聞いております。  ねらいや効果でございますが、地域ぐるみの教育を推進する上で、中学校区など、各地域で開催するほうが市内中心部で一斉開催とするより、地元の子どもたちの作品を身近に鑑賞していただけるものと考えております。加えて、市内中心部までトラック等で運搬する手間を省くこともできます。  また、屋内での展示が可能となり、雨、風等で大切な作品が壊れる心配がなくなるため、作品製作に当たっての選択の幅も広がります。開催時期につきましても、各地域で調整できるということで、学校の年間計画に支障がない時期に実施できることもメリットであると考えております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 日惠野委員。 ○分科会委員(日惠野雅俊) 当初予算説明書415ページの10款6項4目学校保健費、4健康づくり推進費の(1)児童・生徒生活習慣病予防費について伺います。この事業では生活習慣病のリスクの高い子どもに対して、栄養指導の強化を図るとのことでございましたが、その具体的な取組とあわせて、期待される効果についても伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 山崎保健給食課長。 ○保健給食課長(山崎隆弘) 始めに、具体的な取組方法についてですが、平成26年度は各学校で養護教諭が行っている保健指導を充実させるため、外部の管理栄養士が対象となる子どもが在籍する学校で、子どもと保護者に対して食に関する相談、指導を行うことを予定しております。  指導回数については、2回を考えております。初回は個々の問題点を抽出し、今後取り組むべき目標、取組方法などを設定し、2回目はその評価を行い、今後の取組につなげていきます。期待される効果については、専門性の高い指導が受けられることや、子どもの状況に応じた取組プランを設定できることから、より適切な支援が可能になります。また、家族ぐるみで食生活改善に取り組むことにより子どもだけでなく、大人の生活習慣病の予防にも期待できることです。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 私からは学校教育部関係を中心に聞いていきます。  まず、当初予算説明書の395ページをお願いします。10款3項1目学校管理費の2施設管理運営費の(2)公務手等管理費でございます。1点伺います。これは平成26年度より新規に計上していますが、ほかの所管からのつけ替えなのか、また具体的な予算内容について伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 加藤課長。 ○学校教育課長(加藤義和) これにつきましては、部局再編に伴い、昨年度教育行政課が行っていた業務を、学校教育課へ移管したものでございまして、予算のつけ替えによるものです。内容につきましては、市内中学校の公務手47人、市費の事務職員3名の通勤費及び出張旅費となっております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 続きまして、同じ395ページですけど、10款3項2目の教育振興費の1教材備品整備費の(2)理科等教育備品でございます。  3点伺います。  まず1点目は豊田市の理科等の教育備品の整備状況について伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 水野課長。 ○学校づくり推進課長(水野智弘) 小学校費もあわせまして、理科及び算数、数学の教材備品の整備は平成23年度、平成24年度の学習指導要領の改正に伴い、一部改正された理科教育設備整備費等補助金交付要綱で示される小学校及び中学校の1校当たりの補助の上限基準金額を目安に進めております。その基準金額は小学校1校当たりの理科備品は1,034万1,000円、算数備品は212万4,000円、中学校1校当たりの理科備品は2,234万4,000円、数学備品は236万4,000円となっております。本市では現在、文部科学省が定めた重点備品の中でも、学校からの整備要望が高い備品から整備を進めています。平成25年度末現在における基準金額に対する整備状況でございますが、小学校の理科備品は約44パーセントになります。算数備品は約30パーセント、中学校の理科備品は約38パーセント、数学備品は約19パーセントとなる見込みです。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 次に、具体的な予算の内訳についてご説明ください。 ○分科会長(牛田朝見) 水野課長。 ○学校づくり推進課長(水野智弘) 平成26年度予算の具体的な内訳としまして、小学校費からお話をさせていただきます。  小学校については、理科備品として太陽光源装置や、直流電流計などの購入費、1,650万円余、算数備品として図形説明器具などの購入費240万円余です。また、中学校につきましては、理科備品として共鳴音叉や半導体レーザー光線などの購入費、1,290万円余、数学備品として関数説明器具などの購入費49万円余です。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 次に、今後の整備方針について伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 水野課長。 ○学校づくり推進課長(水野智弘) 今後の整備方針ですが、平成25年度から平成29年度までの5か年計画で、毎年度理科及び算数、数学あわせて3パーセント前後の整備率の増加を目指して整備を続けていきます。それ以降につきましては、文部科学省の整備にかかる補助金の動向を注視しながら、財政状況や他の事業との優先順位づけ、学校の規模やニーズを踏まえ、新たな目標を定めながら整備を進めてまいります。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 続きまして、当初予算説明書409ページをお願いします。  10款6項1目学校教育総務費の4副読本・教師用教科書等購入費でございます。1点伺います。平成26年度におきます副読本及び教師用教科書等の購入の概要について伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 加藤課長。 ○学校教育課長(加藤義和) 市で購入している副読本につきましては、全ての児童・生徒が授業で使用し、心の教育に関するものや、基礎基本の定着に欠かせないものなど、教科書を補うものを基本としております。小学校では国語の文法の問題集、ことばのきまり、算数の計算問題集、算数の友、その他生活科、音楽、体育のワークブック、加えて、道徳には教科書がございませんので、明るい心や命という副読本等を購入しております。中学校では国語のことばのきまりに加え、理科、体育・技術家庭科のワークブック等、また道徳の副読本明るい人生などを購入しております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 最後になりますが、当初予算説明書415ページ、10款6項6目学校教育費の5準要保護児童生徒給食援助費でございます。2点伺います。  まず、準要保護児童の説明も含めまして、この制度の概要について伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 山崎課長。 ○保健給食課長(山崎隆弘) 学校教育法では経済的理由によって就学困難な児童、または生徒の保護者に対し、市町村は必要な援助を与えなければならないと規定しております。本市では生活保護法の規定により援助が必要な者を要保護者とし、また、要保護者に準ずる程度に経済的に困窮していると教育委員会が認めたものを準要保護者として援助費目及び支給額等の必要な事項を定め支援を行っております。  その援助費目の中に学校給食費を規定し、児童・生徒が食する給食を現物支給することで準要保護者が負担することとなる給食費を扶助するものです。  なお、要保護者に対しては生活保護法の規定により扶助しているため、教育費からの支出はございません。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 最後です。今ご説明いただきましたが、援助している食数の推移の現状と、それを受けて平成26年度の食数をどう見込んだのか伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 山崎課長。 ○保健給食課長(山崎隆弘) 食数の推移ですが、平成22年度から平成24年度までの3年間で、準要保護援助の対象児童生徒が食した食数は、平成22年度が41万4,000食余、平成23年度が42万2,000食余、平成24年度が43万8,000食余と年々増加しております。平成26年度についてはこの増加傾向を勘案し、45万4,000食余と見込んでおります。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにありませんか。  山内委員。 ○分科会委員(山内健二) 私から1点お聞きします。当初予算説明書385ページをお願いします。10款1項2目事務局費でございますが、平成25年度にはここに学校規模適正化事業費が10万円余計上されておりましたけれども、平成26年度では計上されておりません。その理由と、そしてどういう取組をなされるのかお聞きいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 近藤教育政策課長。 ○教育政策課長(近藤雅雄) 2点ご質問いただきましたので私からは前段部分の平成26年度に計上されていない理由についてお答えいたします。  学校規模の適正化に関する基本方針に基づき、平成21年度末で閉校となりました旧藤沢小学校の跡地を教育特区制度を活用して、平成24年10月に株式会社が運営する通信制のルネサンス豊田高校を開校いたしました。特区制度により学校設置の認定を受けた本市は法令に基づき、教育、組織、及び運営等の状況について毎年度評価を行うことが義務づけられております。そのため、それらを評価するための審議会の委員報酬費として、10万4,000円を平成25年度は計上しておりましたが、計上的要素が強いことから平成26年度は学校規模適正化事業費から教育政策課事務費につけ替えて計上したためでございます。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 水野課長。 ○学校づくり推進課長(水野智弘) 取組につきましては、学校規模適正化の事業を所管しております学校づくり推進課でご答弁させていただきます。  この事業の推進に当たりましては、まずは保護者、地域、学校、行政が一体となって、方向性を協議するところから取り組んでいくため、平成26年度の事業費としては特に計上しておりません。しかし、協議が進んだ時点で必要に応じて予算を計上してまいります。6クラス未満の小規模校につきましては現在石野・松平・足助地区を想定していますが、石野・松平地区につきましては地域と学校が連携し、教育環境の整備、改善についての研究や、特色ある学校づくりに取り組んでいることなどから、引き続き情報収集に努め、地域の動向を注視してまいります。  また、足助地区につきましては、平成25年度から地区の役員の方々との意見交換を行っております。平成26年度は引き続き意見交換などを行いつつ、具体的な進め方などについて協議し、その状況を踏まえて次の段階に進めていきたいと考えております。  一方、25クラス以上の大規模校への対応としましては、将来推計を見定めながら、今の校舎で対応できない学校につきましては、新設分離を進めているほか、施設の増改築等で対応してまいります。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) ほかによろしいでしょうか。  鎌田委員。 ○副分科会長(鎌田ひとみ) 当初予算説明書391ページの10款2項3目と397ページの10款3項3目の小学校及び中学校の学校建設費の施設整備費のうち、非構造部材耐震化事業費について2点お伺いいたします。  1点目は非構造部材の耐震化に向けた総点検の結果、対策が必要な吊り天井のある学校施設はどの程度あったのかお伺いいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 水野課長。
    学校づくり推進課長(水野智弘) 平成25年9月までに実施しました国の基準に基づく総点検の結果、対策を要する吊り天井のある学校は18校、23棟ありました。  その内訳ですが、屋内運動場が15棟、武道場が4棟、屋内プールが1棟、校舎内の多目的ホールなどが3棟です。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 鎌田委員。 ○副分科会長(鎌田ひとみ) 2点目といたしまして、その点検結果を踏まえた耐震化対策の進捗状況はどの程度なのかお伺いします。 ○分科会長(牛田朝見) 水野課長。 ○学校づくり推進課長(水野智弘) 先に答弁しました吊り天井のほか、高所に設置してあります照明器具や放送機器、時計、額縁、バスケットゴールなど、4,189箇所について落下防止対策が必要であることがわかりました。平成25年度は、照明器具や放送機器などに落下防止用のワイヤーを取りつけるなど、軽微な修繕で対応できる2,915箇所の対策を実施しました。そのほか、平成26年度の改修工事の実施に向け、吊り天井の撤去やそれにかわる対策を講じるための設計をしております。これにつきましては、対策が必要な23棟中、入札不調でできなかった5棟を除く18棟分について行っております。  平成26年度は5棟分の改修設計を早期に行いまして、全ての吊り天井の改修工事を実施するほか、つり下げ型のバスケットゴールや舞台装置など、1,274箇所の対策を実施してまいります。これによりまして、国が求めております対策完了年度の平成27年度より、1年早く完了する予定でございます。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) 続いて、委員外委員発言の申し出についてお諮りします。  あらかじめ申し上げます。委員外委員発言は分科会の審査に資する内容に限り認めるものです。議案の疑義解明につながらない意見表明や個人的な質疑は行わないようにお願いします。青山委員の校舎建設費及び児童生徒対象事業費についてを趣旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ご異議なしと認め、青山委員の発言申し出を許可します。  青山委員、発言席へお進みください。  青山委員。 ○委員外委員(青山さとし) それでは当初予算説明書391ページ10款2項3目学校建設費の3校舎建設費、(1)童子山小学校、(6)山之手小学校について、2点質問させていただきます。1点目、童子山小学校は、児童生徒の数が今後増加する見込みであるため、校舎、教室の増築が必要となり予算計上していると思いますが、それぞれ童子山小学校山之手小学校でふえると予想される児童、生徒数はどれぐらいの数になるのか確認します。 ○分科会長(牛田朝見) 水野課長。 ○学校づくり推進課長(水野智弘) 児童数は住民基本台帳をもとに作成された小学校区別、年齢別人口に宅地開発などの状況を加味し、6年間を推計しております。それによりますと、童子山小学校の児童数は平成25年度は約610人、21クラスであるのに対しまして、これまでの宅地開発やマンション建設などにより、年々増加し、平成31年度には約690人、25クラスになると推計しております。  次に、山之手小学校の児童数についてです。平成25年度は約760人、26クラスですが、今後の宅地開発やマンション建設などにより、平成31年度までには最大で約850人、29クラスになると推計しています。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 青山委員。 ○委員外委員(青山さとし) 2点目で(1)童子山小学校と(6)山之手小学校の予算の内訳と事業内容、増築する教室の数は必要となり、いくつ教室を増築するのか確認します。 ○分科会長(牛田朝見) 水野課長。 ○学校づくり推進課長(水野智弘) 童子山小学校に関する平成26年度の予算は、2,750万円です。増築工事の設計をするほか、増築工事によって使用できなくなる非常階段の仮設工事を実施する予定です。また、推計により最低普通教室4室が必要になり、児童数の増加傾向にある地域性を考慮し、この増築により6室分を確保してまいります。  次に、山之手小学校についてです。平成26年度の予算は2,800万円で、特別教室棟の建替えと別棟の校舎の改修設計などを行います。また、同校は平成26年度から普通教室が足りなくなるため、平成25年度には施設改修を行い、既に2室分を確保しております。それでも平成29年度には普通教室1室が最低必要になり、童子山小学校同様に地域性を考慮し、この事業により4室分を確保してまいります。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 青山委員。 ○委員外委員(青山さとし) 411ページ10款6項2目教育指導費、4児童・生徒対象事業費、(3)自然体験等学習費について、質問させていただきます。  中学校2年生の自然体験学習が平成26年度から必須ではなくなるということでありますが、なぜ中学校2年生の自然体験学習が必須ではなくなるのかお聞きします。 ○分科会長(牛田朝見) 加藤課長。 ○学校教育課長(加藤義和) 子どもたちの豊かな心を育むための自然体験学習の一環として小学校5年生、中学校1年生、中学校2年生の自然体験学習を実施しております。バス代の全額補助をしておりました。中学校3年間のうち、2回自然体験学習を行う必要性について検討してまいりました。中学校1年生につきましては、複数の小学校から集まった生徒が自然の中で仲間づくりをし、中学生としての自覚を高めていく上で大きな意義があると考えております。  中学校2年生につきましては、部活動を中心として練習に励んでいること。また、5日間の職場体験学習に対して補助をしていることなど等を考慮して、必須としないことで学校や、生徒の多忙の緩和につながると判断いたしました。学校の裁量で自然体験学習を行うかどうかについての検討ということにつきましては、教育活動の重点化や活性化に向けた校長のマネジメントに委ねるべきと考えております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 青山委員。 ○委員外委員(青山さとし) 2点目です。今まで中学校2年生のときの自然体験学習に参加をしたことのある生徒の感想や意見、さらに子どもたちを参加させたことのある保護者の感想や意見は、どのようなものがあったのか確認します。 ○分科会長(牛田朝見) 加藤課長。 ○学校教育課長(加藤義和) 生徒の感想意見にはとても楽しかったや、仲間とともに行う活動でクラスの団結力が高まったなど、効果的な活動になっていることがわかります。また、保護者の意見にも宿泊を伴う活動に子どもたちの成長が感じられるという意見があることは学校からの聞き取りにより承知しております。  ただ、学校の行っているどの活動にも無駄なものはなく、生徒のために有効な活動ばかりであります。個別の事業の評価のみで判断するのではなく、学校における教育活動全体の中で生徒にとってより有効な取組を行うことができるようにと、選択と集中の考え方も重要であり、今回の見直しを行うことにしました。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 青山委員。 ○委員外委員(青山さとし) では、平成26年度予算では予算計上はされていないので金額がわかりませんが、平成25年度予算で、中学校2年生の自然体験学習にかかる費用が幾らかかっていたのか確認します。 ○分科会長(牛田朝見) 加藤課長。 ○学校教育課長(加藤義和) 平成25年度の当初予算では3,068万円を計上しておりました。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 青山委員。 ○委員外委員(青山さとし) 平成26年度に中学校2年生になる子どもたちにとっては非常に楽しみにしていた自然体験学習に行けなくなるということも予想されますが、代替の授業の展開など、何か考えてるのがあるのかお聞きします。 ○分科会長(牛田朝見) 加藤課長。 ○学校教育課長(加藤義和) 代替の授業を実施する予定はありません。自然教室を各学校判断で行う場合はさまざまな活動費に加え、市で補助していたバス代も個人負担となるということでございます。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 青山委員。 ○委員外委員(青山さとし) 最後になります。今後は各校長先生の判断で中学校2年生の自然体験学習をするしないということが決まっていくと感じておりますが、校長先生の判断で引き続き自然体験学習を行うということになった場合、その費用についてはどこの項目から支出できるものなのか。または、参加費は全て自己負担、保護者負担で、一切の補助もなく開催することとなるのかお聞きします。 ○分科会長(牛田朝見) 加藤課長。 ○学校教育課長(加藤義和) 自然教室を実施する場合は各学校で積み立てなどにより保護者の負担で行うものとなります。修学旅行と同様、補助なしで行うということになります。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 以上で、質疑を終わります。  青山委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、お諮りします。  岡田委員の給食センター費についてを趣旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申し出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では失礼いたします。私から予算説明書の416ページ、417ページ、10款6項7目給食センター費、多岐に渡りますので、全体でということで、子どもたちの食の安全・安心の観点からいくつか伺ってまいります。まず、1点目でございますが、平成25年度も含めましてこれまでの学校給食の食材の入手先についてお聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(牛田朝見) 山崎課長。 ○保健給食課長(山崎隆弘) 御飯などの主食及び牛乳は、公益財団法人愛知県学校給食会を通じて購入しております。一部豊田市が独自に製品化した麺やパンにつきましては、直接製造業者から購入しております。おかずに当たる副食にかかる食材は、旭地区、稲武地区を除き、食材の調達を公益財団法人豊田市学校給食協会に委託しており、豊田市学校給食協会に登録した業者から購入しております。  旭地区、稲武地区は主に地元商店で購入し、地元商店で取り扱えない食材については、市内外の業者から購入しております。また、地産地食の推進のため、市内の生産者や業者から青果物や加工品を直接購入することもございます。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 再質問させていただきますが、先ほど学校給食協会に登録されている業者から購入されていますと。また、直接市内外の業者から購入してますよという答弁をいただきましたが、豊田市において、農ライフ創生センター修了者として頑張っている皆さんから購入しているということも伺っております。実際、皆様方からの購入もされているのかどうか。また、こうした就農者から購入される場合は、JAや市場を通すのか、通さないのか、そのあたりの確認をさせていただきたいと思います。 ○分科会長(牛田朝見) 山崎課長。 ○保健給食課長(山崎隆弘) 先ほど、ご答弁させていただきました地産地食推進のため、市内の生産者というところで、今ご質問のありました生産者からは直接購入しております。こちらについては直接購入ということですので、JAを介しているということはございません。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、2点目になります。先ほどの平成25年度以前ということでお聞きしましたが、平成26年度についての学校給食の食材の入手先は、変わるのか変わらないのか端的にお答えください。 ○分科会長(牛田朝見) 山崎課長。 ○保健給食課長(山崎隆弘) 平成26年度の食材の入手先につきましては、平成25年度と基本的には変わりございません。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 入手先によって購入単価がかわるのか、これについてお聞かせをいただきたいと思います。 ○分科会長(牛田朝見) 山崎課長。 ○保健給食課長(山崎隆弘) 主食、牛乳については購入先が決められており、購入単価が異なることはございません。副食は、原材料の産地や配合割合などが異なることなどから製品に差があり、購入単価は異なります。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、安全という観点から伺いますが、農薬等また安全管理、品質チェックはどのように実施されているかお聞かせください。 ○分科会長(牛田朝見) 山崎課長。 ○保健給食課長(山崎隆弘) 食材の安全性の確保については、使用する食材の選定時において、食材の産地や加工品の原材料、原材料の配合割合や産地、添加物などを確認し、安全な食材を選定しております。食材の納品時には納入された食材の安全性、品質を確保するため検収を実施しております。鮮度や変色、包装の異常、大きさ、重さなどの規格等を確認しております。なお、生産者から直接購入する青果物については栽培記録の提出を求め、農薬使用が確認できるようにしております。  また、学校給食に使用される食品について、食品検査を実施しております。検査の内容については検査を依頼する食品によって異なりますが、細菌検査や食品添加物、残留農薬の検査などです。そのほか、放射性物質の検査も実施しております。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) ここで再質問でございますが、通常聞くところによりますと、農協を通される場合は、特に青物関係、農薬のチェック等をしっかりやっていただいておるという認識を持っておりますが、先ほども言われました生産者から直接購入する青物については栽培記録の提出はされているよということで、農薬の確認は書面上はできているというご答弁もいただきましたが、実際のチェックというのはどのような体制になっているのかお答えをいただきたいと思います。 ○分科会長(牛田朝見) 山崎課長。 ○保健給食課長(山崎隆弘) 市が生産者から直接購入している野菜などにつきましては、平成25年度はサンプルによる残留農薬検査を実施しております。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 再々質問になりますが、そのサンプル検査ですけど、実際の市場では青物系のサンプルの割合が、100の中の1なのか、1,000の中の1なのか、そういうふうに比較した場合に、同じ水準でやれているのかどうか、最後に確認をさせていただきたいと思います。 ○分科会長(牛田朝見) 山崎課長。 ○保健給食課長(山崎隆弘) 一般的に市場に出ている青物の農薬検査、農薬の残留検査と直接市が購入している野菜などのサンプルによる農薬検査の、比較している項目について等の資料はもちあわせておりません。ただ、生産者につきましては学校給食に提供する野菜を生育している認識をもってやっていただいております。今後についても引き続き、農政課等とも協力をしながら、残留農薬検査のやり方についても検討していきたいと考えております。  以上です。
    ○分科会長(牛田朝見) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、次に、放射性物質の関係の実績について平成24年度につきましては決算で今まで出ておりますが、平成25年度につきまして、直近までのわかる範囲で実績等についてお答えをいただきたいと思います。 ○分科会長(牛田朝見) 山崎課長。 ○保健給食課長(山崎隆弘) 放射性物質の測定については、使用する食材の使用前検査と給食1食分の丸ごと検査を行っております。使用前検査につきましては、東部給食センターに設置した測定器で、厚生労働省の規定する17都府県産の食材を使用する場合に実施しております。平成25年4月から平成26年2月末までの検査実績は、のべ344回行い、長野産のキャベツや青森産のニンジンなど8つの県の23品目の検査を実施しています。結果については全て不検出でございます。  給食1食分丸ごとの検査は専門機関に依頼して、7月、12月の年2回実施しております。こちらも放射性物質は不検出でございました。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、最後に、平成26年度の検査体制についてお聞かせください。 ○分科会長(牛田朝見) 山崎課長。 ○保健給食課長(山崎隆弘) 平成26年度も平成25年度と同様に、使用する食材の使用前検査と給食1食分の丸ごと検査を実施していく予定でございます。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 以上で、質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、お諮りします。  根本委員の就学援助費及び地域給食施設管理運営費についてを趣旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ご異議なしと認め、根本委員の発言申し出を許可します。  根本委員、発言席へお進みください。  根本委員。 ○委員外委員(根本美春) まず、391ページ10款2項2目、4の就学援助費、あわせて397ページ10款3項2目、こちらも就学援助費で小・中学校の就学援助費についてお聞きいたします。1点目に、就学援助はその申請書を提出し、援助を受ける制度であります。所得の基準が該当する家庭であっても、申請書に民生委員の証明が必要とされていました。申請提出に至らないということがありましたが、現在これは変更されているとお聞きしています。  申請において、新年度も民生委員の証明が不要とされているのかどうかをお聞きいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 加藤課長。 ○学校教育課長(加藤義和) 生活保護基準の1.3倍未満の家庭については、民生委員の証明を不要としております。また、基準の1.3倍以上の家庭でございましても、何らかの理由、病気や失業等がございまして、支援が必要な場合については、民生委員の意見を参考にしながら、認定の可否を判断しております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) それでは次に、10款6項7目でページ数は417ページ、給食センター費の7地域給食施設管理運営費でお聞きいたします。  ここに、小原地域給食施設管理運営費の予算額が、平成25年度と比べて大幅な減額となっています。この理由をお聞きして、その関連で旧合併地域の給食センター、藤岡、小原、足助、稲武、下山の給食の調理、配送の状況、そしてあわせて旭地域の単独校調理の状況をお聞きいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 山崎課長。 ○保健給食課長(山崎隆弘) 始めに、この3月の計画の時点でございますが、こちらにつきましては、平成25年度当初予算に計上していました、旧小原給食センター用地の時効取得による土地所有権、移転登記手続の経費が手続の完了により、不要となるためでございます。  なお、小原給食センターは平成22年9月に廃止し、藤岡給食センターに統合しております。  次に、旧合併地域の給食センターの状況でございますが、藤岡給食センターは藤岡、及び小原地区の小・中学校10校とこども園8園分の給食を調理し、配送をしております。足助給食センターは、足助地区の小・中学校11校とこども園5園分を、また稲武給食センターは稲武地区の小・中学校2校とこども園1園分の給食を調理し、配送しております。なお、下山給食センターについては平成23年4月に廃止しております。下山地区の給食については東部給食センターで調理し、配送しております。  旭地区は旭中学校、敷島小学校、小渡小学校の3箇所の単独調理場で杉本こども園、小渡こども園の給食も含め調理をしておりますが、旭地区については平成26年度から調理場を統合し、旭中学校1箇所で調理を行い、小学校2校、こども園2園に配送していきます。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 以上で、質疑を終わります。  根本委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、10款7項及び8項について、質疑を許します。  深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) では、私からは7点質問させていただきます。  1点目、予算説明書421ページ、10款7項1目社会教育総務費です。6視聴覚教育費が平成25年当初予算1,800万円余に対して、平成26年度予算計上が1,500万円余と240万円余の減となっております。理由についてお伺いします。 ○分科会長(牛田朝見) 築山課長。 ○文化振興課長(築山忠司) 主な要因は、郷土にまつわる人物の偉業をアニメで紹介しますとよたの人物記、この製作を取りやめたことによる減額になります。とよたの人物記は、平成14年度から製作してきましたが、取り上げるべき偉人を一通り網羅できたため、平成25年度で一旦打ち切り、平成26年度からは今まで製作してきました12作品の活用促進に重点を置いて、取り組んでいきたいと思っております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 2点目、予算説明書423ページ、10款7項2目文化財保護費です。2文化財等保護保存費、(4)史跡・天然記念物等保存整備費が平成25年当初予算2,000万円余に対して、平成26年の予算計上が9,100万円余と7,100万円余の増となっております。理由についてお伺いいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 日高文化財課長。 ○文化財課長(日高 守) 大きな理由は、2件の文化財を保存整備するための工事費の増加です。1件目は、昭和44年に県の指定文化財に指定された河合町にある豊田大塚古墳の覆い屋が築40年以上を経過し、劣化が進んでおり、見学も危険な状態であるため、新たに覆い屋の設置を行うものです。予算として2,100万円余を予定しております。  2件目は市の指定文化財として平成21年に指定した寺部町の松本家長屋門の修理工事です。これも腐朽が甚大で放置すると文化財的価値を失うことにつながるため、早急に修理するものです。予算としては5,200万円余を予定しております。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) では、今ご説明がありました豊田大塚古墳と松本家長屋門の今後の利用についてお伺いいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 日高課長。 ○文化財課長(日高 守) 豊田大塚古墳の旧覆い屋は入り口が施錠され、屋根、壁がコンクリートで覆われているため、見学の予約が必要であり、自由に古墳の内部を見学することが困難でありました。新覆い屋は屋根を透明な樹脂にするため、いつでも内部を見学することが可能となります。今後は、小・中学生や市民の方が予約することなく、安全かつ自由に古墳を観察し、地域の歴史を学ぶことができます。松本家長屋門につきましては、内部の公開を行い、江戸時代の武家屋敷を見学できるようにしていきます。  また、寺部町に残る城下町の歴史や周辺にある寺部城跡、守綱寺、渡邊家墓所、これらの指定文化財を知ることができる拠点施設と考えております。具体的な利用として、渡邊規綱公顕彰会や自治区と連携し、町並みや史跡をめぐるガイドツアー、写生大会、フォトコンテストを実施するなど、豊田市の貴重な歴史をアピールする場所として利用していきたいと考えております。このような取組を通じて、地域に対する誇りと愛着を醸成することが郷土愛の既成につながると期待をしております。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) では、次に4点目、予算説明書439ページ、10款8項6目社会体育費です。10Jリーグホームタウン推進費、この事業の目的と主な事業内容をお伺いします。 ○分科会長(牛田朝見) 伊藤課長。 ○スポーツ課長(伊藤勝介) 事業目的は名古屋グランパスのホームタウンとして、プロスポーツを通じた本市の生涯スポーツの推進と青少年の健全育成、地域活性化を図るものでございます。事業内容は大きくわけて三つです。一つ目は、名古屋グランパスのコーチによる子どもたちへのサッカーの指導です。こども園、幼稚園を対象としたキッズサッカー教室を市内全99園で、小学校低学年を対象とした小学生サッカー教室を市内47小学校で実施する予定でございます。  二つ目は指導者の育成です。市内の保育師や教諭を対象とした基本的な運動を中心としたスポーツサッカーの指導を行うサッカークリニックを2回開催する予定でございます。三つ目は、ホームタウンとしてサッカー人気を盛り上げていくために、名古屋グランパス応援用の横断幕やフラッグを掲出いたします。また、名古屋グランパスの独自事業といたしまして、名古屋グランパス児童観戦や、市内小・中学校での食育授業講習会を実施しております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) では、今ご説明のありました事業の効果をどう捉えているかお伺いします。 ○分科会長(牛田朝見) 伊藤課長。 ○スポーツ課長(伊藤勝介) 効果でございますが、グランパスのコーチによる指導は、サッカーの技術を高めることでなく、体を動かすこと、ボールを使って楽しむことを目的としております。その中で楽しみながら運動能力が高められるようなコーディネーショントレーニングの要素を取り入れることで、子どもたちの体力の向上にもつながっていると考えております。  保育師や教員からは、子どもたちのやる気や仲間意識の向上につながる、ルールを守りあう、あいさつを交わすなどの態度が見られる、こういった評価をいただいておりまして、子どもたちの健全育成にも寄与していると考えております。  また、昨年8月にJリーグが実施した調査によりますと、豊田スタジアムで開催されるJリーグの試合における豊田市民の来場者の割合がホームタウンになる前の平成23年と比較しますと、10パーセントから30パーセントに増加いたしました。こうしたことからも市民にホームタウンとしての意識が高まり、スポーツの推進につながっているものと考えております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 6点目、予算説明書441ページ、10款8項7目文化施設費です。1市民文化会館費(2)施設整備費が、平成25年当初予算2億400万円余に対して、平成26年の予算計上は3億5,000万円余と、1億5,000万円余の増加になっております。理由と主な内容についてお伺いします。 ○分科会長(牛田朝見) 築山課長。 ○文化振興課長(築山忠司) 主な増額の要因は工事請負費によるもので、平成26年度は市民文化会館大ホールの舞台吊り物設備の改修工事及び大ホールのトイレを洋式化する工事をあわせて3億2,000万円余、大ホール空調設備のオーバーホール修繕等が2,000万円余、バリアフリーと改修計画の策定委託費500万円余を計上しております。平成25年度は、小ホール吊り物や空調設備の工事請負費1億9,000万円余でございまして、この差による増額でございます。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) では、最後の質問です。予算説明書447ページ、10款8項9目美術館費です。7展覧会開催費(4)(仮称)荒木経惟展についてお伺いします。全体会で休館中のアウトリーチ活動については答えていただきましたけれど、開会中に取り組む教育普及活動について、特に(仮称)荒木経惟展の期間中の取組についてお伺いします。 ○分科会長(牛田朝見) 伊藤副館長。 ○美術館副館長(伊藤達也) 展覧会期間中の教育普及活動といたしましては、従来から実施しております学芸員やガイドボランティアによる作品解説や、関連映画の上映のほか、荒木経惟と小説家瀬戸内寂聴の対談を、寂聴とアラーキーの往生漫談と題して開催する予定です。この対談は5月11日コンサートホールにおいて開催し、司会には作家やエッセイストとして活躍する阿川佐和子を予定しております。また、これ以外にも展覧会に関連するテーマに沿って写真を募集し、すぐれた作品はホームページ等で紹介するコンクールの開催も計画しております。これらの企画を通してより幅広い皆様に美術館に足を運んでいただけるよう取り組んでいきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにありませんか。  桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 私から1点伺います。437ページ、10款8項4目の青少年教育費の3青少年相談センターの(2)相談活動費で1点伺います。平成25年度の当初予算では1,350万円余を計上しまして、平成26年度につきましては、480万円余減額されていますが、このことは相談件数が減少していることなのかを含めて、その理由について伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 川澄青少年相談センター所長。 ○青少年相談センター所長(川澄之保) 相談活動費の減額でございますが、減額により相談希望者への対応ができにくくなったり、相談件数が減少したりすることはございません。  減額には二つの理由がございます。その一つは電話相談を担当するスタッフを研修を積んだ電話相談スタッフから、相談活動の専門家である臨床心理士にかえることでございます。この変更で3青少年相談センター費(2)相談活動費に含まれる電話相談スタッフへの報償費473万円余を廃止いたしました。そのかわり、平成26年度には10款8項4目1の人件費(3)青少年相談員報酬等に、電話相談を担当する臨床心理士1名増員分の報酬等394万円をつけ替えました。よって、電話相談を臨床心理士が担当することにより、相談体制の強化が図られると考えております。なお、電話相談を臨床心理士に変更したことにより電話相談員研修の見直しも進め、講師謝礼の減少や出張旅費の削減等も行うことができました。  もう一つにつきましては、相談活動費に含まれる相談担当専門職員の通勤費の予算計上を大きく見直しをしました。今まで勤務していた臨床心理士や、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー14名は、遠方からの通勤者が多かったため、多くの通勤費を予算計上いたしておりました。平成26年度には14名中6名が入れかわり、通勤距離が現状よりも大幅に短い職員がふえる予定でございます。これに伴い、通勤費をこれまでの実績も踏まえながら大きく見直しに努めた結果、328万円余の減額となりました。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにありませんか。  山内委員。 ○分科会委員(山内健二) 423ページ、10款7項2目文化財保護費の中で1人件費でございますが、2点お聞きいたします。平成25年度には市史編さん専門委員会相談役報酬一人で3万2,000円が計上されておりましたけれども、平成26年度には項目がありませんけれどもその理由をお聞かせください。 ○分科会長(牛田朝見) 日高課長。 ○文化財課長(日高 守) 市史編さん専門委員会の相談役は、愛知教育大学の名誉教授である新行紀一氏に市史編さん事業の立ち上げ当初から市史を刊行するに当たり、必要なときに助言等をしていただく立場として依頼をしてきましたが、昨年の10月新行氏から体調不良により今年度限りで相談役を辞退するとの申し出がありました。これを受け、後任の人選を進めてきましたが、相談役は豊田市全体の歴史などに精通し、愛知県史も含め他の自治体史にかかわるなど、経験豊富な人材が適任と考えます。  しかし、このような適任者が見つからなかったため、平成26年度につきましては相談役は不在として予算化を見送りました。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 山内委員。 ○分科会委員(山内健二) 相談役不在ということでありますけれども、影響が出ないのか、またどのように補っていくのかお聞かせください。 ○分科会長(牛田朝見) 日高課長。 ○文化財課長(日高 守) 不在による影響は今のところは特に相談事項もないため、大きな影響はないと思っております。また、相談役は豊田市史編さん委員会規則により、市史編さんに関する専門的事務を行う専門委員会におくことができると規定されており、必置規定ではありませんので、適任者が見つかるまでの間はやむを得ないと考えております。なお今後、難題等が発生した場合は愛知県や他の自治体の事務局等に照会して、その回答などを参考に最終的には各部会の部会長で構成する専門委員会で議論し、解決していくことで対応していきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 山内委員。 ○分科会委員(山内健二) 続きまして、431ページ、10款7項5目図書館費でありますが、5施設の管理運営費の(3)中央図書館資料購入費でありますけれども、平成26年度における資料購入の考え方をお聞かせください。 ○分科会長(牛田朝見) 那須図書館長。
    ○図書館長(那須一郎) 平成25年度に一般書について選択基準の見直しを行いました。選択基準といいますのは、図書館の蔵書として収集すべきかどうか判断するための実務的な基準となるもので、価格、内容、利用ニーズなど、さまざまな要素を考慮したものであります。平成26年度における資料購入は新たな選択基準に従い、利用ニーズに適した資料購入と、効果的な図書資料の蔵書形成に努めてまいります。具体的には、哲学、歴史などの人文科学系及び政治経済などの社会科学系の図書利用が減少し、機械工学、情報工学などの工学系の図書利用が増加しているため、自動車資料を含むものづくりに関連する分野の図書などの購入を強化してまいります。また、資料の劣化が進んでおります児童書、絵本の中で長く読み継がれているものにつきましては、積極的に買い変えを進めてまいります。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 山内委員。 ○分科会委員(山内健二) 同じく431ページでございます。6インターネット管理運営費でございます。昨年に比べて1,000万円減額されておりますけれども、その理由をお聞かせください。 ○分科会長(牛田朝見) 那須館長。 ○図書館長(那須一郎) 主な減額理由といたしまして、平成25年11月に中央図書館ホームページをリニューアルいたしました。その際に新たな画面情報を一元的に保存、管理、編集するソフトウエアと、それに附属するサーバーなどの機器を導入いたしました。導入作業が平成25年度内に完了いたしましたため、減額となりました。さらに、平成25年度はインターネットパソコン8台の更新に際しまして、機器のコストダウンと導入するソフトウエアの精査によりまして、これも減額となりました。以上が平成26年度の減額の理由でございます。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 山内委員。 ○分科会委員(山内健二) 最後の質問でありますが、443ページお願いします。10款8項8目体育施設費の12柳川瀬公園費の中で地域から要望が多いのですけれども、多目的グラウンドの夜間照明の整備について、平成26年度はどのように取り組んでいかれるのかお聞かせください。 ○分科会長(牛田朝見) 伊藤課長。 ○スポーツ課長(伊藤勝介) スポーツ施設の整備につきましては市内全体の状況を踏まえて優先度をつけながら、順次整備していく予定でございます。柳川瀬公園の多目的広場につきましての夜間照明設備につきましては、必要な設備であると認識しておりますが、平成26年度は取組の予定はありません。市全体の施設整備の状況を勘案した上で、平成27年度以降に対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 鎌田委員。 ○副分科会長(鎌田ひとみ) 予算説明書437ページ、10款8項4目3の青少年相談センター費(2)相談活動費、先ほど予算の説明がありましたが、今回この電話相談の窓口を電話相談スタッフから臨床心理士にかえるということで2点お伺いいたします。  1点目は、電話相談件数の現状と臨床心理士による電話相談の体制、電話相談を臨床心理士が担当する効果をどのように考えてみえるのかお伺いいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 川澄所長。 ○青少年相談センター所長(川澄之保) まず、電話相談の体制でございますが、平成24年度の電話相談への年間相談件数は451件であり、1日平均2件弱となっております。平成25年度も2月末現在の集計では444件となっており、昨年度同様1日あたり2件弱という現状でございます。  そこで、平成26年度青少年相談センターにおける電話相談の体制といたしましては、臨床心理士の資格を持ち、相談活動に携わる職員は現在いる臨床心理士の資格を持つ相談員6名に1名を加えて7名となる予定です。この7名が青少年相談センター内でこれまでも日常行っております来所される方への来所相談を行いながら、交代で1名が電話相談を担当する予定でございます。  次に、電話相談を臨床心理士が担当する効果でございますが、臨床心理士が相談活動の専門家として市民の相談に対しまして、傾聴することに加えて専門的なアドバイスが臨機応変にできるため、いじめや不登校、発達、虐待等の問題に対して、解決の糸口が見つかる可能性が高まると思っております。  さらに、臨床心理士が電話相談と面接相談を両方担当し、電話相談から面接相談につなげることで、悩みを抱える市民は継続的な支援が受けられる効果があると考えております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 鎌田委員。 ○副分科会長(鎌田ひとみ) 2点目ですが、臨床心理士に交代することに対して、今までされていた電話相談スタッフの方々の声はどのようなものがあったのか、また今後こういった市民力をいかした電話相談スタッフの活用をどのように考えてみえるのかお伺いいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 川澄所長。 ○青少年相談センター所長(川澄之保) まず、電話相談スタッフの方々の声でございますが、今回の体制変更に当たっては、平均すると1日に2件程度の電話相談に2名のスタッフが専任で常駐している現状でもありましたので、相談内容の分析や電話相談スタッフとの面談を通じて、検討を続けてまいりました。電話相談スタッフの一部の方々からは、市民である私たちの活動がなくなるのは残念であるとか、専門家も必要であるが、電話相談スタッフをもっと活用してほしいなど、一定の理解を示しつつも残念に思う意見がありました。  しかし、専門家にアドバイスをいただけることは、利用者にとってもプラスになり、臨床心理士に交代することは理解できますという声は半数を超えておりました。また、電話相談で多くのことを学ばせていただき、自身のスキルアップすることができ、感謝していますや、電話相談員の研修で培ったスキルをいかして、心の相談員をやらせていただいています。など、これまでの活動に感謝し、次のステップに生かそうとされる方々も半数以上ありました。電話相談スタッフの方々に対しましては、大学教授と専門家による研修を通して、対人関係や障がいの対応等について学習を積ませ、育成した電話相談スタッフですので、豊田市教育委員会が小・中学校に配置しています心の相談員や、学級運営補助指導員などで活躍していただきたいと考えております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 光岡委員。 ○分科会委員(光岡保之) 説明書の441ページ、10款8項7目、説明欄1の(2)市民文化会館費の施設整備費、先ほど深津委員から質疑があって、大ホールの修繕トイレの修繕とがあったわけでありますけれども、私がお尋ねしたいのは、市民文化会館の2階に以前国際会議場というのがありまして、そこで同時通訳の機能があったと記憶しております。この施設が使用不可ということを聞いておるわけですが、まずこの事実関係についてお尋ねしたいというように思います。 ○分科会長(牛田朝見) 築山課長。 ○文化振興課長(築山忠司) 市民文化会館は、昭和56年7月に開館しました。その2階にあります当時の国際会議室につきましては、平成16年度から文化振興課が管理しております。文化振興課への移管時点で、同時通訳機器の通訳者ブースの操作卓が故障しており、同時通訳ができない状況でした。その後、国際会議室としての利用が非常に少なく、平成19年4月に市民の利便性の向上を図るため、大会議室として一般貸し出しを始めました。したがいまして、現在は国際会議室ではなく、大会議室として主に会議などで年間50日ほど利用していただいております。  修繕費につきましては、平成14年度の見積もりで4,000〜5,000万円というお話を聞いております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 光岡委員。 ○分科会委員(光岡保之) 平成26年度は、環境先進都市の国際会議の予定もあると聞いておるわけであり、本市において、これは市民文化会館に限るわけではありませんけれども、公共施設の中で同時通訳のできる機能がないということは、私はこれは問題ではないかなと思うわけであります。それに対する見解をお尋ねしたいと思います。 ○分科会長(牛田朝見) 築山課長。 ○文化振興課長(築山忠司) 市民文化会館の同時通訳機器は使えない状況ですので、現時点では同時通訳設備を備えた公共施設はございません。同時通訳機器を含めた通信や音響機器等の技術は日進月歩で進歩しており、利用頻度や会場レイアウトの自由度を考慮しまして、維持管理が必要な固定設置か、そのときの利用状況にあったレンタル対応がよいのかを見きわめていく必要があると思います。今後の同時通訳機能の必要性につきましては、同時通訳の機会が想定されます関係課での協議が必要であると考えます。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 光岡委員。 ○分科会委員(光岡保之) もう1点別件ですけれども、ページ数447ページ、10款8項9目美術館費で、説明欄4の(2)です。ここに七州城・又日亭の予算が載っておるわけでありますけれども、まず1点目、七州城・又日亭の12万8,000円の予算の内訳についてお尋ねします。 ○分科会長(牛田朝見) 伊藤副館長。 ○美術館副館長(伊藤達也) 予算の内訳といたしましては、電気料が6万円、パンフレット印刷費が4万8,000円余、隅櫓のガス代が1万8,000円余でございます。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 光岡委員。 ○分科会委員(光岡保之) この又日亭という、その言葉自体がなかなか市民になじみがないというのか、正しく読める人も少ないと思うわけでありますけれども、利用頻度がどの程度のものかお尋ねします。 ○分科会長(牛田朝見) 伊藤副館長。 ○美術館副館長(伊藤達也) 今年度を含めた過去3年間の利用件数と人数についてお答えいたします。  平成23年度が6件で850人、平成24年度が2件で513人。平成25年度がきょう現在のところ7件で1,258人となっております。  利用内容といたしましては、大部分がお茶会を始めとする茶道関係でございますが、それ以外にも美術作品や華道の展示場所などとして利用されております。また、今年度はより多くの皆様に又日亭を知っていただくために、10月に開催したミュージアムフェスタの期間中に、ワークショップの会場やスタンプラリーのチェックポイントとしても活用しております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 光岡委員。 ○分科会委員(光岡保之) この又日亭の利用頻度の答弁があったわけですけど、非常に私は少ないと見ておるわけであります。この又日亭自体はもともと寺部、渡邊藩の所有のものでありまして、それが名古屋に行き、その後豊田市内の千足町の庵寺にあると記憶しております。それが、美術館に移転をされたという歴史があるわけであります。あの又日亭の中には、兜棚という非常に貴重なものもあるわけでございますが、このままでいくと、有名無実、無用の長物というような存在になっていって、建物も古いものでありますので、老朽化も進んでいくと思うわけであります。市としてこの又日亭の重要性をどのように認識しておられるのかお尋ねいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 日高課長。 ○文化財課長(日高 守) 又日亭の重要性についてですが、議員がおっしゃられたように又日亭は寺部城内にあったと伝えられる書院と茶室で、明治25年ごろに千足町に移築され、その後昭和56年に現在地へ移築、復元されたものであります。又日亭は寺部に城を構えた渡邊家10代領主であり、尾張藩家老であった渡邊規綱が設計したと考えられております。規綱は茶道などに精進した文化人としても非常に著名で実の弟は裏千家11代玄々斎であります。又日亭はこうした人物がかかわった建物として、歴史的価値を有しており、重要性は高いと認識しております。  なお、現在の建物の文化財的価値につきましては、新修豊田市史編さん事業の中で来年度に建物の調査を行う予定であり、その結果を踏まえて判断していきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 光岡委員。 ○分科会委員(光岡保之) 先ほどの答弁で利用頻度としてはお茶会とか、一部花会に使われておるという答弁もありましたし、来年度は調査をしていきたいとこういうことでありますので、それは明るいことかなと思うわけであります。その調査すると同時に、又日亭の利用拡大策をどのように考えてみえるのかお尋ねします。 ○分科会長(牛田朝見) 伊藤副館長。 ○美術館副館長(伊藤達也) 5点挙げさせていただきます。まず、1点目は貸し出し備品の拡大でございます。又日亭利用者への茶道用備品の貸し出しにつきましては、現在割れ物を除いて童子苑に備えつけられております備品の貸し出しをしておりますが、今後は抹茶茶碗など、今まで貸し出しを行っていなかったような割れ物等についても貸し出しを行うことにより、さらに利用者の利便性向上を図ってまいります。  2点目はホームページの充実でございます。美術館ホームページの中での又日亭の紹介方法につきまして、画像を掲載したり、建物の歴史的な背景の記述を充実させるなどの見直しを行うことにより、より多くの方々に又日亭のことを知っていただけるよう工夫してまいります。  3点目は、美術館事業での利用でございます。一般利用者への貸し出しだけでなく、美術館の事業の中で、お茶会以外の利活用についてもミュージアムフェスタなどの折に、美術作品の展示やワークショップの実施など、幅広く利用拡大を図ってまいります。  4点目は、案内表示の見直しでございます。又日亭は木立に囲まれておりまして、美術館側からはわかりにくい位置にございますので、敷地内における案内表示についても、もう少しわかりやすく見直すことで敷地内を散策される皆様への又日亭への誘導を図りたいと考えております。  5点目は、文化財課との連携でございます。七州城隅櫓の見学を案内する折には、又日亭の紹介についても可能な限り行うなど、その周知に向けた取組を進めてまいります。これらの取組を通しまして、さらなる利用促進に努めてまいります。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、続いて委員外委員発言の申し出についてお諮りします。  青山委員のコンサートホール・能楽堂運営費についてを趣旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ご異議なしと認め、青山委員の発言申し出を許可します。  青山委員、発言席へお進みください。  青山委員。 ○委員外委員(青山さとし) 10款8項2目文化活動費、433ページになります。7コンサートホール・能楽堂運営費、(2)クラシック音楽・能楽鑑賞会負担金について、アウトリーチ事業が1事業予算計上されておりますが、そのアウトリーチ事業の費用の内訳についてまずは確認します。 ○分科会長(牛田朝見) 築山課長。 ○文化振興課長(築山忠司) 平成26年度のアウトリーチ事業費は150万円でございます。内訳としましては、文化振興財団100万円、豊田市50万円。主な用途はアーティストへの謝礼になります。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 青山委員。 ○委員外委員(青山さとし) 平成25年度には文化振興財団が既にアウトリーチ事業として取り組んでいたと思いますが、平成26年度のこのアウトリーチ事業は、文化振興財団との連携についてどのように行っていくのか確認します。 ○分科会長(牛田朝見) 築山課長。 ○文化振興課長(築山忠司) アウトリーチ事業の開催場所やアーティストの選定、学校への情報提供などの調整について、文化振興財団と連携協議して実施してまいります。また、平成25年度の財団実施事業から平成26年度市との共催事業とすることで、アウトリーチの実施回数を、平成25年度の9回から15回程度に拡大して実施していく予定でございます。  あわせて、平成26年度はクラッシック音楽だけでなく、能・狂言など伝統芸能にも拡大し、ワークショップや地域での講演なども実施していく予定でございます。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 青山委員。 ○委員外委員(青山さとし) 最後になります。平成26年度から豊田市としてアウトリーチ事業に予算計上して、展開していくものですが、このアウトリーチ事業で市が期待する効果としてどのように考えているのか、何を期待してアウトリーチ事業を進めるのかお聞きします。 ○分科会長(牛田朝見) 築山課長。 ○文化振興課長(築山忠司) アウトリーチ事業は、公共ホールが地域住民との新しい接点を求めて、市民に身近な場所に出向いて活動を行うものであり、近年全国の公共ホールで取組が広がっております。豊田市コンサートホール・能楽堂は一流のアーティストによる講演を年25回ほど行っており、その機会を生かし、一人でも多くの市民にクラシック音楽や伝統芸能の楽しさ、すばらしさを体感していただき、音楽文化の拠点である豊田市コンサートホールへの関心を高め、鑑賞者の拡大につながることを目指しております。  特に、子どもたちに対しましては、アウトリーチ事業を通して一流の音楽や伝統芸能との出会いや交流、指導などを通して感性の育成や想像力を育む場となるような事業効果を期待しております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 以上で、質疑を終わります。  青山委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、お諮りします。  岡田委員の中央公園費についてを趣旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申し出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 私からは10款8項8目、予算説明書443ページ、説明欄の14中央公園費についてでございます。3点お伺いいたします。こちらの(1)管理運営費7億6,300万円余が計上されておりますが、まず、株式会社豊田スタジアムの指定管理料は、このうち幾らを占めるのかお聞かせください。 ○分科会長(牛田朝見) 伊藤課長。 ○スポーツ課長(伊藤勝介) 中央公園指定管理料は7億200万円余でございます。
     以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、続きまして、(2)施設整備費におきまして3億2,800万円余が計上されておりますが、この豊田スタジアムの修繕の予定として、大きなものはどんなものを修繕されるのか。またその費用としての内訳をお聞かせをいただきたいと思います。 ○分科会長(牛田朝見) 伊藤課長。 ○スポーツ課長(伊藤勝介) まず、修繕の予定でございますが、平成26年度は開閉屋根、ガスタービン発電機の部品更新、稼働席のタイヤの修繕等を実施する予定でございます。内訳につきましては、まだ契約前でございますので、詳細については差し控えさせていただきます。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) わかりました。  では、最後ですが、過去に業者に委託した豊田市のスタジアム修繕計画を策定をされたと認識をしておりますが、その後、これは市として最終的な策定作業ではないよというご答弁で、今後、豊田スタジアムの修繕計画策定を市として詳細に行っていくというご答弁もありました。平成26年度における修繕計画策定作業、また予算の計上があるのかどうかお聞かせをいただきたいと思います。 ○分科会長(牛田朝見) 伊藤課長。 ○スポーツ課長(伊藤勝介) 現在、市の内部で修繕内容や修繕時期をより実効性のあるものとするとともに、必要な費用を明確にするための資料、作業を実施しておりまして、引き続き平成26年度も実施し、早い時期に内容を固めてまいりたいと考えております。策定作業にかかる予算でございますが、先ほど申しましたように市内部で実施するために計上はしておりません。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 以上で、質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、お諮りします。  根本委員の人件費及び中央公園費についてを趣旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ご異議なしと認め、根本委員の発言申し出を許可します。  根本委員、発言席へお進みください。  根本委員。 ○委員外委員(根本美春) それでは聞きます。10款8項4目で予算説明書のページ数は435ページ。青少年教育費、説明欄の1人件費、(1)スクールソーシャルワーカー報酬等でお聞きいたします。ここでは、いじめなどの問題に関するコーディネート役、大変役割の大きいスクールソーシャルワーカーの報酬として計上がされております。3名のスクールソーシャルワーカーが配置されていると考えますが、この3名の報酬は、人件費で計上がされているのかどうなのかお聞きいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 川澄所長。 ○青少年相談センター所長(川澄之保) スクールソーシャルワーカーの人件費でございますが、10款8項4目435ページの青少年教育費におきまして、1人件費(1)スクールソーシャルワーカー報酬等に2名分788万円余を計上しております。また、(2)青少年相談指導員報酬等900万円には2名中の1名がスクールソーシャルワーカーであり、青少年相談指導員という指導的立場で仕事をしております。よって、(1)スクールソーシャルワーカー報酬等に2名分、(2)青少年相談指導員報酬等に1名分、あわせて3名分の人件費を計上しております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) それでは次に、10款8項8目体育施設費、予算説明書のページ数は443ページ、14中央公園費、先ほどもありましたが、(1)豊田スタジアムの管理運営費、歳入として入ってくる使用料、広告料など差し引いて、持ち出し分が予算としてどのぐらい計上されているのかお聞きいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 伊藤課長。 ○スポーツ課長(伊藤勝介) 中央公園管理運営費の予算額が7億6,323万円余、中央公園使用料収入が6,465万円余、差引で6億9,858万円余ということになります。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) 施設整備費の内容については先ほどご答弁がありました。金額についても聞く予定でありましたが、現時点ではわからないということでありましたので、この辺は割愛させていただきます。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 以上で、質疑を終わります。  根本委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、11款について質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、続いて、継続費及び債務負担行為について質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。  深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) では、私からは賛成の立場から大きく二つについて意見を申し上げます。一つ目は文化財の保護保存に関する取組です。私は文化財を保護保存していくことも、文化財課の使命の一つである郷土愛の育成につながるものだと思います。今回質問させていただきました、豊田大塚古墳や松本家長屋門の今後の利用についても百聞は一見にしかずというように、子どもたちにとって本物があった場所で間近に中を見ることができたり、建物内部に入って体感することは机上の学習にまさる大きな効果であると思います。本物を体感することで得られる感動は大人になっても忘れず、ふるさとの誇りになると確信します。  また、松本家長屋門は周辺に渡邊家ゆかりの文化財が多くあると聞いております。それらの場所を含めて、エリアとして利活用していくことも大切なことだと認識します。今後の文化財は保存と活用の両輪で整備し、ふるさとの宝である歴史や文化財を未来へ継承し、ふるさとの魅力を発信していただけるよう期待します。  二つ目は、スポーツの取組、とりわけJリーグホームタウン事業についてであります。先ほど質問しましたように、子どもたちを対象にしたキッズサッカー教室や保育師や教員を対象にしたサッカークリニックにより、子どもたちの健全育成や体力向上が図られたこと。また、豊田スタジアムで開催されるJリーグの試合を見る市民の割合もふえてきたことが確認できました。Jリーグでは、ホームタウンをクラブと地域社会が一体となって実現するスポーツが生活に溶け込み、人々が心身の健康と生活の楽しみを享受することができるまちと定義づけています。つまり、市民と行政とクラブが一体となり、さまざまな地域活動や地域交流を行うことで、人々に夢と感動を与え、希望を生み出すことで地域活性化を果たす、こんなことはホームタウン事業の役割だと思います。本市は名古屋グランパスのホームタウンであり、豊田スタジアムはホームスタジアムであります。プロスポーツを通じて、スポーツの推進や子どもたちの育成を図ることは、大変意義のあることだと思います。今後は選手と子どもたちとの交流、商店街との交流など、本市のスポーツ振興、地域活性化のために一層の事業の推進を図っていただくことを願い、賛成の意見とさせていただきます。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにありませんか。  光岡委員。 ○分科会委員(光岡保之) 私も基本的には議案第41号の教育委員会分の予算については賛成であります。ただ、私が質問した件について2点、意見を申し上げさせていただきます。  1点は、市民文化会館の大ホールの修繕にちなんだ意見であります。2階にある以前の国際会議場、今は大会議室とかわっておるようでありますけれども、ここの同時通訳施設、これは今のところ考えていないという話でありました。ただ、先ほど使う頻度が少ないという答弁もあったわけでありますけれども、使う頻度が少ないのではなくて、これは使えないから使わない。私も2、3年前に民間の会場をお借りして、使用したことがありますし、ことしもダービーシャーとの子ども会議でも検討がどうされたのかよくわかりませんけれども、要は施設があれば市民の皆さんは結構使われると思いますし、豊田市も国際都市でありますし、また、環境モデル都市として世界に情報発信をしていくということが現実にあるわけでありますので、海外から日本に来られる人が、もっともっとふえていくというように思います。そういう中で、お迎えする日本側は、まだまだ今の日本人では外国のことば、英語すらよくわからないという人が多いと思いますし、何よりお客さんの海外の人が日本語が難しくてわからないということは当然あるかと思いますので、そうしたときのコミュニケーションがうまく取れないということは十分あると思います。日本側としては、いわゆるおもてなしの心でコミュニケーションがうまく取れるような同時通訳施設の機能の充実が私は必要だと思いますので、これはどこが担当して、どの場所でということは、今後の全体の話でいいと思いますけれども、副市長もお見えでございますので、ぜひそういった意味では同時通訳のできる施設というのを考えていただきたいと思います。もう1点でありますけれども、先ほど美術館費の中で、又日亭の利用拡大策についてご答弁いただきました。5点の答弁いただいて、そのうちの1点目が貸し出しの拡大を図っていきたいという答弁があったわけであります。これは非常にいいことだと思っております。今まで、なぜ、例えば隣に童子苑があって、童子苑の中に一歩亭があり、豊祥庵がありますけれども、こちらは利用頻度が非常に高いと思うわけですね。しかし、隣接の又日亭は先ほど数字の発言もありましたけれども、利用者が非常に少ない、なぜこの又日亭が利用者が少ないかというのは、要は童子苑と一体利用ができないということです。童子苑は豊祥庵であっても、一歩亭であってもこの備品の貸し出しができるということですけれども、又日亭は備品の貸し出しが許可されない。したがって、例えばお茶会をやるにしても、全部持ち込みでないと、又日亭が使えないという問題があったわけであります。先ほど答弁の中で貸し出しの利用を拡大をしていきたいということがありましたので、それは大いに期待をしたいと思うわけであります。いずれにしてもこの又日亭は、豊田で生まれた貴重な文化でありますので、これを粗末にしてはいけないと思います。例えば、豊祥庵や一歩亭は利用頻度が高いですけれども、新しい施設であります。又日亭は古い施設で、昔からの施設である訳でありますので、これを大切にしていくことは非常に大事だと思いますので、この豊田で生まれた文化を後世に伝えるためにも、利用拡大策を今後も十分に検討していただくように、改めて意見として述べさせていただきます。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにありませんか。  鎌田委員。 ○副分科会長(鎌田ひとみ) 青少年相談センター、相談活動費について賛成の立場で意見を述べさせていただきます。子どもと親の電話相談はあとラインとよたの担当者が、市民のスタッフから臨床心理士にかわるメリットは悩みを聞くことに加えて、専門的な視点からのアドバイスが受けることができ、早期に悩みを解決できる可能性があるということでありました。  電話相談スタッフのはあとラインとよたのよさは、市民力を生かし、はあとラインスタッフがリスナーに徹して、相談者の悩みに寄り添い、匿名性が生かされる点が最大のメリットであったと思います。平成26年度からは1名臨床心理士の方を増員して、相談窓口体制となるということですが、これまでのはあとラインスタッフ以上に、相談者から共感が得られるような相談体制をとっていただくこと。また、今後の事業の検証もすることが重要ではないかと考えます。  また、今まで相談者を勤められたはあとラインスタッフの方々が、今までの研修などで培われた力が生かされ、発揮できるような活躍の場を今後も提供していただけることを申し上げまして、意見とさせていただきます。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、以上で教育行政部及び学校教育部所管分を終わります。  暫時休憩といたします。  再開は午後1時15分とします。                         休憩 午後0時16分                         再開 午後1時11分 ○分科会長(牛田朝見) 子ども部所管分について審査を行いたいと思います。  始めに、議案第28号平成25年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  議案第28号について説明願います。  大谷副部長。 ○副部長(大谷哲也) 子ども部の補正予算についてご説明を申し上げます。  まず、歳入であります。補正予算説明書の56ページと57ページをお願いします。14款1項1目民生費国庫負担金の2節児童福祉費負担金として5億1,700万円余の減額となっております。これは児童手当負担金が国からの支給実績に基づいて減額になることが主な理由です。  続いて、58ページと59ページをお願いします。14款2項2目民生費国庫補助金の4節児童福祉費補助金として870万円余の増額となっています。これは、放課後子どもプラン補助金が、補助基準単価の増額と放課後児童クラブの参加人数の増加によりふえたこと、また、国が支給する子育て世帯臨時特例給付金の給付事務費の補助金等を計上したことによるものです。  続いて、64ページと65ページをお願いします。7目教育費国庫補助金の4節幼稚園費補助金として1,100万円余を減額しております。これは、私立幼稚園就園奨励費補助金の減額によるもので、国の補助単価が当初の見込みより下がったことによります。次に、68ページと69ページをお願いします。15款1項2目民生費県負担金、3節児童福祉費負担金として2,000万円余の減額となっています。これは、児童手当の執行が当初の見込みより少なかったことによるものです。  続いて、70ページと71ページをお願いします。15款2項2目民生費県補助金の4節児童福祉費補助金が2,100万円余の増額となっています。これは、国が進める待機児童対策に伴って、私立こども園の保育師の処遇改善事業が新たに補助対象にされたことが主な理由です。  続いて、歳出にかかる補正についてご説明いたします。172ページと173ページをお願いします。まず、3款民生費です。1目児童福祉総務費ですが、4,800万円余の減額となっております。主な要因としては、説明欄8放課後児童健全育成費の放課後児童クラブ指導員の費用弁償等の執行残や、説明欄10私立こども園振興費の私的契約児保育費と運営費補助金の執行残によるものです。  続いて、2目児童措置費で2億100万円余を減額しています。主な理由は説明欄1私立こども園運営費の執行残で1億900万円余を減額しています。これは、青松こども園の改築による定員拡大が、平成25年4月から7月末に3か月ほど遅れたことなどによりまして、私立こども園の園児数が見込みを下回ったことによるものであります。  次に174ページと175ページをお願いします。3目母子福祉費として、3,500万円余を減額しています。主な理由は児童扶養手当給付費の執行残であります。続いて、4目保育園費で2,400万円余を減額しています。理由は説明欄3のこども園建設費にあります、松平こども園と寿恵野こども園の建設工事の入札差金の減額などによるものです。  続いて、7目子育て給付金費として100万円を増額しています。これは、国が実施する子育て世帯臨時特例給付金を支給する上で、給付事務に必要となる職員手当分を新たに計上したものです。  続きまして、補正予算書をお願いいたします。継続費と債務負担行為について説明をいたします。20ページと21ページをお願いいたします。第2表継続費補正です。児童福祉費の関係で4件、幼稚園費の関係で1件あります。まず、20ページの下の欄の児童福祉費の関係で、平成25年度で事業が終了する松平こども園と寿恵野こども園の建設事業、益富こども園外17園の空調設備整備事業については、いずれも入札差金に基づく減額を行いました。また、平成26年度までを事業期間とする永新こども園外24園の空調設備整備事業と、21ページの教育費にある旭こども園外11園の空調設備整備事業につきましては、平成26年度からの価格の上昇などに対応するため、増額しております。続きまして、24ページをお願いします。  第4表債務負担行為補正であります。一番上の浄水小学校外1校の放課後児童クラブの仮設活動室借上げと、一番下の藤岡中央児童館仮設児童館借上げは、リース期間満了に伴う再締結にかかる債務負担です。そのほかの、梅坪小学校外4校、中山小学校、高嶺小学校、畝部小学校外28校の仮設放課後活動室借上げと、中根山こども園外1園の仮設園舎借上げについては、契約期間中の消費税増額分の変更契約に対応した補正であります。説明は以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 私から2点伺います。まず、補正予算説明書の175ページをお願いします。3款4項3目の母子福祉費の3児童扶養手当給付費でございます。先ほども説明いただきましたが、1年前の平成25年度の予算説明会におきまして、給付費を受けられる方が増加傾向と聞いておりましたにもかかわらず、今回3,000万円の減額をされる要因をどのように考えているのか伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 野田子ども家庭課長。 ○子ども家庭課長(野田洋子) 当初予算額は過去3年間の増加率を参考に積算をいたしましたが、実績ではその額に満たなかったことが不用額として減額することになった要因であります。また、平成25年10月分から物価スライドによって手当額が0.7パーセント引き下げられたことも減額の一因であります。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 最後2点目です。259ページをお願いします。10款5項1目の幼稚園費の1管理運営費でございます。1,123万円の減額理由について伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 後藤保育課長。 ○保育課長(後藤哲也) 管理運営費は1,100万円余を減額しておりますが、このうち1,000万円余は給食調理にかかる委託料であります。  委託料については、実績に基づいて給食調理を委託する食数を見込んでおりますが、園児数が見込みを下回ったため、減額するものでございます。ここ数年、より長時間の保育を希望する保護者が増加していることから、保育所認可園への入園がふえ、逆に幼稚園認可園での園児数が減少する傾向にございます。  以上です。 ○分科会委員(板垣清志) 補正予算書20ページと21ページ第2表継続費補正について1点お伺いいたします。20ページの永新こども園外24園の空調整備事業。21ページの朝日こども園外11園の空調整備事業については、ただいまのご説明でそれぞれ増額補正という説明があったわけですけれども、その理由と内訳をお聞かせください。 ○分科会長(牛田朝見) 後藤課長。 ○保育課長(後藤哲也) まず内訳でございますが、永新こども園外24園の空調整備事業については1,800万円、朝日こども園外11園の空調設備事業については700万円の増額補正をいたしております。いずれも平成26年度からの消費税増税及び労務単価の上昇等に伴って必要な予算を増額するものでございます。  なお、こども園の空調整備事業につきましては、増額補正により対応する分も含めまして平成26年夏までに整備を完了する予定でございます。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) よろしいですか。ほかにございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、続いて、議案第41号、平成26年度豊田市一般会計予算を議題とします。
     始めに、歳入について質疑を許します。  桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 予算説明書の79ページをお願いします。14款2項2目民生費国庫補助金、4節児童福祉費補助金の母子家庭自立支援給付費補助金でございます。1点ございます。母子家庭がふえる傾向であると聞いていますが、給付費の補助金を516万円余減額する理由について伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 野田課長。 ○子ども家庭課長(野田洋子) この母子家庭自立支援給付金は、就職のための資格取得と経済的自立のために2年以上養成講座を受講した場合に、訓練期間中の生活資金として給付する制度でありまして、平成25年度はこの制度改正によりまして、受講対象者が父子家庭へも拡大されたため、全体で12名分の訓練促進費を計上いたしておりました。そのあと、制度の周知等してまいりましたが、実際には父子家庭の受講者は全くなく、平成26年度は実態に即した8名分の予算で計上いたしました。そのために歳出の減額に伴って給付費補助金を減額いたしました。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、続いて、歳出のうち3款について質疑を許します。  板垣委員。 ○分科会委員(板垣清志) 私から3款について何点か質問させていただきます。  始めに、予算説明書の251ページ、3款4項1目児童福祉総務費の4児童虐待防止費の(2)児童虐待防止対策費が平成25年度予算に対して、増額になっておりますけれども、その理由をお聞かせください。 ○分科会長(牛田朝見) 野田課長。 ○子ども家庭課長(野田洋子) 増額の理由は2点あります。まず1点目は子どもや大人がさまざまな暴力に対する具体的な対応方法を学ぶことを目的といたしました児童虐待防止教育、通称キャップワークショップと呼んでおりますが、この教室の実施を希望します、こども園や幼稚園及び小・中学校での実施回数を、平成25年度に比べまして20クラス分の増加を見込んだためであります。  2点目は、新たな児童虐待防止の周知啓発を目的に、11月の児童虐待防止推進月間にあわせまして、市内の全てのこども園及び私立幼稚園に横断幕を作成して、設置するためであります。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 板垣委員。 ○分科会委員(板垣清志) 同じく、1目児童福祉総務費の21私立認定こども園振興費、253ページ(1)施設整備費補助金について、平成26年度は豊田市で初めての幼保連携型認定こども園ができるとお聞きしておりますけれども、幼保連携型認定こども園に移行するに当たって、市が園に支出する施設整備費補助に対して、国庫補助はどれぐらいの額になるかお尋ねいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 後藤課長。 ○保育課長(後藤哲也) 市は幼保連携型認定こども園へ移行するために施設整備費を行う私立幼稚園に対して、施設整備費の4分の3を助成いたしますが、4分の2は国庫補助で賄われます。平成26年度は三つの私立幼稚園に対して、3億9,800万円余の施設整備費補助金を計上しておりますが、そのうち、2億2,900万円が国庫補助により賄われます。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 板垣委員。 ○分科会委員(板垣清志) 次に、予算説明書の259ページ、3款4項7目子育て給付金の2子育て給付金給付費(2)子育て世帯臨時特例給付金及び(3)子育て支援減税手当について支給に当たっての課題としてはどのような点が挙げられるのかお尋ねいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 野田課長。 ○子ども家庭課長(野田洋子) 主な課題が2点あります。まず、1点目は子育て世帯臨時特例給付金は臨時福祉給付金の対象児童、または生活保護受給世帯は支給の対象となりません。申請者が、どちらの給付金の対象となるかを適切に判断して申請を行うことができるように、周知や広報を行っていく必要があるということです。  2点目は、子育て世帯臨時特例給付金も子育て支援減税手当も基準日である平成26年1月1日に居住している市町村での支給となるために、基準日移行に転出し、さらにそこからまた移動をした受給者への周知徹底を、どの範囲まで行っていくのかということであります。  以上であります。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにありませんか。  桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 説明書の251ページをお願いいたします。3款4項1目児童福祉総務費の8の病児・病後児保育費でございます。1点伺います。3,900万円余の予算を計上していますが、平成26年度の南部地域におけます病児・病後児保育への取組について伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 後藤課長。 ○保育課長(後藤哲也) 南部地域での病児保育室の新規開設については、医師会及び個別の病院に対して、これまで要請を行ってまいりました。その結果、南部地域の医療機関から、平成27年度に病児保育施設の設置を検討するという回答をいただきました。今後、平成27年度の開設に向けて、協議を進めてまいりたいと考えております。なお、病児・病後児保育費につきましては、平成25年度予算から300万円余の増額となっております。これは、病児保育のニーズ増加に対応するため、東山町で開設しておりますすくすくの森で、定員を4人から8人に拡大することとし、その委託料を増額したことによるものでございます。以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 続きまして、253ページの3款4項1目の児童福祉総務費の20私立こども園振興費の(6)産休等代替職員設置費補助金でございます。1点伺います。280万円余から570万円に増額されていますが、産休等を取得する保育師がふえることなのか、具体的な積算内容について伺います。 ○分科会長(牛田朝見) 後藤課長。 ○保育課長(後藤哲也) 定年退職や待機児童対策の推進に伴う保育師の雇用の増加によりまして、公立、私立を問わずこども園では若い保育師がふえております。産休を取得する職員の割合もこれにより高まっている状況です。私立こども園への産休等の代替職員配置に対する補助実績ですけれども、平成24年度は産休取得者が3人で、のべ9か月分の代替職員の人件費に対する補助金を交付いたしました。  続いて、平成25年度の実績ですけれども、10月時点で産休取得者が6人、のべ21.5か月、加えて病休取得者が一人、のべ1.5か月となっており、増加の傾向にございます。平成26年度予算では、27か月分の代替職員配置に対する補助金を計上させていただきました。以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 桜井委員。 ○分科会委員(桜井秀樹) 最後です。259ページの3款4項6目地区児童施設費の2児童館費でございます。1点伺います。豊田市におきます児童館の設置状況と、その基準も含めてご説明いただきたいと思います。 ○分科会長(牛田朝見) 坂井次世代育成課長。 ○次世代育成課長(坂井京子) 児童館の設置状況としましては、現在藤岡中央児童館1館のみという状況です。整備の基準についてですが、市の方針としましては、複合的な機能をあわせもった自治区の集会施設の整備等を推進することにより、法に基づく児童厚生施設としての児童館の整備は行わないこととしています。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) よろしいですか。ほかにありませんか。  鎌田委員。 ○副分科会長(鎌田ひとみ) 予算説明書253ページの3款4項1目児童福祉総務費、255ページの3款4項4目保育園費、一部10款の幼稚園費もかかわってきますが、ここで待機児童対策にかかわる予算についてお伺いいたします。1点目はこれらの費目ではいずれも待機児童対策についての予算措置がされていると思いますが、現在把握している待機児童数をお尋ねします。また、平成26年度の4月当初時点では、平成25年度と比較してどれくらい園児の受入れを拡大されるのかお伺いいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 後藤課長。 ○保育課長(後藤哲也) 待機児童数は、毎年4月1日と10月1日現在の数値を把握しております。最新の数値である平成25年10月1日の本市の待機児童数は171名で、このうち170名が0歳児から2歳児のいわゆる乳児となっております。平成25年度に実施いたしました公立こども園の施設整備や、私立こども園に対する施設整備費の補助により、平成26年度当初には平成25年度に比べて278名の乳児受入枠の拡大をいたします。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 鎌田委員。 ○副分科会長(鎌田ひとみ) 2点目ですが、平成26年度予算における待機児童の解消に向けた取組がいくつかあると思いますが、どんな取組があるのか総括してお答えください。また、そうした取組により0歳児から2歳児までの受入れがどれくらいふえるのか、あわせてお尋ねいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 後藤課長。 ○保育課長(後藤哲也) 平成26年度は、私立幼稚園の幼保連携型認定こども園への移行支援や公立こども園の改修など、既存の施設を活用して待機児童対策を進めてまいります。まず、挙母ルーテル幼稚園、中山松元幼稚園、美山幼稚園の三つの私立幼稚園に対して、幼保連携型認定こども園への移行を支援し、乳児の受入れ施設の整備を進めてまいります。  これによりまして、平成27年度当初には、およそ100人の乳児受入れ枠の拡大を見込んでおります。さらに、幼稚園認可園である上郷、美和、藤藪の三つの公立こども園について、施設改修により乳児受入れ施設を整備し、およそ65人の乳児受入れ枠の拡大を見込んでおります。以上をあわせまして、0歳児から2歳児までの乳児について、165人の受入れの拡大を目指してまいります。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、続いて委員外委員発言の申し出についてお諮りします。  根本委員の認証保育所交付金及び私立認定こども園振興費についてを趣旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ご異議なしと認め、根本委員の発言申し出を許可します。  根本委員、発言席へお進みください。  根本委員。 ○委員外委員(根本美春) 3款4項1目で児童福祉総務費、予算説明書のページ数は253ページ、説明欄16認証保育所交付金です。これは毎年計上されておりまして、平成25年度もありました。1点目として認証保育所の現在の数をお聞きいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 後藤課長。 ○保育課長(後藤哲也) 現在、認証保育所数は34施設です。内訳は、病院や企業などで従業員を対象としている事業所内施設が15、広く一般を対象とする施設が19でございます。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) 平成26年度に廃止の予定がされている、または新規に交付する保育所の数をお聞きし、総数はいくつになるのかお聞きします。 ○分科会長(牛田朝見) 後藤課長。 ○保育課長(後藤哲也) まず、認証保育所として認証を受けるためには1年間の事業実績があることと、職員の配置など市が定める認証基準を満たすことが必要となります。平成26年につきましては、5月に新たに施設が事業開始から1年を迎えますので、この施設が市の定める認証基準を満たせば、平成26年度には1施設がふえ、認証保育所の総数は現在の34施設から35施設となる見込みでございます。なお、認証保育所の廃止についてですが、現時点では事業者から廃止についてのお話は伺っておりません。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) 次に、同じページです。児童福祉費、説明欄の21私立認定こども園振興費、ここの3億9,800万円余でお聞きしますが、幼保連携型認定こども園として、私立幼稚園3園に対して、保育施設の新増設のための補助金のそれぞれの園に対する金額をお聞きいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 後藤課長。 ○保育課長(後藤哲也) それぞれ三つの私立幼稚園の補助の金額でございますが、まず、本体の改築にあわせて0歳児から2歳児の乳児受入れ施設を整備する挙母ルーテル幼稚園に対しましては、2億2,200万円余、乳児受入れ施設を増設する中山松元幼稚園と美山幼稚園に対しましては、それぞれ9,200万円余と8,200万円余の補助を予定しております。  以上でございます。 ○分科会長(牛田朝見) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) 2点目に現行の制度では、幼保連携型認定こども園も認可保育所と同じように、入所の決定や保育料は市が決めると確認をしております。そこで、開園が平成27年度となるこの3箇所の園について、入所の決定や保育料は市が決めるものと同じになるのか、保護者と園の直接契約に変わるのかをお聞きいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 後藤課長。 ○保育課長(後藤哲也) 委員もご質問の中でおっしゃられましたように、現行の認定こども園制度については、市では国の通知を踏まえまして、平成26年度の幼保連携型認定こども園につきましては、市で入所の手続、それから保育料の決定等を行ってまいります。平成27年度は新制度実施後でございますけれども、認定こども園については保護者と施設の直接契約が原則とされております。平成26年度のように、市町村で委託保育料の決定や徴収事務等の委託が可能となるかどうかは、現段階では不明でございますが、適切な保育が実施できるように対応してまいります。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 以上で、質疑を終わります。  根本委員は傍聴席へお戻りください。  続いて、4款について質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、続いて、10款について質疑を許します。  板垣委員。 ○分科会委員(板垣清志) 10款につきまして、1点質問をさせていただきます。予算説明書の435ページ、8項3目青少年活動費の8地域子ども会活動費補助金について。新たに子ども会活動の移動手段に対して、補助制度が設けられたと聞いておりますけれども、この制度の概要についてお聞かせください。 ○分科会長(牛田朝見) 坂井課長。 ○次世代育成課長(坂井京子) 新たな補助制度として開始する地域子ども会活動費補助金の目的は、子どもたちの参画による子ども会活動の活性化を図ることにあります。補助対象経費は、市内公共施設を子ども会活動で利用する際の移動費、具体的には観光バス等の使用料で、補助率は10分の8、上限額は5万円とし、平成26年度の利用は80の子ども会を想定しており、400万円を増額しております。子どもたち自身が行ってみたいところや、やってみたいことについて意見や考えを出し合い、計画や活動プログラムづくりへの参画を促すことができるよう、野外活動や体験活動の可能な施設、中山間地域との交流などをセットにした活動プログラムメニューを提供してまいります。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、続いて委員外委員発言の申し出について、お諮りします。  青山委員の総合野外センター費についてを趣旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ご異議なしと認め、青山委員の発言申し出を許可します。  青山委員、発言席へお進みください。  青山委員。
    ○委員外委員(青山さとし) 10款8項3目青少年活動費、予算説明書435ページになります。5総合野外センター費についてであります。平成25年度の9月定例会の委員会の際に委員外発言で災害備蓄用の食料などの整備、備蓄について質問しました。その際には青少年総合野外センターには、災害用の食料などの備蓄はないということでありました。さらに山間部に立地していることや、宿泊施設であることを鑑み、今後検討していくという答弁もありました。そこでお聞きしたいのですが、平成26年度予算でも、まだ災害備蓄用の食料等は備蓄整備配置はしていないのかお聞きします。あわせて、予算計上されているのであれば、どのようなものでどれぐらいの備蓄なのか、費用としてはどれぐらい予算計上しているのかお聞きします。 ○分科会長(牛田朝見) 坂井課長。 ○次世代育成課長(坂井京子) 総合野外センターでの災害時用の食料等は、これまで備蓄をしていませんでしたが、山間地に立地していること、また、宿泊施設であることを考慮し、総合野外センター費の(1)管理費におきまして、災害時用非常食の購入費として12万円を計上しております。具体的には、長期保存が可能な缶詰入りパンとペットボトル入りの水を宿泊定員である250名分の備蓄をしてまいります。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 以上で、質疑を終わります。青山委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、継続費及び債務負担行為について質疑を許します。質疑ございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) その他、本議案について質疑はありませんか。  光岡委員。 ○分科会委員(光岡保之) 今の質問を聞いていて、思い出しましたので質問させていただきたいと思います。ページ数435の説明欄の5総合野外センター費の(2)施設整備費に関する件で質問させていただきます。この事業の目的と予算の内訳をお尋ねいたします。 ○分科会長(牛田朝見) 坂井課長。 ○次世代育成課長(坂井京子) こちらで計上しております予算のうち、860万円を21世紀の城の修繕工事にあてております。こちらの事業につきましては、21世紀の城というのが昭和49年ごろ若者たちにより、古い電柱を生かして、焙烙山山頂に築かれた初代21世紀の城にかわり、石による永久に朽ちることのない城をつくろうと、昭和60年に国際青年年の記念事業として建設されたものです。多くの人々の思いと協力により、約3万2,000個の石が山上へ運び上げられ、その石を組み込んだ城壁とその中央に市の花ひまわりをかたどった高さ9.1メートルの展望台により21世紀の城が構成されています。この展望台はこれまでに2回の修繕工事を行ってきましたが、壁面のひび割れや防水塗装のめくれなどが見られるようになってきました。旧豊田市内で最も高く、多くの人々に親しまれている焙烙山と若者の国際交流を始めとするさまざまな取組の象徴といわれるこの展望台を、引き続き安全に利用していただけるように、修繕費として860万円余を計上したものです。  具体的な内容としましては、展望台の高圧洗浄、ひび割れ、損壊部の補修、防水加工、全体塗装などを行う予定です。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) 光岡委員。 ○分科会委員(光岡保之) 今答弁お聞きして、私も思い出すわけでありますけれども、1985年国際青年年の年に、いわゆるIYYの事業として、豊田市が特別な思いを持ってこの事業に取り組んだというように記憶しております。  今の860万円の補修費自体は、私も結構だと思うのですけれども、ちょうどこれで30年たつわけでありますが、30年の中でなぜこの城がつくられたのか。そういうことがだんだんと皆さんの記憶の中で風化されていってしまうと思うわけであります。  もちろん、頂上にその城があって、補修するということでありますので、それ自体はリニューアルされるわけでありますが、その思いをいかに風化させないようにしていくかということが、大事だと思うわけです。私の記憶によりますと、当時、3万2,000個の石が運ばれたわけでありますけれども、一つ一つの石を市民の皆さん、あるいは当時の小学生、中学生が思いを持って、その石に自分の名前を書いたり、21世紀に向けてどういう世の中になってほしいかという願いを込めてその石を運んだということでありますので、それぞれの思いのこもった石を運んだ。そして、当時豊田市では一番高い山で、684メートルある、焙烙山に塔をつくったと。完成式には三笠宮も見えたことを記憶しておるわけであります。要は市民の皆さんや子どもたちが21世紀を夢見て、どういう世界にしていったらいいかという思い、それは風化させてはならないと思いますので、この補修を機にその当時の思いをよみがえらせるような、あるいは次の世代に向けて何かメッセージを残していくようなことが、この事業の中で考えられるかどうか、もしそんなお考えがありましたらお尋ねをしたいと思います。 ○分科会長(牛田朝見) 坂井課長。 ○次世代育成課長(坂井京子) 現在、21世紀の城は焙烙山のハイキングコースのゴール地点として利用されております。平成25年度の総合野外センターの利用者のうち、約1,000名に利用されているほか、豊田市が発行しております図書、知的散策コース60にも紹介されており、休日を中心に一般の利用者の方々も見られます。また、コース途中の焙烙山8合目に当たる憩いの広場には、焙烙山と、先ほど申し上げた21世紀の城に関するこの建設事業の意義を伝える、案内看板が設置してあり、訪れる皆さんが、しっかり読まれているという状況があります。  しかしながら、議員が先ほどおっしゃったように、建設当時から30年が経過する中、事業の意義や意見が忘れつつあることは否めない状況にあると捉えております。  そこで、展望台の修繕にあわせまして、焙烙山21世紀の城、また建設事業の意義を伝えるためのパンフレットを作成し、総合野外センターをはじめ、市内の公共施設での配付やホームページで情報発信をするなど、多くの方に利用していただけるように、啓発をしてまいりたいと思います。  以上です。 ○分科会長(牛田朝見) ほかにございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) 続いて、本議案について意見等はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、続いて議案第48号、平成26年度豊田市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算について質疑を許します。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) 続いて、本議案について意見等はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(牛田朝見) ないようですので、以上で子ども部所管分を終わります。  以上をもちまして、当分科会の審査案件の全てを終了しました。  なお、予算決算委員会における審査結果報告につきましては、分科会長にご一任いただきますようお願いいたします。  これをもちまして、予算決算委員会教育次世代分科会を閉会します。                        閉会 午後1時53分  平成26年3月12日                         教育次世代分科会長 牛田朝見...